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  • 月ノ木貝塚 千葉市中央区仁戸名町

    蕨立貝塚の次に訪れたのは月ノ木貝塚。 千葉県重要遺跡百選の内の一 月之木貝塚 この貝塚は直径約200mの典型的な環状をなし その周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である 昭和50年3月31日 千葉市教育委員会 国指定史跡 月ノ木貝塚(つきのきかいづか) 所在地 千葉市中央区仁戸名町289-1外指定日 1978(昭和53)年3月16日 月ノ木貝塚は、都川の本谷から分かれた仁戸名支谷に面した標高25mの細長い台地上に位置しています。貝層は、この台地縁辺に沿って環状に広がり、その大きさは東西 140m、南北170mにもわたっています。 1951(昭和26)年、千葉市誌編さん事業のため県立千…

  • 蕨立貝塚 千葉市若葉区千城台西

    加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の後で付近の貝塚を巡った。最初に訪れたのは蕨立貝塚。 蕨立貝家 蕨立貝塚は 縄文時代中期から後期にかけて 国指定史跡「加曽利貝塚」とほぼ同時期に形成れた馬蹄形貝塚である 貝塚の直径約100m 主体はキサゴ アサリ ヤマトシジミ等の鹹 淡水産の貝類である 昭和41年 坂月ニュータウン(現千城台住宅)の造成にあたり発掘調査が実施され 竪穴式住居跡19 縄文中 後期の土器 石器 骨角器 土製品等豊富な遺物 遺構が検出された この他 住居跡 土坑からは9体の埋葬人骨が 貝層中からは鹿 猪 犬 猿 鲸等の獣魚骨が出土した 以上のことから 本貝塚は東京湾東岸地域における縄文時…

  • 廿五里貝塚 千葉市若葉区源町

    加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の前に廿五里(つうへいじ)貝塚に寄り道。廿五里(二十五里、つうへいじ)の地名の由来は、 千葉常胤が弁財天をこの地に祭ってから、重臣の通平寺氏が敵の侵入に備えて、とりでを構築し、ここを住まいにしていたと伝えられる。 この地が鎌倉から二十五里というところから〝通平寺〟と〝二十五里〟が混然一体となり〝二十五里〟すなわち〝つうへいじ〟と呼びならわれたといわれる。 千葉県主要遺跡百選の内の一 廿五里貝塚(つうへいじかいずか) この貝塚は直径約150mの典型的な馬蹄形をなしその周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である。 昭和46年3月31日 千葉市教育委員会 廿五里…

  • 縄文人のお祈り 加曽利貝塚博物館

    加曽利貝塚の現地説明会の時に、加曽利貝塚博物館で博物館連携企画展「市原歴史博物館×加曽利貝塚博物館2023-縄文人のお祈りー」を鑑賞した。今年2月に市原歴史博物館と締結した連携協定の取り組みの一つ。市原歴史博物館所蔵資料と千葉市所蔵資料を中心に展示、縄文時代の「祈り」をテーマに両市の遺跡を紹介。 縄文時代の後期から晩期にかけて遺跡から見つかる「祈り」の道具(衣食住や生命の維持活動に関係ない特殊なモノ、土偶や石剣、異形台付土器、釣手土器、手燭形土器など)の種類が豊富になり、出土する量も多くなることから、この時期に「祈り」の行為が発達したことを示し、同時期の大型住居跡から多くの「祈り」の痕跡が見つ…

  • 蓮田市歴史カード 蓮田市文化財展示館

    蓮田市文化財展示館で「蓮田市歴史カード」のNo.24をゲット。埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催されている、特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」の関連事業として、埼玉県立歴史と民俗の博物館と県内7市町の展示施設で各館オリジナルの縄文土器のカードを配布中。蓮田市文化財展示館では24種類の「蓮田縄文カード」を、期間中、ひとり1種類かつ1枚までの配布。 また、開催中の企画展「縄文海進と黒浜貝塚群」を鑑賞した。公式ホームページでも告知されていない貴重な企画展。 「埼玉縄文カード」を集めて、埼玉縄文博士になろう! - 埼玉県 「埼玉縄文カード」特設ページ - 埼玉県立歴史と民俗の博物…

  • 白岡の縄文土器とその世界〜タタラ山遺跡の〔縄文コード〕〜 白岡市生涯学習センター歴史資料展示室

    白岡市生涯学習センター歴史資料展示室で開催中の冬季季節展示「白岡の縄文土器とその世界〜タタラ山遺跡の〔縄文コード〕〜」を鑑賞した。今回の季節展示は、埼玉県立歴史と民俗の博物館の特別展「縄文コードをひもとく〜埼玉の縄文土器とその世界〜」との連携展として開催。タタラ山遺跡出土の縄文土器にスポットを当てる。蓮田市との境に位置するタタラ山遺跡は、縄文時代前期初頭(約6,000年前)の大規模な集落遺跡で、遺跡の西側の元荒川の前身となる河川が形成した谷沿いに人々が行きかう交通の要衝であったと推測され、関東地方に広く分布する土器だけでなく東海地方や東北地方の土器などが出土する。 埼玉縄文カード <通常カード…

  • 大集合!久喜市の遺跡 久喜市立郷土資料館

    久喜市立郷土資料館で開催中の第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」を鑑賞した。久喜市内には120か所を超える遺跡が確認されており、その内の約30か所の遺跡で発掘調査が実施されている。本展では、市内で実施された発掘調査の成果の中から、代表的なものを一堂に集めて紹介する。会期は12月27日まで。 第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」:久喜市ホームページ 【第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」開催のお知らせ】10月14日(土)から郷土資料館にて、久喜市内の遺跡とその発掘調査の成果を一堂に集めた特別展を開催します。意外と身近な場所にある久喜市の古い歴史に触れてみませんか?開催期間は12月27日(水…

  • 古代のみやしろ-古墳時代の宮代町- 宮代町郷土資料館

    宮代町郷土資料館で、特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」を鑑賞した。宮代町郷土資料館は今年で開館30周年の節目を迎え、特別展では「古代のみやしろ」と題し、今からおよそ1700年前の古墳時代の宮代町に注目。町外・県外から埴輪や渡来系の土器などの貴重な資料を借用し、古墳時代の宮代町の全容を明らかにする。本展で紹介する遺跡は、山崎山遺跡、姫宮神社遺跡、道仏遺跡、目沼古墳群(杉戸町)、内牧塚内古墳群(春日部市)。また、群馬県高崎市内の遺跡から出土した韓式系土器を紹介する。会期は12月24日まで。 令和5年度特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」開催予告 埼玉県宮代町 令和05年度特別…

  • 縄文時代のさいたま 岩槻郷土資料館

    真福寺貝塚の現地説明会の後で、岩槻郷土資料館で開催中の企画展「縄文時代のさいたま」を鑑賞した。本展は、今年3月に刊行された「さいたま市史通史編 原始・古代1」に掲載された資料を中心に、真福寺貝塚や南鴻沼遺跡、馬場小室山遺跡など市内各地の遺跡で出土した遺物を展示し、縄文時代のさいたまについて紹介する。期間は来年1月21日まで。 さいたま市/岩槻郷土資料館 企画展「縄文時代のさいたま」を開催します 2020年の真福寺貝塚の調査で出土した「みみずく土偶」の頭部も展示された。 さいたま市立博物館所蔵「みみずく土偶」小深作遺跡(さいたま市見沼区小深作)出土。縄文時代。目、口、耳飾をボタン状で現し、頭部や…

  • 真福寺貝塚 現地見学会(12/9) さいたま市岩槻区城南

    今年も真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期前葉から晩期中葉(約3,800〜2,600年前)まで営まれた貝塚を伴う集落遺跡と低湿地の泥炭層遺跡から成る。さいたま市教育委員会は、平成28年度から毎年、発掘調査を実施していて今年で8年目。私が真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加するのは、5年連続5回目。今年は、昨年に引き続き、西側の水辺の活動域に設定した南北2ヶ所の調査区で調査を実施。特に、南側の調査区のさらに西側、谷を下った部分で、矢板で囲って水の侵入を防ぎポンプで排水して、本格的に泥炭層遺跡の発掘を開始。 北側の調査区 南側の調査区 外側を一周 国史跡 真福寺…

  • つくば市内遺跡出土品展 小田城跡歴史ひろば案内所

    小田城跡歴史ひろば案内所で開催中の巡回企画展「発掘!!圏央道-つくば市内遺跡出土品展-」を鑑賞した。つくば市内の圏央道建設に伴って発掘された遺跡の調査成果から、つくば市の歴史の一端を物語る特徴的な遺構や遺物を紹介する。古墳時代では、二重の堀跡によって区画された豪族の居館跡が見つかった梶内向山遺跡や、石や土で作られた鏡や勾玉等の模造品やミニチュアどきが出土した集落跡(中内西ノ妻遺跡、高須賀中台東遺跡、平北田遺跡、島名ツバタ遺跡)を紹介。これらの模造品やミニチュア土器は、神を祀るときに実用品の代わりとして使用されたと考えられるとのこと。古墳時代の居館跡は、つくば市では初、全国でも数百例しかなく貴重…

