まだ生きていてもいいですか・・・? 詩人「藍 詩」が難病で残された時間の中、余命で詩を書いているブログです。
私のブログ(心の交差点)を通じて誰かの心が暖まればいいな・・・という気持ちで詩(恋のポエムを中心)を綴ったブログを更新しています。
冬の訪れ 一呼吸すると 少し冷たくなった空気 迷い込んで来る 金木犀の甘い香り あ〜もう 秋も終わって行くんだなぁ… 寒き心に 浮かび上がる 今は隣にいない あなたの言葉 こんな時は 温もりを求めてしまう あなたが そばにいてくれたなら こんな気持ちには なら無かったのに… 季節は巡り 足早に駆けて来る 冬の訪れが こんなに寒いなんて 僕はそんな事すら 知らずにいたんだ…
嘘とウソ 君と歩いた僅かなすれ違う時間は 僕にとってとても大切にしていた 泣き出しそうな顔をしているから 一つだけ嘘で騙してしまっていた もっとキット大好きになれるから 画像:2018.11.10 17時頃 大阪府豊中市(伊丹空港のデッキアートにて) 皆様、こんばんは。 藍 詩 (アオシ)です。 朝晩はすっかり寒く冷たくなりましたね。 今回の作品は「嘘とウソ」です。 一見すると同じやん!と思うか
今の…ワタシには… また あなたを傷つけてしまった 傷口に染みる 冷たい雨 暗い空から 降って来る ワタシは いつだってそう… もう少しだけでも 明るく振る舞えれば こんなにも ならずに済むのに 心に背いてまで 器用な生き方は 出来なくて… 誰かに甘えて 泣けるのなら 少し位は 気が楽なのに… 人知れず 冷たい雨に泣いている 暗くグシャグシャの空の下で 冷え切った心を 抱えたまま ただ 心が晴れ
叶わない空 そばにいたかった どんな時でも… たとえソレが 灰色の空の下でも 冷たく凍える 夜の闇の中でも… その優しさ 肌の温もり感じて たとえ 言いたい事 全部云えなくても 涙の輝きで わかってしまうから… こんなに遠い空 ボクらは 追いかけていなかった筈 キミの長い髪 後ろ姿さえも 此処には もう無くて 抱き締めてた夜の 温もりさえ 遠ざかって行く… そうボクらは もっと自由だった筈 両手
冷たい太陽の下 くすんだガラス玉に映り込む世界 灰色の空と 希望の無い太陽 諦め切った 成りたかった自分 あんなに焦がれ描いてた 自由な空 今は 悲しい程錆び付いた心 早く大人に成りたくて 何かに期待していた あの頃 そして 諦めと幻滅の果てに 光を失った様な 気持ちになって行く… キミがそばにいてくれた頃には 気付かなかった 太陽の冷たさ だけど 冷たい太陽の下でも ボクは歩き続ける 喜びも悲
マロニエ通りの喫茶店 マロニエ通りの喫茶店 小窓から見ていた さり気ない景色 長く二人で通った 公園通り 錆色のドアを開けると カランカランと 戸鈴が鳴く 煙草の匂いと 際立つコーヒーの香り そしてあの日の ボクらがいた 授業の話や友達の話 そして 憧れや恋について話してた 一杯のコーヒーで拡がる世界 ピンクの公衆電話 店の入口 待ち惚けの誰か 今は もう変わってしまったけれど… ボク達の 心に
プラタナスの並木路 プラタナスの並木路 肩並べ君と歩く キミが編んでくれた マフラー 口に出さない その想いが とっても暖かくて… 嬉しかった… カラシ色の季節の中 恋も染まって 色付いて行く頬にも 少し冷たい風 頬が少し赤いのは 上手く言えない…言葉のせい… そんな時が 何時迄も続く様にと 何時迄も続きます様にと… ただ願うことしか出来ずに… 君もボクも樹々の間に見える 同じ空を見つめていた
闇を彷徨う心 ボクの闇はまた来る 夜が来る度に 凍えそうな 明日を見るために あなたのいない 毎日は辛過ぎて… 今のボクは 抜け殻のまま 希望すらも失い 何の期待もないまま 時の空間にただ 流されて行くだけ… 時の壁に抗う事が出来るのは 慰めの言葉では無くて… 心の繋がり… 今のボクに必要なもの… …それは愛のある心… ただそれだけを探して 彷徨い続けている もう その声も枯れ 歩けない程に 疲
イミテーションジュエル 夜の帳が 静かに降りて来る 闇間に揺れる イミテーションジュエル 儚い光 あなたが いない夜 胸に残る 別れの言葉 無機質な 摩天楼 誰もが 無関心な他人事 繰り広げられる 様々な恋物語 人の世は 繰り広げられて行く… 寂しさの隙間 風が吹いて行く もしも 許す事が出来たなら… あなたを 失う事はなかった… 心に響く 偽物の宝石の輝き 滲んで 揺れる 夜の風
時に刻まれた風景 時に刻まれた ボクらの風景 瞼に灼きついてた 潮騒の果て 白い貝殻耳にあてる あなたがいた あれは 人影消えた 秋の砂浜 碧い波見詰めて 打ち明けた想い もしも 許されるのならば 時の鍵を回して 直ぐに降り立ち あなたが もう何処へも行かぬ様 きつく 抱き締めるだろう… 微かに照り返す 太陽の光の中 合わせた胸の隙間 手探で温めていた恋 少し遠い空 カモメが飛んで行く… 今は遠
