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遊民ヤギ爺 https://blog.goo.ne.jp/yagi1854

俳句と映画のゆうゆう散歩

暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。

遊民ヤギ爺
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2015/07/05

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  • かいつぶり

    令和3年11月30日(火)鸊鷉(かいつぶり):鳰カイツブリ科の水鳥。鴛鴦(おしどり)と同様に留鳥なので、厳密に言えば冬鳥ではないが、冬の湖沼等で目に付く事から冬の季題となる。繁殖期には浮巣(折枝、萱、水草等)を作り水上で子育てする。(5,6月頃、夏の季語)一年を通し、湖沼や川で見られる。体長26cm程で潜水が得意な茶色っぽい姿は冬枯れの中で目立つ。体を沈め、その反動で浮き上がる力を利用して頭から潜る。最長で約25秒もの間潜るので「息長鳥」の異称がある。肢の両側に膜がついて,水掻きの役目をする。水深2m位の所迄潜り、小魚を捕食する。(深くは潜らない)カイツブリの由来は、「掻いて潜る」から転じた名。「カイ」には忽ちという意味があり、瓢「ツブル」は瓢箪のような形から「櫂、瓢」(カイツブリ)との説もあう。室町時代にこの...かいつぶり

  • 南天の実

    令和3年11月29日(月)南天の実:実南天南天はメギ科の常緑低木で、中国の原産日本では縁起物として庭木に植えられる事が多い。果実は直径6mm程の球形の実で、葉の先に群がり赤熟する。黄、紫や白色の実南天もあるが、雪景色の中に映える艶やかな紅色の実は特に美しい。和名「ナンテン」の由来は、冬に赤い実が際立つ事から中国では灯火を連想して「南天燭」といい、また葉が竹に似ている事から「南天竹」という名が付けられた。これを音読みで「ナンテン」と、和名にしたようである。日本では寒冷地以外で栽培することが出来、古くから正月用の生花としても欠かせない。また、白い実を付ける南天は薬用として重宝される。南天は挿し木で増やすことが出来、春の萌芽前に挿す。また、梅雨の時期に株分けをしても良い様である。南天は音読の「ナンテン」を「難転」とし...南天の実

  • マスク

    令和3年11月28日(日)マスク鼻と口を覆うものでガーゼ、布、不織布などで作られる。不人気だったアベノミクス人気があった、小池マスク風邪の感染を予防したり、寒さや乾燥等から喉や鼻を守るため冬にはこれをかけるが、春先には花粉症予防に使う。最近(昨年より)特に「新型コロナウイルス」の感染予防のために、これが無くてはならない物となった。フードコート街角散歩、学校では寄席では、我々(日本人)は年がら年中、どんな場所でもマスクを使用する。外出時にマスクを付けない人は殆ど皆無となっている。日本人は良いと思えば、例え法律上義務付けが無くても行う。徹底する。しないと自分は白い目で見られている様な罪悪感に捉われるようだ。そのお陰か、コロナ感染者が急激に減り外出も自由に出来る様になった。然し、それでも殆どの人は外出時に必ずマスクを...マスク

  • 枇杷の花

    令和3年11月27日(土)枇杷の花:花枇杷枇杷はバラ科の常緑高木で中国原産、古代日本に渡来暖かい地方(四国、九州)で果樹として栽培される事が多い。今では、北海道を除く全国各地で栽培されている。樹木の高さは5~10m程ある。葉は広倒披形の長楕円形で厚みが在り、長さ15~20cm。葉の表面は艶があり、裏面には産毛がる。初冬(11月~12月)に黄色を帯びた白く小さな五弁の花が、多数集まって咲く。芳香はあるが概して慎ましく、地味で淋しくひっそりという印象が強い花である。訪れる人の少ない山中に花開き、華やかさはないものの、意思の強さが感じられるような花で、冬の静かな景が似合う花である。最近、ご近所で夏の時期に枇杷の実を頂くことがあるので、散歩がてら、庭先を覗いて見ると塀の上から花が顔を出す。開花は11,12月頃だが、果実...枇杷の花

