千葉市埋蔵文化財調査センターで開催中の特別展「貝と人」を鑑賞した。テーマは「縄文時代から続く貝と人とのかかわりを探る」、房総半島は周囲を海に囲まれ、縄文時代から現在にいたるまで、人々は多くの海産資源を利用してた。なかでも貝類は縄文時代以来、盛んに人に利用され、そのかかわりは現在でも続いている。本展では、貝を「身」と「殻」に分け、長年続く人とのかかわりについて、様々な角度から展示する。京都大学総合博物館から1世紀ぶりに里帰した加曽利貝塚出土の彩色貝製品とアワビ製貝鏃の2点は必見。蒐集家上羽貞幸氏のコレクション。千葉市内初公開。他にも、長倉Ⅰ遺跡・岩手県軽米町教育委員会所のイモガイとオオツタノハ製…