  • 生痕化石 地質標本館

    産総研地質調査総合センター(GSJ)の公開施設の地質標本館で開催中の企画展「生痕化石」を鑑賞した。生痕化石は、むかしの生物の巣穴や這い痕が地層に残されたもの。生痕化石を調べることで地層がつくられた場所の環境を知ることができる。本展では、地質時代のくわしい情報を読み解くため、産総研がすすめている生痕化石の研究について紹介する。会期は12月24日まで。 イベント詳細|地質標本館 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 日本最大級の地球科学系ミュージアム🏛️ #地質標本館 あたらしい企画展「生痕化石」を明日10/3(火)から開催します!地層に刻まれた生命の痕跡。生き物の巣穴や動いた痕から、過去…

  • 青屋神社と府中城の土塁 石岡市総社

    石岡市立ふるさと歴史館で企画展を鑑賞する前に青屋神社を参拝。 青屋神社 所在地 石岡市総社1丁目4番 常陸国司は、都から着任すると鹿島社に参拝するのがならわしであった。国司が鹿島社に参拝するには、高浜から船で行くのが 順路であったが、荒天で出航不能のときは、高浜のなぎさにススキ、マコモ、ヨンなどで青屋(仮屋)をつくり、そこから鹿島社を遥拝し参拝にかえたという。これが青屋祭の起こりといわれている。 中世の青屋祭は、府中総社の宮祭の一つとして高浜神社、大洗磯前神社、鹿島社などの津で、霞ヶ浦と鹿島灘の航海の安全と水産物の豊穣を神に祈願するため行われた。 近世の青屋祭神事は、青屋の馬場と呼ばれるこのあ…

  • 「柿岡古墳群」石岡市立ふるさと歴史館

    石岡市立ふるさと歴史館で開催中の企画展「柿岡古墳群」を鑑賞した。柿岡古墳群は、古墳時代前期に築造された前方後方墳である丸山古墳や長堀2号墳、前方後円墳である佐自塚古墳、古墳時代後期の丸山4号墳や西町古墳等を含む大古墳群。近年の発掘調査では、佐久上ノ内遺跡において、古墳の被葬者の王の住まいと考えられる「豪族居館」も発見された。本展では、柿岡古墳群の各古墳や豪族居館の調査成果について紹介する。会期は12月27日まで。 石岡市立ふるさと歴史館 第34回企画展 柿岡古墳群 石岡市公式ホームページ 本展で紹介された古墳 石岡市立ふるさと歴史館の企画展は「舟塚山古墳とその時代」以来 にほんブログ村

  • 縄文のナニコレ コレミテ 川口市立文化財センター郷土資料館

    川口市立文化財センター郷土資料館で開催中の企画展「縄文のナニコレ コレミテ」を鑑賞した。川口の埋蔵文化財を扱う企画展第3弾。市内でこれまで出土した土偶や耳飾り、異形土器など、縄文時代の「ナニコレ?」な遺物を多数展示。 企画展「川口市制施行90周年企画展 縄文のナニコレ/コレミテ展」/川口市ホームページ コレミテ(569)縄文のナニコレコレミテ①恒例の「企画展の内容を会期中につぶやいてしまう」SNSシリーズが……はーじまーるよーー!!あ、内容は明日から。お楽しみに!#川口市 #企画展 #展示 #企画展示 #縄文時代 #遺物 #埋蔵文化財 #遺跡 #埋蔵文化財 #縄文 pic.twitter.co…

  • 前田耕地遺跡の尖頭器 東京都立埋蔵文化財調査センター

    東京文化財ウィーク2023の特別公開で、重要文化財の「前田耕地遺跡の尖頭器」が展示されていた。「衝撃剥離痕」というマニアックな展示。 【広報誌たまのよこやま最新号】年4回刊行している「たまのよこやま」の最新号pdfをウェブサイトにアップロードしました!巻頭特集では10月末からの特別展示を予定しているあきる野市前田耕地遺跡の出土品(重要文化財)についてご紹介しています。https://t.co/NITOZ5utqK#都埋文#考古学 pic.twitter.com/KpZHhnrJBY — 東京都立埋蔵文化財調査センター (@tokyo_maibun) 2023年10月3日 今週の土曜日から東京文…

  • 考古学講座「拓本の取り方」(11/23) 東京都立埋蔵文化財調査センター

    11月23日に東京都立埋蔵文化財調査センターで考古学講座「拓本の取り方」に参加(受講)した。土器片の拓本の取り方と、真弧(マコ)やキャリパー、デバイダーを使って土器の断面図の書き方を教わった。使わせていただいた土器片は多摩ニュータウンの遺跡から出土した本物。一度やって見たかったので楽しかった。専門家から指導を受ける機会をいただけたことに感謝。遺跡の発掘調査報告書に記載されている出土遺物の資料は、こんなに手間暇をかけて作成されていたのかと、改めて知った。資料全体で濃淡が一定になるようにするとか、土器片から、完品の状態での部位と傾きを見極めて断面図を描くとか、断面から粘土紐の積み上げの境を見極めて…

  • 石田堤史跡公園 鴻巣市袋

    11月18日のシンポジウムの前に、鴻巣市の石田堤史公園で石田堤を見学した。 断面見学施設について 石田堤は1590年(天正18年)に石田三成が忍城を水攻めに際し築いたといわれています。 史跡公園整備にあたり、平成8年度と9年度にこの断面見学施設付近の調査を実施しました。二度にわたる調査の結果、堤は東側の土を西側に向かって斜めに積み上げたことが判明しました。当初は、堤の幅を現存している部分の最も広いところが全幅と考えていましたが、西側にさらに広がり、整備予定地の外に延びることが分かりました。 この展示擁壁の目的は、堤の土を積んだ様子を模式的に表現してあります。一番下の目地は堤が築かれた当事の地表…

  • シンポジウム「6世紀の東国史と埼玉二子山古墳」(11/18) 行田市文化センター「みらい」

    11月18日に行田市文化センター「みらい」文化ホールで開催されたシンポジウム「6世紀の東国史と埼玉二子山古墳 ―最新成果から描く継体朝前後の東日本―」に参加(聴講)した。主催は埼玉県立さきたま史跡の博物館、行田市教育委員会と埼玉考古学会の共催、コーディネーターは明治大学の若狭教授。40分の講演が6件と、80分の総合討議とボリューム満点。501席の文化ホールがほぼ満席。本シンポジウムの内容は本にまとめて出版するとのことなので、期待する。 11月18日(土)に、#シンポジウム「6世紀の東国史と埼玉二子山古墳 ―最新成果から描く継体朝前後の東日本―」を開催します。※申込受付は9月12日午前9時から開…

  • さいたまに海があった時代 さいたま市立浦和博物館

    さいたま市立浦和博物館で開催中の収蔵品展「さいたまに海があった時代~縄文時代前期の貝塚~」を鑑賞した。縄文時代前期の山崎貝塚(緑区)と大谷場貝塚(南区)の出土遺物を中心に展示。会期は12月10日まで。 さいたま市/収蔵品展「さいたまに海があった時代~縄文時代前期の貝塚~」 【浦和博物館】収蔵品展「さいたまに海があった時代~縄文時代前期の貝塚~」を開催しています当館で収蔵している、縄文時代前期の山崎貝塚(緑区)と大谷場貝塚(南区)の出土遺物を中心に展示しています。期間は12月10日(日)までです。くわしくは https://t.co/rlasqOVNDH pic.twitter.com/AuqE…

  • 霞ケ浦に臨む王 上高津貝塚ふるさと歴史の広場

    上高津貝塚ふるさと歴史の広場で開催中の企画展「霞ケ浦に臨む王―古墳時代前期の地域社会―」を終幕間際に鑑賞した。本展では、王塚古墳、后塚古墳の発掘調査の成果を公開するとともに、霞ケ浦周辺に所在する前期古墳や集落からの出土品を展示。首長と首長を支えた人々の観点から、古墳時代前期の地域社会を復元する。会期は本日(12月3日)まで。 石岡市立ふるさと歴史館から丸山古墳・佐自塚古墳の出土品が出張 1月から入館料アップとのこと 第26回企画展「霞ケ浦に臨む王―古墳時代前期の地域社会―」 土浦市公式ホームページ 土浦市の上高津貝塚ふるさと歴史の広場で開催される、霞ケ浦沿岸の前期古墳社会に光をあてた企画展…

