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  • 【漫画】「創世のタイガ」森恒二:著(第1部全11巻)大人読みしました。

    生きている実感が乏しい現代の日本の大学生たちが、ひょんな事から原始時代へタイムスリップしてしまい、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の生き残りを賭けた戦いに巻き込まれていくというストーリー。 「自殺島」などリアルな人間像を描いたらピカ一の森恒二先生が、原始時代のサバイバルから人間の本質をえぐり出しています。 ネアンデルタール人側に、ドイツ・ナチスの軍人がタイムスリップして「神」となり、ホモ・サピエンスとの戦いに拍車がかかります。 果たして、過去の人類に、現代の知識や技術を与える事が良いのか? ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の戦いが佳境に入ってきた所で、第一部終わり!! くぅ~続きが気に…

  • 【映画】「ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    無敵のスパイ『ボーン』のシリーズの5作目。 CIAが世界中の情報を監視し、裏で操作する極秘プログラムが始動したとCIAの元同僚であるニッキ―がボーンに告げる。 ボーンは自分の父親が殺害された関係者を知るためCIAに接触、と同時にCIA側がボーンを刺客に殺害させようとする。 一方、CIAエージェントのリーは、ボーンをもう一度CIAに取り込めるのではと画策し・・・というストーリーです。 あらすじを書くと結構ややこしいですね。 要は、無敵のボーンと、CIA側がバチバチ戦うという話です。 アクション・シーンは凄い!けど、ボーンが無敵すぎて、結論見えていて、つまらなかったので、★2つです。 ちなみにCI…

  • 【コラム】真面目メーターの思想は昔から日本人に備わっていた?理論

    以前にも何回か取り上げたテーマなのですが、今回も「真面目メーター」について、もう少しだけ深く更に勝手に考えてみようと思います。 「真面目メーター? なんじゃそりゃ?」という方は、以前に書いたトピックをご確認ください。 imakokowoikiru.hatenablog.com imakokowoikiru.hatenablog.com 「真面目メーター」とは、「真面目に一生懸命働いた」ことが数値化できる計測器(メーター)が出来れば、この世の中は平和になり人生は豊かになるのではないか?という発想でした。 この「真面目メーター」を真面目に実現化できないか?と考えていたのですが、「そんな事をしなくて…

  • 【映画】「マラソンマン(Marathon Man)」(1976年) 観ました。(オススメ度☆☆☆☆☆)

    マラソンが趣味の大学生ベーブ(ダスティン・ホフマン)の兄で実業家のドクが殺され、ベーブも何者かに拐われ拷問を受ける。 元ナチ党員で現在歯科医のゼル博士が第二次大戦中にユダヤ人から巻き上げたダイヤモンドを回収すべく、引き出し役のドクを狙った犯行だったのだが・・・というストーリー。 いや、あらすじをスッキリ書けません。 というのも、伏線の回収が甘すぎて、ほぼ繋がりがよく分からない作品だったので。(笑) ゼル博士が「安全か?」を聞き出す為にベーブの歯にドリルでギリギリする拷問のシーンが有名だとのことですが、そこまで拷問する意味もよく分からないし・・・。 ベーブの恋人のエルザもスイス人じゃなくてドイツ…

  • 【読書】「経済原理を無視する中国の大誤算」髙橋洋一・石平:著

    経済の理論から見るとどう考えてもおかしな中華人民共和国の経済状態。 役人の忖度しまくりの経済実績を積み重ねてきたお陰で、どうしようもない実体のはずなのだが・・・。 という内容の対談でした。 最後は誤魔化しきれなくなって経済破綻するのでしょうけど、その時は人民の命と引き換えにクラッシュさせて、やがて易姓革命になると、私は踏んでおります。 経済原理を無視する中国の大誤算 作者:髙橋洋一,石平 ビジネス社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます…

  • 【映画】「ボルト(Bolt)」(2008年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    本当にスーパーパワーを持っていると思い込んでいるテレビドラマのタレント犬「ボルト」は、ひょんな事からハリウッドからニューヨークへ運ばれてしまう。 黒ネコの雌ミトンズや、ハムスターのライノに出会い、旅を通して様々な経験をしながら愛する飼い主ペニーの元へ帰ろうとするボルト。 果たしてボルトは無事にペニーと再会できるのか?・・・というストーリーです。 この作品も久しぶりに鑑賞しましたが、シナリオが良い!無駄な伏線が無くて、感情移入しやすい展開でした。 旅先で飼い主とはぐれてしまって旅をしながら帰って来る奇蹟の犬「ボビー」や、「名犬ラッシー」の話がベースにあると思うのですが、それでも素晴らしいシナリオ…

  • 【神社仏閣】相国寺(しょうこくじ)in 京都市上京区

    目次 臨済宗相国寺派の大本山 日本文化的にも重要な寺院 相国寺の場所 臨済宗相国寺派の大本山 (京都の)御所の真北にある臨済宗相国寺派の大本山の寺院です。 足利将軍家、伏見宮家、桂宮家ゆかりの禅寺で、京都五山の第二位に列せられているとのこと。 日本文化的にも重要な寺院 画僧の周文や雪舟が、相国寺の出身だったとのことで、日本文化的にも重要な寺院です。 何度か火災があって再建をしていて、経営的に困窮した時期もあったようで、以前に敷地だった場所に同志社大学などが建っています。 出町柳から北大路方面に行く時に、よく中の道を通っていたのですが、改めて歴史を調べてみると由緒あるお寺さんだったことを知らされ…

  • 【映画】「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年) 観ました。(オススメ度☆☆☆☆☆)

    ご存知フライトドクターを扱ったドラマの劇場版であり、現在のところ最終版。 まぁ、緊急なことがいろいろ起こるわけなんですが、医療ドラマらしく泣かせようなエピソードをそこそこ持ってきて、主人公たちは成長して、それぞれに羽ばたいて終わり。 これ、テレビドラマの2時間スペシャルでやらなくて、劇場版にする意味あったの? (このシーンのSFXは臨場感があって良かった。) (頭に包丁刺しても大事に至らず・・・) 「何じゃそりゃ!」の連発で、別の意味で楽しめましたけど・・・お金払って見ていたら、発狂してたわ。 www.youtube.com 劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 山下智久 Amaz…

  • 【読書】「ギター好きが絶対に観ておきたい映画150」ギター・マガジン編集部:編

    音楽に関係ある名作映画を150作品紹介している本です。 これらの作品を観たら、思い出したようにギターを弾きたくなる? そういうコンセプトの本ですが、必ずしも「ギター映画」の紹介だけではありませんでした。 結構の割合で鑑賞済みの作品がありましたが、あの作品を久しぶりに見直してみようと思い出させてくれる内容でした。 ギター好きが絶対に観ておきたい映画150 (ギター・マガジン) リットーミュージック Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com imakokowoikiru.hatenablog.com imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援…

  • 【映画】「WASABI」(2001年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    気は優しいが手が早いフランスの警察官ユベール(ジャン・レノ)に、19年前に突然姿を消した最愛の日本人ミコが死んだと連絡があり、彼女の遺言に従い日本に向かうと、そこには娘ユミ(広末涼子)がいることを知るが・・・というストーリーです。 初めて会った娘に残された2億ドルを狙うヤクザから守るため、ユベールは日本で大暴れをするアクション映画。 約20年前の日本の風景が見れて面白かったというか、20年前の日本の方が今より栄えているような感じさえしました。 あと広末涼子さんがチャーミング過ぎです。 そしてあんまりストーリーには関係のないファッションショーはめちゃくちゃ懐かしい感じ。(こういうファッション有っ…

  • 【コラム】伝統を守ることは決して古臭くないという焼き鳥屋の話

    江戸時代に創業したとある焼き鳥屋の話。 その焼き鳥屋は、創業以来のタレが売りで、店主が代々口承で次の店主(弟子)へと「その味」を伝えていました。 秘伝のタレというのは、本当に繊細なもので、温度や湿度、醤油の出来など様々な要素で変化します。 店主の最も大事な仕事というのは、その変化する条件の中で、秘伝のタレを日々調整することだったのです。 この店は、最初に創業した店主から、何人もの弟子を育て、暖簾分けをしていました。 もし、ある店でタレが紛失するような災害等が起こっても、兄弟弟子がいればタレを分け合う事によって店を再建するすことが出来るからです。 こうやって、この焼き鳥屋は、着実な経営を続け各地…

  • 【映画】「ザ・シークレット・サービス(In the Line of Fire)」(1993年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    かつてケネディ大統領暗殺の時に守れなかったシークレットサービスのベテラン警護官のフランク(クリント・イーストウッド)に、ブースという男から現在行われている大統領選挙で暗殺を計画しているらしい挑発を受けるが・・・というストーリー。 狡猾で猟奇的な犯罪者と、実直なのに過去のトラウマを抱えているベテラン警護官の戦いというよくある設定でした。 クリント・イーストウッドの渋い演技は良いのですが、若くて美人の警護官のリリーと何やら良い関係になる部分、これも良くあるパターンなのですが、「要るのかい?」って感じです。 最後は正義は勝つで、犯人は転落死、まぁ、ありきたりの展開なので、厳し目の★2つです。 www…

  • 【漫画】「ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~」むぎわらしんたろう・藤子プロ:著(全1巻)大人読みしました。

    藤子・F・不二雄先生の最後の弟子であるむぎわらしんたろう先生が描いた藤子F先生の素顔と知られざるエピソード。 藤子F先生の漫画への愛、スタッフへの愛、むぎわら先生のドラえもんへの愛が随所に描かれていて、なぜか涙が出てくる作品でした。 それにしても藤子F先生逝くのが早すぎますよ。 ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~ (てんとう虫コミックススペシャル) 作者:むぎわらしんたろう,藤子プロ 小学館 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂け…

