(再投稿)孤立にのみやあきら淋しいだろうがもう誰にも会わない方がいい新しい出会いを作って何をしようと言うのだこれ以上何を望むのだ君には能力の限界だこれ以上出会いを作っても何も生まれないただ思い出だけにしかならないそれで良いと言うのなら別だがそれにしても遅すぎるのではないか淋しいだろうがもう誰とも会わない方がいい新しい出会いを作っても何の役にも立たない2000.11.25.作僕の詩集No.682【孤立】改訂版
詩集「目的のない旅」を1ヶ月間、ご愛読ありがとうございました。さて、耳寄りなお話をいたします。オンライン仏教アカデミーの学長さんでいらっしゃる落合孝臣先生に、この詩集をお読みいただき、下記の15篇を推薦していただきました。参考までに、お知らせいたします。オンライン仏教アカデミーは、親鸞の「歎異抄」の教えを誰でも学べるように、ネット講座や、各地で講習会を開いている団体です。落合先生は、そこで解かりやすく深みのある講演の講師としてもご活躍なさっておられます。「歎異抄」の講演・映画にご興味がおありの方は、090-6816-1614落合孝臣までお問合せください。よろしくお願いいたします。落合先生に推薦いただいた15篇を下記に表示します。()の番号は、投稿した際、表示しました、詩集の掲載順の番号です。「苦の間」(5)「孤...詩集「目的のない旅」情報(2)
詩集「目的のない旅」のご愛読ありがとうございました。今日の紹介をもちまして終了になります。いかがでしたか。今投稿している作品とは、たいぶ違う、と感じられたのではないでしょうか。手前味噌ですが、私は今の作品が上達している、と自負しております。投稿しながら、初期の未熟な作品に苛まれ、中止しようかと思いました。でも、振り返って見ると、続けたことは、読者さんにも私に取っても良かったのではないか、と反省しております。ご感想をコメントしていただければ幸いです「目的のない旅」に掲載しました作品は、30年前から10年間に渡って創った800篇の中から選択して掲載したものです。余談ですが800篇創った後、うつ病にかかり11年間、詩作は全く出来ませんでした。この詩集の書名は、当初、冒頭の詩の題名「足跡」で進めておりまた。印刷に入る直...詩集「目的のない旅」情報(1)
(再投稿)死と詩自殺か他殺か謎めいた死を詩で飾るたとえ不名誉な死でも死を詩で飾るとその死は輝く詩が死を飾り死が詩で活きてくる死と詩の関係が深くなるほどその死は輝く詩が死に取りつかれる詩が死に蝕まれる死と詩の関係が詩と死の関係になるそして死は詩を破壊する詩と死の関係が深くなるほど詩は生気を失い死を飾る能力を失うそれを承知で詩は死に近づき蝕まれるだが詩と死の関係は永遠に失われることはない詩「死と詩」詩集「目的のない旅」(70)より
(再投稿)記憶と時間時間が記憶を食べて行く食べ切れないほどある記憶を次から次へと食べて行く美味しい記憶も苦い記憶も選り好みしないで食べて行くそして二度と吐きだすことはない時間が記憶を奪って行く奪っても蓄えることはしない奪って体内で消滅させてしまう貴重な記憶もねじれた記憶もかまいなしに消滅させてしまうそして二度ともとの記憶に甦らせることはない時間が記憶を追っかけている逃げても逃げても追いかける追いつかれた記憶は体力を失い擦り切れ時間的感覚を失い一ッの塊になる詩「記憶と時間」詩集「目的のない旅」(70)より
(再投稿)法律静かだいるのかいないのか判らないでも絶えず身体に纏わりついて離れないひたすら沈黙を守り出番を窺っている人間の行くところ何処へでもついてくる先まわりも得意だ地上はおろか空でも海でもだが場所によって濃度が違う何でも見通しているくせに惚けた振りをして眠っているだが鋭さは天下一品事件を嗅ぎつけると何処へでも素早く飛んで行き待機するご主人の命令で何時でも何処ででも目が覚めるそして聖者にでも暴君にでもなる網の目を大きくしたり小さくしたりワイヤーのように強靭になったり蜘蛛の糸のように細く柔らかくなったり自由自在はご主人次第詩「法律」詩集「目的のない旅」(68)より
(再投稿)無限の苦人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は苦しむ人間は...詩「無限の苦」詩集「目的のない旅」(67)より
(再投稿)死の幻影洒落たしゃれこうべが街いち面散らばっている聞くところによると核戦争の跡らしい灼熱に耐えたしゃれこうべが辛うじて原形を保ち灰色の風景をつかさどるそこには人類のかつての喜びも楽しさもない憎しみも悲しみもない美しさも醜さもない不気味な静寂と無機質だけが漂い無感情な風景だけが眠りについている詩「死の幻影」詩集「目的のない旅」(66)より
(再投稿)壁壁は家族を囲い少年をも囲った夜のとばりが降りる住宅街の壁と言う壁から少年の悲痛な叫び声が色彩の違う悲痛な叫び声が救いを求め絶頂に達する壁は少年を囲い少年の叫び声を塞いだやがて壁と言う壁に少年の白い指先が踊る指先は壁を突き裂き暗闇を突き裂き救いを求め喘いだ詩「壁」詩集「目的のない旅」(65)より
(再投稿)迷走電流どこからやってきてどこへ行くのだジグザグ・パズルのようにミクロの集積回路の中で誰かの指示を待っている人生の旅を迷わないように走りなさいと命令されてもそれは無理な注文詩「迷走電流」詩集「目的のない旅」(64)より
(再投稿)使い捨て洋服も靴も使い捨て恋人も友人も使い捨ておまけに親まで使い捨てボールペンも辞書も使い捨てOA機器もゴミ箱も使い捨て訓辞もルールも使い捨て社おまけに社長まで使い捨て海も山も使い捨て空気も水も使い捨て戦争も平和も使い捨ておまけに地球まで使い捨てもうひとつおまけに自分自身も使い捨て詩「使い捨て」詩集「目的のない旅」(63)より
(再投稿)抜歯五十余年連れ添った歯を歯医者さんが事務的にバッシバッシと抜く五十余年世話になった歯を歯医者さんが無情にバッシバッシと抜く五十余年付き合った歯を歯医者さんが悪者退治のようにバッシバッシと抜くそして歯医者さんは五十余年も仕えてくれた僕の分身を敵でも退治してくれたかのように抜いた歯を僕の目の前に得意そうに突き出した詩「抜歯」詩集「目的のない旅」(62)より