  • 発掘された染地遺跡 調布市郷土博物館

    調布市郷土博物館で開催中の企画展「発掘された染地遺跡~多摩川低地のムラ~」を鑑賞した。本展では、第128地点の発掘調査の成果を中心に、これまで行われた発掘調査でわかった多摩川低地のムラの様子を紹介。都内3例目となる小銅鐸も展示。会期は12月3日まで。 【企画展】10月28日(土)から企画展「発掘された染地遺跡~多摩川低地のムラ~」を開催いたします!!本展では、第128地点の発掘調査の成果を中心に、これまで行われた発掘調査でわかった多摩川低地のムラの様子を紹介します。都内3例目となる小銅鐸も今回展示します。ぜひ、お越しください。 pic.twitter.com/fnevWKU933 — 調布市郷…

  • 加曽利貝塚 発掘調査現地説明会 (11/11) 千葉市若葉区桜木

    今年も加曽利貝塚の発掘調査現地説明会に参加した。今年は、本格的調査としては57年ぶりとなる北貝塚の発掘調査の1年目。北貝塚の中央部から東北東の貝層範囲に届くように、幅★m、長さ★mの調査区(No.41)を設定。No.41調査区は、中央部で昭和41年の調査区(No.15)の一部にかかり、貝層範囲で昭和37年の調査区(No.2)を内包する。今年度の調査は、昭和37年・41年の調査区の再発掘、遺構の分布と時期の確認、貝層の分布と時期の確認で、今後の調査や史跡整備のための情報を得ることを目的とする。 千葉市:【終了】令和5年度 加曽利貝塚発掘調査について 9/19より、本格的調査としては57年ぶりとな…

  • 十条冨士塚 (再訪⑩) 北区中十条

    再整備工事が完了して、6月30日、7月1日に大祭「お冨士さん」が催行された十条冨士塚を再訪。 十条冨士塚|東京都北区 十条地区-十条冨士塚 東京都都市整備局 十条冨士講 冨士講公式サイト 富士塚古墳 発掘トピックス 東京都埋蔵文化財センター にほんブログ村

  • 真土大塚山古墳跡地 平塚市西真土

    昨年、大神塚(応神塚)古墳の発掘調査の現地説明会の後で、平塚市の真土大塚山公園の模擬古墳を見学会したが、下調べしていなかったので、近くの真土大塚山古墳跡地に寄らなかった。そこで、寒川町遺跡発掘調査発表・講演会の前に平塚市に立ち寄った。 真土大塚山古墳跡 三角绿四神二獣鏡、变形四獸鏡、銅簸、巴形銅器などの副葬品が 出土した古墳時代前期の古墳。砂丘を利用して作られていました。 平成19年(2007年)3月 平塚市 真土大塚山 神獣鏡の碑 真土大塚山 神獣鏡の碑 真土神社の北西400mにあった真土大塚山にはかつて古墳時代前期の古墳があり昭和10年ここから神獣鏡が出土した 径22.1cm青銅製の三角縁…

  • 寒川町遺跡発掘調査発表・講演会 (11/4) 寒川町文化財学習センター

    11月4日に寒川町文化財学習センターで開催された寒川町遺跡発掘調査発表・講演会に参加した。この催しは、10月15日に参加した遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」で配られていたチラシで開催を知って申し込んだ。会場の寒川町文化財学習センターは一之宮小学校内にあり、常設展示もある(利用は事前予約かつ平日限定)。常設では、寒川町の主な遺跡として、岡田遺跡や大(応)神塚古墳、塚の山横穴墓群などを紹介するパネルや出土遺物、大(応)神塚周辺古墳群のD号墳の横穴式石室のレプリカや、岡田遺跡265号住居趾レプリカなど教室に所狭しと展示されている。また、2階の教室には、農機具や生活民具、養蚕用具などの民俗資…

  • 抄紙会社150年 紙の博物館

    先日、王子駅前のサンスクエア売却のニュースをブログに書いたが、そのときに飛鳥山公園内の紙の博物館で企画展「抄紙会社150年ー洋紙発祥の地・王子」を開催中と知った。そこで、飛鳥山博物館から紙の博物館と企画展をハシゴした。 抄紙会社設立150年特設ページ - 紙の博物館 #企画展 「抄紙会社150年―洋紙発祥の地・王子」本日スタート\(^o^)/渋沢栄一の呼びかけで150年前に設立された抄紙会社(しょうしがいしゃ)のあゆみをたどってみましょう♪#紙の博物館 #紙 #洋紙 #王子 #渋沢栄一 #紙博だより pic.twitter.com/in3ZXDEv7y — 紙の博物館 (@PaperMuseu…

  • 北区貝塚物語 北区飛鳥山博物館

    早稲田から都電荒川線(東京さくらトラム)で、王子に移動して、北区飛鳥山博物館で開催中の「北区貝塚物語−とある少年が見た、おどろきの縄文ワールド−」を鑑賞した。北区西ヶ原に住む小学6年生のタロウが、縄文時代の北区にタイムスリップしたお話。タロウが縄文人の少年「キータ」やその家族、ムラ人とのかかわりの中で、縄文人のくらしを学ぶ。会期は12月10日まで。 10月に参加した遺跡発表会で北区栄町貝塚の発表を聴講した。本展では栄町貝塚の貝層剥ぎ取り標本などが展示された。 【予告】秋期企画展「北区貝塚物語-とある少年が見た、おどろきの縄文ワールド-」が10月24日から始まります!最新の発掘調査成果をふまえ、…

  • 川角古墳群が伝えるもの 駒澤大学駒沢キャンパス

    狛江市の「古墳現地解説」に参加した後に、駒澤大学の駒沢キャンパスに移動して、駒大生社会連携プロジェクト展示「川角古墳群が伝えるもの―駒澤大学の調査から―」を見学した。種月館(3号館)2階ウィステリアに、考古学専攻4年生が制作したパネルを展示。駒澤大学考古学専攻では、2016年から角川古墳群の測量調査を行ってきた。調査の目的は、各古墳の残存状況の把握と位置関係を明らかにすること。今回の展示では、なぜ地域の人々が古墳群を継承してきたのかについて考え、川角古墳群の魅力を発信する。駒沢キャンパスでの展示は12月21日まで。毛呂山町歴史民俗資料館では来年3月10日まで展示とのこと。 駒大生社会連携プロジ…

  • 土屋塚古墳 (再訪) 狛江市岩戸南

    橋北塚古墳の次に土屋塚古墳を訪れた。 狛江市指定文化財(市史跡) 土屋塚古墳 指定年月日 昭和61年1月4日 土屋塚古墳は、狛江古墳群のうち岩戸の地に残された数少ない古墳のひとつとして、また墳丘の遺存状態が良好な古墳として、昭和61年に市史跡に指定されました。 平成16年には、墳丘の南側から東側にかけて発掘調査が行われ、古墳築造の時期や当初の形態・規模が明らかになりました。直径33メートル、高さ4.5メートルを測る円墳で東側に造出部を有し、その外側に幅1.5mほどのテラスと幅10メートルほどの間溝が取り巻くことが判明しました。 周溝からは、もともと墳頂や墳端に並べられていた埴輪が、周溝内に転落…

  • 橋北塚古墳 狛江市岩戸北

    保育園の園庭に保存られている橋北塚古墳。 三角塚園庭(みすみづかえんてい) 三角塚古墳(みすみつかこふん) <橋北塚古墳(はしきたづかこふん)> 狛江には、5世紀の半ばから6世紀の半ばにかけて、60〜70基ほどの古墳が築造されたと考えられ、橋北塚古墳(三角塚古墳)も6世紀前半に築造された古墳であると考えられています。 この古墳には、墳丘(ふんきゅう )に葺石(ふきいし)はなく、埴輪(はにわ)も確認されていませんが、平成2年の調査において、古墳を取り巻く周溝(しゅうこう)の一部が確認されています。墳頂 (ふんちょう)付近に円礫(えんれき)が集中して 残されていることが確認され、古墳の主体部は、木…

  • 和泉遺跡 狛江市和泉本町

    和泉式土器の標式遺跡の和泉遺跡のモニュメント。 和泉遺跡と和泉式土器 この一帯は、「和泉遺跡」とよばれる古墳時代中期(5世紀)の集落遺跡です。 昭和15年に行われた発掘調査により多数の土器が出土しましたが、この型式の土器は、当時初めての発見であっ たため、遺跡名をとって「和泉式」という型式名が与えられ、以後関東地方のこの時期の標式遺跡として、広く知られるようになりました。 狛江市 和泉式土器 - 狛江市役所 文化財ノート14 和泉式土器とその時代 狛江市教育課委員会 文献 [1] 和泉遺跡発掘調査団 1985 『和泉遺跡』狛江市教育委員会他 にほんブログ村