  • 【映画】「ひまわり(I Girasoli)」(1970年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    第二次世界大戦でソ連に出兵したイタリア人の夫アントニオの帰りを待つ妻のジョバンナ(ソフィア・ローレン)。 彼の行方を探しに単身ソ連へ向かうが、探しまくった挙句に見つけた彼には現地で新しい家族がいて・・・という悲哀を描いた作品です。 戦争で生き別れて一時記憶喪失になった彼が異国の地で結婚しててという「定番」の展開ですが、それでも心にグッと来るのはそれだけ説得力があるからですね。 (そういえば、漫画の「はいからさんが通る」もこんな感じの展開だったなぁ。) 最後の二度と会うことがないアントニオとジョバンナの別れのシーン、ここは分かっていても感動するよなぁ。 www.youtube.com ひまわり …

  • 【音楽】ピンク・レディー "スーパーモンキー孫悟空"/ ザ・ドリフターズ"ゴー・ウエスト"

    www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 『ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空』の主題歌と挿入歌。 この番組、好きでよく見ていました。 「西遊記」をベースにドリフターズメンバーがキャラクターの人形劇、当時トップアイドルのピンク・レディーが実写出演。 なかなか斬新な番組でした。 けど、ほとんど人形劇の内容は思い出せませんが、主題歌と挿入歌のこの曲は今でも口ずさめるんですね。 しかし、ピンク・レディーの衣装は強烈です。 今見ても、ちょっとエッチな衣装です。 最終回 兄弟仁義~新たなる出発~ Amazon imakokowoikiru.hat…

  • 【映画】「インビクタス/負けざる者たち(Invictus)」(2009年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    27年の投獄から釈放され、南アフリカ共和国の大統領になったネルソン・マンデラが、国民の心をまとめるべく、1995年に同国で開催されるラグビーワールドカップで弱小の南アフリカチームのキャプテンを公邸に呼ぶのだが・・・というストーリーです。 わかっちゃいる(実話)けど、感動してしまう作品でした。 実際に、1995年のラグビーワールドカップでは、ニュージーランドのオールブラックスを制して、南アフリカチームが優勝。 「映画みたい」によく出来た話ですが、それでも感動してしまうのでは、ネルソン・マンデラ氏の国のリーダーたる気持ちが随所に表現されているからです。 全く予想通りの展開なのに、こんなに深く感動で…

  • 【読書】「漫画 君たちはどう生きるか」吉野源三郎:著、羽賀翔一:画

    「人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。」とのことで、2018年にリバイバルヒットした名作とのこと。 色々物事を深く考えるコペル君の友達が、上級生にいじめられそうになっているのを見て、その時はみんなで助けようとするが、肝心の時にコペル君だけが裏切る話。 自分が言い出して決めた友達との約束を、自ら(勇気が出せなかったという最悪の)裏切りってアカンでしょ? そして、なぜか裏切られた友達もコペル君を許すし・・・。 どういう生き方の指針なのでしょう? この作品がなぜヒットしたのか、ちょっと理解できませんでした。 漫画 君たちはどう生きるか 作者:吉野源三郎,羽賀翔一 マガジンハウス…

  • 【映画】「グッドモーニング, ベトナム(Good Morning,Vietnam)」(1987年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ベトナム戦争時のサイゴン(ホーチミン)に一人の空軍兵DJが兵士達を笑いとロックで癒し、現地のベトナム人との触れ合いの中で戦争の冷酷さを実感するという内容の作品です。 主人公のエイドリアン・クロンナウアは、実在した人物で、本人の体験に基づいたストーリーとなっています。 戦争(反戦)映画ですが、いわゆる戦闘シーンは少なく、何気ない兵士たちの日常が描かれている反面、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」が流れるバックで「戦場の日常」が描かれるシーンは、かなりグッときました。 こういう手法で、反戦のメッセージを描いているのは素晴らしい演出でした。 実話を基にストーリーが出来ているとは言え、ベト…

  • 【コラム】夢を忘れていないか確認する日、それがエイプリルフール説

    本日4月1日は、エイプリルフールです。 ”嘘をついて良い日”だからといって、誰かを陥れるような嘘を考えていないですよね? 人を傷つけない程度のイタズラなら良いのですが、信頼関係まで壊すような嘘は、たとえエイプリルフールでもやめましょう。 そんなことに精を出すよりも、この日は何を言っても「嘘」だったと言えるので、もっと前向きに使って行きたいですよね。 たとえば、盛大に自分の夢を語っても、それが実現しなくても、「嘘だったのよん」と言えるんですから。 そんな提案を毎年のように言っておりますが、改めて自分の夢を語ろうとしたら、「え?ワシの夢?」と言葉に詰まってしまいました。 「おっさんだから」「この歳…

  • 【読書】「マンガの歴史 1」みなもと太郎:著

    ご自身もマンガ家であり、マンガ研究家でもあるみなもと太郎先生による「マンガ史」の第1巻。 戦前から60年代後半、漫画の週刊誌が出てきた頃までを扱った内容なのですが、残念なことに第2巻はありません。 というのも、著者のみなもと太郎先生が、2021年に永眠されたので、続きが発刊されなかった為です。 これは、続きをめちゃくちゃ読みたかった! この第1巻の中でも、「後ほど詳細を解説します」というくだりが沢山あって、先生の頭の中には書きたいことがあったんだろうなぁと推測できます。 当然、この時代は、手塚治虫先生という巨大な漫画の神様がいたことが歴史からも分かります。 本当に度重なる奇跡と、膨大なエネルギ…

  • 【映画】「地球の静止する日(The Day the Earth Stood Still)」(1951年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ワシントンに円盤が着陸し、中からクラトゥという男が現れ、「人間には危害を加えない」と言うのだが、警備兵が彼を撃ってしまう。 彼は地球の指導者が戦争で他の天体への制服を考えることに忠告を与えるためにやってきた平和の使者だったが、地球側の指導者たちは彼の声に耳を傾けようとはしなかった為、彼は地球中の電力を一時止めて気づかせようとするのだが・・・というストーリーです。 際限なく進む兵器開発が人類のみならず宇宙の平和に悪影響を与えていることを、宇宙人が伝えるという設定。 利害を考えない子供には、素直に対応する宇宙人、利己心だらけの大人の地球人、なかなか考えさせられる普遍的なテーマでした。 1951年の…

  • 狩尾神社(とがのおじんじゃ)石清水八幡宮境外攝社 in 京都府八幡市

    石清水八幡宮の境外摂社である狩尾神社。 境外摂社と名がついているので、隣にあるくらいの感覚で行ってみたら「登山」でした。(笑) 目次 御祭神 創建 狩尾神社の場所 御祭神 御祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、大己貴神(おおなむちのかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)の3柱です。 創建 めちゃくちゃ急勾配の山をやっとの思いで登って行ったら、本殿が改装中でした。(泣) 調べてみると、この神社は、現在の社殿は慶長6年(1601年)に創建され、その後江戸時代に三度(宝永・萬治・寛文)の修復を経て現代に残っているとのこと。 令和の大改装ということで、令和五年に完成予定です。 階層が完成し…

  • 【映画】「キャスパー(Casper)」(1995年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    アメリカのTVアニメ『キャスパー』シリーズの実写映画化作品。 お化けが住んでいる古屋敷の宝物を狙う強欲な富豪の娘キャリガンとその弁護士の依頼を受けて、心霊学者のハーヴェイ博士と一人娘のキャットが屋敷に到着する。 お化けのキャスパーと一人娘のキャットは次第に仲良くなり、強欲なおばさんと弁護士を追い出ことに成功し、やがてキャスパーが人間に戻るチャンスを得るが、そこにお化けになってしまったキャットの父が現れるという、おとぎ話の典型的なパターンでした。 真面目に作ったお子様向けのおとぎ話ですね。 よく出来たおとぎ話以上の事はなく、★2つといった所でしょう。 www.youtube.com キャスパー …

  • 【読書】「「空気」の研究」山本七平:著

    日本人の行動を規定している「空気」という絶対権を持った"妖怪"="忖度”について解説されている内容。 日本人にとっての場という「空気」は、一度醸成されると覆すことが非常に困難な”雰囲気”となる。 山本氏はこの点を文章化し、日本人の行動決定における問題点を指摘しています。 その対象を一度、その場の人が感情移入(同意)してしまうと、冷静に見れない(客観視できない)という危険性もはらんでいるということ。 なかなか深い指摘ですね。(例:コロナの予防にはマスクが有効という空気が醸成されたら、もうマスクを取れなくなる。) そして、その「空気」の醸成には、マスコミ・教育という”洗脳機関”が大きな役割を果たし…

  • 【映画】「ジュマンジ(Jumanji)」(1995年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    サイコロを振り止まったマスの内容が現実となって起こる双六ゲーム「ジュマンジ」が、巻き起こす破茶滅茶な騒動を描いたファンタジーです。 1969年に図らずもゲームを始めてしまいジャングルに囚われたままになったアラン、アランとゲームをしていたサラ、1995年にこれまた図らずしてゲームを再開してしまったジュディとピーターの四人が協力し合い、ゲームをゴールに導く中で起こる奇天烈なパニックに巻き込まれる楽しい作品です。 今となってはかなり残念な品質のCG処理ですが、いろんな動物が出て来て、街中を破壊していくシーンは、当時としては画期的だったのでしょう。 無事にゴールをして、26年前の1969年に戻るアラン…

  • 【読書】「絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで」ダニエル・スミス:著、ナショナル ジオグラフィック:編

