撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
株のプロとして38年、大手運用会社を退職し八ヶ岳に住む株山人。個人投資家、シニア投資家が息長く株式投資を楽しむことを目標に活動していきます。
最初に思うのは「人間は必ず変わる」ということ。人間は一人では生きられない。子供には子供の人間関係があり、学生には学生の人間関係がある。人間の成長過程でいろんな人に出会い、いろんな人から影響を受け、そして成長していく。人間の成長は過去を切り捨てて成長するこ
ちょっと分かりにくいので、データを確認してみたい。年初来のミューチャルファンドとETFの資金フローを見ると・・・US株式-580億ドル、ノンUS株式+520億ドル、債券+1370億ドル、MMF+7070億ドルとなっている。年初来米国投資家は8兆円の米国株
2022年はFRBの金融引き締めにより、NASDAQ銘柄の成長株は厳しい株価下落に見舞われた。しかし今年に入ってFRBの引き締めが続きFF金利は5%台に上昇したにもかかわらず、NASDAQ銘柄は金利に負けずに急上昇している。FRBの引き締め局面で・・・NASDAQ成長株は昨年は
個人的な話だが、パソコンのEメールをほとんど見なくなった。なぜなら・・・スパムメールが大量に届き、見るのも嫌になったからだ。思えば数か月前、自動車保険で利用していた「チューリッヒ保険」から個人情報が大量に流出したという報告があり、500円のQUOカードが送ら
ドル建て日経平均週足チャート海外投資家が株高の主役だ。筆者は日経平均やMSCIジャパンのオプション取引が理由だと考えているが、オプションのガンマスクイーズが断続的に入った相場の典型例になったように思う。米系や中東のSWFのベース通貨はドル、欧州年金などのベー
犬の散歩を毎日2回、一回一時間程度をかけて歩いていた。老犬になり歩くのが遅く、ヨロヨロと犬の歩きに合わせてのスローな散歩だった。愛犬が亡くなり散歩を続けるかどうか考えたが、やっぱり続けることにした。散歩コースは決まっていて、東京に2ルート、清里で2ルート
上の写真はお茶漬けのオマケで付いてくる「東海道五十三次」の一枚だ。むかしむかし子供の頃、この「東海道五十三次」のカードを集めようとしたことがあった。結局、30枚程度を集めたところでギブアップ、同じカードばかりしか出てこなかったためだ。これで家族や友だちか
証券セールス(以下S): 日経3万円を軽々と突破した。強烈なガンマスクイーズだったな。ファンドマネージャー(以下F):まだ6月SQまで時間があるので、しばらく激しい相場が展開されるだろ。S: それにしてもこれだけ連続したスクイーズが起きるのは珍しいな。それ
最近、デジタルにツイていけないと感じている事は・・・スマホが難しいと感じてしまうこと。パソコン(PC)は昔から使っているし、エクセルやワード、パワーポイントなども使える。これらはサラリーマンの必須事項で、表計算、各種レポート、プレゼン資料を作成するのに欠
ジャニーズの創業者ジャニー喜多川の「少年への犯罪といえるセクハラ」、市川猿之助の「弟子へのパワハラ」と「一家心中」、よくまあ、この手のニュースが次々と出てくるものだ。ちょっと時間を遡ると香川照之の「女性のブラの中に手を入れたセクハラ」、大相撲モンゴル力士
4月のCPIが発表され、市場は予想より落ち着いているとして好感した。債券市場を中心として「利上げの終了どころか利下げ」を織り込む動きが顕著になっている。でもコアCPIを見るかぎり、逆にインフレが高止まりする可能性を感じてしまう。半年ほど前「インフレがピークアウ
生き物が命を失う時は、人間であれ、動物であれ、犬であれ最後は悲惨なものだ。15年飼った愛犬が命を失った時はある意味凄まじかった。黒ラブのような大きな犬はあまり長く生きられないのが普通だが、我が家の黒ラブは15年も生きた。3~4キロぐらいの散歩を毎日2回、
完全に読み間違ってしまった。5/1に「日銀トレードのアンワインド祭り」を書いた。決定会合での「植田総裁のゼロ回答」によって、12月の黒田YCC拡大で強烈に作った海外投資家の「日銀トレード」=債券売り、株先物売り、リート売り、銀行株買いのポジションの巻き戻し(ア
マイナンバーカードに健康保険証を紐づけるとマイナポイントがもらえるということで、役所では高齢者が列をなして相談に行っている。その一方、マイナ健康保険証では個人情報の流出などのミスやトラブルも発生している。確実に「デジタル社会」に向かっている。最初にデジタ
証券セールスとファンドマネージャーの会話(7)6月SQ波乱?
