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  • 古凍古墳群(かんべ塚古墳、No.333古墳) 東松山市古凍

    古凍古墳群の続き。 古凍25号墳(No.333古墳)、円墳、規模不明、文献[1] 古凍26号墳(かんべ塚古墳)、円墳、規模不明、文献[1] 土器片?埴輪? 辻切り? 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • 古凍古墳群(根岸裏12号墳、 No.144,146古墳、山下9号墳) 東松山市古凍

    古凍古墳群の続き。 古凍12号墳(根岸裏12号墳、亀塚古墳、亀ノ甲塚)、円墳、規模不明、周堀確認、文献[1] 古凍16号墳(No.146古墳)、円墳、径11.4m、文献[1] 古凍17号墳(山下9号墳)、円墳、規模不明、文献[1] 古凍18号墳(No.144古墳)、円墳、規模不明、文献[1] 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • 古凍古墳群(根岸裏4,14,15号墳) 東松山市古凍

    根岸稲荷神社古墳の次に古凍古墳群を探索。古凍古墳群は、松山台地が南に大きく突き出し、西に都幾(とき)川、東に市野(いちの)川をのぞむ舌状台地に所在する古墳群で、12基が現存する(文献[2])。 古凍4号墳(根岸裏4号墳)、円墳、31m、土師器・埴輪、周堀確認、文献[1][2][3][4] 古凍14号墳(根岸裏14号墳)、円墳、15.8m、馬具・土師器・須恵器、墳裾土壙から壺鎧出土、周堀確認、文献[2][3][4] 古凍15号墳(根岸裏15号墳)、円墳、規模不明、埴輪、文献[2] 文献 [1] 公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 1984 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書37:古凍根岸裏2…

  • 根岸稲荷神社古墳 (再訪) 東松山市古凍

    根岸稲荷神社古墳(古凍20号墳)を再訪。前回は前方部の方角を把握していなかったので、今回は、前方部を意識して観察したが、なかなか難しい。 吉祥寺 八幡宮 根岸稲荷神社古墳 富士山 土器片?埴輪片? 東松山市「根岸稲荷神社古墳」。現状は20mの方墳。短い前方部がつくらしい。前方後方墳だが見てもわからない。吉ヶ谷系の壷形土器が出ているので東松山市で最古。埼玉県で最古かも知れない。三角縁神獣鏡と関連する高坂8号墳と墳形も似ている。東松山市の前期古墳の伝統が続いているのかな。 pic.twitter.com/6FqGv7F0kD — 古代人? (@Kikiki93886931) 2020年9月18日 …

  • 特別展「鹿嶋の古墳を歩く」 ミニ博物館ココシカ

    茨城県鹿嶋市の鹿島神宮の大鳥居のすぐ近くのミニ博物館ココシカにて開催中の特別展「鹿嶋の古墳を歩く」が2月25日までということで、急遽、訪れ鑑賞した。どきどきセンター所蔵の遺物が展示。 ミニ博物館ココシカ 鹿嶋の古墳を歩く : ココシカ日記~茨城県鹿嶋市~ 12月23日~2月25日特別展「鹿嶋の古墳を歩く」鹿嶋市どきどきセンター提供 pic.twitter.com/DEodOR9YRm — ミニ博物館ココシカ (@minicocoshika) 2023年12月24日 ミニ博物館ココシカにて特別展「鹿嶋の古墳を歩く」が行われており、どきどきセンター所蔵の遺物が展示されています!2月25日まで。皆様…

  • 山王樋管 川島町正直

    長楽用水路の山王樋管。 山王樋管 埼玉県川島町 山王樋管。 水辺の土木遺産 長楽用水路 ②(埼玉県川島町) - 四季・めぐりめぐりて にほんブログ村

  • 山王1号墳 川島町正直

    川島町正直の日枝神社の社殿裏に山王1号墳(円墳、規模不明、自然堤防・神社境内、文献[2])がある。川島町正直は、市野川と都幾川の間の低地に位置する水田地帯。自然堤防上に集落が存在。正直は雑色(ぞうしき)の当て字で、地名は雑色(律令制の下級役人)が居住していたことに由来するとのこと。 山王1号墳 文献[4]によると「1979(昭和54)年、熊野神社古墳の荒川をはさんだ対岸低地、川島町正直字山王日枝神社前町道下で農業用水管埋設工事が行われ、地下約3mの地点から碧玉管玉の工程品106点、碧玉釧の工程品1点、勾玉凹面研磨用砥石1点が出土」とのこと。2019年に土浦市立考古資料館で開催された企画展「常陸…

  • 吹塚古墳 川島町吹塚

    桶川市の原山古墳群の次に川島町の吹塚古墳を訪れた。吹塚古墳は、氷川神社の境内にあり、墳頂に祠を祀る。文献[1]によると「吹塚古墳(御嶽山古墳)、方墳、一辺35m、自然堤防・畑・神社境内」 富士山 JA埼玉中央 川島農産物直売所 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 [2] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会 にほんブログ村

  • オーディションが繋いだ心友『TopYellNEO2023〜2024』

    本ブログは墳活(古墳巡り)のブログとして7年前にスタートした。昨年の今頃、YouTubeきっかけで、あるアイドルグループの推し活を始めた。そのアイドルグループは、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんがプロデュースする「ラフxラフ」という9人組のグループで、私の推しは佐々木楓菜さん。昨年12月28日発売の雑誌『TopYellNEO2023〜2024』にラフxラフの佐々木楓菜さんとPeel the Appleの 広島世那さんのグループの垣根を超えた対談企画が掲載されたので購入。とてもエモいお話のなでブログで紹介する。 〔掲載情報🪄〕12月28日(木)発売「TopYell NEO 2023-2024…

  • 日本武道館 千代田区北の丸公園

    日本武道館に寄ったら「赤えんぴつin 武道館」をやってた。バナナマンのコントから誕生したフォークユニット。初の武道館2日間公演の初日。 旧江戸城田安門 重要文化財 旧江戸城田安門 昭和36年6月7日指定 江戸城は、長禄元年(1457)に太田資長(道灌)によって創られたとされる。天正18年(1590)德川家康の居城となり、文禄元年(1592)から大規模な改修が実施され慶長12年(1607)に天守閣が、寛永13年(1636)に総構が完成し、大城郭としての形が整えられた。その後、明暦3年(1657)をはじめ、数度の大火に見舞われものの、城郭の規模は幕末までほぼ維持された。 田安門は、北の丸北部に位置…

  • 千鳥ヶ淵さんぽみち 千代田区北の丸公園

    半蔵門の英国大使館から、千鳥ヶ淵さんぽみちをお散歩。 半蔵門 半蔵濠 「千鳥ヶ淵さんぽみち」のご案内|皇居外苑|国民公園|環境省 「千鳥ヶ淵さんぽみち」を歩いてみよう! : 皇居外苑 一般財団法人国民公園協会 千鳥ヶ淵陣地九八式高射機関砲台跡 「千鳥ヶ淵高射機関砲台座跡」(千代田区・千鳥ヶ淵) – 東京地評 旧近衛師団司令部庁舎 閉館しました Closed 東京国立近代美術館工芸館は2020年2月28日で東京での活動を終了し、2020年夏、石川県金沢市へ移転します。 42年間、誠にありがとうございました。工芸館は、通称・ 国立工芸館として新たに活動がはじまります。 旧近衛師団司令部庁舎 -…

  • 英国大使館 千代田区一番町

    英国大使館の付近を散策した。 英国大使館 サトウ公使植桜の地 サトウ公使植桜の地 アーネスト・サトウ(1843〜1929)はイ ギリス出身の外交官です。幕末に通訳官・書記官として来日し、流暢な日本語を生かして討幕派だけでなく佐幕派とも広い交友関係を作りました。明治維新後、1870年(明治3年)に東京のイギリス公使館に赴任し、その後、バンコクやモロッコなどで公使を務め、1895年から1900年(明治28年〜33年)には日本公使に任じられました。 1898年、サトウは英国公使館(現在の英国 大使館)前の空地に桜の木を植え、東京府に寄付しました。のちに、それが見事な桜並木となり多くの人々に親しまれま…

  • 英国大使館跡・遺跡見学会 千代田区一番町

    昨年12月に「英大使館跡地から弥生時代の集落 説明会開かずマンション建設へ」と報じられて議論になった東京都千代田区の英国大使館の南側「英国大使館跡」の発掘調査の遺跡見学会に参加した。縄文時代から近世までの複合遺跡。発掘対象は1区から3区に区間を分け、昨年12月に「縄文時代のものも含めこれまでに竪穴住居跡が28棟確認」「弥生時代後期前半(1~2世紀)の竪穴住居跡は21棟」「遺跡として現地に残すことは難しい見込み」「調査後に埋め戻されてマンション建設が始まる予定」「現地説明会も開かれない」と報じられたのは、1区の調査で、調査はすでに終了して埋め戻され、現在調査中の2区と3区の調査で発生する掘り返し…

  • 原山古墳群 (その5) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山9号墳、円墳(径35m、埴輪、主体部不明、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その4) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山7号墳、円墳(径11m、主体部不明、文献[1]) 原山8号墳、円墳(径61m、主体部不明、文献[1]) 原山6号墳、円墳(径12m、主体部不明、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その3) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山5号墳、円墳(径30m、埴輪、石材露出(横穴式石室)、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その2) 桶川市川田谷

