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  • 鹿島神宮 鹿嶋市宮中

    特別展「鹿嶋の古墳を歩く」を鑑賞した日は、早起きして、ミニ博物館ココシカの開館前に、中宮野古墳群を散策。そのあと鹿島神宮を参拝。 大鳥居 鹿島神宮御由緒 御祭神 武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ) 社格 勅祭社・別表神社・ 常陸国一之宮・旧官幣大社 創建 皇紀元年(紀元前六六〇年) 例祭日 九月一日 境内地 二十一万坪 御由緒 神代の昔、天照大御神(あまてらすおおか)の命を受けた武甕槌大神は香取の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と共に出雲国へ向かわれ、国譲りを成就し皇孫の国たるべき日本の建国に挺身された。 とりわけ東国における神功は大きく、関東開拓の礎は遠く大神にさかのぼる。 初代・神武天皇…

  • 夫婦塚古墳陪塚と箱式石棺 鹿嶋市宮中

    夫婦塚古墳の後円部の東側に隣接する2基の円墳と、付近の古墳から移設保存された石棺を見学した。 箱式石棺 宮中野古墳群の発掘調査でみつかったもの遺体を安置する石の棺です。 宮中野古墳群は北浦に面した須賀の台地にあり、前方後円墳や方墳・円墳などな「さまざまの古墳が120基以上もありました。 この石棺は筑波山産出のホルンフェルスとよばれる石を板状に切り出して箱形に組合わせたもので、つくられた年代は6世紀後半から7世紀頃と考えられています。 鹿島町文化財愛護協会 【陪塚(ばいちょう)】夫婦塚古墳後円部東側に近接し、寄り添うように2基の円墳が位置しています。規模は北側 の古墳が径17.5m、高さ1.25…

  • 千年塚 鹿嶋市宮中

    中宮野古墳群の散策の続き。稲荷塚古墳の北50m分岐を東に250m進むと千年塚。 千年塚 千年塚は6世紀頃に造営されたとされる鶴来(かくらい)古墳群の一つです。東西32.6m、南北は20.8m、高さ3.4mの長方形の古墳ですが、削られているので詳細は不明です。この塚は伝え話によりその名を残しました。 昔、鹿島神宮に卜部活麿(うらべのいくまろ)という神官がいて、彼は非常に鶴を可愛がっていました。あるとき彼は鶴の背に乗って北の方に飛び去っていきました。3年経って鶴の背に乗って帰って来た活暦を、人は天人とか鶴の化生と言って尊敬しました。 皆が驚くほど長生きした活麿の死後、彼の霊を祀った塚は「千年塚」と…

  • 稲荷塚古墳 鹿嶋市宮中

    中宮野古墳群の散策の続き。 中宮古墳群の南東に分布する鶴来(かくらい)古墳群の稲荷塚古墳。 稲荷塚古墳 稲荷塚古墳は6世紀頃に造営されたとされる鶴来(かくらい)古墳群の中で、もっとも大きい円墳(南北径32.5m、東西径34.5m、高さ6.1mです。墳頂にはこの土地の開拓者が、穀物の神である保食命(うけもちのかみ)を祀った鶴来稲荷大明神の石の祠(ほこら)を建てています。稲荷塚古墳の呼び名はこれに由来します。 2015年10月1日 鹿嶋神の道運営委員会 にほんブログ村

  • 夫婦塚古墳 鹿嶋市宮中

    特別展「鹿嶋の古墳を歩く」を鑑賞した日は、早起きして、ミニ博物館ココシカの開館前に、中宮野古墳群を散策。そのあと鹿島神宮を参拝。 中宮野古墳群の主墳、夫婦塚(めおとづか)古墳。文献[2]によれば中宮野古墳群で現存する古墳は40基程。 夫婦塚古墳附陪塚(めおとづかこふんつけたりばいちょう) 鹿嶋市指定史跡 指定日 平成12年5月20日 北浦を望む台地上に分布する宮中野(きゅうちゅうの)古墳群は、6〜7世紀頃の鹿島地方の首長層の墳墓で、前方後円墳17基を含む100基以上の古墳を有する県内最大級の古墳群です。そのなかでも、夫婦塚(おとめづか)古墳は宮中野古墳群中最大規模を誇る前方後円墳です。主軸方位…

  • 等々力渓谷 世田谷区等々力

    等々力渓谷3号墳を再訪したら、昨年から等々力渓谷公園のかなりの部分が通行止めになっていた。倒木の恐れのある危険木約50本を順次、剪定・伐採作業を進める予定で、全ての作業が終わるまで数年かかる見込みとのこと。昨年7月に発生した倒木被害は、昨年夏の異常な暑さで急速に樹勢の衰退が進み自重で幹折れしたとのこと。ということで、当分、等々力渓谷3号墳には近づけそうにない。 ゴルフ橋 等々力渓谷公園 世田谷区ホームページ 「ふるさと納税」で等々力渓谷保全 世田谷区が寄付活用検討 https://t.co/aOOHmbtBdu 緊急で伐採が必要な「危険木」が50本以上見つかり、昨夏から大部分で立ち入り禁止…

  • 野毛大塚古墳 (再訪) 世田谷区野毛

    野毛大塚古墳を再訪。野毛大塚古墳のある世田谷区立玉川野毛町公園では、東側の国家公務員宿舎の跡地の一部(約2.8ヘクタール)を利用して、昨年10月から公園の拡張整備中で、3月30日に一部区域の開園イベントを開催予定。 東京都指定史跡 野毛大塚古墳(のげおおつかこふん) 所在地 世田谷区野毛1-36 指定 昭和50年2月6日 野毛大塚古墳は全長82メートル、後円部の高さ10メートルの帆立貝式の前方後円墳で、前方部に近接して小さな造出部が付設されている。墳丘の周囲には馬蹄形の周濠が掘られており、周濠を含めた全長は104メートルである。三段に構築された墳丘は全体が河原石で覆われ、円筒埴輪がそれぞれの段…

  • 中川低地の河畔砂丘群 桑崎砂丘 羽生市桑崎

    利根川右岸(南岸)の古墳巡りの〆に中川低地の河畔砂丘群の桑崎砂丘を訪れた。 埼玉県指定天然記念物 中川低地の河畔砂丘群桑崎砂丘 (記念物 天然記念物 埼文指第556号 平成29年3月24日) 利根川の旧河道沿い(中川低地を含む)には、 川が運んだ榛名山・浅間山の噴火による噴出物などの土砂がたまったのち、それらが平安〜室町時代の寒冷期の強い季節風によって吹き溜められ、砂丘が形成されました。 桑崎砂丘は、羽生市から越谷市にかけて点々と分布する中川低地の河畔砂丘群の中では、最上流部の位置にあります。 指定地にある桑崎三神社は、長さ450m、幅50mの砂丘上にあり、本殿の北側では砂丘の高まりを観察する…

  • 愛宕塚 羽生市上新郷

    利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 愛宕塚、円墳、墳頂に愛宕神社、文献[1] 松並木 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

  • 浅間塚 行田市須加

    利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 浅間塚、前浅間塚の北170m、円墳、径20m、塚の可能性あり、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

  • 前浅間塚 羽生市上新郷

    利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 前浅間塚、円墳、墳頂に浅間神社、文献[1] ほ場整備竣工記念碑 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「 埼玉県古墳詳細分布調査報告書 」 にほんブログ村

  • 愛宕神社古墳 行田市荒木

    利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 愛宕神社古墳、円墳、径20m、墳頂に愛宕社、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 大稲荷4号墳 行田市須加

    行田市の北部、利根川右岸(南岸)の古墳巡りの続き。 大稲荷4号墳、円墳、規模不明、埴輪、雷電社を祀る、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 酒巻古墳群 (その3) 行田市酒巻

    酒巻古墳群の続き。 酒巻3号墳、円墳、規模不明、土師器、横穴式石室、文献[1] 酒巻1号、前方後円墳、全長46m、直刀・刀子・鐔・鉄鏃・耳環・土師器・須恵器・埴輪、横穴式石室、文献[1] 酒巻2号墳、円墳、規模不明、埴輪、文献[1] 酒巻15号、前方後円墳、全長34.2m、埴輪、横穴式石室、周堀確認、文献[1] 酒巻15号墳 酒巻15号墳は、6世紀後半に築かれた直径約34.2mの前方後円墳です。太刀形埴輪、靭形埴輪、鞆形埴輪といった武具の形をした器財埴輪6点が、石室入口前面の周溝からまとまって出土しました。そのほかにも、人物埴輪、円筒埴輪、土器などが数多く出土しています。 出土した器財埴輪は残…