証券セールス(以下S): なんか日本株が異様に強いな。ファンドマネージャー(以下F): 需給が株価を持ち上げている。日経平均が3万円を上抜くとショートカバーが一気に入るかもしれない。S: 5月のオプションSQから雰囲気が変わったけど、何が起っている?F:
多くの評論家が東京オフィス市場に弱気のコメントをしている。当ブログでも紹介したが「CRE不況がくる」「オフィスは不要になる」「都心の空室率は高止まり、賃料が下落」「23年はオフィス大量供給の年」・・・・などなど。三鬼商事の4月データが公表された。東京地区オフ
日経CNBCの岡崎さんは言う、「米債券市場はすでに金利ピークアウトどころか利下げを織り込んでいる。景気減速よりもFRBの利下げが先になる。だから株式市場は強い。」その根拠として挙げているのが金利先物や2年債の値動きだ。確かに金利先物市場では、5~6月にかけて
GPIFなどの国内年金、海外年金やSWFなどの機関投資家にとっての「株主優待」、個人投資家にとっての「株主優待」を見てきたが、今回は上場企業から見る「株主優待」を考えてみたい。上場企業にとって「株主優待」はそれこそ昭和の時代から行われてきた慣行だ。感覚的には日本
上のチャートは電力源の割合だが、LNGは発電の35%を占める主要電力源だ。電力価格は上昇しているが、その源LNG価格はすでにピークアウトしてる。欧州ではロシアからのガス供給が途切れ大変な値上がりが起こったが、2月現在で前年比-39%と既に落ち着いている。それ
イールドスプレッド(SP500÷米10年債利回り)は10年利回り3.51%-SP500益回り5.41%で、-1.9%と2%以下に縮まった。以下の表はSP500、NYダウ、NASDAQの益回りと10年国債利回りを比べたものだ。 益回り 10年債利回
機関投資家や海外投資家には不評の「株主優待」だが、個人投資家には人気で「桐谷さん」のようなカリスマが登場している。優待券を使って安く食事ができ、タダで映画を見たり、割引価格でホテルに泊まることができる。一見、お得のように見える。そこで「優待クロス」をする
先日、昔の友人たちと久々に食事会をした。運用会社で運用ヘッドをしていた友人たちで、同業他社のライバルでもあり、忌憚のない意見を交換できる仲間でもあった。その席上、ある運用会社のCIOだった友人が、「なんか、海外からのマンデートが増えてるんだよね~~」と言って
筆者が定点観測をしている指標は多くあるが、その一つに「米株EPSの瞬間風速」がある。これはNYダウ、SP500、NASDAQ100、ラッセル2000の12か月先予想EPSの3か月間の変化率を見たものだ。米国株の非常に短期的な利益変化を示すもので、小さな変化を見逃さないために観測してい
5月のFOMCでFRBが25bpの利上げを決定した。この利上げでFFレートは5-5.25%となり、3月の公表したドットチャートでのターミナルレートまで引き上げたことになる。それだけにFRBの今後の政策方針を明らかにすべきだと思われたが、パウエル氏は相変わらずの調
昔、運用会社で株式運用部長をしていた頃、GPIFを始めとした国内年金、中東SWFを中心とした海外資金など2兆円以上の運用をしていた。当時、やりにくかった事の一つがどんどん増える株主優待企業に伴い、優待のパフォーマンスへの影響をどう整合させるかだった。2兆円
「空飛ぶクルマ」が実用化段階に入り、大阪の万博では会場と市内を結ぶ主要な交通手段として使われるという。「クルマ」として考えると、通り道であるコリドーを空中に設定したり、交通ルールを策定したり、いろいろなルールや法整備が必要になる、チト面倒くさい。でも「超
「老後に必要な資金を獲得する」という目標に対して、運用ゴールをどう設定すればいいかを前3回で考えてきた。運用ゴールと「45~65歳までの20年間老後資金を積み立て、その後65~85歳までの20年間で取り崩し、国民年金と合わせて月20万円の生活資金を獲得す
上の写真は小海線というローカル線で、小淵沢と小諸を結んでいる。非常に趣のある2両編成の田舎電車だが、地元の人たちが日常的に使うと同時に夏は星空を眺める車両があったりと観光客向けの路線でもある。80年代の清里はこの小海線を中心にして観光ブームが起きた。だか
