膵臓癌ステージ4aで抗癌剤投与を続ける患者本人のブログ。治療の迷いや副作用・合併症の悩みも率直に。
ご連絡が遅くなりました。life4everは、3/5に、腹膜播種から腫瘍崩壊症候群に陥り、雪崩の如く、旅立ってしまいました。2年11ヶ月の長い苦しみから解放された瞬間でもありました。自身の病を、冷静に受け止め、しっかりと生き抜いたと思います。沢山の皆様がブログを読んで下
【2020年2月27日、2週間ぶりの診療日でした。1月23日をもって抗癌剤を終了しましたので、副作用は徐々に抜けていって欲しいのですが、なかなか思い通りにはいきません】【倦怠感/疲労感、動悸/息切れ、浮腫、歩行困難、食欲不振などの症状は、むしろ悪化しています。恐れてい
【2020年1月23日が32か月に及ぶ第一次/第二次化学療法(FOLFIRINOX ⇒ GnP)の最終投与日となりました。現在は、従来からの副作用が抜けないのに加え、腹水の急増など新しい苦痛に悩まされるようになっています】【今後は、これらを取り除くことを中心に考えていきますが(緩
「標準治療」終了一か月 - 発熱/倦怠感/腹水/食欲不振は続いています
【2019年1月23日、FOLFIRINOX 43クール、GnP 11クールをもって「標準治療」を終了しました】【抗癌剤を継続した場合の「副作用、心身の負荷、それらによる衰弱」が、期待できる「癌を弱体化させる効果」を上まわるとの判断からです】【主治医によれば、「いったん元気を取り
【今後は、癌の攻撃に対して積極的に反撃するというよりは、蓄積毒性や合併症、そして癌そのものによる衰弱を防ぎ、苦痛を取り除くことを目的とした治療が中心となります】【これまで効果を示してしてきた抗癌剤(FOLFIRINOX/GnP)に「耐性」がついてしまい、他の抗癌剤に副
【2020年1月23日、抗癌剤投与を卒業しました。積極的な治療から離れて1か月近くが経緯したことになります】【発行日:2020年2月17日(通常版第13号)】【最終診療日:2020年2月13日、腫瘍内科外来】【最終投与日:2020年1月23日、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェ
【2020年2月13日、抗癌剤投与(「標準治療」)を卒業してはじめての診療日でした。2月8日の造影CT検査の結果が出ていて、現状確認と今後についての判断のベースとなりました】【発行日:2020年2月15日(通常版第12号)】【最終診療日:2020年2月13日、腫瘍内科外来】【最終投
【明日、2020年2月13日は、32か月に及ぶ第一次/第二次化学療法(FOLFIRINOX ⇒ GnP)を終了して初めての診療日です。2月6日の血液採取に基づく腫瘍マーカーの結果、2月8日の造影CT検査の結果が出ます】【前回2月6日の診療で、今後は「積極的な治療」から「緩和ケア」へ移行し
【2020年2月6日をもって、32か月に及ぶ第一次/第二次化学療法(FOLFIRINOX ⇒ GnP)を終了することとしました】【今後の治療については、緩和ケアを中心に(固執はせずに)考えていきます。まず癌の最新状況をしっかりと確認することが大切ですから、2月8日に造影CT検査を受
【2020年2月6日は、検査/問診で問題がなければGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)の第12クールに入る予定でした】【残念ながら、GnPが癌を抑えられなくなってきており、一方で副作用による衰弱とQOLの低下が著しいものとなっているため、Gn
腹水による衰弱が進行しています1月6日撮影の造影CT画像で明確になったかなりの量の腹水に対しては、とりあえず利尿剤で対応しています。著しい効果は認められませんが、お腹が更にパンパンに膨らんだということもありません。ただし、状況は確実に悪化しています。腹部膨満
【体調が回復せず痛みや倦怠感が酷いため、ブログ原稿を用意するのも億劫です。今まで数々の副作用を経験してきましたが、腹水が心身を衰弱させる力は極めて大きなものです】【2019年12月にブログ投稿のあり方について見直しを行いました。原則土曜日発行の(通常版」に加え
【1月23日、主治医より末期治療にどう臨むか考えるべき時期(「終活」の時期)が来ているとの話がありました】【副作用との見合いで抗癌剤をいつまで続けるか、最末期にどこまで延命治療するのか、緩和ケア病棟入院、在宅治療(往診/訪問看護)、介護制度との連携などについ
【1月23日は診療日で、GnP療法 第11クール/第3週目にあたります。投与前に血液検査があり、そのうえで問診が行われました】【前回の診療は 1月9日でした。第11クール/第1週目で、造影CT検査と腫瘍マーカーの結果通知がありました。造影CT画像にはかなりの腹水が認められまし