叶わぬ願い 気付かぬままに 膨らむ憧れ 今夜も星を数え 夢を見ている 胸の奥に 住み着いたあなたが 心を 埋め尽くして 瞬く星の光に 願いを込めても その光さへも 届きはしないのに 待つ人のいる あなたには 言えない気持ち ただ…辛くなるばかりなのに… 胸に住みつく あなたの面影が どんどん大きくなってくる こんな事なら 出会わなければ 良かったのに あなたが 優し過ぎるから 今 星に祈るのは
秋風に吹かれて ひと雨ごとに 深まって行く秋 ほのかな想い 寄せ合った… 君と肩並べ歩く 黄昏の並木路 明日また 直ぐに会えるのに… 言葉にできない想いが 多過ぎて 遠回りしていた 風が運ぶ 秋の匂い まだ 僕らは大人になれないまま 育ち始めた 恋を 小さな胸で 二人温めていた… 指先に触れるだけで こみ上げる程 愛しく思える 透き通る僕らの恋 秋風に吹かれて 色付いて行く…
五文字の言葉 あなたを 知りたくて その喜び 悲しみ どんな事でも あなたを 感じたくて その温もり 優しさ いつまでも それでも あなたは 微笑んでいるだけ… ワタシのすべては あなたに 埋め尽くされて行くのに 心に思う事が 直ぐに伝われば もっと 楽なのに… 一方通行の想いが 恋と気付いた 秋月のほのかな光を浴びて… もう…騙し続けられない…自分の心 深まる愛しさ 狂おしい程切なくて… だけ
その存在 ただ 一緒にいるだけで 月の囁きの様に 満たされて行く… 例えれば 月光に照らされた 永遠という名のもとの 約束 星が静かに 煌き始める静夜に 抱かれて 触れていたい… その温もり… あなたの存在は ワタシには 余りにも…大き過ぎて… その笑顔 その声 その言葉に 触れるだけで 心が動かされて行く… 画像:2018.10.14 17時頃 大阪府箕面市 空倶楽部の10月9日のお題は『鉄塔
紅に焦がれて… いつかは果てて行く この儚さも 紅に染まり行き 闇に包まれて行く 胸に秘めた この熱い想いも どうにか伝える事でも 出来るのなら… 切なさも 少しは感じないのだろうか? 何げに 話す一言が私には大事な事で… 例えば トーンの低さや 言葉の節々 見詰める瞳の行き先 其の全てが私だけのもので 在って くれるのならば… 紅が闇と交わっても 切なくは無いのに ささやかでもその笑顔が 在る
飛行機雲のの顛末 青空に残る 飛行機雲 ゆっくりと 消えて行く… 密かに胸に描いてた 憧れも あなたに言えないまま 少しの時間が経てば 何も無かったかの様に 消えて行く こんなに晴れやかなのに… どうして こんなに悲しくなるのだろう? 青い空に 儚く消えて行く 飛行機雲 今… 涙が溢れ出して 止まらない… 誰にも言えはしなかった 胸に秘めたあなたへの憧れが 青い空に 儚く消えて行く…
群青の夜深く… 群青の空に 星座の輝き程美しく 澄み切った心 いつまでも 離さないと誓った 月にいざなわれた 永遠の空の下 ボクらが 見ていた同じ煌きは 遠い空に 輝いたまま流れて行った あなたがくれた 愛は何よりも強く 両手を広げ 私を包み込み そのすべてを 与え与えられる事と 教えてくれた あなたの星占いでは ボクらは 結ばれる筈だった… 群青の夜深く…輝いた想い 儚くて… 今は遠い空の下
止まった時の中で… ささやかな言葉でも 愛が響けばいい あなたが 目の前にいてくれるのなら… 胸のうち すべてを 打ち明けなくても その声の優しさで 伝わるから… その肌の温もりで 感じるから… その真っ直ぐな瞳で 解るから… 宵の明星に 一人の夜に孤独を覚え 明けの明星に 星の儚さに涙してる そして 過ぎてゆく時の中で ただ此処で私は…刻を止めたまま あなたを…待ち続けている… せめて…この懐
秋の香り 日々深まって行く季節の中で 時が早まった様に アスファルトに映る二人の影伸ばし 空に広がる夕暮れ 君と歩く ひとけの少ない 遠回りの路 紺色のブレザーが似合う 大人びた君と… 第二ボタンの無い 締まらない姿の 詰襟を着た僕 樹々が 秋の装いに色を 変えて行く様に 二人の想いも 静かに色付き始めた 少しだけ 冷たい風が吹く いつもの街路樹の路 僕等は 無垢な心を 寄せ合い それでも 見え
月が照らすから… コオロギの声も少し寂しげな 夜の静寂に ススキの穂 こうべを垂れて 名月に祈る 檸檬色に輝く まん丸の月の華 咲く頃 あなたの小窓から誘うから 誰にも気付かれずに 出て来て欲しい しなやかな 髪をなびかせて ただ…無口なボクの隣にいて欲しい… もしも…願いが叶うのなら… 君の目元を 月が照らすから… ボクにそっと 微笑んで欲しい… すべてをさらけ出し 素直になれる程 月の灯りは
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