今年3行目の米銀破たんはファースト・リパブリック銀行だった。この破たん銀行をJPモルガンが106億ドルで買収し、市場も政府もFRBも安堵した。このやり方、昔、日本の銀行の不良債権をハゲタカ外資が買い取ったのに似ている。まずは基礎データから・・・ローン債権173
統一地方選の結果を見ていて「何か」が変わったと感じた人も多いと思う。地方選挙というと「地元の有力者」が議員資格を得て「地元の名士」になるというのが定番だった。地元の商工会議メンバー、商店街の重鎮、建設組合などのトップがこうした経路を目指してきた。だから、
東証リート指数のチャートだが、12月20日に大陰線をつけた。これは日銀決定会合で黒田氏がYCCを従来の0.25%上限から0.5%上限に変更した時のもので、金利上昇をマイナスと見たヘッジファンドなどの海外投資家が急激なショートを積み上げたためだ。東証の売買
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撮影するほどのサクラじゃない、と言われそうな小さいヤマザクラ。我が家で初孫が生まれた時にヤマザクラの苗木を庭に植えた。その時は近所のホームセンターで買った高さ50cm程度の苗木だった。それから5年経ち、高さ2m以上に育った。サクラの花も以前はチョロチョロ
日銀決定会合の結果は大方の予想通りの「現状維持」だったが、その後の植田会見は凄まじかった。「金融政策は為替レートを直接コントロールの対象とするものではない」外国為替市場で円安が進んでいることによる基調的な物価への影響は無視できる範囲かと問われたのに対し「
消滅可能性自治体の調査が公表された。我が山梨県では上の11市町村が含まれた。ちょっと意外だったのは、東京都に近い山梨県東部に多くの消滅可能性があることだった。上野原や大月はちょっと1時間程度の通勤時間をガマンすれば東京で仕事ができる。安い不動産価格で子育
長期金利とFANG指数チャート天邪鬼は単なる人の性格ではなく、れっきとした運用戦略の一つでもあり「コントラリアン投資」と呼ばれる。コントラリアンは市場の人気とは逆にポジションを取ったり、大多数の投資家とは逆のポジションを取る投資戦略だ。「上げ相場で買い/下げ相
ドル建て日経平均と円建て日経平均証券セールス(以下、S): おカネの動きで市場が振り回されているみたいな感じだな。ファンドマネージャー(以下、F): 米景気はいいしファンダメンタルというよりおカネの動きが激しいな。S: この半年の上昇相場で株式はいろいろ
日米実質金利差とドル円相場上のグラフは日米実質金利差とドル円相場のチャートだが、2022年までは両者の動きに乖離があったものの、2022年以降は両者のグラフがほぼきれいにパラレルに動いている。2022年はFRBが引き締めが開始した時期で、日米金利差が急速に拡
信用買残と日経平均「天邪鬼」であることは投資の面では自己防衛につながる。でも実社会で「天邪鬼」は嫌われるのは間違いない。集団で意思決定する時、「天邪鬼」が一人いるだけでなかなか全員一致での結論にはいたらなくなる。サラリーマン社会では「赤信号をみんなで渡る
新型コロナ禍で病院に行くのが心配だったので、ここ3年人間ドックを受けていなかったが、久しぶりに一日ドックを受診した。結果は?全部で7つの指摘されたのだが、一番心配なのが「心臓」だった。人間ドックのメニューで「心電図」を取ったが、この波形に少し懸念があると
投資の世界に38年、その後個人投資家として丸5年・・・きちんとリターンを出し続けてこられた理由は自分ではたった一つだと思う。それは「天邪鬼(あまのじゃく)」であったことだ。・他人の言うことはいつでも疑い自分で考える。評論家の言うこと、株式ストラテジストの
近所にある通称「ハナミズキ公園」だが、桜が散り葉桜になると同時に、ハナミズキの花が少しづつ開花に向っている。この公園で見られる「花主役の交替」だが、今年は桜の開花が遅れたので桜とハナミズキが同時に見られるということが起こった。上の写真では手前がハナミズキ
ここ数年、中東は大きな構造的ともいえる変化が次々と起きている。最近のニュース・ヘッドラインを振り返ると・・・・シーア派の盟主イランとスンニ派の大御所サウジが、中国の仲裁で「歴史的な和解」をしたこと。・トランプが過激なガサ攻撃を行ったネタニヤフ・イスラエル
清里にも暖かさが戻ってきたある日、散歩の途中でひさしぶりに「田舎師匠」に会った。この「田舎師匠」は清里開拓者の家系で生まれ、学校卒業後に自衛隊に入隊、その後全国の駐屯地を転々とし退職してから甲府に住んでいる。清里にも親の自宅が残っていて、たまに来ては家を