    原山古墳群の続き。 原山2号墳(左)、4号墳(右) 原山2号墳、円墳(径14m、横穴式石室、文献[1]) 原山4号墳、円墳(径13m、石材露出(横穴式石室)、文献[1]) 原山1号墳、円墳(径13m、横穴式石室、文献[1]) 原山3号墳、円墳(径13m、横穴式石室、文献[1]) 2022年に桶川市歴史民俗資料館で開催された企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」の資料に加筆。 文献 [1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」 にほんブログ村

  • 原山古墳群 (その1) 桶川市川田谷

    権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会の前に桶川市川田谷の川田谷古墳群の北部にあたる原山古墳群を探索した。 川田谷古墳群は、6世紀から7世紀にかけて築かれ、かつては70基以上の古墳があったとされる北足立地方では最大級の古墳群で、江戸時代の地誌である 『新編武蔵風土記稿』 の記述にも古墳の存在を示す記事が見られ、明治28年に地元住民によって発見された埴輪が学会に報告されている。これらの古墳の多くは消滅し、現存する古墳は原山古墳群などわずか。 原山古墳群 所在地 桶川市川田谷 桶川市川田谷地区の荒川に面する台地の上には、かつて多くの古墳があったが、その多くは開墾され畑などになり、その姿を消してしまった。 し…

  • 三ノ耕地遺跡 (再訪) 吉見町久米田

    権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会の後で、三ノ耕地遺跡を再訪。 正面の丘陵に山の根古墳群が所在する。 県道の拡幅工事中 三ノ耕地遺跡(さんのこうちいせき) 三ノ耕地遺跡は吉見丘陵の眼下に広がる沖積地内の自然堤防上に立地しています。発掘調査は土地改良事業に伴い平成8〜9年度の2ヵ年にわたり実施されました。 ここで発見された水場遺構は、縄文時代晩期(約2,500年前)のもので全国的にも発見例の少ない貴重な遺構です。その規模は南北13.5m、東西7.3m、深さ1.8mの細長い楕円形を呈しています。主に木の実(トチノミ・クルミ・クリ)など堅果類の虫殺し・アク抜きのための“水さらし”を行った場所です。多量の木…

  • 権現遺跡・二ノ耕地遺跡見学会 吉見町久保田

    埼玉県教育委員会、(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団主催の令和5年第4回 遺跡見学会に参加した。見学会で公開された遺跡は吉見町の権現遺跡第2次調査(第3地点)で、主要地方道東松山鴻巣線の拡幅に伴う発掘調査が行われている。古墳時代前期の溝跡から土師器が出土していた。ニノ耕地遺跡第3次調査(第3・4次地点)はすでに発掘調査は終了して埋め戻されていた。予約した時間より少し早めに受付したら1つ前の回に参加することができて、なんとオヤコフンさんと同じ回だった。写真撮影はOKだけどSNSへの投稿はNGとのことだったけど、吉見町議会議員さんが写真をXにあげている。特別に許可出てるのかな?説明してないのかな。…

  • 掘る女 縄文人の落とし物

    CINEMA Chupki TABATAで映画「掘る女 縄文人の落とし物」を上映中。 先日まで映画「縄文にハマる人々」を上映していた。 2月4日のトークゲストは、、、わたくしでございます🤗なにをお話ししようかな🤔土器とか移植ゴテ持っていっちゃおうかなー。 https://t.co/8WCxybRPeY — 今井しょうこ@新刊「マンガでめぐる考古遺跡・博物館 (@tanu_ima) 2024年1月16日 pic.twitter.com/vm9ssWirie — ぶじん(かんれき) (@kufunmeguri9) 2024年1月17日 2月1日から、「掘る女」上映となります。縄文祭りですね😍! —…

  • 祝🎊 SLIM再起動

    月面着陸のときに太陽発電パネルが西を向いて発電できずにバッテリーが0%になる前に電源オフで休眠状態になっていたJAXAの小型月着陸実証機SLIMが再起動したよ。SLIMの太陽発電パネルに西陽が届いた。 SLIMからの電波を、AMSAT-DL(ドイツのアマチュア衛星通信協会)が日本時間1月29日午前4時11分12秒から午前4時32分36秒まで捉えたそうです!復旧したかどうかはJAXAから発表がないとわかりませんが、楽しみですね! https://t.co/aSqKOC5mMr — 藤井大地 (@dfuji1) 2024年1月28日 昨晩SLIMとの通信を確立することに成功し、運用を再開しました!…

  • 祝🎉 月面ピンポイント着陸

    JAXAの小型月着陸実証機SLIMが、100m精度のピンポイント着陸技術を実証。めでたい🎉🎉🎉 タカラトミーとソニーが開発したLEV-2(SORA-Q)が撮影したSLIMの写真は感動的。マルチバンド測定の成果も楽しみ。 小型月着陸実証機 SLIM 科学衛星・探査機 宇宙科学研究所 小型月着陸実証機 SLIM ISAS/JAXA 変形型月面ロボット 今夜、日本の小型月着陸実証機SLIMがいよいよ月面に着陸します。着陸場所はテオフィルスとキリルスという、雪だるまのようにくっついたクレーターの首元にある、シオリ・クレーター(ピンク色の点の位置)付近です。1月20日0時頃から降下を開始し、…

  • 半導体の歴史学 Newsweek(2023/8/29号)

    ニューズウィーク日本語版の2023年8月29日号の特集『半導体の歴史学』を読了。 スペシャルレポート「半導体を知るためにはその歴史を学べ」では、1957年のスプートニク・ショックに端を発し、宇宙開発競争の開始、コンパクトで信頼性の高い電子部品として半導体開発が加速、1969年にアポロ11号が月面着陸、1973年のオイルショック、ベトナム戦争で米軍が南ベトナムから撤退、1980年代までに半導体製造で日本がアメリカを抜き世界一に、プラザ合意(1985年)による円高、日米半導体摩擦・日米半導体協定締結(1986年)、台湾TSMC創業(1987年)、日本のバブル崩壊(1991年)、ソ連崩壊・冷戦終結(…

  • 半導体有事 湯之上隆

    文春新書「半導体有事」を読了。筆者はジャーナリストの湯之上隆さん。2023年4月発行。帯には「米中戦争の引き金になる!」「日本は再び失敗を繰り返すのか?」とセンセーショナルな煽りが並ぶ。まだ、記憶に新しい2021年に世界的な半導体不足により自動車の製造ラインが止まるなど社会問題となり、突然、世間が「半導体」に注目するようになった。日本では、台湾のTMSCの工場(28nm/22nm)を熊本に誘致、新会社「ラピダス」を設立して北海道で2nmの先端半導体の量産を目指すなど、にわかに半導体ブームが起きている。本書は、1章で米国が2022年10月に発表した対中輸出規制、その背景として2020年にTSMC…

  • 篠田館長スペシャルトーク(1/13) 国立科学博物館

    1月13日に国立科学博物館で開催された篠田館長スペシャルトークを聴講。演題は「ゲノムが解明する日本人の成り立ち」で、2018年から2023年に実施された研究プロジェクト「ヤポネシアゲノム」の成果を紹介。日経サイエンス2024年2月特大号の特集「DNAが語る古代ヤポネシア」で紹介された内容を解説していただいた。質疑応答で、核ゲノムの完全なデータまで解析できたのは縄文人5体(89体中)、弥生人0体(92体)とのことで、縄文人より弥生人の解析が困難な理由はとの質問に、日本列島の土壌が酸性であること、縄文時代はアルカリ性土壌の貝塚から人骨が出土すること、稲作を伴う弥生時代遺跡は、縄文時代遺跡に比べ温暖…

  • 特集「DNAが語る古代ヤポネシア」日経サイエンス2024年2月特大号

    日経サイエンス2024年2月特大号を購入。特集「DNAが語る古代ヤポネシア」の5本の記事を読了。 2024年2月特大号 - 日経サイエンス 特集:DNAが語る古代ヤポネシア - 日経サイエンス 縄文人の痕跡を現代人に探る - 日経サイエンス ゲノムで見る躍動の弥生時代 - 日経サイエンス アズキ 日本から大陸に渡った作物 - 日経サイエンス 古墳に眠る人々の家族関係 - 日経サイエンス 縄文犬とニホンオオカミの深い関係 - 日経サイエンス 「縄文人の痕跡を現代人に探る」では文献[1]の研究を紹介。日本の現代人ゲノムから縄文人に由来するとみられる変異の保有率で日本本州の各地域差異を調べた。縄文人…

  • カウントダウンプロジェクト 東京都北区

    渋沢栄一の新一万円札発行まであと175日。 新一万円札発行カウントダウンプロジェクト|東京都北区 カウントダウンプロジェクト – 東京北区渋沢栄一プロジェクト にほんブログ村

