chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
駒田博紀の鉄人鍛練記 http://hirokikomada.com

「On (オン)」のマーケティングを生業とする空手家が、トライアスロンに挑戦する過程を追ったブログ。

ヒロキ
フォロー
住所
中区
出身
未設定
ブログ村参加

2016/07/19

arrow_drop_down
  • ねこはいいよにゃー。

    前回「#誰もいなくても俺はやる の本当の意味」に戻る ねこはいい。 高校時代から猫と共に過ごしてきた俺は、猫の良さを知っているつもりだった。 しかし、猫好きが高じてきたのは、2020年6月から。 そう、うみが我が家に来てからだ。 ※ 我が家にきた直後のうみ。 我が家に子猫がきた。 うみが駒田家に来てから、もう1年8ヶ月になろうとしている。 彼が来てくれたことで、我が家に幸せが増えた。元気一杯のうみと、うみに翻弄されつつ幸せそうなまどか。その構図は、うみが我が家に来たときから変わらない。 ※ 2020年8月頃のうみ。 禍福は糾える縄の如し。 いつも自由に好き勝手しながら、自分が愛されていると疑わない存在。 家の中を走り回って大騒ぎしていたかと思うと、いつの間にかピタッと寄り添っている温かい存在。 彼が我が家に来たその日の夜、膝の上に乗られたまどかは、「あったかいなー」と言いながら涙していた。 かわいらしく温かく、やんちゃで甘えん坊。うみはそんな猫に成長した。 ※ 2022年1月1日、名古屋にて。 赤ちゃんの頃から育ててきたからだろうか。たまに、彼の言っていることが分かるような気すらする。 まあ、それは多分気のせいか。いまだになんで突然噛んでくるのか分からないわけだし。 ところで、うみが我が家に来てから、「ねこ友達」が増えた。 たとえば、On アンバサダーの「マイ」は、元々は俺のねこ友達だった。うみと一緒に暮らすようになってから入社した仲間たちにも、ねこ友達はいる。#OnFriends にも猫好きは多い。 この投稿をInstagramで見る Mai Yamada(@maidon513)がシェアした投稿 そんな彼らと猫について語り合っているとき、俺は大きな平和を感じる。 「君の猫かわいいね!」 「あなたのところの猫ちゃんも!」 お互いの猫のかわいさを愛で合い、同時にどちらも「うちの子が一番かわいいんだけどね!」と思っている。そして、そんなお互いの気持ちを「よーくわかるよ!」と当たり前のように認め合う。

  • #誰もいなくても俺はやる の本当の意味。

    前回「駒田画伯、虎を描く」に戻る 突然だが、俺は元々臆病で小心者であった。 子供時代に身体が弱く、いつ他人に攻撃されるかとビクビクしていたことも影響しているのかも知れない。 ふとした拍子に瞬間湯沸かし器のように激怒する、父親の顔色を見ることが多かったからかも知れない。 でも、本当のところは分からない。 成長しても、その性質は変わらなかったからだ。 若かりし頃、この臆病さを認めることができなかった。自分は強いと思いたかったからだ。 だから空手を稽古して、それなりには強くなった。それでも、自分の臆病さは消えてくれなかった。 ただ、臆病で小心者だったからこそ、得られた経験もあった。 なぜ自分は目の前の物事を怖がっているのだろう。何がそんなに怖いのだろう。そうして考える時間が多かったからこそ、分かったこともある。 寄って立つ精神的な支柱があれば、恐怖は減るのだと。 何か問題が起きて苦しんだときでも、それに照らし合わせて手探りしていけば、どうにか自分なりの答えに辿り着けるような、そんな精神的な支えがあれば。 だから、何か問題が起きたときや、新しい物事に取り組むとき、俺は動きながら同時に自分の内面に潜る。 自分の内面に潜るというのは、自問自答するということだ。自分の考え方、生き方、心の支え、そうしたものにひき比べ、今の行動を自分で評価するということだ。 「それは本当にお前のやりたいことか?」 「それが本当に正しいと信じられるか?」 「恥じることなく、誰に対しても堂々と語れるか?」 そうして、自分の支柱から離れていないかどうかを問う。 そこから離れていれば、きっと分かる。そういうとき、俺は恐怖を感じるからだ。 誰を誤魔化せたとしても、自分の心だけは誤魔化せない。 そして、自問自答の結果、「自分はそこから離れていない」と確認できれば、もう恐れることはない。 いつしかこの状態を、「#誰もいなくても俺はやる」と名付けるようになった。 自分の支柱から離れておらず、誰に対しても恥じることなく自分の行動の理由を説明できるとき。 しかも、それを心の底から楽しめると確信できるとき。