    さまざまな理由で、立ち入り禁止区域になっている場所を紹介している本です。 秘密の基地、謎の秘境、噂の施設、どれもワクワクするエリアばかり。 圧倒的にアメリカ合衆国内に存在する「秘密の場所」が多かったです。(どれだけ悪巧みをしているのだ!) しかし、この本で紹介できるのであれば、本当の意味での「立ち入り禁止区域」では無いんですけどね。 実際には、もっと恐ろしい所があるはず・・・ですよね? 絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで 作者:ダニエル・スミス 日経ナショナルジオグラフィック社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応…

  • 【コラム】身を切る改革で結構血だらけ猫灰だらけになった維新の政治を勝手に分析してあげました。

    4月9日は、全国の統一地方選前半戦(私の住む大阪では大阪府知事と大阪府会議員を選ぶ選挙)の投開票日です。 大阪では、維新系(大阪維新の会・日本維新の会)が強いということをご存知の方もいらっしゃると思います。(以下、「維新」と略。) 他府県の友人に「大阪は維新が強いのに、何故、都構想の住民投票では僅差で反対派が勝ったの?」と聞かれて、答えに困ったことがありました。 当時、様々な専門家が分析をしていましたが、私なりに維新の実績や大阪の肌感覚について、少し書いておこうと思います。 あくまでも、一大阪のおっさんの個人的たわ言ですが、そこから大阪の実情を察してみてください。 「維新の政治が良いのか?とい…

  • 【映画】「マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)」(2008年) 観ました。(オススメ度☆☆☆☆☆)

    同時期に3人の男と付き合って本当の父親かわからない娘が、結婚式を挙げる前にその3人の男に招待状を送り、島にやってきたオッさん3人と母親と友人のオバさん3人が、ABBAの名曲に合わせてドタバタする映画です。 原作はブロードウェイのミュージカルとのことで、しかも公開した年にイギリスでは「タイタニック」をしのぎ、イギリス史上最高のヒット作品になったとのことなので、かなり期待して観たのですが、私個人的には、正直何が良いのか分からなかったです。 ABBAの名曲ありきの構成なのでしょう。ストーリーの整合性は、ほとんどありません。 再発情したオバさん達が、踊りまくる見苦しいミュージカル映画(?)でした。 普…

  • 【神社仏閣】松の木神社(まつのきじんじゃ) in 大阪市北区

    目次 由緒 御祭神 松の木神社の場所 由緒 昔々、ここに松の大木があって、天保8年(1837年)の大塩平八郎の乱や明治42年(1909年)の大火にも焼け残り、火除けの霊松として崇められてたそうです。 その松は大正9年(1920年)に枯れてしまったのですが、その後、松の霊を祀った祠と霊松碑が建てられて、現在の神社になったとのこと。 御祭神 ということで、御祭神は、松の木? 普通の家の庭に鎮座しているような神社でしたが、地元の人々に大切に祀られている感が溢れていて、めちゃくちゃいい感じでした。 というか、ここのお宅、羨ましいです!これからも末永く大切に祀って、守ってください! 松の木神社の場所 i…

  • 【映画】「激突!(Duel)」(1971年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    運転中に追い抜いたトレーラーから執拗に追跡されるセールスマンの恐怖を描いた作品。 ただ追いかけられるという内容で、ずっと怖いよ・・・という映画です。 スティーヴン・スピルバーグの最初期の作品です。 めちゃくちゃ昔に一度鑑賞した事があったのですが、結末を覚えてなかったので、再び鑑賞しました。 トレーラーの運転手は、死んでしまったのかなぁ? 結局、誰が得したのだろう?と冷静に考えてしまうひねくれた傍観者になってしまったことに気づいたのでした。 www.youtube.com 激突! (字幕版) デニス・ウィーヴァー Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援ク…

  • 【Q&A】空飛ぶクルマって、地上も走れるの?

    Q: 2025年に開催される大阪万博の目玉として「空飛ぶクルマ」の実証実験がされているのですが、どう見ても、「人乗りドローン」にしか見えないのですが、私ってひねくれてますか? (大阪府在住、50歳代男性 利権万博さん) A: 「人乗りドローン」を「空飛ぶクルマ」と呼ぶあたり、万博の浅いコンセプトが見え隠れしてますね。 「クルマ」と呼ぶなら、陸上も走ってもらわないといけません。 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【読書】「宮沢賢治 銀河鉄道の夜」宮沢賢治:著

    宮沢賢治の代表的な作品を収録した内容です。 子供の頃では分からなかった味わい深さを噛み締められる年齢になりました。 どの話も、説教じみたものはなく、心に染み入るように何か気づきのような感動を与えてくれるものばかり。 何回も読んで、もっとその本質を堪能したくなる童話たちでした。 収録童話 「やまなし」 「注文の多い料理店」 「月夜のでんしんばしら」 「オツベルと象」 「ざしき童子のはなし」 「銀河鉄道の夜」 「風の又三郎」 「蜘蛛となめくじと狸」 「セロ弾きのゴーシュ」 「カイロ団長」 また将来読んでみよう。 宮沢賢治 銀河鉄道の夜 (デカい活字の千円文学!) 作者:宮沢 賢治 やのまん Ama…

  • 【映画】「ボーン・アイデンティティー(The Bourne Identity)」(2002年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    記憶を失った男ジェイソン・ボーンは自分が何者か分からぬまま命を狙われるが、複数の言語を操り、身体が無意識に反応し護身術を身に付けている。 唯一の手がかりであるスイスのチューリッヒの銀行口座へ向かうボーンは、諜報員と思われる者に追いかけられ、途中居合わせた女性マリーとの逃亡が始まるのだが・・・というストーリーです。 スパイが諜報活動を失敗し、記憶喪失になってしまったので命を狙われるが、なかなか上手くいかないというパターンです。 そして、最後はその作戦を指揮した長官が消されて・・・あぁスパイの世界は怖いですね。 面白い設定ですし、カーアクションも含めよかったですけど、たまたま出会った女性と恋仲にな…

  • 【コラム】究極の投資の格言はコレだ!投資カモが勝手に考えてあげました。

    格言やことわざには、先人からの知恵が多く詰まっています。 久しぶりに格言について書こうと思って、投資や相場に関する格言を見直したのですが、これがなかなか深いんですよね。しかもツッコミを入れたくなるものばかり。 そこで今回は、投資や相場に関する格言を紹介しつつ、独自の目線で切り込んでいきたいと思います。 題して、「それが出来れば、投資で大儲けですぞなもし。それが出来ないから、今でも下級国民なんじゃ、ゴリぁ!投資あるある格言」です。(笑) まぁ、いつもにも増して、ご気軽にご覧ください。それでも、何か気づきがあれば、ラッキーくらいの感じでよろしくね。 【投資の格言1】「人の行く裏に道あり花の山」 お…

  • 【読書】「凛とした女の子におなりなさい―日本人らしいひと」阿久悠:著

    昭和の大作詞家阿久悠先生が晩年連載した「日本人らしいひと」を書籍化した詩集です。 どことなく懐かしい昭和の感じがしつつも、人間として当たり前の温かさが伝わってくる詩が収録されています。 「自由で強くてやさしい子を凛としていると言います。」 そんな凛としている女の子、女性ではなく女の子、それを受け入れるだけの文化を失ってしまっているのではないだろうか? 少年や少女に向けて書かれた詩と思いきや、これは大人に対してのメッセージのような気がしてなりません。 凛とした女の子におなりなさい―日本人らしいひと 作者:阿久 悠 暮しの手帖社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.c…

  • 【映画】「デッドプール(Deadpool)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    末期ガンと診断されたウェイドは、恋人のために癌治療と引き換えに極秘の人体実験を受けることを決めミュータント化するのだが、その副作用で全身が火傷を負ったような姿になってしまう。 その後、ウェイドは、傭兵「デッドプール」と名乗り、人体実験を首謀したフランシスとその組織を襲撃して行く・・・というストーリーです。 「X-MEN」シリーズのキャラクターで、画面越しに観客に語りかけてきたり、BGMなど劇中のあらゆる演出を操ったりして、コメディ要素が高い作品で面白かったのですが、戦闘シーンが異常にリアルでエグかった。 ミュータント化する際の人体実験のシーンもかなりエグいので、鑑賞には注意が必要かと思います。

  • 【読書】「素敵な日本人 東野圭吾短編集」東野圭吾:著

    ちょっとミステリアスで、ちょっとハートウォーミングな東野圭吾先生の短編作品集です。 短編でこそ、その作家の実力が試されますね。 無駄な装飾がとことんまで研ぎ澄まされているからこそ、爽快感が余計に感じられます。 「こういうオチかな?」と想像を働かせながら読み進めて行く訳ですが、どの短編も私の単純な予想を上回る展開になりました。 素敵な日本人 東野圭吾短編集 作者:東野 圭吾 光文社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです…

  • 【映画】「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(Nicky Larson et le Parfum de Cupidon)」(2019年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    「シティハンター」の実写版で、なんとフランス製です。 「これ、よくある失敗作で、ちょっとヤバいパターンかな」と恐る恐る観たのですが、原作への尊敬と愛が滲み出ていて、めちゃくちゃ良かったです。 ちょいエロと、おバカなギャグ、かっこいいアクションをフランス人俳優陣が演じていて、これはかなりアリでした。(むしろ、冴羽獠の体形は西洋人の方が合ってる!) 香水の香りを嗅いだ者を惚れさせる「キューピッドの香水」の警護を依頼された冴羽獠だが、何者かに奪われた香水を奪還するというストーリー。 途中、惚れ香水を嗅いだ者たちが、はちゃめちゃに入り乱れて、香水の効果が永遠に消えなくなる48時間以内に解毒薬を手に入れ…

