国立科学博物館の屋外に展示されているラムダロケット用ランチャー。 日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたラムダロケット用ランチャー 重量47t・ブーム19m・発射角度約64度 1970(昭和45)年2月11日、鹿児島県の東京大学宇宙航空研究所(現・宇宙航空研究開発機構 JAXA)から、世界最小(当時)の人工衛星を積んだラムダ4S型ロケット5号機(注1)が、ここに展示されているラムダロケット用ランチャーにより、「無誘導打ち上げ方式(重力ターン方式)」(注2)で打ち上げられた。 大隅半島にちなみ 「おおすみ」と名づけられたこの人工衛星は、33年間飛び続けた後、2003(平成15)年8月2日、北ア…