  • 酒巻古墳群 (その2) 行田市酒巻

    酒巻古墳群の続き。 酒巻8号墳、前方後円墳、全長27m、埴輪・土師器・須恵器、横穴式石室、墓前祭祀跡検出、文献[1]、交差点の先の道路上で前方部を手前に向ける 酒巻8号墳 酒巻8号墳は、6世紀前半に築かれた全長約27mの前方後円墳です。 前方部と後円部の境目付近から、須恵器の甕や土師器の高杯などの土器がまとまって出土し、ここで何らかの儀式が行われたと思われ ます。古墳の一部でこうした儀式を行う行為を墓前祭祀と言います。 酒巻8号墳の墓前祭祀の様子は、行田市郷土博物館で復原展示されています。 酒巻6号墳、円墳、径15m、鉄鏃・埴輪、横穴式石室、文献[1]、交差点の右の道路上で後円部を左に向ける …

  • 酒巻古墳群 (その1) 行田市酒巻

    利根川右岸(南岸)の田んぼの下に保存されている酒巻古墳群を探索。 酒巻古墳群 酒巻(さかまき)古墳群は、利根川右岸のここ行田市酒巻地区に、今から1400〜1500年前の6世紀初頭〜7世紀前半頃(古墳時代後期)に築かれた古墳群です。これまでに前方後円墳3基、帆立貝型前方後円墳1基、円墳19基の計23基の古墳が確認されていて、ほぼ確認された順に酒巻1〜23号墳とされています。 古墳は古代の権力者・有力者の墳墓で、その大きさが古墳を築いた権力者の力の大きさを表していると考えられています。酒巻古墳群は、全長(墳丘長) あるいは直径(周溝内径)が9〜46mの小型・中型の古墳からなる古墳群で、宅地遺跡など…

  • 斎条1号墳(剣神社古墳) 行田市斎条

    何日か前の「観光物産館さきたまテラス」の続き。さきたま古墳公園をあとにして、行田市の北部、利根川右岸(南岸)の古墳を探索。 斎条1号墳(剣神社古墳)、円墳、径40m、埴輪、墳頂に剣神社、文献[1] ぎょうだ歴史系譜 100話 - 行田市/行田の神々⑳ 剣神社(斎条) 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 下野谷遺跡 西東京市東伏見

    鈴木遺跡の現地説明会の前に西東京市の下野谷遺跡公園に寄り道。 国史跡 下野谷遺跡(したのやいせき) 躍動の舞台 下野谷遺跡の昔と今 下野谷遺跡とは 武蔵野台地のほぼ中央、石神井川の南岸の高台にある、3万年近く前の旧石器時代から近代に至る長い歴史が刻まれた遺跡です。 下野谷遺跡の発見 戦前から土器が見つかっていましたが、正式な発掘調査は1973年から行われました。その後の調査・研究の結果、今から5,000年から4,000年前の縄文時代中期には、石神井川流域の拠点となるような大集落が1,000年間にもわたり、存在していたことがわかりました。 下野谷遺跡の範囲と2つの集落 「双環状集落」 下野谷遺跡…

  • 小金井公園 梅園 小金井市関根町、桜町

    鈴木遺跡の現地説明会の前に小金井公園の梅園とSLに寄り道。 豊後(ぶんご) 見驚(けんきょう) 江戸東京たてもの園 SL展示場 にほんブログ村

  • 鈴木遺跡 現地説明会 (3/9) 小平市回田町

    鈴木遺跡保存管理等用地(旧農林中央金庫研修所跡地)確認調査の現地説明会に参加した。鈴木遺跡は日本における後期旧石器時代の代表的な遺跡の一つで、2021年3月26日に国史跡に指定され、2023年3月に国史跡鈴木遺跡保存活用計画が策定された。鈴木遺跡保存管理等用地は、貴重な鈴木遺跡の保存・保護と活用を前提に、2014年3月に、農林中央金庫から旧研修所の北側部分(研修棟、テニスコート、プール跡地)を寄付された。 鈴木遺跡は、武蔵野台地のほぼ中央を東西に流れる石神井川の最上流部に位置する後期旧石器時代遺跡(約38,000年前〜16,000年前)で、石神井川のかつての谷頭部、標高約75メートルに立地する…

  • 「装飾付大刀の刀装具」 明治大学博物館

    明治大学博物館の考古部門のミニ展示、明大コレクション56「装飾付大刀の刀装具を鑑賞した。鉄製大刀は弥生時代中期に日本列島に伝わって以来、武器としてだけではなく、威信財など様々な意味を持つものとして扱われてきた。古墳時代には「装飾付大刀」と呼ばれる、柄や鞘に装飾が施された大刀の一群が出現する。本展示では、明治大学博物館が所蔵する古墳時代の刀装具に注目し、装飾付大刀の系譜とその盛衰、古墳時代における大刀の社会的な役割について紹介する。会期は2024年1月13日(土)~4月13日(土)。 明大コレクション56「装飾付大刀の刀装具」 開催のお知らせ 明治大学 考古部門コレクション展「装飾付大刀の刀…

  • 榧園好古図譜 國學院大學博物館

    神奈川県立歴史博物館から國學院大學博物館にハシゴして、開催中の企画展「榧園好古図譜ー北武蔵の名家・根岸家の古物(たから)ー」を鑑賞した。「榧園好古図譜」は「ひえんこうこずふ」と読む。根岸武香の蒐集品に関する図譜で、昭和30年代を境に行方不明だった。本展では、近年、再発見されたこの図譜を現物資料と共に初公開。 根岸武香とその父・友山は、北武蔵冑山村(現 埼玉県熊谷市)の名家「根岸家」当主で、著名な好古家(こうこか)として知らる。武香は、県会議員、貴族院議員として活躍する傍ら、好古家としても活動し、明治10(1877)年に黒岩横穴群を発掘。明治20(1887)年に東京帝国大学の大学院生坪井正五郎と…

  • 華ひらく律令の世界 神奈川県立歴史博物館

    神奈川県立歴史博物館で開催中された「令和5年度かながわの遺跡展 華ひらく律令の世界」を会期の最終日に鑑賞した。最終日の直前に川崎市の白山古墳出土の三角縁神獣鏡が展示されていると知り、慌てて日程調整してなんとか最終日で滑り込みで鑑賞することができた。残念だったのは、好評だった無料頒布のパンフレットが最終日の早い時間で品切れとなり貰えなかったこと。PDFで公開予定とのことで期待している。 川崎市の白山古墳は4世紀後半頃に築かれた武蔵国でも最も古い大形の前方後円墳。全長87m。1937年に発掘調査され、遺体を安置した主体部からは鏡類・玉類・鉄器類など多量の副葬品が発見された。多摩川流域では唯一の「初…

  • 高谷川低地遺跡出土遺物見学会 (2/17) 千葉県教育振興財団横芝作業所

    千葉県埋蔵文化財センター主催で2月17日に横芝光町高谷川低地遺跡出土遺物見学会に参加した。圏央道建設に伴う発掘調査で、栗山川上流の高谷川(たかやがわ)右岸に位置する標高約4mの低地に形成された高谷川低地遺跡から2か所の丸木舟集中地点が検出され、全体の分かる丸木舟が合計15艘出土。今回の見学会では、11艘の丸木舟が検出された北部丸木舟集中地点SX-001の丸木舟108を展示。丸木舟108は4分割されて大きなトロ箱で水に浸けた状態で保存されていた。この後、化学的な保存処理が施されるとのこと。また、丸木舟のほか約3,500年前の縄文時代後期(加曽利B式)の土器や、漆塗りの櫛や、樹皮を巻きつけた弓など…

  • 公開シンポジウム「土偶研究の新展開~資源利用史と土偶祭祀~」 明治大学グローバルホール

    明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホールで、3月2日に開催され明治大学資源利用史研究クラスター(研究代表者:阿部芳郎 文学部専任教授)主催の研究成果公開シンポジウム「土偶研究の新展開~資源利用史と土偶祭祀~」に参加(聴講)した。 資源利用史研究クラスターは、2017年4月に特定課題研究ユニット日本先史文化研究所を母胎として組織され、ヒトが自然物をどのように有用化(資源化)したのかという視点を設け、資源利用史というキーワードを用いた学際的研究を進めているとのこと。本シンポジウムでも「ヒトの人化」が一つのテーマになっていた。プログラムは8件の発表と、総合討論で、発表者の…

  • 観光物産館さきたまテラス 行田市佐間

    昨年4月にオープンした「観光物産館さきたまテラス」に、初めて営業時間に訪れて、昼食をゲット。秩父屋のお稲荷さん美味しかった。 観光物産館さきたまテラス 埼玉県行田市観光ガイド - 行田市観光NAVI さきたまテラスはオープン前から気になっていた。 ここは以前、『元祖 田舎っぺ さきたま古墳店』があった場所 朝早く公園に着いたので、朝日を浴びた公園の写真を撮影。 公園と浅間神社までの通り(古墳通り)の歩道の装飾。 にほんブログ村