  • 今川焼

    令和3年11月26日(金)今川焼:太鼓焼、大判焼カミさん、早々と「お歳暮」を贈るためにデパートへ出かける。年々早くなる冬支度、、、、デパートは早くも歳暮、お節等の年の瀬用品の予約、クリスマス商戦等と華々しい、、。新型コロナウイルス騒ぎもどうやら下火となったようで、忽ち商売、商売、、、か。それに踊らされる様に我々一般庶民、カミさん達の動きもとても忙しそうである。毎日よくもまあ、やる事があるものだ。お昼の少し前に帰り来て、「御座候(今川焼)を買って来たヨ、」この御座候はデパ地下に出店が在り、年中やっている、、、。今川焼は本来、冬の食べ物である。御座候:デパ地下店小麦粉を溶いて円形の型に流し込み、餡を包んで焼いた菓子。江戸時代、文化文政の頃に神田の今川橋周辺の小店で売り出したので、この名がついた。桶狭間の合戦をもじっ...今川焼

  • 白山茶花

    令和3年11月25日(木)白山茶花ツバキ科の常緑小高木、高さが10mを超す木もある。日本の特産種で四国、九州、沖縄に自生種がある。10月~12月に枝先に五弁の白い一重の花が咲く。山中に自生し、花は椿に似ているが椿より小ぶりで花弁は薄い。椿は一塊になって散る(落ちる)が山茶花は一片ずつ散る。花びらははらはらと散り零れ、咲いては散り散っては咲き、、、冬中いつも、次々と散り継いでいる。花が散った後に直径2cm程の球形の果実が付く。果実の表面には短い毛が生えており、開花の翌年の秋に表皮が3っつに裂けて、中から2~3個の黒褐色の種子が出る。今朝は一段と気温が下がり、、、灯油販売車がテーマソングを鳴らしてやって来た。「垣根の垣根の曲り角、焚火だ焚火だ落葉焚き、、、、、、」やっと、その季節がやって来た、、、ご近所の庭の山茶花...白山茶花

  • りんごを頂きました

    令和3年11月24日(水)りんごを頂きました今年も,リンゴを頂きました。10数年前、友人ご夫婦と一緒に長野方面へ旅行し帰りにリンゴ園に立ち寄り、それ以来毎年林檎を贈って頂きます。宅配のリンゴの箱を空けると、大きな真っ赤な林檎が一杯、部屋中にリンゴの甘い香りが漂いました。林檎はバラ科の落葉低木。普通にリンゴという場合は西洋リンゴの果実で葡萄と並ぶ温帯の最重要果物である。秋に熟する果物の王様として、色彩・味・匂いや滋養などあらゆる面から優れる果物である。日本では生食される物が多く、それに適した品種が次々と生れ、従来からの和リンゴ(中国原産)の紅玉や国光等の生産は減産していった。リンゴは生食も美味しいが、酒、パイなどの菓子や羊羹等また、料理などその利用法も多く、身近な食品である。最近では「ふじ」「世界一」等大形の品種...りんごを頂きました

  • 勤労感謝の日

    令和3年11月23日(火)勤労感謝の日昭和23年(1948年)の法令で定められた国民の祝日「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日」とされる。元は、皇室行事の一つとして「新嘗祭」(にいなめさい)を執り行う儀式が起源とされる。「新嘗祭」:大嘗祭(だいじょうさい)天皇が今年の初穂を天神地祇に奉られ、親しく新穀を食される儀式である。明治神宮でも祭事が行われる。古くは新嘗と大嘗の区別はなく、皇極天皇(642~645年在位)の御代より、毎年11月に行われる様になった。後に、天皇即位後に初めて行うものを大嘗祭とし、毎年行われるものを新嘗祭と区別した。明治6年(1873年)以降は11月23日と定められて、昭和23年(1948年)からは勤労感謝の日となった。この日も何もするでもなく、名古屋港へ散歩に出かける。町には...勤労感謝の日

  • 小 雪

    令和3年11月22日(月)小雪今日11月22日は「小雪」(しょうせつ)。二十四節気の一つで、太陽黄経が240度、第二十番目今日の日本列島は大荒れの天気となった。低気圧、前線が通過する影響で全国的に風雨が強まり、特に北日本では暴風、大雨により土砂災害の恐れもあるとの事。この前線が通過すると寒冷前線が張り出し、北海道や東北の一部では積雪の恐れも出ている。この地方(名古屋)では朝から雨が降り出し、10時頃には土砂降りとなって居る。今晩迄降り続く様である。お隣の岐阜県飛騨地方の山間部には積雪の注意報も、、、、今日の最高気温は17℃、、今週は14℃前後とのこと。そろそろ暖房の準備も必要か、、灯油販売車も忙しく回る。いい夫婦の日今日は「いい夫婦の日」とか、、朝からTVもラジオもこの話題である。1988年、財団法人余暇開発セ...小雪