  • ASUKAYAMAセレクション25 北区飛鳥山博物館

    昨年5月27日から6月25日に北区飛鳥山博物館で開催されたスポット展示「ASUKAYAMAセレクション25」のパンフレットを入手。スポット展示は残念ながら鑑賞していない。ソノシート懐かしい。西ヶ原貝塚出土の異形双口土器(縄文時代後期前半)が気になる。 飛鳥山博物館で報告書等の無料配布中。 https://t.co/Y7tu2uYWCf pic.twitter.com/h06X4DSA6P — ぶじん(かんれき) (@kufunmeguri9) 2024年1月5日 スポット展示「ASUKAYAMAセレクション25」(北区飛鳥山博物館)|東京都北区 \本日から!/本日より開館25周年を記念したスポ…

  • 「来て、見て、知って!昔のくらし」展 北区飛鳥山博物館

    北区飛鳥山博物館で開催中の小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展を鑑賞した。博物館が収集してきた資料のうち、大正・昭和と北区地域に暮らしてきた人々が使用したさまざまな生活用具を約70点と地図、写真などを展示。 令和5年度 小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展(北区飛鳥山博物館)|東京都北区 小学校3年生対象展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展2022年度(北区飛鳥山博物館)|東京都北区 【本日から!】小学3年生対応展示「来て、見て、知って!昔のくらし」展オープン!🎊本日は一般公開日です🎊https://t.co/HMaT1qi1r8#くらし展 #昔の道具 …

  • 2023年の古墳巡りのまとめ

    昨年のブログ記事のストックがはけたので、昨年(2023年)の古墳巡りをまとめておく。2023年は、5月の新型コロナ5類移行で、コロナ禍明けが演出され、規制もなくなったが、臆病な私は警戒態勢を解けず、外出時のマスクは手放せない。それでも参加した現地説明会等21件、鑑賞した企画展51件は欲張りすぎ。トピックスは5月の二子塚古墳見学会(山梨県中央市)と及川伊勢宮遺跡第3地点の見学会(神奈川県厚木市)。 一昨年(2022年)末から昨年(2023年)の年始のBA.5の再燃による第8波は、BA.5から派生したBQ.1.1(ケルベロス)や、遺伝子組換え体のXBB(グリフォン)、XBB.1.5(クラーケン)に…

  • 埼玉縄文カード 埼玉県立歴史と民俗の博物館

    埼玉県立歴史と民俗の博物館で埼玉縄文カードの<通常カード001>から<通常カード006>の6枚をゲット。埼玉縄文カードは、 埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」の関連事業として、埼玉県立歴史と民俗の博物館と県内7市町の展示施設で各館オリジナルの縄文土器のカードを配布中。 #埼玉縄文カード は配布施設によって配るカードが異なります。歴史と民俗の博物館では特別展をご覧になった方を対象にお配りします。お一人1種類につき1枚まで、つまり6枚までお持ち帰りいただけます。枚数に限りがありますので、お早めに! pic.twitter.com/IaGF…

  • 博物館裏方探検隊 埼玉県立歴史と民俗の博物館

    昨年末、埼玉県立歴史と民俗の博物館で毎週土曜日に開催している博物館裏方探検隊に参加した。普段は見ることの出来ない博物館の裏側を学芸員さんに案内していただいた。普段は13:30から30分程度。この時は特別展開催中だったので14:30からだった。 イベント情報 - 埼玉県立歴史と民俗の博物館 休館中ブログ - 埼玉県立歴史と民俗の博物館 今年3月に横浜市歴史博物館のバックヤードツアーに参加していたので、両館のバックヤードを比較できて面白かった。博物館のバックヤード機能は基本的に同じだった。埼玉県立歴史と民俗の博物館は、昨年12月5日から今年10月13日まで約10ヶ月間、改修工事のため休館だった。博…

  • 干支「芝アート」 荒川区立宮前公園

    今年も荒川区立宮前公園干支「芝アート」を見てきた。 🎍謹賀新年🎍新年あけましておめでとうございます。本年も引き続き、綺麗なガーデンと公園の維持管理に日々努めて参ります。本年も「荒川区立 宮前公園」をどうぞ宜しくお願い致します。宮前公園 管理事務所 pic.twitter.com/w0uSgPxUGh — 荒川区立宮前公園 (@miyamaepark) 2023年12月31日 にほんブログ村

  • 見沼の龍 (再訪) さいたま市緑区大崎

    今年もよろしくお願いします。新年最初のブログ記事は、干支にちなんで見沼の龍。見沼の龍は、昨年5月28日の鴻巣市の宮前遺跡見学会の前に訪れて3代目の龍神・彩を拝見したが、昨年3月11日に開眼式を行った8代目の龍神・マルコは気が付かず見逃した。そこで、昨年12月9日の真福寺貝塚の現地見学会の前に再訪した。 見沼代用水 緑のヘルシーロード・水と緑のふれあいロード 見沼代用水東縁用水路の原型保全区間 見沼代用水路にかかる五斗蒔橋から総持院橋を経る区画には、水路に沿って「緑のトラスト保全第1号地」に指定されている「見沼田圃周辺斜面林」が広がっています。水路の底は土のままで深みを配置するなど水辺の生態系に…

  • 飛鳥山1号墳 (再訪⑤) 北区王子

    年の瀬に飛鳥山1号墳を再訪した。 飛鳥山公園の古墳 飛鳥山1号墳 古墳時代後期の直径31mの円墳。平成元年の調査で周囲には幅 3.8mの周溝が廻ることが確認された。また、平成5年の埋葬施設の調査で、切石を使用した横穴式石室が確認されている。石室は玄室の左側壁の最下段と床石の一部が原位置を留めている他は、大きく壊されていた。石室の形態は残された側壁から「胴張型横穴式石室」と判断できた。石室内からは天力や力子の破片、鉄鏃・耳環・管玉・切小玉・ガラス小玉が出土している。公園内では他にも古墳の周溝が確認されており、古墳群が形成されていたようである。 墳丘に咲く赤い花はサザンカ 冬の季節の #飛鳥山公園…

  • 座王4号墳 石室(移設) かすみがうら市千代田公民館

    かすみがうら市の墳活野続き。かすみがうら市千代田公民館に移設保存されている座王4号墳の石室を見学。 座王古墳群第4号墳 横穴式石室 座王古墳群(発調査時は栗村古墳群)は、かすみがうら市北西部の高倉地区にあり、恋瀬川左岸の台地上に、前方後円墳1基、円慣5基が分布しています。 この石室は、座王古墳群中最大の古墳である4号墳(直徑約30mの円墳)から移築復元したもので羨道部(入口通路)が短く、石室が横長になる特色をもっています。 石室の内部は、板石のしきりにより、中央と左右に区面がつくられ、右脇区から直刀と勾玉が左脇区から直刀が出土しています。左右の阪脇区それぞれに副葬品が納められていたことから少な…

  • 狐塚古墳 かすみがうら市下志筑

    大塚古墳群の狐塚古墳は、現在、墳丘の一部を残すのみで、古墳の形状をとどめておらず、墳形や規模についても不明。埴輪の出土が伝えられているが、所在は不明。市指定史跡。 狐塚古墳 かすみがうら市公式ホームページ にほんブログ村

  • 大塚古墳 かすみがうら市下志筑

    少し前になるが、石岡市立ふるさと歴史館の企画展を鑑賞したときに、かすみがうら市の大塚古墳と狐塚古墳で墳活。 大塚古墳は、県最大の100基程の古墳で構成される大塚古墳群の中心的な古墳で、古墳群の中央に位置する。径37m、高さ3.8m、周堀の幅10mの円墳。市指定文化財。 墳頂から 大塚古墳 かすみがうら市公式ホームページ にほんブログ村

  • 縄文コードをひもとく 埼玉県立歴史と民俗の博物館

    埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」を鑑賞した。本展は、埼玉県教育委員会が収蔵する、埼玉県内の発掘調査で出土した縄文土器のうち、時代や地域を特徴づける優品を一堂に展示。縄文土器のはじまりから終わりまで、土器の文様と、隠された縄文人の観念や思想(縄文コード)に注目することで、埼玉の縄文時代に迫る。会期は1月14日まで。 特別展「縄文コードをひもとく」を開催します - 埼玉県 特別展 縄文コードをひもとく - 埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展「 #縄文コードをひもとく ー埼玉の縄文土器とその世界ー」が始まり1週間が経ちました。今回の特別展…

  • 有吉南貝塚 千葉市緑区おゆみ野中央

    「おゆみ野の森」の次に訪れたのは有吉南貝塚。 千葉県重要遺跡百選の内の一 有吉貝塚 この貝塚は直径約100mの典型的な馬蹄形をなしその周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である 昭和45年3月31日 千葉市教育委員会 有吉南貝塚 所在地 千葉市緑区おゆみ野中央5丁目2番 有吉南貝塚は、村田川が流れる谷からわかれた2つの谷に挟まれた標高約40mの台地の上にあります。大小8ヶ所の貝層が円形に連なった直径約130mの馬蹄形の貝塚です。近くには、北側約200mのところに有吉北貝塚が有ります。遺跡の一部は、平成8年から平成13年にかけて(財)千葉県文化財センターによって発掘調査が行われ、その様子…