  • 【読書】「日本の文様」コロナブックス編集部:編

    古来から日本で編み出されてきた文様と、それが使われている作品をまとめた内容。 当たり前に使われている文様も、よく見れば様々なパターンの組み合わせだったり、作者の意図が少しは理解できる感じがして、不思議な感覚になりました。 写真で掲載されている作品も、かなり芸術性が高く、感動してしまうものばかり。 これ画像の使用料、めちゃくちゃかかったんじゃないかなぁ?と思ってしまうのでした。 そういう意味でも、一見の価値ある内容でした。 日本の文様 (コロナ・ブックス) 平凡社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうござい…

  • 【神社仏閣】京都ゑびす神社(きょうとえびすじんじゃ)in 京都市東山区

    西宮神社・今宮戎神社と並んで日本三大えびすと称され、商売繁盛、家運隆盛、旅行安全で人々の信仰を集めている神社です。 目次 御祭神 商売繁盛の笹 財布塚と名刺塚 京都ゑびす神社の場所 御祭神 主祭神は、八重事代主大神(えびす)、大国主大神、少彦名神です。 商売繁盛の笹 えべっさんの笹というのは、この京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広まったものだそうです。 「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といった特徴が笹にはあるので、そこから家運隆昌、商売繁盛の象徴とされるとのこと。 財布塚と名刺塚 財布塚には松下幸之助さんの名前が、名刺塚には吉村孫三郎さんの名前が、…

  • 【映画】「竜とそばかすの姫」(2021年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    幼い頃に母を水難事故で亡くしてから歌が歌えなくなった女子高生のすずが、ネットの仮想空間「U」で「ベル」という名の「AS(アバター)」でなら自然と歌えるようになり有名になるが、そこで出会った謎の竜に魅かれていく・・・というストーリー。 仮想空間でなら「本当の自分」をさらけ出すことが出来て、ついでに傷ついた(父親に暴力を振るわれている)「竜」を救うことによって、現実世界の「すず」も成長するという”よくある”パターンです。 と、あらすじを書いてみましたが、正直設定がちょっと複雑なため、微妙に伏線回収が甘かったような感じです。(何故、「竜」がいる場所をそんなに簡単に割り出せるか?とかね。) 細田守監督…

  • 【読書】「日本建国史」小名木善行:著

    こういう日本史の勉強だったら、絶対楽しく勉強できたのに!と思える”ねずさん”(小名木先生)の日本の歴史の隠れたエピソード。 歴史の転換点で、日本人がどのように考え行動したのか? 我々の心には、どんな魂が宿っているのか? 今となっては教科書に名前も出てこない人々でさえ「日本人らしく」行動したことが、現在の日本人にも勇気を与えてくれる内容となっています。 国を守ることというのは、どういう事なのか、ご先祖様の生き様から学ぶべきことが多いと改めて感じられました。 日本建国史 (青林堂ビジュアル) 作者:小名木善行 青林堂 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援…

  • 【コラム】マスクの自由化とは、顔パンツからの解放だったという話

    高校の卒業式で、生徒たちはマスクをすべきか、外して卒業式をしてもよいか?という事が話題になっておりました。 この話題、ツッコミ所はたくさんあるのですが、いや、あり過ぎるのですが、今回はかなりおちゃらけます。 おちゃらけることで、問題の本質が浮き上がることを願って・・・(笑) そろそろ新型コロナの感染状況も落ち着いてきた感じなので、マスク着用も個人の裁量に任せようという動きになってきて、「高校の卒業式くらいマスク無しでやってもいいんじゃね?」という雰囲気になってきていました。 そこで、文部科学省は、生徒や教職員の式でのマスクに関し「着用なしが基本」と通知したのですが、生徒の中でも「外す方が違和感…

  • 【映画】「ザ・フライ(The Fly)」(1986年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    物質転送機「テレポッド」を開発した天才科学者セス・ブランドルが、自分自身を転送させる事に成功。その時、一匹のハエが物質転送機の中にいたことも知らずに・・・というストーリー。 人間とハエが遺伝子レベルで融合してしまったことにより、自分の肉体がハエのような風貌に変化していくというSFホラーなのですが、科学者ブランドルと記者である恋人のヴェロニカの悲しい結末を迎えるラブストーリーの要素もあり、結構深い作品です。 実は久しぶりに鑑賞しましたが、ヴェロニカの上司で元恋人のステイシスの役割をほとんど覚えていませんでした。 ラストでハエ化したブランドルに、ヴェロニカは銃口を向けるシーン、めちゃくちゃ悲しく切…

  • 【読書】「明日の神話 岡本太郎の魂〈メッセージ〉」『明日の神話』再生プロジェクト:編

    メキシコで制作され永らく行方不明になっていた岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」を再生したプロジェクトの軌跡をまとめた内容。 朽ち果てていた芸術作品を復活再生させようとするドキュメントで、関係者の熱い想いが伝わってきました。 そして完成した巨大壁画は、岡本太郎からのメッセージがほとばしっていて、ギラギラ熱い熱い! 現在は渋谷にあるんですね。毎日これを観られる人はラッキーですね。 明日の神話 岡本太郎の魂〈メッセージ〉 青春出版社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなID…

  • 【映画】「魔女の宅急便」(1989年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    魔女の少女キキが親元を離れ一人知らない町で修行をする姿を描いたジブリ作品。 めちゃくちゃ久しぶりに鑑賞しました。(多分、30年ぶりくらい?) 以前に鑑賞した時は、「かわいい魔女が知らない町で様々な出会いをして成長して行く」程度の理解でしたが、今回久しぶりに鑑賞して、なるほど良く出来た作品と再認識できました。 もちろん、少女から思春期を経て自立した女性へ成長するというストーリーなのですが、細かい描写にキキの心情が表れているのが見て取れて「さすがに上手いなぁ」と感心しました。 大筋のストーリーには影響しない部分の描写は極力省いているので、観ている側に考えさせる余地を作りつつ、2時間程度の中に、キキ…

  • 【Q&Aコーナー】昆虫食が流行っているようですが・・・

    Q: 最近、昆虫を食べるのが流行っているのですか? テレビでよく見かけるのですが、私には昆虫食は無理です。 (宮城県在住 30歳代女性 気合いと根性でSDGsさん) A: コオロギもバッタもゴキブリも仲間ですからね。 私もどれだけ昆虫食が流行っても食べません。 というか、本当に身体に良くて、自然にも良い食材なのであれば、ご先祖様が食べてきたはずです。 そういう食文化が残っていないのであれば、何か日本人の体質に向いていないものがあるのだろうと私は考えます。 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ…

  • 【映画】「大統領の陰謀(All the President's Men)」(1976年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ニクソン米大統領が退陣に追い込まれたウォーターゲート事件を調査し、ジャーナリズムに乗っ取り取材を進めて行ったワシントン・ポストの二人のジャーナリストの手記がベースになった作品。 米民主党本部に入った小さな窃盗事件の法定取材をしていたボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)が違和感を感じ、小さな取材を重ねて行くと怪しげな背景が見えてきて・・・という社会派のドキュメンタリータッチの映画でした。 何人も取材を重ね、記事を積み重ねて行くジャーナリズムの本質が描かれていて、それがカッコ良く、また現在の方が「報道の自由」を守られていないように感じた次第です。 ただ映画としては、かなり地味。 ワシント…

  • 【読書】「アメリカの真の支配者 コーク一族」ダニエル・シュルマン:著・古村治彦:訳

    アメリカ合衆国で政治的に影響の大きいコーク一家のファミリー・ヒストリーをまとめた内容。 同族企業で全米第二位の規模のコーク産業を築いたコーク一族の歴史という事で期待して読んだのですが、結構ドロドロの兄弟喧嘩の歴史でした。 と、思ったら、作者が、左派系メディアのシニア・エディターとのこと。 あらら、思想的に全然違うんじゃない?と思いつつ、コーク一族の数奇な歴史は楽しめました。 一方、保守運動・リバータリアニズムについては、あんまり詳しく書いていない。 ここをもっと知りたかったのですが・・・。 アメリカの真の支配者 コーク一族 作者:ダニエル・シュルマン 講談社 Amazon imakokowoi…

  • 【コラム】日本人の多様性を輸出するのがクールジャパンかも説

    日本人って、お正月は神社に行き、ハロウィーンはコスプレして古代ケルト人の祭りを楽しみ、クリスマスはキリスト教徒でもないのにプレゼントを送り、年末はお寺に行って除夜の鐘を突く。 「日本人って何でもありで、なんか節操ないなぁ」と正直昔は思っていて、そんな曖昧な感じの民族性(宗教観?)が好きになれませんでした。 クリスマス・プレゼントとかハロウィーンのコスプレとかバレンタインのチョコとか、商業ベースに結びついていて、「何でもお金儲けの道具にしていて、本来信仰している人に失礼に当たるんじゃない?」と思っていたんです。 それに加えて、日本人は「一神教ではなく多神教」なので、何でも受け入れられて、いろんな…

  • 【映画】「トップガン マーヴェリック(Top Gun: Maverick)」(2022年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    1986年公開の映画「トップガン」の続編。 imakokowoikiru.hatenablog.com トム・クルーズ演ずる”マーヴェリック”は未だ海軍の現役パイロットとして、相変わらず無茶を繰り返していた。 彼は引導を渡されるべく、某国の核施設を破壊するミッションを遂行する為に選ばれたエリートパイロット達の教官として指導することになったのだが、その中に以前の同僚”グース”の息子がいて・・・というストーリーです。 某国の核施設を破壊する辺りまでは、普通に”凄い!”戦闘機のシーンとそれなりに納得しやすいシナリオ展開でした。 けど、敵地でF-14を盗んで帰還しようとするあたりから、急に漫画チックな…

