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2018/05/22

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  • セカンドライン苦戦の中、目の前の危険は?

    【癌は大きくなり、腫瘍マーカーの数値も上昇しています。目の前に迫る具体的な危険について書きます】セカンドライン投与とその効果2019年2月、最初の抗癌剤mFOLFIRINOXの43回目の投与を行いました。その後の造影CT検査で、ついに耐性がついたとの判定となりました。蓄積毒

  • 進行・悪化に歯止めかからず - CT/CA19-9の結果

    【今日5月30日は診療日。5月23日の造影CT検査結果、本日受診前の血液検査による 腫瘍マーカー CA19-9 測定結果について話がありました】検査結果の概要前回2019年2月27日の造影CT検査の結果、腹腔動脈を巻き込んでいた癌が更に大きくなり大動脈に接触していることが認められ

  • 癌への反撃(告知2年/ブログ1年)

    【宣告から2年間の治療について書きます。癌そのものに対する治療、副作用に対する治療、合併症に対する治療、支持療法が引き起こす症状に対する治療・・癌との闘いはまさに総力戦、治療は極めて多岐にわたります】癌そのものに対する治療2017年6月、「戦力の逐次投入を避け

  • 告知時の癌、そして治療方針(告知2年/ブログ1年)

    【告知時点の私の癌の状況と治療方針について書きます。これまでも断片的に記事としてきましたが、「告知2年/ブログ1年」を機にまとめてみます】確定診断までの経緯2017年5月2日(2年前)、黄疸症状/心窩部痛のため地域急性期病院に緊急入院。即日「ほぼ間違いなく膵臓癌、余

  • 告知2年/ブログ1年 - 基本の基本

    【2017年5月2日、緊急入院し、膵臓癌にほぼ間違いないこと、余命は良くて一年である旨の告知を受けました。一年を経た2018年5月7日、当「闘病ブログ」を開始しました】【告知2年/ブログ1年 - これまでを振り返り、新たなスタートを切るべきタイミングです】闘病 - 基本の基本

  • 生存率、どうしてこんなに違うの?

    【日本膵臓学会と国立がん研究センターの膵臓癌生存率データ、ずいぶん違うのですが、理由は何なのでしょうか?】生存率の違い - 3年生存率日本膵臓学会ステージ3⇒20.4%、ステージ4⇒12.2%国立がん研究センターステージ3⇒11.8%、ステージ4⇒2.6%生存率の違い - 5年生存

  • 膵臓学会の高い生存率データ は励ましになるか?

    【日本膵臓学会のデータに準拠した三重大学肝胆膵・移植外科 伊佐地秀司先生の論文をもとに当記事を書いています】【2001-2007の日本膵臓学会膵癌登録 3066症例(切除および非切除)のステージ別生存率が引用されています】【ステージ分類は当然「膵癌取扱い規約第7版」(日

  • 浸潤癌はやはり手ごわい

    【名古屋大学の消化器外科教室が発表している論文所収のデータをもとに、切除可能性分類ごとの余命について整理してみます】【2001-2015年の術前治療未施行の膵癌切除症例 382例についてのデータです。「膵癌取り扱い規約」の第7販の切除可能性分類をさかのぼって適用し、分

  • 今日は造影CT - 結果次第で「検討」が吹っ飛ぶ怖さ

    【今日は膵臓癌発病以来14回目の造影CT検査でした】【現在さまざまな統計を自分自身の病状と照らし合わせて、今後の治療法をどう選択すべきか検討しています。造影CT検査の結果、遠隔転移や腹膜播種、著しい増殖などが見つかれば、治療法選択の前提が変わり、これまでの検討

  • 困難な状況下での手術への挑戦

    【膵臓癌を専門とする外科医にとって、「切除可能境界」癌の手術は価値ある挑戦でありその成功は大きな目標であると思います】【技術の進歩とともに、従前は困難であった手術も可能となっているものと理解しています】【それでも、楽観視できない部分は残っています】「手術

  • 切除可能境界/切除不能患者はどう生き抜くか?