  • 上赤塚古墳群 千葉市緑区おゆみ野中央

    「おゆみ野の森」には上赤塚貝塚だけでなく上赤塚古墳群の2号墳から7号墳が分布する。上赤塚古墳群の1号墳は、径約31mの円墳で、1990(昭和55)年度に実施した千葉東南部地区土地区画整理事業に伴う記録保存の発掘調査で、2基の主体部と、主体部内より石枕・立花・各種農工具類等の副葬品が検出された。上赤塚2号墳 上赤塚3号墳 上赤塚4号墳 上赤塚5号墳 上赤塚6号墳はこの辺り? 上赤塚7号墳 文化財 上赤塚古墳群 上赤塚貝塚の南側には約1,500年前に造られた古墳が7基ありました。台地の南西端にあった最も大きな円墳からは、彫刻文のある石の枕や太刀など多くの副葬品が出土しました。 ※発掘調査済みです。…

  • 上赤塚貝塚 千葉市緑区おゆみ野中央

    月ノ木貝塚の次に訪れたのは「おゆみ野の森」の上赤塚貝塚。 上赤塚貝塚 千葉市史 第1巻 原始古代中世編 空撮 上赤塚貝塚・古墳群 (1988) −千葉市緑区南生実町字上赤塚 千葉市の貝塚を見に行く おゆみ野案内-おゆみ野の遺跡 おゆみ野ほたる会 #おゆみ歴史探訪 番外2 #おゆみ野ふれあい公園(#上赤塚貝塚、#上赤塚古墳群)その1ここからは、下見をしたもののコースには入れられなかったおゆみ地区の史跡をいくつか紹介します。出発地の京成学園前駅の東口を出て右手にゆくと、すぐ南におゆみ野ふれあい公園に着きます。(菅)#千葉市立郷土博物館 pic.twitter.com/BN5fqiAA13 — …

  • 月ノ木貝塚 千葉市中央区仁戸名町

    蕨立貝塚の次に訪れたのは月ノ木貝塚。 千葉県重要遺跡百選の内の一 月之木貝塚 この貝塚は直径約200mの典型的な環状をなし その周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である 昭和50年3月31日 千葉市教育委員会 国指定史跡 月ノ木貝塚(つきのきかいづか) 所在地 千葉市中央区仁戸名町289-1外指定日 1978(昭和53)年3月16日 月ノ木貝塚は、都川の本谷から分かれた仁戸名支谷に面した標高25mの細長い台地上に位置しています。貝層は、この台地縁辺に沿って環状に広がり、その大きさは東西 140m、南北170mにもわたっています。 1951(昭和26)年、千葉市誌編さん事業のため県立千…

  • 蕨立貝塚 千葉市若葉区千城台西

    加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の後で付近の貝塚を巡った。最初に訪れたのは蕨立貝塚。 蕨立貝家 蕨立貝塚は 縄文時代中期から後期にかけて 国指定史跡「加曽利貝塚」とほぼ同時期に形成れた馬蹄形貝塚である 貝塚の直径約100m 主体はキサゴ アサリ ヤマトシジミ等の鹹 淡水産の貝類である 昭和41年 坂月ニュータウン(現千城台住宅)の造成にあたり発掘調査が実施され 竪穴式住居跡19 縄文中 後期の土器 石器 骨角器 土製品等豊富な遺物 遺構が検出された この他 住居跡 土坑からは9体の埋葬人骨が 貝層中からは鹿 猪 犬 猿 鲸等の獣魚骨が出土した 以上のことから 本貝塚は東京湾東岸地域における縄文時…

  • 廿五里貝塚 千葉市若葉区源町

    加曽利貝塚の発掘調査現地説明会の前に廿五里(つうへいじ)貝塚に寄り道。廿五里(二十五里、つうへいじ)の地名の由来は、 千葉常胤が弁財天をこの地に祭ってから、重臣の通平寺氏が敵の侵入に備えて、とりでを構築し、ここを住まいにしていたと伝えられる。 この地が鎌倉から二十五里というところから〝通平寺〟と〝二十五里〟が混然一体となり〝二十五里〟すなわち〝つうへいじ〟と呼びならわれたといわれる。 千葉県主要遺跡百選の内の一 廿五里貝塚(つうへいじかいずか) この貝塚は直径約150mの典型的な馬蹄形をなしその周辺に縄文時代の原始集落を埋蔵する重要な遺跡である。 昭和46年3月31日 千葉市教育委員会 廿五里…

  • 縄文人のお祈り 加曽利貝塚博物館

    加曽利貝塚の現地説明会の時に、加曽利貝塚博物館で博物館連携企画展「市原歴史博物館×加曽利貝塚博物館2023-縄文人のお祈りー」を鑑賞した。今年2月に市原歴史博物館と締結した連携協定の取り組みの一つ。市原歴史博物館所蔵資料と千葉市所蔵資料を中心に展示、縄文時代の「祈り」をテーマに両市の遺跡を紹介。 縄文時代の後期から晩期にかけて遺跡から見つかる「祈り」の道具(衣食住や生命の維持活動に関係ない特殊なモノ、土偶や石剣、異形台付土器、釣手土器、手燭形土器など)の種類が豊富になり、出土する量も多くなることから、この時期に「祈り」の行為が発達したことを示し、同時期の大型住居跡から多くの「祈り」の痕跡が見つ…

  • 蓮田市歴史カード 蓮田市文化財展示館

    蓮田市文化財展示館で「蓮田市歴史カード」のNo.24をゲット。埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催されている、特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」の関連事業として、埼玉県立歴史と民俗の博物館と県内7市町の展示施設で各館オリジナルの縄文土器のカードを配布中。蓮田市文化財展示館では24種類の「蓮田縄文カード」を、期間中、ひとり1種類かつ1枚までの配布。 また、開催中の企画展「縄文海進と黒浜貝塚群」を鑑賞した。公式ホームページでも告知されていない貴重な企画展。 「埼玉縄文カード」を集めて、埼玉縄文博士になろう! - 埼玉県 「埼玉縄文カード」特設ページ - 埼玉県立歴史と民俗の博物…

  • 白岡の縄文土器とその世界〜タタラ山遺跡の〔縄文コード〕〜 白岡市生涯学習センター歴史資料展示室

    白岡市生涯学習センター歴史資料展示室で開催中の冬季季節展示「白岡の縄文土器とその世界〜タタラ山遺跡の〔縄文コード〕〜」を鑑賞した。今回の季節展示は、埼玉県立歴史と民俗の博物館の特別展「縄文コードをひもとく〜埼玉の縄文土器とその世界〜」との連携展として開催。タタラ山遺跡出土の縄文土器にスポットを当てる。蓮田市との境に位置するタタラ山遺跡は、縄文時代前期初頭(約6,000年前)の大規模な集落遺跡で、遺跡の西側の元荒川の前身となる河川が形成した谷沿いに人々が行きかう交通の要衝であったと推測され、関東地方に広く分布する土器だけでなく東海地方や東北地方の土器などが出土する。 埼玉縄文カード <通常カード…

  • 大集合!久喜市の遺跡 久喜市立郷土資料館

    久喜市立郷土資料館で開催中の第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」を鑑賞した。久喜市内には120か所を超える遺跡が確認されており、その内の約30か所の遺跡で発掘調査が実施されている。本展では、市内で実施された発掘調査の成果の中から、代表的なものを一堂に集めて紹介する。会期は12月27日まで。 第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」:久喜市ホームページ 【第13回特別展「大集合!久喜市の遺跡」開催のお知らせ】10月14日(土)から郷土資料館にて、久喜市内の遺跡とその発掘調査の成果を一堂に集めた特別展を開催します。意外と身近な場所にある久喜市の古い歴史に触れてみませんか?開催期間は12月27日(水…

  • 古代のみやしろ-古墳時代の宮代町- 宮代町郷土資料館

    宮代町郷土資料館で、特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」を鑑賞した。宮代町郷土資料館は今年で開館30周年の節目を迎え、特別展では「古代のみやしろ」と題し、今からおよそ1700年前の古墳時代の宮代町に注目。町外・県外から埴輪や渡来系の土器などの貴重な資料を借用し、古墳時代の宮代町の全容を明らかにする。本展で紹介する遺跡は、山崎山遺跡、姫宮神社遺跡、道仏遺跡、目沼古墳群(杉戸町)、内牧塚内古墳群(春日部市)。また、群馬県高崎市内の遺跡から出土した韓式系土器を紹介する。会期は12月24日まで。 令和5年度特別展「古代のみやしろ-古墳時代の宮代町-」開催予告 埼玉県宮代町 令和05年度特別…

  • 縄文時代のさいたま 岩槻郷土資料館

    真福寺貝塚の現地説明会の後で、岩槻郷土資料館で開催中の企画展「縄文時代のさいたま」を鑑賞した。本展は、今年3月に刊行された「さいたま市史通史編 原始・古代1」に掲載された資料を中心に、真福寺貝塚や南鴻沼遺跡、馬場小室山遺跡など市内各地の遺跡で出土した遺物を展示し、縄文時代のさいたまについて紹介する。期間は来年1月21日まで。 さいたま市/岩槻郷土資料館 企画展「縄文時代のさいたま」を開催します 2020年の真福寺貝塚の調査で出土した「みみずく土偶」の頭部も展示された。 さいたま市立博物館所蔵「みみずく土偶」小深作遺跡(さいたま市見沼区小深作)出土。縄文時代。目、口、耳飾をボタン状で現し、頭部や…