  • 【コラム】松本零士先生への哀悼!宇宙戦艦ヤマトはむしろ「戦い」についての作品だった論

    ©松本零士 「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などを描いた漫画家、松本零士先生が永眠されました。 私はあんまり作家やクリエーターを論評はしない、というか、偉大な先生を論評するのは私自身が力不足だと思うので、そんなことは出来ないと思うタイプなのですが、松本零士先生が逝去された時のマスゴミのコメントが、あまりにもなっていなかったので、どうしても書きたくなったんです。 松本先生が「宇宙戦艦ヤマト」を描いた背景には、日本帝国陸軍のパイロットだった父親からの影響があり、「戦争はあってはならない」と教えられたから・・・云々とか、宇宙戦艦ヤマトは反戦への想いから・・・云々とか、ヤマトが達成不可能に思えたミ…

  • 【映画】「オデッセイ(The Martian)」(2015年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    火星の有人探査チームの一員が事故で火星に置き去りにされてしまい、彼を救おうとするチームと地球のスタッフの奮闘、そして孤独のなか懸命に生き延びようとする宇宙飛行士の様子を描いた内容です。 主人公のマーク・ワトニー役にマット・デイモン。(長期の火星滞在で栄養失調になっていく姿が痛々しい。) 火星に一人、食料もままならない状態で長期滞在って、想像を絶する状態ですね。 そこを様々な努力で切り抜けるワトニーの姿に感服です。 食料を送るためのロケットが発射に失敗し、なぜか中国国家航天局からの助け船が来て、危機一髪を回避したのですが、なぜに中国が??(映画のスポンサーだったのか?) 最後は、命がけのランデブ…

  • 【神社仏閣】水火天満宮(すいかてんまんぐう) in 京都市上京区

    目次 御祭神 創建 ご利益 水火天満宮の場所 御祭神 天満宮なので、もちろん御祭神は、菅原道真公です。 日本最初の天満宮といわれている神社です。 創建 創建は、延長元年(923)醍醐天皇の勅願(都の水害・火災を鎮める為)によって建立されました。 ご利益 水難火除けのご利益があるとされています。 境内には「玉子石」と呼ばれる安産祈願の石や、眼病に効くとされる「金龍水」があって、ご利益に預かろうと参拝者が訪れます。 私が参拝した時(2月上旬)は、まだ桜は咲いてませんでしたが、春になると紅しだれ桜が咲き誇るそうです。 水火天満宮の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応…

  • 【コラム】外国人に土地を買われることよりも政府の対応の方が心配になってしまった話

    中国人の女性が沖縄県の無人島を購入したということをSNSに投稿して、それが中国で話題になったというニュースが日本で報道されております。 参照:中国女性「沖縄の島を購入」とSNS投稿 「領土増えた」反応 www.sankei.com うちの母(75歳)でさえ「これアカンのちゃうの? この女性が中国軍に島を転売したら、ヤバいやん!」とマジで心配しておりました。(うちの母も成長したものだ!笑) どうも中国人が個人で購入したのではなくて、日本籍の会社経由で「リゾート目的(の詐欺案件?)」として購入したようなのですが、SNSに嬉しがって投稿しなければ、白日の下に晒されることもなかったのかも知れません。 …

  • 【映画】「パシフィック・リム(Pacific Rim) 」(2013年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    太平洋の海底の裂け目から現れる巨大怪獣たちに、人間の兵士2名がペアとなって操縦する巨大ロボットで立ち向かって地球を救うという話。 監督のギレルモ・デル・トロによると「日本の漫画、ロボット、怪獣映画の伝統を尊重している」とのことで、至る所に、日本のサブカルのオマージュっぽいのが出てきます。(笑) 兵士が二人で操縦しないといけない巨大ロボットという「ややこしい」設定の下、ゴジラみたいな怪獣と戦って、最後は身を投げ捨てて地球を救うという例のパターンです。 主人公の一人「森マコ」の幼少期を演じているのは子役時代の芦田愛菜ちゃんです。 「森マコ」役の菊地凛子は、何故か日本語の発音が、ガイジンっぽい日本語…

  • 【漫画】「さくらの唄」安達哲:著(文庫版全2巻)大人読みしました。

    非モテで陰鬱な学生生活を送っていた高校男子の市ノ瀬利彦が、絵画を通してマドンナ的存在の仲村真理と親しくなり進路に悩む前半と、地上げ屋の叔父に会社の後継者に指名され金と権力に裏打ちされたセックスに溺れる後半で、青春時代のモラトリアムを描いた作品です。 美術大学に進みたいと願う主人公に、"金が全て"と地上げ不動産稼業を継げと迫る叔父。 叔父の権力を利用して憧れの美術教師に情事を迫り、それをビデオに録画させる主人公。 そしてクラスの仲間とマドンナ仲村真理を主役に製作した映画を文化祭で上映させるまできた所に、甥の夢を断つ為に教師との情事を録画したビデオを文化祭で上映させる極悪地上げ屋の叔父。 なかなか…

  • 【映画】「宇宙兄弟(SpaceBrothers)」(2012年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    漫画「宇宙兄弟」の実写版。 兄六太のJAXA宇宙飛行士試験と弟日々人の日本人初月着陸のエピソードを同時期に描いていて、原作とは若干違う内容になっているものの、一つの作品としてまとめています。 ただ、やっぱり2時間の作品にするには無理があるなぁ。 細かい部分はめちゃくちゃ省略していて、もう一度原作の漫画を読み直したくなる箇所が多かった。 最後の方も無理矢理って感じで、終わっていたし。 まぁけど、「宇宙兄弟」の魅力は伝わってくる内容だったので、甘めで★3つです。 www.youtube.com 宇宙兄弟 小栗旬 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com imakok…

  • 【読書】「農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ」久松達央:著

    食糧安全保障の観点からも農業は重要な産業であることは変わらないのですが、「食うことができない」農家が補助金漬けで延命させられていることは、結果的に誰のためにもなっていないという話です。 大規模な農家(農業法人)が、スケールメリットを活かして生産する一方、小規模の農家は「尖った戦略」で儲ける必要がある。 高齢化した零細稲作農家が急速に離農する時期が目の前に迫ってきています。 日本全体の農業の在り方を再構築し、「儲かる」業界にしないといけない。 (日本の農地は長期計画に基づいて、総合的に開発されていないとの指摘です。) 長年、小規模農家の第一線で活躍して来た筆者の考え方・ノウハウを惜しげもなく公開…

  • 【映画】「ピエロがお前を嘲笑う(Who Am I - Kein System ist sicher)」(2014年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    数々のハッキング事件を起こし指名手配されていた天才ハッカー・ベンヤミンが、命の危機を感じ警察に出頭して自白を始めるが、その証言と事実とが異なる事に捜査官・ハンネが気づき・・・という犯罪サスペン映画です。 捜査官ハンネは、国際的ハッカーMRXの逮捕に協力する代わりに、ベンヤミンの身柄保護を保証することを約束。 しかし捜査を進めていくと、そのベンヤミンが多重人格だと分かり、結局、彼を病院に送り込むことにする・・・という所で終わりかと思いきや、更にもう一回どんでん返しがあってからのエンディング。 なかなか気持ち良いひっくり返り具合でした。 人は見たいものを見てしまうって事なんです。 けど、もし捜査官…

  • 賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)[通称:上賀茂神社(かみがもじんじゃ)] in 京都市北区

    やっと来ることが出来ました!近くで仕事をすることが結構あったのですが、わざわざ足を運ぶには微妙に遠い場所だったので。 けど、参拝してみて良かった。さすがは、世界遺産。 目次 御祭神 由緒 とりあえず参拝してみて! 賀茂別雷神社の場所 御祭神 主祭神は、賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)です。 他にたくさんの摂社があり、たくさんの神様が祀られています。 由緒 創建については諸説あって、要は歴史が古すぎて、はっきり分かりませんってことです。 伊勢神宮に次いで、官幣大社の筆頭とされています。 とりあえず参拝してみて! まぁ、とりあえず京都に来たら、参拝してみて!というパワーレベルMAXの神社…

  • 【映画】「RRR」(2022年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    英国軍にさらわれた村の少女マッリを奪還するためにデリーへきた仲間とビーム、一方、秘めた大義を胸に仕舞い、英国政府の警察として従順に働くラーマは、少女マッリを狙っている一味を捕まえようと取り締まりを強化していた矢先、ある列車事故をきっかけに、ひょんなことからビームとラーマは親友になるのだが・・・というストーリーです。 3時間ほどある作品で長い!のですが、体感的には、あっという間でした。 ハリウッドなら3本に分けて(?)金儲けするのでしょうが、そこはボリウッド作品、惜しみもなく全開で楽しませてくれます。 インドの独立運動とか、インドの神話とか、色々要素が盛り込まれているのですが、それらの背景を知ら…

  • 【コラム】どんどん増税を目論む財務省の思惑を考えてみたけど、アホな庶民には分からなかった話

    景気の良い話はトント聞かないのですが、私の一番嫌いなワード「増税」の話は、なぜかチラホラ耳に入ってきます。 みなさん、どうです? 最近の景気は良いですか? 日本人一人当たりのGDP(どれだけ稼ぐか)も、台湾や韓国にも抜かれた(もうすぐ抜かれる?)とか・・・。 みんな悔しくないのか? 私は悔しい! 日本の周りがめちゃくちゃキナ臭くなってきているので防衛費を増やさないといけない。これは分かる! けど、そのお金を増税で賄うという話が出てきていますね。 景気が悪いのに、何かと付けて「財源は税金で」という話がよく出てきます。 「増税は、財務省の基本方針」だという話をよく聞くのですが、これって本当なのでし…