  • 東塚古墳 狛江市中和泉

    松原東稲荷塚古墳の次に向かったのは東塚古墳。ここは、2020年11月、12月の狛江FM「古墳にコーフンラジオ」の「狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)」で、まりこふんさんが訪れ、墳丘に登られる様子が紹介された。ちなみに東塚古墳は「通常は公開していない(兜塚古墳の)近隣の古墳」で、この日は特別に公開された。 (中央)東塚古墳出土の朝顔形円筒埴輪 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は「東塚古墳」を紹介しています。#コマラジ pic.twitter.com/68zuEao6cn — 古墳にコーフン協会 (@kofun_ni_kohfun) 2020年11月15日 ■狛江の古墳にコーフ…

  • 松原東稲荷塚古墳 狛江市中和泉

    白井塚古墳の次に向かったのは松原東稲荷塚古墳。ここは、2021年6月と7月の狛江FM「古墳にコーフンラジオ」の「狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)」で、まりこふんさんが訪れ、墳丘に登られる様子が紹介された。ちなみに松原東稲荷塚古墳は「通常は公開していない(兜塚古墳の)近隣の古墳」で、この日は特別に公開された。 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は松原東稲荷塚古墳を紹介しています。#コマラジ pic.twitter.com/5OPo5BgVwS — 古墳にコーフン協会 (@kofun_ni_kohfun) 2021年6月6日 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は松原…

  • 白井塚古墳 (再訪) 狛江市中和泉

    兜塚古墳から向かった先は白井塚古墳。2021年8月と9月の狛江FM「古墳にコーフンラジオ」で、白井造園の敷地内の白井塚古墳を狛江市が公園として整備する計画で、その事前調査が行われていると知った。翌年(昨年)6月、ふとしたことから週末に白井塚古墳の発掘調査の現地説明会が開催されること知った。その日はエアコン取り替え工事を予約していて、早く終われば、間に合うかもと期待したが、そうはならず、現地に行くことは叶わなかった。今回の狛江市の文化財関連イベント「古墳現地解説」で「通常は公開していない近隣の古墳」に白井塚古墳が含まれているかわからなかったが、参加したところ、現地を訪れることができて感無量だった…

  • 秋の文化財関連イベント「古墳現地解説」(11/3) 狛江市中和泉

    文化の日(11月3日)に狛江市の秋の文化財関連イベント「古墳現地解説」に参加した。狛江市のホームページに告知された内容は「東京都指定史跡である兜塚古墳で調査時に出土した遺物等を展示し、現地解説を行った後、通常は公開していない近隣の古墳を案内します。」で、会場の兜塚古墳に集合した。 東京都指定史跡 兜塚古墳 所在地 狛江市中和泉3-749 指定 昭和50年2月6日 兜塚古墳は、昭和62年(1987)と平成7年(1995)に行われた確認調査により、墳丘の残存径約43m、周溝外端までの規模約70m、高さ約4mの円墳と考えられます。周溝の一部の状況から、円墳ではなく帆立貝形の古墳の可能性も指摘されてい…

  • 千年伊勢山台遺跡 現地見学会(10/28) 川崎市高津区千年

    市川市から川崎市に移動して、午後から千年伊勢山台(ちとせいせやまだい)遺跡[橘樹郡家(たちばなぐうけ)跡]第39次調査の現地見学会に参加した。今回の調査地は、今年3月の蟹ヶ谷古墳群の現地見学会の前に、史跡公園の整備中の橘樹官衙遺跡群の橘樹郡家[郡衙]跡 (千年伊勢山台遺跡)を訪れたときに、「北側の空き地でも」と写真を載せた保存活用事業用地。1996年(平成8年)の宅地造成に伴う道路計画範囲を対象とした発掘調査(千年伊勢山台北遺跡)で発見された東西方向に整然と柱筋を揃えた(2時期)7棟の総柱式掘立柱建物跡の発見をきっかけとして、郡衙関連遺構の確認を目的とした1998年から2003年の6年間の確認…

  • 国府台遺跡(第28-26地点)見学会(10/28) 市川国府台

    10月28日に千葉県市川市と神奈川県川崎市の国衙・郡衙遺跡の発掘調査の説明会をハシゴした。午前は市川市の国府台遺跡(第28-26地点)見学会に参加。今回の発掘調査は、再整備工事中の国府台球場の北側、下総国の国衙の主要施設を区画すると推定される溝の北東隅(1区)と北西隅(2区)を対象に実施。1区は、3年前のトレンチ調査で溝の一部を確認していた。今回は全面に調査区を設定。2区は1区の北東隅から伸びる東西溝と球場内の調査で確認した南北溝の延長上にトレンチを設定。1950(昭和25)年完成の旧国府台球場は老朽化により2019年12月に一時閉鎖となり、建て替えのため取り壊され、発掘調査を実施。2025年…

  • 竜塚古墳 笛吹市八千代町米倉

    八代ふるさと公園から西に見下ろす竜安寺山と呼ばれている丘陵上部に位置する竜塚古墳。 山梨県指定史跡 竜塚古墳 竜塚古墳は、5世紀前半に造られた方墳(四角い古墳)です。墳丘の大きさは 一辺約56mで、高さは7.4mあります。墳丘は幅約3mの平坦面(テラス)を挟んで二段に分かれています。上段は斜面全体が葺石で整然と覆われていますが、下段は土を盛り上げたままの状態でした。墳丘の周囲には幅約10mの周溝が廻っています。 被葬者は木棺に入れられ、墳頂に掘られた長方形の墓坑の中に埋葬されました。遺物は墳頂や周溝の中から土師器が数点出土していますが、副葬品と考えられるものは見つかっていません。 この古墳は、…

  • 盃塚古墳 笛吹市八千代町岡

    岡・銚子塚古墳の北東約50メートルの位置する盃塚古墳。 町指定 史跡 盃塚古墳 昭和55年3月31日指定 この古墳は、岡・銚子塚古墳の北東約50メートルの位置にあり、八代町内でも有数の規模を誇る。墳丘が著しく変形しており原形が定かでなかったが、平成4年度の発掘調査により直径23メートルの円墳で、周囲に幅1.8メートルの壕があることを確認した。遺体を納めた主体部は、墳丘が著しく変形していたため確認できなかったが、墳頂部のトレンチより円礫が多く発見されていることから、竪穴式石室であると推定される。副葬品は、発掘調査等によって発見した鉄刀や鉄鏃・鉇(やりがんな)があり町教育委員会で保管している。 こ…

  • 岡・銚子塚古墳 笛吹市八千代町岡

    ドラマ「逃げ恥」の第3話のロケ地としても有名な岡・銚子塚古墳訪れた。岡・銚子塚古墳は標高およそ422mにあり、甲府盆地をおおむね180°の視野で一望できる絶好の場所に立地。 県指定 史跡 岡·銚子塚古墳 昭和63年5月12日指定 この古墳は、山梨県でも有数の規模を誇る前方後円墳で、周囲に壕がめぐり、墳丘に埴輪が樹立されていた。この古墳が造られた時は、墳丘の斜面全体が石で覆われていたと発掘調査の結果考えられる。遺体を納めた主体部は、後円部の墳頂にあり、丸太を縦に割ってくりぬき、それを合わせた棺の周囲を粘土で包んだ、いわゆる粘土槨である。江戸時代の宝暦13年(1763)に発掘された際に副葬品として…

  • 伊勢塚古墳 中央市高部

    二子塚古墳の次の目的地は、伊勢塚古墳。 にほんブログ村

  • 二子塚古墳 (再訪) 中央市大鳥居

    王塚古墳の墳丘の上から二子塚古墳の方角を眺めると、給水塔の脇に2機の建機。 今年5月14日の見学会のときと同じルートを辿ると 気持ちを切り替えて次の目的地へ また、戻って来て、二子塚古墳跡と王塚古墳を見上げる 辻切り? 2023年4月号/山梨県中央市公式ホームページ にほんブログ村

  • 王塚古墳 (再訪) 中央市大鳥居

    5月に見学会があった二子塚古墳のその後が気になって再訪した。その前に王塚古墳を再訪。 市指定文化財 史跡 王塚古墳 所在地 中央市大鳥居4256所有・管理者 大鳥居自治会指定年月日 昭和45年3月1日 王塚古墳は海抜342mの宇山平(うやまだいら)丘陵の頂点にある前方後円墳である。形式は前方後円墳であるが、特に前方部が短いために帆立貝式古墳と呼ばれるものである。時期は古墳時代中期の五世紀後半である。 現状の全長は61.2mで、後円部径約40m、高さ7mを測る。主軸を東西にとり、前方部は西を向く。造営当初は、墳丘上に円筒埴輪がめぐっていたと思われ、現在でも周辺から破片が出土する。 埋葬施設は天井…

