chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 【映画】「沈黙の艦隊」(アニメ)(1995年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    かわぐちかいじ先生の漫画「沈黙の艦隊」のアニメ版。 1995年にテレビの特番用で製作されたが、諸般の理由(?)でテレビ放映は中止され、1995年にビデオで販売。その翌年、TBSの深夜枠でテレビ放映された作品。 その後、OVAで2作品作られたそうですが、完結はしていないようです。 そういう意味では、本作は導入部分。「やまと」が東京湾に色々入ってくる直前のアメリカ軍と戦う辺りが描かれています。 やっぱりこの作品は、発表当時は進み過ぎ、ぶっ飛んでいた内容だったのだのでしょうね。 やっと日本が自国で核武装をしないといけないのか?という時代になってきています。 40年前に、この作品のように真剣に国防を考…

  • 【読書】「シンプルで合理的な人生設計」橘玲:著

    人生を成功させる為に、日本人が憎む(嫌う)「合理性」の重要性を説いた内容。 橘玲氏の最近5年くらいの著作のまとめ(総合)的な解説となっています。 かなり圧縮した内容なので、前著を読まないとスンナリと理解できない部分もありますが、引っかかった所は、さかのぼって著作を読むことをお勧めします。 成功哲学には2つの系譜があり、一つは「思考は現実化する」に代表される「スピリチュアル」系。 もう一つは、「合理的意思決定」をしていくことで、成功へと近づくとされる考え方。 自分に合ったこと(好きなこと・得意なこと)を見極め、トライ&エラーを繰り返し、それ以外は徹底的に合理化(自動化・機械化)することで、成功し…

  • 【映画】「パティシエ探偵ハンナ〜チョコチップクッキー殺人事件〜(MURDER, SHE BAKED: A CHOCOLATE CHIP COOKIE MYSTERY)」(2015年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ミネソタ州の小さな町で人気のお菓子店を経営しているハンナの親友で牛乳を毎日配達してくれていたロンが店の前で殺害される。 その事件に違和感を持ったハンナは彼女の得意なコミュニケーション能力を使って真相を探っていくのだが・・・というストーリー。 お菓子屋のパティシエのハンナが、警察とは別に事情聴取をしていき、犯人を探り当てるという話です。 アメリカのケーブルテレビで放送させたテレビ映画シリーズで、本作が好評だった為、シリーズ化されています。 人当たりの良いハンナが、結構ズケズケと容疑者に体当たりしていって、事件を解決まで導くという点が人気の秘密なのでしょう。 ストーリー的には、まぁ、普通。こんなに…

  • 【神社仏閣】幸稲荷神社(さいわいいなりじんじゃ)in 東京都中央区

    銀座一丁目、大都会の真ん中に鎮座する幸稲荷神社。 目次 創建 幸稲荷神社の場所 創建 この神社は、京都の伏見稲荷神社から勧請されたとのことです。 元々この辺りで、太刀の市が開催されたことから「太刀売稲荷」とも呼ばれていました。 さすがは地価のバカ高い銀座なので、祠と鳥居があるだけの小さなお稲荷さんですが、地元の方々が参拝されていて慕われているのが分かりました。 幸稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【映画】「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」(2024年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    リコーダーの練習をしているのび太の前に、ミッカという不思議な少女が現れる。 彼女は音楽をエネルギー源とする自分の惑星「ムシーカ」の存続の危機から守るため、音楽の達人を探していたのだが・・・というストーリー。 とある星の存続の危機を、ドラえもんたちが「音楽」で救うという話です。 本作のテーマが、音楽、合奏ということで、否が応でも感情移入して感動してしまいます。 けど、ストーリーが少し複雑になってます。 抑揚とつけるためだと思うのですが、ちょっと流れが悪いというか、ドラえもんの道具の選択もラストの展開に無理に合わせたようになってますし・・・。 制作側の苦労は分かりますよ。 毎年新しい作品を考えない…

  • 【読書】「洗脳 ~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック~」苫米地英人:著

    久しぶりに鑑賞した苫米地先生の洗脳関連の著書。この頃の苫米地先生はかなり尖っていて良いですね。(オーディオブックで鑑賞しました。) カルト教団、スピリチュアルが作り出し人々を操る「洗脳」について書かれた内容です。 どうやってカルト教団を作れば良いか?結構具体的な方法が述べられています。(悪用禁止です!) 逆に言うと、「洗脳」の仕組みを理解すれば、脱洗脳も可能だと言うこと。 マスコミ・インターネット・学校教育という巨大な洗脳装置から脱して、自由に本当の自分らしく生きられる人が増えていきますように。 書かれている内容は、今でも古くないです。 洗脳 : スピリチュアルと妄言の精神防衛テクニック 作者…

  • 【映画】「ブラインド・フューリー(Blind Fury)」(1989年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ベトナム戦争で盲目となったニックは、現地で刀の達人となり、20年ぶりにアメリカに帰国。 戦友のフランクを訪ねるが、彼は犯罪組織に囚われていた。 そこでニックはフランクの息子を連れ、フランクの救出に向かうのだが・・・というストーリー。 アメリカ版の「座頭市」です。 殺陣はアメリカ的なアクションにアレンジされてましたが、その他全体的に、良く出来ていて楽しめました。 悪役のラストの敵が、ショー・コスギさんでした。 「座頭市」のエッセンスを活かして、アメリカ風にうまくアレンジされていて良い感じの仕上がりでした。 www.youtube.com ブラインド・フュ-リ- ルトガー・ハウアー Amazon …

  • 【読書】「あした死ぬ幸福の王子 ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」」飲茶:著

    とあるヨーロッパの王子は贅沢三昧で傲慢な生活をしていたが、ある日サソリに刺され、余命を宣告される。 死の恐怖に苛まれた王子は、謎の老人に出会い、ハイデガー哲学を学びながら、幸福な生き方を体得していくというストーリー。 オスカー・ワイルドの作品「幸福な王子」(燕が王子の銅像の金箔を配るという話)の前日譚のような話になっています。 死を意識して初めて、この世の中との関係性に気付くことが出来、本当の幸せを感じるという話を、ハイデガー哲学を通して学べる内容になっています。 けど、ハイデガー哲学の説明が・・・ちょっと複雑ですね。 仏教的な「縁起」とかの方が、しっくりくる感じがするけど・・・。 まぁ結局、…

  • 【映画】「ラスト・ディズ(LOS ULTIMOS DIAS)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    野外に出ると死んでしまうという謎の病気が発生し、人々は屋内での生活を余儀なくされる。 地下鉄の線路や下水道の通路を伝って移動するしか方法がない中、恋人の安否を気遣うマークは、建物から脱出を試みる。 その時、GPSを盗んだエンリケと行動を共にするが、そこで目にしたものは・・・というストーリー。 荒廃化した世界で、気弱な男とGPSを盗んだおっさんが最愛の人を探しに行くという話です。 当初の設定は面白かったですが、こういうSFモノは荒唐無稽であっても、それっぽい科学的根拠がいるんですよね。 結局、最後は外を歩いて恋人の元に行ったり、子供たりは普通に外で生活できたり・・・そこ、何か説明が必要! という…

  • 【漫画】「おろち」楳図かずお:著(全4巻)大人読みしました。

    超能力を持ち時空を超えて存在する少女「おろち」が、哀しい運命を背負った人々を観察し、時には超能力で手を携えるという内容です。 楳図かずお先生の怪奇物かと思っていたのですが、どちらかというとヒューマンドラマ。 人間の醜い恨み辛み、変え難い呪われたような運命が描かれています。 確かに絵は怖かったのですが、それよりも人間が怖い! この漫画を子供の頃に読んだら、トラウマになるでしょう。 なんか昔の方が表現がストレートですね。 そういう意味では、今の方が(人間の業が)巧妙に隠されていて陰険な世の中になっているのかも知れません。 おろち 全4巻完結セット (文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]…

  • 【映画】「ニキータ(Nikita)」(1990年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    パリの薬局に薬欲しさに乱入した少年少女達、警官隊と銃撃戦となり、一人残った少女が警官を射殺。 彼女が自らを「ニキータ」と呼び、終身刑が下されたが、政府の秘密警察官ボブに政府の暗殺者になるように迫られる。 暗殺者としての訓練を乗り越え、街で一人暮らしすることになったニキータだったが、スーパーのレジ係だったマルコと恋仲となり・・・というストーリー。 泣き虫の暗殺者が一般男性と恋仲になってしまうが、容赦ない暗殺の仕事が舞い込み、もがき苦しむという話です。 泣き虫の暗殺者という設定と、ストーリーは途中まで良かった!けど、最後の仕事が、微妙でした。 あのまま失敗して殺されるか、仕事を成功させてマルコと逃…

  • 【神社仏閣】徳兵衛大明神(とくべえだいみょうじん)in 大阪市北区

    目次 ビルの3階に鎮座している神社 縁起 徳兵衛大明神の場所 ビルの3階に鎮座している神社 Google Mapを参考にして行ってみたのですが、地上にはいらっしゃらず、大阪駅第二ビルの三階、駐車場のあるフロアに鎮座されていました。 縁起 縁起によると、昔、蜆川(しじみがわ)の辺りにあった古い祠を徳兵衛さんが修理して拝んでいたら、霊験があっていつしか徳兵衛大明神と呼ばれるようになった、ということ。 赤い鳥居なので、お稲荷さん関係に絡めて、地元の商売人が祀ったのか? ネットの情報も曖昧なのが多く、由緒などよくわからないのですが、ビルの3階に鎮座していて珍しい神社です。 場所的には大阪のど真ん中、色…