  • 【映画】「3時10分、決断のとき(3:10 to Yuma)」(2007年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    アメリカ西部の悪名高い強盗団のリーダー・ベンを捕らえ、その彼を刑務所行きの3時10分発の汽車まで護送しようとする牧場主ダンたちの物語。 道中何人もの犠牲者を出しつつも、牧場主ダンたちは駅の近くのホテルまで辿り着くが、頭の切れるベンが逃亡の交渉を仕掛ける中、彼を奪還しようと迫り来る強盗団の手下たち、果たして無事に列車まで護送する事は出来るのか? 息子に情けない親父だと思われたくないダンの姿に、男気だけはある悪党のベンは何を感じたのか?思いがけない結末なのですが、なかなか心の奥深くにズシリと響く結末でした。 ”チャンバラ西部劇”と思っていたら、最後でどんでん返しで、結構面白かったです。 けど、無法…

  • 【読書】「世にも奇妙な人体実験の歴史」トレヴァー・ノートン:著、赤根洋子:訳

    性病、コレラ、寄生虫、毒ガス、放射線などなど人類への脅威や謎を解明する為に、己の肉体を犠牲にして果敢な人体実験に挑んだ科学者たちのエピソードをまとめた内容です。 梅毒の膿を自分の性器に塗ったり、コレラ菌入りの水を飲んだり、カテーテルを自分の心臓に入れたり、深海深く潜ったり・・・謎が解明されている現在から見たら、とんでもなく奇想天外な実験に見えるのですが、その当時は真剣だったんです。 そして、多くの科学者が死んだり、後遺症に悩まされたり、実験は成功しても人々に長い間認められなかったり・・・結構、悲惨なエピソードでした。 彼らのように命を賭けて、真実を解明しようとした科学者魂があったからこそ、今、…

  • 【神社仏閣】北野天満宮(きたのてんまんぐう)in 京都市上京区

    北野天満宮の近くをよく通ることはあったのですが、実は初めて参拝しました。 目次 御祭神 創建 梅花祭 北野天満宮の場所 御祭神 当然、御祭神は、菅原道真公です。 全国約1万2000社ある天満宮、天神社の総本社となっております。 創建 創建は、平安時代天暦元年(947年)に、菅原道真公をおまつりしたのが始まりとされます。 梅花祭 私が訪れた時は、ちょうど梅花祭が開催されていて、梅のいい香りが漂ってきていました。 今度は、もう少し人手が少ない時に、落ち着いて参拝したいと思います。 北野天満宮の場所 imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります…

  • 【映画】「ゴーストバスターズ(Ghostbusters: Answer the Call)」(2016年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    1984年の映画「ゴーストバスターズ」のリブート作品で、ゴーストバスターズのメンバーが女性になっています。 基本的に過去の映画の焼き直し、”イかれた”科学者が女性だという点以外は、特に目新しい所はナシでした。 社会的に女性の地位が高くなったので「女性版」が作られたのかなぁと思って見ていたのですが、研究所の受付担当のケヴィンがイケメン男性で中身空っぽの役で、何だか逆の偏見に満ちた内容で頂けませんでした。 後、チャイナ資本が導入されたのか、細かい部分で中国企業の宣伝が入っていて、少しゲンナリ。 個人的には、オリジナルの「ゴーストバスターズ」が素直に楽しめた作品だったと思います。 という事で、★2つ…

  • 【読書】「手塚治虫 原画の秘密」手塚プロダクション:編

    「漫画の神様」手塚治虫先生は、何度も書き直すことで有名な天才漫画家。 漫画の神様の修正の軌跡を追うことで、どれだけこだわりがあったのかが分かる内容です。 現在連載している作品を発表するだけでも殺人的な忙しさだったのに、過去の作品を必ずブラッシュアップしてから再発表していたそうです。 こだわり? いや、もう変態的漫画愛です!(笑) ボツ原稿を見ても、何がダメなのか、素人の私には、よく分からないものばかり。 (もちろん、明らかに良くなっている作品もありますが。) ただただ、その変態的漫画愛に感動するばかりです。 手塚治虫 原画の秘密 (とんぼの本) 新潮社 Amazon imakokowoikir…

  • 【音楽】ザ・タイガース - “シーサイド・バウンド”

    www.youtube.com www.youtube.com 日本のグループ・サウンズの代表格「ザ・タイガース」が1967年に出したシングル曲。 作詞は、橋本淳先生、作曲は、すぎやまこういち先生のコンビです。 この曲がヒットしたことにより、「ザ・タイガース」の人気が決定付けされたとのこと。 キャッチーなメロディと歌詞で、高度成長期の日本のアゲアゲな雰囲気が伝わってきます。 この曲がなければ、ジュリーも無かったのかなぁ。 ザ・タイガース The Best 花の首飾り [CD] EJS-6184 ~「シーサイド・バウンド」「僕のマリー」「花の首飾り」「シー・シー・シー」「モナリザの微笑」「君だけ…

  • 【映画】「勝利への脱出(Escape to Victory)」(1981年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    第二次世界大戦中、ドイツの捕虜となっていた連合軍兵士とドイツ代表との間で行われることになったプロパガンダのためのサッカーの国際試合と、捕虜たちがその試合を利用して脱走しようと計画する話を描いた作品。 実際に1942年8月にウクライナで行われた「死の試合」というサッカーの親善試合をモチーフにしているそうですが、脱走の話の部分は史実とは違う脚色がされているようです。 シルベスター・スタローンが脱走計画をメインで遂行していく兵士兼キーパー役、サッカーの名選手ペレもルイスという役で出演しています。 ハーフタイムで地下水道に通じた脱出経路から逃げるという当初の計画だったのだけど、捕虜側の選手たちが試合を…

  • 【読書】「夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク」水野敬也:著

    ごく平凡なサラリーマンが、ガネーシャ(神様)の指南によって人生を変えていく「夢をかなえるゾウ」シリーズの第5弾。 第5弾なのに、なんで0(ゼロ)やねん! ということで、今回の主人公は、夢が0(ゼロ)のサラリーマン。 会社で課長のパワハラに怯え、辛い日々を過ごしていた主人公に、本当の夢の見つけ方を教えるガネーシャと、夢を食べるバクが三つ巴となって成長していく話です。 これさえやっておけばアナタも幸せになれる的な自己啓発書でなくて、その行動の本質まで考えさせてくれるので、夢ゾウシリーズは良いですね。 (いつもパターンの)ガネーシャとの別れのシーンは、分かっていても感動してしまいます。 日々の生活の…

  • 【コラム】異次元の意地悪思考で少子化対策の本質を斬る!?

    最近、岸田首相が、「異次元の少子化対策をします」って大見得を切ってるじゃないですか。 この場合の「異次元」というのは、3次元の世界で2次元にしちゃうってことですよね!?(異次元ではなくて2次元?) というような異次元の意地悪を言っている場合ではなくて、この「少子化対策」という問題の本質について、再び考えてみたいと思います。 「少子化対策」については、過去に何度か取り上げてきました。 imakokowoikiru.hatenablog.com imakokowoikiru.hatenablog.com えっと、最初から結論を言います。 「少子化対策という名目でお金をバラまいて、後々増税しますので…

  • 【映画】「心の旅(Regarding Henry)」(1991年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ニューヨークで活躍する弁護士ヘンリー・ターナーは、仕事優先で家族のことを顧みない男だったが、ある日暴漢に打たれ記憶喪失になってしまう。 リハビリをして回復するにつれ、家族との絆を取り戻しつつも、弁護士としての過去の所業に向き合い、やがて本当の人生を歩んで行くというヒューマンドラマです。 冷酷な人間が記憶喪失になって、愛情を取り戻す・・・よくあるパターンですね。 最後の方で妻の不倫、そして自分自身の不倫に気づくのですが、ストーリー的には少し唐突な感じがしました。バランスが悪い。 陽気なリハビリトレーナーのブラッドレーが励ましてくれるシーンは、いい味出してましたね。挫折は、人生への試練ってことです…

  • 【読書】「ホツマ・カタカムナ・先代旧事本紀 古史古伝で解く「太古日本の聖なる科学」」エイヴリ・モロー:著、宮﨑貞行:訳

    日本の公式の歴史書「日本書紀」「古事記」と、外典とも呼べる古史古伝を合わせて解釈すると、太古の物語や神話に隠されている叡智が読み解けるという内容です。 ただ古史古伝と呼ばれる書物は、歴史的検証が不十分なため、オカルトの部類として扱われているとのこと。 そこにアメリカ人であり日本文化に造詣の深い著者が、独自の解釈で神話を紐解くという作業をしています。 めちゃくちゃロマンがあって、面白かったのですが、言っても文献資料が少な過ぎるので、何とも言えない感じ。 きっと日本には漢字以前にも文字はあったでしょうし、膨大な歴史をまとめたのが「日本書紀」や「古事記」だったのでしょう。 それ以上は、どうしても想像…

  • 【神社仏閣】阿保天神社(あぼてんじんしゃ)in 兵庫県芦屋市

    JR芦屋駅からすぐ南へ行った所に鎮座している神社です。 目次 御祭神 創建 力石 阿保天神社の場所 御祭神 御祭神は、阿保大神(阿保親王)・在原業平大神(在原業平朝臣公)・菅原大神(菅原道真公)です。 阿保親王は、第五十一代平城天皇の第一皇子、在原業平朝臣公は親王の第五番目の御子となります。 創建 創立年は不詳とのことですが、明治6年(1873)に村社に列せられました。 力石 農村や漁村などの村落で男性の通過儀礼として行われた「力くらべ」に使われたとされる力石があります。 刻まれた重量も風化してよく読み取れなくなっていて、単なる石としか認識できないものでした。 阿保天神社の場所 imakoko…