  • 浅利与一公の層塔と五輪群 中央市大鳥居

    豊富郷土資料館で企画展を鑑賞した後、資料館周辺案内で紹介されていた浅利与一の層塔と浅利与一の像と大福寺を見学した。 浅利与一公の層塔と五輪群 山梨県指定 中央の層塔は、田の字状に並列した基礎を最下位として、その上に方形の基盤があり、その上に龕洞のある円筒主軸を置き、更に方形の屋蓋を平円軸を交互に四回重ね最上部に宝珠をもつ、3メートル余の層塔で左右の五輪塔群とともに凝灰岩をもって平安末期から鎌倉初期に作られたものと推定される。 その悠揚せまらざる安定感のあるところ本県の石造美術の最たるもので全国的にも有数のものである。 平成4年3月31日 豊富村 豊富村鄉土研究会 浅利与一層塔附五輪塔6基(大福…

  • 王塚古墳の時代 中央市豊富郷土資料館

    山梨県中央市豊富郷土資料館で開催中の企画展 「王塚古墳の時代−最新発掘調査成果と埴輪の世界−」を鑑賞した。本展は、今年3月に山梨県の史跡に指定された王塚古墳とその周辺の古墳時代遺跡の発掘調査の成果を中心に紹介する。また、埴輪から王塚古墳と畿内とのつながりも探る。 豊富郷土資料館 シルクふれんどりぃ 中央市広報2023年4月号(22~24ページ図書館だより・歴史が真ん中「二子塚古墳」)(PDFファイル:6.8MB) 企画展「王塚古墳の時代」中央市豊富郷土資料館。今年は県内最大の前方後方墳・二子塚古墳の発見があり、全国的にも中央市の古墳時代に注目が集まっています。そこでこの秋、最新の発掘成果を…

  • 東山南遺跡 甲府市下向山町

    甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策の続き。 東山南遺跡 東山南遺跡 (ひがしやまみなみいせき) この遺跡は平成元年(1989)と平成2年(1990)に発掘調査が行われ、現在は「花の広場」 と「勾玉広場」として整備されています。 この「花の広場」では、弥生時代後期(約1,700年前)の方形周溝墓2基と、古墳時代中期(約1,600年前)の円形周溝墓8基・方形周溝墓1基が発見されました。このうち古墳時代の4号墓は、一辺が約9mで溝が方形にめぐり、その中からは土師器・須恵器・直刀・鉄矛等が出土しました。 出土した遺物の特徴から、東山南遺跡では5世紀の前半から中頃に「勾玉広場」の周溝墓群が築造され、それ…

  • 稲荷塚古墳 甲府市下向山町

    甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策の続き。 稲荷塚古墳 稲荷塚古墳 (いなりづかこふん) 稲荷塚古墳は、昭和62年(1987)に発掘調査が行われ、直径約20m高さ約3.5mの円墳であることがわかりました。石室は開口部が南側に向かって開く横穴式石室で、全長8.2m入り口幅1.85mです。石室からは、土師器・須恵器・鉄製品・玉類・金環等が出土しています。出土した遺物の中でも、銀象嵌大刀は鍔や付属金具に模様を刻み銀をはめ込んだもので、県内では初めて発見されたものです。また、銅鋺は仏教文化の到来を意味するものですが、県内では数例しか発見されていません。これらから稲荷塚古墳は6世紀の後半に築造され、7世…

  • 上の平遺跡 甲府市下向山町

    発掘された日本列島2023展を鑑賞した後は、甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策。風土記の丘研修センター 野外ステージ、遊具広場 上の平遺跡 方形周溝墓群 上の平遺跡 御坂山系の山なみから、甲府盆地にせり出したこの小高い丘は、會根丘陵と呼ばれ、県下で最も遺跡の多い地域として知られています。中でも、ここの上の平遺跡は、東西にのびる會根丘陵のほぼ中央に位置し、数万年前からの人々の生活の足跡が認められる。貴重な遺跡です。 この遺跡での最も古い生活跡は、先土器時代にさかのぼり、当時の人々が道具として使用した石器が発見されています。隣の立石遺跡からは、今から2万年前の地層から同じような石器が発見されている…

  • 発掘された日本列島2023 山梨県立考古博物館

    「発掘された日本列島2023」展を鑑賞するために、最終日直前の山梨県立考古博物館を訪れた。今年の「発掘された日本列島2023」展の開催地は、山梨県立考古博物館(9月16日から10月29日まで)と対馬博物館(11月11日から来年の1月8日まで)と平城宮いざない館(一部展示縮小して来年の1月20日から2月11日まで)の3館。山梨県では1996年以来、実に27年ぶり2回目の開催。先日参加した「遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」で、群馬県高崎市下里見天神前遺跡の発表を聴講して、出土した埴輪が見たくなった。 「発掘された日本列島2023」展の開催のお知らせ 文化庁 山梨県/特別巡回展「発掘さ…

  • 寅稲荷塚古墳 深谷市岡

    本庄早稲田の杜ミュージアムの帰りに深谷市の寅稲荷塚古墳に立ち寄った。ほぼ東西に51mの主軸を持つ前方後円墳。墳丘上に寅稲荷神社を祀る。文献[3]に掲載された図によれば、東が後円部で西が前方部。神社の参道がほぼ主軸に沿って後円部から登り、社殿がくびれ部から前方部に位置する。 寅稲荷古墳(とらいなりこふん) 高崎線岡部駅の北北西1.6Kmに位置し、櫛挽(くしびき)台地北端部近くに存する。古墳付近の標高は約51メートルで台地北側の低地水田面との比高は、約10メートルである。 本古墳の周囲は、かつて多数の古墳が群れを成して存在していたといわれているが、その多くは、昭和初期の開拓により消滅しており、現在…

  • エジプト文化展 本庄早稲田の杜ミュージアム

    本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「エジプト文化展−早大隊の調査から辿る−」を鑑賞した。早稲田大学のエジプトにおける調査・研究の歩みは、1966年の吉村作治氏を学生隊長とする学生5人は、川村喜一早稲田大学講師とともに実施した遺跡踏査に始まる。そして、1971年に調査権を取得してマルカタ南遺跡で発掘調査が実現した。本展では、これら貴重な資料を用いて古代エジプト文化をさまざまな視点から紹介する。 【開催中】エジプト文化展−早大隊の調査から辿る−|イベント|本庄早稲田の杜ミュージアム にほんブログ村

  • 本庄市の古墳2 旭・小島古墳群 本庄早稲田の杜ミュージアム

    本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「本庄市の古墳2 旭・小島古墳群」を鑑賞した。本展は、県内有数の古墳群であり、区画整理事業などに伴い、数多くの古墳が調査されている旭・小島古墳群を取り上げ、出土資料を通してその変遷を紹介する。 【開催中】本庄市の古墳2 旭・小島古墳群|イベント|本庄早稲田の杜ミュージアム にほんブログ村

  • 平井地区2号墳と平井地区2号北古墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

    平井地区2号墳と平井地区2号北古墳も再訪した。 平井地区1号墳の墳頂から左が平井地区2号北古墳、右が平井地区2号墳 皇子塚古墳の墳頂から手前に平井地区2号墳、その奥に平井地区2号北古墳 平井地区2号墳 平井地区2号北古墳 にほんブログ村

  • 皇子塚古墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

    平井地区1号墳の次に皇子塚古墳を再訪。 県指定史跡 皇子塚古墳 指定日 平成4年5月15日 所在地 藤岡市三ツ木字東原247番地ほか 所有者 藤岡市 本墳は直径31m、高さ6mが、四段に築かれた円墳である。内部構造は両袖型横穴式石室で、羨道、前室、玄室からなる複室構造である。石室の大きさは全長8.33m、前庭部を含めると12.16mになる。県内では例の少ない複室構造の石室を持つ古墳で、保存状態も良好である。 石室は前庭部から前室までが河原石の乱石積み、玄室が凝灰岩の切り組み手法を取り入れた截石積みという特長がみられる。出土遺物から六世紀の後半に築かれ、七世紀前半まで追葬が行われたと考えられる。…