野村証券・日足(3か月)三井住友銀行・日足(3か月)株価の動きだけで判断するのは自分のスタイルではない。チャートは好きだが、チャートの形に囚われることは嫌いだ。でも気になるのが、最近の大型株の日足チャート。直近の動きを大きく見るために、過去3か月の主要株
米国コアCPIとPPI上のグラフは米国のコアCPIとコアPPIを比べたグラフだが、CPIに比べてPPIの方が大きく、PPIの動きが先行指標となっている。注目点はコアPPIが今年1月をボトムの底入れした雰囲気があることだ。PPIのボトム、2015年や2020年を見ると、その後、コ
NASDAQのPERと米10年債利回り4月初の予想EPSは前年比でNASDAQ+32%、S&P500+11%、NYダウ+10%、ラッセル2000+11%と立ち上がってきた(下の一覧表参照)。昨年10月以降、米景気の堅調⇒業績上昇の期待で株価が上昇してきたが、その原動力はPERの
だんだんと事件の内容が公にされてきている。水原氏はLAの連邦裁判所に出廷し罪を認めている。大谷選手は被害者であると認定され訴追はされない。でも、なんか腑に落ちない。筆者は賭け事好きでロンドン駐在時には会社同僚とともによくカジノに出入りしていた。カジノは顧客
日米10年金利差とドル円相場米国CPIが前年比+3.5%とほんのちょっと高めに出ただけだが、ドル円は152円/ドルの抵抗水準を抜けつつある。今まで「円独歩安」を分析してきたことは・・・①ドルインデックスは昨年から横ばいで「ドル高局面」はすでに終わっている、で
テレビでは毎日毎日、たくさんの「便利グッズ」が紹介される。整理整頓に欠かせない「小物入れ」「整理のための棚や引き出し」など、整理整頓が苦手は視聴者に次々を紹介され、多くの視聴者が買っている。でもよく考えてみよう。どんなモノでも時間が経つと劣化して「ゴミ」
日本全国、いたるところにサクラの名所がある。我が家のある地域にもいくつかの名所がある、目黒川の川面を覆い尽くすサクラ、かむろ坂のサクラのトンネル、西小山から碑文谷神社のサクラ参道。目黒川のサクラは人でゴッタ返すので、あまり行かない。むしろ、目黒線の電車の
今年のグローバル市場を見ていて感じることは、米国株、特に大型成長株、GAFAやその他のIT株が高値圏で往来相場に入ると同時に、本来連動性が低いかゼロ相関であった「金価格」や「ビットコイン」が急上昇し、さらに景気懸念のあったドイツ株など欧州株が買われるという状
東証リート指数のチャートだが、12月20日に大陰線をつけた。これは日銀決定会合で黒田氏がYCCを従来の0.25%上限から0.5%上限に変更した時のもので、金利上昇をマイナスと見たヘッジファンドなどの海外投資家が急激なショートを積み上げたためだ。東証の売買
上はブルームバーグが報じた日銀決定会合の「政策運営方針」だが、けっこう見所満載という感じだ。黒田さんの異次元緩和を継続すると表明してきた植田日銀だが、ここまでとは思わなかった。政策金利はマイナス0.1%、長期金利は0.5%を上限として10年国債を買い入れ
ちょっと前だが観光庁が今年3月の訪日観光客数を181万人と推計し、コロナ前2019年の65%まで回復した。関係者は強気で中国の団体旅行が解禁されれば、中国からの観光客の増加でコロナ前の水準も回復可能と見ている。でも一方、日本人の出国、海外旅行はコロナ規制
このところ、多くの評論家が日本株を強気になってきている。その根拠は二つ・・・①ウォーレンバフェット氏が商社株を買ったこと、②東証がPBR1倍割れ企業に改善策を要請したことだ。そのうち②の東証の「バリュエーション改革」はすぐに何か変化するわけではない。ずっ
これは、個人的には衝撃のニュースだった。「不動産経済研究所によると、3月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は1億4360万円で、去年の同じ月と比べておよそ2.2倍に上昇」たまたま港区などの高額新築マンションが相次いで売
個人投資家にも様々なタイプがいると思うが、大半の投資家はNISAやiDeCoなどの積立投資スキームを使って老後の資産形成をしたいと考えているだろう。前回の「運用ゴールの決め方」では厚生年金や国民年金の不足分を補うためにNISAやiDeCoを使う場合の運用目標の設定を考えて