  • 【映画】「チャーリーズ・エンジェル(Charlie's Angels)」(2019年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    新開発のエネルギー装置「カリスト」の不具合を上司に相談するエレーナだがなぜか却下される。 国際機密企業チャーリー・タウンゼント社に内部告発を試みるエレーナだったが、謎の暗殺者に命を狙われる。 成り行きで、女性エージェント組織“チャーリーズ・エンジェル”のメンバーたちと行動することとなったエレーナ。 殺人兵器として「カリスト」を利用しようとする謎の組織から、「カリスト」を奪い返すことはできるのか?・・・というストーリー。 凄腕美人スパイ“チャーリーズ・エンジェル”が、素人だった女性エレーナを巻き込んで、悪の組織と戦うという話です。 チャーリー・タウンゼント社の中間管理職の「ボスレー」が絡んできて…

  • 【読書】「本能スイッチ」博報堂ヒット習慣メーカーズ:編

    一見無駄なこと(合理的ではないこと)のように見えても、その商品にあることでついつい欲しくなってしまう演出(スイッチ)を紹介した内容です。 ヒット商品の秘密(成功の要因)を分析していて、勉強になりました。 「そういえば、そうだよな」と感じることは、実は商品開発をする人に狙われていたポイントだということです。 人間というのは、「合理的」というだけでは行動を起こさないものなのです。 何か気になることがあって初めて「やってみようか」と反応するものだということが分かります。 身の回りの商品やサービスの「売り」ポイントを考える癖をつけたいものです。 本能スイッチ 作者:博報堂ヒット習慣メーカーズ イースト…

  • 【映画】「ミツバチのささやき(El espíritu de la colmena / The Spirit of the Beehive)」(1973年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    1940年のスペインのある村に、映画『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってきた。 6歳の少女アナは想像力たくましく、スクリーンのフランケンシュタインを精霊と思い込み、その怪物が村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、その小屋を訪れるようになる。 ある日、その小屋に一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出会うのだが・・・というストーリー。 大人の都合で世の中は内線が起こり物騒になっている一方で、少女アナは純粋に成長していく。その姿を幻想的に表現している作品でした。 このアナちゃんが、本当に美しいんです。お姉ちゃんのイザベラちゃんも子供らしいと言えば子供らしいのですが、妹のアナちゃんの純粋さが…

  • 【読書】「お江戸ファッション図鑑」撫子凛:著

    江戸時代の浮世絵に描かれている人々の服装を、現代のイラストで描いた内容。 浮世絵を見ると、どうしても人物に目を奪われる傾向にありますが、服装(着物)に改めて注目すると、新発見がありました。 一言で言うと「めちゃくちゃオシャレ!」。 江戸の街には、こんなにオシャレな人ばかりがいたの? 浮世絵を見て、江戸の街を羨ましいと思う、日本各地の人々がたくさんいたのか? これまで思い描いていた「江戸時代」の概念を覆す”粋”で”お洒落”な江戸の街の服装を楽しめるイラスト集となっています。 お江戸ファッション図鑑─町娘・若衆・武家・姫君・役者・芸者・遊女など 作者:撫子凛 マール社 Amazon imakoko…

  • 【映画】「ミッション15 (Event 15)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    戦場での経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)になった3人の帰還兵が乗り合わせたエレベーターが突然停止。 ワシントンがテロリストによる核攻撃を受けたとの館内放送が鳴り・・・だが実はその状況こそが軍上層部による極秘の心理実験だった・・・というストーリー。 PTSDからの回復を模索する軍上層部が、3人の帰還兵を実験台として極限の心理実験をするのだが、実験をしている試験者も実は壮大な実験の一部だったのでは、という話です。 シチュエーションホラーとしては面白かったですが、まぁそんなメチャはしないよな、という感じでした。 元々PTSDを患った帰還兵3人が織りなす話なので、ある意味、全員まともじゃない…

  • 【読書】「アラマタヒロシの日本全国妖怪マップ」荒俣宏・應矢泰紀:著

    日本各地に潜む妖怪たちをイラスト付きで解説した内容。 水木しげる先生の描く妖怪たちは、どこかユーモラスですが、この本で紹介されている妖怪たちは結構リアル。 昔の日本人が畏怖の念を抱いていた現象を、具現化したものが妖怪だったのでしょうね。 「こういうことをしてはいけない」とか「ここには近寄らない方が良い」といったある種、リスク回避の要素もあったのかも知れません。 そういう視点で見ると、なるほど、妖怪を馬鹿にしてはいけないと、(超常現象を含む)自然に感謝できる発見がありました。 アラマタヒロシの日本全国妖怪マップ 作者:荒俣宏,應矢泰紀 秀和システム Amazon imakokowoikiru.h…

  • 【映画】「ボディガード(The Bodyguard)」(1992年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    敏腕ボディガードであるフランク(ケビン・コスナー)は、ストーカーから脅迫を受けている女優で歌手のレイチェル(ホイットニー・ヒューストン)の警護を依頼される。 最初はフランクの厳しい態度に反発していたレイチェルだったが、やがて恋に落ち、関係を持つ。 フランクは警護対象であるレイチェルと恋愛関係を持ったことに苦悩しつつも、レイチェルの命が本当に狙われている事件が起きる。 果たして、フランクは、アカデミー賞受賞式に出席するレイチェルを守ることができるのか・・・というストーリー。 ボディガードが雇い主と恋落ちて、色々揉めるけど、最後は命をはって依頼主を守るという話です。 この作品も久しぶりに鑑賞しまし…

  • 【神社仏閣】媞子内親王火葬塚(ていし/やすこないしんのうかそうづか) in 京都市北区紫野

    バスで船岡山に着く手前で宮内庁の看板があったので、何かなぁと思って寄ってみました。 そこは、白河天皇の第一皇女である媞子内親王の火葬塚でした。 目次 創建 溺愛していた娘が亡くなった後、はっちゃけた?白河天皇 媞子内親王火葬塚の場所 創建 媞子内親王は、永長元年(1096年)8月7日、六条殿(跡地下京区)で21歳で病死し、その遺骸は、8月16日の夕方、船岡の北で火葬された後、上醍醐(現伏見区)の円光院に埋葬されたとのことです。 白河天皇とラブラブだった中宮藤原賢子の娘さん。妻の藤原賢子が亡くなった後、伊勢にお勤めしていた娘の媞子内親王を呼び戻した白河天皇。 めっちゃラブリーだった媞子内親王を溺…

  • 【映画】「八日目の蟬」(2011年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    秋山丈博の愛人だった野々宮希和子は、秋山宅に侵入し寝ていた赤ちゃん(恵理菜/薫)を衝動的に連れ去る。 希和子は薫を連れ女性だけの共同生活施設で生活、その後は小豆島で住み込みとして働き安定した生活を送っていたのだが、ふとしたことから、希和子と薫(恵理菜)の様子が全国紙に載ってしまい・・・というストーリー。 愛人だった女性に子供を誘拐されたけど、その子供にとっては誘拐犯の女性の方が「本当」の母のようになり、犯人が捕まり実の家族の元に戻った後も苦しむという話です。 誘拐は許されない犯罪なのですが、実の子同様に育てられた女の子が誘拐犯の希和子と別れるシーンは辛かった。 また赤ちゃんも幼少期の薫を演じて…

  • 【読書】「図説 世界の「最悪」航空機大全」ジム・ウィンチェスター:著、松崎豊一:監修・翻訳

    「なぜコイツを飛ばそうと考えたのか……。」というキャッチコピーの航空機の失敗の歴史をまとめた内容。 この失敗集は、ただ笑い飛ばすことのできない貴重な事例集でした。 なぜなら、どの航空機開発も大真面目に取り組んできた形跡が残っているから・・・。 後になって振り返ると「失敗」だったと言えますが、その開発の当事者は本気で成功させようと思っていたはず。 けど、人間はやってしまうんですね。 どこか一点でも抜けていたら、失敗となってしまう。 その失敗を糧にして、次に繋げることが一番重要なんです。 それでもこの本の事例は、面白く勉強になりました。 図説 世界の「最悪」航空機大全 新装版 作者:ジム・ウィンチ…

  • 【映画】「15時17分、パリ行き(The 15:17 to Paris)」(2018年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    休暇中にヨーロッパを旅行中だったアメリカ人の三人の若者が、高速鉄道タリス内で発生したテロ乱射事件の犯人立ち向かうのだが・・・というストーリー。 2015年8月21日に高速鉄道タリス内で実際にあったタリス銃乱射事件と、その犯人に立ち向かった三人の若者の半生を描いた内容です。 実際に事件に立ち向かった3人が本人役として出演しています。 監督がクリント・イーストウッドということで期待して観たのですが、これはかなりの凡作でした。 乱射事件の様子は、最後の30分程。前半の1時間は、3人の若者の愛国心と正義感はありつつも結構普通の半生。 ヨーロッパ旅行の風景も、本筋とはあんまり関係なく描かれていますし・・…

  • 【読書】「からくり玩具世界一周」山口照二:著

    世界中のからくり玩具を集めた写真集。 世界中の子どもたちが、このおもちゃで遊んだことを想像すると微笑ましくなってしまいます。 木や紙など身近にある素材で作られたおもちゃ。そこには職人さんの創意工夫が込められています。 こういうおもちゃから、子どもたちは色んなことも学んだのでしょうね。 テレビゲームだけで育ってはいけないなぁ。 手と頭を使って遊ぶことも大切だよな、と思える写真集でした。 からくり玩具世界一周 作者:山口照二 大福書林 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はて…

  • 【映画】「ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度(Time Out of Mind)」(2014年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    大都会のニューヨークで、ジョージ(リチャード・ギア)はアパート追い出され、ホームレスに。 ホームレス用シェルターで出会ったお節介なディクソンに助けてもらいながら、疎遠になっている娘マギーと連絡を取るのだが・・・というストーリー。 人生の歯車が狂ってホームレスになってしまった男が、その事実を受け入れ、社会の底辺で生きていくという話です。 まずは、ホームレスを見事に演じたリチャード・ギアに★1つです。 他は、全編を通して、ホームレスの男の生活を描いていて、特に抑揚の無いストーリー展開で、残念加点無しです。 www.youtube.com ロスト・イン・マンハッタン(字幕版) リチャード・ギア Am…