(再投稿)スマホ猫も杓子もスマホ・スマホ誰と連絡してるのかなどんな話しをしてるのかなそれともゲーム?いや、ただの見せかけ格好つけかもそろいもそろってスマホ・スマホスマホ狂想曲スマホ・オンパレード電車の中でもバスの中でも公園のベンチでも歩道を歩きながらスマホは大繁盛誰が発明したのかいつからこうなったのか街はスマホ狂で溢れてるスマホの会社パンクしないのかな?詩「スマホ」詩集「目的のない旅」(61)より
(再投稿)夜明け夜明けは今日の始まり明日への期待夜明けによって人類の活動が始まる明るい一日であることを願って今日のスタート夜明は暗黒の世界を通り抜け明るい未来を開いてくれるやがて夜明けが始まるみんなで夜明けを歓迎しよう夜明けは期待をいっぱい抱え人類に生きる力を与えてくれるさあみんなで夜明けに感謝のお祈りを詩「夜明け」詩集「目的のない旅」(60)より
(再投稿)目的のない旅行先の決まっていない列車に乗って旅立つ期待と不安が胸の中で躍るいつ帰ってこられる分からないこの旅行先の決まっていない列車に乗って旅立つ誰かが私を呼んでいるいつ帰ってこられるか分からないこの旅行先の決まっていない列車に乗って旅立つ何処からきたのかこの胸騒ぎもう帰ってこられないかもしれないこの旅詩「目的のない旅」詩集「目的のない旅」(59)より
(再投稿)都会生活なにが面白いコンクリートの密林の中で生活をしてなにが面白いアスファルトの固い道路を歩いてなにが面白い澱んだ空を毎日見上げてなにが面白い濁った空気をいっぱい吸ってなにが面白いインスタント食品の食事ばかりでなにが面白い集団墓地の窮屈なお墓の中でなにが面白いコンクリートの冷たいお墓に眠って詩「都会生活」詩集「目的のない旅」(58)より
(再投稿)まわり道まわり道をしてときめく心見慣れた町に別れを告げ新しい風景に心を浸すまわり道をすると風景がかわる期待を抱いた私の心に新しい風景が新緑をそそぐ詩「まわり道」詩集「目的のない旅」(57)より
(再投稿)地球地球が腐りかけている地球が泣いている地球が崩れかけている地球が叫んでいる地球が病気になりかけている地球が助けを求めている人間は横を向いたままでいいのか詩「地球」詩集「目的のない旅」より(56)
(再投稿)歪んだ豊かさ家族連れ屋内ビーチで波乗りハッピーだが外はハリケーン若いカップル東京ドームで野球観戦だが外はハリケーンどこかおかしいこれぞ経済大国の歪んだ豊かさ詩「歪んだ豊かさ」詩集「目的のない旅」より(55)
(再投稿)窓からの風景窓から外を眺めても何も見えないあるのはコンクリートの建物と淀んだ空そして虚しい響き窓から外を眺めても何も感じないあるのはくたびれ果てた樹木と濁った空気そして虚しい響き詩「窓からの風景」詩集「目的のない旅」より(54)
(再投稿)泉岳寺絶えることのない線香の煙煙霧を纏った樹林を日光が鋭く斜めに突き刺す三百十余年たった今も尚四十七士の逞しい魂が足元から噴き上げ訪れる人たちの心を揺さぶる詩「泉岳寺」詩集「目的のない旅」より(53)
(再投稿)万里の長城途轍もなく歴史的な偉業を成し遂げたものだと思えるし途轍もなく馬鹿げた異業を成し遂げたものだとも思える詩「万里の長城」詩集「目的のない旅」より(52)
詩「 スクランブル交差点 」詩集「目的のない旅」より (51)
(再投稿)スクランブル交差点この人の山をどう捌くか僕が向かいたいのは斜めにあの方角信号が青に変わった人の波が僕の行手を遮る僕の挑戦が始まる負けるものかどこかに抜けられる箇所があるはずさあ挑戦だうまく行くかどうか男・女・若者・老人遮っている相手は無数どうにかしなければきっと抜けられる所があるはずきっと抜け出られるはずすき間を縫ってすき間を縫ってかき分けかき分けああ、やっと抜け出られた詩「スクランブル交差点」詩集「目的のない旅」より(51)
詩「 紙屑になった朝刊 」詩集「目的のない旅」より (50)
(再投稿)紙屑になった朝刊冬の朝乗降客の少ない小さな駅ラッシュアワーだと言うのに閑散としたホームの外れ捨てられた朝刊ベンチの下で行き場を失い寒風に耐え乱れに乱れて泣いている世界の情報を満載した今日の朝刊役目が終わり無情に放置された朝刊せめて寒さが凌げる塵箱の中に捨ててあげればいいのに詩「紙屑になった朝刊」詩集「目的のない旅」より(50)
(再投稿)雪景色どこからやってきたのか細雪がちらちらちらちら白い交響曲を奏でながら凍てついた窓の向こうで舞い踊る白銀が小さな公園の水墨画を鮮やかな色彩で描くそして風の指揮者が雪の交響曲を静かに指揮した詩「雪景色」詩集「目的のない旅」より(49)
(再投稿)夜の電車夜空に聳え建つマンションの絶壁に高架線の電車の響きが反響する緩いカーブをゆっくり重々しく走る連結車輌線路と車輪の軋みが悲痛な叫びを上げ暗い夜空に響き渡る窓に冷たく車内灯を輝かせ電車はぎこちなく滑り去る車輪の苦痛な叫びだけを残して詩「夜の電車」詩集「目的のない旅」より(48)
(再投稿)朝の通勤電車通勤電車の中でヒステリックに叫ばないでください都会人はみんな大都会のこの重みに耐えて生きているのです喉がはり裂けそうなあなたの叫び声を耳にするとこれから戦場に出る私たちサラリーマンの機先を削がれます私たち都会人の心を動揺させないでくださいラッシュさアワーの満員電車の中でのひと時をどうかそっとしておいてください叫び声を上げたいのはあなただけではないのです詩「朝の通勤電車」詩集「目的のない旅」より(47)
(再投稿)朝のポエジー冷たく澄んだ空気の中でなにかが始まる神も気づかぬ夜明けのハーモニー朝日を含んだ空気の中でなにかが始まる神も知らないドラマの開幕朝日に刺された空気の中でなにかが始まる神も忘れた心のときめき詩「朝のポエジー」詩集「目的のない旅」より(46)
(再投稿)深夜遠くに大都会の熱気が繁華街の夜空を染める一日の終演今日から明日への虹の架け橋遠くの大都会の騒音を背に静かな眠りに入る山の手線の車輪が線路を叩き家路を急ぐもどらぬ時間お休みなさい詩「深夜」詩集「目的のない旅」より(45)
