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  • 【読書】「美ら海トワイライトゾーン 知られざる深海生物のワンダーランド」佐藤圭一・沖縄美ら海水族館深海展示チーム:著

    沖縄近海の深海・トワイライトゾーンに生息する生き物を撮影した写真集。 「沖縄の海はとりわけ透明度が高く、表層からかなりの深さまで光が届いている」とのことで、深海生物でも想像以上に色鮮やかなものが多かった。 さすがに水深400mmともなると色がなくなってましたが、とんでもない形の生物がいて、驚きとワクワクの内容。 素直に何でこんな形になったのかなぁと思いを巡らせてしまい、全く飽きない世界です。 調査をしている沖縄美ら海水族館のスタッフは大変なのでは思いつつ、面白い研究をされていると羨ましく思いました。 美ら海トワイライトゾーン 知られざる深海生物のワンダーランド 作者:佐藤 圭一,沖縄美ら海水族…

  • 【映画】「オリエント急行殺人事件(Murder on the Orient Express)」(1974年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    トルコのイスタンブール発のオリエント急行が大雪で立ち往生となる。 同じ頃、名探偵ポアロの隣の部屋にいたアメリカ人の億万長者ラチェットが何者かによって刺殺される。 その部屋には、五年前に起きたアームストロング誘拐事件に関係する文書が・・・。 果たして犯人は、列車から逃げてしまったのか?それとも乗客の中にいるのか? 閉ざされた列車でポアロは調査を始め、名推理を口にするのだが・・・・というストーリー。 豪華なキャストが勢揃いの1974年版のオリエント急行殺人事件です。 結末は知っていても、一流の演者の演技で「あれ?どうやったっけ?」と騙されてしまいました。 1974年版のポアロって、こんな感じのちょ…

  • 【読書】「アジサイの教科書」日本アジサイ協会:編

    アジサイについての様々なトピックを網羅的に解説した内容。 アジサイは、もともと(多くの種は)日本原産で、それが中国経由でヨーロッパに広がったって知りませんでした。 日本で色とりどりのアジサイがあるのも、気候と土壌の関係だそうです。 確かに中国でもアジサイを見ましたが、世話が難しいって聞きました。 梅雨時期になると花開いて楽しませてくれるアジサイ。知識が深まると、また見る目が変わって味わい深くなりますね。 アジサイの教科書 緑書房 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてな…

  • 【映画】「シービスケット(Seabiscuit)」(2003年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    時代は、1930年代、アメリカは株の大暴落から大恐慌に陥っていた。 自動車ディラーとして成功していたハワードは息子を事故で亡くし、カウボーイだったスミスは馬の調教師に転身、騎手を目指していたレッドは喧嘩っ早くどこでもトラブルを起こしていた。 失意の底にあった三人の男が、ある日「シービスケット」と呼ばれる小柄で気性の荒いサラブレッドに出会い、競走馬として育てるのだが・・・というストーリー。 アメリカに実在した競走馬「シービスケット」と、それを取り巻く三人の男たちの物語です。 失敗、挫折、挑戦、成功、そして故障、努力、復活・・・と、サクセス・ストーリーの王道のような内容でした。(まさに、アメリカ人…

  • 【読書】「信号機の世界」丹羽拳士朗:著

    信号機趣味の基礎知識と全国のおもしろ信号機を紹介した「信号機」の解説書。 さすがに、この趣味はマニアック過ぎました。(笑) 信号機の変遷、進化&改善の歴史、これは感心するものがありましたが、その種類の違いにハマるマニアック度は・・・ほぼ理解できませんでした。(笑) けど、こういう知識(あんまり役に立たない?)を得ることで、日常の風景も変わるものです。(たぶん) もし珍しい信号機を見つけたら、写真に収めたい・・・のかも知れません。 信号機の世界 作者:丹羽拳士朗 イカロス出版 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。あり…

  • 【映画】「名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)」(2005年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    15年前、物船・第一八代(やしろ)丸が、氷山に衝突し沈没し、船長と一人のクルーが犠牲に。 そして現在になり、八代造船の設計士が自動車を運転中に心臓発作で事故死。 その半月後、豪華客船アフロディーテ号の処女航海ツアーに、コナン一行が参加していたが、船上で八代商船の社長・八代貴江が殺害、八代グループ会長の八代延太郎も行方不明となり、後に海上で遺体で発見される。 警察と小五郎とコナンたちは捜査を進め、ウェルカムパーティーの席で推理ショーを展開し、犯人を追い詰めるのだが・・・とうストーリー。 imakokowoikiru.hatenablog.com (久しぶりに再鑑賞) 本作では、毛利小五郎が大活躍…

  • 【神社仏閣】福田稲荷神社(ふくだいなりじんじゃ)in 東京都中央区

    JR新日本橋駅近く本銀通りの裏手に鎮座する福田稲荷神社。 目次 創建 御祭神 福田稲荷神社の場所 創建 めちゃくちゃモダンな建物になっているので、最近作られたのかと思っていたのですが、調べてみたらモダンなのは建物だけで、めちゃくちゃ由緒のある神社でした。 古事記によると、和銅二年(709年)に京都の伏見稲荷明神が勧請され、和銅4年に鎮座したとのこと。 御祭神 稲荷社なので、ご祭神は、稲荷神(宇迦之御魂神/倉稲魂命)だと思われます。 伏見系の稲荷社に出会うと、何故か親しみを覚えるのは、私が伏見の近くの大阪に住んでいるからでしょう。 ずっとメンテナンス(保守)されてきたのを見ると、長く地元の方に愛…

  • 【映画】「グッドモーニングショー」(2016年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    澄田真吾は、朝のテレビ情報バラエティ番組のメインキャスターだが、ある朝、息子と妻の言い争いに巻き込まれたり、サブキャスターの小川圭子から二人の交際を生放送で発表しようと迫られたりとで、ドタバタしていた。 そんな折、都内のカフェに銃を持った男が立てこもっているという速報が入り、その犯人からの要求が「キャスターの澄田を呼べ」というものだった・・・というストーリー。 テレビ業界のいいかげんな放送態度に腹を立てた犯人が、キャスターの澄田を逆恨みし、人質事件を起こしたのだが、澄田の本音が犯人の手を緩めて事件解決という話です。 う~ん、この時期にフジテレビ制作のこの作品を地上波で流すというのは、なんだか自…

  • 【読書】「DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある」橘玲:著

    この世の中の問題は、明確に白黒(正義と悪)つけられないことが多く、無理やり線引きをすると様々な衝突(社会的なコスト)が発生し、誰もハッピーにならないよ、という話です。 昨今、日本の社会で発生している様々な問題をピックアップし、その根底にある問題の本質を、橘玲氏が深くえぐっています。 本来なら、日本人が得意であるべき「DD(どっちもどっち)」的な考え方で、落とし所を見つけるべきなのに、特に最近は「自分は正義」と主張する人が多いように感じます。 かなり痛い所を突かれて、心が痛む内容なのですが、そこはやはり問題の本質を理解しておかないと、次に進めないので頭に入れておきたい内容ばかりでした。 いつもの…

  • 【映画】「ジャッカル(The Jackal)」(1997年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    FBIの捜査で弟を殺されたロシアマフィアのボスは、謎の暗殺者ジャッカル(ブルース・ウィリス)を雇い、復讐のため米国要人の暗殺を依頼する。 その動きを捉えたFBI副長官プレストンは、ロシア情報局のコスロヴァ少佐と共に、ジャッカルを見た経験のある元スナイパーで刑務所に収監されているデクラン(リチャード・ギア)に協力と求め捜査を進めるのだが・・・というストーリー。 謎の神出鬼没の暗殺者ジャッカルを彼に恨みを持つ元IRAのスナイパーとが追いかけるという追跡劇です。 ストーリーは、至極平凡。極悪の暗殺者を、正義側のFBIが追いかけるという定番のパターン。 終盤のジャッカルとデクランの地下鉄構内での決着シ…

  • 【読書】「タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ」菅原由一:著

    (消えた)タピオカ屋がどこに行ったのか?というよりも、タピオカ屋というビジネスモデルから、どんな仕組みがビジネスとして成功いやすいのかということを解説した内容。 人気Youtuberの「脱・税理士スガワラくん」の著作なので、財務的な分析かなと思って読んだのですが、広く浅いビジネスモデルの分析でした。 なので、普通に読み物としてサクサク読めます。 逆に少し専門的な内容を期待している人は、肩透かしを食らうかも。 さて、タピオカブームに乗って成功した人、失敗した人は、どこに行ってしまったのでしょうか? どんなビジネスに乗り換えたのでしょうか?今は、どんな生活をしているのでしょうか? 気になりますが、…

  • 【映画】「ボルテスVレガシー 超電磁リスペクトTV版(全20話)」(2025年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ある日、「ボアザン星」から来たプリンス・ザルドス率いる軍隊からの攻撃を受ける地球。 スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョン、マーク、ジェイミーの5人は密かに製造されていたマシンに乗り込み、巨大ロボット「ボルテス V」となり、ボアザンとの戦いに挑む・・・というストーリー。 フィリピンで制作・放送された「ボルテスVレガシー」全90話を日本向けに20話に再編集した「超電磁リスペクトTV版」の放送が終了しました。 もちろん、第一話から観てました。(フィリピン人のボルテス愛を感じながら) さすがに全90話の作品を20話に短縮しているので、途中途中で「省略感」は否めなかったですが、まぁ凄い熱量のテレビ…