  • 【読書】「サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣」エスター・ヒックス/ジェリー・ヒックス:著

    毎日が何となく上手くいってなかった少女サラが、ある日、言葉を操るフクロウのソロモンに出会う。 ソロモンと会話を重ねていくにつれ、物事の捉え方に変化が出てきたサラ。 少しずつ前向きな気持ちになってきたサラだったが、ソロモンが近所の悪ガキに襲撃され・・・というストーリー。 「すべては上手くいっている」と受け入れる気持ちを持つことで、サラの人生が好転し出すという話です。 この手のマインドセットを変えて成長する話はたくさんありますが、この著書は子供にもすんなり理解できるような内容になっています。 ついつい「それをやってはいけない」「危ないからやめて」と注意を促す時に言ってませんか? 「NO LIST」…

  • 【映画】「極道の妻たち」(1986年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    極道(ヤクザ)の妻に焦点を当てた「極妻」シリーズの第一弾。 服役中の夫の代わりにヤクザの組を守っている妻・環だが、そんなある日、親組織の堂本組の総長が急死。内部抗争に発展する。 血で血を洗う抗争の最中、環の妹の真琴が、堂本組と敵対する組織の組員の杉田と結婚し・・・というストーリー。 ヤクザの組長が服役中に、親組織で内部抗争が勃発。留守を守っている妻の実妹が敵対するヤクザの組員と結婚して、さてどうする?という話です。 かなり有名な作品ですが、実は初めて鑑賞しました。 極道の妻役の岩下志麻さんが、素晴らしくかっこいい!(ここに★1つ) 敵対するヤクザの組員と結婚する実妹役に、かたせ梨乃さん。(そし…

  • 【神社仏閣】芝大神宮(しばだいじんぐう)in 東京都港区

    東京タワーと芝公園のそば、浜松町に鎮座している芝大神宮。 芝大神宮の横の芝公園の入り口に増上寺の門があります。(だから、この地区は「大門」なのか?) 目次 御祭神 関東のお伊勢様 芝大神宮の場所 御祭神 御祭神は、伊勢神宮内宮の主祭神である「天照皇大御神」と、伊勢神宮外宮の主祭神である「豊受大御神」です。 関東のお伊勢様 伊勢神宮の内外両宮の祭神を祀っているので、関東における伊勢信仰の中心的な役割を担っており、「関東のお伊勢様」とも呼ばれていました。 歴史を経て面積が小さくなってきたのでしょうが、"大神宮”という名前なのに狭い。 だけど、長い間人々に慕われている感じが伝わってくる素敵な空間でし…

  • 【映画】「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    「翔んで埼玉」の第二弾で、舞台は関西、大阪府に虐げられていた滋賀・奈良・和歌山県の解放を描いています。 埼玉県から白浜の白い砂を得ようと来た埼玉解放戦線のメンバーが、世界を牛耳ろうとしていた大阪府知事に捕まり甲子園で強制労働をさせられる。 滋賀解放戦線のリーダーの桔梗魁は、麻実麗を連れ滋賀まで逃げ帰るが、麻実麗は、自分の母が滋賀県人だったことを知り、大阪府の悪事から解放することを決意するのだが・・・というストーリー。 という話をラジオドラマとして聴いている綱引き大会に参加中の内田一家であった。という二重構造になっている作品です。 関西は大阪府のめちゃくちゃぶりに振り回されているという設定の”は…

  • 【読書】「目でみる方言」岡部敬史:著・山出高士:写真

    「目で見る」「くらべる」シリーズの日本各地の方言編です。 「秘密のケンミンSHOW」で取り上げられているネタも多く、結構知ってました。(笑) 我が大阪の方言は「レイコー」になっていましたが、あんまり言わないよな。(私は言いません。) 味が染みていることを「しゅんでる」とは言いますが、他県では何と言っているのだろう? 方言って使っている場所に住んでいると気づかないものです。 だからこそ、ひょんなことで「それ何?」となった時の発見が面白いんですよね。 目でみる方言 作者:岡部敬史 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みにな…

  • 【映画】「藁の楯」(2013年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    経済界の大物・蜷川隆興の孫娘が、清丸国秀という男に猟奇的に殺害され、蜷川は「清丸を殺した者に懸賞金10億円を出す」と広告を打つ。 福岡から東京へ清丸を移送するために警視庁は彼にSPをつけるが、清丸の命を狙う人々が次々と現れる。 果たして、暴徒と化した人々の追っ手から、警察とSPは清丸を守り、無事に東京へ送り届けられるのか?・・・というストーリー。 幼児を猟奇的に殺害する犯人を警護する意味があるのか?警護する者の中に裏切り者はいるのか?居るとしたら誰なのか?というテーマは面白かった。 けど、例え10億円の為とは言え、そんな方法で清丸の命を狙うことは・・・無いでしょ?ということで、途中から急に興味…

  • 【読書】「しめ飾り 造形とその技法: 藁を綯い、春を寿ぐ」ことほき、鈴木安一郎、安藤健浩:著

    新しい一年を元気に過ごす力を授けてくれる「年神様」を迎える準備を整った証として飾る「しめ飾り」。 美しい造形のしめ飾りの制作技法を紹介をした内容となっています。 素晴らしい造形のしめ飾りの美しさに、うっとり。 その作り方のレクチャーもあって、いつか試してみたいと思いました。 やっぱりこういうのは農家が近くにある所に住まないといけないのかなぁ。 都会でも流行るような気がするのですが・・・そういえば、うちなんか「しめ飾り」自体を飾ってないよなぁ。 これでは日本人としてダメな気がしております。 しめ飾り 造形とその技法:藁を綯い、春を寿ぐ 作者:ことほき,鈴木 安一郎,安藤 健浩 誠文堂新光社 Am…

  • 【映画】「スネーキーモンキー 蛇拳(蛇形刁手・Snake In The Eagle's Shadow)」(1978年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    拳法の2大流派である蛇拳派と鷹爪拳派が激しい権力闘争をしている中、道場の手伝いとしてこき使われていた簡福(ジャッキー・チェン)は、ある日放浪の老人ペイ・チンティエンと出会う。 この老人こそが「蛇拳」の達人であり、鷹爪拳一派に命を狙われていたのだが、簡福のカンフーの素質を見抜き、彼に「蛇拳」を伝授するのだが・・・というストーリー。 拳法の流派は争い、その奥義を体得したジャッキー・チェンが戦う(復讐する)というカンフーものの定番と言える内容です。 若き日のジャッキー・チェンが、元気いっぱい弾けています。 小学生の頃、この蛇拳と酔拳の真似をよくしたなぁ。懐かしい。 今観たら、踊っているようにしか見え…

  • 【漫画】「サガラ~Sの同素体~」かわぐちかいじ:漫画・真刈信二:原作(全8巻)大人読みしました。

    世界の変化に対応しきれない日本の政治・行政の制度疲労を憂い、日本でクーデターを画策する元自衛隊員の成瀬完治。 その動きを察知し、特命を受けクーデターを阻止すべく動く秘密捜査官のコードネームと呼ばれるサガラという男。 二人の持つ腕時計には銃の発砲で発光する特殊なダイヤが埋め込まれている。 果たして、クーデターは成功するのか?阻止されるのか?二人の運命はいかに・・・というストーリー。 原作・原案が、真刈信二先生、それを漫画で表現したのがかわぐちかいじ先生です。 最後までキリキリくる政治サスペンスです。 確かに、日本の政治や行政制度は、金属疲労のように修復不可能なのかも知れません。 クーデターを起そ…

  • 【映画】「サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)」(1965年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    当然、大昔に鑑賞したことはあったのですが、その時は、「家庭教師が子どもたちと歌を歌う」ミュージカルという印象だけでした。 改めて鑑賞して、これは凄い!無駄なものが無い素晴らしい作品でした。 当時未熟な私は、「修道女が家庭教師になって歌を歌う」だけの作品と思っていたのです。 修道女見習いのマリアは、ある日7人の子供がいるトラップ一家の家庭教師をするように命じられ、オーストリアのトラップ家へ向かう。 トラップ大佐の軍隊式の厳しいしつけで育てられた子供達に歌を教え、心を通わせるようになるマリア。それを見て、子供達に必要なものに気づくトラップ大佐。 やがて婚約者エルザとの結婚を決めるトラップ大佐だった…

  • 【神社仏閣】日本橋日枝神社(にほんばしひえじんじゃ)in 東京都千代田区

    東京駅から日本橋兜町へ向かい、茅場町の辺りを入っていくと鎮座している日本橋日枝神社です。 あの永田町にある日枝神社の摂社の神社です。 目次 御祭神 創建 上向きの狛犬 日本橋日枝神社の場所 御祭神 御祭神は、日枝大神(オールスターズ)です。 ・大山咋神(おおやまくいのかみ) ・国常立神(くにのとこたちのかみ) ・伊弉冉神(いざなみのかみ) ・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと) 相殿は、菅原大神(菅原道真公)・稲荷大神(宇氣母智神うけもちのかみ)・浅間大神(木花佐久夜比売命このはなのさくやひめのみこと)です。 創建 天正十八年(1590)徳川家康公が、江戸に来て「日枝大神」を崇敬されたのが発端…

  • 【映画】「レッド・エージェント 愛の亡命(DESPITE THE FALLING SNOW)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1950年代冷戦下のソ連で反体制派のスパイとして活動していたカティヤが、ある日、ロシア政府の高官サーシャと出会い恋に落ちる。 本心を明かせず苦しみながらもサーシャと結婚したカティヤだったが、サーシャがアメリカへ使節団として渡航に乗じて亡命を計画したが、二人は生き別れに・・・。 時を経て1992年ニューヨークで会社を経営するサーシャの元に、芸術家でカティヤの姪であるローレンが訪れ、ロシアの展覧会に参加することを伝え、カティヤの運命を探すためにロシアに向かうのだが・・・というストーリー。 禁断の恋に落ちたアメリカのソ連人スパイとソ連の政府高官の切なくて悲しい運命を描いた作品です。 美人スパイのカテ…

