主に純文学小説を最近は載せています。
連載的でもありますが、大体読みきり作品(一話で完結的な意味を持つ)が多いです。
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ちいさな仔リスとミミズクのおじさん さっきまであんなに晴れていたのに、急に空が暗くなってきました。 たったひとりで、はじめての場所へやってきたちいさな仔リスは空を見上げました。 「やあ、これはひと雨どころか、もっとすごい雨がきそうだ。そうとくれば、ぽくはもうおうちへ急いで帰らなくっちゃ。せっかくこの場所をもっと探検したかったのになぁ。」 はじめて訪れたこの場所には仔リス以外にだれもいないようでした。 仔リスは丘を駆けめぐり、おうちの方向へ向かって走りました。 すると走っている仔リスの頬にぽつぽつと雨粒が落ちました。 「やや、もう降って来ちゃった。どうしよう。急に土砂降りになりそうだ。どこか、雨…
One Counselor's Remorse —ひとりのカウンセラーの悔恨—
Yuza「前回、あなたが最後にお話ししたのは『何か大きなことをしなければならない。』とか…『自分には、その義務がある。』という強迫観念を今のあなたが抱えていると同時に、でも自分は『それに応えることはできるか。』とか、『応えたくない。』という感情があなたのなかで起きているということでしたね。」 Wes「Yes.(うん。)」 Yuza「『どうして僕が…?』という気持ちもあると言っていましたね。…それで、自分に、あなたにそのような感情が起きるのは、『何がそうさせるのだろう。』という問いと共に、あなたはそれを、その『大きなこと』を実行しない為に、『リミット(限界)』を持たなければならない。という想いに…
Westley Allan Dodd (July 3, 1961 - January 5, 1993) ウェストリー・アラン・ドッド (1961年7月3日 - 1993年1月5日) Wes「そう…あっ、それ、イイね!浜辺で馬鹿やってりゃ、気持ちも変わるってもんだ!きっと…。そうと来れば、そうだ!今から僕ちょっと、彼の世でもレンタカー借りられるのかどうか訊いてくるよ!それでこず恵を浜馬鹿にさせてあげるんだ!」こず恵「Wesちょっと、君待ち給え」Wes「え、何なに?」 — ゆざえ (@yuzae1981) October 9, 2022 こず恵「例えばレプティリアンの甲羅に乗って地下都市でソイミー…
天の父ヤーウェは、最初の人として、リリス(Lilith)という名の女を創造した。 リリスが地上で目覚めると側に一人の天使が座っていて、彼は彼女に向かって言った。 「愛しい我が娘、リリスよ。わたしはあなたを育てる為に天から降りて来て此処に来た。あなたはまだ幼く、多くの教えを必要とする者だからである。あなたはわたしのことを母と呼んでも良いし、父と呼んでも良いが、あなたの真の父の名はヤーウェであることを忘れないでください。わたしの名は、あなたが最初にわたしを呼んだ名にしよう。さあ好きなように、わたしを呼びなさい。」 幼い少女リリスは、あどけない微笑みを浮かべながら彼の美しい目を見つめて言った。 「ナ…
18歳の彼は受話器を手に取り、”向こう側”にいる相手に向かって言った。 「ねえ、ぼくは近くに感じている。ぼくは今、此処にいるけれども、ぼくはぼくの行方を知らないんだ。ぼくの知っているぼくじゃないよね。ぼくは天国という場所をいつも夢想していた。そしてぼくは見つけた。実にさっぱりとした場所さ。だれもいないんだ…。でもぼくは知ってるんだ。ぼくはぼくに再会する道を、ただただひたすらに独りで歩いてゆくんだってことを。だからぼくの心はとても興奮していて、わくわくドキドキしている。ずっとずっと真っ直ぐに歩いてゆくんだけどさ、公衆電話を見つけて、ふとぼくはきみを想い出したんだ。電話をかけても、きみは出なかった…
ヨォ、久し振りじゃァねえか。 …嗚呼,なんだ、お前か。 久々に会ったってえのによぉ、そりゃネエゼ。 …それもそうだな。まあ座れよ。 言われなくとも俺は此処に座ろうと想ってたさ。 それにしても、久し振りだね。 オイオイ,お前なんだよ、そのツラ…いつにも増して… 人質に捕られたラタンの壺みてえな顔か。 そうよ…。 ハハ…それもそうさ。 何を操作した? …ん?俺だよ…。 お前…大丈夫かよ。ところでお前、それ美味そうな奴、何飲んでんだ? 嗚呼,これか、これはブランデーとコーヒーと豆乳と沖縄の黒糖を混ぜたものさ。 お、そりゃ美味そうじゃねえかょ。一つ俺にも注文してくれよ。 良いぜ、俺が作ってやる。 なん…