【さまざまな副作用をなんとかコントロールしながら、セカンドライン抗癌剤 GnP の投与を続けている私にとって、「ゲノム医療」の進展は新たな希望を与えてくれるひとつの材料です】【問題は、仮に遺伝子変異が見つかったとしても、現時点ではそれに対して効果が実証されてい
【原則週一回投稿の「通常版」に加えて、「2019年の癌との闘いと命の使い方」を「参考情報」の一環として掲載してきました】【切除不能/局所進行膵臓癌(UR-LA)の治療法は限られていて、抗癌剤FOLFIRINOX/GnP の投与、あるいは、それに放射線療法を組み合わせたものとなりま
【 1月9日、今年最初の腫瘍内科受診内容はいずれも極めて重要なものでした。造影CT検査と腫瘍マーカーは癌の進行を示し、これからの闘病を左右するものとなりました】【腹水がここまで悪化するとは思っていませんでした。腹部の膨満感/不快感が激しく、QOLが低下することに加
【1月9日投与のGnPの副作用が続き、心身ともに辛い状態です。ブログは不定期掲載となりますが、何とか投稿できるうちにそうするのが良さそうです】【ここのところ、「2019年の癌との闘いと命の使い方」を「参考情報」の一環として掲載してきました。前回は、近時急速な展開を
【骨髄抑制、下痢、発熱、全身酸欠、浮腫、末梢神経障害など従来からの副作用に加え、直近では腹水と背部痛にも苦しむようになってきました。1月9日のGnP投与後には諸症状が重なり、食欲もシャワーを浴びる気力も失ってしまいました】【今日はほんの少し回復の兆しを感じ、好
【「号外」とするほど大げさなものではないのですが、体調がはかばかしくありません。ブログ発行について見直しを行い、「通常版」「参考情報」「号外」の三本立で投稿したいと考えていましたが、現実には思うにまかせないこともあります】【一方で当ブログは、闘病を支えて
【2020年に入り、6日は膵臓癌罹患後18回目の造影CT検査でした。上昇を続ける腫瘍マーカー値、癌そのものに起因しているとおぼしき熱、背部痛などにについて考えると、増殖や転移への大きな心配を抱きつつの検査でした。引き続いて9日は、今年はじめての腫瘍内科受診となりま
【「2019年の癌との闘いと命の使い方」を、「参考情報」として不定期掲載してきまた。本日は第3回として、癌そのものの進行と副作用の悪化を踏まえ、どのように治療を行ったかについて書きます】【2019年は、2017年6月より43クール続けたFOLFIRINOX療法に区切りをつけ、セカ
【令和元年(2019年)、癌の勢力拡大に加えて、副作用の蓄積も進み、心身を強く蝕むようになりました。衰弱への道を歩んでいるのは間違いないところですし、肉体機能の一部はもう回復不能な状態なのかもしれません】【2018年までは、癌の進行も副作用悪化のスピードもかなり
【今週は年末年始真っただ中でしたが、GnP 第10クール/第4週目でもありました。第1-9クールは「3投1休」で4週目は休薬でした。第10クールより「1投1休」に変更しましたが、今度も4週目はやはり休薬です】【主要な検査結果はこれまでの記事に既に掲載しておりますので、今回は
【令和元年も、今日が最後の一日です】【癌の進行と治療という観点からは大変厳しい年となりました。転移は認められなかったものの、2017年5月の確定診断以降はじめて明確に「大きくなった」との判断がくだされました。腫瘍マーカーの数値も上昇し、3種ともカットオフ値を超
【12月26日は診療日でした。GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第10クール/第3週目の投与も受けました。年末年始に緊急入院などのないよう願っています】 【12月12日検査の腫瘍マーカー 3種の結果が出そろいました。不安が募る数値です。
【「切除不能膵頭部癌、余命よくて一年」の宣告を受けて2年8か月。進行や衰弱状況を冷静に見つめる時、闘病の大きな転機を感じざるを得ません。その中で今、行動全体の優先順位の点検を行っています。「何としてでも行わなければならないこと」にもう一度焦点を当て、丁寧に
【抗癌剤(GnP)投与が1週間おきとなり、今週は休薬です。前回12日の投与後体調がはかばかしくないため、17日に【号外】を発行しました。今は若干少持ちなおしつつあります】【12月12日の診療結果と直近の体調の推移を中心に書きます】【ブログ投稿のあり方について見直しを
【12月12日にGnP 第10クール/第1週目の投与を行いましたが、投与後の体調がはかばかしくなく今までにない症状もでています】【体調不良の原因のひとつに肝機能の急激な悪化がありそうです。輸血が絡んでいるかもしれません】【ブログ投稿は12月10日より原則1週間毎としました
