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  • サイネリア

    抱き来る妹の笑顔とサイネリア 金太郎 /いだきくる/いものゑがほと/サイネリア/高校時代に園芸部の育てたサイネリアをリヤカーに乗せて町中...

  • よき時代の旧正月

    旧正の鳥打帽や船溜り 金太郎 /きゆうしようの/とりうちぼうや/ふなだまり/昭和も終り頃には旧正月の行事も段々と廃れてきました。親元(生まれ実...

  • 大河ドラマ

    裸木の幹の叫びや波紋立つ 金太郎 /はだかぎの/みきのさけびや/はもんたつ/NHKの大河ドラマ『麒麟がゆく』が大詰めでしょうか。史実と違うという声も聞...

  • 鎌倉と寒牡丹

    車屋さん手持ち無沙汰か寒牡丹 金太郎 /くるまやさん/てもちぶたさや/かんぼたん/今年は未だに鎌倉に初詣に行けないでいるが、例年だと江ノ電の七里ヶ浜...

  • 現在に思う

    着膨れて任侠映画二本立て 金太郎 /きぶくれて/にんきようえいが/にほんだて/男は義理と人情が好きだ。でも本音と建前は違う。だから映画や...

  • 日脚伸ぶ

    バーバーの回るうづまき日脚伸ぶ 金太郎 /バーバーの/まわるうずまき/ひあしのぶ/暦の上では春近しで「まず咲く」が名前のいわれとされてい...

  • 守護神阿夫利山

    朝日さす雪屏風なり阿夫利山 金太郎/あさひさす/ゆきびょうぶなり/あぶりさん/今朝(25日)は大山の初冠雪でした。山頂付近の積雪は膝の高さ位でしょうか。...

  • 一升瓶

    熱燗や今日という日を流し込み 金太郎 /あつかんや/きようというひを/ながしこむ/「熱燗」といえば思い出すのが一升瓶と大薬缶です。昭和の田舎ではど...

  • 墨の香

    春を待つ筆先噛んでととのへり 金太郎 /はるをまつ/ふでさきかんで/ととのへり/以前、書道教室に通ってたことがあります。句会の清記であまりにも癖字...

  • 俳句は楽し

    綿虫や前ゆく人のよく笑ふ 金太郎 /わたむしや/まえゆくひとの/よくわらふ/俳句を14,5年やっていて「良いな!」と思うのは日本語の奥深...

  • 日向ぼこ

    凍蝶に殊更声をかけずおく 金太郎 /いてちように/ことさらこゑを/かけずおく/凍蝶は葉っぱの裏側に潜むようにして越冬する蝶のことを云いま...

  • キャベツ

    いつまでも巻かぬキャベツや冬籠 金太郎 /いつまでも/まかぬキャベツの/ふゆごもり/僕はキャベツ大好きで、キャベツ中心のサラダで一食済ま...

  • 言葉の限界

    冬空に青の詰まりて雲動けず 金太郎 /ふゆぞらに/あほのつまりて/くもうごけず/コロナウイルスの感染で色々な聞き慣れない言葉が他を圧倒して世の...

  • 逆療法

    暖を断ち真似事したり冬安居 金太郎 /だんをたち/まねごとしたり/ふゆあんご/若い頃に愛用していた言葉があります。それは『逆療法』で、熱が出る...

  • 大ポカ

    挫折また次への弾み大根抜く 金太郎 /ざせつまた/つぎへのはづみ/だいこぬく/気をつけなければと思いつつ、とうとうやってしまいました。スライサ...

  • 城ヶ崎遊歩道2

    石蕗咲いて潮騒揺らす城ヶ崎 金太郎 /つはさいて/しおさいゆらす/じょうがさき/以前にも紹介しましたが、城ヶ崎遊歩道の冬枯れの中を歩くのが好き...

  • 本音

    大の字に寝転んでみる枯野かな 金太郎/だいのじに/ねころんでみる/かれのかな/寒晴の枯野の窪みに腰を下ろして若布おにぎとりをほおばりお腹が落ち着くと眠く...

  • どんど焼き

    竹はじく音に左義長傾けり 金太郎 /たけはじく/おとにさぎちよう/かたむけり/左義長を皆で組む、竹竿に繭玉を結ぶ付ける等等のどんど焼きの...

  • 凍り付く滝行

    滝行の絶叫寒林震はせり 金太郎/たきぎようの/ぜつきようかんりん/ふるわせり/南足柄市の金太郎の里の奥にある夕陽の滝に最初に俳句仲間と吟行にいったのはも...

  • 寒九の水

    ごくごくと寒九の水や負けまいぞ 金太郎 /ごくごくと/かんくのみじや/まけまいぞ/今日は寒の入りから9日目で「寒九」と呼び寒九の水は縁起...

  • 厳寒の知床にて(平成15年)

    風花やおどり出したる女人かな 金太郎 /かぜはなや/おどりだしたる/じょにんかな/北海道知床が世界自然遺産に登録申請の活動の一貫だったと思いますが...

  • モンタナの風に抱かれて

    調教の終へし馬身や息白し 金太郎 /ちょうきょうの/おへしばしんや/いきしろし/パソコン教室で出会った女性と馬の映画で盛り上がった事があ...

  • 宝登山の臘梅

    臘梅や薪割る人の腕太き 金太郎 /らふばいや/まきわるひとの/うでふとき/以前、吟行で宝登山の臘梅を見に行ったことがある。山の中腹から山頂にかけて見...

  • 校舎裏の青春

    風も押すおしくら饅頭校舎裏 金太郎 /かぜもおす/おしくらまんじゆう/こうしやうら/「校舎裏」という言葉を思い出した時、なんとも懐かしい匂いを...

  • 寒に入る

    足の爪不実なるかな寒に入る 金太郎/あしのつめ/ふじつなるかな/かんにいる/自分の体との対話を大事にしていると大体の体のトラブルに対応できるという実感を...

  • 団子屋さんにて

    団子屋の列にも並び初詣 金太郎 /だんごやの/れつにもならび/はつもうで/人が一杯で長い行列に文句言いながら最後尾に並びます。こんな日常が制限され自...

  • 野草人

    ふと気付く明日の七草摘みにけり 金太郎 /ふときづく/あすのななくさ/つみにけり/春の七草をすらすらと言えますかせり、なずな、ごぎょう、...

  • 初富士

    立ち尽す富士の白嶺や淑気満つ 金太郎 /たちつくす/ふじのしらねや/しゆくきみつ/富士山を間近に見られる所に住む幸運を噛み締める一瞬です。近辺の尾...

  • 寝姿山(伊豆下田)

    開国の碑に寄りそうて冬椿 金太郎 /かいこくの/ひによりそうて/ふゆつばき/伊豆急電車の終点の下田駅降りて一日ぶらぶら歩きも楽しいです。...

  • 探梅

    探梅や読経漏れゐる堂庇 金太郎/たんばいや/どきようもれくる/どうひさし/探梅とは早咲きの梅を散策しながら歩くとことで伊豆や湘南の山野では年が明けるとぼ...

  • 大室山々頂

    初春の光のなかに伊豆七島 金太郎 /はつはるの/ひかりのなかに/いずしちとう/大室山は下から見ると丸い山頂に見えるのですが、登ってみると...

  • 福寿草

    初雀人来て庭にまはりけり 金太郎 /はつすずめ/ひときてにはに/まはりけり/普段、鉄筋の5階に住んでいると、土の匂いも微風の音も、たまに...

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句集「西瓜の種」
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