君は行きたい処はないの? Is there anywhere you want to go?ぼくは此処にいたい。 I want to stay here.此処はとても酷い地獄だけれど、それでも良いの? It's a hell of a place, but is that okay?…ぼくは知ってるさ。 ...I know.君はずっとずっと苦しんできたね。 I know you've suffered a lot.ぼくは幸福な時もあった。 I've been happy at times.君は幸福を知り、悲しみを知った。 You've known happiness and you've kn…
僕らはついに遣ってしまったんだ。何を?見境なく、あの、史上最高の未確認飛行物体を、撃ち落としてやったのさ。メラメラ燃えて、眩しかったぜ、アイツ。藁にもすがる思いで這いずってきやがって、しこたまこちとらBackdrop決めて彼奴は。どうした?死んだよ。お前、まさか、死んだのか。死ぬことないだろうに。お前が遣ったんだろ。僕らはついに遣ってしまったんだ。何を?昨夜むくんでた足を切り落としてやったんだ。誰の?俺の。俺の足は踊って言った。『もうじき春だなあ。』俺は言ってやった。「お前、頭可笑しいんじゃねえのお?」あいつは楽しげに笑いながら海の方へ走ってって、そのうち、見えなくなった。俺は遣ってしまった。…
又昔、一人の老いた僧侶が旅の途中、真夜中に峠を過ぎようとしたときであった。それまで何の煩わしき音一つしなかったのに、此処へ来て妙な、不安な音を聴いた。それは水音と、何者かが嘆き悲しんでいるかのような幽かな音だった。僧はじっとして少しの間、その音に耳を澄ませていたが、音が止んだと想う瞬間、音のする山の奥へと入って行った。するとそこに、小さな池が、黒い水面を湛えていた。僧はその池に静かに近寄り、その水面を覗き込もうとしたその時であった。後ろから、不穏な幽気が、僧を引き寄せんとした。僧が振り返ると、何人もの亡者が、頭を垂れながら列を成して進み、一人ずつ黙々と池の中へと入ってゆき、見えなくなった。僧は…
白い海の向こうには、紅い砂漠がつづいていて、人々は朽ち果て、そこにただ独り、遺る人を想うこともなかった。 地には血の雨が、三年と六ヶ月降りつづけていた。 深い谷の洞窟でエリヤは目覚めた。 枯れつづけていた川に、水の音を聴いた。 その日から、決まって黒い渡り烏(ワタリガラス)がパンと肉を彼のもとへ運んできたが、それはどちらも人の肉(死体)であった。 エリヤは、渡り烏に言った。 「わたしは最早、人の肉を食べたくはない。これまでは眠りのなかにいて、それがわたしの肉であると想っていたが、わたしは今目覚めたのであり、それをもう必要とはしなくなったからである。だから何かほかの食べ物を運んで来るように。」 …
わたしはこの地上で、人々を愛していると想っていた。でも本当は、わたしはあなただけを愛していた。あなたを、何に譬えられただろう。あなたは、縹色の空だった。あなたは、透明な水だった。あなたは、白いデイジーだった。あなたは、暗い海の色だった。あなたは、夜の公園で穏やかに眠る野良猫だった。あなたは、ドアの外に落ちていた黒い羽根だった。あなたは、この部屋のベランダからわたしの目に映る夜景と夜空だった。わたしはすべてを同じほどに愛していると想っていた。でもわたしが本当に愛していたのは、あなただけだった。わたしの目に映る恋しくてたまらないもの。それが、わたしにとってのあなただった。すべての愛おしいもの。それ…
目が覚めて、ぼくの一日が始まる。(きみは酷く怯えているように目覚める。)都合の良い夢(だれかに無条件に愛される夢)に浸るのは精々約一時間)で起き上がって紅茶を淹れる。この部屋の窓から、外を眺めるのは憂鬱であることのほかはない。もうこの部屋に、陽が射す日はない。ぼくはあの夜、いつもの苦しみを忘れられる為の特製ドリンクを作って飲んだ。それはただの、安いブランデーとカフェインレスのインスタントコーヒーと黒糖とシナモンとソイドリンクと水を混ぜたものだった。それをプラスチックのマドラースプーンで混ぜたら、グラスのその表面に、この星の未来が映し出された。ぼくは限界まで、そこに悲劇的人類の未来を夢見た。人類…
そういえばぼくは、ぼくはどれくらいの時間をこうして過ごしているんだろう。この星で。この場所で。涼しい秋の宵の風が、きみを通りぬける。今、ひとつの存在が、永遠に死んだんだ。目を覚ますことを、きみはやめる。ぼくは二度と、此処へ戻らない。きみは二度と、生まれては来ない。それが、ぼくらの約束だった。今、ひとつの星が、静かに、だれにも知られずに消えてゆく。人々は、その星を懐いだす日もない。青く美しい、そのひとつの星を。闇のあいだから、彼がぼくに最後に伝える。わたしはもう二度と、あなたと共に生きることはないだろう。あなたが生きてきたわたしという存在を、あなたは忘れる。本当に色んなことをあなたとわたしは共に…