  • 将軍山古墳 (再訪) 行田市埼玉

    将軍山古墳と将軍山古墳展示館を再訪。 将軍山古墳 全長90mの前方後円墳です。明治27年(1894年)に横穴式石室が発掘され、多数の副葬品が出土しました。この石室には、千葉県富津市付近で産出する「房州石」が用いられており、古墳時代の関東地方における地域交流を考える上で重要な古墳です。 周囲には長方形の堀が中堤をはさんで二重に巡り、後円 部と中堤には造出しと呼ばれる張り出しがあります。稲荷山古墳・二子山古墳と同じ形態です。古墳の造られた時期は、出土した遺物から6世紀後半と推定されています。 平成21年(2009年) 3月 埼玉県教育委員会 菜の花 将軍山古墳 - 埼玉県立さきたま史跡の博物館 に…

  • 天王山古墳、ボッチ山、他 行田市埼玉

    天王山古墳(埼玉1号墳)跡と円柱の標識(埼玉7号墳?)を再訪。ボッチ山の跡地を探索した。 天王山古墳(埼玉1号墳)の跡地? 円柱の標識(埼玉7号墳?) ボッチ山の跡地? 二子塚の前方部の先に「将軍塚/稲荷山/ボッチ山」「入口」と刻まれた石標がある。 (右側) 﨑玉村 (正面) 史蹟 将軍塚/稲荷山/ボッチ山 入口 (左側) 昭和十四年六月建立 にほんブログ村

  • 旧藩主松平家の墓

    天祥寺の墓地にある旧藩主松平家の墓をお参り。 行田市指定文化財 旧藩主松平家の墓 昭和47年11月9日指定 ここ海東山天祥寺は、忍城主松平下総守家の菩提寺で、文政6年(1823)に松平家が桑名城より忍城に移った後にこの地に移転されました。 この墓地には、向かって右側から松平家9代忠堯(ただたか)、11代忠国(ただくに)、12代忠誠の3代の忍城主の墓が並んで建てられています。 9代松平忠堯は、忍城に移った時の当主で、桑名から天祥寺、東照宮などを移転し、天保7年(1836)には藩校進修館を再興するなど、家と家臣団の忍城への移転を見事に遂行しました。 11代松平忠国は、天保13年(1842)に幕府の…

  • 瓦塚古墳 (再訪) 行田市埼玉

    瓦塚古墳を再訪。 外堀・中堤・内堀 造出し・内堀・中堤・外堀・ブリッジ 瓦塚古墳 全長73mの前方後円墳です。他の前方後円墳と同じく周囲には長方形の堀が二重に巡り、墳丘のくびれ部には道出しと呼ばれる張り出しがあります。また、造出し正面の外堀には、通路と見られるブリッジ状の掘り残しがあります。 整備に先立つ発掘調査の結果から、その周辺の中には、縁を弾く男子、踊る男女、武人などの人物埴輪、盾形埴輪、家型埴輪など多種の埴輪が立て並べられていたと推定されています。 「墳丘内部は未調査であるため、埋葬施設の形や大きさ、副葬品の内容など詳しいことはまだ分かっていません。古墳の造られた時期は、出土した遺物か…

  • 中の山古墳 (再訪) 行田市渡柳

    中の山古墳を再訪。 中の山古墳 墳丘全長推定79m、6世紀末から7世紀初頭の前方後円墳で、埼玉古墳群で造られた最後の前方後円墳です。発掘調査の範囲が限られているため、墳丘の規模や埋葬施設、周堀の範囲などが定かではありませんが、二重の周堀が巡り、南側の外堀は戸場口山古墳の外堀に壊されていることが明らかになっています。また、かつて墳丘から石棺が発見され たという伝承も残されています。 埼玉古墳群の前方後円墳の中では唯一、須恵器生産の方法でつくられた底のない壺のような形をした埴輪が古墳の周りに並べられていました。これらの須恵質埴輪は、全国的にも例が少ないもので、埼玉古墳群から約30km離れた埼玉県北…

  • 鉄砲山古墳 (再訪) 行田市埼玉

    鉄砲山古墳を再訪。 鉄砲山古墳 墳丘全長107.6m、横穴式石室をもつ6世紀後半の前方後円墳で、埼玉古墳群では3番目の規模を誇ります。古墳の名前は、江戸時代に忍藩が砲術訓練場(角場)として墳丘を利用していたことに由来しています。 墳丘は二段築成で、中段のテラスなどには最大で9条の突帯をもつ大型の円筒埴輪が並べられていました。墳丘の周囲には、他の古墳と同様に方形の二重周堀が巡ります。さらに、外堀の北西側では古墳の堀とみられる遺構も確認されています。また、外堀の南西側は、鉄砲山古墳よりも古い時期に造られた奥の山古墳の外堀に接するとみられています。古墳が密集し土地が限られていても、他の古墳と同じよう…

  • 奥の山古墳 (再訪) 行田市渡柳

    奥の山古墳を再訪。 奥の山古墳 - 埼玉県立さきたま史跡の博物館 奥の山古墳の前方部の先のエリアが拡張工事中 ヤブツバキ ヤブツバキ 河の辺の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢の春野は 春日蔵首老(巻①五六) にほんブログ村

  • 二子山古墳 (再訪) 行田市埼玉

    二子山古墳を再訪。墳頂の盗掘坑を塞ぐ土嚢は見えなくなった。処置済み? 二子山古墳 全長138mの前方後円墳です。かつての「武蔵国」(埼玉県、東京都、神奈川県の一部にあたる)で最大の古墳です。 周囲には、長方形の堀が中堤をはさんで二重に巡り、墳丘くびれ部と中堤には造出しと呼ばれる張出しがあります。現在遊歩道になっている高まりが中堤にあたります。内堀は、今は水堀になっていますが、古墳が築造された当時は水はなかったと考えられています。 本格的な発掘調査はされていないため、埋葬施設の形や大きさ、副葬品の内容など、詳しいことはまだわかっていません。出土した埴輪の形から、古墳の造られた時期は、6世紀初め頃…

  • 浅間塚古墳 (再訪) 行田市埼玉

    浅間塚古墳を再訪(4回目の訪問)。毎回、見逃してしまう若王子古墳の石室の石材を使用したという忠魂碑をやっと見学した。 前玉神社の石鳥居/行田市 浅間神社 前玉神社 行田市指定文化財 石燈籠 昭和42年3月10日指定 この石段の登り口にある高さ2m、2基一対の石燈籠は、元禄10年(1697)10月15日に、地元埼玉村(現在の行田市埼玉地区)の氏子一同が奉納したものです。 本殿に向かって左側の石燈籠には、「前玉之 小埼乃沼尒 鴨會翼霧 己尾尒 零置流霜乎 掃等尒有斯(前玉の小埼の沼に鴨ぞ翼きる 己が尾に降り置ける霜を掃うとにあらし)」と『万葉集』9巻-1744の「小埼沼」の歌が、右側の石燈籠には「…

  • 北大竹遺跡 行田市若小玉

    愛宕山古墳発掘調査見学会の前に時間あったので、行田市若小玉の北大竹遺跡を訪れた。 第18次調査のA区(調整池)は、調整池の工事が佳境だった。 大量の勾玉が見つかった第18次調査のB区は、水路と道路を整備中だった。 C区は?塀の内側?外側? 北大竹遺跡第18次 (行田市) 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 令和2年度 遺跡見学会 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 北大竹遺跡特別公開 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 文献 [1] 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2022 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書477:北大竹遺跡』公益財団法人埼玉県埋蔵文化財…

  • 愛宕山古墳発掘調査見学会 (2/10) 行田市埼玉

    2月10日に開催された埼玉(さきたま)古墳群の愛宕山古墳の発掘調査の現地説明会に参加した。写真撮影は個人利用に限りOKでSNSへの投稿は禁止とのことなので、差し障りのなさそうな写真に限定する。 愛宕山古墳 全長53m、埼玉古墳群の中でもっとも小さな前方後円墳です。 最小ではありますが、他の前方後円墳と同じく、周囲には長方形の堀が二重に巡ることが、発掘調査により確認されました。墳丘内部は未調査であるため、埋葬施設の形や大きさ、副葬品の内容など詳しいことはまだ分かっていません。 出土した遺物は、円筒埴輪のほか、人物・大力・盾・蓋(貴人の傘)などを表現した形象埴輪があります。円筒埴輪は、高さが40c…

  • YELL いきものがたり

    卒業シーズンなので、いきものがたりのYELL。歌詞が沁みる。 いきものがかり YELL 歌詞 - 歌ネット 2月5日のふーちゃんのしょるむ見た人だけわかる投稿。 こんなに幸福感しかないクリスマス初めてかも....今からレッスンだからクリスマスらしいことは何も出来ないけど、世界一幸せなクリスマス過ごしてます本当に。ラフり隊のみんなありがとう🥹🤍#ラフラフ3rdワンマン #ラフラフ pic.twitter.com/3aGH7BO6OX — 佐々木楓菜(ふーな) (@sasaki_fuuna) 2023年12月25日 そういえばワンマン前に結構髪の毛短くなったんだよー!気づいてくれた人いたかな?✂️…