(再投稿)風のいたずら風小枝のざわめき雨戸のきしむ音犬の遠吠え風に吹かれるガラス戸の音電車の響き時計の時を刻む音また風の音眠れない詩「風のいたずら」詩集「目的のない旅」より(44)
(再投稿)都会の悲劇ベランダの狭い空間にお化けのような大きなビルが姿を現し外の景色のわずかな安らぎを塞ぐベランダのゆとりのない空間にお化けのようなノッポのビルが立ちはだかり唯一のオアシスを真っ二つに割るベランダのゆったりとした空間をお化けのような黒いビルが塞ぎ眺めるのが楽しみだった外の風景を完全に奪ってしまった詩「都会の悲劇」詩集「目的のない旅」より(43)
(再投稿)鯨泳げ泳げぐいぐい泳げ大海原は君たちの世界思い切り潮を吹けそして力強く泳ぐのだ大海原をわがもの顔でところ狭しと自由奔放に波に乗って波を作って悠然と泳げ陸を捨てた君たちには柔らかい大海原がとても良く似合っている詩「鯨」詩集「目的のない旅」より(42)
(再投稿)小船雑然とした桟橋から一直線に白い線を残して小躍りしながら小船が去って行ったまるで永遠に帰ってこない未知の世界にでも向かうかのように僕たちを置き去りにして消えてしまった突然僕たち二人の身体に不安と苦悩が同居しはじめる去った船との別れが寂しさを招きやるせない世界に誘われて行ったあの小さな船の存在がこんなにも二人を奮い立たせ惜別の情に吸い込まさせるのか身の置き所のない焦燥感に駆られた詩「小船」詩集「目的のない旅」より(41)
(再投稿)春足取りが軽快になりお喋りに花が咲く木や草の芽はキョロキョロと大地の陽気をうかがう大空の小鳥たちも俊敏さをましひとところに留まらないポカポカ陽気が思考を和らげ閉じ込められていた季節の眠りが天空に舞う詩「春」詩集「目的のない旅」より(40)
(再投稿)死の季節死ぬなら春がいいぽかぽか陽気の中でのどかにサヨナラしたい死ぬなら夏がいい燃え切れなかった人生を焼き尽くすのに最適死ぬなら秋がいい落葉の散るごとくしみじみと散りたい死ぬなら冬がいい厳しい寒さの中で人の温もりを感じながら詩「死の季節」詩集「目的のない旅」より(39)
(再投稿)厄介者怒気よなぜ私を追いかけるなぜ私の心に住みたがる人の不和をもたらす君など歓迎しない愛情よなぜ私についてくるなぜ私の心に住みたがるいまの私にはあなたを活かす余裕がないジェラシーよなぜ私に潜り込むなぜ私の心を狂わせる私の心を蝕む君を住まわせるわけには行かない欲念よなぜ私を侵食するなぜ私の心に住みたがるすべての邪念を捨ていま私は無になりたい詩「厄介者」詩集「目的のない旅」より(38)
(再投稿)待ちぼうけなにも起こりそうにないこんなに退屈しているのになにも起こりそうにない期待で胸を膨らませているのになにも起こりそうにない皆を集めて待機しているのになにも起こりそうにない夢から覚めて待っているのになにも起こりそうにない残りの命を捧げようとしているのにいくら待ってもなにも起こりそうにもない詩「待ちぼうけ」詩集「目的のない旅」より(37)
(再投稿)少年少年の心は柔らかい未知数大切に育ててやらなければならない間違った育ち方をしないように見守ってやらなければならない心の柔らかい内に鍛えて立派な青年に育ててやろう立派な大人になるよう育ててやろう心の柔らかい内はどうにでもなる間違った方向に進まないように大切に厳しく育ててやらなければならな少年は人類の宝物だから詩「少年」詩集「目的のない旅」より(36)
(再投稿)小窓の風景小さな窓の向こうにビルの森が育つ生まれたビルが古いビルを抱え込み飲み込んでしまう小さな窓の向こうのビルの森の中の緑の樹木は生まれたビルに浸食され次第に姿を消して行く小さな窓の額縁にビルの森が育ち僅かに残った水色の空を塗りつぶしてしまった詩「小窓の風景」詩集「目的のない旅」より(35)
(再投稿)炎硫黄の臭いのするマッチを擦ってローソクに火を点ける風もないのに炎は揺れ動くこの神秘的な炎は神を暗示し人びとの気持ちを落ち着かせるそして別の炎は悪魔を暗示し人びとの心を動揺させる炎よ輝いてくれ揺れてくれ孤高の洋画家高島野十郎画伯のローソクの絵の炎ように輝いてくれ人類の幸せのため人類の平和のために詩「炎」詩集「目的のない旅」より(34)
(再投稿)都会の風景目が覚めると世界が変わっていた目にしたことのない世界経験したことのない世界ここは人間が住む所ではない夢から覚めると世界が変わっていた地球の上とは思えない世界地球に起きたこととは思えない世界ここは人間が住む場所ではない冬眠から覚めると世界がすっかり変わっていたこの世の風景とは思えない姿これでは人間が住む状態ではないだがこれが都会の本当の風景詩「都会の風景」詩集「目的のない旅」より(33)
(再投稿)知らず知らずに知らず知らずに恋をして知らず知らずに別れてた知らず知らずは優しいな知らず知らずは素晴らしい知らず知らずに恋をして知らず知らずに別れてた知らず知らずは憎めない知らず知らずは素晴らしい知らず知らずに恋をして知らず知らずに別れてた知らず知らずは無理がない知らず知らずは素敵だな詩「知らず知らずに」詩集「目的のない旅」より(32)
(再投稿)究める何事も究めることは素晴らしいだが物事を究めるとはその終極を知ることでもある詩「究める」詩集「目的のない旅」より(31)
詩「 人 間 ( 3 ) 」詩集「目的のない旅」より (30)
(再投稿)人間(3)人間ってスゴイ!冒険家が命をかけて地球を探り科学者が超人的努力でミクロの世界を発見する人道主義者が深い慈愛で人類の平和を育むそしてそれらの偉人を凡人が支えている人間ってスゴイ!詩「人間(3)」詩集「目的のない旅」より(30)
(再投稿)この生命すてられていたかもしれないこの生命だからすばらしいこの生命すてられていてもおかしくないこの生命だからすばらしいこの生命うまれていなかったかもしれないこの生命だからすばらしいこの生命詩「この生命」詩集「目的のない旅」より(29)
(再投稿)時若い時は流れるような一日年を取ると刻むような一日詩「時」詩集「目的のない旅」より(28)