  • 【神社仏閣】家内喜稲荷神社(やなぎいなりじんじゃ)in 東京都中央区

    神田駅より中山道を日本橋方面へ約5分くらい歩いて行った所に鎮座している家内喜稲荷神社。 目次 「家内喜」の由来 御祭神 創建 家内喜稲荷神社の場所 「家内喜」の由来 「家内喜」は「やなぎ」と呼び、元々は「柳」だったのが、語呂合わせで「家内喜」になったと言われています。 「家内が喜びで溢れますように!」ということです。 御祭神 この辺りはこじんまりした「稲荷社」が多いです。 ということで、ご祭神は、稲荷神(宇迦之御魂神/倉稲魂命)だと思われます。 創建 創建年代や御由緒等の詳細は不明ですが、地元の人に愛されている感が非常にありました。 家内喜稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hate…

  • 【映画】「名探偵コナン 14番目の標的(めいたんていコナン14ばんめのターゲット)」(1998年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    毛利小五郎の知人である目暮警部、元嫁の妃英理、阿笠博士が、次々と命を狙われる事件が発生。 現場に残されたトランプから、小五郎に恨みを持ち先日出所したばかりの村上丈(ジョーカー)の犯行が疑われた。 事件の真相を追うコナンたちは、海中レストランへ向かうが、そこで新たな事件が起こる・・・というストーリー。 劇場版「名探偵コナン」の第2作目で、まだ灰原哀も出てきません。 やっぱり初期の頃のコナンは、普通に推理物として作られていて面白いですね。(本作品も久しぶりに鑑賞しました。) トランプの数字を利用した連続殺人事件も、よくあるパターンですが、色々想像を掻き立てられて良い感じ。 小五郎が当時嫁だった妃英…

  • 【読書】「あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方」佐藤舞(サトマイ):著

    毎日があっという間に過ぎて、1年が経つのが早くなったと感じる大人向けに、心の底から充実した時間を取り戻すための指針をデータを用いて解説した内容。 まず、人生で浪費している時間の使い方を認識し、人生の3つの理(死・孤独・責任)を理解し、自分の本心に気づき、その本心に従った行動をするということです。 はい!正解!その通り。だけど、それが出来たら苦労せんわな。 ということで、どうすれば「自分らしく」残りの人生を生き抜くことができるのか? とても参考になる「自己啓発本」(?)でした。 まぁ、一回どん底に落ちて、そこから這い上がるのが一番の近道なんでしょうけどね。 あっという間に人は死ぬから 「時間を食…

  • 【映画】「地球が静止する日(The Day the Earth Stood Still)」(2008年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ニューヨークに謎の球体が出現し、中から出没した生命体を米軍が撃ってしまう。 撃たれた生命体は驚異的な回復力で回復し、人間型の生物に変化。 彼は「地球を守るため」に指導者と話がしたいというが、アメリカ政府の代表が取り合わないため、施設から脱走する。 人類が地球を破壊していると認識している彼は人類を滅亡させようとするが、窮地に追い込まれた人間が利他の精神を持っていることを知り、すんでのところで人類滅亡を思いとどまる・・・というストーリー。 1951年公開の『地球の静止する日』のリメイク作品で、キアヌ・リーブスが宇宙人役を演じています。 imakokowoikiru.hatenablog.com リ…

  • 【読書】「「原因」と「結果」の法則」ジェームズ・アレン:著

    聖書に次いで多くの人々に読まれているという成功哲学の古典。 人生はある一定の法則があるっていう自己啓発本です。 正しい言葉と正しい行動、それを継続する習慣。 これがあれば、人生は成功する。 けど、それが一番難しいという法則です。 なので、定期的に再読して、少しずつ修正していく必要があるのです。 「原因」と「結果」の法則 作者:ジェームズ・アレン サンマーク出版 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【映画】「インファナル・ディール 野蛮な正義(Bad Country)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1983年アメリカのルイジアナ州で、犯罪組織を壊滅させようと刑事のかたーは潜入捜査をし、元殺し屋のジェシーを逮捕。 カーター刑事は、生まれたばかりの子供と妻を持つジェシーと取引をし、犯罪組織のスパイとして送り込む。 家族のため、危険なスパイ行為をするジェシーだったが、ある日、ひょんなことか銃撃戦が始まってしまう・・・というストーリー。 結構、リアルで、キリキリくる刑事物でした。 家族のためにスパイをする元殺し屋のジェシーと、そのことを依頼したからには本気で彼の家族と彼自身を守ろうとするカーター刑事に、ある種の絆のようなものが感じられるのだけど、結局ジェシーもその家族も死んでしまう。 そこに感傷…

  • 【読書】「黒い蜻蛉: 小説 小泉八雲」ジーン・パスリー:著

    小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の一生を描いた伝記小説。 彼の生い立ち、コンプレックスからどのように日本の渡り、妻となる小泉セツとの出会い、日本人・日本文化を愛していった小泉八雲の姿を描いています。 全てが史実ではないフィクションの部分もあるのですが、非常に興味深い内容でした。 アイルランドからアメリカに渡った時期は、彼はかなり気性の荒い「ヤバい」人物だったようです。 そんなハーンが日本に渡り、松江に移り住んだ頃から日本に馴染み、自身の性格も変わっていく。 そして急速に「近代化(欧米化)」する日本を憂いていく彼は、私たちに日本人とは何か?と憂い、現代の私たちにもこの命題を突きつけているのでした…

  • 【映画】「天国と地獄」(1963年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ナショナルシューズの重役・権藤の息子が誘拐されるが、犯人が間違えて誘拐したのは、運転手・青木の息子進一だった。 誘拐犯から3000万円の身代金を要求される権藤だが、自身の会社の経営権を手に入れるために大金を用意しないといけない。 果たして、権藤は運転手の息子のために身代金を払うのか、自身の会社はどうなるのか、警察は誘拐犯を捕らえられるのか?誘拐犯の目的は?・・・というストーリー。 大昔に鑑賞した作品で、おおよそのストーリーは覚えていましたが、改めて鑑賞してみて、やはり黒澤作品は面白い! 誘拐犯を追い詰めていく「推理物」の要素と、人が犯罪を犯してしまったり、他人のために身代金を払う会社役員という…

  • 【神社仏閣】於岩稲荷田宮神社(おいわいなりたみやじんじゃ)in 東京都中央区

    四代目鶴屋南北の「東海道四谷怪談」の主人公のお岩さんを祀っていることで知られている於岩稲荷田宮神社。 目次 創建 二つの於岩稲荷田宮神社 御祭神 於岩稲荷田宮神社の場所 創建 元々は、四谷左門町に位置していたのですが、1879年(明治12年)に発生た火災の後、現在地に移転したとのこと。 四谷怪談を上演する歌舞伎役者らが協力して、芝居小屋に近い当地に移転させました。 二つの於岩稲荷田宮神社 ちなみに、四谷の旧地にも戦後に「於岩稲荷田宮神社」が再建されているので、「於岩稲荷田宮神社」は二つ存在します。 御祭神 御祭神は、豊受比賣大神(とようけひめのおおかみ)と田宮於岩命(たみやおいわのみこと)です…

  • 【読書】「絶滅危惧昆虫図鑑 (NATIONAL GEOGRAPHIC)」レヴォン・ビス:写真・丸山宗利:監修

    絶滅またはその危機にある昆虫40種を選び、300倍に拡大した写真を掲載した写真図鑑。 これは「すごい!」の一言。 こんなに「すごい」生物を、こんなに「すごい」撮影技術で映像として残すことができるなんて!という意味の「すごい」です。 特徴ある昆虫の生態についても解説があり、「なぜ、そういう進化をしたのだろう?」と考えると、想像力が溢れ出てきました。 本当に不思議です。 そして、不思議な昆虫たちの細部から、「いのち」について想いを巡らすことも大切なことなのかも知れません。 絶滅危惧昆虫図鑑 (NATIONAL GEOGRAPHIC) 日経ナショナル ジオグラフィック Amazon imakokow…

  • 【映画】「鉄腕アトム・宇宙の勇者」(1964年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    鉄腕アトムのテレビシリーズの中から『ロボット宇宙艇』『地球防衛隊』『地球最後の日』の3作品を劇場版に再編集した内容。 テレビで放映したもの(宇宙に関係する作品でアトムが活躍する3本)を編集して映画1本にするって、今では考えられない手法ですが、圧倒的にコンテンツが不足していた時代では、それでも求められていたのでしょうね。 それでも、さすがは手塚作品。 ストーリーの展開が早くて、内容は盛りだくさんでした。 鉄腕アトムは、ロボットなのに人間以上に人間らしいという所が大切なポイント。 「人間とは何か?」というテーマが背景にあるのが、今でも惹きつける魅力なんだと改めて思いました。 www.youtube…

  • 【読書】「世界で最後の花」ジェームズ・サーバー:著

    第十二次世界大戦が起き、文明と自然は破壊され、残された人間はそこに座り込むだけになってしまう。 ある日、一人の娘が世界に残った最後の花を見つけ育て始めると、やがて変化が起き・・・というストーリー。 第二次世界大戦開戦直前(1939年)に描かれた絵本の復刻版です。 戦争で世界が破壊されるが、人間の慈しむ心で復活。だけど、また同じことを繰り返すというパターンの話です。 最後に残された女と男と花は、また世界を創り出せるのか? 人間の悲しい本性を短いストーリーで描いていて、心に刺さるものがあるのが、ロングセラーの秘密なのでしょう。 世界で最後の花 絵のついた寓話 作者:ジェームズ・サーバー ポプラ社 …

  • 【映画】「セント・エルモス・ファイアー(St. Elmo's Fire)」(1985年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ジョージタウン大学を卒業し、それぞれの道で頑張っていた男女七人の友人グループ。 ある日、その中の友人の交通事故をきっかけに仲間が集まるが・・・というストーリー。 大人になり切れていない若者が、あーでもないこーでもないと色々悩むという話です。 まぁ、それ以上でもそれ以下でもない内容でした。 あ、これ大ヒットしたテレビドラマ「男女7人夏物語」の元ネタか? 結構無責任なビリーが、ミュージシャンを目指してニューヨークへ旅立つ所で終わり。 これぞ、「平和な1980年代」って感じの作品でした。 www.youtube.com セント・エルモス・ファイアー ロブ・ロウ Amazon imakokowoiki…