  • 初心に戻り、謙虚であろう。9年間の旅路の振り返り。

    前回「コミュニティ・ビルディング。古くて新しいお役目」に戻る 2021年末、「コミュニティビルディング」という、自分にとって古くて新しい役割を引き受けることに決めた。 その日以降、俺はOnに関わるようになってからの9年間を振り返った。年末年始休暇の半分は、その振り返りに費やしたと言ってもいい。それは、自分の初心を見つけるための心の旅でもあった。 Onに関わるようになったきっかけ。 公私共にお金がなくて苦しんだこと。 情熱を傾けた仕事が無くなるかもしれないと知ったときの絶望。 全て投げ捨てそうになったこと。 キャスパーからの電話。渾身のプレゼンテーション。 "Big in Japan" プロジェクト。 仲間集めと小さなオフィスからの再スタート。 カズやヤスコとの旅の日々。おかしなホテルにばかり泊まったものだ。 横浜に本籍を移したこと。かけがえのないパートナーとの再婚。 "Never Not On" を旗印に、Onを日本に根付かせるために全てを賭けてきた。 Onは俺の人生を豊かに変えてくれた。ランニングを通じて「楽しさ」の意味を知った。 だから、OnとOnを応援してくれる人たちに少しでもお返ししたいと思った。 その中で生まれた #OnFriends の概念。 日本を巡る #MeetOnFriends ツアー。 さらに規模を大きくしたRuntrip via On Japan Tour。 日本のビジネスが3年で大きく成長したこと。 世界のOn社員の前で想いを語ったこと。 お店をサポートするためTech Repチームを組織したこと。 新型コロナウィルス感染症が拡大する中、できる施策を全てやった。 その甲斐もあり、2020年は大きく市場での存在感を増した。 長年のビジネスパートナーとの別れ。 それでもビジネスの土台を強固にしたこと。 その後、ずっと深く関わってきたセールスを離れたこと。 そして、ニューヨーク証券取引所への上場。 この投稿をInstagramで見る Hiroki Komada(@hirokikomada)がシェアした投稿 そのような流れの中で、日本国内におけるOnの位置付けも大きく変わってきた。

  • 駒田画伯、虎を描く。

    前回「人生は所詮ネタ探し。ちっちゃな死を乗り越えて」に戻る 先日、インスタストーリーズ上でブログ記事のお題を募集した。 幸いなことに、多くのお題が集まった。それで書いた記事が「人生は所詮ネタ探し。ちっちゃな死を乗り越えて」と「自らを鼓舞する言葉。人の支えになる言葉」であった。いずれも自分の人生観を綴るという意味で共通している。 こういう記事を書くと、自分の頭と心を整理することができる。そうして書いた記事は、何年か後になって自分自身を支えることもある。 「そうか〜、博紀は真面目だな〜 (*°ᆺ°) 記事を書いてえらいな〜 (*°ᆺ°) 」 出たな、まどか。今日もゆるいな。 今、俺たちは長めの正月休みの旅第2弾ということで、伊東の赤沢温泉にいる。 雪の降る中、赤沢温泉へ。 pic.twitter.com/5JfyQJfPWU — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) January 8, 2022 海洋深層水を使ったプールで身体を緩め、サウナと水風呂と温泉で頭も身体もフワフワしている。それでも、油断するとつい考えごとばかりしてしまう。 この仕事を始めてからというもの、完全にオフになれたことはない。それでも、こうしてオフに近い場に連れて行ってもらい、隣でゆるい雰囲気を出してもらえると助かる。 「新谷さんのお題は、『絵を描いて』だっけ?」 そんな俺の心境を知ってか知らずか、まどかはいつものペース。それが助かる。 「そう。テーマ募集のところに『虎の絵』とだけ」 すると、まどかはホテルのメモ帳に絵を描き始めた。 まど画伯作・虎。 pic.twitter.com/K33erWhv57 — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) January 8, 2022 「腰に手を当ててるの、なんでか分かる?」 「力道山だろ」 「さすが!」 まど画伯のインスピレーションはこの方。 pic.twitter.com/nUxktMjfoz — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) January 8, 2022