(再投稿)生きる生きるってどんなこと笑うこと泣くこと怒ること生きるってどんなこと愛すること憎むこと別れること生きるってどんなこと楽しむこと苦しむこと落ち込むこと生きるってどんなこと働くこと怠けること失業すること生きるってどんなこと金儲けをすること賭けごとを楽しむこと世を捨てること生きるってどんなこと感じること無関心になること惚けること生きるってどんなこと歩くこと走ること死ぬこと詩「生きる」詩集「目的のない旅」より(27)
(再投稿)悲劇の起源小さな小さな誰も触れたことのない小さな嘘が大きな悲劇を産む小さな小さな誰も気づかない小さな偽りが大きな悲劇を産む小さな小さな誰も見たことのない小さな自我が大きな悲劇を産む小さな小さな誰も出会ったことのない小さな身勝手が大きな悲劇を産む小さな小さな誰も聞いたことのない小さな噂が大きな悲劇を産む詩「悲劇の起源」詩集「目的のない旅」より(26)
(再投稿)仮面人間は怖い人を騙す人を裏切る平気な顔をして人間は怖い人を騙す人を裏切る真面目な顔して人間は怖い人を騙す人を裏切る涼しい顔をして人間は怖い人を騙す人を裏切る清純ぶって人間は怖い人を騙す人を裏切る清いふりをして人間は怖い人を騙す人を裏切る正義の顔をして詩「仮面」詩集「目的のない旅」より(25)
(再投稿)当然人間だもの嘘もつく人間だもの見栄もはる人間だもの失敗もする人間だもの欲もだす詩「当然」詩集「目的のない旅」より(24)
詩「 人 間 ( 2 ) 」詩集「目的のない旅」より (23)
(再投稿)人間(2)人間って嘘つきだから恐い人間って嘘つきだから憎い人間って嘘つきだから面白い人間って嘘つきだから可愛い詩「人間(2)」詩集「目的のない旅」より(23)
(再投稿)いやなこといやなことに負けるないやなことから逃げるないやなことを避けるないやなことに立ち向かえいやなことを引き付けろいやなことを好んでやれいやなことに心を突っ込めいやなことを嗅ぎ付けろいやなことと友達になれいやなことを祭り上げよいやなことを捨てるないやなことを嫌がるないやなことには栄養がいっぱい詩「いやなこと」詩集「目的のない旅」より(22)
(再投稿)老い腰が曲がっても根性が歪んでもお腹が出っ張っても信念が弛んでも目が窪んでも下品な言葉を吐いても肌がかさかさになってもどうでも良くなるから年を取るって悲しい詩「老い」詩集「目的のない旅」より(21)
詩「 人 生 ( 2 ) 」詩集「目的のない旅」より (20)
(再投稿)人生(2)テレビの最終番組が終る電灯のスイッチを切る妻が背中を向けて寝る静寂と不安が全身を刺すああ、この人生私には重すぎる詩「人生(2)」詩集「目的のない旅」より(20)
(再投稿)マラソン永い月日を走り続けるただひたすらに走り続ける人生はマラソン歩くな!立ち止まるな!挫けるな!人生はマラソン走りながら孤独に勝つ走りながら自分に勝つ人生はマラソン歩いたら耐久レースはお仕舞い止まったら人生ロードはお仕舞い競争心は向上の原点悔いのない人生を勝ち取るためマイペースでただひたすらに走り続ける人生はゴールのないマラソン詩「マラソン」詩集「目的のない旅」から(19)
(再投稿)ある日突然どこへ消えてしまったの別れの言葉も残さないでどこへ行ってしまったの最後の姿も見せないでどこへ隠れてしまったの隠れん坊の約束などしなかったのにどこへ去ってしまったのまだ話したいことが山ほどあったのに詩「ある日突然」詩集「目的のない旅」より(18)
(再投稿)親と子叶えられなかった夢を子供に託す親同じ苦杯を子供にはと、断ち切る親子供の本当の幸せは誰にも分からない詩「親と子」詩集「目的のない旅」より(17)
(再投稿)義父の詩小鳥のように大空でさえずり子犬のように大地を駆け巡れたはずなのに戦争で失った片足のない人生さぞかし悔しい人生だったでしょうあなたはそれをおくびにも出さず焦らず背伸びせず揺れ動く大地のごとく黙々と生きていたあなたの粘り強いその姿にわたしたちはどんなに励まされ勇気を与えられたことかあなたの優しく強靭な命の源が次の世代に引き継がれて行くそしてあなたは最愛の妻と四人の娘とその家族に見守られ幸せな一生だった、と平凡で非凡な言葉を遺してこの世では叶えられなかった二本足の人生を夢見ながら誰をも恨むことなく誰をも憎むことなく安らかこの世を去って行った合掌詩「義父の詩」詩集「目的のない旅」より(16)
(再投稿)表裏悲しさと背中合わせに喜びがある淋しさと背中合わせに嬉しさがある今を悲しまないで時を待とう失望と背中合わせに希望がある苦しさと背中合わせに楽しさがある今を苦しまないで時を待とう黒色と背中合わせに白銀の世界が暗闇と背中合わせに明るい未來が表だけで失望しないで裏側も見よう裏だけで失望しないで表にも期待しよう詩「表裏」詩集「目的のない旅」より(15)
詩「 消えた母ちゃん 」 詩集「目的のない旅」より (14)
(再投稿)消えた母ちゃん母ちゃん僕たちを残してなぜいなくなってしまったの姉ちゃんや僕が嫌いになったのそれとも僕なにか悪いことしたのかなあ母ちゃんがいない家なんかつまらない帰りたくないよ買い物やお風呂の掃除母ちゃんの手伝いなんでもするから早く帰ってきてよ父ちゃんも朝早くから夜中まで油だらけの汗を流して働いているんだどうして母ちゃんいなくなったの父ちゃんや姉ちゃんの作ったご飯や味噌汁あきちゃったコンビニの弁当ももう嫌だ母ちゃんの作ったご飯が食べたい絶対いい子になるから早く帰ってよ母ちゃん詩「消えた母ちゃん」詩集「目的のない旅」より(14)
詩「 別 離 ( 2 ) 」 詩集「目的のない旅」より (13)
(再投稿)別離(2)僕に近づかないで欲しい君の一生を台無しにしたくない僕に構わないでくれ君が思っている程の人間ではない僕はこの世に必要のない人間だ僕から離れて遠くで見守っていて欲しい僕にとってそれが一番の願いこれ以上お互いを知らない方がいい誤解が誤解を招きせっかくの愛が壊れてしまう僕はそれが怖い僕に近づかないで欲しい僕は君が思っている程の人間ではない詩「別離(2)」詩集「目的のない旅」より(13)