  • 【映画】「アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)」(2012年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    2012年の作られたスパイダーマンの新シリーズの第1作。 父の消息を探るために巨大バイオ会社に潜り込んだピーターが遺伝子操作された蜘蛛に咬まれスパイダーマンに。 右手を失っていたバイオ会社のコナーズ博士はピーターと開発した再生医療を自らの身体で実験するもののトカゲの化け物になってしまって、自らを制御できずに街を破壊してしまい・・・というストーリー。 まぁ、「スパイダーマン」なのですが、新作を作る意味があったのか?なかったのか? あ、このシリーズは、最初から恋人にスパイダーマンが誰なのかバレているんですね。 途中のバトルシーンは、CG酔いの連発でした。 特に目新しい内容はなく、★2つといった所で…

  • 【コラム】少子化対策は赤ちゃんに希望を反映させようと勝手に少子化問題を考えてみた

    毎年日本の人口は減少していて、その一因とされている「少子化」という課題が以前より指摘されてますが、一向に歯止めが効いておりません。 少子化対策としてよく提示されるのが、「子育て世代への経済的支援」というものです。 生物としてのエネルギー問題(日本の国土面積における生物の最適値)もありますが、今回は「社会問題」の側面だけを考えます。 確かに子供を育てる親としては、少しでも「お金」に余裕があれば、もちろん助かることでしょう。 だけど、それって問題の一側面だけであって、「生まれてくる赤ちゃんの気持ち」という視点が欠けていると思うんです。 そりゃ赤ちゃんとしても、普通のオムツよりも肌触りがしっとり系の…

  • 【読書】「日本人の9割が知らない遺伝の真実」安藤寿康:著

    人間の行動のほとんどは、遺伝と非共有空間(他人との差)で説明できるという、”とても残念な”現実を科学的に説明した内容です。 つまり「やれば出来る」というのは、100%じゃないって事です。 勉強すれば、頭が良くなって、いい学校に入れて、いい仕事に就けて、幸せになれるという「無駄な努力」で人生を浪費させないためにも、子育てをしている親御さんには、是非読んで頂きたい本です。 結局、最終的には「運」って事なので、いかにチャレンジする機会を増やすしか無いという事ですわ。 努力するなら、ひたすら機会を増やす努力をしていきましょう。 というか、オジさんになってしまった私には、もう手遅れってことも理解しないと…

  • 【映画】「となりのトトロ(My Neighbor Totoro)」(1988年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    入院療養中の母の病院の近くの農村に引っ越しして来た草壁一家のサツキ・メイ姉妹が、子どもの時にしか会えない不思議な生き物・トトロたちと交流しながら、まっすぐに生きて行くというファンタジー作品。 この作品もめちゃくちゃ久しぶりに鑑賞しましたが、大体のあらすじは覚えていました。 なんか懐かしい感じですね。昭和30年代の農村が設定舞台だそうですが、私の父方の田舎もこんな感じの家でした。 子供しか見えないオバケと交流すると書くと怖い感じがするのですが、全然怖い感じはなく、ほんわか癒されるキャラクターと戯れるファンタジー。 さすがはジブリです。 行方不明になったメイ探すサツキのお姉さんらしい行動が、グッと…

  • 【音楽】嘉門達夫 - “ゆけ!ゆけ!川口浩!!”

    www.youtube.com www.youtube.com テレビ朝日で放映されていた昭和の秘境探検番組「川口浩探検隊シリーズ」を茶化したパロディ・ソング。 “やらせ”という言葉がなかった時代に、「なんかあの番組怪しいよな」という暗黙の雰囲気を見事に捉えてヒットした嘉門達夫の代表曲の一つ。 「川口浩探検隊シリーズ」のあの何とも言えない怪しい雰囲気が分からないと、この歌の良さの半分も理解できないのでしょうが、是非、Youtubeで「川口浩探検隊シリーズ」を一度鑑賞してから、この歌を聴いてみてください。 あの時代は、なんか緩やかだったよなぁ。 「川口浩探検隊シリーズ」も、それを茶化したこの「ゆ…

  • 【映画】「ソニック・ザ・ムービー(Sonic The Hedgehog)」(2020年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    セガのゲーム「ソニック」をベースに3DCG+実写化されたアクションコメディ映画。 宇宙の果てで暮らしていたソニックがナックルズ族に襲われ地球に来たが、仲間ができず孤独に暮らしていた。 孤独なので一人野球をしていたソニックは、高速で走り回ったことで電磁パルスを発生させ地域を停電させてしまい、国防総省の調査が入ることになり・・・というストーリーです。 追われるソニックと彼を助けることになってしまったトム、そのソニックを追い詰めるドクター・ロボトニックのドタバタ追跡劇の中、ソニックとトムの友情が芽生えていくハリウッドお得意のパターンでした。 ソニックのキュートさも良かったのですが、ドクター・ロボトニ…

  • 【読書】「明治漫画館」清水勲:著

    日本漫画史研究の第一人者である清水勲先生のコレクションを、年代順にまとめ解説された内容です。 明治時代の日本人の風俗、様子が読み取ることが出来て、非常に興味深かったです。 当然、写真による記録というのは高価だったので、絵で当時の様子を記録していたのでしょう。 そこにデフォルメ(強調した表現)が入ることにより、「笑い」を風刺画として表現されるようになる。 この風刺画(ポンチ絵)がやがて漫画に発展していくと考えると、中々感慨深いものがありました。 明治漫画館 作者:清水勲 日本図書センター Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みにな…

  • 【映画】「夏美のホタル」(2016年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    恋人に写真家になる夢を止めると告げられ腹を立てた夏美は、父との思い出のある田舎にバイクで旅立ちホタルを探すが、そこで出会った雑貨屋の亭主と母と知り合い、打ち解けていくうちに父親の想いに気づく・・・というストーリー。 夢を諦め現実に生きおうとする時に、父との思い出の地に行き、田舎の心温かい人たちと交流をするというパターンの話です。 現実的な内容(原作者の実体験か?)で心洗われる内容だったので良かったのですが、何せ邦画のスピード感が遅すぎて付いて行けず・・・映画館で観たら絶対寝てしまうヤツです。 映画版は、原作の小説とは設定が異なり、主人公が河合夏美(有村架純)になっているとのこと。(主人公が変わ…

  • 【コラム】思考停止が合成の誤謬を生み、本質的な解決から遠ざける論

    最近いろんなものの値段が上がってきて、一部の大企業では賃金も上がりそうな気配なのですが、多くの企業では賃金の上昇がほとんど望めない感じですよね。 そうすると、どうしても「節約」しないといけないし、不安たっぷりの将来のために可能な限り「貯蓄」をしている方も多いことでしょう。 これって、各個人・家庭レベルでは、最適な行動なのですが、国(共同体)レベルで考えたら、「節約」や「貯蓄」というのは、お金が回らないことになるので、結果的に景気が悪化してしまいます。 こんな感じで、一人ひとりが正しいと思う行動をしても、多数の人が同じ行動をしたことで逆に悪い結果を招いてしまうようなことを、経済学の用語で「合成の…

  • 【読書】「日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る」青山透子:著

    8月になれば毎年、御巣鷹山に墜落した日航123便のことがニュースで取り上げられるのですが、なぜこの墜落事故だけが毎年取り上げられるのか不思議に思っていました。 もう解決(機体後部の圧力隔壁が破損し垂直尾翼と補助動力装置が破損)したものだと思い込んでいたのですが、調べていくと不審な謎が未だ数多く残っている「事件(?)」なんですね。 当時の目撃証言を丁寧に集めて、この墜落事故の不審な点を浮き彫りにした内容となっています。 墜落した日航機を追うように自衛隊のファントム2機が追尾していたこと、墜落現場方面には複数のヘリコプターが飛んでいたのに被害者の救出が翌朝になったこと、犠牲者の遺体が炭化するくらい…

  • 【映画】「天空の城ラピュタ」(1986年) 観ました。(オススメ度★★★★★)

    もういつ観たのか覚えていないくらい久しぶりに鑑賞しました。 細かい部分は覚えていませんでしたが、改めて観ると、よく作り込まれている作品でした。 空に浮かぶ伝説の島ラピュタ王国の王女シータが受け継ぐ飛行石のペンダントを巡り、国防軍に捕らえられたシータを救おうと機械工バズーが海賊の仲間になり・・・というストーリーです。 「未来少年コナン」と「風の谷のナウシカ」と「ルパン三世カリオストロの城」の要素を絶妙に散りばめながら、少年宮崎駿がお姫様(シータ)を救う気持ち良い冒険活劇でした。 ジブリ作品で、この「お姫様を救う」定番の展開は、案外無いんですよね。 (その後、ジブリでは、聖なる少女が圧倒的に活躍す…

  • 【神社仏閣】平野神社(ひらのじんじゃ)in 京都市北区

    目次 神紋は桜 御祭神 由緒 平野神社の場所 神紋は桜 平野神社は、数々の桜が咲くことで有名な神社で、神紋はそのまま「桜」です。 御祭神 第一殿:今木皇大神(いまきのすめおおかみ、今木神)- 主神 第二殿:久度大神(くどのおおかみ、久度神) 第三殿:古開大神(ふるあきのおおかみ、古開神) 第四殿:比売大神(ひめのおおかみ、比売神/比咩神) 由緒 由緒を調べたら、いろんな説があって複雑です。が、めちゃくちゃ歴史のある神社だということが分かりました。(雑ですみません。) 桜の季節に訪れるのが超オススメです。(桜が咲く頃に、また参拝したい!) 平野神社の場所 imakokowoikiru.haten…

