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株山人の投資徒然草 http://blog.livedoor.jp/kabusanjin/

株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。

株山人
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2018/08/09

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  • 今は「株のカイドキ」なのか?

    日経平均が3万円を大きく越え、3万3000円台の高水準まで上昇した。この3万円台を新規に買っていいのだろうか?投資家には気迷いがあるだろう。「株式投資」をこれから始めようとしている人は「株は松茸と違う」ということを頭に入れておいた方がいい。松茸の旬は秋の

  • 大阪の不動産オプティミズム

    なんかムズムズとした感覚があるのが大坂地区だ。三鬼商事のオフィスマーケット調査を見ると、東京オフィスは空室率も賃料も相変わらずダラダラとした感じjで、再開発が進む渋谷地区だけが元気。一方、大阪や名古屋のオフィスは空室率が低下し、賃料も上昇気味になってきてい

  • どうする?家康、「脚本が狂っている」説

    家康の妻、築山殿をめぐる謀略の物語が放送されたが、なんか脚本が狂っている感じがぬぐえない。ストーリーは・・・築山殿が「武田と徳川が組んで大きな国を作り、海産物や農産物、金などの鉱物を自由に取引できればみんなが潤い、戦のない国を作れる」と主張する。理想話と

  • 証券セールスとファンドマネジャーの会話(9神様からのギフト)

    証券セールス(以下S): いやー想像以上の相場だったな。ファンドマネジャー(以下F): 全くね。半導体やAI関連を持っていないとインデックスに勝てない厳しい相場だった。S: まさにアドバンテストが減益予想を発表し、そこから急騰が始まるなんてちょっと常識を超

  • デジタル行政改革って結局マイナカードでしょ、岸田さん

    岸田さんが「デジタル行財政改革」をブチ上げた。・・・全体の公務員数を増やさずに、国民や事業者から見て、便利で使いやすい、効率的な行政に組み直すための改革が不可欠となっています。今、世界的に求められているのは、筋肉質の組織を持ちながら、広範な機能を担う、小

  • 欧州市場の変調をどう読む?

    世界的にインフレが根強く、欧州では立て続けに利上げが決定された。ECBは今年のGDP成長率を1%から0.9%に下方修正し、インフレ(HICP)予想を5.3%から5.4%に上方修正。労働者の権利が強い欧州ではインフレ率とともに労働コストも同時に上昇する。ユニットレー

  • 個人投資家の焦り?

    日経CNBCの岡本さんは言う。「逆張りの個人投資家の行動が変化してきた。5月からの日経平均急騰で個人投資家はそれまで信用買いしてきたレーザーテック株やソフトバンク株を売り越してきた。でも先週は急騰株のソシオネクスト株をこの高値で大幅な爆買いをした。個人投資家

  • 相場雑感(2) 相場の立役者

    「あれよあれよ」という間に3万3500円を越える大相場となった。5月中旬に前例のないような「オプションの踏み上げ」が始まり、日経VIが急上昇、日本株の「ハイ・ボラ祭り」の幕が切って落とされた。その後エヌビディア決算から一気にAI関連株、その設備投資関連の半導

  • 疑似コロナにビックリ

    ある雨の日の夜、身体に突然の変調が起こった。喉が急に痛くなり、唾を飲み込む時に激痛が走る。乾いた感じの咳が出て、気管支がブルブルと振動しているような感じになる。微熱があるのかもしれないが、寒気がして身体がガタガタと震える・・・何が起っているのかも分からず

  • 相場雑感(1) マサカという坂

    人生には三つの坂がある、上り坂、下り坂、もう一つは「マサカ」という坂だ。小泉純一郎氏の名言だなと思う。相場にも同じように「上り坂」「下り坂」「マサカ」という三つの坂があるからだ。この「マサカ」を目の当たりにしたのが、今年5月からの反騰相場だっただろう。な

  • 「ESG」社会は不倫を許さない

    日本芸能界って、未来滅びる運命を持ってるような気がする。毎年毎年、スキャンダルが続く芸能界って何なんだろう?パワハラ・親心中の市川猿之助、ダブル不倫の広末涼子、薬物で多くの芸能人がブタ箱に入っている。でも本質的には誰も悪い事をしたとは思っていない。市川猿

  • 植田日銀、YCCをどうする?

    大方の予想通り6月の日銀決定会合は現状維持で通過した。春闘は3%程度の賃金上昇で、大手企業で物価を加味して実質賃金が横ばいになったかもしれないが、中小企業を含めて日本全体では実質賃金の下落トレンドから抜けていない。植田日銀の言うように金融正常化はちょっと

  • 変わった方がいいモノ、変わらない方がいいモノ(5)

    パワハラ、セクハラ、女性役員登用、ジョブ型雇用・・・現代のサラリーマンは仕事環境が激変してしまっている。そんなサラリーマンにとって変わらない方がいいモノとして、「和」「農耕社会観」「正直」を上げた。多くの国の人たちを接する中で直感的に感じた日本人の良さだ

  • ソレはダメでしょ、山梨県警さん

    ある日、家族の見送りに小淵沢駅に向かう途中だった。清里から小淵沢には「広域農道」が走っている、畑の真ん中を通る場所もあり、道路が真っ直ぐで走りやすい道だ。しかも、清里方面から行く場合、標高差200メートルほどの基本下り坂なので、ほとんどアクセルを踏まずに

  • 金融政策の見方が変わる、6月FOMC

    FOMCが行われ、パウエル氏は年後半にあと2回の利上げが必要だと主張した。同時にドットチャートとFRBの経済見通しが発表された。まずはデータを確認してみたい。ドットチャート(単位%) 23年末 24年末 25年末上限 6.125 5.875

  • へえ~~年金って増えるんだ

    「聞く耳」を捨てた岸田さんは「少子化の原因は若年層の年収が低いこと」だと言う。収入が低いから結婚もできなし、子供も持てない・・・でもなんか違うと思う。我々の世代とは違い、現代の若年層はちゃんと自分たちの将来を考えている。NISAやiDeCo、確定拠出年金などの仕組

  • インフレと株式(4、ゴルディーロックスが一番)

    歴史は偉大な「株の教科書」だ。戦後の70年、株式市場は大きな経済変動に翻弄されてきた。ハーパーインフレ時期も戦争直後と石油危機時と2回あり、長期繁栄時期も米国のゴールデン60’sと日本のバブル時代、そしてリーマン危機後の10年のイノベーション時代・・・危

  • 米国株EPS瞬間風速、業績が底堅いのは何故?