  • 落葉掻き

    令和3年11月21日(日)落葉掻き木々の葉の散る姿は仲秋頃からそろそろ見られるが、何といっても数多くの落葉が降るのは冬に入ってからである。落葉が青空に風に降っていく風情、音もなく真っ直ぐに降りしきる様子等と、どれも冬の到来を感じさせ身が引きしまる。木から離れて地上に落ちるまでのものや、地上に落ちて居るもの全て落葉というが、どれにも詩情が感じられる。落葉には、そこに様々の木の種類を知り、色・形の多さに驚かさられる。地上に積もった落葉は踏むと快い音をたて、少し湿り朽ち始めた落葉には、またしっとりとした風情が在る。「落葉風」は、落葉をさそう風邪。「落葉雨」は、落葉の降る様を雨に喩えたもの。「落葉掻き」は、地上に落ちた葉を熊手や箒等でかき集める事をいう。「落葉焚き」はかき集めた葉で焚火をする事をいうが、昨今都会の街中で...落葉掻き

  • 散紅葉

    令和3年11月20日(土)紅葉散る:散紅葉野山を彩った紅葉は晩秋から初冬にかけて散り始める。冬が深まると樹上の紅葉がすっかり散り、地面を覆い隠す程になるが、やがてそれも朽ちて土に還る。秋の「紅葉かつ散る」は、紅葉しつつも散る状態を指す。冬の「紅葉散る」「散る紅葉」は、盛りを過ぎた紅葉の葉が冷たい風雨に曝されて散る情景が詠まれる。風に舞う紅葉、渓流を流れていく紅葉、静かに庭に散り敷かれた紅葉などは、日本古来から在るその美しさは一色に留まらない。白鳥庭園の紅葉も見頃を迎えている。ヤマモミジ、イロハモミジ等、役1500本が、中部地方の地形をモチーフとした「池泉廻遊式庭園」の白鳥庭園を散策すると、池の畔をはじめに、とりどりの紅葉が色づいている。真っ赤に色づいた紅葉が池に写る水鏡、敷き詰められた石畳や山道をゆっくり、音を...散紅葉

  • 一茶忌

    令和3年11月19日(金)一茶忌信濃の俳人、小林一茶の忌日。陰暦の11月19日(陽暦1月5日)一茶は、文政10年(1827年)65歳で逝去した。近年「一茶忌」は陽暦の11月19日に行われているが、本来は初冬(11月19日)ではなく、寒中(陽暦1月5日)である事を承知しておくべきであろう。一茶は宝暦3年(1763年)6月15日に信濃の国柏原で中農の父弥五兵衛と母くにの長男として生まれた。3歳の時に母と死別、継母と折り合いが悪く、15歳の時江戸へ奉公に出る。この時、葛飾「糀の俳諧」を学ぶ。後6年間、九州・四国の西国行脚をし江戸に戻り、流浪する。51歳の時、故郷の柏原帰り翌年28歳の菊と結婚。3男1女を授かる。妻は37歳で亡くなり、62歳で再婚するが夫婦仲は悪く僅か半年で離婚。64歳で3度目の結婚したがその頃柏原で大...一茶忌

  • 潮路句会

    令和3年11月18日(木)潮路句会(10月例会より)里の日に翅輝かせ蜻蛉飛ぶ玲子10月例会(10月9日)出席者:7名、不在投句:1名、欠席者:1名たれかれに虫籠の中見せたがる玲子月光に包まれきって町眠る勝秋茄子をきゅきゅっと鳴かし洗ひをり美保子通草の実秘めたる腹の内みせず魚青落鮎や色づき初めし山高し輝子通草の実仰ぎて潜る茶屋庇美智子かさり落つ風のいだずら桐一葉政子友垣の新蕎麦たぐる宴締めヤギ爺※通草とは、アケビのことアケビ科の蔓性落葉低木で、春に淡紫色の小花が咲き、秋になると凡そ6cmの楕円形の実が成る。熟すと果肉が裂け、黒い種子を一杯に含んだ白い果肉は、とても甘くなる。昔は山遊びをする子等の恰好のオヤツとして親しまれた。アケビを漢字で書くと「木通」「通草」と書く。その由来は、アケビの蔓は中が空洞で空気が通って...潮路句会

