まだ生きていてもいいですか・・・? 詩人「藍 詩」が難病で残された時間の中、余命で詩を書いているブログです。
私のブログ(心の交差点)を通じて誰かの心が暖まればいいな・・・という気持ちで詩(恋のポエムを中心)を綴ったブログを更新しています。
月に咲く向日葵 月にさく向日葵は どこか淋しげで 遮る朧雲は 私の中の闇 月に咲く向日葵は いつも優しくて 本当の私を 知っている 生きる事に 何故か不器用で ココロが泣いては 塞ぎ込む あなたを追いかけて 半信半疑で 飛び乗るメリーゴーランド いつまでも あなたに近付けなくて ただ同じ景色の中 回り続けている 夏の暑さも 冬色の景色も 見慣れただけの ココロ模様 月にさく向日葵は もうどこえへ
日溜りを探して… 心が 徐々に凍えて行く 寒いのは嫌だと… 冷たいのは嫌なんだと… 私を凍えさすものは 理不尽な世界 お金で買える愛と友情 利害の為 造られてゆく 無表情な笑顔 冷ややかな目線 刃(ヤイバ)となる言葉 淀んだ空 そんな世界の中で… ボク達は生きて行く それでも 透き通る空を探して… 温かい心と 日溜りを探しながら ココロが 凍えて行かない様に… 寂しいなら ここにおいでよ 少しで
銀杏並木と珈琲の香り 黄金に敷き詰められた路を 踏み締めながら ボクらは冬の訪れを 知らされた 穏やかな キミの優しい横顔 木漏れ日の中 終わる筈ない 限り無い空の果ての様な 恋の終わり 振り向いた時 其処には描かれた様な 空と銀杏並木 胸に残る絵画の風景 だけどもう 其処には 何も無くて… ボクらの過ごした日々が スクリーンの様に 浮かび上がって来た これが恋の終わりなんだ… こんな風景が ボ
紅の帰り道 青い空に 紅の雲が流れて行く… いつの間にか 空が滲み始め 淋しさの果てに 塞ぎ込む 忘れたい人 ちぎれた心 どちらが 悪いわけでも無くて… ただ ココロが何処かで 離れてて… 紅に染まって 流れて行く 私の歩く 海へと続く道 過去を振り帰らずに 歩こうとするけれど… 夜の足跡が近づく度に 離れた雲の下 その胸に帰りたくて… 滲んだ空を 眺めている 紅の帰り道 画像:2018.12.
滲んだ想い出 冷たくなった 小さな手を ボクのコートのポケット入れて 二人並び歩く影 駅から キミの家までの道のり ヘッドライトに 伸ばされて行く 寒いのが嫌いなボクと 暑いのが嫌いというキミ 好みは少し違うけれど 何故か気が合う二人 時たま 冗談言ってるボクを ふくれっつらで 見上げていた… キミがいなくなった 帰り道 今は ヘッドライトに ひとつひとつ 映し出される 優し過ぎた 滲んだ想い出
心の住む場所 その振る舞いが 哀しくて… その言葉が 寂し過ぎて… その眼差しが 氷の様に冷たくて 凍えた世界が広がって行く 泣いている人 悲しいとも誰にも言えず 悩んでいる人 苦しいとも 誰にも言えずに 其処には愛も無く 友情も無く 金と地位を巡って 我欲に満ちた輩達が争うばかり 雨にさらされ 風に吹かれ 行く場所も 拾う人も無く やがて朽ち果てて行く… ボクらは其処にいては いけない… だか
陽の温もり 常識とか 当たり前とか… 得体の知れない 誰が決めたわけでも無い 物差しで 図る事が 正しいわけじゃ無い… 全ての行動は 魂の行動 つまり 自分の心にある感情 受け入れるか ねじ曲げるかは あなた自身に 委ねられている その言動に 正義があれば… その言動に 愛があれば… あなたが待ち望む 春の太陽の様に 誰かを温められる そして自分も そこから 何かを得る事が出来る… そんな風に
灰色の太陽 冬がやって来ようと 風が知らせる その冷たさ その足音 灰色の太陽 私が願うのは あなたの温もり もしも 許される事ならば あなたが隣にいてくれた あの季節 刻を遡り 取り戻したい 想い出なんて 残らなくてもいいから ただ 何時もそばにいて欲しい 冷たい季節を迎える 私は 凍えそうな身体を 横たえて 願いが叶う様に ただ祈り続ける 再び あの温もりに包まれる時まで 画像:2018/1
跳ねっ返りと言われても… 砕けた笑いに 弾き出された心 当たり前が何なのか? こわばった笑顔の下 別の顔 誰かの様な生き方が 当たり前なら そんな生き方 もう沢山だから… とんだ跳ねっ返りと 言われても… 変わり者と 罵られても それが 信じた生き方ならば 真っ直ぐに 生きて居たいから… どうでも良いの…じゃなくて… 周りと同じ…じゃなくても… 空っぽの笑顔を作るよりも ただ風が吹くように 生き
限りある空 コンクリートの壁に囲まれて ボクらの あんなに青く広かった空は まるで切り取られた 灰色の限りある空へと変化して行った 自由な夢さえも ボクらは 簡単には 見れなくなってしまった 作り笑顔で 周りに合わせて見たり 疑問を抱えたまま 誰かに支配されたり 生活の為 命を削り 何かを得るために 大切な事が消えて行く だけど こんなはずじゃなかった 温かみのない コンクリートの冷たさが 体温
どちらにしても… 冷たい雨に 打たれながら その色を 染めて行く樹々の様に 君に寄せた 密かな想いも 時と共に 耐えきれぬ程 胸の奥に 深まって行く彩 鮮やかな紅に 染め上げられたまま 君の目にも 焼き付くこともなく 果てて行くのだろうか? 君の心に 僅かな影響も残さぬまま 美しいままの 友人でいようか? それとも この想い伝えて ただ時の人として 終わろうか? どちらにしても 君の記憶の中 鮮
枯葉色のコート 錆びて行く 色褪せてゆく 心の端っこから 時を超えて… 吹いて来る すり抜けてゆく 北風が 哀しみを従えて… 樹々は熟し 思い想いの彩で 季節を飾る 疲れ果てたボクは 枯葉色の くたびれたコートを着て 街から街を 流離うけれど… 過ぎてしまった時は 戻らない 優しかった君も 愛し過ぎた想いも すべて風に流されてゆく… 想い出の街 サヨナラの季節 遠い空を目指して 枯葉のように ボ
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