    インフレ率が高止まり5%台の短期金利が続き、モヤモヤの景気懸念が残る中で、米国企業業績はしっかりしている。いつも見ている米国株EPSの瞬間風速を見ると、一時の低下傾向はほぼ払しょくされている。3か月の瞬間風速だけでなく、1年前と比較してもNYダウのEPSは192

  • 変わらない方がいいモノ、変わった方がいいモノ(4)

    サラリーマンを取り巻く環境は大きく変化してしまった。パワハラ、セクハラ、女性役員、リモートワーク、ジョブ型雇用・・・・多くの造語が登場し、多くのサラリーマンが迷走しているのかもしれない。今回は激変する環境を生きるサラリーマンの「変わらない方がいいモノ」ま

  • 次回総選挙、東京人は大阪・維新を受け入れるか?

    個人的には大阪の「ネギ焼き」も好きだし、「牛スジのおでん」も好きだ。わざわざ大阪に食べに行く時もあるぐらいだ。でも東京人の根底には根強い「大阪嫌い」がある。大坂ネエちゃんがカラオケで「大阪で生まれた女」を熱唱する時、大阪オバちゃんがヒョウ柄のセーターを着

  • 高齢者の運用にはNISAは不要

    NISAの拡充が24年から始まり、世を上げて資産運用の大号令がかかっている。誰でも資産運用はうまくできればやった方がいいのは間違いない。特に30~40歳台の若い世代は将来の資産形成を考えることが大切だ。資産形成には長い時間がかかる、10年や20年は最短で、で

  • インフレと株式(3、インフレ収束と株価6倍波動)

    過去100年間に大きなインフレ時代は2回あった。一つは第二次世界大戦後の「ハイパーインフレ」の時代だ。上のグラフのグリーンのラインがインフレ率だが、戦争中の1940年代は世界の生産量が大きく減少し、供給不足から10~20%という強烈なインフレが起こった。

  • 「バブル後高値」に何の意味もない

    「33年ぶりの高値だ!」「バブル高値を超えるのか」とか1980年代バブル期と比較する論調が増えているが・・・???と思う。1990年バブル・ピーク頃の株式市場と2020年代の現代株式市場は全くの別物だからだ。その頃は重厚長大・製造業(鉄鋼、造船、重電、化

  • 中国で起こる14億人の超高齢化(2)

    台湾海峡の軍事的緊張に関して、広島G7は「力のよる現状変更は認めない」と宣言し、中国は「中国への内政干渉は許さない」と強弁した。でも、その中国の内政こそ、一番危うくなっているのではないだろうか?習近平の非民主主義・長期独裁政権にとって重要なのは民衆との関係

  • 相場は限界点に達したか?

    6月5日に日経平均は+693円と上昇したが、日経VIのザラ場チャートをよく見てほしい。この日の午後、日経VIの上昇とともに日経平均も上がり3万2217円の高値で引けた。引けにかけてオプションの買戻しが日経VIを引き上げ、日経平均を上昇させたのがよく分かる。オプ

  • 「デジタル社会にツイていけない、ガックシ」の巻(4)

    大人の休日倶楽部に入会した。女性は60歳から、男性は65歳から入会でき、北海道・東日本・北海道+東日本の新幹線や在来線を4~5日間乗り放題という素晴らしい周遊パスをゲットできる。この周遊パスを買うのが目的だったが、これがなんともヤヤッこしいものだった。JRコ

  • インフレと株式(2、株式は名目経済)

    国内総生産には名目GDPと実質GDPがある。簡単にいえば、名目GDP=実質GDP×(1+デフレータ・物価上昇率)・・・となる。デフレで物価が低下するならば、実質成長率>名目成長率となり、インフレで物価が上昇するならば、実質成長率<名目成長率となる。デフレが日本経済に

  • 変わらない方がいいモノ、変わった方がいいモノ(3)

    日本の政治はどんどん世襲化されてきた。岸田「聞く耳」首相は長男を秘書官に任命したが、その息子の非常識に世間は呆れている。首相の欧州外遊に一緒に行き公用車でお土産を買いに行ったりで公私混同が批判され、今度は首相公邸で私的な宴会をして閣僚が並ぶ階段で記念写真

  • インフレと株式(1、デフレが終わる)

    日経CNBCの岡崎さんは言う・・・「一気に3万円を突破した、予想以上の株価上昇はデフレ時代の完全な終了を意味しているのではないか。日本は長期デフレを克服し、インフレの時代に入った。これが株価3万円を突破した意味ではないかと思う。」多くの市場関係者にとっては「

  • 中国で起こる14億人の超高齢化(1)

    香港株の軟調でハンセン指数が1万9000ポイントを割り込んできた。本来NASDAQに連動するハイテクIT株も米ハイテク企業の上昇に全く追随できない。上海総合指数も軟調で、上海の経済再開期待もどこか消えてしまった。もちろん循環的な要因が多いのだろうが、構造的な要

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