  • 【読書】「酷道大百科 激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国道」全53本」鹿取茂雄:著

    全国に点在する「国道」なのに、様々な事情で酷い道(酷道)になってしまった道を実際に通ってみながら紹介している内容。 鉄道の廃線や、朽ちた建物の廃墟の「国道」版です。 昔は使われていた道が、何らかの理由で使われなくなったのが多いですね。 非常に単純化して言えば、整備されなくなって寂れた道ということ。 未舗装といったハード面の設備も然り、迂回路が出来てその道の利用価値がなくなった道も然り。 どっちにせよ、国がきちんと整備していないんですね。 そういう道をいくと、過去にその地に住んでいた人の様子が見えてくるようで、そこに哀愁を感じるのでしょう。 酷道大百科 激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国 道」…

  • 【映画】「グレイテスト・ショーマン(The Greatest Showman)」(2017年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    19世紀にアメリカで活躍した興行師、P・T・バーナムの人生を描いたミュージカル映画。 見世物小屋のサーカスをヒットさせ、ショービジネスで大成功を収めた実在の人物の一生を描いています。 小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟といった世間から爪弾きされていた人々をサーカスに出させ、ヒットさせる。 「多様な」人々に光を当て、「平等な社会」を賛美するテーマなのかと思ったのですが、そうでもなかった。 逆に、どこまでもストイックにショー・ビジネスに傾倒する男なのかとも思ったのですが、そうでもなかった。 ということで、結構普通の「成功物語」にしか感じられず、かなり物足りなさを感じたので…

  • 【読書】「ムーミンママのことば (ムーミン谷の名言シリーズ3) 」トーベ・ヤンソン:著

    「ムーミン」の全集から、ムーミンママの名言を抽出してまとめた一冊。 ムーミンママのどこか抜けている”ほっこり”感を感じられる内容でした。 息子のムーミントロールと仲間たちが様々なことをしても、優しく受け止めるムーミンママの包容力ある一言に癒されます。 かと言って、全然押し付けがましくなく、諭すような口ぶりでもなく、淡々と本質を述べる。 「さぁ、明日もまた、長い一日になるでしょうよ。しかも、はじめからおわりまで自分のものよ。とてもすてきなことじゃない!」 ギスギスとした社会に必要なのは、ムーミンママのような「おおらかさ」なのかも知れませんね。 ムーミン谷の名言シリーズ3 ムーミンママのことば 作…

  • 【映画】「アンストッパブル(Unstoppable)」(2010年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    操車場の貨物列車777号が、整備員のミスで暴走し出す。 777号には、大量の化学薬品を搭載していることが分かり、このままでは都市部に突っ込み大惨事になってしまう。 同じ路線で対面から機関車で荷物を運搬していた機関士フランクは事態を把握し、暴走している777号を追いかけるのだが・・・というストーリー。 暴走した列車を、色々対策をしながら、止めるというパニック物です。 2001年にオハイオ州で実際に発生した「CSX8888号暴走事故」を題材に制作されました。 「暴走した列車を止める」このテーマだけで、結末は最初から見えてましたが、なかなか面白かった。 ストーリー展開は完璧に読めた(素材は決まってい…

  • 【神社仏閣】波除稲荷神社(なみよけいなりじんじゃ)in 東京都中央区

    築地市場の端に鎮座する波除稲荷神社。 築地市場は、外国人観光客でごった返してましたが、その外れにある波除稲荷神社は、静かに参拝できて良い感じでした。 目次 御祭神 吉野家発祥の地 波除稲荷神社の場所 御祭神 御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)=稲荷神です。 市場の近くですからね、当然と言えば当然ですね。 巨大な獅子舞が2体厄除けということで見守ってくれていました。 吉野家発祥の地 牛丼の吉野家がこの近くで発祥したとのことで、吉野家の石碑が奉納されていました。 波除稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありが…

  • 【映画】「ラヂオの時間(Welcome Back Mr. McDonald)」(1997年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    生放送のラジオドラマのリハーサルで、作者の鈴木みやこもスタジオを見学していた。 リハーサルが終わり、突然主演の女優千本のっこが役名を変えたいとわがままを言い出し、プロヂューサーの牛島は千本のっこの機嫌を損ねないよう受け入れ、作者に変更を依頼する。 これを聞いた他の役者も次々と不満を言い出し、整合性を取るために様々な変更がなされていくうちに、最初の物語からかけ離れたアクション物へと変貌していくこととなる。 果たして、無事にラジオドラマは結末を迎えることができるのか・・・というストーリー。 生放送のラジオドラマの途中で無理な変更が重なり、現場ははちゃめちゃな対応を迫られるという喜劇です。 喜劇とし…

  • 【読書】「日本懐かしバス大全」加藤佳一:著

    昭和時代の路線バスの資料をまとめた一冊。 よくこれだけの写真と情報を集めたものです。”普通に”貴重な資料集でした。 これをまとめた著者と、資料を提供したバス会社に感服です。 各社、いろいろな車種を使っているのですが、カラーリングは統一性があり、しかもどことなく懐かしい。 「あぁ、そういえば、ここのバスは、こんな感じだったよな」と思い出が蘇る内容でした。 日本懐かしバス大全 (タツミムック) 作者:加藤 佳一 辰巳出版 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくて…

  • 【映画】「野良犬」(1949年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    新米刑事の村上は満員のバスで拳銃をスリに盗まれ、その拳銃で強盗事件が発生する。 村上はベテランの刑事佐藤に助けられながら捜査を進め犯人に辿り着くが、運悪く佐藤が撃たれてしまい、復讐心に燃えた村上は犯人を追いつめていくが・・・というストーリー。 拳銃を盗まれた刑事が犯人を捜査して探し出すという刑事物です。 日本映画に「刑事物」というジャンルを確立した黒澤明作品とのことですが、さすがに今観ると「ゆったり」し過ぎです。 戦後の日本の風景がリアルに描かれていたし、アクションシーンや、サスペンス的な展開も良かったですが、かなり睡魔が襲ってきたので、★2つです。 www.youtube.com 野良犬 4…

  • 【読書】「道は開ける」デール・カーネギー:著

    久しぶりに、自己啓発界の名著「道は開ける」のオーディオ・ブックを拝聴しました。 何回読んでも(聴いても)新しい発見があります。 様々な問題の根源は、無駄に「思い悩むこと」。 その諸悪の根源を断つためにも、健康・心の持ち様を前向きに改善する重要性が述べられています。 当たり前と言えば、当たり前なのですが、多くの事例を紹介していて分かりやすく解説しています。 また機会を持って、定期的に学習していきたい名著です。 オーディオCD版 道は開ける () 作者:デール カーネギー 創元社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。あ…

  • 【映画】「天国から来たチャンピオン(Heaven Can Wait)」(1978年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    アメリカン・フットボールの選手だったジョーが交通事故に巻き込まれて、天国からお迎えが来る。 だが、それは迎える天使側のミスだったことが分かり、ジョーは別人の肉体を使って地上へ一時的に戻ることとなる。 しかもそれは、財界の大物レオ・ファーンズワース氏が殺害された肉体で、復活した彼は、自身の経営する会社が引き起こした公害問題に抗議に来た女性ベティに一目惚れしてしまう。 ファーンズワース氏として生きていくことに慣れてきたジョーは、アメリカン・フットボールのチームを買収し、自らも選手としてスーパーボウルに出場することとなるが、その体の使用期限が迫っていることを天使長に告げられ・・・というストーリー。 …

  • 【読書】「コーチング・マネジメント—人と組織のハイパフォーマンスをつくる」伊藤守:著

    「コーチング」について、理論から実践的な応用まで解説している内容。 コーチングというのは、アドバイスではなく、目標を達成するため相手(クライアント)に必要なスキルやマインドを気付かせ、自らの行動を促すことです。 「どうしたら、それが出来るのか?」ということを、考えさせることの重要性が説かれています。 そのためには、コーチをする人は、俯瞰した状態で相手(クライアント)に必要なことを即座に分析し、相手の感情を揺さぶらないといけない。 こういったスキルは、常にアップグレードをしていけません。 一生学び続けるってことです。 自分で自分のことをコーチングできれば、最強ですね。 基礎的な内容(原理原則)を…

  • 【映画】「ザ・ファン(THE FAN)」(1996年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ナイフ会社の営業ギル(ロバート・デ・ニーロ)は、地元球団サンフランシスコ・ジャイアンツの大ファンで、中でも打者のボビー・レイバーンを熱狂的に支持していた。 そんなボビーだがスランプに陥り成績は今ひとつ。 自身の失業などから失意に陥ったギルは、ボビーがスランプなのはライバル打者であるプリモの存在だと思いプリモを刺殺する。 やがてスランプから脱したボビーだったが、偶然を装って知り合ったギルに「(スランプから脱したのは)ファンのおかげでない」と軽はずみを言ってしまい、ギルは激怒する。 ギルはボビーの息子を誘拐し、ボビーに「俺のためにホームランを打て。でなければ息子は殺す。」と脅迫するが・・・・と言う…

  • 【神社仏閣】築地本願寺(つきじほんがんじ)in 東京都中央区

    築地3丁目にある浄土真宗本願寺派の寺院。 目次 京都の西本願の直轄寺院 築地本願寺の場所 京都の西本願の直轄寺院 京都の西本願寺さんの直轄寺院で、本尊は聖徳太子手彫と伝承される阿弥陀如来立像です。 さすがに立派な寺院でした。 (外国人)観光客もたくさん参拝されていて、自由に祈祷できる荘厳な寺院でした。 私が参拝した際に、地元のおばちゃんに「祈祷の手続きはこっちですよと」丁寧に案内されました。 普通に手を合わせて、心を鎮めたかっただけなんですけどね。だけど、地元の方の心温まる対応にほっこりしました。 築地本願寺の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして…