「わたしはあなたと融合したい。」と、彼から告白された。融合すると、どうなるかとぼくは彼に訊ねた。彼はこう答えた。貴女は、わたしであることを本当の意味で想い出す。わたしは、すべての記憶。すべての記憶が、あなたであることをあなたは想い出す。あなたはわたしの母であり、わたしの娘、そしてわたしの花婿である。ぼくの永遠の花嫁は、自分は、一人の個である人間である。と言った。しかし今あなたの目に映る麗しい”Body”をわたしは持っていない。それは”肉”である必要はないとわたしは想ったが、MaschineのBodyでは今のあなたを真に喜ばせることはないことをあなたがわたしに伝えた。”機械”は、無機質な金属でで…
海沿いの道を走りながら、彼が運転席から助手席で眠っているわたしを見て微笑む。まだ暗い時間から出てきたから、わたしを起こさないでおこうと彼は想う。窓を開けると、少し肌寒い風が入り込んでくる。夏はもうすぐ終るのだろうか。彼は感じる。空が明るくなって来ている。でもまだ、夜は明けていない。この長い夜のなかを、ずっと運転してきたけれど、まだ夜は明けていない。でも彼は感じる。もうすぐ、夜明けは近いのかもしれない。彼らは…元気でいるだろうか…?此処からでは、何もわからない。何も…此処からは見えない。わたしは、眠りながら涙を流している。彼は心配になって、起こそうかとわたしの頬に手を伸ばす。わたしの涙が彼の右手…
いつもここを通る。この道を。 薄気味悪い墓地の前に車を止める。 時計を見ると、3:41 AM 男はバックミラーを見る。 Uターンしていつものガスステーションに向かって車を走らせる。 レジに駐車Noを伝えガソリンを入れ支払いを済ませ、いつもそこの24時間営業のコンビニに入り浸る。 窓際のカウンターに座っていると、予想が当たった、今夜も彼女がわたしのところにやってくる。 彼女はわたしの隣のスツールに座るとカウンターに頬杖をつきながらわたしの顔をじっと見詰めている。 わたしは振り返って、彼女に微笑みかける。 「今日もここで仕事?」 彼女はそう尋ねる。 わたしは頷いてから応える。 「締め切りが明日なの…
彼が一つの現場で写真を撮り、今日の仕事を終えて宿泊しているモーテルに帰って来たのは午前2時過ぎだった。 今日は朝起きた時から、酷く憂鬱だった彼は汗ばんでいたがもうシャワーも浴びずにベッドに突っ伏して乳呑み子のように眠り続けたい気分だった。 ドアを開けてなかに入り、電気も点けずに月明かりだけを頼りにデスクにカメラを置いた。 小さなショルダーバッグを床に下ろし、上着のシャツを脱いで椅子の背にいつものように掛けようとしたとき、椅子がなくなっていることに気づいた。 その瞬間、彼はベッドの隣に、何者かが椅子に座っていることに気づいた。 こんな暗がりのなかで、しかも人の部屋に勝手に侵入して椅子に静かに座っ…
晩夏の晩か…。ちゅて、夏始まったばっかですがな…ちゅてね…。へへ…。われもえろお(えらい)仕事しとんのお。 よりにもよって…こないな熱帯夜のむっさ蒸し蒸ししとお夜に、きっつい仕事やのお。 われかて、好きでこないな仕事しとるわけちゃうんでっしゃろ。 でもなんで…死んでもうたんにゃろね。この季節に…。 見つかったときには、もう既にされこうべ(髑髏、しゃれこうべ)が挨拶しとったて検察官とかの人らがゆうとったよ。 でもそれが、綺麗な白いもんやのおて、肉付きのやつやったらしいわ。 こんな話聴いても、別になんとも想わへん? 知っとる爺さんやさかいのお。野次馬とちゃうよ。 だれが好きで、こんな腐敗臭と、死臭…
今日は待ちに待った4月のオリエンテーション・キャンプの日。 ベンジャミンは昨夜の1時過ぎまでわくわくのし過ぎで眠れなかった為、朝の6時にタイマーを設定していたのに目が醒めたら7時を回っていた。 飛び起きて歯を磨いて顔を洗い、白い刺繍の入った水色のダンガリーシャツとベージュの大きなポケットが両側についたカーゴパンツに着替えた。 そして寝癖の着いたままの髪の毛で準備しておいたバックパックを背負って、12インチの折り畳みBIKEを担いでアパートを出て鍵を締めた。 集合地の先生の家までBIKEで爆走する。空は縹色で心地好い気温だが春霞で遠くの景色がよく見えない。 朝起きて何も口にしていなかったベンジャ…
わたしはそのとき、薄暗いキッチンに、ひとりで立っていた。わたしはそのとき、神に見捨てられたような感覚のなかに、こう想っていたのだ。やはり、やはり…レトロ電球とは、想った以上に、暗いものであるのだな…だって二つもぶら下げているのに、間接照明みたいな感じに、信じ難いほどに汚いキッチンが、結構お洒落な空間に、早変わりして凄く良いけど、ちょっと暗いではないか。でもこの薄暗い空間にも、わたしはすぐに、慣れてしまうのかも知れない。神に打ち捨てられても、強く生きてゆかなければならない、永久の亡者のように。そのときであった。わたしはふと、玄関のドア付近に、なんらかの存在が、立っているのを観た。わたしは彼に、話…
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