  • 人生は所詮ネタ探し。ちっちゃな死を乗り越えて。

    前回「自らを鼓舞する言葉。人の支えになる言葉」に戻る 「博紀はいいな〜。 ネタに満ちてるな〜 (*°ᆺ°)」 まどかがいつものゆるい言い方でそんなことを言う。 なんだなんだ。 「だってさ、小学生の頃からの話を聞いててもさ、いつもなんだか色々あるじゃん?」 まあ、そうかもな。 「私なんて特に何もなく生きてきたからさ〜 (*°ᆺ°)」 いや、そんなことないだろ。 みんな生きてればそれなりに色々あるし。 「でも博紀は書くことが好きだからね。良かったんじゃない? 『ちっちゃな死』 みたいなことがあって。そこから這い上がる経験できて」 そんな、人ごとみたいに…。 それにしても、「ちっちゃな死」か。まどかが以前からよく使う表現だ。 まどか曰く、人は本来の「在りたい状態」から離れれば離れるほど、人生において苦しみを味わう。その苦しみの最中で「これは自分の在りたい状態じゃない」と気がつき、望む状態に戻ってくれば、それ以上苦しむことはないらしい。 では、その苦しみを味わっても戻ってこなかったら。そのまま突き進んでしまったら。 人によっては本当に不幸なことになってしまうかも知れない。事実、俺もその寸前までいきそうになった。 あのとき、五反田駅のホームで、あの黄色い線の向こうに本当に行ってしまったとしたら、今こんな記事を書いてはいなかっただろう。このブログは存在すらしなかっただろう。 俺は何がしたいんだ、の先。 心を決めたら見えたもの。 あの、ギリギリで踏みとどまったとき。あるいは、執着を捨てて心を決めたとき。 それがもしかしたら、まどかの言うところの「ちっちゃな死」だったのかも知れない。本当の死を味わうことなく、人生がリセットされたようなあの感覚は、まさしく「ちっちゃな死」だったように思う。 それにしても、そこまで追い込まれなければ分からないなんて、どれだけ鈍感だったのだろう。何が好きか、何が嫌いか、どうしたいのか、どう在りたいのか、そういう根本的なところから目を背け続けてきたツケが回ってきたという他ない。それはすなわち、心の訓練を怠っていたということだ。

  • 自らを鼓舞する言葉。人の支えになる言葉。

    前回「書くということ」に戻る 前回の記事で、こう書いた。 過去の自分を癒し、現在の自分を鼓舞し、未来の自分に答え合わせを委ねる。 それが自分にとって「書く」ということだったらしい。 2013年以降、SNSやブログ、あるいは雑誌の寄稿などで「書く」ことが仕事の一部となっていた。 でも、その書くこと自体が直接的にお金を生んでいるわけではないので、仕事そのものというわけでもない。 だから、本業が大変な時期を迎えた頃 (2019-2021年)、自然とブログを書く頻度は減っていった。 同時期にOn日本公式インスタグラムやLINEを作ったことも関係している。On公式ウェブサイトでも、少しずつ日本発信のコンテンツが増えている。自分が発信しなくても、もうOnの「公式」な声はそこにある。 だから、もう必要はないのだと。自分が本来やるべきことに集中すればいいのだと、そう思っていた。 書く目的 しかし、ブログを書くことから少し離れていても、これまで書き溜めた記事はそこにある。 その記事のうちいくつかは、定期的に読んでもらっていたようだ。 自分の個人的な出来事とそこから得られた学びをオープンに書き続けてきた記事は、どうやら少しは人の支えにもなっていたらしい。このブログを「心の参考書」と言ってくれた人がいる。 少しは人の支えになるのなら、とても嬉しい。 pic.twitter.com/vdA0f5x9bk — 駒田 博紀 (@hiroki_komada) January 3, 2022 過去の自分を癒し、現在の自分を鼓舞し、未来の自分に答え合わせを委ねる。 そういうつもりで書いたものが、少しでも人の役に立つのだとしたら、それほど嬉しいことはない。 だからこそ、まずは自らを鼓舞するために。 誰かからの借り物ではない、自分自身の人生で得られた、自分のための言葉を綴ろう。 次回に続く ※ インスタストーリーズで「書いて欲しいテーマ」を募集したとき、「心の参考書」と表現してもらいました。嬉しかったです。ありがとう。 にほんブログ村