  • 【映画】「影武者」(1980年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    戦国武将武田信玄は、野田城攻略の際、狙撃され絶命する。その死は隠され、信玄そっくりの影武者が立てられた。 その秘密を知っているのは一部の重臣のみ。 織田信長や徳川家康のみならず、身内をも上手く騙し続けていた影武者と重臣たちだったが、ひょんなことからその正体がバレる。 その後、武田家の総領となった勝頼は、織田・徳川の連合軍と長篠の戦いに挑むのだが・・・というストーリー。 武田信玄の死を秘匿にしていたという史実を、影武者を立てて欺いたという話にして、その内部事情を描いた作品です。 やっぱり黒澤明作品は、絶妙に面白い。 膨大な予算を使った映像にも感嘆の連続でした。 本当に望遠レンズを多用してますね。…

  • 【読書】「若き商人への手紙」ベンジャミン フランクリン:著

    アメリカ建国の父であり、資本主義の育ての親と言われるベンジャミン・フランクリンが解く、真の幸福・成功・富を手に入れる方法。 「時は金なり」ということで、真面目に勤勉に励み、常に勉強し向上していくことの重要性が述べられています。 簡単なノウハウ書ではなく、人生訓、哲学、道徳と言った方がしっくりくる内容。 いつの時代も基本は同じ。 自分を信じて、懸命にやるしかないということ。 お墓に入れば、思いっきり眠れるんだから・・・(死んだら、眠れるのか?)ってこと! 若き商人への手紙 作者:ベンジャミン フランクリン 総合法令出版 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓…

  • 【映画】「沈黙の艦隊」(アニメ)(1995年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    かわぐちかいじ先生の漫画「沈黙の艦隊」のアニメ版。 1995年にテレビの特番用で製作されたが、諸般の理由(?)でテレビ放映は中止され、1995年にビデオで販売。その翌年、TBSの深夜枠でテレビ放映された作品。 その後、OVAで2作品作られたそうですが、完結はしていないようです。 そういう意味では、本作は導入部分。「やまと」が東京湾に色々入ってくる直前のアメリカ軍と戦う辺りが描かれています。 やっぱりこの作品は、発表当時は進み過ぎ、ぶっ飛んでいた内容だったのだのでしょうね。 やっと日本が自国で核武装をしないといけないのか?という時代になってきています。 40年前に、この作品のように真剣に国防を考…

  • 【読書】「シンプルで合理的な人生設計」橘玲:著

    人生を成功させる為に、日本人が憎む(嫌う)「合理性」の重要性を説いた内容。 橘玲氏の最近5年くらいの著作のまとめ(総合)的な解説となっています。 かなり圧縮した内容なので、前著を読まないとスンナリと理解できない部分もありますが、引っかかった所は、さかのぼって著作を読むことをお勧めします。 成功哲学には2つの系譜があり、一つは「思考は現実化する」に代表される「スピリチュアル」系。 もう一つは、「合理的意思決定」をしていくことで、成功へと近づくとされる考え方。 自分に合ったこと(好きなこと・得意なこと)を見極め、トライ&エラーを繰り返し、それ以外は徹底的に合理化(自動化・機械化)することで、成功し…

  • 【映画】「パティシエ探偵ハンナ〜チョコチップクッキー殺人事件〜(MURDER, SHE BAKED: A CHOCOLATE CHIP COOKIE MYSTERY)」(2015年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ミネソタ州の小さな町で人気のお菓子店を経営しているハンナの親友で牛乳を毎日配達してくれていたロンが店の前で殺害される。 その事件に違和感を持ったハンナは彼女の得意なコミュニケーション能力を使って真相を探っていくのだが・・・というストーリー。 お菓子屋のパティシエのハンナが、警察とは別に事情聴取をしていき、犯人を探り当てるという話です。 アメリカのケーブルテレビで放送させたテレビ映画シリーズで、本作が好評だった為、シリーズ化されています。 人当たりの良いハンナが、結構ズケズケと容疑者に体当たりしていって、事件を解決まで導くという点が人気の秘密なのでしょう。 ストーリー的には、まぁ、普通。こんなに…

  • 【神社仏閣】幸稲荷神社(さいわいいなりじんじゃ)in 東京都中央区

    銀座一丁目、大都会の真ん中に鎮座する幸稲荷神社。 目次 創建 幸稲荷神社の場所 創建 この神社は、京都の伏見稲荷神社から勧請されたとのことです。 元々この辺りで、太刀の市が開催されたことから「太刀売稲荷」とも呼ばれていました。 さすがは地価のバカ高い銀座なので、祠と鳥居があるだけの小さなお稲荷さんですが、地元の方々が参拝されていて慕われているのが分かりました。 幸稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【映画】「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」(2024年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    リコーダーの練習をしているのび太の前に、ミッカという不思議な少女が現れる。 彼女は音楽をエネルギー源とする自分の惑星「ムシーカ」の存続の危機から守るため、音楽の達人を探していたのだが・・・というストーリー。 とある星の存続の危機を、ドラえもんたちが「音楽」で救うという話です。 本作のテーマが、音楽、合奏ということで、否が応でも感情移入して感動してしまいます。 けど、ストーリーが少し複雑になってます。 抑揚とつけるためだと思うのですが、ちょっと流れが悪いというか、ドラえもんの道具の選択もラストの展開に無理に合わせたようになってますし・・・。 制作側の苦労は分かりますよ。 毎年新しい作品を考えない…

  • 【読書】「洗脳 ~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック~」苫米地英人:著

    久しぶりに鑑賞した苫米地先生の洗脳関連の著書。この頃の苫米地先生はかなり尖っていて良いですね。(オーディオブックで鑑賞しました。) カルト教団、スピリチュアルが作り出し人々を操る「洗脳」について書かれた内容です。 どうやってカルト教団を作れば良いか?結構具体的な方法が述べられています。(悪用禁止です!) 逆に言うと、「洗脳」の仕組みを理解すれば、脱洗脳も可能だと言うこと。 マスコミ・インターネット・学校教育という巨大な洗脳装置から脱して、自由に本当の自分らしく生きられる人が増えていきますように。 書かれている内容は、今でも古くないです。 洗脳 : スピリチュアルと妄言の精神防衛テクニック 作者…

  • 【映画】「ブラインド・フューリー(Blind Fury)」(1989年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ベトナム戦争で盲目となったニックは、現地で刀の達人となり、20年ぶりにアメリカに帰国。 戦友のフランクを訪ねるが、彼は犯罪組織に囚われていた。 そこでニックはフランクの息子を連れ、フランクの救出に向かうのだが・・・というストーリー。 アメリカ版の「座頭市」です。 殺陣はアメリカ的なアクションにアレンジされてましたが、その他全体的に、良く出来ていて楽しめました。 悪役のラストの敵が、ショー・コスギさんでした。 「座頭市」のエッセンスを活かして、アメリカ風にうまくアレンジされていて良い感じの仕上がりでした。 www.youtube.com ブラインド・フュ-リ- ルトガー・ハウアー Amazon …

  • 【読書】「あした死ぬ幸福の王子 ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」」飲茶:著

    とあるヨーロッパの王子は贅沢三昧で傲慢な生活をしていたが、ある日サソリに刺され、余命を宣告される。 死の恐怖に苛まれた王子は、謎の老人に出会い、ハイデガー哲学を学びながら、幸福な生き方を体得していくというストーリー。 オスカー・ワイルドの作品「幸福な王子」(燕が王子の銅像の金箔を配るという話)の前日譚のような話になっています。 死を意識して初めて、この世の中との関係性に気付くことが出来、本当の幸せを感じるという話を、ハイデガー哲学を通して学べる内容になっています。 けど、ハイデガー哲学の説明が・・・ちょっと複雑ですね。 仏教的な「縁起」とかの方が、しっくりくる感じがするけど・・・。 まぁ結局、…

  • 【映画】「ラスト・ディズ(LOS ULTIMOS DIAS)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    野外に出ると死んでしまうという謎の病気が発生し、人々は屋内での生活を余儀なくされる。 地下鉄の線路や下水道の通路を伝って移動するしか方法がない中、恋人の安否を気遣うマークは、建物から脱出を試みる。 その時、GPSを盗んだエンリケと行動を共にするが、そこで目にしたものは・・・というストーリー。 荒廃化した世界で、気弱な男とGPSを盗んだおっさんが最愛の人を探しに行くという話です。 当初の設定は面白かったですが、こういうSFモノは荒唐無稽であっても、それっぽい科学的根拠がいるんですよね。 結局、最後は外を歩いて恋人の元に行ったり、子供たりは普通に外で生活できたり・・・そこ、何か説明が必要! という…

  • 【漫画】「おろち」楳図かずお:著(全4巻)大人読みしました。

    超能力を持ち時空を超えて存在する少女「おろち」が、哀しい運命を背負った人々を観察し、時には超能力で手を携えるという内容です。 楳図かずお先生の怪奇物かと思っていたのですが、どちらかというとヒューマンドラマ。 人間の醜い恨み辛み、変え難い呪われたような運命が描かれています。 確かに絵は怖かったのですが、それよりも人間が怖い! この漫画を子供の頃に読んだら、トラウマになるでしょう。 なんか昔の方が表現がストレートですね。 そういう意味では、今の方が(人間の業が)巧妙に隠されていて陰険な世の中になっているのかも知れません。 おろち 全4巻完結セット (文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]…