  • 柳家緑也落語会3

    令和3年11月17日(水)柳家緑也緑也、不動坊火焔不動坊火焔とは講釈師の芸名で、今で言う落語家の柳家、古今亭や講談の一龍齋の様な名前、、。この演目の不動坊火焔では、火焔を背にした「不動明王」を祀った「不動の滝」から、不動坊火焔とその女房の名が「お滝】と付けた。不動明王、また、この噺に出て来る「遊芸稼人」とは、遊芸(遊びごとに関した芸能で、謡曲・茶の湯・生花・舞踊・琴・三味線・尺八・笛の他に、講談・浪花節・落語・俗謡等)を生業として金を稼ぐ人を言う。明治以降、芸人は鑑札料を払い鑑札を貰わないと営業が出来なくなった様である。其処から「遊芸稼人」が職業に、、、。この「不動坊火焔」は元々上方落語の演目で、二代目林家菊丸との作と言われる。二代目桂米朝、三代目笑福亭仁鶴等が得意ネタとしていたが、後に三代目柳家小さんが東京へ...柳家緑也落語会3

  • 柳家緑也落語会 2

    令和3年11月16日(火)柳家緑也落語会:小言念仏今回の落語会はすっかり様変わりである。コロナ感染予防の緊急事態宣言が解除され、名古屋市の感染者数は0(愛知県は5人)とほぼ沈静化したようだが、、、、、、信興寺の落語会は例年定員50名だが、今回は午前、午後の2回とし、それぞれ20名に限定される。入口で検温・消毒の後、会場(本堂)へ上がると、正面の演者の前には透明の衝立がある。噺家は話すだけではなく、その所作により落語の面白さを伝えるのが話芸で、顔の表情も必要とされ、マスクを付けない。また、観客(我々)は発声禁止、笑いは制限ナシ、当たり前のこと。さぞかし柳家緑也さん、やり難かろうと思いきやそこはプロ、、その所作を含め、思う存分笑わせてくれた。やはり、顔の表情が判らなければ、、、、つまらない、、、落語:小言念仏小言と...柳家緑也落語会2

  • 柳家緑也 落語会

    令和3年11月15日(月)柳家緑也、真打昇進落語会名古屋市(港区)出身の落語家、柳家緑也の落語会が名古屋港近くに在る「信興寺」で催された。柳家緑也は、2006年(平成18年)に柳家花緑に入門をし、「緑君」(ロックン)と命名さる。2010年(平成22年)二つ目に昇進した。そして今年2021年(令和3年)9月22日に真打に昇進した。名前を「緑君」改め、「緑也」となる。由来は、緑君は無類の歌舞伎好きで、歌舞伎役者「尾上松也」の父、尾上松助の旧名の「緑也」の名を松也に電話をし(実は、師匠の花緑が松助に手紙を出し許諾を得ていた)緑也を名乗る。真打昇進披露興行は、古今亭志ん雀、柳家緑也、柳家さん花、柳家いちの4名が同時昇進し、9月から都内演芸場で行われた。鈴本演芸場(9月21日~30日)、新宿末廣亭(10月1日~10日)、...柳家緑也落語会

  • 犬山城下町 2

    令和3年11月14日(日)犬山城下町2本町通りを南端迄歩き、折り返す。犬山特産品店を覗き、昔懐かしい「ゲンコツ飴」(小麦粉を炒り水飴で練ったものだったか?)を見つけ買い求める。蔵をそのまま利用した「山車蔵カツ丼店」、五平餅屋、串焼きの店等からとても良い匂いがして、「そろそろ昼餉時、、」と予約をしてあった「本町茶寮」へと急ぐ、、、、。菜飯田楽セットを注文し、中庭を眺め、ふと窓際の席を見るととりどりの団子が皿に並んでいる。「団子を追加しようか、、、」団子は、ズンダ(枝豆餡)、黄粉、甘だれ、醤油の4品、、私は、ズンダを取り、「とても美味しい」空腹の所為も在るが余り口にした事のない団子である。ソウコウするうちに、菜飯田楽が運ばれて来た。此方の田楽も様々あり、7種類ある、豆腐4種(甘辛味噌、山椒味噌、柚子味噌、ピザ風味)...犬山城下町2