  • 真福寺貝塚 現地見学会(12/9) さいたま市岩槻区城南

    今年も真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加した。真福寺貝塚は、縄文時代後期前葉から晩期中葉(約3,800〜2,600年前)まで営まれた貝塚を伴う集落遺跡と低湿地の泥炭層遺跡から成る。さいたま市教育委員会は、平成28年度から毎年、発掘調査を実施していて今年で8年目。私が真福寺貝塚の発掘調査の現地説明会に参加するのは、5年連続5回目。今年は、昨年に引き続き、西側の水辺の活動域に設定した南北2ヶ所の調査区で調査を実施。特に、南側の調査区のさらに西側、谷を下った部分で、矢板で囲って水の侵入を防ぎポンプで排水して、本格的に泥炭層遺跡の発掘を開始。 北側の調査区 南側の調査区 外側を一周 国史跡 真福寺…

  • つくば市内遺跡出土品展 小田城跡歴史ひろば案内所

    小田城跡歴史ひろば案内所で開催中の巡回企画展「発掘!!圏央道-つくば市内遺跡出土品展-」を鑑賞した。つくば市内の圏央道建設に伴って発掘された遺跡の調査成果から、つくば市の歴史の一端を物語る特徴的な遺構や遺物を紹介する。古墳時代では、二重の堀跡によって区画された豪族の居館跡が見つかった梶内向山遺跡や、石や土で作られた鏡や勾玉等の模造品やミニチュアどきが出土した集落跡(中内西ノ妻遺跡、高須賀中台東遺跡、平北田遺跡、島名ツバタ遺跡)を紹介。これらの模造品やミニチュア土器は、神を祀るときに実用品の代わりとして使用されたと考えられるとのこと。古墳時代の居館跡は、つくば市では初、全国でも数百例しかなく貴重…

  • 生痕化石 地質標本館

    産総研地質調査総合センター(GSJ)の公開施設の地質標本館で開催中の企画展「生痕化石」を鑑賞した。生痕化石は、むかしの生物の巣穴や這い痕が地層に残されたもの。生痕化石を調べることで地層がつくられた場所の環境を知ることができる。本展では、地質時代のくわしい情報を読み解くため、産総研がすすめている生痕化石の研究について紹介する。会期は12月24日まで。 イベント詳細|地質標本館 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 日本最大級の地球科学系ミュージアム🏛️ #地質標本館 あたらしい企画展「生痕化石」を明日10/3(火)から開催します!地層に刻まれた生命の痕跡。生き物の巣穴や動いた痕から、過去…

  • 青屋神社と府中城の土塁 石岡市総社

    石岡市立ふるさと歴史館で企画展を鑑賞する前に青屋神社を参拝。 青屋神社 所在地 石岡市総社1丁目4番 常陸国司は、都から着任すると鹿島社に参拝するのがならわしであった。国司が鹿島社に参拝するには、高浜から船で行くのが 順路であったが、荒天で出航不能のときは、高浜のなぎさにススキ、マコモ、ヨンなどで青屋(仮屋)をつくり、そこから鹿島社を遥拝し参拝にかえたという。これが青屋祭の起こりといわれている。 中世の青屋祭は、府中総社の宮祭の一つとして高浜神社、大洗磯前神社、鹿島社などの津で、霞ヶ浦と鹿島灘の航海の安全と水産物の豊穣を神に祈願するため行われた。 近世の青屋祭神事は、青屋の馬場と呼ばれるこのあ…

  • 「柿岡古墳群」石岡市立ふるさと歴史館

    石岡市立ふるさと歴史館で開催中の企画展「柿岡古墳群」を鑑賞した。柿岡古墳群は、古墳時代前期に築造された前方後方墳である丸山古墳や長堀2号墳、前方後円墳である佐自塚古墳、古墳時代後期の丸山4号墳や西町古墳等を含む大古墳群。近年の発掘調査では、佐久上ノ内遺跡において、古墳の被葬者の王の住まいと考えられる「豪族居館」も発見された。本展では、柿岡古墳群の各古墳や豪族居館の調査成果について紹介する。会期は12月27日まで。 石岡市立ふるさと歴史館 第34回企画展 柿岡古墳群 石岡市公式ホームページ 本展で紹介された古墳 石岡市立ふるさと歴史館の企画展は「舟塚山古墳とその時代」以来 にほんブログ村

  • 縄文のナニコレ コレミテ 川口市立文化財センター郷土資料館

    川口市立文化財センター郷土資料館で開催中の企画展「縄文のナニコレ コレミテ」を鑑賞した。川口の埋蔵文化財を扱う企画展第3弾。市内でこれまで出土した土偶や耳飾り、異形土器など、縄文時代の「ナニコレ?」な遺物を多数展示。 企画展「川口市制施行90周年企画展 縄文のナニコレ/コレミテ展」/川口市ホームページ コレミテ(569)縄文のナニコレコレミテ①恒例の「企画展の内容を会期中につぶやいてしまう」SNSシリーズが……はーじまーるよーー!!あ、内容は明日から。お楽しみに!#川口市 #企画展 #展示 #企画展示 #縄文時代 #遺物 #埋蔵文化財 #遺跡 #埋蔵文化財 #縄文 pic.twitter.co…

  • 前田耕地遺跡の尖頭器 東京都立埋蔵文化財調査センター

    東京文化財ウィーク2023の特別公開で、重要文化財の「前田耕地遺跡の尖頭器」が展示されていた。「衝撃剥離痕」というマニアックな展示。 【広報誌たまのよこやま最新号】年4回刊行している「たまのよこやま」の最新号pdfをウェブサイトにアップロードしました!巻頭特集では10月末からの特別展示を予定しているあきる野市前田耕地遺跡の出土品(重要文化財)についてご紹介しています。https://t.co/NITOZ5utqK#都埋文#考古学 pic.twitter.com/KpZHhnrJBY — 東京都立埋蔵文化財調査センター (@tokyo_maibun) 2023年10月3日 今週の土曜日から東京文…

  • 考古学講座「拓本の取り方」(11/23) 東京都立埋蔵文化財調査センター

    11月23日に東京都立埋蔵文化財調査センターで考古学講座「拓本の取り方」に参加(受講)した。土器片の拓本の取り方と、真弧(マコ)やキャリパー、デバイダーを使って土器の断面図の書き方を教わった。使わせていただいた土器片は多摩ニュータウンの遺跡から出土した本物。一度やって見たかったので楽しかった。専門家から指導を受ける機会をいただけたことに感謝。遺跡の発掘調査報告書に記載されている出土遺物の資料は、こんなに手間暇をかけて作成されていたのかと、改めて知った。資料全体で濃淡が一定になるようにするとか、土器片から、完品の状態での部位と傾きを見極めて断面図を描くとか、断面から粘土紐の積み上げの境を見極めて…

  • 石田堤史跡公園 鴻巣市袋

    11月18日のシンポジウムの前に、鴻巣市の石田堤史公園で石田堤を見学した。 断面見学施設について 石田堤は1590年(天正18年)に石田三成が忍城を水攻めに際し築いたといわれています。 史跡公園整備にあたり、平成8年度と9年度にこの断面見学施設付近の調査を実施しました。二度にわたる調査の結果、堤は東側の土を西側に向かって斜めに積み上げたことが判明しました。当初は、堤の幅を現存している部分の最も広いところが全幅と考えていましたが、西側にさらに広がり、整備予定地の外に延びることが分かりました。 この展示擁壁の目的は、堤の土を積んだ様子を模式的に表現してあります。一番下の目地は堤が築かれた当事の地表…

  • シンポジウム「6世紀の東国史と埼玉二子山古墳」(11/18) 行田市文化センター「みらい」

    11月18日に行田市文化センター「みらい」文化ホールで開催されたシンポジウム「6世紀の東国史と埼玉二子山古墳 ―最新成果から描く継体朝前後の東日本―」に参加(聴講)した。主催は埼玉県立さきたま史跡の博物館、行田市教育委員会と埼玉考古学会の共催、コーディネーターは明治大学の若狭教授。40分の講演が6件と、80分の総合討議とボリューム満点。501席の文化ホールがほぼ満席。本シンポジウムの内容は本にまとめて出版するとのことなので、期待する。 11月18日(土)に、#シンポジウム「6世紀の東国史と埼玉二子山古墳 ―最新成果から描く継体朝前後の東日本―」を開催します。※申込受付は9月12日午前9時から開…

  • さいたまに海があった時代 さいたま市立浦和博物館

    さいたま市立浦和博物館で開催中の収蔵品展「さいたまに海があった時代~縄文時代前期の貝塚~」を鑑賞した。縄文時代前期の山崎貝塚(緑区)と大谷場貝塚(南区)の出土遺物を中心に展示。会期は12月10日まで。 さいたま市/収蔵品展「さいたまに海があった時代~縄文時代前期の貝塚~」 【浦和博物館】収蔵品展「さいたまに海があった時代~縄文時代前期の貝塚~」を開催しています当館で収蔵している、縄文時代前期の山崎貝塚(緑区)と大谷場貝塚(南区)の出土遺物を中心に展示しています。期間は12月10日(日)までです。くわしくは https://t.co/rlasqOVNDH pic.twitter.com/AuqE…