  • 【映画】「ニキータ(Nikita)」(1990年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    パリの薬局に薬欲しさに乱入した少年少女達、警官隊と銃撃戦となり、一人残った少女が警官を射殺。 彼女が自らを「ニキータ」と呼び、終身刑が下されたが、政府の秘密警察官ボブに政府の暗殺者になるように迫られる。 暗殺者としての訓練を乗り越え、街で一人暮らしすることになったニキータだったが、スーパーのレジ係だったマルコと恋仲となり・・・というストーリー。 泣き虫の暗殺者が一般男性と恋仲になってしまうが、容赦ない暗殺の仕事が舞い込み、もがき苦しむという話です。 泣き虫の暗殺者という設定と、ストーリーは途中まで良かった!けど、最後の仕事が、微妙でした。 あのまま失敗して殺されるか、仕事を成功させてマルコと逃…

  • 【神社仏閣】徳兵衛大明神(とくべえだいみょうじん)in 大阪市北区

    目次 ビルの3階に鎮座している神社 縁起 徳兵衛大明神の場所 ビルの3階に鎮座している神社 Google Mapを参考にして行ってみたのですが、地上にはいらっしゃらず、大阪駅第二ビルの三階、駐車場のあるフロアに鎮座されていました。 縁起 縁起によると、昔、蜆川(しじみがわ)の辺りにあった古い祠を徳兵衛さんが修理して拝んでいたら、霊験があっていつしか徳兵衛大明神と呼ばれるようになった、ということ。 赤い鳥居なので、お稲荷さん関係に絡めて、地元の商売人が祀ったのか? ネットの情報も曖昧なのが多く、由緒などよくわからないのですが、ビルの3階に鎮座していて珍しい神社です。 場所的には大阪のど真ん中、色…

  • 【映画】「チャーリーズ・エンジェル(Charlie's Angels)」(2019年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    新開発のエネルギー装置「カリスト」の不具合を上司に相談するエレーナだがなぜか却下される。 国際機密企業チャーリー・タウンゼント社に内部告発を試みるエレーナだったが、謎の暗殺者に命を狙われる。 成り行きで、女性エージェント組織“チャーリーズ・エンジェル”のメンバーたちと行動することとなったエレーナ。 殺人兵器として「カリスト」を利用しようとする謎の組織から、「カリスト」を奪い返すことはできるのか?・・・というストーリー。 凄腕美人スパイ“チャーリーズ・エンジェル”が、素人だった女性エレーナを巻き込んで、悪の組織と戦うという話です。 チャーリー・タウンゼント社の中間管理職の「ボスレー」が絡んできて…

  • 【読書】「本能スイッチ」博報堂ヒット習慣メーカーズ:編

    一見無駄なこと(合理的ではないこと)のように見えても、その商品にあることでついつい欲しくなってしまう演出(スイッチ)を紹介した内容です。 ヒット商品の秘密(成功の要因)を分析していて、勉強になりました。 「そういえば、そうだよな」と感じることは、実は商品開発をする人に狙われていたポイントだということです。 人間というのは、「合理的」というだけでは行動を起こさないものなのです。 何か気になることがあって初めて「やってみようか」と反応するものだということが分かります。 身の回りの商品やサービスの「売り」ポイントを考える癖をつけたいものです。 本能スイッチ 作者:博報堂ヒット習慣メーカーズ イースト…

  • 【映画】「ミツバチのささやき(El espíritu de la colmena / The Spirit of the Beehive)」(1973年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    1940年のスペインのある村に、映画『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってきた。 6歳の少女アナは想像力たくましく、スクリーンのフランケンシュタインを精霊と思い込み、その怪物が村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、その小屋を訪れるようになる。 ある日、その小屋に一人のスペイン内戦で傷ついた負傷兵と出会うのだが・・・というストーリー。 大人の都合で世の中は内線が起こり物騒になっている一方で、少女アナは純粋に成長していく。その姿を幻想的に表現している作品でした。 このアナちゃんが、本当に美しいんです。お姉ちゃんのイザベラちゃんも子供らしいと言えば子供らしいのですが、妹のアナちゃんの純粋さが…

  • 【読書】「お江戸ファッション図鑑」撫子凛:著

    江戸時代の浮世絵に描かれている人々の服装を、現代のイラストで描いた内容。 浮世絵を見ると、どうしても人物に目を奪われる傾向にありますが、服装(着物)に改めて注目すると、新発見がありました。 一言で言うと「めちゃくちゃオシャレ!」。 江戸の街には、こんなにオシャレな人ばかりがいたの? 浮世絵を見て、江戸の街を羨ましいと思う、日本各地の人々がたくさんいたのか? これまで思い描いていた「江戸時代」の概念を覆す”粋”で”お洒落”な江戸の街の服装を楽しめるイラスト集となっています。 お江戸ファッション図鑑─町娘・若衆・武家・姫君・役者・芸者・遊女など 作者:撫子凛 マール社 Amazon imakoko…

  • 【映画】「ミッション15 (Event 15)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    戦場での経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)になった3人の帰還兵が乗り合わせたエレベーターが突然停止。 ワシントンがテロリストによる核攻撃を受けたとの館内放送が鳴り・・・だが実はその状況こそが軍上層部による極秘の心理実験だった・・・というストーリー。 PTSDからの回復を模索する軍上層部が、3人の帰還兵を実験台として極限の心理実験をするのだが、実験をしている試験者も実は壮大な実験の一部だったのでは、という話です。 シチュエーションホラーとしては面白かったですが、まぁそんなメチャはしないよな、という感じでした。 元々PTSDを患った帰還兵3人が織りなす話なので、ある意味、全員まともじゃない…

  • 【読書】「アラマタヒロシの日本全国妖怪マップ」荒俣宏・應矢泰紀:著

    日本各地に潜む妖怪たちをイラスト付きで解説した内容。 水木しげる先生の描く妖怪たちは、どこかユーモラスですが、この本で紹介されている妖怪たちは結構リアル。 昔の日本人が畏怖の念を抱いていた現象を、具現化したものが妖怪だったのでしょうね。 「こういうことをしてはいけない」とか「ここには近寄らない方が良い」といったある種、リスク回避の要素もあったのかも知れません。 そういう視点で見ると、なるほど、妖怪を馬鹿にしてはいけないと、(超常現象を含む)自然に感謝できる発見がありました。 アラマタヒロシの日本全国妖怪マップ 作者:荒俣宏,應矢泰紀 秀和システム Amazon imakokowoikiru.h…

  • 【映画】「ボディガード(The Bodyguard)」(1992年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    敏腕ボディガードであるフランク(ケビン・コスナー)は、ストーカーから脅迫を受けている女優で歌手のレイチェル(ホイットニー・ヒューストン)の警護を依頼される。 最初はフランクの厳しい態度に反発していたレイチェルだったが、やがて恋に落ち、関係を持つ。 フランクは警護対象であるレイチェルと恋愛関係を持ったことに苦悩しつつも、レイチェルの命が本当に狙われている事件が起きる。 果たして、フランクは、アカデミー賞受賞式に出席するレイチェルを守ることができるのか・・・というストーリー。 ボディガードが雇い主と恋落ちて、色々揉めるけど、最後は命をはって依頼主を守るという話です。 この作品も久しぶりに鑑賞しまし…

  • 【神社仏閣】媞子内親王火葬塚(ていし/やすこないしんのうかそうづか) in 京都市北区紫野

    バスで船岡山に着く手前で宮内庁の看板があったので、何かなぁと思って寄ってみました。 そこは、白河天皇の第一皇女である媞子内親王の火葬塚でした。 目次 創建 溺愛していた娘が亡くなった後、はっちゃけた?白河天皇 媞子内親王火葬塚の場所 創建 媞子内親王は、永長元年(1096年)8月7日、六条殿(跡地下京区)で21歳で病死し、その遺骸は、8月16日の夕方、船岡の北で火葬された後、上醍醐(現伏見区)の円光院に埋葬されたとのことです。 白河天皇とラブラブだった中宮藤原賢子の娘さん。妻の藤原賢子が亡くなった後、伊勢にお勤めしていた娘の媞子内親王を呼び戻した白河天皇。 めっちゃラブリーだった媞子内親王を溺…

  • 【映画】「八日目の蟬」(2011年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    秋山丈博の愛人だった野々宮希和子は、秋山宅に侵入し寝ていた赤ちゃん(恵理菜/薫)を衝動的に連れ去る。 希和子は薫を連れ女性だけの共同生活施設で生活、その後は小豆島で住み込みとして働き安定した生活を送っていたのだが、ふとしたことから、希和子と薫(恵理菜)の様子が全国紙に載ってしまい・・・というストーリー。 愛人だった女性に子供を誘拐されたけど、その子供にとっては誘拐犯の女性の方が「本当」の母のようになり、犯人が捕まり実の家族の元に戻った後も苦しむという話です。 誘拐は許されない犯罪なのですが、実の子同様に育てられた女の子が誘拐犯の希和子と別れるシーンは辛かった。 また赤ちゃんも幼少期の薫を演じて…

  • 【読書】「図説 世界の「最悪」航空機大全」ジム・ウィンチェスター:著、松崎豊一:監修・翻訳

    「なぜコイツを飛ばそうと考えたのか……。」というキャッチコピーの航空機の失敗の歴史をまとめた内容。 この失敗集は、ただ笑い飛ばすことのできない貴重な事例集でした。 なぜなら、どの航空機開発も大真面目に取り組んできた形跡が残っているから・・・。 後になって振り返ると「失敗」だったと言えますが、その開発の当事者は本気で成功させようと思っていたはず。 けど、人間はやってしまうんですね。 どこか一点でも抜けていたら、失敗となってしまう。 その失敗を糧にして、次に繋げることが一番重要なんです。 それでもこの本の事例は、面白く勉強になりました。 図説 世界の「最悪」航空機大全 新装版 作者:ジム・ウィンチ…