  • 犬山城下町 1

    令和3年11月13日(土)犬山城下町1娘夫婦と犬山城下町へ出かけた。孫二人(高校3年男子、高校1年女子)は学校行事のため出校し、我々(高齢夫婦)に誘いが在った。娘宅(一宮市)からは意外と近く、木曽川沿いを車で30分程、名古屋の自宅からだと1時間以上はかかる。「国宝犬山城」は、天文6年(1537年)に織田信長の叔父の信康が築城した現存する最古の天守と言われている。木曽川沿いの小高い山頂に建てられ、累々の城主達が居城する。明治4年(1871年)に廃城となり、天守を除き取壊された。昭和10年(1935年)国宝に指定。戦後総和27年(1952年)再び国宝に指定される。昭和40年(1965年)に解体補修を行い現在の姿になった。犬山城山頂から麓の南側に下ると、「三光稲荷神社」がある。赤い鳥居の連なる神社は古くより「三光寺さ...犬山城下町1

  • 花八手

    令和3年11月12日(金)花八手:天狗の羽団扇ウコギ科の常緑低木で、高さ2~3m葉は掌状に7~11裂する。晩秋10~11月頃にかけて大形の円錐花序に白色の直径5mm程の小さな花が、球状に集まって咲く。「天狗の羽団扇」と言う別名の通り、長い柄の掌状の葉が互生することからこの名がある。花蕊と白い花花が終わるとそれ迄の主軸であった花茎が倒れて、脇から新芽が出て成長し、やがて新しい軸となる。花の後直径3mm位の果実を付け、翌年の春に黒く熟する。久しぶりに、家族で会食に出掛けた折りに、、、用を足しに廊下を廻り中庭を見ると、厠の傍に八手の花が咲いていた。花の少ない今の時節、ひっそり咲く白い花がけなげで、、、、、、今日の1句入り日来て暫し明ろき花八手ヤギ爺花八手

  • 日本丸の思い出

    令和3年11月11日(木)日本丸の思い出今から6年前(平成27年)の11月、名古屋港へ日本丸が寄港した時の画像が出てきました。(先日11月9日は、雨模様で淋しい船出でしたが、、、、)11月6日に園児等の出迎えを受けて入港し、翌7日午後には岸壁に停泊した日本丸は、練習生等に依ってセイルドリル(帆を張る訓練)が行われた。11月8日(日)には、午前・午後の2回にわたり船内の一般公開が行われた。11月9日は練習生の休日となった。11月10日の午後、園児や一般の多くの人が見送る中、出航となった。出発に際し、「登檣礼」が行われ、練習生が全員素足でマストに登り、出発の合図と伴に帽子を取り一斉に「ご機嫌よー、、」見送りに来た観客に対する御礼の挨拶です。3回繰り返す。他の乗組員も全員デッキに勢ぞろい、、、最敬礼、、、、タグボート...日本丸の思い出

  • 銀杏黄葉

    令和3年11月10日(水)銀杏黄葉:いちょうもみじ銀杏はイチョウ科の落葉高木で、中国原産高さ30m、幹の直径3m位の老木も珍しくはない。長い柄のついた扇形の葉が可憐で、新芽の頃(青葉)も美しいが、晩秋の黄葉は荘厳な感じさえする。銀杏落葉の黄一色となったものは、黄葉の中でも際立って美しく、夕日に輝けば尚更であろう。その中から一葉ずつ早く、遅く、金色に輝いて落ちて来る様もとても美しい。一本の大木の銀杏は殊更にその感が深い。名古屋市内の銀杏(並木)も彼方此方で色づいて来たようだ。吟行で訪問なう徳川園、鶴舞公園や、名駅桜通り、丸の内、若宮通り、、黄金の並木の下の散策を、、、、、徳川園名駅桜通り丸の内若宮通り毎年行われて来た、祖父江町の「黄葉まつり」は、コロナ感染防止のために今年は中止となった。祖父江町「黄葉まつり」は中...銀杏黄葉