  • 霞ケ浦に臨む王 上高津貝塚ふるさと歴史の広場

    上高津貝塚ふるさと歴史の広場で開催中の企画展「霞ケ浦に臨む王―古墳時代前期の地域社会―」を終幕間際に鑑賞した。本展では、王塚古墳、后塚古墳の発掘調査の成果を公開するとともに、霞ケ浦周辺に所在する前期古墳や集落からの出土品を展示。首長と首長を支えた人々の観点から、古墳時代前期の地域社会を復元する。会期は本日(12月3日)まで。 石岡市立ふるさと歴史館から丸山古墳・佐自塚古墳の出土品が出張 1月から入館料アップとのこと 第26回企画展「霞ケ浦に臨む王―古墳時代前期の地域社会―」 土浦市公式ホームページ 土浦市の上高津貝塚ふるさと歴史の広場で開催される、霞ケ浦沿岸の前期古墳社会に光をあてた企画展…

  • 発掘された染地遺跡 調布市郷土博物館

    調布市郷土博物館で開催中の企画展「発掘された染地遺跡~多摩川低地のムラ~」を鑑賞した。本展では、第128地点の発掘調査の成果を中心に、これまで行われた発掘調査でわかった多摩川低地のムラの様子を紹介。都内3例目となる小銅鐸も展示。会期は12月3日まで。 【企画展】10月28日(土)から企画展「発掘された染地遺跡~多摩川低地のムラ~」を開催いたします!!本展では、第128地点の発掘調査の成果を中心に、これまで行われた発掘調査でわかった多摩川低地のムラの様子を紹介します。都内3例目となる小銅鐸も今回展示します。ぜひ、お越しください。 pic.twitter.com/fnevWKU933 — 調布市郷…

  • 加曽利貝塚 発掘調査現地説明会 (11/11) 千葉市若葉区桜木

    今年も加曽利貝塚の発掘調査現地説明会に参加した。今年は、本格的調査としては57年ぶりとなる北貝塚の発掘調査の1年目。北貝塚の中央部から東北東の貝層範囲に届くように、幅★m、長さ★mの調査区(No.41)を設定。No.41調査区は、中央部で昭和41年の調査区(No.15)の一部にかかり、貝層範囲で昭和37年の調査区(No.2)を内包する。今年度の調査は、昭和37年・41年の調査区の再発掘、遺構の分布と時期の確認、貝層の分布と時期の確認で、今後の調査や史跡整備のための情報を得ることを目的とする。 千葉市:【終了】令和5年度 加曽利貝塚発掘調査について 9/19より、本格的調査としては57年ぶりとな…

  • 十条冨士塚 (再訪⑩) 北区中十条

    再整備工事が完了して、6月30日、7月1日に大祭「お冨士さん」が催行された十条冨士塚を再訪。 十条冨士塚|東京都北区 十条地区-十条冨士塚 東京都都市整備局 十条冨士講 冨士講公式サイト 富士塚古墳 発掘トピックス 東京都埋蔵文化財センター にほんブログ村

  • 真土大塚山古墳跡地 平塚市西真土

    昨年、大神塚(応神塚)古墳の発掘調査の現地説明会の後で、平塚市の真土大塚山公園の模擬古墳を見学会したが、下調べしていなかったので、近くの真土大塚山古墳跡地に寄らなかった。そこで、寒川町遺跡発掘調査発表・講演会の前に平塚市に立ち寄った。 真土大塚山古墳跡 三角绿四神二獣鏡、变形四獸鏡、銅簸、巴形銅器などの副葬品が 出土した古墳時代前期の古墳。砂丘を利用して作られていました。 平成19年(2007年)3月 平塚市 真土大塚山 神獣鏡の碑 真土大塚山 神獣鏡の碑 真土神社の北西400mにあった真土大塚山にはかつて古墳時代前期の古墳があり昭和10年ここから神獣鏡が出土した 径22.1cm青銅製の三角縁…

  • 寒川町遺跡発掘調査発表・講演会 (11/4) 寒川町文化財学習センター

    11月4日に寒川町文化財学習センターで開催された寒川町遺跡発掘調査発表・講演会に参加した。この催しは、10月15日に参加した遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」で配られていたチラシで開催を知って申し込んだ。会場の寒川町文化財学習センターは一之宮小学校内にあり、常設展示もある(利用は事前予約かつ平日限定)。常設では、寒川町の主な遺跡として、岡田遺跡や大(応)神塚古墳、塚の山横穴墓群などを紹介するパネルや出土遺物、大(応)神塚周辺古墳群のD号墳の横穴式石室のレプリカや、岡田遺跡265号住居趾レプリカなど教室に所狭しと展示されている。また、2階の教室には、農機具や生活民具、養蚕用具などの民俗資…

  • 抄紙会社150年 紙の博物館

    先日、王子駅前のサンスクエア売却のニュースをブログに書いたが、そのときに飛鳥山公園内の紙の博物館で企画展「抄紙会社150年ー洋紙発祥の地・王子」を開催中と知った。そこで、飛鳥山博物館から紙の博物館と企画展をハシゴした。 抄紙会社設立150年特設ページ - 紙の博物館 #企画展 「抄紙会社150年―洋紙発祥の地・王子」本日スタート\(^o^)/渋沢栄一の呼びかけで150年前に設立された抄紙会社(しょうしがいしゃ)のあゆみをたどってみましょう♪#紙の博物館 #紙 #洋紙 #王子 #渋沢栄一 #紙博だより pic.twitter.com/in3ZXDEv7y — 紙の博物館 (@PaperMuseu…

  • 北区貝塚物語 北区飛鳥山博物館

    早稲田から都電荒川線(東京さくらトラム)で、王子に移動して、北区飛鳥山博物館で開催中の「北区貝塚物語−とある少年が見た、おどろきの縄文ワールド−」を鑑賞した。北区西ヶ原に住む小学6年生のタロウが、縄文時代の北区にタイムスリップしたお話。タロウが縄文人の少年「キータ」やその家族、ムラ人とのかかわりの中で、縄文人のくらしを学ぶ。会期は12月10日まで。 10月に参加した遺跡発表会で北区栄町貝塚の発表を聴講した。本展では栄町貝塚の貝層剥ぎ取り標本などが展示された。 【予告】秋期企画展「北区貝塚物語-とある少年が見た、おどろきの縄文ワールド-」が10月24日から始まります!最新の発掘調査成果をふまえ、…

  • 川角古墳群が伝えるもの 駒澤大学駒沢キャンパス

    狛江市の「古墳現地解説」に参加した後に、駒澤大学の駒沢キャンパスに移動して、駒大生社会連携プロジェクト展示「川角古墳群が伝えるもの―駒澤大学の調査から―」を見学した。種月館(3号館)2階ウィステリアに、考古学専攻4年生が制作したパネルを展示。駒澤大学考古学専攻では、2016年から角川古墳群の測量調査を行ってきた。調査の目的は、各古墳の残存状況の把握と位置関係を明らかにすること。今回の展示では、なぜ地域の人々が古墳群を継承してきたのかについて考え、川角古墳群の魅力を発信する。駒沢キャンパスでの展示は12月21日まで。毛呂山町歴史民俗資料館では来年3月10日まで展示とのこと。 駒大生社会連携プロジ…

  • 土屋塚古墳 (再訪) 狛江市岩戸南

    橋北塚古墳の次に土屋塚古墳を訪れた。 狛江市指定文化財(市史跡) 土屋塚古墳 指定年月日 昭和61年1月4日 土屋塚古墳は、狛江古墳群のうち岩戸の地に残された数少ない古墳のひとつとして、また墳丘の遺存状態が良好な古墳として、昭和61年に市史跡に指定されました。 平成16年には、墳丘の南側から東側にかけて発掘調査が行われ、古墳築造の時期や当初の形態・規模が明らかになりました。直径33メートル、高さ4.5メートルを測る円墳で東側に造出部を有し、その外側に幅1.5mほどのテラスと幅10メートルほどの間溝が取り巻くことが判明しました。 周溝からは、もともと墳頂や墳端に並べられていた埴輪が、周溝内に転落…

  • 橋北塚古墳 狛江市岩戸北

    保育園の園庭に保存られている橋北塚古墳。 三角塚園庭(みすみづかえんてい) 三角塚古墳(みすみつかこふん) <橋北塚古墳(はしきたづかこふん)> 狛江には、5世紀の半ばから6世紀の半ばにかけて、60〜70基ほどの古墳が築造されたと考えられ、橋北塚古墳(三角塚古墳)も6世紀前半に築造された古墳であると考えられています。 この古墳には、墳丘(ふんきゅう )に葺石(ふきいし)はなく、埴輪(はにわ)も確認されていませんが、平成2年の調査において、古墳を取り巻く周溝(しゅうこう)の一部が確認されています。墳頂 (ふんちょう)付近に円礫(えんれき)が集中して 残されていることが確認され、古墳の主体部は、木…

  • 和泉遺跡 狛江市和泉本町

    和泉式土器の標式遺跡の和泉遺跡のモニュメント。 和泉遺跡と和泉式土器 この一帯は、「和泉遺跡」とよばれる古墳時代中期(5世紀)の集落遺跡です。 昭和15年に行われた発掘調査により多数の土器が出土しましたが、この型式の土器は、当時初めての発見であっ たため、遺跡名をとって「和泉式」という型式名が与えられ、以後関東地方のこの時期の標式遺跡として、広く知られるようになりました。 狛江市 和泉式土器 - 狛江市役所 文化財ノート14 和泉式土器とその時代 狛江市教育課委員会 文献 [1] 和泉遺跡発掘調査団 1985 『和泉遺跡』狛江市教育委員会他 にほんブログ村