【12月12日は診療日。GnP投与第10クールに入りました。入院/輸血の効果が出て、ヘモグロビン量は大幅上昇、一方で腫瘍マーカー CA19-9 は更に悪化しました】【ブログ投稿のあり方について見直しを行いました ⇒ 「ありがとうございました」に思いを書きましたので、ご覧いた
闘病の大きな転機です癌はじわじわと大きくなり腫瘍マーカーも上昇、ヘモグロビン量は限界まで低下、白血球が細菌などに抵抗しきれず高熱を発することも多くなってきました。抗癌剤 GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)の3投1休を続けた場合
【2017年6月より、FOLFIRINOX ⇒ GnP と投与を重ねてきました。GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)の「3投1休」が困難となった今、次の抗癌剤治療をどのように行うか、難しい判断を迫られています】【抗癌剤選択にあったって、まずは私の身
【「FOLFIRINOX/GnPを終了し、次の抗癌剤はゲムシタビンまたはS-1 」とはしたくない私です。次の抗癌剤が効果を示してくれなくなったら増殖/転移が急速に進むのではないかとの恐怖感があります】【様々な情報を参照しても、FOLFIRINOX ⇒ GnP の次の抗癌剤(サードライン?)
【昨日のブログで、「GnPの3投1休はもう無理」と書きました】【現在広く用いられている膵臓癌抗癌剤は、FOLFIRINOXとGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)です。私は前者を43クール投与し「耐性」がついたということで終了、今回後者の第9ク
【39℃を超える高熱をきっかけとして、11月25日から12月2日まで8日間の緊急入院となりました。ほっとしたのもつかの間、昨5日にはふたたび39.1℃の熱となりました。今日は少し治まって、今のところ37度台です。カロナールを服薬しての体温ですから油断はできません】【入院は
【発熱がつづきましたが、8日間の緊急入院で落ち着いてくれるものと考えていました】【ところが、昨夜寝んでいると寒気がして不快感もあります。動くのも億劫で朝まで我慢していました】【37-38度の熱は覚悟しておりましたが、測って見るとなんと39.1℃。とにもかくにも、カ
【今回の緊急入院の直接のきっかけは39℃を超える高熱が続いたことです。ヘモグロビン量の減少もますます酷くなり、入院中に2日間輸血を行いました。発熱とも絡み、白血球数は1470まで低下しました】【さまざまなことが相互に好ましくない影響を与えあって、身体を著しく衰弱
【昨日、入院8日目にして退院しました】【入院初日はヘモグロビン量の極度の減少のため、身体のコントロールができず、一日車椅子での生活となりました】【まずは2日間にわたる輸血の成果について、ついで車椅子で一日を過ごしての感想について、書きたいと思います】輸血に
ヘモグロビン量が限界にまで低下し、鉄剤服用などでは対応できなくなりましたので、11月29/30日の2日間、献血血液の赤血球輸血を受けました。本日 12月2日に採血し、どのように改善しているか確認しました。ヘモグロビン量は 8.3、赤血球数は 272 と、輸血の効果は確実に現
緊急入院7日目となりました。30日は、29日に引き続き、2回目の赤血球輸血となりました。当初は一回(一日)2時間程度と言われていましたが、実際には各日 5時間を超える長時間投与となりました。病棟ベッドでポート経由で投与を受けてますので、なんとか我慢できます。右胸に
緊急入院6日目、良い天気です。青空が気分を明るくしてくれるのは、何万年かのうちに人類に染みついた原初的な感覚なのでしょうか。狩猟にも農耕にも、やはり晴天がありがたいように思えます。もっとも、干天が続くのは深刻な問題で、今度は雨乞いが必要となってきます。自ら
緊急入院5日目となりました。27日のヘモグロビン量 5.6 は最低ラインと受けとめていましたが、28日には 5.4 と更に低下しました。赤血球数も、186→180と悪化しました。極度の倦怠感、息切れが続いています。予定していた セカンドライン抗癌剤 GnP 第9クール/第3週目 の投与
入院4日目です。もともとのスケジュールではセカンドライン抗癌剤 GnP 第9クール/第3週投与 のはずでした。抗生剤点滴を受け、身体を休め、療養食をできるだけ摂取しましたので、検査数値については改善してくれるものと考えていました。結果は、今のところ、期待とは全く異