  • 名古屋港帆船

    令和3年11月9日(火)名古屋港の帆船入・出航11月4日(木)、名古屋港ガーデン埠頭へ「日本丸」「海王丸」の2隻が入港した。名古屋港管理組合設立70周年を記念した催しである。夜景11月6日(土)、7日(日)には両船の装備品、写真パネル等を展示し、日本丸・海王丸の動画を放映した。従来なら名古屋港に帆船が入港すると、セイルドリル(総帆展帆。畳んだままの帆を広げる作業)船内一般公開をするのだが、今回はコロナ感染防止のため中止された。また、出航時に行う「登檣礼」(練習生がマストに登り帽子を振り、ゴキゲンヨーと,別れの挨拶をする儀式)も取止める。マストに登る整列ゴキゲンヨー、(平成25年寄港時の登檣礼)練習帆船「日本丸」船長:真鍋吉範、機関長:瀧本剛士総トン数:2,570トン全長:110,09m、全幅:13,8m乗組員:...名古屋港帆船

  • 冬に入る

    令和3年11月8日(月)立冬:冬に入る二十四節気の一つ。霜降のあと十五日で太陽の黄経が225度に達するときを言う。陰暦の十月(陽暦の11月7日頃)。これから冬に入るわけだが、この頃になると日差しも弱まり、日の暮れこ早くなって冬の季節風も吹き始めてくる。詩人の高村幸太郎の「きっぱりと冬が来た」という、一行で始まる詩があるが、そのようにある緊張感をもって季節の折り目をはっきり感じさせるのが立冬である。未だ周囲の自然は晩秋の色が深いが、朝夕には手足の冷えを覚える。また、「今朝の冬」は立冬の日の朝をさす。先日、名古屋港に帆船(日本丸、海王丸)の2隻が入港した。早速、埠頭へ出かけてみた。スッカリ街路樹も紅葉し、昨夜からの強風の所為か路上の落葉も多くなったようだ。あばら家の前に「野アサガオ」が覗く。埠頭公園に入ると、「石蕗...冬に入る

  • 全国高校駅伝愛知県大会

    令和3年11月7日(日)高校駅伝愛知県予選会昨日(11月6日、土)全国高校駅伝の愛知県大会が一宮市の大野極楽寺公園を発着点とし、木曽川沿いにあるサイクリングロードを男子は名鉄木曽川堤駅迄を往復する42.195km7区間のコース、女子は木曽川の北方東本郷堤を折返す半分の21.0975km5区間のコースで行われた。男子は午前10時スタート、1区で豊川高のエース吉村選手が区間新で力走し、7区までを常にトップを譲らず2時間4分56秒で逃げ切った。2位は名経大高蔵高校(2時間5分50秒)3位愛知高校、4位豊田大谷、5位旭野、6位中京大中京。男子、豊川高校の永嶋選手の1位ゴール午後1時から女子の部がスタートする。娘の家の前が、女子の折返し地点となり堤防に上がり応援。特等席だが、今年は声を出しての応援が禁止となり黙って選手を...全国高校駅伝愛知県大会

  • 妻籠の宿

    令和3年11月6日(土)妻籠の宿天空の楽園「ヘブンス園原」を出て、木曽路食べ歩きツアーの目玉「松茸ずくし食べまくり」の昼食の時間、、、バイキング形式なので、次々に目当ての肉や松茸等に並びます。約1時間、、皆満足にお腹をさすり、バスに乗る。参勤交代で必ず立ち寄ったとされる「妻籠の宿」に到着する。妻籠宿本陣、旅人宿に立ち寄り妻籠の家並みを散策する、、、。町屋の下駄屋、蕎麦屋等を眺め、旧式(明治の頃)郵便局を見学し、、、街道筋の桝形の跡地、、、街はずれの水車小屋、、満腹状態の腹を抱え、さすがに食べ歩く者はいなかった。桝形の跡、水車小屋今日の1句食べ歩く旧街道の小春かなヤギ爺妻籠の宿

  • 天空の楽園

    令和3年11月5日(金)ヘブンス園原長野県阿智村に在るスキー場「ヘブンス園原」で紅葉のが見頃を迎えている。11月3日の中日新聞朝刊に、紹介記事が載っていた。山麓の駅から標高約1400mの山頂駅まで凡そ15分、遠くに望む南アルプスは既に雪化粧が在り、現在は標高1600m位から1000m位の下方迄、紅葉の見頃を迎えている。5年程前、「木曽路食べまくりバスツアー」で名古屋から長野県下伊那に在る「富士見台高原駅」までバスで行き、ロープウエイに乗換え「天空の楽園ヘブンス園原」へ到着する。小さなロープウエイ(8人乗り)で全長2400m、高低差600mを約15分で昇る(往復2,000円)正に、山全体を紅葉が広がり、右に左に首を傾げて忙しなや、、、山頂の草紅葉の中を散策し、暫く行くとゲレンデ用のスキーリフト(2人乗り)に乗る。...天空の楽園