  • 平井地区1号墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

    平井地区1号墳と皇子塚古墳を再訪した。 平井地区1号墳の墳頂から皇子塚古墳 左手前が平井地区1号墳、右奥が皇子塚古墳 にほんブログ村

  • 古墳時代の祈りのカタチ 藤岡歴史館

    藤岡歴史館で開催中の秋季企画展「古墳時代の祈りのカタチ -白石稲荷山古墳と群馬の石製模造品-」を鑑賞した。本展は、藤岡市域、また群馬県域の資料を中心に石製模造品を用いたマツリの導入と盛行のようすについて考える。石製模造品は、古墳時代のマツリで使われた祈りの道具で、古墳時代前期(4世紀後半)に奈良盆地周辺で生み出され、古墳時代中期(5世紀)には、関東地方を中心に流行し、古墳時代中期を代表する遺物の一つとなる。石製模造品の原料である滑石や蛇紋岩などの軟質石材は産地が限られ、群馬県域は軟質石材の産地で、5世紀代には石製模造品分布の中心になる。 また、本展では、約1世紀の時を経て白石稲荷山古墳の出土品…

  • 塚原古墳群 (その2) 高崎市吉井町池

    塚原古墳群の続き。吉井町164号墳に河原石が沢山積まれている。河原石を見ると葺石や石室の石材かと思う。多胡碑周辺遺跡現地説明会で見学したトレンチに河原石がゴロゴロしていた。これらの河原石について質問したところ、この辺りは鏑川の三段の河岸段丘の中段で、かつてこの辺りに河川があったときに流れ着いた河原石で、農家はこれらの石の除去に苦労させられるとのこと。なので耕作で邪魔な石が集めれれたものかもしれない。下記の[カッコ]内の情報は「群馬県古墳総覧2017」から。 吉井町164号墳 [現状:△、墳形:不明、径15.3mx13.7m] 吉井町165号墳 [現状:△、墳形:不明、径7.9mx7.7m] 吉…

  • 塚原古墳群 (その1) 高崎市吉井町池

    高木古墳群の南側、上信電鉄と矢田川を渡った台地に分布する塚原古墳群を探索した。下記の[]は「群馬県古墳総覧2017」の情報。 吉井町126号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(34尺)] 吉井町129号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(34尺)] 吉井町130号墳 [現状:△、墳形:圓型、(44尺)] 吉井町138号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(27尺)] 吉井町147号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(22尺)] 吉井町162号墳 [現状:△、墳形:不明、径16.7mx8.4m] 吉井町163号墳 [現状:△、墳形:不明、径9.6mx3.7m] 吉井町126号墳-129号墳-130号墳-138号墳…

  • 高木古墳群 高崎市吉井町池

    多胡碑周辺遺跡の多胡郡正倉跡から一段低い段丘面の多胡碑南東地区に分布する高木古墳群の7基を探索した。下記の[]は「群馬県古墳総覧2017」の情報。 吉井町103号墳 [現状:✖️、墳形:前方後圓、(177尺)] 吉井町104号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(36尺)] 吉井町105号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(40尺)] 吉井町106号墳 [現状:✖️、墳形:圓型、(36尺)] 吉井町107号墳 [現状:○、墳形:圓型、(34尺)] 吉井町108号墳 [現状:○、墳形:圓型、(24尺)] 吉井町109号墳 [現状:△、墳形:圓型、(21尺)] 牛舎 御堂に辻切り? 吉井町103号墳-104…

  • 古代山部郷を探る 多胡碑記念館

    多胡碑記念館で10月21日から始まった企画展「古代山部郷を探る」を鑑賞した。本展では、山部郷を含む古代片岡郡の遺跡について、奈良時代を中心に概観する。古代の山部郷は、おおむね現在の高崎市南八幡地区の山名町、木部町、阿久津町、根小屋町と推定される。古墳時代後期には屯倉が置かれ、ヤマト政権の直轄地となり、飛鳥時代には律令制下の片岡郡に属し、奈良時代の711年3月、新設された多胡郡の一部となった。多胡郡を構成する六つの郷の、もともと所属していた郡における位置づけ、また、そこから割かれた理由を考え、上野三碑を生んだ古代多胡郡の歴史的背景を探る。 多胡碑記念館 第45回企画展「古代山部郷を探る-片岡郡か…

  • 多胡郡正倉跡 高崎市吉井町池

    多胡碑周辺遺跡の現地説明会の後で、段丘上の多胡郡正倉跡を見学。高崎市では平成23年度(2011年)より、特別史跡多胡碑周辺において、多胡碑に記された古代多胡郡の役所跡(多胡郡衙)に関連する遺跡を確認するための調査を実施。岡地区の調査で、2014年3月に瓦や礎石、同年11月に炭化した米を発見。平成27年度第5次調査(2015年5月〜)で大型礎石建物の発掘を行い、翌年1月に大型倉庫の遺構を発見したと発表。この大型礎石建物は多胡碑と同時代(8世紀前半)の巨大な遺構で、南北7.2m、東西16.8m、床面積約120平方mの総瓦葺きで、多胡郡正倉の中でも最も格の高い法倉(ほうそう)と見られる。また、溝によ…

  • 多胡碑周辺遺跡 現地説明会 (10/21) 高崎市吉井町池

    10月21日に群馬県高崎市で開催された令和5年度多胡碑周辺遺跡第13次調査現地説明会に参加した。高崎市では平成23年度より、特別史跡多胡碑周辺において、多胡碑に記された古代多胡郡の役所跡(多胡郡衙)に関連する遺跡を確認するための調査を、継続して実施している。今年度の第13次調査は、多胡郡正倉跡から一段低い段丘面で、古代多胡郡の東西区画溝と、その内部の調査を実施した。104トレンチでは東西区画溝の延長線を確認。106トレンチでは平安時代の竪穴状遺構(東西3.5m、南北4.5m)を確認。この竪穴状遺構は、正倉跡がある段丘の下のエリアで、初めて発見された郡衙に関連する可能性のある遺構。105トレンチ…

  • さいたまの埴輪 さいたま市立博物館

    さいたま市立博物館で開催中の第47回特別展「さいたまの埴輪」を鑑賞した。本展では、さいたま市内各所の古墳から出土した代表的な埴輪を一堂に展示。 図録も購入 さいたま市/(令和5年9月28日発表)さいたま市立博物館第47回特別展「さいたまの埴輪」を開催します 【さいたま市立博物館】第47回特別展「さいたまの埴輪」を本日より開催です!今回の特別展では、市内各所の古墳から出土した代表的な埴輪を一堂に展示しています。期間は10/7(土)~11/19(日)、開館時間は9時~16時30分です。入館無料。詳しくはhttps://t.co/cjciNmjBeV pic.twitter.com/e1cKkL2S…

  • 発掘された関東の遺跡2023 さいたま文学館

    さいたま文学館で開催された関東考古学フェア実行委員会主催の遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」に参加した。東京都北区栄町貝塚、群馬県高崎市下里見天神前遺跡、栃木県大田原市上侍塚古墳、埼玉県行田市北大竹遺跡などの発表があった。 遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」が開催されます(申込締切9/29) お知らせ一覧 東京都埋蔵文化財センター 公益財団法人 群馬県埋蔵文化財調査事業団 【再】関東考古学フェア 遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」開催のお知らせ 関東考古学フェア 遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」開催のお知らせ 公益財団法人 かながわ考古学財団 …

  • 来年のカレンダー

    来年のカレンダー購入しました。さとうゆかりさんのJomon Dogu Calender 2024年の縄文土偶カレンダーができました!今回も、ユニークで多様なメンバーズです。動物型土製品や、土器もいます。国宝の遮光器土偶さんも潜んでいます。https://t.co/nDbPOMz3rF pic.twitter.com/YRF0QMs3X7 — さとうゆかり (@ykrst) 2023年10月3日 2024縄文土偶カレンダー YUKARISATO STORE 【GALLERY|@ondo_creative/STORE】\PICK UP/2023年も残り3ヶ月を切りました…!時間の流れは早いです…

  • 西福寺古墳 (再訪) 川崎市高津区梶ヶ谷

    橘樹官衙遺跡群の前に梶ヶ谷に寄り道して西福寺古墳を再訪。 西福寺古墳 西福寺古墳は、矢上川左岸に築かれた高塚古墳群の中にあって、規模が大きく、保存状態も極めて良好です。 昭和57(1982)年、古墳の景観整備の一環で行われた発掘調査の結果、この古墳が築かれたのは、6世紀中頃から後半と考えられ、直径約35メートル、高さ約5.5メートルの円墳で、墳丘の周囲には 幅6〜7.5メートル、深さ約80センチの溝(コンクリートブロックで舗装されている部分)がめぐらされていたことがわかりました。 また出土した埴輪の中には、水鳥を模した埴輪の頭部も発見されています。 現在の西福寺古墳は、その成果に基づいて復元・…