  • 【読書】「数学で考える! 世界をつくる方程式50」リッチ・コクラン:著

    人類は、この世の中の現象をどのように捉えてきたのか?数学(方程式)で世界を理解してきた軌跡を解説した内容です。 学生の時、数式を無意味に暗記したのは、精神的虐待に近かった記憶がありますが、世の中の現象を数学で表現するにはどう考えたかと捉えると、とても面白かった。 しかし、人間は、数字を計算するということが出来たから、今の世界があるんですよね。 数字で捉えることが出来たからこそ、世界を創造することもできる。 すごく不思議です。 こういう数学の教科書があったら、数学嫌いもグッと減るのになぁと思いながら読んでいました。 数学で考える! 世界をつくる方程式50 作者:リッチ・コクラン ニュートンプレス…

  • 【映画】「おじいちゃんはデブゴン(我的特工爺爺/The Bodyguard)」(2015年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    中国黒竜江省の村でひとり暮らす退役軍人ディン(サモ・ハン・キンポー)は、認知症を患い始めていて記憶が曖昧になっていた。 そんな彼を慕ってくれている近所の少女チュンファの父親リーはギャンブルに溺れ、マフィアから大金を借金していてトラブルに巻き込まれる。 チュンファの身にも危険が及び、ディンは彼女を探し、マフィアのアジトへ単身乗り込むのだが・・・というストーリー。 認知症になりかけ太ってしまった元カンフー使いの軍人が、孫のように可愛がっていた少女のために暴れまくるという話です。 まぁ、カンフーものは、アクション第一なので、マフィアとかを壊滅してスッキリで良かったのですが、ちょっとストーリーが甘すぎ…

  • 【読書】「自宅をゲーセンにした男たち」前田尋之:著

    その名の通り、自宅をゲームセンターにしてしまった人のご自宅を取材・撮影した内容。 「マジか!」「すごい!」と言う言葉しか出てきません。 「ゲームに囲まれて過ごしたい」と言う少年?の願望を現実にしてしまった部屋を見て、どう感じるのか? 私の場合、「一体どれくらいの費用がかかったのだろう?」と下世話な感情しか湧いてきませんでした。(笑) 自宅をゲーセンにした男たち (G-MOOK) 作者:前田 尋之 ジーウォーク Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手し…

  • 【映画】「UFO オヘアの未確認飛行物体」(2018年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    2017年、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港で、多数の人が謎の飛行物体を目撃。 飛行機の見間違いとの報道に違和感を覚えた近くの大学に通うデレクは、数学と物理の知識を駆使して入手した電波信号からUFOの解析を始めていくが・・・というストーリー。 真実を受け入れられず(理解できず)隠蔽しようとする大人と、純粋に数学と物理で真実を追求する青年の戦いはいかに、という話です。 結論、人類より優秀な存在はいて、規則のある情報で接触を試みているということが分かりました。ということでした。 UFOの指定する座標を天才的な頭脳で解析すると、UFOには遭遇できたのですが、そこで終わり。 おい!そこで終わ…

  • 【神社仏閣】大原稲荷神社(おおはらいなりじんじゃ) in 東京都中央区

    日本橋駅から程近く、ビジネス街のビルとビルの間に挟まれて、ひっそりと佇む大原稲荷神社。 目次 創建 御祭神 大原稲荷神社の場所 創建 創建年代等は、不詳なのですが、文久2年(1862)刊行の絵図に記載のあるとのことです。 日本橋川から楓川に通じる運河要衝の地で、海運・芸能の神として信仰されてきたと言われています。 御祭神 御祭神は、倉稲魂命です。 東京のこの辺りは、本当にお稲荷さんが多いです。昔ここは、商人さんがいた地域なのでしょうか?神社というのも地域ごとの特色がありますね。 大原稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになり…

  • 【映画】「卒業白書(Risky Business)」(1983年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ジョエル(トム・クルーズ)は、名門大学を目指す高校生だが、両親が旅行中にハメを外して売春婦ラナを呼んでしまう。 翌日、彼女はジョエルの母が大事にしていたガラスの置物を持って帰ってしまって・・・というストーリー。 良い所のお坊ちゃんが両親の不在中に色々やらかし、次々とピンチに陥いるが(まさに)一皮剥けることでピンチを脱するという話です。 若き日のトム・クルーズが、ワイシャツにブリーフ姿で踊りまくっています。 鬱憤とした青年のエネルギーが、魅力的な売春婦によって開花する姿は共感できましたが、こんなに上手くいかないよなぁという感じでした。 邦題は「卒業白書」で原題が「Risky Business」、…

  • 【読書】「小さい“つ”が消えた日」ステファノ・フォン・ロー:著/トルステン・クロケンブリンク:絵

    舞台は、日本語の文字たちがすむ五十音村。 そこで毎夜、文字たちはおしゃべりに花を咲かせていました。 そんなある日、音の無い小さい“っ”をからかったことで、傷ついた小さい”っ”さんは、姿を消します。 すると、いらないと思っていた小さい“っ”が無くなったことで、日本語は大混乱に・・・というストーリー。 「鉄器を作る」が「敵を作る」、「OKがあれば、訴えますよ」が「桶があれば、歌えますよ」にという具合にです。 普段はあんまり役に立っていなそうなものでも、実はめちゃくちゃ重要な存在ということに気づかせてもらえるファンタジーです。 これを日本語が母国語でないドイツの作者が書いたというからびっくりです。 …

  • 【映画】「メビウス(Möbius)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ロシア国家機密情報員のグレゴリーは、不正資金洗浄の疑いのあるロシア人実業家ロストフスキーを監視する為にモナコへ。 そこでロストフスキーの金融コンサルタントとして働いていた金融専門家のアリスをスパイとしてスカウトし、ロストフスキーの不正情報を入手させようとするが、ひょんなことから諜報員のグレゴリーとアリスが本気で恋に落ちてしまい・・・というストーリー。 敵の情報を得るためにスパイにスカウトした女性とガチに恋に落ちてしまう諜報員の男性が、国家を選ぶのか、恋を選ぶのか、はたまたその恋自体がハニートラップなのではないか?という話です。 スパイの世界は、こんな感じで「どれが真実なのか?」常に疑心暗鬼で生…

  • 【読書】「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲:著

    人種や性別、性的指向などの障害がなく、誰もが「自分らしく」生きられる社会。 これは素晴らしいですし、人類はそういう社会を目指して進歩(?)してきたはず。 だけど、自分らしく生きられる社会、つまり「リベラル」な社会になればなるほど、あらゆる格差は広がり、社会はより複雑になり、各個人は孤独になり(個人主義になる)、アイデンティティの衝突が激しくなる。 しかも解決法を「リベラルな方法」に求めると、その分断の溝は深まり、地獄と化するという話でした。 橘玲さんの分析はめちゃくちゃ鋭くて、心のもやがスッキリ晴れるのですが、それがあまりにもシャープすぎて落ち込みます。 さて、この地獄からどうすれば逃れられる…

  • 【映画】「シャドウハンター(The Mortal Instruments: City of Bones)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    普通の高校生だったクラリーの母ジョスリンが、ある日何者かにさらわれ、クラリー自身も謎の化け物に襲われてしまう。 そこに現れた青年ジェイスによれば、自分は妖魔と戦う戦士「シャドウハンター」で、ジョスリンも「シャドウハンター」というのだが・・・というストーリー。 人気のある小説『シャドウハンターシリーズ』を実写化した作品とのこと。 (ですが、映画化は1作しかされてません。ネットフリックスでは、別の実写版がシーズン4まで制作されています。) 平凡だった女子高校生が、妖魔から世界を救う戦いに挑む系の話です。 まぁ、全体的に普通でした。 壮大な世界観があるのでしょうが、第1作しか作られてないので、細かい…

  • 【神社仏閣】正一位鳥居稲荷神社(しょういちいとりいいなりじんじゃ)in 東京都中央区日本橋兜町

    先日、東京に行った時、参拝した神社の続きです。 JR東京駅から日本橋方面へ、八丁堀の近くに鎮座している鳥居稲荷神社。 目次 御祭神 創建 正一位鳥居稲荷神社の場所 御祭神 御祭神は、倉稲魂命です。(稲荷神社ですものね。) 創建 享保2年(1717)、この地にあった鳥居丹波守忠瞭(下野壬生藩主)の上屋敷内に祀られていたのが創建だとのことです。 「鳥居」って名前だったのか。 山王祭に使われるお神輿が、近所にある公園(坂本町公園)に祀られていました。 ただただ素晴らしいお神輿でした。 正一位鳥居稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励み…

  • 【映画】「フェイス/オフ(Face/Off)」(1997年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    FBI捜査官ショーン・アーチャーは、息子マイケルをテロリストのキャスター・トロイに殺害されて以来、彼を執念深く追い続け、やっとのことで捕えることが出来た。 しかし、そのキャスターはロスアンゼルスに細菌兵器を仕掛けバイオテロを計画していたことを発見。 その計画の詳細を掴むために、ショーン・アーチャーは、キャスター・トロイの顔を自身に移植して、キャスターの弟に接触を試みるのだが・・・というストーリー。 囮捜査のために、犯人と顔を交換して潜入捜査を始めるが、犯人が目覚め、今度は捜査官の顔を移植してしまうという話。 面白い設定と派手なアクションは良かった。さすが、ジョン・ウー監督。 けど、どうなん?犯…