  • 【映画】「15時17分、パリ行き(The 15:17 to Paris)」(2018年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    休暇中にヨーロッパを旅行中だったアメリカ人の三人の若者が、高速鉄道タリス内で発生したテロ乱射事件の犯人立ち向かうのだが・・・というストーリー。 2015年8月21日に高速鉄道タリス内で実際にあったタリス銃乱射事件と、その犯人に立ち向かった三人の若者の半生を描いた内容です。 実際に事件に立ち向かった3人が本人役として出演しています。 監督がクリント・イーストウッドということで期待して観たのですが、これはかなりの凡作でした。 乱射事件の様子は、最後の30分程。前半の1時間は、3人の若者の愛国心と正義感はありつつも結構普通の半生。 ヨーロッパ旅行の風景も、本筋とはあんまり関係なく描かれていますし・・…

  • 【読書】「からくり玩具世界一周」山口照二:著

    世界中のからくり玩具を集めた写真集。 世界中の子どもたちが、このおもちゃで遊んだことを想像すると微笑ましくなってしまいます。 木や紙など身近にある素材で作られたおもちゃ。そこには職人さんの創意工夫が込められています。 こういうおもちゃから、子どもたちは色んなことも学んだのでしょうね。 テレビゲームだけで育ってはいけないなぁ。 手と頭を使って遊ぶことも大切だよな、と思える写真集でした。 からくり玩具世界一周 作者:山口照二 大福書林 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はて…

  • 【映画】「ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度(Time Out of Mind)」(2014年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    大都会のニューヨークで、ジョージ(リチャード・ギア)はアパート追い出され、ホームレスに。 ホームレス用シェルターで出会ったお節介なディクソンに助けてもらいながら、疎遠になっている娘マギーと連絡を取るのだが・・・というストーリー。 人生の歯車が狂ってホームレスになってしまった男が、その事実を受け入れ、社会の底辺で生きていくという話です。 まずは、ホームレスを見事に演じたリチャード・ギアに★1つです。 他は、全編を通して、ホームレスの男の生活を描いていて、特に抑揚の無いストーリー展開で、残念加点無しです。 www.youtube.com ロスト・イン・マンハッタン(字幕版) リチャード・ギア Am…

  • 【読書】「サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣」エスター・ヒックス/ジェリー・ヒックス:著

    毎日が何となく上手くいってなかった少女サラが、ある日、言葉を操るフクロウのソロモンに出会う。 ソロモンと会話を重ねていくにつれ、物事の捉え方に変化が出てきたサラ。 少しずつ前向きな気持ちになってきたサラだったが、ソロモンが近所の悪ガキに襲撃され・・・というストーリー。 「すべては上手くいっている」と受け入れる気持ちを持つことで、サラの人生が好転し出すという話です。 この手のマインドセットを変えて成長する話はたくさんありますが、この著書は子供にもすんなり理解できるような内容になっています。 ついつい「それをやってはいけない」「危ないからやめて」と注意を促す時に言ってませんか? 「NO LIST」…

  • 【映画】「極道の妻たち」(1986年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    極道(ヤクザ)の妻に焦点を当てた「極妻」シリーズの第一弾。 服役中の夫の代わりにヤクザの組を守っている妻・環だが、そんなある日、親組織の堂本組の総長が急死。内部抗争に発展する。 血で血を洗う抗争の最中、環の妹の真琴が、堂本組と敵対する組織の組員の杉田と結婚し・・・というストーリー。 ヤクザの組長が服役中に、親組織で内部抗争が勃発。留守を守っている妻の実妹が敵対するヤクザの組員と結婚して、さてどうする?という話です。 かなり有名な作品ですが、実は初めて鑑賞しました。 極道の妻役の岩下志麻さんが、素晴らしくかっこいい!(ここに★1つ) 敵対するヤクザの組員と結婚する実妹役に、かたせ梨乃さん。(そし…

  • 【神社仏閣】芝大神宮(しばだいじんぐう)in 東京都港区

    東京タワーと芝公園のそば、浜松町に鎮座している芝大神宮。 芝大神宮の横の芝公園の入り口に増上寺の門があります。(だから、この地区は「大門」なのか?) 目次 御祭神 関東のお伊勢様 芝大神宮の場所 御祭神 御祭神は、伊勢神宮内宮の主祭神である「天照皇大御神」と、伊勢神宮外宮の主祭神である「豊受大御神」です。 関東のお伊勢様 伊勢神宮の内外両宮の祭神を祀っているので、関東における伊勢信仰の中心的な役割を担っており、「関東のお伊勢様」とも呼ばれていました。 歴史を経て面積が小さくなってきたのでしょうが、"大神宮”という名前なのに狭い。 だけど、長い間人々に慕われている感じが伝わってくる素敵な空間でし…

  • 【映画】「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」(2023年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    「翔んで埼玉」の第二弾で、舞台は関西、大阪府に虐げられていた滋賀・奈良・和歌山県の解放を描いています。 埼玉県から白浜の白い砂を得ようと来た埼玉解放戦線のメンバーが、世界を牛耳ろうとしていた大阪府知事に捕まり甲子園で強制労働をさせられる。 滋賀解放戦線のリーダーの桔梗魁は、麻実麗を連れ滋賀まで逃げ帰るが、麻実麗は、自分の母が滋賀県人だったことを知り、大阪府の悪事から解放することを決意するのだが・・・というストーリー。 という話をラジオドラマとして聴いている綱引き大会に参加中の内田一家であった。という二重構造になっている作品です。 関西は大阪府のめちゃくちゃぶりに振り回されているという設定の”は…

  • 【読書】「目でみる方言」岡部敬史:著・山出高士:写真

    「目で見る」「くらべる」シリーズの日本各地の方言編です。 「秘密のケンミンSHOW」で取り上げられているネタも多く、結構知ってました。(笑) 我が大阪の方言は「レイコー」になっていましたが、あんまり言わないよな。(私は言いません。) 味が染みていることを「しゅんでる」とは言いますが、他県では何と言っているのだろう? 方言って使っている場所に住んでいると気づかないものです。 だからこそ、ひょんなことで「それ何?」となった時の発見が面白いんですよね。 目でみる方言 作者:岡部敬史 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みにな…

  • 【映画】「藁の楯」(2013年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    経済界の大物・蜷川隆興の孫娘が、清丸国秀という男に猟奇的に殺害され、蜷川は「清丸を殺した者に懸賞金10億円を出す」と広告を打つ。 福岡から東京へ清丸を移送するために警視庁は彼にSPをつけるが、清丸の命を狙う人々が次々と現れる。 果たして、暴徒と化した人々の追っ手から、警察とSPは清丸を守り、無事に東京へ送り届けられるのか?・・・というストーリー。 幼児を猟奇的に殺害する犯人を警護する意味があるのか?警護する者の中に裏切り者はいるのか?居るとしたら誰なのか?というテーマは面白かった。 けど、例え10億円の為とは言え、そんな方法で清丸の命を狙うことは・・・無いでしょ?ということで、途中から急に興味…

  • 【読書】「しめ飾り 造形とその技法: 藁を綯い、春を寿ぐ」ことほき、鈴木安一郎、安藤健浩:著

    新しい一年を元気に過ごす力を授けてくれる「年神様」を迎える準備を整った証として飾る「しめ飾り」。 美しい造形のしめ飾りの制作技法を紹介をした内容となっています。 素晴らしい造形のしめ飾りの美しさに、うっとり。 その作り方のレクチャーもあって、いつか試してみたいと思いました。 やっぱりこういうのは農家が近くにある所に住まないといけないのかなぁ。 都会でも流行るような気がするのですが・・・そういえば、うちなんか「しめ飾り」自体を飾ってないよなぁ。 これでは日本人としてダメな気がしております。 しめ飾り 造形とその技法:藁を綯い、春を寿ぐ 作者:ことほき,鈴木 安一郎,安藤 健浩 誠文堂新光社 Am…

  • 【映画】「スネーキーモンキー 蛇拳(蛇形刁手・Snake In The Eagle's Shadow)」(1978年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    拳法の2大流派である蛇拳派と鷹爪拳派が激しい権力闘争をしている中、道場の手伝いとしてこき使われていた簡福(ジャッキー・チェン)は、ある日放浪の老人ペイ・チンティエンと出会う。 この老人こそが「蛇拳」の達人であり、鷹爪拳一派に命を狙われていたのだが、簡福のカンフーの素質を見抜き、彼に「蛇拳」を伝授するのだが・・・というストーリー。 拳法の流派は争い、その奥義を体得したジャッキー・チェンが戦う(復讐する)というカンフーものの定番と言える内容です。 若き日のジャッキー・チェンが、元気いっぱい弾けています。 小学生の頃、この蛇拳と酔拳の真似をよくしたなぁ。懐かしい。 今観たら、踊っているようにしか見え…

  • 【漫画】「サガラ~Sの同素体~」かわぐちかいじ:漫画・真刈信二:原作(全8巻)大人読みしました。

    世界の変化に対応しきれない日本の政治・行政の制度疲労を憂い、日本でクーデターを画策する元自衛隊員の成瀬完治。 その動きを察知し、特命を受けクーデターを阻止すべく動く秘密捜査官のコードネームと呼ばれるサガラという男。 二人の持つ腕時計には銃の発砲で発光する特殊なダイヤが埋め込まれている。 果たして、クーデターは成功するのか?阻止されるのか?二人の運命はいかに・・・というストーリー。 原作・原案が、真刈信二先生、それを漫画で表現したのがかわぐちかいじ先生です。 最後までキリキリくる政治サスペンスです。 確かに、日本の政治や行政制度は、金属疲労のように修復不可能なのかも知れません。 クーデターを起そ…