  • 古凍古墳群(No.156古墳、東町1号墳) 東松山市古凍

    古凍古墳群の続き。 古凍19号墳(東町1号墳)、円墳、径15.5m、文献[1][2] 古凍30号墳(No.156古墳)、円墳、径10m、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • 古凍古墳群(かんべ塚古墳、No.333古墳) 東松山市古凍

    古凍古墳群の続き。 古凍25号墳(No.333古墳)、円墳、規模不明、文献[1] 古凍26号墳(かんべ塚古墳)、円墳、規模不明、文献[1] 土器片?埴輪? 辻切り? 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • 古凍古墳群(根岸裏12号墳、 No.144,146古墳、山下9号墳) 東松山市古凍

    古凍古墳群の続き。 古凍12号墳(根岸裏12号墳、亀塚古墳、亀ノ甲塚)、円墳、規模不明、周堀確認、文献[1] 古凍16号墳(No.146古墳)、円墳、径11.4m、文献[1] 古凍17号墳(山下9号墳)、円墳、規模不明、文献[1] 古凍18号墳(No.144古墳)、円墳、規模不明、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • 古凍古墳群(根岸裏4,14,15号墳) 東松山市古凍

    根岸稲荷神社古墳の次に古凍古墳群を探索。古凍古墳群は、松山台地が南に大きく突き出し、西に都幾(とき)川、東に市野(いちの)川をのぞむ舌状台地に所在する古墳群で、12基が現存する(文献[2])。 古凍4号墳(根岸裏4号墳)、円墳、31m、土師器・埴輪、周堀確認、文献[1][2][3][4] 古凍14号墳(根岸裏14号墳)、円墳、15.8m、馬具・土師器・須恵器、墳裾土壙から壺鎧出土、周堀確認、文献[2][3][4] 古凍15号墳(根岸裏15号墳)、円墳、規模不明、埴輪、文献[2] 文献 [1] 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 1984 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書37:古凍根岸裏2…

  • 根岸稲荷神社古墳 (再訪) 東松山市古凍

    根岸稲荷神社古墳(古凍20号墳)を再訪。前回は前方部の方角を把握していなかったので、今回は、前方部を意識して観察したが、なかなか難しい。 吉祥寺 八幡宮 根岸稲荷神社古墳 富士山 土器片?埴輪片? 東松山市「根岸稲荷神社古墳」。現状は20mの方墳。短い前方部がつくらしい。前方後方墳だが見てもわからない。吉ヶ谷系の壷形土器が出ているので東松山市で最古。埼玉県で最古かも知れない。三角縁神獣鏡と関連する高坂8号墳と墳形も似ている。東松山市の前期古墳の伝統が続いているのかな。 pic.twitter.com/6FqGv7F0kD — 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年9月18日 …

  • 特別展「鹿嶋の古墳を歩く」 ミニ博物館ココシカ

    茨城県鹿嶋市の鹿島神宮の大鳥居のすぐ近くのミニ博物館ココシカにて開催中の特別展「鹿嶋の古墳を歩く」が2月25日までということで、急遽、訪れ鑑賞した。どきどきセンター所蔵の遺物が展示。 ミニ博物館ココシカ 鹿嶋の古墳を歩く : ココシカ日記~茨城県鹿嶋市~ 12月23日~2月25日特別展「鹿嶋の古墳を歩く」鹿嶋市どきどきセンター提供 pic.twitter.com/DEodOR9YRm — ミニ博物館ココシカ (@minicocoshika) 2023年12月24日 ミニ博物館ココシカにて特別展「鹿嶋の古墳を歩く」が行われており、どきどきセンター所蔵の遺物が展示されています!2月25日まで。皆様…

  • 山王樋管 川島町正直

    長楽用水路の山王樋管。 山王樋管 埼玉県川島町 山王樋管。 水辺の土木遺産 長楽用水路 ②(埼玉県川島町) - 四季・めぐりめぐりて にほんブログ村

  • 山王1号墳 川島町正直

    川島町正直の日枝神社の社殿裏に山王1号墳(円墳、規模不明、自然堤防・神社境内、文献[2])がある。川島町正直は、市野川と都幾川の間の低地に位置する水田地帯。自然堤防上に集落が存在。正直は雑色(ぞうしき)の当て字で、地名は雑色(律令制の下級役人)が居住していたことに由来するとのこと。 山王1号墳 文献[4]によると「1979(昭和54)年、熊野神社古墳の荒川をはさんだ対岸低地、川島町正直字山王日枝神社前町道下で農業用水管埋設工事が行われ、地下約3mの地点から碧玉管玉の工程品106点、碧玉釧の工程品1点、勾玉凹面研磨用砥石1点が出土」とのこと。2019年に土浦市立考古資料館で開催された企画展「常陸…

  • 吹塚古墳 川島町吹塚

    桶川市の原山古墳群の次に川島町の吹塚古墳を訪れた。吹塚古墳は、氷川神社の境内にあり、墳頂に祠を祀る。文献[1]によると「吹塚古墳(御嶽山古墳)、方墳、一辺35m、自然堤防・畑・神社境内」 富士山 JA埼玉中央 川島農産物直売所 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • オーディションが繋いだ心友『TopYellNEO2023〜2024』

    本ブログは墳活(古墳巡り)のブログとして7年前にスタートした。昨年の今頃、YouTubeきっかけで、あるアイドルグループの推し活を始めた。そのアイドルグループは、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんがプロデュースする「ラフxラフ」という9人組のグループで、私の推しは佐々木楓菜さん。昨年12月28日発売の雑誌『TopYellNEO2023〜2024』にラフxラフの佐々木楓菜さんとPeel the Appleの 広島世那さんのグループの垣根を超えた対談企画が掲載されたので購入。とてもエモいお話のなでブログで紹介する。 〔掲載情報🪄〕12月28日(木)発売「TopYell NEO 2023-2024…

  • 日本武道館 千代田区北の丸公園

    日本武道館に寄ったら「赤えんぴつin 武道館」をやってた。バナナマンのコントから誕生したフォークユニット。初の武道館2日間公演の初日。 旧江戸城田安門 重要文化財 旧江戸城田安門 昭和36年6月7日指定 江戸城は、長禄元年(1457)に太田資長(道灌)によって創られたとされる。天正18年(1590)德川家康の居城となり、文禄元年(1592)から大規模な改修が実施され慶長12年(1607)に天守閣が、寛永13年(1636)に総構が完成し、大城郭としての形が整えられた。その後、明暦3年(1657)をはじめ、数度の大火に見舞われものの、城郭の規模は幕末までほぼ維持された。 田安門は、北の丸北部に位置…

  • 千鳥ヶ淵さんぽみち 千代田区北の丸公園

    半蔵門の英国大使館から、千鳥ヶ淵さんぽみちをお散歩。 半蔵門 半蔵濠 「千鳥ヶ淵さんぽみち」のご案内|皇居外苑|国民公園|環境省 「千鳥ヶ淵さんぽみち」を歩いてみよう! : 皇居外苑 一般財団法人国民公園協会 千鳥ヶ淵陣地九八式高射機関砲台跡 「千鳥ヶ淵高射機関砲台座跡」(千代田区・千鳥ヶ淵) – 東京地評 旧近衛師団司令部庁舎 閉館しました Closed 東京国立近代美術館工芸館は2020年2月28日で東京での活動を終了し、2020年夏、石川県金沢市へ移転します。 42年間、誠にありがとうございました。工芸館は、通称・ 国立工芸館として新たに活動がはじまります。 旧近衛師団司令部庁舎 -…

  • 英国大使館 千代田区一番町

    英国大使館の付近を散策した。 英国大使館 サトウ公使植桜の地 サトウ公使植桜の地 アーネスト・サトウ(1843〜1929)はイ ギリス出身の外交官です。幕末に通訳官・書記官として来日し、流暢な日本語を生かして討幕派だけでなく佐幕派とも広い交友関係を作りました。明治維新後、1870年(明治3年)に東京のイギリス公使館に赴任し、その後、バンコクやモロッコなどで公使を務め、1895年から1900年(明治28年〜33年)には日本公使に任じられました。 1898年、サトウは英国公使館(現在の英国 大使館)前の空地に桜の木を植え、東京府に寄付しました。のちに、それが見事な桜並木となり多くの人々に親しまれま…