  • 【読書】「レゴライフハックス」DK社:著

    レゴブロックを使ってアイデアグッズを作ってみようという内容。 レゴブロックって、こんなにいろんな種類の部品があるんだ、と素直にびっくり。 子供の頃にこんな本に出会っていたら、絶対にレゴにハマっていたことでしょう。 自分でいろんなアイデアグッズを制作できたら、楽しいでしょうね。 想像力を掻き立てられるレゴの世界へ導いてくれる作品集でした。 レゴライフハックス 作者:DK社 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです…

  • 【映画】「チャイナ・シンドローム(The China Syndrome)」(1979年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    原子力発電所を取材中に、偶然何かの事故に遭遇したTVキャスターのキンバリーとクルー達。 秘密裏に収めたフィルムは放送禁止となってしまい、真相を追うTVクルー達は、発電所の危険性を認識している責任者ジャックに行き着くが・・・というストーリー。 利益優先の経営陣と、発電所の危険性を認識した技師とTVクルー達がスったもんだしている間に、原発が暴走し出すという話です。 「チャイナ・シンドローム」という言葉は、核燃料メルトダウンしたら、地球を通り抜けて反対側の中国まで溶けていってしまうというブラック・ジョークが語源とのことです。 中国の原発が爆発する映画だと思っていたら、全く間違えていました。(中国にと…

  • 【読書】「日本のアンモナイト 本でみるアンモナイト博物館」大八木和久:著

    化石採集家である著者のアンモニアのコレクション、採取についてのノウハウなどをまとめた著作。 採取歴50年以上のノウハウがたくさん掲載されていて、化石の魅力がよくわかる内容でした。 日本でもこんなにたくさんの化石が採れるんだと驚きました。 本当に美しい太古の生物の進化の軌跡と、著者の化石愛を感じられて全く飽きずに一気読みしました。 日本のアンモナイトー本でみるアンモナイト博物館 作者:大八木 和久 築地書館 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂…

  • 【映画】「ユー・ガット・メール(You've Got Mail)」(1998年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    インターネットを通じて知り合った男女がEメールのやり取りをしながら惹かれあって行くのだが、実はビジネスで対立するライバル同士だったのだが・・・というストーリー。 ニューヨークにある大手書店チェーンの経営者と街角の小さな絵本の店のオーナーが、実社会では互いに対立していてライバル心むき出しの嫌な奴同士なんだけど、ネットでは本音を言い合っていて、ある日、男性の方が「ネットの女性は、この人なんじゃない?」と気づくラブコメです。 大手書店チェーンの経営者ジョーとトム・ハンクス、小さな絵本の店のオーナーをメグ・ライアンが演じています。 この二人は、「めぐり逢えたら」というラブコメ作品でも共演してましたね。…

  • 【読書】「見つける東京」岡部敬史:著・山出高士:写真

    「地方からきて東京で暮らし始めた人に向けた東京の本」ということで、東京の隠れた魅力を楽しめる写真集。 比較文化論的なアプローチは少なめですが、東京を新発見するという意味では面白い内容でした。 が、私は東京に住んだことないですし、住みたいとも思わないので、「こんな場所があるんやな」という感じで見ていました。 そういえば「ちくわぶ」はまだ食べたことないなぁ。 いつか(まだ知らない)「東京」を試してみたいと思います。 見つける東京 作者:岡部 敬史 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ …

  • 【映画】「メッセージ・イン・ア・ボトル(Message in a Bottle)」(1999年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    新聞社の調査員のテリーサは、息子を離婚した元夫に預けている休暇中に、海岸で手紙入りのボトルを見つける。 その手紙には、亡き妻に宛てた男(ギャレット)の情熱的な手紙があり、その手紙を書いた男性を探したテリーサは、観光客を装いその男性の元を訪れるのだが・・・というストーリー。 ボトルに入った手紙の主を探して出会って恋に落ちて・・・という話です。 ちょっと悲しい大人のロマンスなのですが、テリーサがギャレットを訪ねた時に、そもそも手紙のことを告げなかった必要があったのか? まぁ、それがバレて揉める展開がないと、もっと抑揚もない作品になったからなのかも知れませんが・・・。 ケビン・コスナーとポール・ニュ…

  • 【読書】「「世界征服」は可能か?」岡田斗司夫:著

    なぜアニメや映画では「悪の組織」が「世界征服」を成し遂げられないのか?ということを、結構真面目に考察した内容。 「世界征服」の定義が難しいことと、「悪」の定義が時代や文化によって変化すること、「組織」を運営するにはメリットが必要だが、「悪」を成し遂げるそのメリットが無いこと。 悪の組織で世界征服を企てる事をするくらいなら、普通に合法的に儲けたら、案外何でも実現できるという話です。 そう考えれば、最近のアニメや漫画では、得体の知れないゾンビや霊や怪物と対峙する内容が多いかも知れません。 世界征服を目指す人というのは、「現状を否定する人のこと」なので、「人に優しく、環境に優しく」活動しているあなた…

  • 【映画】「チャタレイ夫人の恋人(Lady Chatterley's Lover)」(1993年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    イングランドの貴族チャタレイと結婚した貴婦人のコニー。 夫が戦争で下半身付随になり身も心も満たされないコニーは、屋敷の森の番人メラーズと出会い恋に落ちるが・・・というストーリー。 身分の違う貴婦人と労働階級の森番が禁断の恋をするという話です。 原作の小説が発表された時は、露骨な性的描写と身分制度を扱ったということで社会問題になったそうですが、この映画は、まぁ普通。 昨今のAV(アダルトビデオ)を見慣れていると、「これのどこが猥褻なんだ」と思ってしまいます。(笑) ストーリー的には、貴族と結婚したコニーが、下半身付随の夫と身分を捨てて、労働階級のメラーズと駆け落ちをしてハッピーエンド。 う~ん、…

  • 【神社仏閣】八丁堀天祖神社(はっちょうぼりてんそじんじゃ) in 東京都中央区

    JR東京駅を八重洲の方から八丁堀へ歩いていっていたら偶然見つけた天祖神社。 目次 御祭神 創建 八丁堀天祖神社の場所 御祭神 天祖というのは天皇の祖先のことですが、御祭神は、伊佐波登美命と王柱屋姫命とのこと。 創建 創建は寛永元年(1624)。 伊勢神宮の内宮別宮である伊雑宮を、伊勢長官出会った出口市正が、江戸日本橋道三丁目に建立したのが始まりとされています。 その後、寛永10年(1634)に、そこが御用地となったことから現在の八丁堀松屋町へ遷座したとのことです。 特徴的な鳥居は、バタバタしていて(全体像を)撮り損ねました。 大都会JR東京駅から近いのに、この辺りに住んでいる人に慕われている感…

  • 【映画】「五等分の花嫁」(2022年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    勉強嫌いの美少女女子高生の五つ子を家庭教師として卒業まで導くことになった一人の男子学生”風太郎”。 個性豊かな五つ子の美少女のうち一人との結婚式で、高校時代の思い出を回想する・・・というストーリー。 いやぁ、またやっちゃいました。最終回的の作品を1番最初に観てしまって、色々調べるパターンです。 しかも、美少女の女子高校生の五つ子に、アプローチされまくる男子学生という設定。 脳みそから蜂蜜とシロップが滴り落ちるのではないか?と思うくらいの甘いラブコメでした。 漫画原作、アニメからファンだった人は、どの子が好み?どこの子と結ばれる?と色々妄想していたのでしょうね。 けど、一番やってはいけない結論部…

  • 【読書】「世界の美しい地図」MdN編集部:編

    世界中で描かれてきた「美しい地図」を収録した内容。 人類は、この世界をどう捉えてきたのか?と言うことが分かる「地図」を集めていて、非常に興味深い内容でした。 太古の昔から、人はこの世界を「丸い」ものと捉えていたんですね。 あと未知の世界は、怪獣(海獣)だったり、神様(女神)だったりが描かれていて、畏怖の念で表現されているものが多い。 ずっと見ていても見飽きることがない美しい地図ばかりでした。 世界の美しい地図 エムディエヌコーポレーション Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村…

  • 【映画】「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(Jack Reacher: Never Go Back)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    リーチャーと電話を通じて親しくなりかけていたスーザン・ターナー少佐が身の覚えのない反逆罪で逮捕される。 リーチャーはその裏に陰謀を感じ取り彼女を救出、武器の横流しの秘密を暴くため調査を独自で始めるのだが・・・というストーリー。 映画「ジャック・リーチャー」シリーズの第二作で、トム・クルーズは本作でリーチャー役を引退と公言している作品。 途中、リーチャーの娘かもしれないサマンサとの出会い、彼女との交流が描かれるが、それが余計にリーチャーの孤独さを表現していて良い感じでした。 トム・クルーズのキャラクター性に依存しすぎと感じる部分もあり・・・・少し辛めの評価です。 www.youtube.com …

  • 【読書】「日本ガチャガチャクロニクル」杉村典行:著

    日本におけるガチャガチャ(カプセルトイ)の年代記。 カプセルトイの歴史は、アメリカが発祥で当時その玩具を製作していたのは日本だったとのこと。 その仕組みが輸入されたのが、戦後1963年になってからで、その後、日本独自のガチャガチャが発展してきて今があります。 もちろん、私が子供の頃に買ったガチャガチャもあって懐かしく感じました。 しかし本当に日本人ってこう言うのが得意なんですね。 年代毎に、格段に進化してきて、だんだんと精巧で、色んな工夫がされていることが分かります。 これからも更なる進化をしていくのでしょう。楽しみですね。 日本ガチャガチャクロニクル 作者:杉村 典行 辰巳出版 Amazon…