  • 【映画】「サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)」(1965年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    当然、大昔に鑑賞したことはあったのですが、その時は、「家庭教師が子どもたちと歌を歌う」ミュージカルという印象だけでした。 改めて鑑賞して、これは凄い!無駄なものが無い素晴らしい作品でした。 当時未熟な私は、「修道女が家庭教師になって歌を歌う」だけの作品と思っていたのです。 修道女見習いのマリアは、ある日7人の子供がいるトラップ一家の家庭教師をするように命じられ、オーストリアのトラップ家へ向かう。 トラップ大佐の軍隊式の厳しいしつけで育てられた子供達に歌を教え、心を通わせるようになるマリア。それを見て、子供達に必要なものに気づくトラップ大佐。 やがて婚約者エルザとの結婚を決めるトラップ大佐だった…

  • 【神社仏閣】日本橋日枝神社(にほんばしひえじんじゃ)in 東京都千代田区

    東京駅から日本橋兜町へ向かい、茅場町の辺りを入っていくと鎮座している日本橋日枝神社です。 あの永田町にある日枝神社の摂社の神社です。 目次 御祭神 創建 上向きの狛犬 日本橋日枝神社の場所 御祭神 御祭神は、日枝大神(オールスターズ)です。 ・大山咋神(おおやまくいのかみ) ・国常立神(くにのとこたちのかみ) ・伊弉冉神(いざなみのかみ) ・足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと) 相殿は、菅原大神(菅原道真公)・稲荷大神(宇氣母智神うけもちのかみ)・浅間大神(木花佐久夜比売命このはなのさくやひめのみこと)です。 創建 天正十八年(1590)徳川家康公が、江戸に来て「日枝大神」を崇敬されたのが発端…

  • 【映画】「レッド・エージェント 愛の亡命(DESPITE THE FALLING SNOW)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1950年代冷戦下のソ連で反体制派のスパイとして活動していたカティヤが、ある日、ロシア政府の高官サーシャと出会い恋に落ちる。 本心を明かせず苦しみながらもサーシャと結婚したカティヤだったが、サーシャがアメリカへ使節団として渡航に乗じて亡命を計画したが、二人は生き別れに・・・。 時を経て1992年ニューヨークで会社を経営するサーシャの元に、芸術家でカティヤの姪であるローレンが訪れ、ロシアの展覧会に参加することを伝え、カティヤの運命を探すためにロシアに向かうのだが・・・というストーリー。 禁断の恋に落ちたアメリカのソ連人スパイとソ連の政府高官の切なくて悲しい運命を描いた作品です。 美人スパイのカテ…

  • 【読書】「数学で考える! 世界をつくる方程式50」リッチ・コクラン:著

    人類は、この世の中の現象をどのように捉えてきたのか?数学(方程式)で世界を理解してきた軌跡を解説した内容です。 学生の時、数式を無意味に暗記したのは、精神的虐待に近かった記憶がありますが、世の中の現象を数学で表現するにはどう考えたかと捉えると、とても面白かった。 しかし、人間は、数字を計算するということが出来たから、今の世界があるんですよね。 数字で捉えることが出来たからこそ、世界を創造することもできる。 すごく不思議です。 こういう数学の教科書があったら、数学嫌いもグッと減るのになぁと思いながら読んでいました。 数学で考える! 世界をつくる方程式50 作者:リッチ・コクラン ニュートンプレス…

  • 【映画】「おじいちゃんはデブゴン(我的特工爺爺/The Bodyguard)」(2015年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    中国黒竜江省の村でひとり暮らす退役軍人ディン(サモ・ハン・キンポー)は、認知症を患い始めていて記憶が曖昧になっていた。 そんな彼を慕ってくれている近所の少女チュンファの父親リーはギャンブルに溺れ、マフィアから大金を借金していてトラブルに巻き込まれる。 チュンファの身にも危険が及び、ディンは彼女を探し、マフィアのアジトへ単身乗り込むのだが・・・というストーリー。 認知症になりかけ太ってしまった元カンフー使いの軍人が、孫のように可愛がっていた少女のために暴れまくるという話です。 まぁ、カンフーものは、アクション第一なので、マフィアとかを壊滅してスッキリで良かったのですが、ちょっとストーリーが甘すぎ…

  • 【読書】「自宅をゲーセンにした男たち」前田尋之:著

    その名の通り、自宅をゲームセンターにしてしまった人のご自宅を取材・撮影した内容。 「マジか!」「すごい!」と言う言葉しか出てきません。 「ゲームに囲まれて過ごしたい」と言う少年?の願望を現実にしてしまった部屋を見て、どう感じるのか? 私の場合、「一体どれくらいの費用がかかったのだろう?」と下世話な感情しか湧いてきませんでした。(笑) 自宅をゲーセンにした男たち (G-MOOK) 作者:前田 尋之 ジーウォーク Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手し…

  • 【映画】「UFO オヘアの未確認飛行物体」(2018年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    2017年、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港で、多数の人が謎の飛行物体を目撃。 飛行機の見間違いとの報道に違和感を覚えた近くの大学に通うデレクは、数学と物理の知識を駆使して入手した電波信号からUFOの解析を始めていくが・・・というストーリー。 真実を受け入れられず(理解できず)隠蔽しようとする大人と、純粋に数学と物理で真実を追求する青年の戦いはいかに、という話です。 結論、人類より優秀な存在はいて、規則のある情報で接触を試みているということが分かりました。ということでした。 UFOの指定する座標を天才的な頭脳で解析すると、UFOには遭遇できたのですが、そこで終わり。 おい!そこで終わ…

  • 【神社仏閣】大原稲荷神社(おおはらいなりじんじゃ) in 東京都中央区

    日本橋駅から程近く、ビジネス街のビルとビルの間に挟まれて、ひっそりと佇む大原稲荷神社。 目次 創建 御祭神 大原稲荷神社の場所 創建 創建年代等は、不詳なのですが、文久2年(1862)刊行の絵図に記載のあるとのことです。 日本橋川から楓川に通じる運河要衝の地で、海運・芸能の神として信仰されてきたと言われています。 御祭神 御祭神は、倉稲魂命です。 東京のこの辺りは、本当にお稲荷さんが多いです。昔ここは、商人さんがいた地域なのでしょうか?神社というのも地域ごとの特色がありますね。 大原稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになり…

  • 【映画】「卒業白書(Risky Business)」(1983年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ジョエル(トム・クルーズ)は、名門大学を目指す高校生だが、両親が旅行中にハメを外して売春婦ラナを呼んでしまう。 翌日、彼女はジョエルの母が大事にしていたガラスの置物を持って帰ってしまって・・・というストーリー。 良い所のお坊ちゃんが両親の不在中に色々やらかし、次々とピンチに陥いるが(まさに)一皮剥けることでピンチを脱するという話です。 若き日のトム・クルーズが、ワイシャツにブリーフ姿で踊りまくっています。 鬱憤とした青年のエネルギーが、魅力的な売春婦によって開花する姿は共感できましたが、こんなに上手くいかないよなぁという感じでした。 邦題は「卒業白書」で原題が「Risky Business」、…

  • 【読書】「小さい“つ”が消えた日」ステファノ・フォン・ロー:著/トルステン・クロケンブリンク:絵

    舞台は、日本語の文字たちがすむ五十音村。 そこで毎夜、文字たちはおしゃべりに花を咲かせていました。 そんなある日、音の無い小さい“っ”をからかったことで、傷ついた小さい”っ”さんは、姿を消します。 すると、いらないと思っていた小さい“っ”が無くなったことで、日本語は大混乱に・・・というストーリー。 「鉄器を作る」が「敵を作る」、「OKがあれば、訴えますよ」が「桶があれば、歌えますよ」にという具合にです。 普段はあんまり役に立っていなそうなものでも、実はめちゃくちゃ重要な存在ということに気づかせてもらえるファンタジーです。 これを日本語が母国語でないドイツの作者が書いたというからびっくりです。 …

  • 【映画】「メビウス(Möbius)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ロシア国家機密情報員のグレゴリーは、不正資金洗浄の疑いのあるロシア人実業家ロストフスキーを監視する為にモナコへ。 そこでロストフスキーの金融コンサルタントとして働いていた金融専門家のアリスをスパイとしてスカウトし、ロストフスキーの不正情報を入手させようとするが、ひょんなことから諜報員のグレゴリーとアリスが本気で恋に落ちてしまい・・・というストーリー。 敵の情報を得るためにスパイにスカウトした女性とガチに恋に落ちてしまう諜報員の男性が、国家を選ぶのか、恋を選ぶのか、はたまたその恋自体がハニートラップなのではないか?という話です。 スパイの世界は、こんな感じで「どれが真実なのか?」常に疑心暗鬼で生…

  • 【読書】「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲:著

    人種や性別、性的指向などの障害がなく、誰もが「自分らしく」生きられる社会。 これは素晴らしいですし、人類はそういう社会を目指して進歩(?)してきたはず。 だけど、自分らしく生きられる社会、つまり「リベラル」な社会になればなるほど、あらゆる格差は広がり、社会はより複雑になり、各個人は孤独になり(個人主義になる)、アイデンティティの衝突が激しくなる。 しかも解決法を「リベラルな方法」に求めると、その分断の溝は深まり、地獄と化するという話でした。 橘玲さんの分析はめちゃくちゃ鋭くて、心のもやがスッキリ晴れるのですが、それがあまりにもシャープすぎて落ち込みます。 さて、この地獄からどうすれば逃れられる…

  • 【映画】「シャドウハンター(The Mortal Instruments: City of Bones)」(2013年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    普通の高校生だったクラリーの母ジョスリンが、ある日何者かにさらわれ、クラリー自身も謎の化け物に襲われてしまう。 そこに現れた青年ジェイスによれば、自分は妖魔と戦う戦士「シャドウハンター」で、ジョスリンも「シャドウハンター」というのだが・・・というストーリー。 人気のある小説『シャドウハンターシリーズ』を実写化した作品とのこと。 (ですが、映画化は1作しかされてません。ネットフリックスでは、別の実写版がシーズン4まで制作されています。) 平凡だった女子高校生が、妖魔から世界を救う戦いに挑む系の話です。 まぁ、全体的に普通でした。 壮大な世界観があるのでしょうが、第1作しか作られてないので、細かい…

