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遊民ヤギ爺 https://blog.goo.ne.jp/yagi1854

俳句と映画のゆうゆう散歩

暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。

遊民ヤギ爺
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2015/07/05

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  • 大晦日

    令和3年12月31日(金)大晦日:大つごもり十二月末日、陰暦・陽暦いずれにも用いられる。陰暦で月の末日のことを「つごもり」(月隠:つきごもり)というので、この日を大つごもりという。今も昔もこの日は、何かと忙しない一日である。生花、注連縄、お節用意、日が暮れると社寺では篝火を焚いて初詣の参詣人を迎える準備を整える。「年越し」は、年を越して新年に移る意で、大晦日から元旦迄の時間と、その間に行われる風習を指す。一年を振り返り、その年が過ぎ去って行く事を惜しむ心持ちを「年惜しむ」という。一年をしみじみ思い返して過行く日々を淋しく思う。ふと過ぎ行く日を惜しみ師走の喧騒とは裏腹に切ない感情を内にひめている。年越しの食べ物として蕎麦を食べる「年越蕎麦」や「除夜の鐘」を聞くまでは起きているという習わしも伝わる。旧年から新年にな...大晦日

  • 年の暮れ

    令和3年12月30日(木)年の暮れ:年末一年の終り、十二月も押し詰まった頃をいう。正月飾りや新年を迎える為の色々な物を売る地方色豊かな市が各地に立つ、これを「年の市」という。この時期にはデパートやスーパー、商店街等でも歳末大売出しを行い、客の購買意欲を掻き立てる。コロナ過の中、演劇や音楽会等の公演などは余り盛り上がらず経済界でも、中小企業や個人経営者にとって年の瀬は、様々なしわ寄せが在りそうだ。然し、今年の帰省等の旅行者はこの時期にラッシュを迎えて、かなり復調の兆しが在る様だ。カミさん、今日も忙しげである。お節の準備に大わらわで、朝から友人等とひっきりなしに電話のやり取り、、、、お節料理の交換をしているようだ。肉巻き(カミさんから)友人から、それぞれに特異な物、足りない物を補っている様子である。私もそれなりに重...年の暮れ

  • 年用意

    令和3年12月29日(水)年用意:春支度新年を迎えるためにいろいろ支度を整えること。家の中の掃除、畳み替え(今は皆無)、障子貼、外回り繕い、正月の買い物、松飾りや注連縄の手配、年木取り(新春用に年末に薪を準備する事)、晴れ着縫い等がそれにあたる。古い書物等を整理していると、カミさんから声がかかる。「買物に出掛けるので、一緒に出掛けない?」珍しく、、何のことはない、荷物持ちの誘いで在ろう。否応なしにご同伴、、、久方に大須商店街へでかける。毎年この時期(28日)に大須観音で開かれる「骨董市」は今年は中止となった。それでも境内には結構な人出がある。商店街に入ると大層な賑わいをみせて、行き交う人は皆マスクをしている。日本人は皆礼儀正しく必ず皆さん外出時はマスクをしている。(マスクは日本の文化)ワクチン接種も必要であるが...年用意

  • 息白し

    令和3年12月28日(火)息白し:白息冬は空気が冷たいので吐く息が白く見える。気温や天候に依ってはっきり見える時とそうでない時が在る。犬や馬、時に寒冷地の丹頂鶴なども吐く息は白い。真冬のこの時期、一歩外に出た途端に吐く息はまっ白い。道行く人々の息が白く光る様に靡いて見える。此の処に厳しい寒さを実感する。悴んだ手に白い息を吹きかけ手を擦り合わせる。厳しい寒気の中で息づいている温かな体温を改めて確かめられる瞬間である。最近では「白息」という使いかたも見られるが、元来は大気が冷えて息が急速に細かい水滴となって白く見える現象そのものを表す季語であると言われる。コロナ過の中に在って、道行く人々の殆どがマスク付けて居り、私の様に眼鏡をかけている人は、寒気に当たると直ぐに眼鏡が曇ってしまう。其のたびに眼鏡を外し拭き取らねばな...息白し