  • 【映画】「ハンズ・オブ・ストーン(Hands of Stone)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    パナマ出身のボクサー「ロベルト・デュラン」の伝記映画。 貧困と犯罪が蔓延するパナマのスラムで育ったデュランが、アメリカ人のボクシングトレーナーのレイ・アーセルと出会い、世界チャンピオンを目指し、やがてチャンピオンになるが・・・というストーリー。 アメリカでの評価はあんまり高くないみたいですが、それはデュランがパナマ出身だからか?それとも少し演出が物足りない為か? よくある「ボクサー」の浮き沈みを描いた作品でしたが、結構良かった。 とあるボクサーが成功すると、とんでもない奴が周りにやって来て、ボクサーを食い潰すみたいなパターンは、どこにでもあるんですよね。 伝説のトレーナー「レイ・アーセル」役を…

  • 【読書】「うみのいえ」大塚幸彦:著

    都会の近い海の底にある人間が捨てたゴミに住み着く生き物を撮影した写真集。 分解されにくいゴミを棲み家とする生き物を見て、生き物のたくましさを感じられます。 また、人間が捨てたゴミと共存する生き物は、どこかユーモラス。 住み心地が良い家をありがとう、と言っているのかも知れませんね。 うみのいえ 作者:大塚 幸彦 岩波書店 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【映画】「バッドボーイズ フォー・ライフ(Bad Boys for Life)」(2020年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    長年コンビを組んできたマイアミ市警の刑事コンビ(マイクとマーカス)のうちのマーカスが引退しようか迷っていたけど、マイクが何者かに命を狙われ、再び刑事コンビとして活躍するアクション映画。 綺麗なマイアミで、復讐劇に巻き込まれたマイクが、自分の命を狙ってくる相手とドンパチする内容。 刑事のバディもので、派手にカーチェイスやドンパチして、気分スッキリする系の展開で、特に刺さる部分無し。 脱獄して復讐するイサベルとの関係も衝撃的と言えば衝撃的でしたが、正直微妙な設定でした。 アメリカの刑事は路上でマシンガンをぶっ放すの?ちょっとめちゃな設定で、少しついて行けなかった感じでした。 www.youtube…

  • 【読書】「異なる悲劇日本とドイツ」西尾幹二:著

    保守の思想の重鎮、西尾先生の「戦争責任」「戦後補償」について書かれた内容。 「ドイツはちゃんと戦争責任を認識し戦後の補償もしているのに、日本は全然何もしてない」と言う認識は、根本が間違えてますよ、という指摘が主な主張です。 ナチスがしたことは、戦争犯罪ではなく、民族を消そうとした大量虐殺であって、(帝国)日本が遂行した戦争とは本質が違う。 ましてや、隣国から金銭的な要求があっても、唯唯諾諾と受け入れる必要はない。(のに、やっている。) いや、この著作が書かれてもう30年経とうとしているが、今も変わってないどころか、隣国に媚びを売る政治家が増えているような・・・。 そりゃ日本は成長しないわな。 …

  • 【映画】「名探偵コナン 世紀末の魔術師」(1999年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    「名探偵コナン」の劇場版の三作目。(前半は大阪が舞台。名探偵コナンを制作している読売テレビ近辺も描かれています。) 久しぶりに鑑賞しましたが、結構ストーリー忘れてました。(笑) imakokowoikiru.hatenablog.com 怪盗キッドから、大阪にある鈴木財閥所有の「インペリアル・イースター・エッグ」を盗むという予告が届く。 一度はキッドに盗まれるエッグだったが、逃亡中にキッドは何者かに撃たれ、エッグはコナンの下へ。 ロマノフ王朝の遺産とされるエッグを狙う連中と共に、鈴木財閥の客船で東京へ帰ることになった一行だったが船内で殺人事件が起こり・・・というストーリー。 ロマノフ王朝の遺産…

  • 【神社仏閣】出町妙音堂(妙音弁財天)(でまちみょうおんどうーみょうおんべんざいてん) in 京都府京都市上京区

    出町柳の鴨川デルタに程近くに鎮座する「出町妙音堂」。 目次 出町の弁天さん 創建 ご利益 出町妙音堂(妙音弁財天)の場所 出町の弁天さん 正式名称は「青龍妙音弁財天」と言いますが、地域の人々には、「出町の弁天さん」として親しまれています。 創建 鎌倉時代の1306年(嘉元4年)に、琵琶演奏の名家とされる西園寺家が、青龍妙音弁財天画像を念持仏として持参したのが現在の本尊とのこと。 ご利益 技芸上達(音楽・芸事)や福徳円満にご利益があるとされています。 下鴨神社からも近く、鴨川デルタの気持ちいい空間を楽しんだ後、立ち寄って見るのも良い場所です。 出町妙音堂(妙音弁財天)の場所 imakokowoi…

  • 【映画】「ジョー・ダート 華麗なる負け犬の伝説(JOE DIRT 2: BEAUTIFUL LOSER)」(2015年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ジョー・ダートは妻ブランディと子供たちとともに幸せな家庭を築いていたが、ある日突然1965年にタイムスリップしてしまう。 現代に戻って家族と再会するために、ダートは奇想天外な行動で乗り越えていく・・・・というストーリー。 2001年の映画「ジョー・ダート」の続編とのことですが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ」などの有名作品のパロディを織り交ぜたコメディでした。 アメリカン・ジョークが理解できないと半分も面白さが伝わらないんだろうなぁと思って観てました。 ストーリー的には無理ある設定のおバカコメディでしたが、どんな困難に遭っても、家族に再会する為に実直に立ち向かうダートに…

  • 【読書】「くらべる京都」おかべたかし:著・山出高士:写真

    さすがは「京都」です。京都だけで歴史が長く、文化の差があるので「くらべる」ことができます。 まだ知らない京都を発見しに行きたいと思える写真集でした。 町家にも「中二階」と「総二階」という建て方の違いがあるんですね。 普通に街を歩く時も、新しい発見ができる「違い」が紹介されています。 くらべる京都 作者:岡部 敬史 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【映画】「雲のように風のように」(1990年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    中国を思わせる架空の国の王朝の皇帝の妃候補に志願した少女・銀河が、さまざまな陰謀渦巻く後宮で活躍するというストーリー。 1時間20分程の短い作品でしたが、結構しっかり物語が出来ていて楽しめました。 「三食昼寝付き」という謳い文句に乗せられて何も知らずに後宮に送られる銀河。 自由奔放で活発が故に周りの人達に気に入られ成長していく彼女の姿に好感が持てます。 中華の史実ではない設定なのですが、中華っぽくしかも適切に表現していて、かなり現実的に感じました。 www.youtube.com 「雲のように風のように」[Blu-ray] 佐野量子 Amazon 雲のように風のように [DVD] 佐野量子 A…

  • 【読書】「パワーか、フォースか」デヴィッド・R・ホーキンズ:著

    人間の意識のエネルギーレベルを「キネシオロジーテスト」で測って、分析するという内容。 「パワー」と「フォース」という区分をされているので、「パワー」が物理的な力、「フォース」が精神的な力と思っていたのですが、逆でした。 色々細かく区分を分けて解説されていましたが、要は愛・慈愛・悟りの状態が一番レベルが高いって話でした。 宇宙を愛せ!みたいな感じです。(笑) それよりも驚いたのは、一番低いレベルが「恥」でした。 最近、恥ない人、責任を取らない人が多いのではないか?日本人の意識レベルは下がっているのでは? ちょっと恥ずかしい世の中になっているような気がしてなりません。 パワーか、フォースか 改訂版…

  • 【映画】「アンドリューNDR114(Bicentennial Man)」(1999年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    マーティン家が購入した家事全般アンドロイド型ロボット「NDR114」が、人間特有の感受性や創造性を持つようになり、やがて自ら改良を重ね「人間」になっていくというSFファンタジー。 アンドロイドが人格を持ち、人間とほぼ同じになった時、人類はどう対峙するか?という「いつもの」「わかりやすい」テーマです。 日本ならアンドロイドが美少女ってパターンが多いですが、この作品のアンドロイド「NDR114」は、おじさん(ロビン・ウィリアムズ)でした。 アンドロイドが人間に改良できる時代では、人間も遺伝子活性剤で超長寿まで生きられる時代になっていて、死のタイミングを自ら選ぶようになっています。 その時、「人間」…

  • 【コラム】二酸化炭素(CO2)を回収して地中に埋めるらしいけど、海に入れた方が良いのでは?

    北海道の苫小牧市に、二酸化炭素を回収して地中に埋めるとんでもなく巨大な工場を作って実証試験をしているという報道がありました。 www.enecho.meti.go.jp そもそも二酸化炭素が地球温暖化に影響しているのかどうかは別として、どうしても地表の二酸化炭素を減らしたいのであれば、海に入れたほうが良いのでは、と思うのですが、どうなんでしょう? 海に入れたら、それを微生物や藻などが餌として食べて光合成し、魚が食べて、動物が食べる。いっぱい魚が食べれるやん!と考えるのは、寿司大好きのおっさんの浅はかな考えなのでしょうか?ちなみに、現在の地球の大気中の二酸化炭素(CO₂)濃度は約 0.04%(4…

  • 【映画】「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    昭和30年代の東京の下町(夕日町)を描いた漫画『三丁目の夕日』を実写化した作品。 「あの時代(日本の高度成長期)は良かったなぁ」「あの頃の日本人は人情があったよなぁ」と懐かしむ内容です。 以上、そんな感じの作品でした。(私の世代より前の時代なので、分かる部分と分からない部分があった。) そんなことより、私個人的には、堀北真希さん(ロクちゃん)が懐かしいなぁという感じでしたが・・・。 VFXの処理も今に比べたら性能が悪いので、少し違和感がありました。(まぁ、それは仕方ありません。) 「高度成長期の日本は良かったなぁ」と元気が欲しい時に観るのにオススメです。 www.youtube.com ALW…