    【「三屋清左衛門残日録」からの引用を19日の記事の末尾に記載しました。「いよいよ死ぬるそのときまでは、人間はあたえられた命をいとおしみ、力を尽くして生き抜かねばならぬ」】【「生き抜くこと」は、確かに与えられた命に対する誠実さと思います。また、「このように考

  • 生存率が高い治療法を選択したいが・・

    【生存率について、手術ありvs.手術なし、サバイバー vs.手術後 など、いくつかの切り口から検討しておりましたが、5月16日が診療日であったため中地半端な状態で止まっていました。続けたいと思います】お寄せいただいたコメントに感謝私の癌が腹腔動脈を巻き込んだものであ

  • 副作用が副作用を生む - この連鎖を断ち切る

    【抗癌剤の副作用が衰弱をもたらし、衰弱対策が新たな副作用をひきおこします。先手を打ってこの連鎖を避けなければなりません】デカドロン(ステロイド剤)の副作用と対策デカドロン(ステロイド剤)は食欲不振と下痢に対して良い効果をもたらしてくれていますが、新たな副

  • 朝から熱、腫瘍熱なら良しとせねば・・

    【今日は朝から 37度台半ばの微熱。2クールに入ってから毎回投与 2-4日目に微熱が出ます。癌が増殖する力に抗癌剤や自分自身の免疫力が対抗して出る腫瘍反応熱かもしれません。投与直後の疲労感/倦怠感と重なりますので、辛いところです】【主治医に「腫瘍反応熱はもう少し高

  • 衰弱対策は癌闘病のかなめ

    【昨日5月16日の診療では、衰弱(長びく下痢、そして食欲不振)の状況と対策についても話し合いました】【癌で命が尽きるとき、そこには衰弱がつきまといます。現象的には痩せがひとつの典型で、多くの悪液質のように癌そのものが直接的な原因系に絡むものもあれば、副作用や

  • 抗癌剤セカンドライン投与を軌道にのせたい!

    【抗癌剤セカンドライン(アブジェム、GnP、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル)投与を軌道にのせきれずにいます。3月に開始して、これまで2勝2敗。そろそろコンスタントに投与し、癌の増殖・転移をくいとめたいところです】【今日、5月16日は診療日。副作用の状況の問診と血

  • 切除不能膵臓癌の私の余命は?

    【膵臓癌にはいくつかの類型があって、そのことが膵臓癌の「サバイバー生存率」が右肩上がりであることに関わっているのではないかと書きました】【類型として知られているものに、転移の様態によるものがあります。「オリゴ転移型」 「中程度転移型」「広範囲転移型 」の3つ

  • 膵臓癌の類型と治療

    【膵臓癌の遠隔転移のありようは一様ではなく、「オリゴ転移型」 「中程度転移型」「広範囲転移型 」の3つ、ないしは「局所破壊型」と「全身転移型」の2つに分かれるとの知見について、昨日ご紹介しました。多くの方が既にご存じのこととは思います】【それぞれの類型ごとに

  • 遠隔転移膵臓癌の死亡率の差とその原因

    【膵臓癌患者さんの「サバイバー生存率」を読み解くと、遠隔転移が認められた膵臓癌には2つ(ないしはそれ以上)のタイプがあるように思えます。多数を占めるタイプとそうではないタイプで典型的な生存率にかなりの差があり、それが膵臓癌の「サバイバー生存率」が右肩上がり

  • 副作用の連鎖をストップする日光浴

    【抗癌剤の副作用(蓄積毒性)が深刻な下痢の主因と考えられています。さまざまな対策を講じていただいていますが、とった対策が更なる副作用を引き起こす危険性もあります】コデインとステロイドの服用抗癌剤投与を開始してすぐから、代表的な副作用である下痢に悩まされて

  • 「癌と闘う」視点と勝利のかたち

    【癌と闘ううえでの勝利を「完治」と考えた場合、「手術」を封じられた私が癌に勝つことは至難の技です】【しかし、「与えられた命を誠意をもって生き抜くこと、命に価値を与えること」はできます。これは、こんなにも手ごわい癌に対する勝利のひとつのかたちと考えて良いの

  • 抗癌剤で2年を生きて - ますます感じる癌の手ごわさ!