「CRE不況に突入?」で書いた通り、今回の金融不安は今までの経験的な感じとちょっと違う。今回は価格の急落というより米地方銀行の預金流出と不動産ファンドの解約が原因だからだ。上のグラフは米銀の預金量だが、ピークの18兆ドルから現在17.1兆ドルを大きく減少して
3月の特殊月については2月時点から警戒感を持って見ていた。2/20に「日銀トレード、3月特殊需給で波乱あり?」を書いた。3月の市場は途中でシリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破たんがあり、日米市場ともに大荒れになった。銀行不安から来る海外投資家の売りだけで
産経新聞社が2019年に続き、120人のリストラをすると報じられている。新聞社の経営は厳しく、表向きは120人の希望退職といいながら実際には数百人規模のリストラに膨れ上がると見られている。普通の個人でもネット経由で官公庁データや各種研究機関のデータに簡単
現在、統一地方選挙の最中だが、住宅街をうるさいほどの音量で街宣車が走り回っている。その中には、ある下請け工場の社長もいる。彼の工場ではとうに仕事がなくなり、社長自身が区議会議員に当選したことで倒産を免れ何とか生き残っている。若い女性の候補者もかなり増えて
儲かれば儲かるほど良い・・・あたりまえの話だ。でも投資についてはこれは当てはまらない。大儲けの話ほど注意が必要で、過去いくらでも「儲かりまっせ」という投資話があったがそのほとんどが「ウソ」か「詐欺」だった。「儲かりまっせ」の投資話にハマって資産の大半を失
最近のニュースでは不動産ファンドの解約増加に関するものが多い。ニュースフローを確認すると・・・・ブラックロックのUKプロパティ・ファンド(資産35億ポンド)に解約請求が急増し解約を保留したという。・英国の運用会社M&Gのオープンエンド型の不動産ファンド(資産4
米国のCRE(コマーシャル・リアル・エステート、商業不動産)について弱気の見方が増えている。これだけ米金利が上昇すれば、借入金の多い不動産業界は苦戦をすると誰でも思いつく。しかも昨年からのインフレの高騰で不動産賃料も上昇しているので、多くの人たちは高い賃料を
NHKで「清里再生プロジェクト」を放映していた。あるデザイナーが清里に移住し地元の人たちを協力して駅前の廃墟ビルを再生していくというストーリーだ。80年代の清里はブームに沸き返り、駅前は原宿並みの人込みだったという。当時の女性向け雑誌が次々と特集し、バブル時
十分な睡眠が取れてますか?安眠対策はしてますか?世の中にはいろいろな睡眠情報が広がっている。快眠用の枕、入眠角度を最適にするベッド、スポーツ選手が進める睡眠姿勢を支えるトゥルースリーパー、各種安眠サプリや、村神様の勧めるヤクルト1000・・・睡眠ビジネス
証券セールスとファンドマネジャーの想像上の会話を楽しむ。証券セールス(以下、S): FRBが今年末から米景気後退が始まると言い出したが、どう思う?ファンドマネージャー(以下、F): 景気後退期に入っても不思議はないけど、株式市場だけでなく、金相場もビット
昔、ロンドンで日本株営業をしている頃、スイスのプライベートバンクの話を聞いた。欧州地域の金持ちは基本的に貴族の流れを組む人たちで、エステートと呼ぶ広大な土地、お城やお城のような館、広大な農地と小作人など持っている。スイス・プライベートバンクの顧客はこうし
チャットGPTの日本語バージョンが賛否両論を巻き込んでいる。オープンAIの社長が来日し岸田「聞く耳」首相と会談したという。ここ十数年の技術進歩でAIはすでに人類の知能を上回っている可能性がある。チェスの世界チャンピオンがAIに負けたのはもう25年も前の話
そろそろ米企業の1-3月期決算が発表される。この1Q/2023の決算は、銀行不安もあり不動産懸念もある高金利下での企業決算となる。なんとなく事前には警戒感が漂っているような気がする。でも単純に米企業EPSの瞬間風速(3か月変化)を追うと、昨年10-12月期
東京では虫が地中から這い出る「啓蟄」からどんどん温かくなり、虫や樹木の活動も活発になる。でも標高の高い地域では3月はまだまだ氷点下の気温になり、野原の「土」や池の「水」は凍っている。当然ながら虫も植物も眠っている状態だ。それが春のお彼岸を過ぎ、4月上旬に