  • 名古屋初積雪

    令和3年12月27日(月)名古屋も初積雪冬型の気圧配置が強まった二十六日、日本列島は大雪に見舞われた。日本海側を中心に降り続いた大雪は、西日本の太平洋側にも暴風雪を齎し、路面凍結等による事故が続発した。各地の高速道路で多重事故が起き、70台をも巻込む渋滞の列は2km以上にも及ぶ。中部地方にも大雪被害は広がり、長野県、岐阜県の山間部や愛知県内の高速道路は各所で通行止めが相次いでいる。朝5時過ぎ、何時もと違う寒さに震えながら、玄関へ新聞を取りに、、、。新聞は雨除けのビニールで包まれていた。玄関を開けてみると冷たい風が吹込んでくる。夜間照明の在る車道を見やると、暗闇の中を雪が舞って居る。時折、長距離トラックであろうか、ゆっくりとノロノロと、、付近の屋根は全てまっ白である。急ぎ部屋に戻り、上っ張りを羽織りベランダに出て...名古屋初積雪

  • 餅 花

    令和3年12月26日(日)餅花:花餅柳、水木、榎等、木の枝等に紅白の小さな餅を付け飾り、家の中や神棚や、街路等に飾る小正月の飾り木の一種。花が咲いたように見えることから「餅花」と呼ぶ。早くは、室町時代には既に行われていた正月の習俗である。由来は、農家が五穀豊穣を願い小正月に終わった時に餅を焼いて食べると一年間無病息災でいられるという習俗。亦、雛祭の際に餅を枝から取り『雛あられ」として食べた。養蚕農家では、「繭玉」と称して米の粉を練った物を蚕の形にして木の枝に挿した。主に東北地方に伝わるもので、蚕の安全祈願をし、小正月が終わると枝から取って焼いて食べた。雪が積もる寒い冬、北国では生花の代りに色鮮やかな餅花は、重宝されたようである。岐阜県の飛騨地方では、毎年の暮れに餅花作りが行われる。正月飾りに欠かせないものとして...餅花

  • 断捨離

    令和3年12月25日(土)断捨離今年も後僅か、年の瀬を何もせず、只慌ただしく感じ居る。年賀状も書いたし、、、ぼつぼつ大掃除、老い二人の暮らしでは、余り汚れる筈もなくと、思いきや見渡せば、、、、、毎年、余分な物はどんどん増えて捨て難く、ため息が出て、然し老い先短い中で、本当に思い切って終活をせねば、、、思いあぐねて朝刊を広げて見る。何時もの様に朝刊一面の下段に在る、コラム「中日春秋」に目を通し、、「ム、ム、」今朝のテーマは断捨離である【断捨離という言葉が定着するようになったのは十年程前から。やましたひでこさんが書いた本「新・片付け術断捨離」が売れた。入って来る不要な品を断つ「断」、家に在るガラクタを捨てる「捨」、物への執着から離れる「離」。不要な物と必要な物を選んで自分自身を見つめ直せば生き方が変わるという。ある...断捨離

  • 聖 夜

    令和3年12月24日(金)聖夜:クリスマス・イヴクリスマスは、イエス・キリストの降誕祭の事で、復活祭と並ぶキリスト教会の二大祝日である。キリストの生誕その前夜をクリスマス・イヴといい、子供達はサンタクロースにクリスマス・プレゼントを貰うために、寝る前に靴下を枕元に吊り下げる。翌25日、教会で聖樹(クリスマス・ツリー)を飾り、聖歌を唄い、キリストの生誕を祝う。名古屋金城学院グリークラブ最後のXmas聖歌(2018年)より、商店街やデパート等では早くから(年々早くなり11月下旬)ツリーを飾り、クリスマス商戦が始まった。クリスマス・プレゼントにカードを添え、クリスマス・ケーキを家族への土産をとして、家路を急ぐ。昨年から、コロナ過の所為か父親たちも忘年会等飲み会を止め自宅で家族とクリスマスを楽しむ方が増えたようだ。(居...聖夜