  • 書くということ。

    前回「2021年、ハマのダンディズム的 3大ニュース」に戻る 2020-21年はほとんどブログ記事を書かなかった。 Instagram, Twitter, Facebook はほとんど毎日更新している。特に、Twitter は自分の考えをまとめる練習にとてもいいと思っている。短い文章で端的に表現するスキルというのは、プレゼンテーションをするにも、インタビューを受けるにも、とても有用だ。 ただ、それだけでは物足りなかったのも事実だ。日々考えていることをまとまった形で残すというのは、何年か経った後でも自分の助けになる。 書くことは自分にとって、立ち返るべき初心の確認であり、想いの補強であり、癒しでもあったからだ。 過去の自分を癒し、現在の自分を鼓舞し、未来の自分に答え合わせを委ねる。 それが自分にとって「書く」ということだったらしい。 だから、2022年はもっと書こうと思う。 次回に続く ※ インスタストーリーズで「書いて欲しいテーマ」をいくつか募集しました。どうぞよろしくお願いします。 にほんブログ村

  • コミュニティ・ビルディング。古くて新しいお役目。

    前回「甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根コース 挑戦記 – 最終話『甲斐駒ヶ岳の男と女たち』」に戻る 「ヒロキに新しい仕事を頼みたい」 2021年が終わろうとしている頃、久しぶりのキャスパーとの電話でそう言われた。 その新しい仕事とは、一言で言えば「コミュニティ・ビルディング」。今、キャスパーが取り組んでいる大きな仕事のひとつである。 ちなみに、彼が取り組んでいるもう一つの大きな仕事は、「サステナビリティ」。On公式ウェブサイトでメンバー登録している人であれば、ここ数年でいくつか大きな話題が配信されたことを知っていると思う。 「……それは、俺の初心そのものだよ」 「知ってる ;) だからお願いしたいんだ」 マーケティングの目的と手段 コミュニティ・ビルディングやコミュニティ・マーケティングという言葉が、いつ頃日本国内で広まり始めたのかはよく知らない。 しかし、自分が2013年にOnの仕事を始めた頃は、それをやっている企業・ブランドはあったのだろうが、まだ一般的に意識されるような状況ではなかったように記憶している。 そして自分もまた、コミュニティ・ビルディングを意識してOnの仕事を始めたわけではなかった。 当時の自分が思っていたマーケティングの目的とは、「売り込むことなく、お店で自然に売れるように仕組むこと」であり、その典型的な手段は、マスメディアやSNS等の媒体からの発信や、店頭ディスプレイの整備、販促キャンペーンの仕掛けなどであった。 しかし、それらの手段には当然ながら多額のお金がかかる。 2013年当時、自分が勤めていた On日本輸入代理店が Onに割り振った年間マーケティング予算は、わずか数百万円であった。これがどの程度のお金なのかと言えば、有名雑誌に見開き2ページで広告を出したら、それでほぼ終わりといった金額だ。 期待されていなかった、といえばそれまでだろう。実際、それから1年半後、その会社はOnから手を引く判断をした。 宮古島トライアスロン挑戦記 2016 – 第1話「Onをやめる?」 お金がない。それなら動くしかない。 ともかく、当時の自分は、その限られた環境の中でどうすればOnを知ってもらえるかを考えた。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ヒロキさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ヒロキさん
ブログタイトル
駒田博紀の鉄人鍛練記
フォロー
駒田博紀の鉄人鍛練記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用