(再投稿)仲 間 素敵だね素敵だね仲間って素敵だね喧嘩をしても我がまま言っても仲間って素敵だね馬鹿だなあ馬鹿だなあ仲間って馬鹿だなあ悲しみもいっしょ苦しみもいっしょ仲間って馬鹿だなあ素晴らしいね素晴らしいね仲間って素晴らしい気取らないで贅沢しないで仲間って素晴らしい詩「仲間」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)命もののようでものではない機械のようで機械でもない簡単には作れないだが簡単に壊れるファジーでデリケートで神秘的粗末に扱ってはいけない栄養を与え磨きをかけバランスを保たせるそして尊厳をもたせる他にはない貴重品二度と手に入らない貴重品詩「命」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)別れ別れは悔し涙その時あなたの心が分かるから別れは悲しい酒その時あなたの大切さが分かるから別れは辛い罪その時閉じた心が開くから詩「別れ」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)別離(1)彼は後ろめたそうに去って行ったなにも悪いことはしていないのにただ気持ちが理解し合えなかっただけなのに彼は黙って去って行ったなにも悪いことはしていないのにただ心が通じ合えなかっただけなのに彼は淋しく去って行ったなにも悪いことはしていないのにやましさを残して去って行った詩「別離(1)」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)孤独人間は永遠に孤独孤独から逃れることは出来ない言葉・セックス・感情これらは確かなものとは言えないだから絆を求める確とした絆が欲しい揺るぎない絆が欲しい無理な願いだろうかそれでも絆が欲しい孤独は嫌だ心のバランスを保たせ高鳴る心臓の鼓動を聞く孤独の静寂がやって来る私はなにをすればいいのだ孤独とどう生きて行けばいいのだ詩「孤独」詩集「目的のない旅」から
(再投稿)人間(1)どんなに足掻いたってどんなに繕ったってどんなに隠したってどんなに見栄をはったってどんなに嘘をついたってどんなに誤魔化したって人間メッキが剥げる時は剥げるだから心にメッキをしなくていいように自然に生きることが一番いい詩「人間(1)」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)アヒルと牛人生アヒルのようにヨチヨチ歩きでいい牛のようにノロノロ歩きでいいダチョウの真似して焦ることはないのんびり歩けば事故にも遭わない怪我をする心配もない自然の風景を眺めながらのんびり歩いて英気を養うこと慌てることはないのんびり歩こうのんびり生きようきっと良いことが降り掛かって来る人生アヒルのようにヨチヨチ歩きで行こう牛のようにノロノロ歩きで行こう詩「アヒルと牛」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)苦の間生と死の間で人間は苦しむ死の世界を知らないから光と影の間で人間は苦しむどちらにも魅力があるから親と妻の間で人間は苦しむどちらも掛け替えのない人だから妻と子供の間で人間は苦しむどちらも掛け替えのない宝だから海と山の間で人間は苦しむどちらもお気に入りの自然だから喜びと悲しみの間で人間は苦しむ人間は劇的な動物だから善と悪の間で人間は苦しむどちらにも騙されやすいから感情と感情の間で人間は苦しむ人間は八方美人だから間と間の間で人間は苦しむとても弱い動物だから詩「苦の間」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)牛になれゆっくり粘り強く牛になれ馬の真似は似合わない弾むのではなく捩るのだ捩るように大地を歩け笑われてもいい粘っこいよだれを垂らし亀のように象のように大地を這うのだじっくり粘り強く牛になれ詩「牛になれ」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)人生(1)激しく燃える人生淡々と過ごす人生いずれも人生燃え切らない人生燃える術を知らない人生それもまた人生人生いろいろ詩「人生(1)」詩集「目的のない旅」より
(再投稿)青春君の優しさがあればなにもいらない君の愛があればなにもいらない僕の心は初夏の陽炎に乗って空高く舞上がる七色の風船のよう君の優しさがあればなにもいらない君の愛があればなにもいらない僕の人生詩集「目的のない旅」より(2)
(再投稿)足跡いい足跡を残せそうですか真っ直ぐでなくてもいい個性のある澄み切った足跡であればいい足跡を残せそうですか大きくなくてもいい目立たなくてもいい悲しい足跡でなければ思い出の深い足跡であればいい足跡を残せそうですか土の上でなくアスファルトの上であっても心に深く刻んだ足跡であれば人生を堪能した足跡であればきっといい足跡になるでしょう詩集「目的のない旅」より(1)
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(再投稿)孤立にのみやあきら淋しいだろうがもう誰にも会わない方がいい新しい出会いを作って何をしようと言うのだこれ以上何を望むのだ君には能力の限界だこれ以上出会いを作っても何も生まれないただ思い出だけにしかならないそれで良いと言うのなら別だがそれにしても遅すぎるのではないか淋しいだろうがもう誰とも会わない方がいい新しい出会いを作っても何の役にも立たない2000.11.25.作僕の詩集No.682【孤立】改訂版
(再投稿)かなえられぬ愛にのみやあきらたとえ悲運な愛であってもかなえられない愛であっても離れて生きていたとしてもおなじ地球上で生きおなじ国で生活をしおなじ時代に生きおなじ時間に呼吸をしているだけでたとえかなえられぬ愛であっても片思いであってのも愛する人がいるだけで私は幸せ1999.1.17.作僕の詩集No.675【かなえられぬ愛】改訂版
(再投稿)人間(19)にのみやあきら人間はなぜ己の醜悪を穿り出して面白可笑しくでっちあげドラマにしたがるそしてそれを商売にまでして自己満足に耽っている人間ってなんて滑稽で愚かで浅はかで節操のない生き物だろう1995.1.28.作僕の詩集No.673【人間(19)】改訂版