  • 英国大使館跡・遺跡見学会 千代田区一番町

    昨年12月に「英大使館跡地から弥生時代の集落 説明会開かずマンション建設へ」と報じられて議論になった東京都千代田区の英国大使館の南側「英国大使館跡」の発掘調査の遺跡見学会に参加した。縄文時代から近世までの複合遺跡。発掘対象は1区から3区に区間を分け、昨年12月に「縄文時代のものも含めこれまでに竪穴住居跡が28棟確認」「弥生時代後期前半(1~2世紀)の竪穴住居跡は21棟」「遺跡として現地に残すことは難しい見込み」「調査後に埋め戻されてマンション建設が始まる予定」「現地説明会も開かれない」と報じられたのは、1区の調査で、調査はすでに終了して埋め戻され、現在調査中の2区と3区の調査で発生する掘り返し…

  • 原山古墳群 (その5) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山9号墳、円墳(径35m、埴輪、主体部不明、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その4) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山7号墳、円墳(径11m、主体部不明、文献[1]) 原山8号墳、円墳(径61m、主体部不明、文献[1]) 原山6号墳、円墳(径12m、主体部不明、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その3) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山5号墳、円墳(径30m、埴輪、石材露出(横穴式石室)、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その2) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山2号墳(左)、4号墳(右) 原山2号墳、円墳(径14m、横穴式石室、文献[1]) 原山4号墳、円墳(径13m、石材露出(横穴式石室)、文献[1]) 原山1号墳、円墳(径13m、横穴式石室、文献[1]) 原山3号墳、円墳(径13m、横穴式石室、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その1) 桶川市川田谷

    権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会の前に桶川市川田谷の川田谷古墳群の北部にあたる原山古墳群を探索した。 川田谷古墳群は、6世紀から7世紀にかけて築かれ、かつては70基以上の古墳があったとされる北足立地方では最大級の古墳群で、江戸時代の地誌である 『新編武蔵風土記稿』 の記述にも古墳の存在を示す記事が見られ、明治28年に地元住民によって発見された埴輪が学会に報告されている。これらの古墳の多くは消滅し、現存する古墳は原山古墳群などわずか。 原山古墳群 所在地 桶川市川田谷 桶川市川田谷地区の荒川に面する台地の上には、かつて多くの古墳があったが、その多くは開墾され畑などになり、その姿を消してしまった。 し…

  • 三ノ耕地遺跡 (再訪) 吉見町久米田

    権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会の後で、三ノ耕地遺跡を再訪。 正面の丘陵に山の根古墳群が所在する。 県道の拡幅工事中 三ノ耕地遺跡(さんのこうちいせき) 三ノ耕地遺跡は吉見丘陵の眼下に広がる沖積地内の自然堤防上に立地しています。発掘調査は土地改良事業に伴い平成8〜9年度の2ヵ年にわたり実施されました。 ここで発見された水場遺構は、縄文時代晩期(約2,500年前)のもので全国的にも発見例の少ない貴重な遺構です。その規模は南北13.5m、東西7.3m、深さ1.8mの細長い楕円形を呈しています。主に木の実(トチノミ・クルミ・クリ)など堅果類の虫殺し・アク抜きのための“水さらし”を行った場所です。多量の木…

  • 権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会 吉見町久保田

    埼玉県教育委員会、(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団主催の令和5年第4回 遺跡見学会に参加した。見学会で公開された遺跡は吉見町の権現遺跡第2次調査(第3地点)で、主要地方道東松山鴻巣線の拡幅に伴う発掘調査が行われている。古墳時代前期の溝跡から土師器が出土していた。ニノ耕地遺跡第3次調査(第3・4次地点)はすでに発掘調査は終了して埋め戻されていた。予約した時間より少し早めに受付したら1つ前の回に参加することができて、なんとオヤコフンさんと同じ回だった。写真撮影はOKだけどSNSへの投稿はNGとのことだったけど、吉見町議会議員さんが写真をXにあげている。特別に許可出てるのかな?説明してないのかな。…

  • 掘る女 縄文人の落とし物

    CINEMA Chupki TABATAで映画「掘る女 縄文人の落とし物」を上映中。 先日まで映画「縄文にハマる人々」を上映していた。 2月4日のトークゲストは、、、わたくしでございます🤗なにをお話ししようかな🤔土器とか移植ゴテ持っていっちゃおうかなー。 https://t.co/8WCxybRPeY — 今井しょうこ@新刊「マンガでめぐる考古遺跡・博物館 (@tanu_ima) 2024年1月16日 pic.twitter.com/vm9ssWirie — ぶじん(かんれき) (@kufunmeguri9) 2024年1月17日 2月1日から、「掘る女」上映となります。縄文祭りですね😍! —…

  • 祝🎊 SLIM再起動

    月面着陸のときに太陽発電パネルが西を向いて発電できずにバッテリーが0%になる前に電源オフで休眠状態になっていたJAXAの小型月着陸実証機SLIMが再起動したよ。SLIMの太陽発電パネルに西陽が届いた。 SLIMからの電波を、AMSAT-DL(ドイツのアマチュア衛星通信協会)が日本時間1月29日午前4時11分12秒から午前4時32分36秒まで捉えたそうです!復旧したかどうかはJAXAから発表がないとわかりませんが、楽しみですね! https://t.co/aSqKOC5mMr — 藤井大地 (@dfuji1) 2024年1月28日 昨晩SLIMとの通信を確立することに成功し、運用を再開しました!…

  • 祝🎉 月面ピンポイント着陸

    JAXAの小型月着陸実証機SLIMが、100m精度のピンポイント着陸技術を実証。めでたい🎉🎉🎉 タカラトミーとソニーが開発したLEV-2(SORA-Q)が撮影したSLIMの写真は感動的。マルチバンド測定の成果も楽しみ。 小型月着陸実証機 SLIM 科学衛星・探査機 宇宙科学研究所 小型月着陸実証機 SLIM ISAS/JAXA 変形型月面ロボット 今夜、日本の小型月着陸実証機SLIMがいよいよ月面に着陸します。着陸場所はテオフィルスとキリルスという、雪だるまのようにくっついたクレーターの首元にある、シオリ・クレーター(ピンク色の点の位置)付近です。1月20日0時頃から降下を開始し、…

  • 半導体の歴史学 Newsweek(2023/8/29号)

    ニューズウィーク日本語版の2023年8月29日号の特集『半導体の歴史学』を読了。 スペシャルレポート「半導体を知るためにはその歴史を学べ」では、1957年のスプートニク・ショックに端を発し、宇宙開発競争の開始、コンパクトで信頼性の高い電子部品として半導体開発が加速、1969年にアポロ11号が月面着陸、1973年のオイルショック、ベトナム戦争で米軍が南ベトナムから撤退、1980年代までに半導体製造で日本がアメリカを抜き世界一に、プラザ合意(1985年)による円高、日米半導体摩擦・日米半導体協定締結(1986年)、台湾TSMC創業(1987年)、日本のバブル崩壊(1991年)、ソ連崩壊・冷戦終結(…

  • 半導体有事 湯之上隆

    文春新書「半導体有事」を読了。筆者はジャーナリストの湯之上隆さん。2023年4月発行。帯には「米中戦争の引き金になる!」「日本は再び失敗を繰り返すのか?」とセンセーショナルな煽りが並ぶ。まだ、記憶に新しい2021年に世界的な半導体不足により自動車の製造ラインが止まるなど社会問題となり、突然、世間が「半導体」に注目するようになった。日本では、台湾のTMSCの工場(28nm/22nm)を熊本に誘致、新会社「ラピダス」を設立して北海道で2nmの先端半導体の量産を目指すなど、にわかに半導体ブームが起きている。本書は、1章で米国が2022年10月に発表した対中輸出規制、その背景として2020年にTSMC…

  • 篠田館長スペシャルトーク(1/13) 国立科学博物館

    1月13日に国立科学博物館で開催された篠田館長スペシャルトークを聴講。演題は「ゲノムが解明する日本人の成り立ち」で、2018年から2023年に実施された研究プロジェクト「ヤポネシアゲノム」の成果を紹介。日経サイエンス2024年2月特大号の特集「DNAが語る古代ヤポネシア」で紹介された内容を解説していただいた。質疑応答で、核ゲノムの完全なデータまで解析できたのは縄文人5体(89体中)、弥生人0体(92体)とのことで、縄文人より弥生人の解析が困難な理由はとの質問に、日本列島の土壌が酸性であること、縄文時代はアルカリ性土壌の貝塚から人骨が出土すること、稲作を伴う弥生時代遺跡は、縄文時代遺跡に比べ温暖…

  • 特集「DNAが語る古代ヤポネシア」日経サイエンス2024年2月特大号

    日経サイエンス2024年2月特大号を購入。特集「DNAが語る古代ヤポネシア」の5本の記事を読了。 2024年2月特大号 - 日経サイエンス 特集:DNAが語る古代ヤポネシア - 日経サイエンス 縄文人の痕跡を現代人に探る - 日経サイエンス ゲノムで見る躍動の弥生時代 - 日経サイエンス アズキ 日本から大陸に渡った作物 - 日経サイエンス 古墳に眠る人々の家族関係 - 日経サイエンス 縄文犬とニホンオオカミの深い関係 - 日経サイエンス 「縄文人の痕跡を現代人に探る」では文献[1]の研究を紹介。日本の現代人ゲノムから縄文人に由来するとみられる変異の保有率で日本本州の各地域差異を調べた。縄文人…