  • 東塚古墳 狛江市中和泉

    松原東稲荷塚古墳の次に向かったのは東塚古墳。ここは、2020年11月、12月の狛江FM「古墳にコーフンラジオ」の「狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)」で、まりこふんさんが訪れ、墳丘に登られる様子が紹介された。ちなみに東塚古墳は「通常は公開していない(兜塚古墳の)近隣の古墳」で、この日は特別に公開された。 (中央)東塚古墳出土の朝顔形円筒埴輪 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は「東塚古墳」を紹介しています。#コマラジ pic.twitter.com/68zuEao6cn — 古墳にコーフン協会 (@kofun_ni_kohfun) 2020年11月15日 ■狛江の古墳にコーフ…

  • 松原東稲荷塚古墳 狛江市中和泉

    白井塚古墳の次に向かったのは松原東稲荷塚古墳。ここは、2021年6月と7月の狛江FM「古墳にコーフンラジオ」の「狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)」で、まりこふんさんが訪れ、墳丘に登られる様子が紹介された。ちなみに松原東稲荷塚古墳は「通常は公開していない(兜塚古墳の)近隣の古墳」で、この日は特別に公開された。 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は松原東稲荷塚古墳を紹介しています。#コマラジ pic.twitter.com/5OPo5BgVwS — 古墳にコーフン協会 (@kofun_ni_kohfun) 2021年6月6日 ■狛江の古墳にコーフンコーナー(KKKC)本日は松原…

  • 白井塚古墳 (再訪) 狛江市中和泉

    兜塚古墳から向かった先は白井塚古墳。2021年8月と9月の狛江FM「古墳にコーフンラジオ」で、白井造園の敷地内の白井塚古墳を狛江市が公園として整備する計画で、その事前調査が行われていると知った。翌年(昨年)6月、ふとしたことから週末に白井塚古墳の発掘調査の現地説明会が開催されること知った。その日はエアコン取り替え工事を予約していて、早く終われば、間に合うかもと期待したが、そうはならず、現地に行くことは叶わなかった。今回の狛江市の文化財関連イベント「古墳現地解説」で「通常は公開していない近隣の古墳」に白井塚古墳が含まれているかわからなかったが、参加したところ、現地を訪れることができて感無量だった…

  • 秋の文化財関連イベント「古墳現地解説」(11/3) 狛江市中和泉

    文化の日(11月3日)に狛江市の秋の文化財関連イベント「古墳現地解説」に参加した。狛江市のホームページに告知された内容は「東京都指定史跡である兜塚古墳で調査時に出土した遺物等を展示し、現地解説を行った後、通常は公開していない近隣の古墳を案内します。」で、会場の兜塚古墳に集合した。 東京都指定史跡 兜塚古墳 所在地 狛江市中和泉3-749 指定 昭和50年2月6日 兜塚古墳は、昭和62年(1987)と平成7年(1995)に行われた確認調査により、墳丘の残存径約43m、周溝外端までの規模約70m、高さ約4mの円墳と考えられます。周溝の一部の状況から、円墳ではなく帆立貝形の古墳の可能性も指摘されてい…

  • 千年伊勢山台遺跡 現地見学会(10/28) 川崎市高津区千年

    市川市から川崎市に移動して、午後から千年伊勢山台(ちとせいせやまだい)遺跡[橘樹郡家(たちばなぐうけ)跡]第39次調査の現地見学会に参加した。今回の調査地は、今年3月の蟹ヶ谷古墳群の現地見学会の前に、史跡公園の整備中の橘樹官衙遺跡群の橘樹郡家[郡衙]跡 (千年伊勢山台遺跡)を訪れたときに、「北側の空き地でも」と写真を載せた保存活用事業用地。1996年(平成8年)の宅地造成に伴う道路計画範囲を対象とした発掘調査(千年伊勢山台北遺跡)で発見された東西方向に整然と柱筋を揃えた(2時期)7棟の総柱式掘立柱建物跡の発見をきっかけとして、郡衙関連遺構の確認を目的とした1998年から2003年の6年間の確認…

  • 国府台遺跡(第28-26地点)見学会(10/28) 市川国府台

    10月28日に千葉県市川市と神奈川県川崎市の国衙・郡衙遺跡の発掘調査の説明会をハシゴした。午前は市川市の国府台遺跡(第28-26地点)見学会に参加。今回の発掘調査は、再整備工事中の国府台球場の北側、下総国の国衙の主要施設を区画すると推定される溝の北東隅(1区)と北西隅(2区)を対象に実施。1区は、3年前のトレンチ調査で溝の一部を確認していた。今回は全面に調査区を設定。2区は1区の北東隅から伸びる東西溝と球場内の調査で確認した南北溝の延長上にトレンチを設定。1950(昭和25)年完成の旧国府台球場は老朽化により2019年12月に一時閉鎖となり、建て替えのため取り壊され、発掘調査を実施。2025年…

  • 竜塚古墳 笛吹市八千代町米倉

    八代ふるさと公園から西に見下ろす竜安寺山と呼ばれている丘陵上部に位置する竜塚古墳。 山梨県指定史跡 竜塚古墳 竜塚古墳は、5世紀前半に造られた方墳(四角い古墳)です。墳丘の大きさは 一辺約56mで、高さは7.4mあります。墳丘は幅約3mの平坦面(テラス)を挟んで二段に分かれています。上段は斜面全体が葺石で整然と覆われていますが、下段は土を盛り上げたままの状態でした。墳丘の周囲には幅約10mの周溝が廻っています。 被葬者は木棺に入れられ、墳頂に掘られた長方形の墓坑の中に埋葬されました。遺物は墳頂や周溝の中から土師器が数点出土していますが、副葬品と考えられるものは見つかっていません。 この古墳は、…

  • 盃塚古墳 笛吹市八千代町岡

    岡・銚子塚古墳の北東約50メートルの位置する盃塚古墳。 町指定 史跡 盃塚古墳 昭和55年3月31日指定 この古墳は、岡・銚子塚古墳の北東約50メートルの位置にあり、八代町内でも有数の規模を誇る。墳丘が著しく変形しており原形が定かでなかったが、平成4年度の発掘調査により直径23メートルの円墳で、周囲に幅1.8メートルの壕があることを確認した。遺体を納めた主体部は、墳丘が著しく変形していたため確認できなかったが、墳頂部のトレンチより円礫が多く発見されていることから、竪穴式石室であると推定される。副葬品は、発掘調査等によって発見した鉄刀や鉄鏃・鉇(やりがんな)があり町教育委員会で保管している。 こ…

  • 岡・銚子塚古墳 笛吹市八千代町岡

    ドラマ「逃げ恥」の第3話のロケ地としても有名な岡・銚子塚古墳訪れた。岡・銚子塚古墳は標高およそ422mにあり、甲府盆地をおおむね180°の視野で一望できる絶好の場所に立地。 県指定 史跡 岡·銚子塚古墳 昭和63年5月12日指定 この古墳は、山梨県でも有数の規模を誇る前方後円墳で、周囲に壕がめぐり、墳丘に埴輪が樹立されていた。この古墳が造られた時は、墳丘の斜面全体が石で覆われていたと発掘調査の結果考えられる。遺体を納めた主体部は、後円部の墳頂にあり、丸太を縦に割ってくりぬき、それを合わせた棺の周囲を粘土で包んだ、いわゆる粘土槨である。江戸時代の宝暦13年(1763)に発掘された際に副葬品として…

  • 伊勢塚古墳 中央市高部

    二子塚古墳の次の目的地は、伊勢塚古墳。 にほんブログ村

  • 二子塚古墳 (再訪) 中央市大鳥居

    王塚古墳の墳丘の上から二子塚古墳の方角を眺めると、給水塔の脇に2機の建機。 今年5月14日の見学会のときと同じルートを辿ると 気持ちを切り替えて次の目的地へ また、戻って来て、二子塚古墳跡と王塚古墳を見上げる 辻切り? 2023年4月号/山梨県中央市公式ホームページ にほんブログ村

  • 王塚古墳 (再訪) 中央市大鳥居

    5月に見学会があった二子塚古墳のその後が気になって再訪した。その前に王塚古墳を再訪。 市指定文化財 史跡 王塚古墳 所在地 中央市大鳥居4256所有・管理者 大鳥居自治会指定年月日 昭和45年3月1日 王塚古墳は海抜342mの宇山平(うやまだいら)丘陵の頂点にある前方後円墳である。形式は前方後円墳であるが、特に前方部が短いために帆立貝式古墳と呼ばれるものである。時期は古墳時代中期の五世紀後半である。 現状の全長は61.2mで、後円部径約40m、高さ7mを測る。主軸を東西にとり、前方部は西を向く。造営当初は、墳丘上に円筒埴輪がめぐっていたと思われ、現在でも周辺から破片が出土する。 埋葬施設は天井…