臨終にのみやあきら人間の臨終は二通り考えられる肉体の臨終と心・魂の臨終肉体の臨終は火葬場で消滅して終わりになる心・魂の方はどうなるのだろうその人の生き方によって永遠に残る場合と肉体のように消滅してしまう場合とがあるだろう消滅させたくなければ元気な時期にそれなりの努力が必要心・魂を残す作業は並み大抵ではない著名人や芸術家でなければ人生に未練がましくしないで諦めるのも利口な生き方だ僕の詩集No.3257【臨終】
(再投稿)釘にのみやあきら頭を打たれても打たれても痛いのは瞬く間だからと辛抱強く我慢しているあっちでもこっちでも兄弟や仲間が無数に打たれ材木の中に潜って行く大きくて長い長男小さくて短い次男細くて短い三男太くて短い友達打たれてみんな離れ離れになる柱を支え板を支え横になったり逆さまになったり一軒の家を支えるため頑張っている重くて窮屈だけどこれが僕たちの日常生活1995.1.10.作僕の詩集No.672【釘】改訂版
(再投稿)按摩にのみやあきら古風を捨て切れない年老いた按摩さんが未だに深夜のオフィス街を笛を吹きさまよう幸せはどこだ人生とはなんだと、呟きながら時代錯誤に落ちた老人の有様を眺め涙ぐむ1994.11.10.作僕の詩集No.671【按摩】改訂版
(再投稿)罠にのみやあきら罠を仕掛けただが誰も引っ掛からない寂しさと空しさだけが漂う罠に悪意が紛れ込んでいる罠は卑劣な企て元々悪事それを見抜かれてしまっただから誰もが罠を敬遠するそんなはずはないこの罠は巧妙に仕掛けた受け取り手が素晴らしい能力を持っていたのだ機会を見てやり直そういや、待てよもしかすると仕掛けたつもりが自分が掛かったらしい1994.11.10.作僕の詩集No.670【罠】改訂版
出婆張りにのみやあきら自分の能力をわきまえないで口出ししたり物事に関与したり出過ぎたことをするそれが出婆張りだそんな態度は世間から爪弾きに合うこと必定邪魔者扱いにされても仕方ない「出る釘は打たれる」と、格言にあるように出婆張り過ぎると打ちのめされ自分の立場を失う口を出す場合は余計な口出しではないか出娑張り過ぎではないか良く検討しなければならない僕の詩集No.3256【出娑張り】
(再投稿)ものもらいにのみやあきらなにももらっていないのにものもらいもらったのは目に赤い腫れ物なにももらっていないのにものもらいガード下のホームレスじゃああるまいしなにももらってないなにももらっていないのにものもらいいや、もらっているはず裏金をもらって家を建てた政治家なにももらっていないのにものもらい私は貧乏をもらってしまった2000.11.25.作僕の詩集No.668【ものもらい】改訂版
(再投稿)詩作(5)にのみやあきら天上界にいるつもりで胡座をかいて詩を創っていただがそれは間違いだ、と気付く俗世間の中で庶民の様子や心を描かなければ詩とは言えないそれに気付き創作が大きく進展した1994.11.10.作僕の詩集No.667【詩作(5)】改訂版
(再投稿)喪失(3)にのみやあきらあの小さな出来事でなにもかもなくしてしまった心の弾みは失せ肉体は生気を失い全身に虚脱感が走るあの小さな出来事ですべてを狂わされてしまったわずかな希望を奪われ精神の乱脈を招き肉体の崩壊を呼んだあの小さな出来事でなにもかも喪失してしまった1994.8.10.作僕の詩集No.666【喪失(3)】改訂版
誰に貰った命にのみやあきらその命誰に貰った両親か神様かそれとも天かいずれにせよ一つしかない大切なもの粗末にしてはいけない自殺で捨ててしまうなんて以ての外命これほど貴重なものはない役に立ちありがたい大切にしないと罰が当たるその命誰に貰った授かった天に感謝しなければならない僕の詩集No.3255【誰に貰った命】
(再投稿)人生(9)にのみやあきら人生の目的を果すこれほど大変で有意義なことはないそう簡単には目的は果たせない多くのことに堪え忍びその結果として達成できる人生の幸福を得るには並大抵なことではないそれを心づもりに人生を歩まなければならない1994.7.2.作僕の詩集No.665【人生(9)】改訂版
(再投稿)迷う愛にのみやあきら行き場を失った愛が雑踏の街をひとまわりして戻ってきた相手に受け入れられなかった愛が自分の胸をたたきながら帰ってきた行き場のなくなってしまった愛が見知らぬ人の心の中で彷徨う1994.8.10.作僕の詩集No.662【迷う愛】改訂版
ご心配お掛けしましたが、パソコン、部品を1個取り換えるだけで、直りました。遅くなりましたが、今日の投稿分、投稿いたしますので、ご一読いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。にのみやあきらお知らせ。
(再投稿)歩行者天国にのみやあきら高級車が人を蹴散らかしながら歩行者天国の雑踏の中を突き進んだ自転車が人混みを縫いながら歩行者天国の雑踏の中を這うように進んだこの違いは何を意味するのか1994.11.3.作僕の詩集No.661【歩行者天国】改訂版
お世話になっております。パソコン、朝方は使えたのですが、また駄目になりました。8時30分以後に訪問していただいた方は、お返しの訪問ができないと思います。ご了承ください。専門家に診てもらいますが、場合によっては、買い換えしなければならないかもしれません。投稿をしばらくお休みになるかもしれません。よろしくお願いいたします。にのみやあきらお知らせ。
枯渇にのみやあきら天然資源などの枯渇は別として人類に枯渇が起きると大変なことになる例えば物事を考えることが枯渇すると脳の思考能力がなくなる創造する能力が枯渇すると人間何も考えなくなるこの様に枯渇は人間が能力を過ぎて活動が停止する人間社会が回らなくなる使い過ぎで枯渇するのは人間・人間社会を滅ぼす元だ僕の詩集No.3254【枯渇】
おはようございます。「K」を投稿しまして、読んで頂いた方への訪問をしたかったのですが、パソコンの調子が悪く、それが出来ません。サポートセンターが開くまでお待ち下さい。よろしくお願いいたします。お知らせ
(再投稿)Kにのみやあきらどこにいても頭の中はあなたのことでいっぱい花を見ても空を眺めても心はあなたのものいま、何をしているの僕のこんな気持ち少しはわかってほしいどこに行っても胸の中はあなたのことでいっぱい泣いていても笑っていても心はあなたのもといま、どこにいるの僕のこんな姿少しは思い出してほしい2000.10.21.作僕の詩集No.660【K】再投稿