  • 【神社仏閣】幸神社(さいのかみのやしろ)in 京都市上京区

    出町桝形商店街を抜け、河原町今出川から寺町通を北に行くと「危除縁結 幸神社」の石碑があり、そこを西へ少し入った所に鎮座する幸神社。 目次 御祭神 日本最古の縁結びの社 パワースポットなのにひっそり 幸神社の場所 御祭神 御祭神は、猿田彦神と他八神が祀られています。 京の都の鬼門を守ってきた猿神像が祀られている最強の古社とされています。 日本最古の縁結びの社 天照大神の神代に、二人の神が結ばれた二神も祀っていることから日本最古の縁結びの社としても有名です。 場所から言っても、由緒から言っても、この神社、かなりのパワースポット。 パワースポットなのにひっそり こんな感じで由緒のある神社なのですが、…

  • 【映画】「アウトロー(Jack Reacher)」(2012年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    普段は連絡が取れず行方が不明な元陸軍の捜査官ャック・リーチャーが、大量射殺事件の容疑者である元軍の狙撃兵ジェームズ・バーの弁護士ヘレン・ロディンと事件の捜査を始めるのだが・・・というストーリー。 気ままに放浪生活をしているが冷静沈着で最強の元米軍憲兵隊捜査官を、トム・クルーズが演じています。 「THE・トム・クルーズ」という感じの作品です。 ストーリー展開的には、まぁ普通ですね。 予想の範囲内のどんでん返しと、美人弁護士とのロマンスがありそうでない結末ということで、平凡な★3つです。 www.youtube.com アウトロー Rosamund Pike Amazon imakokowoiki…

  • 【漫画】「火の鳥 宇宙編」手塚治虫:著(全1巻)大人読みしました。

    手塚治虫のライフワーク「火の鳥」の第4作目(「ヤマト編」の次)で、時系列的には、「復活編」の次で、最後の「未来編」の前に当たる作品。 2577年オリオン座付近に漂う地球行きの宇宙船が破損し、隊員の一人牧村が遺体で発見される。 乗組員たちは個別ボートで脱出するが、後でついてくるボートがあり、猿田とナナは謎の星に不時着し、そこは囚人たちの流刑星だった・・・というストーリー。 前半の宇宙船から脱出する部分は実験的なコマ割りの連続で、後半は牧村隊員の衝撃的な罪と罰を鳥人フレミル星人から告白される展開。 どうしたら、こんなストーリーが思いつくのだろう? しかも、この「宇宙編」の話が、「望郷編」にも伏線が…

  • 【映画】「アルマゲドン2007(Earthstorm)」(2007年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    月に隕石が衝突し、月が割れて破片が地球に降り注ぐようになる。 その月の崩壊を食い止めようと、ビルの解体屋のジョンが呼び出され、スペースシャトルで月に向かうのだが・・・というストーリー。 隕石が地球に降ってきて人類滅亡の危機になり、それを食い止めようと宇宙に向かう「アルマゲドン」的展開の作品です。 作品のレビューを見てみるとCGがいけてない・ストーリーが陳腐というのが多かったのですが、一応「地球の危機を救う」パターンの形にはなっていて、CGは予算の関係で仕方がないのでは、と思いました。 それよりも、月が崩壊していくのを止めるのに、裂け目の中を爆破して、月が磁力?で元通りになっていくって、どういう…

  • 【読書】「物質のすべては光: 現代物理学が明かす、力と質量の起源」フランク・ウィルチェック:著

    「物質のほとんど大半は、質量がない粒子から出来ているのか?」という物理学の謎について様々なアプローチを用い解説した内容。 ですが、かなり難しい・・・というか、現在「分かっていること」というのは、ある一定の条件下での物理現象だということ。 まだまだ分かっていないことが多すぎて、「物質というのは光」ということにしていないと話ができないということなのでしょう。 とんでもない理論ととんでもない実験による発見により、いつの日か「タイムマシン」いや「どこでもドア」が出来るのを楽しみにしています。 物質のすべては光: 現代物理学が明かす、力と質量の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫―数理を愉しむシリーズ…

  • 【映画】「奇跡のシンフォニー(August Rush)」(2007年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ニューヨーク近郊の孤児院で暮らすエヴァンは、両親がいつか迎えにくると信じていたが、ある日不思議な音に導かれ孤児院を抜け出し、マンハッタンで様々な人に出会い、音楽の才能を開花させる。 一方、母のライラはエヴァンが死んだと思っていたが、どこかで生きていることを知り音楽活動を再開、父のルイスもライラを探し続けマンハッタンでバンド活動を再開。 やがて三人は運命に導かれるように音楽会で再会する・・・というストーリーです。 ミュージシャンの男と女が一夜限りの愛で子供を授かり生き別れになったが、音楽を通じて奇跡の再会をするという話。 う~ん、まぁ音楽が奇跡を起こすのは賛成ですが、こんな上手いこといかないよな…

  • 【読書】「Newton大図鑑シリーズ 太陽系大図鑑」科学雑誌Newton:著

    太陽系に関する内容を、ビジュアルとともに解説した図鑑です。 めちゃくちゃわかりやすい内容で、知的好奇心を刺激する内容でした。 私が子供の頃に見た図鑑より、圧倒的に充実した内容になっていました。 そう考えると、人間っていうのはすごいですね。 これからも進化し続けるのだろうなぁと、今の子供達を羨ましいと思いながら見ていました。 Newton大図鑑シリーズ 太陽系大図鑑 作者:渡部潤一 ニュートンプレス Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!…

  • 【映画】「小説家を見つけたら(Finding Forrester)」(2000年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ニューヨークの下町に住み、バスケと文学の才能を持つ黒人の少年ジャマールと、フォレスターという処女小説で有名になりその後姿を消した謎の人物が知り合い、文学を通して友情を育むという内容。 ある日、友人にそそのかされ、変な老人がいる部屋に忍び込んだジャマールだったが、リュックを置き忘れてしまい、後日戻ってきたリュックには、ジャマールのノートに赤字で批評が書かれていた。 そのことで、その部屋の老人と知り合い、作文の添削を頼み込み、文章力をつけていくジャマール。 急速に上達していく文章力に疑いをかけるジャマールの学校の教師。果たして、ジャマールの運命はいかに・・・というストーリー。 心を閉ざした小説家と…

  • 【神社仏閣】本法寺(ほんぽうじ)in 京都府京都市上京区

    堀川通の扇町にある水火天満宮からちょっと南、趣のある小川通沿いに歩くとある日蓮宗の本山「本法寺」があります。 目次 創建 鍋かぶり上人 本法寺の場所 創建 寺伝によると、永享8年(1436年)に日親(鍋かぶり上人)が本阿弥本光(清信)の帰依を得て建立した「弘通所」が始まりとのこと。 鍋かぶり上人 この日親さんは、結構激しい坊さんだったみたいで、6代将軍足利義教へ「世の中が乱れているのは法華経を信仰してないから」と直訴したりして、「こいつヤバイやっちゃ!」ということで、灼熱の鍋を被せられる拷問を受けたそう。 それでも説法を説いたので、「鍋かぶり上人」「鍋かぶり日親」と呼ばれたお坊さんでした。激し…

  • 【映画】「フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白(Forever Young)」(1992年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ダニエルは恋人に結婚を告白しようとしていたが、その恋人が事故で長期間昏睡状態となり、落ち込んだダニエルは冷凍睡眠の実験台となることを決意する。 その後、戦争とか色々あって冷凍睡眠の実験自体が忘れられ、ダニエルが目覚めたのは50年以上経ってからだった・・・というストーリー。 80年代から90年代のアメリカの映画はストーリーが良いものが多いですね。 この作品も、ちょうどいい感じの展開でした。 冷凍実験をした科学者の友人ハリーを探すダニエル。 見つけたと思ったら違った人だったり、やっと探し当てたと思ったら既に亡くなっていたりしたら、実は恋人がその後蘇生していたことが分かり・・・・うん、上手いシナリオ…

  • 【読書】「和想百景 知られざる奇跡の絶景」藤浪秀明:著

    「日本」を感じる風景をまとめた写真集。 大阪出身の筆者は専門のカメラマンではなく、写真は趣味だというから驚きです。 SNSで紹介したのをきっかけに話題になり、写真集まで出すようになったそうです。 ただひたすら美しい日本の四季を楽しめる写真集です。 和想百景 知られざる奇跡の絶景 作者:藤浪 秀明 KADOKAWA Amazon カレンダー2025 和想百景 知られざる奇跡の絶景月めくり壁掛け ヤマケイカレンダー2025 ノーブランド品 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓…

  • 【映画】「プリデスティネーション(Predestination)」(2014年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ロバート・A・ハインラインの名作SF短編小説「輪廻の蛇」を原作にし、映像化した作品。 imakokowoikiru.hatenablog.com 「輪廻の蛇」を読んだことがある人には分かると思いますが、タイムスリップしまくって爆弾テロを食い止めようとするけど、その犯人が実は・・・という話で、初見ではめちゃくちゃ難解な内容。 それを見事に映像化して、かなりすんなりとストーリーが飲み込める作品になっています。 ジェーンという女性の主人公が、両性具有者で出産時の手術で男性になってしまう(トランスジェンダー)だったということが理解できれば、結構分かりやすくなります。 めちゃくちゃ端折ってネタバレすると…

  • 【読書】「感覚よりも段取り力が大事! 一生役立つ「伝わる」デザインの考え方」細山田デザイン事務所:著

    ダサいデザインから卒業し、見ている人に「伝わる」デザインの考え方について解説した内容です。 分からないからと言って真似するだけではダメなんです。 そのデザインにある「コンセプト」とか「何を伝えたいのか」ということを理解して、設計する思想がないと、中途半端なものになるんです。 数々の事例を用いて、魅力的なデザインの「段取り力」を解説していて、とても参考になりました。 感覚よりも段取り力が大事! 一生役立つ「伝わる」デザインの考え方 作者:細山田デザイン事務所 ナツメ社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうご…

