前回「仕事人生が一周した話。TIMEX TV に取材してもらった」に戻る オン・ジャパン株式会社 共同代表 兼
オン・ジャパン株式会社のオンライン会社説明会でもらった、ある若者からの質問。言葉に本心を込めること。
前回「ずっと前に開催した『ハマのダンディズムナイト』のこと。それもまたコミュニティビルディング」に戻る 2022年2月17日(木) 17:00。 アパレルやファッション系の転職に強い求人サイト「クリーデンス」が主催する、オンライン会社説明会が開催された。 主な趣旨は、4月にオープン予定のOn東京旗艦店舗「On Tokyo (オン・トーキョー)」のストアスタッフの採用だ。 Onの求人情報は、On公式ウェブサイト内の「Careers at On」で常時アップデートされているのだが、採用の間口を広げるために求人サイトの力も借りている。 それはともかく、今回の会社説明会の内容は大きく3つに分けられた。 オンライン会社説明会の資料。 pic.twitter.com/QwMRKKfCsx — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) February 19, 2022 On の歴史 On のミッションとコア・バリュー On Tokyo の求人について 1. はそのままだ。 On共同創業者のオリヴィエ・ベルンハルドが「CloudTec®」を生み出した理由。 友人のキャスパー・コペッティとデイビッド・アレマンを誘って2010年に創業したこと。 Onの成長の軌跡。東京五輪でのスイス選手団の勇姿。ニューヨーク証券取引所への上場。 これから先、新たな挑戦がたくさん待ち構えているということ。 記憶に新しいスイス選手団。 pic.twitter.com/kmlnWhIwPE — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) February 19, 2022 2. は On の掲げる価値観について。 「ミッション」とは、「目的」「存在意義」と言い換えても良い。 Onというブランドがこの世に存在する理由。達成したい目的。そうしたものをミッションと呼んでいる。 Onのミッション: Ignite the human spirits through movement. pic.twitter.com/1P6ksoFSpe — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) February 19, 2022 「コア・バリュー」を直訳すれば、「核となる価値観」だろう。 ブランドのミッション
ずっと前に開催した「ハマのダンディズムナイト」のこと。それもまたコミュニティビルディング。
前回「初心に戻り、謙虚であろう。9年間の旅路の振り返り」に戻る もう5年以上前のことになる。 まだOnジャパンに、自分を含めて社員が4人しかいなかった頃のことだ。 日本仕事百貨と組んでゆるい会社説明会、その名も「ハマのダンディズムナイト」を開催した。 ハマのダンディズムナイト、その後の質問。 「ハマのダンディズムナイト」とは、Onジャパンに就職したいと思う人やOnに興味がある人を集め、一緒に走り、風呂に入り、バーで飲みながらOnジャパンのリアルな姿を披露するという、非常にゆるい会社説明会のことだ。 ※ ランの最後、カズにダッシュさせされて半死半生のハマのダンディズムの図。 思い返せば、ここで出会った人との縁は今も続いている。 トシやさのーんは、ここがキッカケとなってOnジャパンのメンバーになってくれた。 昨年、Contents Producer として入社した巨匠・松平 伊織とは、ここで出会った。 ついでに、人生に迷っていたアッキーともここで出会った。ちなみに、何故か迷いが吹っ切れたらしいアッキーは、そのすぐ後、Runtrip に転職した。 ※ この画像の左端手前にアッキー。その少し奥に伊織。 会社説明会とは、コーポレートブランディングなのだと理解した。 入社するかしないかは別として、会社やブランドやそこで働く人たちの雰囲気を肌で感じ取ってもらう。そこで働きたい人たちの想いを正面から受け止め、質問に正直に透明に答える。そうして得られた人間関係は、その後も続く大切な縁になるかも知れない。 それもまた、大切なマーケティングであり、コミュニティビルディングなのだ。 しかし、その後しばらく会社説明会を行うことができなかった。 会社の規模が少しずつ大きくなり、お店も増え、セールスでもマーケティングでもやるべきことが増えた。スイス本社との会議も大いに増えた。外に行くことすら難しくなった。 でも、去年から今年にかけて、状況は少しずつ変化していった。 セールスもマーケティングも、優秀な仲間たちが引き継いでくれたのだ。それによって、自分の中にスペースが生まれた。そのスペースに、「コミュニティビルディング」という新たな役目が入り込んできた。