(再投稿)人間関係にのみやあきら相手に何かを求めてはならない期待してはならないだが何も育まれない相手といつまでも付き合っているのも苦痛だそれでも人間関係を続けなければならないのかそんな状態に堪えなければならないのなら人間的に小さくてもいいひっそりと自分だけの孤独な世界を全うしたいその方が生きる幸せがある漠然とした人間関係はもう沢山人間関係で自分を大きくしょうなんてそれも馬鹿げている細った人間でもいい人間関係で大きくなろうとは思わない自分を磨くのは自分を育てるのは自分の力で能力でやる必要以上の人間関係は馬鹿げていてマイナスだ本当の役には立たない人間関係が嫌だと言うのではないただ顔を突き合わせているだけでは無駄骨だ馬鹿らしい私は自分の力で自分を育みたい他人を頼りたくないこの世の中で高く聳え立たなくても1992...僕の詩集No.32【人間関係】改訂版
(再投稿)心残りにのみやあきら誰でも人生で心残りがある心残りはスッキリせず未練が残るでも殆どの人が心残りを背負ったまま去る残すなら目に見えないものがいいその方が蟠りがない人生で嫌な心残りがあると哀れ死んでも死に切れないこのまま終わらすわけには行かないと足掻くことになるそれを消滅させて去るには欲を捨て未練を捨てることだ1992.7.17.作僕の詩集No.29【心残り】改訂版
(再投稿)意欲にのみやあきら人間常に焦燥感に苛まれて生きているそのため一時的に精神の欠落が起きるだが上手に焦燥感と付き合えば意欲を育んでくれる人間常に不安感に苛まれて生きている人生に不安感がなければ生きる価値がない人間が生きるために起きる不安感には意欲を育む要素が含まれている人間常に死の恐怖を背負って生きている人間に死が存在してこそ生きる価値がある死の恐怖は生きる意欲を奮い立たせる焦燥感不安感そして死への恐怖これらの悪疾から逃避してはならないこれらは人間の精神の深淵に潜む挑戦意欲の源だから1992.7.5.作僕の詩集No.28【意欲】改訂版
(再投稿)政治家のあり方にのみやあきら政治家の任期は短い方がいいどんなに才能に恵まれていても一人の人間が長年民衆の心を把握し民衆のための政治を治め続けることは不可能政治生命が長引けば長引くほど最初は良くても自我が強くなり民衆のことを忘れ自分の守りに走り独裁者になる私利私欲を追いかけ暴君になるだがそれが最も政治家らしい人間らしい姿だから始末が悪い政治家は政治を司る間深甚を持ち続けなければならない深甚を忘れ民衆をなおざりにしたらその政治家の政治生命は断たれ短命に終わるだろう1992.7.9.作僕の詩集No.27【政治家のあり方】改訂版
(再投稿)見知らぬあなたへにのみやあきら電車の中で向かい合わせになった美人のあなたそんな悲しい顔は不幸な顔はあなたには不似合いです何があったのか知りませんが若者らしく溌剌としてください元気を出してくださいせっかくの美人が台無しです若くて美人のあなたがそんな悲しい表情をしているとそんな不幸な表情をしているとあなたの胸を開けて心の中を覗きたくなりますあなたの全てを知りたい衝動に駆られます電車の中で偶然むかい合ったあなたにそんな氣を起こさせないでくださいそれでなくても美人のあなたの荒れた手と不似合いな服装がわたしに疑問を抱かせあなたの境遇を知りたくなりますどんな悲しみを抱えていてもあなたには若さと美貌があるきっと素晴らしい日がやってきます今はじっと堪えてください美人のあなたにそんな悲しい顔は不似合いです美人のあ...僕の詩集No.25【見知らぬあなたへ】改訂版
(再投稿)平和にのみやあきら平和をたくさん食べてお腹が一杯になっている国食べられなくて飢餓に陥っている国平和は食べ過ぎても食べ足りなくても駄目だ食べ過ぎると平和を感じなくなる全く食べないと平和の奪い合いが起こるいったい人間はどのくらい平和を食べたら満足するのだろう平和を食べ過ぎて惚けてしまった国平和を食べられなくて異常を来たした国今地球上では平和で満腹になっている人とそうでない人との差が激しい平和は限られた人だけが食べてはならない限られた国の限られた人だけが食べると争いが起きる平和は分け合って食べてこそ美味しいそれで真の平和が訪れる1992.6.22.作僕の詩集No.24【平和】改訂版
(再投稿)仕来りにのみやあきら必ずしも仕来りがいいものばかりとは限らない培われてきたものだろうが古い感覚で現代に合わなくなったものもある現代に合わない仕来りには従いたくない除外したいのが人情慎重に検討して顔を塗り替えてしまおう古い仕来りは害になる場合もある古い仕来りに捕らわれず取捨選択をして現代に合う新しいものに切り替えよう現代に合わない古い仕来りを消滅させてしまうのだ1992.5.22.作僕の詩集No.22【仕来り】改訂版
(再投稿)思考にのみやあきら電線のように一直線に物事を考える人樹木のように自由に枝葉をつけて考える人傘の骨のように四方八方に広げて考える人スタートさせた思考を迂回させ考えを纏める人四方八方に散乱させっぱなしでそのまま何も纏められない人どのような思考方法でも自由だが困るのは職業的思考感覚だよほど注意をしないと職業的思考にはまってしまう考え方が固執し偏った狭い思考に陥るその職業だけの思考になりそこから抜け出られなくなるこれは大変な問題本来の思考を失い狭くなりゆがめられ偏ったものになる正常な思考ができなくなり正しい思考が死滅するそれぞれの職業人は職業的思考に注意しなければならない思考がマンネリ化し本来の姿が狂ってしまうからだ1992.2.25.作僕の詩集No.21【思考】改訂版
(再投稿)自殺にのみやあきらいやだ!こんな生活はいやだ!秋子や冬子がいる仲の良かった友達が大勢いるあっちの世界へ行きたい!それは止めなさい向こうの世界へ行った友達はみんなこっちの世界で悲観的に生きていた人ばかりですよでもあなたは違う精神的に強い人間自殺は人生を捨てることですよ1992.5.18.作僕の詩集No.19【自殺】改訂版