11月25日に緊急入院し、3日目となりました。とりあえずの目標は高熱を下げることで、そのための措置は抗生剤点滴です。何らかの細菌ないしはウイルスが感染を起こし、発熱のきっかけとなったわけですが、それが何かを突き止めるのは至難の技のようです。インフルエンザ・ウイ
昨25日、急遽入院となりました。39度の熱が3日目に入ってもひかず、全身酸欠状態も更に悪化して、動くこともままならなくなってきました。予定では28日が診療日で、検査/問診に問題がなければ、抗癌剤 GnP 第9クール/第3週目の投与の運びでした。しかしながら、下痢に加えて
【23日に39℃に達した熱は、カロナール服用により対処していますが、未だに回復してません】【膵臓癌がさまざまでしぶといことについて、自分自身の経験を含めていくつか書いてみたいと思います】【癌が発見されるタイミングはさまざまで、その時の進行度や大きさもまたさま
「さまざまな膵臓癌」再開 & ランラン/ヤルヴィ/コンセルトヘボウ
【癌が攻撃力を高めているようです。昨日は39℃、カロナールを服用しても38度の熱が続いています】【10月23日に、「膵臓癌 - さまざまでしぶとく、一筋縄にはいかない」と題する記事を掲載しました。「さまざま」であることは、種類という点でも深さという点でも、当初考えて
【今朝、39.0℃となりました。腫瘍熱/腫瘍反応熱と思います。とりあえず、カロナールでしのぎます。】【11月14日の主治医診療で、造影CT検査の中期的な推移を中心とした説明と会話がありました。一言で言えば「じわじわと大きくなっている」ということです】【 11月21日の診
【昨日は診療日でした。骨髄抑制の状況などの要件を満たし、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第9クール/第2週目の投与を受けることができました】【ただし、検査の結果は芳しいものではありませんでした】【まずは、目標を設定してあった
【11月14日の検査結果の中で、「栄養摂取と解毒/老廃物排出」に関して、昨日のブログ記事としました】【これらは抗癌剤治療を継続するうえで必須であり、所定の条件を満たさないと「耐性」がつく前に、身体の衰弱により治療終了になります】【これらに加えて、気を付けなけれ
【膵臓癌がしぶとさを見せる中、私の対抗/反撃の手だてはだんだんと限られたものとなっています】【治療面では、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)投与ををできるだけ長く続けることが、当面の目標です】【心身の健康維持は、投与継続のた
【昨日のブログ記事で、「心身の健康を維持し現行セカンドライン抗癌剤(GnP )をできるだけ継続投与することが当面の目標」と書きました】【そのためには、栄養分、特に蛋白質と鉄分の経口摂取、胃腸による消化吸収(下痢からの脱却)、全身への酸素供給、無理のない運動が
【昨日のブログ記事では、癌自体がじわじわと勢力を増している兆候のうち、「腹水と胸水」と「肝臓のカゲ」について書きました】【今日も引き続き、状況の悪化、ないしはその可能性を示すいくつかの事項について触れたいと思います】腹腔神経叢への転移の可能性下痢は2017年6
【11月7日の造影CT検査の結果、癌自体がじわじわと勢力を増していることが一層明確になりました】【癌の攻勢への対抗手段はまずは抗癌剤なのですが、FOLFIRINOX 43クール、GnP 9クールを経験する中で、投与に耐える心身状態を維持することも徐々に難しくなってきました】【癌
【11月7日の造影CT検査の結果が出ました。全般的にじわじわと悪化の兆候が現れています。将来に向け、心配の種はどんどん増えています】【だんだんと治療法も限られてくるわけですが、右往左往することなく時間を、つまりは命を、大切に使っていきたいと思います】増殖と転移
【昨日は2週間ぶりの診療日。GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第9クール/第1週目の投与を受けることができました】【抗癌剤投与の可否を直接的に左右するのは、「白血球数」と「顆粒球(好中球)数」です。「血小板数」についても重要参
【今日は診療日で、膵臓癌の進行と身体全体の状態(衰弱度)を示す複数の検査結果について、説明を受けることになります】【諸検査の結果の中で別格に重要であり、受けとめるに不安を覚えるのは造影CT画像です(8週に1回)。ついで、腫瘍マーカー検査結果(4週に1回)も大変
【明日、11月14日は2週間ぶりに腫瘍内科での診療です。条件が満たされれば、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第9クール/第1週目の投与が行われます】造影CT検査への不安何といっても不安なのが11月7日に検査をした17回目の造影CT検査の結
