主に純文学小説を最近は載せています。
連載的でもありますが、大体読みきり作品(一話で完結的な意味を持つ)が多いです。
気持ち悪いと言えば、最近、寝ていたら耳のなかで突如、ごそごそ言い出して、しまったあ!虫が耳のなかに入った!って想ってもなかなか出てこなくて、ずっとなかでごそごそゆうてるんですよ。それで身体を起こしたらやっと耳から出てきて足の上に虫が落ちてきて、紙魚と書いてシミっていう虫で、うちで異常繁殖してるので、とうとう耳のなかにまで入って来たんですね。本当に、怖くて気持ちが悪い体験でした。 脳を侵されて、朝に起きたら巨大な紙魚になっていた。 とか、ならなくて良かったである。 ちなみにこの紙魚、実家では兄が"シルバーちゃん"と名付けていたのでわたしもそれからシルバーちゃんとずっと呼んでいます。英語では 「S…
おばあさま、おばあさま、今夜もよいお天気です。おばあさま、今日もイエス様のお話しをしてください。ミカエルはこの村で最初の捨て子。あの老婆に近づく者はミカエルだけ。荒れ果てたごみのなかに、生きた屍(しかばね)。ミカエルは今夜も、朝に起きて、戸をトントン叩く。おばあさま、おばあさま、今夜もよいお天気です。ミカエル、おまえはほんとうにカエルに似ている。おばあさま、何回も何回も、同じことを言っているけれど、ぼくはカエルでなくて人間です。おばあさま、おばあさま、今夜もぼくに、イエス様のお話しを聴かせてください。ミカエルは、おばあさまのそばにちょこんと座って、目を耀かせています。朝なのに、ここは暗い。暗い…
「ブログリーダー」を活用して、sirosorajpさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。