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前回「北海道マラソンの舞台裏。レース前日にSUIちゃんの歌で勇気を」に戻る 2022年8月28日
前回「北海道マラソンの舞台裏。Onの参加賞Tシャツを着て、レース翌日にモーニングラン」に戻る 北海道マラソンまであと4日。 準備のできている人も、そうでない人も、ワクワクしたり、少し不安になったりしている頃だと思う。 自分にも何度となく覚えがある。 歌の力を借りるのもあり。 はじめての宮古島トライアスロンに出場したときのことだ。 自分のフィニッシュシーンを具体的にイメージしながら、その瞬間を彩る「テーマソング」を心の中で流していた。 レース中も苦しい局面になるたび、テーマソングを心の中で流しながら、繰り返しフィニッシュしている自分をイメージした。 自分を「勝ったも同然」状態にするため、信じ込む力だけではなく、歌の力も借りたのだ。 そして、それはとてもうまくいった。 宮古島トライアスロン挑戦記 2014 「勝ったも同然」に込めた意味。幸せの前借り。 シンガーソングランナーSUI が札幌で歌う。 北海道マラソンレース前日の土曜日、シンガーソングランナーのSUIちゃんがステージで歌ってくれることになった。 北海道マラソンEXPOの開催される「大通公園」で、午前11時と午後3時半の2ステージだ。 「チャレンジャー」と「奇跡の裏側」の2曲は、2ステージともに歌うとSUIちゃんから教えてもらったので、事前に予習しておいて欲しい。 挑戦を続ける人たちに向けた「チャレンジャー」と、これから奇跡を起こしたいと願う人に向けた「奇跡の裏側」。いずれもマラソンの応援歌として力を与えてくれることだろう。 チャレンジャー 奇跡の裏側 そしてSUI も走る。 2回のステージで歌った翌日、SUIちゃんも北海道マラソンを走る。 シンガーソングランナーSUI、北海道マラソンを走る。 pic.twitter.com/8mU91IghsV — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 24, 2022 応援歌を歌った人が、みんなと一緒に走ってくれる。 これほど心強いことはない。 次回に続く ※ あなたの北海道マラソンのテーマソングに。 にほんブログ村
前回「北海道マラソンの舞台裏。渾身のサポート企画。Onスペシャルエイドステーション」に戻る Onは、北海道マラソンのオフィシャルウェアパートナーとなった。 北海道マラソンオフィシャルウェアパートナー。 pic.twitter.com/az1XSSwLCq — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 22, 2022 参加賞Tシャツの問題点。 オフィシャルウェアパートナーとは、大会参加賞のTシャツがOnのデザインになるということだ。 商品として発売されている Onのランニングアパレルが参加賞になるということではなく、今回の北海道マラソンに参加するランナーのために、特別なデザインのTシャツが贈られるということだ。 参加賞Tシャツというものは、もらったその時は少し嬉しくなるのだが、レース後も継続して着続ける人はあまり多くない。寝巻き等として使われれば良い方で、レース後に捨てられてしまうことも多いと聞く。 とてももったいない。もし数千〜数万着の参加賞Tシャツが捨てられてしまったとしたら、環境にも決して良くないだろう。 シンプルな解決策。 この解決策は、シンプルだと思う。 そもそも参加賞Tシャツを作らない。 普段から着られて、長く使いたくなる参加賞Tシャツを作る。 北海道マラソンとOn は、後者を採ることにした。 Tシャツの素材は 100% 再生ポリエステルで、普段着としても着用しやすいものになっている。 Tシャツ前面のデザインは、左胸にOnロゴが入っているだけ。背面には、北海道のクリエイターがデザインし、Onスイス本社デザインチームが選定したグラフィックが入っている。 この背面グラフィックは、四角形や楕円形を散りばめたものになっており、それを全体として眺めると2人のランナーが浮かんで見えるような遊び心を取り入れた。 長く着用してもらえるよう、大会名と大会年度の表記は意図的に小さくプリントされている。カラーもベーシックなものに絞った。 北海道マラソンに参加される方には、このTシャツをレース後も長く使っていただきたいと思う。 Onの参加賞Tシャツを着て、レース翌日にモーニングラン。 そんな参加賞Tシャツを使ったイベントを考えた。