【昨日のブログで、遺伝子変異を知ったら主として次の二点においてその結果を役立てたいと書きました】【第一は、今後展開が期待できる新しい治療(ゲノム医療)への道筋をしっかりと認識しておくことです】【二つ目には、広範囲にわたって多数の転移を引き起こすタイプかな
【自分としては十分と考える検診を受けていたにもかかわらず、2017年5月、膵臓癌の宣告がなされました。全く思いもかけないことでした(です)。「がん化」には遺伝子変異が密接な関係があるということであれば、自分自身の変異を知りたいと思うことは自然で、いずれ私も「遺
【正常な細胞が癌細胞へ変化するにおいて、遺伝子の変異が主要な役割を担っていることは間違いないことのようです。癌が「さまざまでしぶとい」原因のひとつは遺伝子変異とそのの組み合わせの多様性にあると言えるのでしょう】【「遺伝子パネル検査」が保険適用され、私自身
【昨日、「膵臓癌の種類、 多臓器や身体全体への影響」と題するブログ記事を書きました。癌自体の作用として(副作用としてではなく)発現する、血栓、熱、痛み、痩せ(悪液質)などの深刻な身体状況についても触れました】【10月23日のブログでは、原発癌が引き起こす浸潤や
【GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン) 第8クール/第3週目の投与を10月31日に終え、第4週目は休薬週ですので、心身ともに少しリラックスできるのではないかと期待していました】【実際には11月2月に38℃を超える発熱、その後も37度台の熱が
【10月23日に「膵臓癌 - さまざまでしぶとく、一筋縄にはいかない」と題するブログ記事を書きました。一回の掲載にまとめることができず、「続く」旨お知らせしておりました】【その後、診療日を迎え投薬可能かどうかハラハラしたり、高熱に苦しんだり、様々なことが起きて、
【癌との「総力戦」「長期戦」は、同時に「衰弱/フレイル」との闘いです。衰弱状態に陥ってしまったのでは、癌からの攻撃に耐え反撃することは極めて困難です】【「体重減少」への対策は特に大切で、昨日のブログ記事では、その中の「食欲増進」面について書きました。ただし
【癌が多様であるように癌との闘いも多様です。手術不能膵臓の私の場合、治療法は限られているようにも思えますが、「原発癌/転移癌」「副作用」「合併症」そして「衰弱/フレイル」との闘いを考えると、現実の闘いの様相は極めて複雑なものとなります】【中でも、「食欲不振/
【時に「先進的」な〇〇療法が脚光を浴びることがあっても、膵臓癌の生存率の低さに顕著な変化を見いだすまでには至っていないというのが、現時点の医学/医療についての率直な評価ではないでしょうか】【誰しもが「より長い、より納得できる命」を望む中で、それを妨げるもの
老廃物/血糖/血栓/炎症をコントロールし、癌との闘いを続ける
【10月31日に実施した抗癌剤セカンドライン(GnP)第8クール/第3週目の投与前検査の結果をもとに、栄養状態、酸素運搬力、解毒力の推移と現状、そして対策をまとめ、昨日のブログ記事としました】【引き続き本日は、老廃物排出力、血糖値、血栓防止力、炎症状況について確認
癌と闘い、衰弱を防ぐ - 栄養/酸欠/解毒数値を点検しながら・・
【10月31日、GnP(アブジェム)第8クール/第3週目の投与前検査の中で、「目標設定」を行っていた「白血球数」「顆粒球(好中球)数」「ヘモグロビン量」「血小板数」については、昨日のブログに結果を書きました。目標値に対しては2勝2敗でした】【今日は、それ以外の重要項
【GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第8クール、何とか3週連続で投与することができました。体調(副作用)や検査諸数値の推移と相談しながら、今しばらくはアブラキサンの力を借りて闘いたいと思います】【酸素を全身に運搬するヘモグロ
【一週間はまたたくまに過ぎて、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第8クール/第3週目の投与日となりました。事前の血液検査の数値は週を追うごとに低下しますので、今日が「投与可、輸血無し」との判定を得るのに最も困難な日です】【これ
【心身の虚弱/衰弱状態を示す「フレイル」に陥らないようにすることは、高齢者にとって重要なことです。ましてや私のような癌患者は命にかかわるものと受けとめるべきと思います。「癌治療」と「フレイル対策」には重なる部分があります。癌との闘いを「総力戦」「長期戦」と