  • 【映画】「アンチ・ライフ(Breach・Anti-Life)」(2020年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    西暦2242年、滅亡しかけの地球を後に、新たな星「ニュー・アース」へ向けて宇宙船が飛び立つ。 その宇宙船の中で不可解な連続殺人事件が発生。原因を調べるクルー達。 やがて地球外の寄生生物が紛れ込んでいたことが分かり・・・というストーリー。 閉ざされた宇宙船という空間で、寄生生物が人々を襲っていくパターンの話です。 エイリアンとゾンビと遊星からの物体Xを程よくトッピングした感じの作品です。 imakokowoikiru.hatenablog.com imakokowoikiru.hatenablog.com けど、詰めが甘過ぎます。映像も美しくないですし。 どう頑張っても★1つです。暇すぎで、この…

  • 【読書】「世界の図書館を巡る 進化する叡智の神殿」ゲシュタルテン:編

    世界各地の「すごい」図書館を紹介した写真集。 さすがヨーロッパの図書館は、美術品レベルの美しさですね。 近代的な建物の図書館も素敵です。 どの国にとっても、図書館は重要な施設なので、ものすごい力を入れて管理されているのが分かります。 昔行ったことのあるオーストラリアのビクトリア州立図書館が掲載されていました。 2019年にリニューアルされていて明るい雰囲気に変わっていました。 海外旅行した時は、その土地の図書館に行って、その地域の歴史に触れてみるのも面白いと思います。 世界の図書館を巡る 進化する叡智の神殿 マール社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓…

  • 【映画】「ファング一家の奇想天外な秘密(The Family Fang)」(2015年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    いたずら(ドッキリ)をアート(芸術)だと信じているファング一家の両親が、旅先で血だらけの車を置いて失踪したと連絡を受けるアニーとバクスター姉弟。 果たして、これはドッキリなのか、本当に事故で両親は死んだのか?その謎を探っていくうちに、思わぬ真相にたどり着くが・・・というストーリー。 いつもドッキリを仕掛ける両親のもとで育った姉弟が、子供の頃は楽しんでいたいたずらを大人になったらどう感じるか? 面白い視点で描かれていました。 けど結末は、微妙・・・ちょっとアート(芸術)じゃないよな。 もう少しひねったドッキリを仕掛けて欲しかったというのが、正直な感想です。 www.youtube.com ファン…

  • 【神社仏閣】八坂神社御手洗井(やさかじんじゃみたらいい)in 京都府京都市中京区

    四条烏丸から北へ少し上がった所にあって、かつて八坂神社(祇園社)の御旅所だった場所にある井戸。 普段はひっそりしていて、その存在に気づかずに通り過ぎるような感じです。 目次 祇園祭のお清め 創建 八坂神社御手洗井の場所 祇園祭のお清め 祇園祭宵々山の7月15日から還幸祭の7月24日まで開放されます。 祇園祭の際は、粽(ちまき)・飛び魚の干物・瓜などの神饌を供え、開いた井戸水で手や口を清め、祇園祭の無事を祈願します。 創建 伝承によると、室町時代末期には祇園社の御旅所が、この地にあったと伝えられてます。 永禄11年(1568年)織田信長が上洛した後に、御旅所を現在の地に移したのですが、水質が良い…

  • 【映画】「フィラデルフィア(Philadelphia)」(1993年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    フィラデルフィア市で一番規模の大きい法律事務所で精力的に働いていたアンドリュー・ベケットは、ある日訴状の紛失を疑われ事務所を解雇される。 彼はゲイでエイズに感染していたことを事務所に告げず働いていたが、そこのことが理由で不当解雇されたと考え、以前に法廷で争ったことのある有能なミラー氏に弁護の依頼をし法廷で事務所側と争うことになるが・・・というストーリー。 エイズがまだ未知の病だった時代、しかも同性愛者への偏見が今よりもずっと強かったアメリカ社会で差別と戦う弁護士たちの話です。 ゲイでエイズに感染したアンドリュー・ベケット役にトム・ハンクスさん、彼を弁護する弁護士ジョー・ミラー役にデンゼル・ワシ…

  • 【読書】「現地調査で実感! 知っておきたい地球史の重大イベント40 ~世界自然遺産が伝える地球の成り立ち~」古儀君男:著

    地球ができてたどってきた46億年の歴史を、世界自然遺産の写真などを用い、どのように変化してきた解説した内容。 最新の地質学をわかりやすく解説しています。 本当に不思議!その一言です。 よくこれだけ分かるものだというのが正直な感想でした。 地球の歴史をたどると生物(特に動物)が発生したのは、めちゃくちゃ最近なのですね。 人類の発生なんて、さらに最近。 「地球温暖化」?いやいや、地球の歴史をみたら、もっと熱い時や、寒い時はザラにありました。 数℃の変化というのは誤差の範囲ではないかと思いますね。 現地調査で実感! 知っておきたい地球史の重大イベント40 ~世界自然遺産が伝える地球の成り立ち~ (ビ…

  • 【映画】「誰かに見られてる(Someone to Watch Over Me)」(1987年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    富裕層の女性クレアはパーティで友人が刺し殺される現場を目撃してしまう。 刑事のマイクがクレアの警護をすることとなるが、犯人のヴェンザはクレアに接触。 恐怖に怯えるクレアをマイクが慰めるうちに二人は男女の仲になるが・・・ストーリー。 命を狙われる目撃者の美女と、彼女を警護する刑事が恋仲になってしまう話です。 差し迫る恐怖を表現するシーンは、さすがリドリー・スコット監督、上手いなぁと感じましたが、ストーリー的には特に刺さる所なし。 警護している女性とそんなに簡単に恋仲になったらあかんわな、という内容でした。 www.youtube.com 誰かに見られてる ミミ・ロジャース Amazon imak…

  • 【漫画】「火の鳥 復活編」手塚治虫:著(全1巻)大人読みしました。

    手塚治虫のライフワーク「火の鳥」の第6作目で、時系列的には、「望郷編」の次に当たる25世紀から31世紀を描いた作品。 ロビタ(家事手伝いロボット)が集団自殺する有名なやつです。 レオナは、事故で一度死んだが再生手術で生き返り、生物が無機質に見える一方、ロボットのチヒロだけが美しい女性に見えるようなる。 チヒロに恋したレオナはチヒロをさらい逃亡するが遭難してしまい、闇商人たちに救い出されるが・・・というストーリー。 レオナの心とチヒロの心をひとつにしてロボットになったのが、将来家事手伝いロボットとして生産されるロビタの元となる。 死んだ人間を人工的に再生させるとロボットに恋するようになり、そのロ…

  • 【映画】「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(Sound of Metal)」(2019年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    恋人のルーとバンド活動をしていたドラマーのルーベンは、ある日耳が聞こえにくくなっていることに気づく。 ルーベンはルーに聴覚障碍者の自助グループに連れて行かれ、そこで徐々に聴覚のない生活に適応しつつあったのだったが、このままではいけないと思い、人工耳を付ける手術の決断するのだが・・・というストーリー。 絶対的な回復が見込まれない病気や障害を受け入れるのが良いのか、可能な限り抗うのが良いのか、という話です。 聴覚障碍の人が聞こえている状態(ハウリングがあったり、音がこもって聞き取れない)と、普通に音が聞こえる状態を上手く描写していて、没入しやすい演出がされています。 果たしてルーベンは、人工耳を付…

  • 【神社仏閣】頂法寺/六角堂(ちょうほうじ/ろっかくどう)in 京都府京都市中京区

    烏丸通から六角通へ少し入ると何やらひらけた寺院が・・・一般に「六角堂」として知られる「頂法寺」。 「あねさんろっかくたこにしき」の六角は、ここだったのか!初めて入った。 目次 創建 いけばな発祥の地 頂法寺/六角堂の場所 創建 その歴史は古く聖徳太子が、用明天皇2年(587)に四天王寺を建てる為に材木を探しに京都に来ました。 その時、池で身を清めたのですが、持って来ていた如意輪観音像を木に掛けていたら動かなくなって「この地にとどまって人々を救いたい」と言ったので、六角形の御堂を建てて安置したのが始まりだそうです。 いけばな発祥の地 六角堂の住職は代々、仏前に花を供える中でさまざまな工夫を加えた…

  • 【映画】「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(2020年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    前作で連続殺人事件を起こした浦野が逮捕されてから数ヶ月後、またしても山奥で女性の白骨遺体が発見され、刑事の加賀谷は、勾留中の浦野から情報を聞き出すように命令を受ける。 獄中で加賀谷と面会した浦野は、ハッカーの師匠である「M」の仕業だと告げ、「超法規的措置」として浦野にパソコンを与え、捜査に協力させるが・・・というストーリー。 前作は、スマホを拾った人が猟奇的連続殺人犯で大変なことになるという話で、一応辻褄は合っていましたが、続編になる本作は、その犯人の浦野が獄中から真犯人の捜査をしつつ、警察を出し抜いて脱獄するという話です。 はい、色々「ありえない」設定が多すぎて、途中から脳死状態(フリーズ)…

  • 【コラム】京都市の宿泊税が最大1万円になるって話だけど

    京都市が、ホテルや旅館などの宿泊者から徴収している「宿泊税」の上限額をこれまでの1泊1000円から、1万円に引き上げる方針を固めたというニュースがありました。 www3.nhk.or.jp この「宿泊税」というのは、「法定外目的税」という税金で、地方団体(自治体)が必要だと法務大臣に「ええかなぁ?」とお願いし、OKになったら税金を掛けられるという仕組みになっているようです。国で決まった税制以外でも、自治体で「税金もっと取りたいよ」ということがあったら、この方法が使えるってことですね。それで、京都市は、「オーバーツーリズム対策」つまり、京都に観光客がめちゃくちゃ来るんで市民の生活が大変なので、そ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、読むだけ元気お届け人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
読むだけ元気お届け人さん
ブログタイトル
「言葉こそ人生」"今ここを生きる心"の裏側
フォロー
「言葉こそ人生」"今ここを生きる心"の裏側

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用