  • 古代の大工作業の見学会 橘樹官衙遺跡群史跡整備工事地

    飛鳥時代(7世紀後半)の倉庫1棟の復元工事を実施中の橘樹官衙遺跡群で見学会が開催されたので参加した。飛鳥時代の倉庫復元工事は全国初とのこと。棟梁から古代の建築技法の再現について説明を聞いて、ヤリガンナを使った木材の表面仕上げの実演を見学、お土産にヤリガンナで削った削り屑をいただいた。大盛況で集まった人は時間内に見学できたかな。 足場の上から 板校倉(いたあぜくら)の構造 足場を降りて 古代の大工作業の実演(ヤリガンナ仕上げ) 手前に並べられているのがチョウナ 橘樹官衙遺跡群 文化遺産オンライン 国指定文化財等データベース 川崎市教育委員会:国史跡橘樹官衙遺跡群 川崎市教育委員会:史跡橘樹官衙遺…

  • 野毛大塚古墳展 (再訪) 世田谷区立郷土資料館

    世田谷区立郷土資料館を再訪して野毛大塚古墳展の後期の展示を鑑賞した。前期と後期で入れ替えられた展示ケースは2ケースだった。これで今回の前期と後期と2017年のトーハクで、野毛大塚古墳の出土品はほぼコンプリート。 ↓ 展示入替された展示ケース(上段が前期で、下段が後期) にほんブログ村

  • 永遠の都ローマ展 東京都美術館

    東京都美術館で開催中の「永遠の都ローマ展」を鑑賞した。イタリア・ローマのカピトリーノ美術館の名品を中心に、約70点の作品をとおして、ローマの歴史と芸術を紹介する。教皇のコレクションを核に設立され、1734年から一般公開されたカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも歴史の古い美術館の一つに数えられる。初来日の 《カピトリーノのヴィーナス》は、ミロのヴィーナス(ルーヴル美術館)、メディチのヴィーナス(ウフィッツィ美術館)に並ぶ古代ヴィーナス像の傑作として知られる。クレメンス10世の教皇在位中(1670–76)に、ローマのヴィミナーレの丘の庭園で発見され、1752年にカピトリーノ美術館に寄贈された。そ…

  • キュビスム展 国立西洋美術館

    今月3日から上野公園の国立西洋美術館で開催中の企画展「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」を鑑賞した。日本ではなんと50年ぶりの大キュビスム展。日仏・国立美術館の共同企画でついに実現。キュビスムの本場パリ・ポンピドゥーセンターから50点以上の作品が初来日。会期は来年1月28日まで。 パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ|国立西洋美術館 ◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢🎊 #キュビスム展 美の革命 本日開幕🎉◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢本日10月3日より #国立西…

  • サンスクエア 北区王子

    昨年12月に満50周年を迎えた王子駅前の総合レジャー施設「サンスクエア」について、日本製紙株式会社が2023年8月30日に「経営・財務固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ」として、譲渡益約254億円(予定)で譲渡することを取締役会で決議したと発表した。譲渡価額、帳簿価額、譲渡先については、譲渡先との取り決めにより公表を控えるとのこと。来年3月25日に物件引渡し予定、子会社が営業している商業ビル、ゴルフ練習場は当面の間、営業継続予定とのこと。北区王子は、渋沢栄一が中心になって1873年に設立した抄紙会社が、2年後の1875年に製紙(洋紙)工場を操業した地で、1893年に王子製紙株式会…

  • 煉瓦塀 文京区西片

    東京大学総合研究博物館の特別展示を鑑賞した後は、本郷弥生交差点からすぐ近くの裏道に残る煉瓦塀を見学した。 旧森川町 東大農学部正門 岩槻街道 将軍御成道 岩槻街道 この街道は、江戸のころ将軍が日光東照宮にお参りする時に通る道であることから“将軍御成道”といわれ、重要な道路の一つであった。人形のまち・岩槻に通じている道で“岩槻街道”という。現在の東京大学農学部前の本郷追分で、旧中山道とわかれ、駒込へと直進し、王子、岩渕を経て荒川を渡り、岩槻へと向かう。 将軍は、江戸城を発ち、岩槻に一泊し、さらに、古河城、宇都宮城に泊まって日光に入っ たといわれている。将軍がこの街道を通る時の警備は厳重で、沿道に…

  • 骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より 東京大学総合研究博物館

    東京大学総合研究博物館で9月30日より開催中の特別展示『骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より』を初日に鑑賞した。本展では、遺跡から発掘される骨からわかる、祖先たちの知られざる素顔を探る。ヒューマン・ダイバーシティの本質とは。 骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より 東京大学総合研究博物館 【特別展予告】今週土曜のオープンに向けて準備は着々と進んでいます。特別展示『骨が語る人の「生と死」 日本列島一万年の記録より』 9/30(土)よりオープン。※入場無料 開館日はウェブサイトでご確認くださいhttps://t.co/NJUDfpQfoJ pic.twitter.com/4p…

  • 氏家駅のランプ小屋 さくら市氏家

    上侍塚古墳の発掘調査現地説明会に参加する前に、行きの道中でJR東北本線の氏家駅前に立ち寄った。目的は昨年末に購入した「ランプ小屋の魔力」に掲載されていた氏家駅の食パン型のランプ小屋。ホーム側の扉の横に「建物財産標 鉄 倉庫3号 明治42年」の標示があるとのこと。今回は未確認。 にほんブログ村

  • 塚本古墳 大田原市湯津上

    帰り道に塚本古墳の前を通りかかったので写真を1枚パシャリ。 古墳なう 大田原市 「塚本古墳」と消滅した「岩船台古墳群」 にほんブログ村

  • 大塚古墳 大田原市中野内

    舟戸古墳群から東に車で4分ほどにある大塚古墳。大塚古墳の方が舟戸古墳群よりちょっと北にあるので、関東最北の古墳(単独墳)かも。Google Mapだと大塚古墳と舟戸古墳群の中間の少し北に槻沢古墳が登録されている。こっちが最北かも。大塚古墳は、大田原市指定記念物(史跡)で、一辺約28m、高さ約4.5mで二段築成とみられる。下段(基底)は、周辺の畑耕作により削平され、一見方形にみまちがう。周溝は、周辺の畑地耕作により認められない。内部主体(埋葬施設)は、未調査のため不明。 大田原市指定記念物 (史跡) 昭和48年12月14日指定 所在地 大田原市中野内 所有者 個人 大塚古墳 ■1基 ■古墳時代 …

  • 舟戸古墳群 那須町稲沢

    那珂川水系最北端で、関東最北端の古墳群の舟戸古墳群。白河の関まで19km。帆立貝形古墳1基と円墳2基。最近になって、県道北側の林の中に、これらよりもやや小型の円墳が2基、新たに確認されているとのこと。 舟戸1号墳 舟戸3号墳(左)と1号墳(右) 舟戸3号墳(左)と2号墳(右) 舟戸3号墳 舟戸2号墳 舟戸2号墳(左)と1号墳(右) ハッケトンヤ縄文式遺跡および舟戸の古墳群 ハッケトンヤ縄文式遺跡および舟戸の古墳群 那須町指定文化財 昭和35年10月15日指定 ハッケトンヤ遺跡は、余笹川と那珂川の合流点内側に位置し、丘陵の突端部で現在の黒川発電所の崖の上あたりにあります。ハッケトンヤとは地名で、…

  • 玉藻稲荷神社 大田原市蜂巣

    松尾芭蕉の『おくのほそ道』に「ひとひ郊外に逍遥して、犬追物の跡を一見し那須の篠原をわけて、玉藻の前の古墳をとふ。」とある「那須の篠原」の玉藻稲荷神社を訪れた。玉藻稲荷神社はお稲荷さんと玉藻の前(九尾の狐)の神霊を祀る。玉藻の前は、那須野原の殺生石で有名な九尾の狐の伝説で、平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫となった妖狐の化身とされ、玉藻稲荷神社には、九尾の狐退治の伝承地「鏡池」と「狐塚」の霊を移したという祠がある。また、神社の北東の県道沿いに「狐塚之趾」の碑が立つ。 芭蕉句碑 秣(まぐさ)おふ人を枝折の夏野哉 実朝歌碑 源実朝公の歌 武士の矢並つくろふ籠手の 上に霰たばしる那須の篠原 鎌倉第三代の征夷…

  • 令和4年度発掘調査速報展 大田原市なす風土記の丘湯津上資料館

    大田原市なす風土記の丘湯津上資料館で開催中の「令和4年度発掘調査速報展~東山道駅路跡徒歩磐上駅家~」を鑑賞した。昨年7月から10月に実施した佐良土上の原II遺跡の発掘調査の成果を速報で紹介する。笠石神社所蔵の侍塚古墳群1号墳出土品の円筒埴輪も特別出陳。 「令和4年度発掘調査速報展~東山道駅路跡徒歩磐上駅家~」大田原市なす風土記の丘湯津上資料館。大田原市で初となる学術調査が始まりました。古代東山道駅路跡と「磐上駅路」跡などの遺跡を確認するための調査です。4年目となる発掘調査の成果を速報で紹介します。 pic.twitter.com/Hs1gn9RlQu — 古代人? (@Kikiki938869…

