ドラゴンライナー チトニアが星を見上げてる風で軋む鉄の枝葉で砂のように崩れていく幾千億の欠片 星空に手を伸ばすような罪を贖う蔦のアパート鳥はそこで生まれ育ちまた飛び去って行く それを何度も見送ってまた会える日を祈った チトニアが揺れて隠してる二つに折れた鉄の
ペルセウス座の涙 君たちの中で歳を追う毎に偽物になっていく私はただ闇雲に本物以上であろうとして余計に偽物になっていく 私はと言えば形さえ整えば何とかなっていく筈だとただ闇雲に本物志向であろうとして余分な足枷になっていた この道はあの夜に繋がってるようで何
花火 いつも眺めていた河川敷のグラウンドは立ち籠める陽炎や生い茂る草葉の色濃さに詮方なく夏を受け入れ櫓を囲うように渡された提灯が宵闇の訪れと共にゆっくりと和色に包まれていく 目立ちたいのか溶け込みたいのか浴衣の群れは向こう岸を見つめて夜明けを待つ花のよう
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