【厚生労働省が来年度から「フレイル健診」を開始する方針とのことです】【「フレイル」という言葉は耳慣れないうえ、複数の定義があるため、注意が必要と思います。過去に何度か記事としましたが、これを機会に明日再掲したいと思います】【私のような高齢癌患者にとっては
【このところ38℃台の高熱がかなり頻繁に出て、下痢と酸素欠乏による全身衰弱に追い討ちをかけています。具体的には10月15日、19日、23日と、相次いで発熱がありました】【炎症が原因のひとつであることは、CRP数値からもほぼ確実と思います。更に身体のどこに現れた炎症かと
【10月17日に 第8クール/第1週目、24日に第2週目のGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)投与を行いました。この間、19日と23日に38℃を超す発熱がありました。一週間に2回の高熱発生となりました】発熱原因についての見方「一週間に2回の高熱
【今日は腫瘍マーカー3種について、目標と検査結果を対比してみたいと思います】【確定診断後の腫瘍マーカー数値は、癌の勢力/攻撃力ないしは治療の効果を示すもので、悪化は増悪の前兆と受けとめなければなりません。造影CT検査によって増殖ないしは転移が確認されれば、GnP
【昨日、検査/問診のうえ、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第8クール/第2週目の投与日を行いました】【検査については、投与の実行/中止に直ちにつながるもの、治療の中長期な継続可否にかかわるもの、癌の勢力/攻撃力ないしは治療の効
【今日はGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第8クール/第2週目の投与日です】【15日に口内炎/歯肉炎/歯痛が絡むと思われる発熱があり、第8クール/第1週目の投与は17日に何とか済ませたものの19日に再び発熱(38.1℃)しました。水様便も続
【これまでに何度か、抗癌剤投与の前提となる検査数値を整理してきました。特に出やすい副作用(一般よりも悪化しやすい数値)、逆に通常と比べて軽くて済んでいる副作用、当該抗癌剤を終了すると早い時点で回復する副作用、なかなか元に戻らない副作用など、発現のありよう
【昨日のブログにも書きましたが、抗癌剤投与には骨髄抑制の状態が所定のレベル以上であることが条件です。血液検査の結果数値が条件を満たしていなければ、投与は中止ないしは延期されます。この判断はかなり厳格になされているように思います】【私にとって事実上唯一の治
【発熱の原因はさまざまと思われますし、複数の要因が重なっていることもありそうです。感染症/炎症が絡んでいる場合は、骨髄抑制で抵抗力が低下しているさなかですから、重症に陥らないよう早急な対応が必要と思います】【数ある抗癌剤副作用の中でも骨髄抑制は、重い症状が
【10月17日に GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)を投与、翌18日に37度台の微熱が出ました。19日になると38℃を超えたため、カロナールを服用しました】【本日20日の朝の体温は37.8℃で、投与直後ということもあり強い疲労感/倦怠感が続い
【17日の血液検査の結果、心配していたヘモグロビン量は「8.0」と、私自身の期待に近い数値となり、セカンドライン抗癌剤 GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン) 第8クール/第1週目の投与を実施することができました】【これはとりあえず嬉し
【昨日の血液検査の結果、ヘモグロビン量は「8.0」、赤血球数は「265」でした。いずれも、基準値下限にはるかに及ばない値ですが、抗癌剤投与は可、輸血も回避となりました】【白血球数や肝機能などにも大きな問題はありませんでした】【この結果、GnP(ゲムシタビン+ナブパ
【今日は2週間ぶりの診療日です。血液/尿検査の結果と身体状況の問診により、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第8クール/第1週目の投与の可否が決められます】【15日の昼ごろから熱が上がり始め夕刻には37.6℃でした。13日の初宮参りの時
【昨日、私にとって「標準治療」の現実的な意味は、まずは「保険診療」の対象であることにあると書きました】【また、私が治療法を選択する際に基準としてきたことの多くは、「標準治療(国が根幹を整備し、全国に展開する医療制度)」によって支えられていることについても