  • 【神社仏閣】正一位鳥居稲荷神社(しょういちいとりいいなりじんじゃ)in 東京都中央区日本橋兜町

    先日、東京に行った時、参拝した神社の続きです。 JR東京駅から日本橋方面へ、八丁堀の近くに鎮座している鳥居稲荷神社。 目次 御祭神 創建 正一位鳥居稲荷神社の場所 御祭神 御祭神は、倉稲魂命です。(稲荷神社ですものね。) 創建 享保2年(1717)、この地にあった鳥居丹波守忠瞭(下野壬生藩主)の上屋敷内に祀られていたのが創建だとのことです。 「鳥居」って名前だったのか。 山王祭に使われるお神輿が、近所にある公園(坂本町公園)に祀られていました。 ただただ素晴らしいお神輿でした。 正一位鳥居稲荷神社の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励み…

  • 【映画】「フェイス/オフ(Face/Off)」(1997年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    FBI捜査官ショーン・アーチャーは、息子マイケルをテロリストのキャスター・トロイに殺害されて以来、彼を執念深く追い続け、やっとのことで捕えることが出来た。 しかし、そのキャスターはロスアンゼルスに細菌兵器を仕掛けバイオテロを計画していたことを発見。 その計画の詳細を掴むために、ショーン・アーチャーは、キャスター・トロイの顔を自身に移植して、キャスターの弟に接触を試みるのだが・・・というストーリー。 囮捜査のために、犯人と顔を交換して潜入捜査を始めるが、犯人が目覚め、今度は捜査官の顔を移植してしまうという話。 面白い設定と派手なアクションは良かった。さすが、ジョン・ウー監督。 けど、どうなん?犯…

  • 【読書】「レゴライフハックス」DK社:著

    レゴブロックを使ってアイデアグッズを作ってみようという内容。 レゴブロックって、こんなにいろんな種類の部品があるんだ、と素直にびっくり。 子供の頃にこんな本に出会っていたら、絶対にレゴにハマっていたことでしょう。 自分でいろんなアイデアグッズを制作できたら、楽しいでしょうね。 想像力を掻き立てられるレゴの世界へ導いてくれる作品集でした。 レゴライフハックス 作者:DK社 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです…

  • 【映画】「チャイナ・シンドローム(The China Syndrome)」(1979年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    原子力発電所を取材中に、偶然何かの事故に遭遇したTVキャスターのキンバリーとクルー達。 秘密裏に収めたフィルムは放送禁止となってしまい、真相を追うTVクルー達は、発電所の危険性を認識している責任者ジャックに行き着くが・・・というストーリー。 利益優先の経営陣と、発電所の危険性を認識した技師とTVクルー達がスったもんだしている間に、原発が暴走し出すという話です。 「チャイナ・シンドローム」という言葉は、核燃料メルトダウンしたら、地球を通り抜けて反対側の中国まで溶けていってしまうというブラック・ジョークが語源とのことです。 中国の原発が爆発する映画だと思っていたら、全く間違えていました。(中国にと…

  • 【読書】「日本のアンモナイト 本でみるアンモナイト博物館」大八木和久:著

    化石採集家である著者のアンモニアのコレクション、採取についてのノウハウなどをまとめた著作。 採取歴50年以上のノウハウがたくさん掲載されていて、化石の魅力がよくわかる内容でした。 日本でもこんなにたくさんの化石が採れるんだと驚きました。 本当に美しい太古の生物の進化の軌跡と、著者の化石愛を感じられて全く飽きずに一気読みしました。 日本のアンモナイトー本でみるアンモナイト博物館 作者:大八木 和久 築地書館 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂…

  • 【映画】「ユー・ガット・メール(You've Got Mail)」(1998年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    インターネットを通じて知り合った男女がEメールのやり取りをしながら惹かれあって行くのだが、実はビジネスで対立するライバル同士だったのだが・・・というストーリー。 ニューヨークにある大手書店チェーンの経営者と街角の小さな絵本の店のオーナーが、実社会では互いに対立していてライバル心むき出しの嫌な奴同士なんだけど、ネットでは本音を言い合っていて、ある日、男性の方が「ネットの女性は、この人なんじゃない?」と気づくラブコメです。 大手書店チェーンの経営者ジョーとトム・ハンクス、小さな絵本の店のオーナーをメグ・ライアンが演じています。 この二人は、「めぐり逢えたら」というラブコメ作品でも共演してましたね。…

  • 【読書】「見つける東京」岡部敬史:著・山出高士:写真

    「地方からきて東京で暮らし始めた人に向けた東京の本」ということで、東京の隠れた魅力を楽しめる写真集。 比較文化論的なアプローチは少なめですが、東京を新発見するという意味では面白い内容でした。 が、私は東京に住んだことないですし、住みたいとも思わないので、「こんな場所があるんやな」という感じで見ていました。 そういえば「ちくわぶ」はまだ食べたことないなぁ。 いつか(まだ知らない)「東京」を試してみたいと思います。 見つける東京 作者:岡部 敬史 東京書籍 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ …

  • 【映画】「メッセージ・イン・ア・ボトル(Message in a Bottle)」(1999年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    新聞社の調査員のテリーサは、息子を離婚した元夫に預けている休暇中に、海岸で手紙入りのボトルを見つける。 その手紙には、亡き妻に宛てた男(ギャレット)の情熱的な手紙があり、その手紙を書いた男性を探したテリーサは、観光客を装いその男性の元を訪れるのだが・・・というストーリー。 ボトルに入った手紙の主を探して出会って恋に落ちて・・・という話です。 ちょっと悲しい大人のロマンスなのですが、テリーサがギャレットを訪ねた時に、そもそも手紙のことを告げなかった必要があったのか? まぁ、それがバレて揉める展開がないと、もっと抑揚もない作品になったからなのかも知れませんが・・・。 ケビン・コスナーとポール・ニュ…

  • 【読書】「「世界征服」は可能か?」岡田斗司夫:著

    なぜアニメや映画では「悪の組織」が「世界征服」を成し遂げられないのか?ということを、結構真面目に考察した内容。 「世界征服」の定義が難しいことと、「悪」の定義が時代や文化によって変化すること、「組織」を運営するにはメリットが必要だが、「悪」を成し遂げるそのメリットが無いこと。 悪の組織で世界征服を企てる事をするくらいなら、普通に合法的に儲けたら、案外何でも実現できるという話です。 そう考えれば、最近のアニメや漫画では、得体の知れないゾンビや霊や怪物と対峙する内容が多いかも知れません。 世界征服を目指す人というのは、「現状を否定する人のこと」なので、「人に優しく、環境に優しく」活動しているあなた…

  • 【映画】「チャタレイ夫人の恋人(Lady Chatterley's Lover)」(1993年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    イングランドの貴族チャタレイと結婚した貴婦人のコニー。 夫が戦争で下半身付随になり身も心も満たされないコニーは、屋敷の森の番人メラーズと出会い恋に落ちるが・・・というストーリー。 身分の違う貴婦人と労働階級の森番が禁断の恋をするという話です。 原作の小説が発表された時は、露骨な性的描写と身分制度を扱ったということで社会問題になったそうですが、この映画は、まぁ普通。 昨今のAV(アダルトビデオ)を見慣れていると、「これのどこが猥褻なんだ」と思ってしまいます。(笑) ストーリー的には、貴族と結婚したコニーが、下半身付随の夫と身分を捨てて、労働階級のメラーズと駆け落ちをしてハッピーエンド。 う~ん、…

  • 【神社仏閣】八丁堀天祖神社(はっちょうぼりてんそじんじゃ) in 東京都中央区

    JR東京駅を八重洲の方から八丁堀へ歩いていっていたら偶然見つけた天祖神社。 目次 御祭神 創建 八丁堀天祖神社の場所 御祭神 天祖というのは天皇の祖先のことですが、御祭神は、伊佐波登美命と王柱屋姫命とのこと。 創建 創建は寛永元年(1624)。 伊勢神宮の内宮別宮である伊雑宮を、伊勢長官出会った出口市正が、江戸日本橋道三丁目に建立したのが始まりとされています。 その後、寛永10年(1634)に、そこが御用地となったことから現在の八丁堀松屋町へ遷座したとのことです。 特徴的な鳥居は、バタバタしていて(全体像を)撮り損ねました。 大都会JR東京駅から近いのに、この辺りに住んでいる人に慕われている感…

  • 【映画】「五等分の花嫁」(2022年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    勉強嫌いの美少女女子高生の五つ子を家庭教師として卒業まで導くことになった一人の男子学生”風太郎”。 個性豊かな五つ子の美少女のうち一人との結婚式で、高校時代の思い出を回想する・・・というストーリー。 いやぁ、またやっちゃいました。最終回的の作品を1番最初に観てしまって、色々調べるパターンです。 しかも、美少女の女子高校生の五つ子に、アプローチされまくる男子学生という設定。 脳みそから蜂蜜とシロップが滴り落ちるのではないか?と思うくらいの甘いラブコメでした。 漫画原作、アニメからファンだった人は、どの子が好み?どこの子と結ばれる?と色々妄想していたのでしょうね。 けど、一番やってはいけない結論部…

  • 【読書】「世界の美しい地図」MdN編集部:編

    世界中で描かれてきた「美しい地図」を収録した内容。 人類は、この世界をどう捉えてきたのか?と言うことが分かる「地図」を集めていて、非常に興味深い内容でした。 太古の昔から、人はこの世界を「丸い」ものと捉えていたんですね。 あと未知の世界は、怪獣(海獣)だったり、神様(女神)だったりが描かれていて、畏怖の念で表現されているものが多い。 ずっと見ていても見飽きることがない美しい地図ばかりでした。 世界の美しい地図 エムディエヌコーポレーション Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村…

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