  • 【読書】「正義なき世界を動かす シン地政学 "安倍後"を読み解くマネー、オイル、暴力の新方程式」猫組長:著

    元山口組組長(経済ヤクザ)の猫組長が、裏社会的視点から、安倍元首相暗殺後の世界を解説した内容です。 なぜロシアがウクライナ侵攻を続けられるのか? なぜ「SDGs・グリーン投資」が生活を豊かにしないのか? などなど、示唆に富む分析が楽しめます。 安倍元首相の安全保障感覚がどれだけ「まとも」だったのか、よく理解できる内容にもなっています。 身も蓋もない残酷な現実なのですが、何も知らず対策も打てず狼狽したくないのであれば、世界の黒い裏事情も知っておく必要があると思います。 正義なき世界を動かす シン地政学 "安倍後"を読み解くマネー、オイル、暴力の新方程式 作者:猫組長 ビジネス社 Amazon i…

  • 【映画】「ダニー・ザ・ドッグ(Unleashed/Danny the Dog)」(2005年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    悪徳高利貸しのギャングに「殺人マシン」として幼い頃から育てられてきたダニーが、盲目のピアニストのサムと養女のヴィクトリアと出会ったことから、やがて人間性を取り戻していく・・・というストーリー。 格闘デスマッチのアクションシーンとサム一家との交流するヒューマンドラマの部分が織り混ざっていて、最初はバイオレンス系の作品かと思っていたのですが、途中から音楽で人間性を取り戻していく話で、良い感じの展開でした。 突っ込みたい箇所も所々ありましたが、2時間の映画にまとめないといけないので、そこは許容範囲内。 盲目のピアニスト役にモーガン・フリーマンさん、さすがの演技力です。 www.youtube.com…

  • 【読書】「失敗の科学 ~世間を騒がせたあの事故の’’失敗’’に学ぶ」池田圭一:著

    ニュースで取り上げられたあの事故やその事故の根本原因を科学的観点による分析したレポート集です。 2009年発行の著書なので、当然東日本大震災の事故は取り上げられてません。 「そういえばあんな事故もあったよな」という事例がたくさん取り上げられてます。 私もはっきり記憶していない事例があって、事故の内容を改めて認識できました。 事故を起こした事より、そこから原因を探り当て、次に繋げる行為が大切なんです。 そう考えると、昨今のマスコミ報道は、「犯人探し」ばかりしているような気がしてなりません。 ヒューマンエラーも出来ないような仕組みを作り上げることが科学の進歩であり、より安全な世の中にすることなんだ…

  • 【コラム】蛇やゴキブリが怖いのに火は怖くない謎に幸せの鍵が潜んでいる論

    蛇やワニなどの肉食動物や、ゴキブリといった虫に遭遇したら、びっくりして激しく反応しませんか? あるいは、虫は大丈夫だけどネズミはダメ、とか、蛇は大丈夫だけど虫には弱いという人もいますね。 これって、「こういう生物に出会ったら命の危険があるので逃げなさい」という情報が遺伝子に組み込まれているからだと思います。 我々のご先祖様、ひょっとしたらリスのような小動物だった時代? あるいはもっと昔の魚だったような時代から「逃げろ、命が危ない」という情報が遺伝子に刻まれ、縷縷と引き継いできた証拠なのでしょう。 だけど、不思議なのは、もし他の動物に食べられて死んでしまったら、その個体は遺伝子を残すことが出来な…

  • 【映画】「ノマドランド(Nomadland)」(2021年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    リーマンショックで企業城下町が閉鎖、そこに住んでいた人(特に高齢者)が家を失い、そのうちの一人ファーンは、バンを改造したキャンピングカーで放浪の旅に出るのであった・・・という実話を元に描いた話です。 お気軽な放浪旅ではなくて、日雇いの仕事を求めて放浪せざる得ない人達。 重い、暗い、辛い、しんどい・・・そんな映画でした。 気ままな旅、好きな時に働いて、好きな時に旅行して、憧れるわ・・・とはいかず、重い、暗い、辛い、しんどい・・・そんな映画でした。 現代の闇を鋭く描いているとのことで、数々の映画賞を受賞し、評価も高いのですが、重い、暗い、辛い、しんどい・・・そんな映画でした。 それでも同じ境遇の人…

  • 【読書】「マンガでわかる キャッチコピー力の基本」川上徹也:著、松浦まどか:画

    現役コピーライターが教える、コピーライティングの基本がマンガでわかるノウハウ的な内容。 父が急死し傾きかけた老舗うなぎ屋「神田屋」を舞台に、残された家族がキャッチコピー力を高めながら集客し、店を再建するというストーリー。 キャッチコピーの基礎がサクッと理解できます。 もう少しマーケティングの理論とかを理解しておかないと実践では難しいかも知れませんが、コピーライティングの面白さを発見するには十分の内容かと思います。 マンガでわかる キャッチコピー力の基本 作者:川上徹也,松浦まどか 日本実業出版社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂ける…

  • 【神社仏閣】般舟院陵(はんしゅういんのみささぎ)in 京都市上京区

    目次 14基からなる御陵 今はこじんまりとしているけれど 般舟院陵の場所 14基からなる御陵 後花園天皇、後土御門天皇、後奈良天皇、後柏原天皇の母源朝子など14墓からなる御陵です。 今はこじんまりとしているけれど 千本今出川の交差点から少し東に入った所にありますが、かなり気をつけないと通り過ぎてしまうような場所でした。 以前は伏見にあった御陵ですが、般舟院の移転と同時に現在地に移されたそうです。 たくさんの皇族を祀られている御陵なのに、明治維新後の神仏分離令に伴い、敷地が売られるなどして縮小して今のようになっているとのこと。 敷地内はさすがに綺麗に整理されていて、非常に落ち着ける空間になってい…

  • 【映画】「ジュラシック・ワールド/炎の王国(Jurassic World: Fallen Kingdom)」(2018年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    映画「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作目。 前作で「ジュラシック・ワールド」がめちゃくちゃになったイスラ・ヌブラル島で、恐竜たちは生きていたがその島の火山が噴火。 恐竜たちを助けるべく島から脱出をさせるが、保護の為と思っていたら、兵器やコレクションの為に売りさばかれて行き、案の定コントロールできず大暴れ・・・というストーリーです。 まぁ、整合性とかは問い正さずに、恐竜と怪獣の大暴れを楽しむには良い作品でした。 しかし、最後は恐竜たちを野に放つの??動物愛護ですか? なかなか強烈な次作への伏線でした。 www.youtube.com ジュラシック・ワールド/炎の王国 (字幕版) クリス・プ…

  • 【漫画】「モテない女は罪である」山田玲司:著(全1巻)大人読みしました。

    モテない女子向けの恋愛指南書的マンガです。 「オトコ心」を掴むには、このポイントを押さえておいて欲しいというノウハウが詰まっています。 メイクや合コンのやり方といったノウハウではなく、男性は女性に何を求めているのか?という視点で、「女がモテるための秘密」を面白おかしく描かれています。 そう、このポイントだけフォローしてくれたら、男女間の喧嘩は有り得ないんだけどなぁ・・・という内容です。 女性の皆様には、どうか理解して欲しい!男って、本当にアホな動物なんですよ。(笑) モテない女は罪である 作者:山田 玲司 ビーグリー Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓…

  • 【読書】「よみがえる天平文様」藤野千代:著

    奈良女子大学特任教授の筆者が、正倉院に伝わる宝物の文様をトレースし、現代に蘇らせたデザイン集。 眺めていると遠いペルシャの異国の雰囲気が伝わってくるような綺麗な文様です。 変性意識状態になる作用があるのかと思います。 昔の人も、こういうデザインを見て、不思議な感覚に陥って、畏敬の念を感じたのかも知れませんね。 よみがえる天平文様 作者:藤野千代 光村推古書院 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

  • 【映画】「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」(2019年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    テレビアニメ「響け!ユーフォニアム」の劇場版で、現状の最新作。 「けいおん!」の時もやってしまいましたが、テレビアニメを全然フォローせずに、いきなり最新作を観てしまったヤツです。(笑) imakokowoikiru.hatenablog.com 内容はというと、美少女がたくさん在籍する高校の吹奏楽部の話(特に人間関係)。 主人公の黄前久美子が二年生に進級し、吹奏楽部へ後輩が来てからコンクールへ挑むまでを描いています。 これぞ、青春ですねぇ! 色々ごちゃごちゃするけど、コンクール金賞と全国大会出場を目指して、頑張る北宇治高校吹奏楽部を応援してしまって、感動して、おじさんも涙!という作品でした。 …

  • 【読書】「(日本人)」橘玲:著

    橘玲氏の考える新しい日本人論について述べた内容。2012年の著作です。 橘氏によれば、日本人は、「世間(ムラ社会)」ではなく「世俗(神を信じずに功利的に生きる)」にあり、合理的な考え方を好む民族とのこと。 いつものように具体的なデータを示しつつ、西欧社会が作った日本人のイメージを覆す内容で、目から鱗が落ちるような想いでした。 そういえば、日本では西欧が発端の「民主主義」が根付かないのも、責任の所在が不透明な社会と言われるのも、突出した「功利主義」で、上手にごまかす術を身につけてきているからかも知れません。 以下、いつものように気になった箇所を抜粋しておきます。 日本の社会は、「空気」と「水」を…

  • 【コラム】本物のプロなら種明かししても魅せるプロなれ!理論

    YouTubeを見てると、私の閲覧履歴からオススメ動画を勝手に選んでくれる機能があります。 最近、なぜか手品の種明かし系の動画がオススメされて、一度見てしまったのが最後、どんどん種明かしの沼にハマってしまいました。(笑) 手品って、必ずタネ(仕込み・トリック)があるのですが、ついつい騙されてしまいます。 騙されないようにしようと思えば思うほど、引っかかるんですよね。 種明かしを知ると、「な~んだ、そうだったのか?」と思うのですが、そこはマジシャンの腕の見せ所、何回見ても上手く欺くからプロなんです。 そんなことを思っていたら、そう言えば昔々に、「政治家はもっと素晴らしいイリュージョンを演出して欲…

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