  • カウントダウンプロジェクト 東京都北区

    渋沢栄一の新一万円札発行まであと175日。 新一万円札発行カウントダウンプロジェクト|東京都北区 カウントダウンプロジェクト – 東京北区渋沢栄一プロジェクト にほんブログ村

  • ASUKAYAMAセレクション25 北区飛鳥山博物館

    昨年5月27日から6月25日に北区飛鳥山博物館で開催されたスポット展示「ASUKAYAMAセレクション25」のパンフレットを入手。スポット展示は残念ながら鑑賞していない。ソノシート懐かしい。西ヶ原貝塚出土の異形双口土器(縄文時代後期前半)が気になる。 飛鳥山博物館で報告書等の無料配布中。 https://t.co/Y7tu2uYWCf pic.twitter.com/h06X4DSA6P — ぶじん(かんれき) (@kufunmeguri9) 2024年1月5日 スポット展示「ASUKAYAMAセレクション25」(北区飛鳥山博物館)|東京都北区 \本日から!/本日より開館25周年を記念したスポ…

  • 「来て、見て、知って!昔のくらし」展 北区飛鳥山博物館

    北区飛鳥山博物館で開催中の小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展を鑑賞した。博物館が収集してきた資料のうち、大正・昭和と北区地域に暮らしてきた人々が使用したさまざまな生活用具を約70点と地図、写真などを展示。 令和5年度 小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展(北区飛鳥山博物館)|東京都北区 小学校3年生対象展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展2022年度(北区飛鳥山博物館)|東京都北区 【本日から!】小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展オープン!🎊本日は一般公開日です🎊https://t.co/HMaT1qi1r8#くらし展 #昔の道具 …

  • 2023年の古墳巡りのまとめ

    昨年のブログ記事のストックがはけたので、昨年(2023年)の古墳巡りをまとめておく。2023年は、5月の新型コロナ5類移行で、コロナ禍明けが演出され、規制もなくなったが、臆病な私は警戒態勢を解けず、外出時のマスクは手放せない。それでも参加した現地説明会等21件、鑑賞した企画展51件は欲張りすぎ。トピックスは5月の二子塚古墳見学会(山梨県中央市)と及川伊勢宮遺跡第3地点の見学会(神奈川県厚木市)。 一昨年(2022年)末から昨年(2023年)の年始のBA.5の再燃による第8波は、BA.5から派生したBQ.1.1(ケルベロス)や、遺伝子組換え体のXBB(グリフォン)、XBB.1.5(クラーケン)に…

  • 埼玉縄文カード 埼玉県立歴史と民俗の博物館

    埼玉県立歴史と民俗の博物館で埼玉縄文カードの<通常カード001>から<通常カード006>の6枚をゲット。埼玉縄文カードは、 埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」の関連事業として、埼玉県立歴史と民俗の博物館と県内7市町の展示施設で各館オリジナルの縄文土器のカードを配布中。 #埼玉縄文カード は配布施設によって配るカードが異なります。歴史と民俗の博物館では特別展をご覧になった方を対象にお配りします。お一人1種類につき1枚まで、つまり6枚までお持ち帰りいただけます。枚数に限りがありますので、お早めに! pic.twitter.com/IaGF…

  • 博物館裏方探検隊 埼玉県立歴史と民俗の博物館

    昨年末、埼玉県立歴史と民俗の博物館で毎週土曜日に開催している博物館裏方探検隊に参加した。普段は見ることの出来ない博物館の裏側を学芸員さんに案内していただいた。普段は13:30から30分程度。この時は特別展開催中だったので14:30からだった。 イベント情報 - 埼玉県立歴史と民俗の博物館 休館中ブログ - 埼玉県立歴史と民俗の博物館 今年3月に横浜市歴史博物館のバックヤードツアーに参加していたので、両館のバックヤードを比較できて面白かった。博物館のバックヤード機能は基本的に同じだった。埼玉県立歴史と民俗の博物館は、昨年12月5日から今年10月13日まで約10ヶ月間、改修工事のため休館だった。博…

  • 干支「芝アート」 荒川区立宮前公園

    今年も荒川区立宮前公園干支「芝アート」を見てきた。 🎍謹賀新年🎍新年あけましておめでとうございます。本年も引き続き、綺麗なガーデンと公園の維持管理に日々努めて参ります。本年も「荒川区立 宮前公園」をどうぞ宜しくお願い致します。宮前公園 管理事務所 pic.twitter.com/w0uSgPxUGh — 荒川区立宮前公園 (@miyamaepark) 2023年12月31日 にほんブログ村

  • 見沼の龍 (再訪) さいたま市緑区大崎

    今年もよろしくお願いします。新年最初のブログ記事は、干支にちなんで見沼の龍。見沼の龍は、昨年5月28日の鴻巣市の宮前遺跡見学会の前に訪れて3代目の龍神・彩を拝見したが、昨年3月11日に開眼式を行った8代目の龍神・マルコは気が付かず見逃した。そこで、昨年12月9日の真福寺貝塚の現地見学会の前に再訪した。 見沼代用水 緑のヘルシーロード・水と緑のふれあいロード 見沼代用水東縁用水路の原型保全区間 見沼代用水路にかかる五斗蒔橋から総持院橋を経る区画には、水路に沿って「緑のトラスト保全第1号地」に指定されている「見沼田圃周辺斜面林」が広がっています。水路の底は土のままで深みを配置するなど水辺の生態系に…

  • 飛鳥山1号墳 (再訪⑤) 北区王子

    年の瀬に飛鳥山1号墳を再訪した。 飛鳥山公園の古墳 飛鳥山1号墳 古墳時代後期の直径31mの円墳。平成元年の調査で周囲には幅 3.8mの周溝が廻ることが確認された。また、平成5年の埋葬施設の調査で、切石を使用した横穴式石室が確認されている。石室は玄室の左側壁の最下段と床石の一部が原位置を留めている他は、大きく壊されていた。石室の形態は残された側壁から「胴張型横穴式石室」と判断できた。石室内からは天力や力子の破片、鉄鏃・耳環・管玉・切小玉・ガラス小玉が出土している。公園内では他にも古墳の周溝が確認されており、古墳群が形成されていたようである。 墳丘に咲く赤い花はサザンカ 冬の季節の #飛鳥山公園…

  • 座王4号墳 石室(移設) かすみがうら市千代田公民館

    かすみがうら市の墳活野続き。かすみがうら市千代田公民館に移設保存されている座王4号墳の石室を見学。 座王古墳群第4号墳 横穴式石室 座王古墳群(発調査時は栗村古墳群)は、かすみがうら市北西部の高倉地区にあり、恋瀬川左岸の台地上に、前方後円墳1基、円慣5基が分布しています。 この石室は、座王古墳群中最大の古墳である4号墳(直徑約30mの円墳)から移築復元したもので羨道部(入口通路)が短く、石室が横長になる特色をもっています。 石室の内部は、板石のしきりにより、中央と左右に区面がつくられ、右脇区から直刀と勾玉が左脇区から直刀が出土しています。左右の阪脇区それぞれに副葬品が納められていたことから少な…

  • 狐塚古墳 かすみがうら市下志筑

    大塚古墳群の狐塚古墳は、現在、墳丘の一部を残すのみで、古墳の形状をとどめておらず、墳形や規模についても不明。埴輪の出土が伝えられているが、所在は不明。市指定史跡。 狐塚古墳 かすみがうら市公式ホームページ にほんブログ村

  • 大塚古墳 かすみがうら市下志筑

    少し前になるが、石岡市立ふるさと歴史館の企画展を鑑賞したときに、かすみがうら市の大塚古墳と狐塚古墳で墳活。 大塚古墳は、県最大の100基程の古墳で構成される大塚古墳群の中心的な古墳で、古墳群の中央に位置する。径37m、高さ3.8m、周堀の幅10mの円墳。市指定文化財。 墳頂から 大塚古墳 かすみがうら市公式ホームページ にほんブログ村

  • 縄文コードをひもとく 埼玉県立歴史と民俗の博物館

    埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」を鑑賞した。本展は、埼玉県教育委員会が収蔵する、埼玉県内の発掘調査で出土した縄文土器のうち、時代や地域を特徴づける優品を一堂に展示。縄文土器のはじまりから終わりまで、土器の文様と、隠された縄文人の観念や思想(縄文コード)に注目することで、埼玉の縄文時代に迫る。会期は1月14日まで。 特別展「縄文コードをひもとく」を開催します - 埼玉県 特別展 縄文コードをひもとく - 埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展「 #縄文コードをひもとく ー埼玉の縄文土器とその世界ー」が始まり1週間が経ちました。今回の特別展…