(再投稿)後悔にのみやあきら良い思い出も悪い思い出もひとたび刻んでしまったら修正することは難しいどんなに泣こうが喚こうが過ぎた人生はどうにもならない特に悪い思い出の傷跡を剥ぎ取るには余命を賭けてこれまで刻んだ何百倍もの良い思い出を刻み込まなければならないだから悪い思い出は残さないこといくら努力をしても神様や仏様は帳消はして下さらないだろう1992.5.6.作僕の詩集No.18【後悔】改訂版
(再投稿)お金にのみやあきらお金って奴は何て代物人を幸せにしたり不幸にしたり人の不和の元になったかと思うと強い結束の役目もするお金って奴は何て代物二つの性格を持った憎めない必需品お金って奴は何て代物ある時は天の恵み観音様ある時は地獄の閻魔大王お前がその気なら俺だって負けてやしない二十面祖になって操ってやるお金って奴は何て代物二つの顔をした可愛い必需品お金って奴は何て代物信用の上に胡座を掻いてよ~く観察すると何の値打ちもないただの紙切れではないか人間を騙し通そうとしてもそうはいかないいつかは化けの皮が剥がれ人間に暴かれるお金って奴は何て代物人間と騙し合いをしている哀れな必需品1991.5.15.作僕の詩集No.16【お金】改訂版
(再投稿)黒い手袋にのみやあきら激しい戦いの痕跡を残して黒い革手袋が冷えきったコンクリートの床の上に叩きつけられたどす黒い血痕がグラフィックデザインのように水平線上に伸び床面を穢している研ぎ澄まされた銀色のナイフが暗闇の中で微光を放ち嘲笑っている何が起きたのだろう一つの命が奪われたようだだが今となってはもう真実を知ることはできない法医学を駆使しても謎は解けないそして事件は永遠に闇に葬り去られてしまうだろう1992.2.18.作僕の詩集No.15【黒い手袋】改訂版
(再投稿)ラッキー美容室にのみやあきら二十年間通った床屋さんが突然閉店してしまったシャッターに貼られた感謝の告知文を複雑な気持ちで読んでいるとおなかの底から淋しさが込み上げてくるやって行けなくなったのだろうか頑固なマスターだった無理しなくていいのに十年間も値上げを見合せた店名はラッキーでも経営はラッキーでなかったようだ算盤塾に通っている娘と同じ年の男の子がいて娘が二級を取得したと話すとマスターは機嫌を悪くした気まずい思いをしながらマスターの偏屈な頑固さに負けまいと通いつめた織笠のお爺ちゃんが耄碌して週に二回も三回も通っていたお爺ちゃんの死を告げようと思っていたがとうとう果たせなかった閉店して何処へ引っ越してしまったのだろうもう会えないのだろか今度こそラッキーでありますように1991.6.16.作僕の詩集No.14【ラッキー美容室】改訂版
(再投稿)白い手袋にのみやあきら無表情の悪漢の手に白い手袋水母のように動く指先に不気味な恐怖感が漂っている悪漢が操る白い手袋何を企んでいるのだろう手術?強盗?殺人?1992.5.18.作僕の詩集No.12【白い手袋】改訂版
(再投稿)危険な我が儘にのみやあきら芸術家も実業家も我が儘芸術家の我が儘には未来を切り開く深遠な予感が響き実業家の我が儘には未来の腐敗を招来する危険な響きがある芸術家の我が儘には巧く付き合って行くといい警戒しなければならないのは実業家の危険な我が儘芸術家の顔をして人心を狂わす1992.5.18.作僕の詩集No.11【危険な我が儘】改訂版
(再投稿)ゴッホの呟きにのみやあきら馬鹿だなあ君たちは僕の絵を何十億円もかけて売ったり買ったり僕はそんなつもりで描いたのではないそんな高値を付けるなら僕が生きているうちに付けてくれていれば自殺などしないで浮世絵をたくさん手に入れその中に蹲ってもっと制作に励むことができたのにでもいまさら天国でそんなことを愚痴っても仕方がない何よりも嬉しいのは憧れている日本の人たちが僕の残した魂をコレクションしてくれていることだ1992.5.18.作僕の詩集No.5【ゴッホの呟き】改訂版
第3詩集「人間・人生・生きる」の作品紹介は、今朝の投稿で終了です。ご愛読いただき、誠にありがとうございました。如何でしたか?ご感想を、コメントしていただけると嬉しいです。引き続き、7年半投稿してまいりました「僕の詩集」約3100篇の中から、3冊の詩集に掲載しました作品は除いて、読んで頂きたい作品をピックアップして順次、紹介したいと思っております。詩集出版に選ばなかった作品ですので、期待薄かもしれませんが、ご一読くいただければ幸いです。紹介する作品の中には、既に検索していただき、ご覧いただいた作品もあるかもしれませんが、それはご容赦ください。では、明日(5月1日)から始めます、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。にのみやあきら詩集の作品紹介終了のお知らせ。
(再投稿)詩 の 役 目情景や状況だけを述べた詩自分の不幸や苦労を泣き言まがいに語っている詩雅言を駆使して言葉巧みに読者を煙に巻いてしまう詩これらの詩から読者が心を掴めばいいがそうでなければ失敗作詩ではない詩は情景・状況表現だけではなんの役にも立たない自分の御託を述べた作品専門家だけにしか解らない作品それも同じだ著作者だけの世界ではなく読者と共生した世界高く広い見地に立って創られた詩独りよがりで難解でない詩でなければならない詩は著作者だけのものではない一般人が理解できて初めて詩と言える詩は心だ心がない作品をどうして詩と言えるそして詩には教示があることが望ましい人間・人生を考えさせられるもの人生読本的な作品それが詩の役目であり本物の詩と言えるのではないだろうか詩【詩の役目】第3詩集【人間・人生・生きる】より(80)
(再投稿)生きる(7)我が人生我が人生我が人生と言うほどのものでもない我が人生詩【生きる(7)】第3詩集【人間・人生・生きる】より(79)
(再投稿)登り詰める登り詰めることは人間の宿命目標に向かって努力をしていることだから立派で素晴らしいことだだが登り切ってしまうと落ちる羽目になる人間の宿命栄枯盛衰盛者必衰世の常と言えども気の毒で悲しい有り様悪徳指導者ならともかく善良な指導者は惜しまれるこればかりはどうにもならないどうするこもできない世の中の矛盾した一面神様でもどうにもならない詩【登り詰める】第3詩集【人間・人生・生きる】より(78)