  • もみじ

    令和3年11月4日(木)紅葉:もみづる晩秋、落葉樹は葉が赤や黄に変化する。楓が最も一般的だが、漆、櫨、銀杏、柿、桜、欅をはじめ、それぞれ美しく彩られる。紅葉、黄葉ともに「もみじ」という。「雪月花」におとらず和歌以来の代表的な美の題材である。「もみ」とは、もんで染め出す紅のことで、紅葉することを「もみいづる」「もみづる」という。紅葉は個々の木よりも錦のように染め上げられた山々の見事さを称えることが多く、春の桜刈りのように秋には紅葉刈りに出掛ける。紅葉の美しさはやがて散って行くという滅びを前提とする。それは秋と言う季節の華やかさの裏に在る淋しさそのものである。霜が降りる様になると紅葉は一段と鮮やかさを増す。朝晩はすっかり涼しく(寒い程)なり、散策もそれなりに心地良い。久しぶりに名古屋港へ出かけて見る。公園の木々や街...もみじ

  • 文化勲章

    令和3年11月3日(水)文化の日:明治節11月3日は文化の日、国民の休日の一つ。1948年(昭和23年)以降、明治天皇の誕生日(明治節)が改称され「文化の日」となった。この日は文化に功労のある者に対して文化勲章が授与される。日本国憲法の公布を記念して「自由と平和を愛し文化を勧めるための日」と定められた。その他各種功労者に表彰を行う地域も多く、秋の祭典として学校や自治体等では「文化祭」なども催される。映画:好人好日より文化勲章日本の勲章の一つで、科学技術や学術など文化の発展や向上に目覚ましい功績を挙げた者に授与される。単一級の勲章。1937年(昭和12年)2月11日、当時の内閣総理大臣廣田弘毅の発案により「文化勲章令」が制定された。東京高等工芸学校教授の火田正吉氏のデザインにより、制作された。章:表面は橘の五弁の...文化勲章

  • 十一月

    令和3年11月2日(火)十一月:霜月陽暦の十一月のことで、ほぼ陰暦の十月(神無月)の時期に相当する。7日には立冬を迎えるが未だ寒さはそれほど厳しくなく、小春日和と呼ばれる陽気が続くので行楽等にも適している。然しそんな日和を挟みながらも、やがて凩が木々の葉を落とし日の暮れは日毎に早くなり、北国からは初雪の便り届き始め、万象は厳しい冬への態勢を整えていく。霜月11月、今年も後2ヵ月、、、、スッカリ晩秋の気配が漂い、木々の紅葉や落葉も目立ち始めた。道行く人達も、早や冬装束が目に付くようになった。コロナ禍で慌ただしく過ごした日々も、やっと落ち着きを見せ日々平穏な暮らしが戻る中、「衆議院選挙」が行われた。下馬評(メデイア)では、「自民苦戦、野党躍進か?」と、、フタを開ければ、「自民安定多数(「261議席)、公明微増維新4...十一月

  • 吊るし柿

    令和3年11月1日(月)吊るし柿:干柿渋柿の皮を剝いて日に干したもの。渋柿の食べ方は、皮を剝いて干し、果肉がしまり表面に白い粉がふいて甘くなるのを待つのが一般的である。竹や木の串に挿して干し、晒した串柿。縄や紐で吊るした、干し吊るし柿。弱火で燻したり日に乾したりする甘干しは、色が真っ黒くなり「烏柿」とも呼ばれる。一個づづに製したものを「枯露柿」といい、真っ白に粉がふいたものが良品となる。岐阜の柿農家を訪うと、軒下や庭先の日溜まりには紐で吊るした柿が一杯にぶら下がっている。これを簾(スダレ)の様だとして、「柿すだれ」という。今年もカミさんが吊るし柿を作った。毎年、岐阜の農家(伊自良地区)から、大きな筆柿を取寄せご近所で分け合い、各々の家で吊るし柿を作る。一個づつ丁寧に蔕(ヘタ)先の小枝を残し剥いて行く。蔕先を紐で...吊るし柿

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