  • 有吉南貝塚 千葉市緑区おゆみ野中央

    「おゆみ野の森」の次に訪れたのは有吉南貝塚。 千葉県重要遺跡百選の内の一 有吉貝塚 この貝塚は直径約100mの典型的な馬蹄形をなしその周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である 昭和45年3月31日 千葉市教育委員会 有吉南貝塚 所在地 千葉市緑区おゆみ野中央5丁目2番 有吉南貝塚は、村田川が流れる谷からわかれた2つの谷に挟まれた標高約40mの台地の上にあります。大小8ヶ所の貝層が円形に連なった直径約130mの馬蹄形の貝塚です。近くには、北側約200mのところに有吉北貝塚が有ります。遺跡の一部は、平成8年から平成13年にかけて(財)千葉県文化財センターによって発掘調査が行われ、その様子…

  • 上赤塚古墳群 千葉市緑区おゆみ野中央

    「おゆみ野の森」には上赤塚貝塚だけでなく上赤塚古墳群の2号墳から7号墳が分布する。上赤塚古墳群の1号墳は、径約31mの円墳で、1990(昭和55)年度に実施した千葉東南部地区土地区画整理事業に伴う記録保存の発掘調査で、2基の主体部と、主体部内より石枕・立花・各種農工具類等の副葬品が検出された。上赤塚2号墳 上赤塚3号墳 上赤塚4号墳 上赤塚5号墳 上赤塚6号墳はこの辺り? 上赤塚7号墳 文化財 上赤塚古墳群 上赤塚貝塚の南側には約1,500年前に造られた古墳が7基ありました。台地の南西端にあった最も大きな円墳からは、彫刻文のある石の枕や太刀など多くの副葬品が出土しました。 ※発掘調査済みです。…

  • 上赤塚貝塚 千葉市緑区おゆみ野中央

    月ノ木貝塚の次に訪れたのは「おゆみ野の森」の上赤塚貝塚。 上赤塚貝塚 千葉市史 第1巻 原始古代中世編 空撮 上赤塚貝塚・古墳群 (1988) −千葉市緑区南生実町字上赤塚 千葉市の貝塚を見に行く おゆみ野案内-おゆみ野の遺跡 おゆみ野ほたる会 #おゆみ歴史探訪 番外2 #おゆみ野ふれあい公園(#上赤塚貝塚、#上赤塚古墳群)その1ここからは、下見をしたもののコースには入れられなかったおゆみ地区の史跡をいくつか紹介します。出発地の京成学園前駅の東口を出て右手にゆくと、すぐ南におゆみ野ふれあい公園に着きます。(菅)#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/BN5fqiAA13 — …

  • 月ノ木貝塚 千葉市中央区仁戸名町

    蕨立貝塚の次に訪れたのは月ノ木貝塚。 千葉県重要遺跡百選の内の一 月之木貝塚 この貝塚は直径約200mの典型的な環状をなし その周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である 昭和50年3月31日 千葉市教育委員会 国指定史跡 月ノ木貝塚(つきのきかいづか) 所在地 千葉市中央区仁戸名町289-1外指定日 1978(昭和53)年3月16日 月ノ木貝塚は、都川の本谷から分かれた仁戸名支谷に面した標高25mの細長い台地上に位置しています。貝層は、この台地縁辺に沿って環状に広がり、その大きさは東西 140m、南北170mにもわたっています。 1951(昭和26)年、千葉市誌編さん事業のため県立千…

  • 蕨立貝塚 千葉市若葉区千城台西

    加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の後で付近の貝塚を巡った。最初に訪れたのは蕨立貝塚。 蕨立貝家 蕨立貝塚は 縄文時代中期から後期にかけて 国指定史跡「加曽利貝塚」とほぼ同時期に形成れた馬蹄形貝塚である 貝塚の直径約100m 主体はキサゴ アサリ ヤマトシジミ等の鹹 淡水産の貝類である 昭和41年 坂月ニュータウン(現千城台住宅)の造成にあたり発掘調査が実施され 竪穴式住居跡19 縄文中 後期の土器 石器 骨角器 土製品等豊富な遺物 遺構が検出された この他 住居跡 土坑からは9体の埋葬人骨が 貝層中からは鹿 猪 犬 猿 鲸等の獣魚骨が出土した 以上のことから 本貝塚は東京湾東岸地域における縄文時…

  • 廿五里貝塚 千葉市若葉区源町

    加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の前に廿五里(つうへいじ)貝塚に寄り道。廿五里(二十五里、つうへいじ)の地名の由来は、 千葉常胤が弁財天をこの地に祭ってから、重臣の通平寺氏が敵の侵入に備えて、とりでを構築し、ここを住まいにしていたと伝えられる。 この地が鎌倉から二十五里というところから〝通平寺〟と〝二十五里〟が混然一体となり〝二十五里〟すなわち〝つうへいじ〟と呼びならわれたといわれる。 千葉県主要遺跡百選の内の一 廿五里貝塚(つうへいじかいずか) この貝塚は直径約150mの典型的な馬蹄形をなしその周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である。 昭和46年3月31日 千葉市教育委員会 廿五里…

  • 縄文人のお祈り 加曽利貝塚博物館

    加曽利貝塚の現地説明会の時に、加曽利貝塚博物館で博物館連携企画展「市原歴史博物館×加曽利貝塚博物館2023-縄文人のお祈りー」を鑑賞した。今年2月に市原歴史博物館と締結した連携協定の取り組みの一つ。市原歴史博物館所蔵資料と千葉市所蔵資料を中心に展示、縄文時代の「祈り」をテーマに両市の遺跡を紹介。 縄文時代の後期から晩期にかけて遺跡から見つかる「祈り」の道具(衣食住や生命の維持活動に関係ない特殊なモノ、土偶や石剣、異形台付土器、釣手土器、手燭形土器など)の種類が豊富になり、出土する量も多くなることから、この時期に「祈り」の行為が発達したことを示し、同時期の大型住居跡から多くの「祈り」の痕跡が見つ…

  • 蓮田市歴史カード 蓮田市文化財展示館

    蓮田市文化財展示館で「蓮田市歴史カード」のNo.24をゲット。埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催されている、特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」の関連事業として、埼玉県立歴史と民俗の博物館と県内7市町の展示施設で各館オリジナルの縄文土器のカードを配布中。蓮田市文化財展示館では24種類の「蓮田縄文カード」を、期間中、ひとり1種類かつ1枚までの配布。 また、開催中の企画展「縄文海進と黒浜貝塚群」を鑑賞した。公式ホームページでも告知されていない貴重な企画展。 「埼玉縄文カード」を集めて、埼玉縄文博士になろう! - 埼玉県 「埼玉縄文カード」特設ページ - 埼玉県立歴史と民俗の博物…

  • 白岡の縄文土器とその世界〜タタラ山遺跡の〔縄文コード〕〜 白岡市生涯学習センター歴史資料展示室

    白岡市生涯学習センター歴史資料展示室で開催中の冬季季節展示「白岡の縄文土器とその世界〜タタラ山遺跡の〔縄文コード〕〜」を鑑賞した。今回の季節展示は、埼玉県立歴史と民俗の博物館の特別展「縄文コードをひもとく〜埼玉の縄文土器とその世界〜」との連携展として開催。タタラ山遺跡出土の縄文土器にスポットを当てる。蓮田市との境に位置するタタラ山遺跡は、縄文時代前期初頭(約6,000年前)の大規模な集落遺跡で、遺跡の西側の元荒川の前身となる河川が形成した谷沿いに人々が行きかう交通の要衝であったと推測され、関東地方に広く分布する土器だけでなく東海地方や東北地方の土器などが出土する。 埼玉縄文カード <通常カード…

  • 大集合!久喜市の遺跡 久喜市立郷土資料館

    久喜市立郷土資料館で開催中の第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」を鑑賞した。久喜市内には120か所を超える遺跡が確認されており、その内の約30か所の遺跡で発掘調査が実施されている。本展では、市内で実施された発掘調査の成果の中から、代表的なものを一堂に集めて紹介する。会期は12月27日まで。 第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」:久喜市ホームページ 【第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」開催のお知らせ】10月14日(土)から郷土資料館にて、久喜市内の遺跡とその発掘調査の成果を一堂に集めた特別展を開催します。意外と身近な場所にある久喜市の古い歴史に触れてみませんか?開催期間は12月27日(水…

