М子さんは他人から自分がどう見られているか気になって仕方がありません。 「嫌われているんじゃないかしら」、「あんなこと言ってしまったけど傷つけたかな」こういう思いが頭の中を駆け巡ってしばしば鬱々としてしまいます。 他から好かれたいとか認められたいと思うあまり、評価がとても心配なのです。日本は相手を気づかうのを美徳とする社会です。でもそれも行き過ぎて自分が苦しくなってしまうのは考えものですね。 全員から好かれるのは無理 はっきり言って出会う人全員から好かれるのは無理な相談です。個人の嗜好は様々なので、М子さんを好きだと思う人もいれば苦手だと思う人もいて当然なのです。 「М子さん、もしいつも相手の好みに合わせてクルクル自分を変える人がい
ある時カウンセリング事務所でクライアントの到着を待っていると、受付の方角から男性の怒鳴り声が聞こえてきました。何を言っているかはっきりとは聞こえませんが、かなり暴言を吐き続けていることは確かです。 私の事務所があるのは、弁護士事務所や税理士事務所などが入るシェアオフィスでこれまで3年程利用していますが、こんなことは初めてでです。 しかも数分後にはクライアントが7歳のお嬢さんを連れてくることになっていたので、かなり焦りました。 そっと受付を覗いてみると、身なりの良いスラっとした男性が、若い受付嬢に向かって罵声を浴びせ続けているではありませんか。
シニアになるのもそう悪くありません。前よりアクセクせず、生活を楽しめるようになりました。日本は高齢大国、これからますますシニアが増えます。シニアが少しの工夫と気づきで、もっと素敵になったら、これからの日本社会は盤石です。
あなたの大切な亡き人に伝えたかったことはありませんか。悲しみ、怒り、腹立ち、悔しさ、後悔など。亡き人に伝えたかった言葉を書いてみましょう。書いているうちにその人からの答えも頭に浮かぶかもしれません。まるで会話しているように亡き人の言葉が浮かんだら、それも書いて下さい。書くことで少しずつ心が癒されます。少し元気が出てきます。
クライアントのプロフィールは様々で、時には社会的に大成功している人や超高学歴の人、また経済的に大変恵まれている人など、普段あまりお目にかかれないような人と話をする機会もしばしばです。 「そんな人たちにも悩みがあるのか」と、思う人もいるかもしれません。しかし病気などと同様に、悩みごともまた貧富の差や社会的ステータスに関わりなく、多くの人が経験します。 ある国際的に活躍するビジネスマンは「英語ができないと思う気持ちを何とかしたい」と、相談にみえました。どのような仕事かとたずねると「ある知的資財の売買をいろいろな国の会社と行っている」というのです。 一般的に考えるとこのビジネスマンは、かなりの英語力があると思われます。 自分でも「別に語学
私自身も若い頃に経験がありますが、抑うつ感が続くのはとても辛いことですね。 うつ病の原因は複雑で、生まれつきの素因や個人の性格、そして周りの環境などが考えられます。しかし原因を「これ」と断定することが難しく、そのすべての要因が複雑に絡み合って発症することもしばしばです。 そしてうつ病は「室内にとどまる病気」と呼ばれるように、抑うつ感が続くと外に出ていきたくなくなり、体を動かすことがとてもおっくうになります。 また抑うつ感があるから動きたくなくなるのか、動かないから抑うつ感が増すのかは判断の難しいところです。しかしこの堂々巡りのサイクルに入ると脱出するのが困難で、したがって辛い思いが継続するケースも少なくありません。 アメリカでは長年
カウンセリング相談に見える喧嘩が絶えないというカップルの多くが、話し合いをしているつもりが、何が理由か良く分からないけれど、最後は喧嘩になってしまうと言います。そんなカップルの多くが「決めつけ言葉」を頻繁に使っているのです。 「決めつけ言葉」とは、絶対に、まったく、いつも、必ず、全然 などで、下の例のように使われます。 「あなたには絶対に無理よね」 「そんな態度じゃ、まったく 具体的に将来の計画なんて立てられないよね」 「君はなぜいつも臨機応変に対応できないんだ」 「毎回必ず言われなきゃ、自分から家事を手伝おうとしないじゃない」 「あなたを見てると、全然 信用できないわ」 このような「決めつけ言葉」を使うことで、話し合いはほぼ100
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