【昨日、「国立がん研究センター がん情報サービス」による「標準治療」の定義をご紹介しました。この定義に従ってある治療法が「標準治療」なのか否か判定しようとしても、定義自体の抽象度が高いため、難しいように思います】【「もう少し具体的な定義はないのか?」「判定
【膵臓癌は「21世紀に残された難治癌」と言われ、特に切除手術ができない場合の生存率は極めて低いものとなります。なんとかして少しでも長い命を・・と有効な治療法を求めますが、それは実際には限られたものとなります】【治療法を「標準治療」に限った場合、現実に使える
【昨日、癌との闘いにおける私の治療法選択基準を掲載しました。汎用のものではありません。「迷い道」に入らないようにと自分自身が決めたものです】【この治療法選択基準と「標準治療」との間に直接的な関係はありません。「標準治療優先」としてはいませんし、「標準治療
【抗癌剤治療2年半、効果が高いと思われる療法から順に適用していただきましたから、これからの治療法選択はますます困難なものとなります】【昨日は選択時に心の最も奥底にあるものについて書きました。今日はもう少し具体的な選択基準に触れていきたいと思います】【まだま
【セカンドライン抗癌剤のGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)の投与も来週から8クール目に入ります。主治医によれば、3投1休を保って10クール投与を継続する例は少ないとのことです】【まして私は、ファーストラインのFOLFIRINOXを43クール
【2017年5月に治療を開始してすぐ、「短期決戦」での勝ちはなく、「生き抜く」ためには「総力戦」「長期戦」に持ち込むしかないと考えました】【現在、セカンドライン抗癌剤であるGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)投与の 7 クール目を終
【「切除不能の膵頭部癌、余命良くて一年」との宣告を受けて、2年半。治療は専ら抗癌剤に頼ってきました。先週で、ファーストラインのFOLFIRINOXを43クール、セカンドラインのGnPを7クール終了しました】【抗癌剤治療が長期化するにつれ闘いは難しいものとなっています。抗癌
【「癌に殺されるのではなく、抗癌剤に殺される」などの表現はいささか大げさと思いますが、 「抗癌剤治療の効果」と「副作用がもたらす身体への悪影響」とのバランスに十分な留意が必要ということについてはその通りなのではないでしょうか】【「適切なバランス」に「正解」
【私にとって事実上唯一の治療法が抗癌剤で、しかもファーストラインのFOLFIRINOXには既に耐性がつき、現在はGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)を投与中です。できるだけ長く継続するためには、身体を投与に耐えられる一定のレベル内に保
【これまでにファーストラインのFOLFIRINOX 43クール、セカンドラインのGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)7クールを終了しました】【副作用への対応は徐々に困難となり、CT画像や腫瘍マーカーに示される癌の勢力/攻撃力も告知一年半ごろ
【10月3日はGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)投与の第7クール/第3週目で、ヘモグロビン量/赤血球数の低下を心配していましたが、思いがけず輸血の効果が持続し、数値は上昇しましました】【ヘモグロビン量は「7.7」で、事前に決めていた
【昨10月3日の血液検査の結果、ヘモグロビン量は「7.7」で先週に比べプラス0.3、赤血球数は「251」でプラス2となりました】【2週連続投与後の検査値ですから、数値は低下するものと覚悟をしてました。思いがけない改善です。もちろん輸血の議論も出ませんでした】【ただし、
【今日は診療日です。特段の問題がなければ、GnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第7クール/第3週目の投与となります】【「特段の問題」となる可能性がある第一の候補は、ヘモグロビン量/赤血球数です。著しく悪化していた場合、GnP投与の
【これまでにファーストラインのFOLFIRINOX 43クールを終了し、セカンドラインのGnP(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、ジェムザール+アブラキサン)第7クール/第3週目に入るところです】【副作用への対応は徐々に困難となり、CT画像や腫瘍マーカーに示される癌の勢力/攻
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