  • 古代のみやしろ-古墳時代の宮代町- 宮代町郷土資料館

    宮代町郷土資料館で、特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」を鑑賞した。宮代町郷土資料館は今年で開館30周年の節目を迎え、特別展では「古代のみやしろ」と題し、今からおよそ1700年前の古墳時代の宮代町に注目。町外・県外から埴輪や渡来系の土器などの貴重な資料を借用し、古墳時代の宮代町の全容を明らかにする。本展で紹介する遺跡は、山崎山遺跡、姫宮神社遺跡、道仏遺跡、目沼古墳群(杉戸町)、内牧塚内古墳群(春日部市)。また、群馬県高崎市内の遺跡から出土した韓式系土器を紹介する。会期は12月24日まで。 令和5年度特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」開催予告 埼玉県宮代町 令和05年度特別…

  • 縄文時代のさいたま 岩槻郷土資料館

    真福寺貝塚の現地説明会の後で、岩槻郷土資料館で開催中の企画展「縄文時代のさいたま」を鑑賞した。本展は、今年3月に刊行された「さいたま市史通史編 原始・古代1」に掲載された資料を中心に、真福寺貝塚や南鴻沼遺跡、馬場小室山遺跡など市内各地の遺跡で出土した遺物を展示し、縄文時代のさいたまについて紹介する。期間は来年1月21日まで。 さいたま市/岩槻郷土資料館 企画展「縄文時代のさいたま」を開催します 2020年の真福寺貝塚の調査で出土した「みみずく土偶」の頭部も展示された。 さいたま市立博物館所蔵「みみずく土偶」小深作遺跡(さいたま市見沼区小深作)出土。縄文時代。目、口、耳飾をボタン状で現し、頭部や…

  • 真福寺貝塚 現地見学会(12/9) さいたま市岩槻区城南

    今年も真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期前葉から晩期中葉(約3,800〜2,600年前)まで営まれた貝塚を伴う集落遺跡と低湿地の泥炭層遺跡から成る。さいたま市教育委員会は、平成28年度から毎年、発掘調査を実施していて今年で8年目。私が真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加するのは、5年連続5回目。今年は、昨年に引き続き、西側の水辺の活動域に設定した南北2ヶ所の調査区で調査を実施。特に、南側の調査区のさらに西側、谷を下った部分で、矢板で囲って水の侵入を防ぎポンプで排水して、本格的に泥炭層遺跡の発掘を開始。 北側の調査区 南側の調査区 外側を一周 国史跡 真福寺…

  • つくば市内遺跡出土品展 小田城跡歴史ひろば案内所

    小田城跡歴史ひろば案内所で開催中の巡回企画展「発掘!!圏央道-つくば市内遺跡出土品展-」を鑑賞した。つくば市内の圏央道建設に伴って発掘された遺跡の調査成果から、つくば市の歴史の一端を物語る特徴的な遺構や遺物を紹介する。古墳時代では、二重の堀跡によって区画された豪族の居館跡が見つかった梶内向山遺跡や、石や土で作られた鏡や勾玉等の模造品やミニチュアどきが出土した集落跡(中内西ノ妻遺跡、高須賀中台東遺跡、平北田遺跡、島名ツバタ遺跡)を紹介。これらの模造品やミニチュア土器は、神を祀るときに実用品の代わりとして使用されたと考えられるとのこと。古墳時代の居館跡は、つくば市では初、全国でも数百例しかなく貴重…

  • 生痕化石 地質標本館

    産総研地質調査総合センター(GSJ)の公開施設の地質標本館で開催中の企画展「生痕化石」を鑑賞した。生痕化石は、むかしの生物の巣穴や這い痕が地層に残されたもの。生痕化石を調べることで地層がつくられた場所の環境を知ることができる。本展では、地質時代のくわしい情報を読み解くため、産総研がすすめている生痕化石の研究について紹介する。会期は12月24日まで。 イベント詳細|地質標本館 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 日本最大級の地球科学系ミュージアム🏛️ #地質標本館 あたらしい企画展「生痕化石」を明日10/3(火)から開催します!地層に刻まれた生命の痕跡。生き物の巣穴や動いた痕から、過去…

  • 青屋神社と府中城の土塁 石岡市総社

    石岡市立ふるさと歴史館で企画展を鑑賞する前に青屋神社を参拝。 青屋神社 所在地 石岡市総社1丁目4番 常陸国司は、都から着任すると鹿島社に参拝するのがならわしであった。国司が鹿島社に参拝するには、高浜から船で行くのが 順路であったが、荒天で出航不能のときは、高浜のなぎさにススキ、マコモ、ヨンなどで青屋(仮屋)をつくり、そこから鹿島社を遥拝し参拝にかえたという。これが青屋祭の起こりといわれている。 中世の青屋祭は、府中総社の宮祭の一つとして高浜神社、大洗磯前神社、鹿島社などの津で、霞ヶ浦と鹿島灘の航海の安全と水産物の豊穣を神に祈願するため行われた。 近世の青屋祭神事は、青屋の馬場と呼ばれるこのあ…

  • 「柿岡古墳群」石岡市立ふるさと歴史館

    石岡市立ふるさと歴史館で開催中の企画展「柿岡古墳群」を鑑賞した。柿岡古墳群は、古墳時代前期に築造された前方後方墳である丸山古墳や長堀2号墳、前方後円墳である佐自塚古墳、古墳時代後期の丸山4号墳や西町古墳等を含む大古墳群。近年の発掘調査では、佐久上ノ内遺跡において、古墳の被葬者の王の住まいと考えられる「豪族居館」も発見された。本展では、柿岡古墳群の各古墳や豪族居館の調査成果について紹介する。会期は12月27日まで。 石岡市立ふるさと歴史館 第34回企画展 柿岡古墳群 石岡市公式ホームページ 本展で紹介された古墳 石岡市立ふるさと歴史館の企画展は「舟塚山古墳とその時代」以来 にほんブログ村

  • 縄文のナニコレ コレミテ 川口市立文化財センター郷土資料館

    川口市立文化財センター郷土資料館で開催中の企画展「縄文のナニコレ コレミテ」を鑑賞した。川口の埋蔵文化財を扱う企画展第3弾。市内でこれまで出土した土偶や耳飾り、異形土器など、縄文時代の「ナニコレ?」な遺物を多数展示。 企画展「川口市制施行90周年企画展 縄文のナニコレ/コレミテ展」/川口市ホームページ コレミテ(569)縄文のナニコレコレミテ①恒例の「企画展の内容を会期中につぶやいてしまう」SNSシリーズが……はーじまーるよーー!!あ、内容は明日から。お楽しみに!#川口市 #企画展 #展示 #企画展示 #縄文時代 #遺物 #埋蔵文化財 #遺跡 #埋蔵文化財 #縄文 pic.twitter.co…

  • 前田耕地遺跡の尖頭器 東京都立埋蔵文化財調査センター

    東京文化財ウィーク2023の特別公開で、重要文化財の「前田耕地遺跡の尖頭器」が展示されていた。「衝撃剥離痕」というマニアックな展示。 【広報誌たまのよこやま最新号】年4回刊行している「たまのよこやま」の最新号pdfをウェブサイトにアップロードしました!巻頭特集では10月末からの特別展示を予定しているあきる野市前田耕地遺跡の出土品(重要文化財)についてご紹介しています。https://t.co/NITOZ5utqK#都埋文#考古学 pic.twitter.com/KpZHhnrJBY — 東京都立埋蔵文化財調査センター (@tokyo_maibun) 2023年10月3日 今週の土曜日から東京文…

  • 考古学講座「拓本の取り方」(11/23) 東京都立埋蔵文化財調査センター

    11月23日に東京都立埋蔵文化財調査センターで考古学講座「拓本の取り方」に参加(受講)した。土器片の拓本の取り方と、真弧(マコ)やキャリパー、デバイダーを使って土器の断面図の書き方を教わった。使わせていただいた土器片は多摩ニュータウンの遺跡から出土した本物。一度やって見たかったので楽しかった。専門家から指導を受ける機会をいただけたことに感謝。遺跡の発掘調査報告書に記載されている出土遺物の資料は、こんなに手間暇をかけて作成されていたのかと、改めて知った。資料全体で濃淡が一定になるようにするとか、土器片から、完品の状態での部位と傾きを見極めて断面図を描くとか、断面から粘土紐の積み上げの境を見極めて…

  • 石田堤史跡公園 鴻巣市袋

    11月18日のシンポジウムの前に、鴻巣市の石田堤史公園で石田堤を見学した。 断面見学施設について 石田堤は1590年(天正18年)に石田三成が忍城を水攻めに際し築いたといわれています。 史跡公園整備にあたり、平成8年度と9年度にこの断面見学施設付近の調査を実施しました。二度にわたる調査の結果、堤は東側の土を西側に向かって斜めに積み上げたことが判明しました。当初は、堤の幅を現存している部分の最も広いところが全幅と考えていましたが、西側にさらに広がり、整備予定地の外に延びることが分かりました。 この展示擁壁の目的は、堤の土を積んだ様子を模式的に表現してあります。一番下の目地は堤が築かれた当事の地表…

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