    【切除できない膵臓癌を抱えた私、抗癌剤のみで2年を生き抜きました】【長期戦/総力戦で踏ん張る中で、癌の手ごわさに土俵際まで押し込まれているような状態です】【このところ沢山の数字を掲げてきました。事実を事実としてご提供し、あるいは共有することを最優先とし、そ

  • いつまで「生き抜く」ことができるのか?

    【切除できない膵臓癌を抱えた私(2年サバイバー)は一体いつまで「生き抜く」ことができるのでしょうか?】【国立がん研究センター発表の「手術なしの患者さんの3/5年生存率」は、3.8/2.3% (男性、相対)。やはり、大変に厳しい数字です】【もうひとつの手がかりは、同じ

  • 5年生存率 30.8% vs. 2.3% - 大差をもたらしたものは?

    【手術した膵臓癌患者さんの3年/5年生存率は40.7/30.8%。 これに対して手術なしの患者さんは、3.8/2.3% (男性、相対)。私は切除不能で今後の可能性も事実上ありません。手術に挑むことができた(できる)みなさんが羨ましいとの感情もあります】【単純に比較すれば、生存

  • サバイバー生存率を高めている要因は?

    【膵臓癌は生存率を見ても「最悪」と言わざるをえない癌種ですが、わずかの望みは、「サバイバー生存率」の伸びが顕著なこと。生き延びる年数に応じて「5年生存率」は顕著に上昇していきます】【「最悪の癌と一年なり二年なり闘ってきた患者さんへの神様からのご褒美」とでも

  • 2年サバイバーの生存率

    【余命一年を生きのびて二年。「頑張ったね」と言われるのは嬉しいことですが、頑張ったのは同じ環境にいる患者の皆さんに共通のこと。結果の違いは、DNAによったり偶然によったりする部分がほとんどと思います。選択や判断が正しかったから今のところは良い結果・・と考える

  • 2年前の余命、現時点の余命

    【膵臓癌の宣告を受けまず気になったことは余命、残された命はどの程度かということです。2年前の宣告時、余命を確認するいくつかの機会がありました。何人かの医師にお聞きしたわけですが、答えはほぼ一様でした。「一年」に集約されます】【それから、二年。先生に今時点の

  • 治療開始への願いと悪性認定への恐怖

    【2017年5月2日、ほぼ間違いなく膵臓癌との宣告を受けました。けれども、確定診断が出ない限り治療を開始できません。その間に癌はどんどん大きくなっているかもしれません。これは確実に恐怖です。一方で、癌ではない(良性の)可能性が完全に否定されてしまうこともまた大

  • 早期発見への今の思い

    【実のところ膵臓癌については恐れを抱いていました。2016年末、「膵、胆、肝、腎、脾」に特化したCTおよび腫瘍マーカー検査を行い、問題なしとの報告を受けました】【2017年5月、主要血管に密着している癌の中心部に針を刺し、細胞を吸い上げて検査。膵臓癌確定に至りました

  • 膵臓癌宣告から2年 - 抗癌剤で生き抜いて

    【2年前の今日5月2日、心窩部痛/閉塞性黄疸のため緊急入院した地域急性期病院で、「膵頭部に腫瘍、ほぼ間違いなく悪性」との告知を受けました。前年2016年末に「膵、胆、肝、腎、脾」に特化したCTおよび腫瘍マーカー検査を行い、問題なしとの報告を受けたばかりであったこと

  • 癌も衰弱も進行する中、闘病3年目へ

    【切除不能膵臓癌と闘って3年目に入ります。ファーストライン抗癌剤のmFOLFIRINOXには耐性がつき、副作用(蓄積毒性)による下痢・食欲不振・衰弱も進んでいます。令和最初の日は、新しい段階に入った「癌との闘い」について主治医と確認をする日となりました】癌の現状本日

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「すい臓がん、余命一年」を生き抜いています
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