前回「On Tokyo オープンまで、あと1日」に戻る 2022年のOnジャパンにとって大きな話題のひとつに、「北海道マラソン オフィシャルウェアパートナー」がある。 北海道マラソンオフィシャルウェアパートナー。 pic.twitter.com/az1XSSwLCq — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 22, 2022 北海道マラソンのようなメジャーなマラソン大会のパートナーになれる日が来るなんて、なんだか不思議な感じがする。 1小間のブースで売れなくて困り果てていたあの頃と比べると、隔世の感がある。 On、日本デビューの頃のお話。 オフィシャルウェアパートナーとは、大会参加賞として配布される Tシャツが Onのデザインになるということだ。 普段から着たくなるようなシンプルな仕上がりなので、北海道マラソンに参加する方は楽しみにして欲しい。 他にはないスポンサーの形を目指して。 とてもめでたいニュースなわけだが、それだけで満足することなく、もっとランナーをサポートしたい。 そんな気持ちで、北海道マラソン事務局にアレコレとアイデアを出してきた。 その結果、レース25km地点に「Onスペシャルエイドステーション」を設けることになった。 そのエイドステーションには俺も入る。他のエイドでは出ない飲み物や食べ物を提供する予定となっている。 そして、他のエイドではあり得ないサービスも展開する。 Hypervolt Go / Go 2 によるマッサージサービス これだ。かねてから温めてきた企画である。 マッサージガンの元祖「Hypervolt」で、25km地点まで走ってきた疲労困憊ランナーの足腰をくまなく癒す。 そんな話を Hyperice Japan社に持ちかけたところ、二つ返事でOKをいただいた。 そんなわけで、4台の Hypervolt Go、4台の Hypervolt Go 2、合計8台の高性能マッサージガンがOnジャパンに届いた。 目下、充電中だ。充電が完了し次第、北海道に発送する。 Hypervolt Go / Go 2 pic.twitter.com/ZbQSSy8J0e —
前回「タカスィが写真を撮ってくれた」に戻る 突然だが、俺には3つほど特技がある。 大切なときは必ず晴れる。 虫に刺されない。 同じ店に2度行くと覚えられる。 2と3についてはまたいつか語ろう。 今日話をしたいのは、1についてだ。 大切なときは必ず晴れる。 そう、俺にとって大切なときは必ず晴れる。 それに気づき始めたのは、2016年の宮古島トライアスロンの旅のことだった。 2016年4月13日、宮古島に向かう道中、俺の旅日記を掲載していた Facebookには、このようなコメントがあふれていた。 「これから滝のような豪雨らしいです」 「デュアスロンですかね…(泣)」 「残念ながら予報ではデュアスロンは濃厚かと」 中にはご丁寧にレース日の天気図を示しつつ、「雨です」と教えてくれる人もいた。 2016年の宮古島トライアスロン、レース当日の天気予報図。 pic.twitter.com/y4OIYV13Vi — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 21, 2022 しかし、俺は全く気にしていなかった。 「大丈夫です、晴れます」 そのようにしか返信しなかった。 結果、4月17日のレース当日の天気は、「晴れ、一瞬豪雨、そして晴れ」だった。 たとえ途中で雨が降ろうと、大切なときは必ず晴れる。 それまでの人生で得てきた教訓を、そのままあらゆる事象に当てはめようと意識したのは、このときからだったと思う。 「勝ったも同然」の応用技。 俺は天気予報を見なくなった。 その代わりに、信じ込むようにした。俺にとって本当に大切な瞬間には、必ず晴れるのだと。 それは、Onジャパンを立ち上げて少ししてから作り出した、「勝ったも同然」という言葉にも込められていた。 「勝ったも同然」とは、「自分のありたい状態を先取り」するということだ。 つまり、まだ「勝った」状態でなくても、そうなったときに覚えるであろう感情を先に想像して、それを存分に楽しむことだ。