  • 上侍塚古墳 第1回発掘調査現地説明会 (9/23) 大田原市湯津上

    9月23日に開催された上侍塚古墳の令和5年度第1回発掘調査現地説明会に参加した。本調査は今年で3年目。昨年度は現地説明会が3回開催された。昨年度も1回目の説明会に参加した。1回目よりも2回目、3回目の説明会の方が調査結果や成果が期待できるのだが、北関東の冬道が怖くて二の足を踏んでいる。出土品の展示コーナーでは、昨年度の3回目の説明会で公開されタコの吸盤みたいと話題になった朱塗りの円形浮紋の付いた土器片や棒状浮紋の付いた土器片を接合したもの、今年度の調査で西側くびれ部から出土した壺形の土器片を仮接合したもの、高杯の一部なども見学することができた。土器の産地について質問したところ、胎土にウニの棘の…

  • ジャイアントパンダ「シンシン」のニュース

    上野動物園は、ジャイアントパンダ「シンシン」の展示を9月21日から10日程度中止する。9月20日、21日に測定した血圧が高かったため、健康観察を十分におこなうとのこと。大事に至らないことをお祈りする。 公開されたシンシンの血圧測定の様子を撮影した写真を見ると、パンダの腕に血圧計のバンドを巻いて測定している。シンシンの表情がなんとも言えない。 にほんブログ村

  • 御料車庫 (再訪) 品川区広町

    4年前に品川区区役所裏の御料車庫を遠めから見学した。昨年5月ごろから御料車庫が取り壊されるのではないかとの情報があり気になっていた。鮫洲に来たので足を延ばし御料車庫を再訪したら、すでに車庫の大半は取り壊されていて片側の壁面だけになっていた。裏から補強されているようなので、この壁面は再開発される建物等に組み込まれて保存されるかもしれない。 こちらは旧大井町変電所 にほんブログ村

  • 鮫洲入江広場 品川区東大井

    鮫洲運転免許試験場と京急の鮫洲駅の途中の緑地が気になって行ってみたら地下が鮫洲ポンプ場雨水貯留地で、勝島運河の水質改善のための施設だった。場雨水貯留地は、北区の石神井川と隅田川の合流部の王子第二ポンプ場にも併設されている。知らないところで、水質改善の施設が造られていた。 勝島運河 鮫洲運動公園 にほんブログ村

  • 大井公園内古墳 (再訪) 品川区東大井

    運転免許の更新で鮫洲に来たので帰りに大井公園内古墳を再訪した。 仙台坂トンネルとタブノキ にほんブログ村

  • 「メディアにのった資料たち」 明治大学博物館

    明治大学博物館で開催中の企画展「メディアにのった資料たち−知っている資料を見つけよう!−」を鑑賞した。本展は明治大学博物館の収蔵資料から教科書や雑誌等に掲載された重要資料を一堂に展示する。掲載申請数はなんと年間460件(2021年度)。考古部門のコレクションは国指定重要文化財4件を含む総数約23万点。本展では夏島貝塚(神奈川県)出土で国指定重要文化財の動物骨製の釣針も展示。 企画展「#メディアにのった資料たち 」開催中!副読本や模試、入試に使われた考古部門の資料を紹介するビデオを、特別展示室入り口にて上映しております。展示室に入られる前にぜひご覧ください。 pic.twitter.com/HA…

  • 「古代の馬」 明治大学博物館

    明治大学博物館の考古部門のミニ展示、明大コレクション55「古代の馬」を鑑賞した。本展示では馬形埴輪や、長野県大室古墳群出土の馬具などを通し、人と馬の歩みの一端を紹介する。 「馬」と言われ思い浮かべるのは、競馬場を駆けるサラブレッドの姿でしょうか。日本の馬の歴史は古墳時代に朝鮮半島の人々が馬を連れて海を渡り、日本列島に上陸したのが始まりとされています。本展示では馬形埴輪や、長野県大室古墳群出土の馬具などを通し、人と馬の歩みの一端をご紹介します。 pic.twitter.com/vcz11SCybQ — 明治大学博物館(Meiji University Museum) (@meiji_museum…

  • 遭遇 文京区教育センター

    文京区教育センターで開催中の東京大学総合研究博物館コレクション スクール・モバイルミュージアム「遭遇」を鑑賞した。文京区教育センターの2階に上がって大学連携事業室の扉を開けて中に入ると、色々な動物の頭骨が整然と並んでいる。日常では味わうことのできない非日常の世界。ぜひあなたも頭骨と遭遇してください。会期は30日まで。 博物館で研究する者は、しばしば骨格標本と向き合っている。科学的客観的テーマをもって研究するとともに、かつて動物の命を携えていた骨を見ながら、骨の形に心動かされて時間を過ごす。まさにそれは、骨との遭遇である。骨から得るものはしばしば知識であり理論であるが、今日は見えてくるかもしれな…

  • 赤門脇の発掘調査 文京区本郷

    東大赤門の脇で実施中の発掘調査で、加賀藩邸地境石組溝が良好な状態で発見されたと聞き、平日に訪れた。石組溝が見つかったのはコミュニケーションセンターと赤門の間の調査区で、すでに調査は終わってビニールシートがかけられていた。今は、その向かいで調査が始まっていた。まだ始まったばかりとのこと。 赤門 文政10年(西暦1827年)加賀藩主 前田斉泰にとついだ11代将軍徳川家斉の息女溶姫のために建てられた朱塗りの 御守殿門であり、重要文化財に指定され ています。 金網の奥に見えるのが「ノーベル物理学賞受賞記念(浜松ホトニクス)」 東京大学埋蔵文化財調査室 赤門北側のトイレ新営に伴う発掘調査で、溶姫(加賀藩…

  • 秋の大北海道展

    池袋の東武百貨店で開催中の秋の大北海道展が始まりました。 秋の大北海道展 1週目情報|イベントガイド|東武百貨店 にほんブログ村

  • 彼岸花

    ヒガンバナが咲きました。 にほんブログ村

  • 入道雲

    夏の悪足掻き 撮影地は「天気の子」の聖地 不動坂 田端駅南口から西南へ登る坂です。坂名は、かつて田端駅南口付近に石造不動明王立像が安置され、不動の滝があったことによります。この不動明王像は、明治45年(1912)5月に始まった田端駅拡張工事により現在地付近へ移され、さらに谷田川改修工事にともない、昭和10年(1935)11月に現在地(田端3-14-1隣接地)へ移され、田端不動尊となっています。 田端文士芸術家村 にほんブログ村

  • 秋の空

    そろそろ秋かな にほんブログ村

  • 野毛大塚古墳展 世田谷区立郷土資料館

    昨年4月から施設改修工事のため休館していた世田谷区立郷土資料館は、8月1日にリニューアルオープンして、重要文化財保存処理完了記念「野毛大塚古墳展」を開催している。会期は8月1日から10月22日までで、前期と後期で展示品の一部が入れ替わる。そこで前期の最終日に「野毛大塚古墳展」を鑑賞した。会期末までにもう一度訪れたい。 野毛大塚古墳は5世紀に築造された全長82mの帆立貝式古墳で、墳頂に4つの主体部(埋葬施設)が見つかっている。1897年に第2主体部の箱形石棺から滑石製模造品や鉄製武器、装身具などが発見された。これら第2主体部出土品の大半は東京国立博物館が所蔵し、2017年に重要文化財に指定された…

  • 秋の空

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  • 感染防止徹底宣言

    5類に移行したけれど にほんブログ村

  • ありんこ

    見上げたら蟻。働き者。 引きの写真も 「Dream Movie SDGs 地域貢献プロジェクト」第5弾 相模屋平助商店さま【ドリームムービー通信:第173号】 企業の映像制作・動画作成ならドリームムービー 東京都千代田区 にほんブログ村

  • 夏枯れ

    猛暑の影響?夏枯れ(意味が違う) JR秋葉原駅前の植物が枯れる現象がネットで問題視 / 現地に行ってみた | ガジェット通信 GetNews にほんブログ村

  • エキストラ

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  • アンリ・マティス

    秋葉原駅前のタクシー乗り場 アーティゾン美術館 Artizon Museum, Tokyo コレクションハイライト: アーティゾン美術館 アンリ・マティス《青い胴着の女》1935年 油彩・カンヴァス にほんブログ村

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