  • 浅利与一公の層塔と五輪群 中央市大鳥居

    豊富郷土資料館で企画展を鑑賞した後、資料館周辺案内で紹介されていた浅利与一の層塔と浅利与一の像と大福寺を見学した。 浅利与一公の層塔と五輪群 山梨県指定 中央の層塔は、田の字状に並列した基礎を最下位として、その上に方形の基盤があり、その上に龕洞のある円筒主軸を置き、更に方形の屋蓋を平円軸を交互に四回重ね最上部に宝珠をもつ、3メートル余の層塔で左右の五輪塔群とともに凝灰岩をもって平安末期から鎌倉初期に作られたものと推定される。 その悠揚せまらざる安定感のあるところ本県の石造美術の最たるもので全国的にも有数のものである。 平成4年3月31日 豊富村 豊富村鄉土研究会 浅利与一層塔附五輪塔6基(大福…

  • 王塚古墳の時代 中央市豊富郷土資料館

    山梨県中央市豊富郷土資料館で開催中の企画展 「王塚古墳の時代−最新発掘調査成果と埴輪の世界−」を鑑賞した。本展は、今年3月に山梨県の史跡に指定された王塚古墳とその周辺の古墳時代遺跡の発掘調査の成果を中心に紹介する。また、埴輪から王塚古墳と畿内とのつながりも探る。 豊富郷土資料館 シルクふれんどりぃ 中央市広報2023年4月号(22~24ページ図書館だより・歴史が真ん中「二子塚古墳」)(PDFファイル:6.8MB) 企画展「王塚古墳の時代」中央市豊富郷土資料館。今年は県内最大の前方後方墳・二子塚古墳の発見があり、全国的にも中央市の古墳時代に注目が集まっています。そこでこの秋、最新の発掘成果を…

  • 東山南遺跡 甲府市下向山町

    甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策の続き。 東山南遺跡 東山南遺跡 (ひがしやまみなみいせき) この遺跡は平成元年(1989)と平成2年(1990)に発掘調査が行われ、現在は「花の広場」 と「勾玉広場」として整備されています。 この「花の広場」では、弥生時代後期(約1,700年前)の方形周溝墓2基と、古墳時代中期(約1,600年前)の円形周溝墓8基・方形周溝墓1基が発見されました。このうち古墳時代の4号墓は、一辺が約9mで溝が方形にめぐり、その中からは土師器・須恵器・直刀・鉄矛等が出土しました。 出土した遺物の特徴から、東山南遺跡では5世紀の前半から中頃に「勾玉広場」の周溝墓群が築造され、それ…

  • 稲荷塚古墳 甲府市下向山町

    甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策の続き。 稲荷塚古墳 稲荷塚古墳 (いなりづかこふん) 稲荷塚古墳は、昭和62年(1987)に発掘調査が行われ、直径約20m高さ約3.5mの円墳であることがわかりました。石室は開口部が南側に向かって開く横穴式石室で、全長8.2m入り口幅1.85mです。石室からは、土師器・須恵器・鉄製品・玉類・金環等が出土しています。出土した遺物の中でも、銀象嵌大刀は鍔や付属金具に模様を刻み銀をはめ込んだもので、県内では初めて発見されたものです。また、銅鋺は仏教文化の到来を意味するものですが、県内では数例しか発見されていません。これらから稲荷塚古墳は6世紀の後半に築造され、7世…

  • 上の平遺跡 甲府市下向山町

    発掘された日本列島2023展を鑑賞した後は、甲斐風土記の丘・曽根丘陵公園を散策。風土記の丘研修センター 野外ステージ、遊具広場 上の平遺跡 方形周溝墓群 上の平遺跡 御坂山系の山なみから、甲府盆地にせり出したこの小高い丘は、會根丘陵と呼ばれ、県下で最も遺跡の多い地域として知られています。中でも、ここの上の平遺跡は、東西にのびる會根丘陵のほぼ中央に位置し、数万年前からの人々の生活の足跡が認められる。貴重な遺跡です。 この遺跡での最も古い生活跡は、先土器時代にさかのぼり、当時の人々が道具として使用した石器が発見されています。隣の立石遺跡からは、今から2万年前の地層から同じような石器が発見されている…

  • 発掘された日本列島2023 山梨県立考古博物館

    「発掘された日本列島2023」展を鑑賞するために、最終日直前の山梨県立考古博物館を訪れた。今年の「発掘された日本列島2023」展の開催地は、山梨県立考古博物館(9月16日から10月29日まで)と対馬博物館(11月11日から来年の1月8日まで)と平城宮いざない館(一部展示縮小して来年の1月20日から2月11日まで)の3館。山梨県では1996年以来、実に27年ぶり2回目の開催。先日参加した「遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2023」で、群馬県高崎市下里見天神前遺跡の発表を聴講して、出土した埴輪が見たくなった。 「発掘された日本列島2023」展の開催のお知らせ 文化庁 山梨県/特別巡回展「発掘さ…

  • 寅稲荷塚古墳 深谷市岡

    本庄早稲田の杜ミュージアムの帰りに深谷市の寅稲荷塚古墳に立ち寄った。ほぼ東西に51mの主軸を持つ前方後円墳。墳丘上に寅稲荷神社を祀る。文献[3]に掲載された図によれば、東が後円部で西が前方部。神社の参道がほぼ主軸に沿って後円部から登り、社殿がくびれ部から前方部に位置する。 寅稲荷古墳(とらいなりこふん) 高崎線岡部駅の北北西1.6Kmに位置し、櫛挽(くしびき)台地北端部近くに存する。古墳付近の標高は約51メートルで台地北側の低地水田面との比高は、約10メートルである。 本古墳の周囲は、かつて多数の古墳が群れを成して存在していたといわれているが、その多くは、昭和初期の開拓により消滅しており、現在…

  • エジプト文化展 本庄早稲田の杜ミュージアム

    本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「エジプト文化展−早大隊の調査から辿る−」を鑑賞した。早稲田大学のエジプトにおける調査・研究の歩みは、1966年の吉村作治氏を学生隊長とする学生5人は、川村喜一早稲田大学講師とともに実施した遺跡踏査に始まる。そして、1971年に調査権を取得してマルカタ南遺跡で発掘調査が実現した。本展では、これら貴重な資料を用いて古代エジプト文化をさまざまな視点から紹介する。 【開催中】エジプト文化展−早大隊の調査から辿る−|イベント|本庄早稲田の杜ミュージアム にほんブログ村

  • 本庄市の古墳2 旭・小島古墳群 本庄早稲田の杜ミュージアム

    本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の「本庄市の古墳2 旭・小島古墳群」を鑑賞した。本展は、県内有数の古墳群であり、区画整理事業などに伴い、数多くの古墳が調査されている旭・小島古墳群を取り上げ、出土資料を通してその変遷を紹介する。 【開催中】本庄市の古墳2 旭・小島古墳群|イベント|本庄早稲田の杜ミュージアム にほんブログ村

  • 平井地区2号墳と平井地区2号北古墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

    平井地区2号墳と平井地区2号北古墳も再訪した。 平井地区1号墳の墳頂から左が平井地区2号北古墳、右が平井地区2号墳 皇子塚古墳の墳頂から手前に平井地区2号墳、その奥に平井地区2号北古墳 平井地区2号墳 平井地区2号北古墳 にほんブログ村

  • 皇子塚古墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

    平井地区1号墳の次に皇子塚古墳を再訪。 県指定史跡 皇子塚古墳 指定日 平成4年5月15日 所在地 藤岡市三ツ木字東原247番地ほか 所有者 藤岡市 本墳は直径31m、高さ6mが、四段に築かれた円墳である。内部構造は両袖型横穴式石室で、羨道、前室、玄室からなる複室構造である。石室の大きさは全長8.33m、前庭部を含めると12.16mになる。県内では例の少ない複室構造の石室を持つ古墳で、保存状態も良好である。 石室は前庭部から前室までが河原石の乱石積み、玄室が凝灰岩の切り組み手法を取り入れた截石積みという特長がみられる。出土遺物から六世紀の後半に築かれ、七世紀前半まで追葬が行われたと考えられる。…

  • 平井地区1号墳 (再訪) 藤岡市三ツ木

    平井地区1号墳と皇子塚古墳を再訪した。 平井地区1号墳の墳頂から皇子塚古墳 左手前が平井地区1号墳、右奥が皇子塚古墳 にほんブログ村

  • 古墳時代の祈りのカタチ 藤岡歴史館

    藤岡歴史館で開催中の秋季企画展「古墳時代の祈りのカタチ -白石稲荷山古墳と群馬の石製模造品-」を鑑賞した。本展は、藤岡市域、また群馬県域の資料を中心に石製模造品を用いたマツリの導入と盛行のようすについて考える。石製模造品は、古墳時代のマツリで使われた祈りの道具で、古墳時代前期(4世紀後半)に奈良盆地周辺で生み出され、古墳時代中期(5世紀)には、関東地方を中心に流行し、古墳時代中期を代表する遺物の一つとなる。石製模造品の原料である滑石や蛇紋岩などの軟質石材は産地が限られ、群馬県域は軟質石材の産地で、5世紀代には石製模造品分布の中心になる。 また、本展では、約1世紀の時を経て白石稲荷山古墳の出土品…

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