前回「文章を残すことの意味」に戻る 「ダンディズムのプロフを更新しないことには、執事の名がすたります!」 ある日、歳上の親友タカスィがLINEで叫んだ。 っていうか執事ってなんだね。 勝手にマン・オブ・ザ・イヤー 2017、3人目。「永遠の10代タカスィ」中川 隆志。 「以前のを今でも使っていただいているのが感涙モノです。 だいぶ経ちますのでリニューアルしましょう!」 そう言えばそうか。このプロフィール画像、2019年2月に撮ってもらったんだっけ。 2019年2月のプロフィール画像。 Photo by タカスィ pic.twitter.com/PHygAk6YkG — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 18, 2022 「そうです。夏バージョンを撮りましょう! どこにでも行きますから!! まどサマも撮りたい!!!」 そんなわけで、異様にフットワークの軽い「永遠の10代」タカスィが夕暮れの横浜にやってきた。 一方まどかは、着物を装備して準備万端。それを見たタカスィのテンションは天を衝くばかり。 「いい!いいですよまどサマ!!」 それによって、ますます雰囲気を出してこようと意気込むまどか。 夕暮れの横浜とまどか。 Photo by タカスィ pic.twitter.com/Rw4u1deLka — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 18, 2022 雰囲気を出してくるまどサマ。 pic.twitter.com/7p7akHGOig — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) August 18, 2022 まどかを撮り終えたタカスィは、そのままの勢いで俺に向き合う。 「執事として……」とうわごとのように呟きながらカメラを構えるタカスィ。 いつのまに執事になったんだね。。。 ハマのダンディズム。
前回「#花とダンディズム とは何なのか」に戻る 今となっては遠い昔のように感じてしまうが、今年7月3日(日) に、第2回 Lake Biwa Triathlon in Moriyama に参戦してきた。 ちなみに、先日書き上げたばかりの記事は、2021年10月に開催された第1回大会に関するものだ。 ※ 第1回大会フィニッシュ後の写真。 Lake Biwa Triathlon in Moriyama 2021 挑戦記 第1回大会では右ハムストリングスの肉離れのために大いに苦しんだが、第2回大会は体調も悪くなく、レースを目一杯楽しむことができた。 ただ、7月のレースは暑い。俺の特技「雨雲ずらし」を全力で発揮してしまった結果、灼熱のレースとなった。あまりにも暑くなり、「熱中症アラート」が発令されたことで、当日のコースが短縮になったほどだ。 特に最後のラン (18km → 12km に短縮) はキツかった。全てのエイドステーションで立ち止まって水をかぶらないことには、一歩も進めないほどであった。たった12kmがこれほど長く感じたのは初めての経験だった。 この投稿をInstagramで見る Hiroki Komada(@hirokikomada)がシェアした投稿 そんなキツいランを乗り切れたのは、旅の仲間のOnジャパンメンバーの応援、道中のボランティアやエイドステーションの皆さんのサポートのおかげだ。 そしてもう一つ。レース中に何度も交錯する、選手同士の応援の力も大きい。 俺が暑さと脱水に苦しんでいるとき、ひとりの男性がこう声をかけてくれた。 「駒田さんのブログのおかげで、宮古島トライアスロンに出ました。 最近、ブログの更新があまりなくてさみしいです。 また、書いてください。楽しみにしています」 宮古島トライアスロンの長編は、このブログの中で3つある。 どれを読んでくれたのか、その場では聞くことができなかった。意識朦朧で、「ありがとうございます。また書きます」としか答えられなかったからだ。 宮古島トライアスロン挑戦記 2014 宮古島トライアスロン挑戦記 2016 宮古島トライアスロン挑戦記 2018
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