  • 火の番

    令和3年12月23日(木)火の番:火の用心江戸の街の半分近くを消失する大火を経験した江戸では、火消の消防組織と共に、辻々に番屋が置かれ不審者を見張り、火の用心をした。殊に火事の多い冬は、番屋の親父が町内を夜回りしながら太鼓や拍子木を打って「火の用心」と呼んで歩いた。現代では町内会等で詰所を造り、警護して回る地域もある。寒い夜空に響く拍子木は、「寒柝」(かんたく)と呼ばれ、実に印象的である。我が町でも、毎年年末恒例の「町内巡回パトロール」を、学区の消防団を中心に始まった。区政協力委員等が消防団詰所に集まり、夜間に町内を巡回する。詰所前で港消防署長の訓示を受けた後、分団に分かれ各町内を巡回する。先導の消防署広報車の後、警察官と消防団に町内メンバー等の巡回が始まった。広報車のアナウンスにより「火災予防の注意」を呼びか...火の番

  • 冬至の日

    令和3年12月22日(水)冬至:冬至南瓜二十四節気の一つで、太陽黄経が270度太陽の位置が最も低く、昼の時間が最短の日である。従って夜が一番長い。暦法上では一年間の干支が切り替わる。この日には様々な行事が行われ、冬至風呂(柚子湯)もその一つ。冬至風呂が流行り始めたのは江戸の銭湯からと言われる。冬至を湯治にかけ、この頃から庶民は挙って湯治に出掛けた。今では各家庭、銭湯等でも柚子の実を風呂に浮かべ入浴する。柚子湯に入ると無病息災で居られるとの俗信がある。冬至粥は、冬至の朝に小豆粥を食すると疫病に掛からぬとのいい伝え。冬至の日に南瓜を食べると中風にならず、長生き出来る。蒟蒻を食べると身体の砂落しと称し、体内を綺麗にするという。世界各地で「冬至祭」が行われる。クリスマスは、ドイツ北欧諸国でゲルマン民族が「冬至祭」をクリ...冬至の日

  • 冬 桜

    令和3年12月21日(火)冬桜:寒桜桜といえば春、ソメイヨシノに代表されるが、他にも種類は多い。殊に11月頃から翌年1月頃にかけて、寒さにも負けずに咲く冬桜は健気で哀れ深く、うつし世のものとしもなし冬桜鈴木花蓑と、俳人等にも愛でられている。木も小ぶりで、花も一重で白く小さい花は梅に似て居り、香も少ない。群馬県鬼石町の桜山公園の冬桜は、天然記念物に指定されている。これとは別に緋寒桜は別の品種で、暖かい地方で寒に緋色の花を咲かせる。俳句では混同して、冬桜を寒桜と詠むこともある。植物名で寒緋桜、寒桜、大寒桜などがある。寒緋桜は中国南部、台湾等が原産で、緋色の直径2cm程の小さな花が咲く。沖縄県の石垣島等に野生化している。寒桜、大寒桜は寒緋桜などよりやや大きめの淡紅色の花を付ける。名古屋市内の白鳥庭園、池の畔に並んで咲...冬桜

  • おでん

    令和3年12月20日(月)おでん:関東煮(炊き)おでんの「でん」は、豆腐を四角に切って串に刺し味噌を付け焼いた「田楽」の略。田植えの祝い踊りをする田楽法師の踊る姿に似たところからの呼称といわれている。この味噌田楽から煮込みの蒟蒻が出来、現在の煮込みおでんになったとのこと。関西では煮込んだものに味噌ダレを付けて食べ、関東のおでんは関東煮(炊き)という。名古屋の味噌おでん関東煮(炊き)おでんの具材は蒟蒻から始まり、大根、卵、竹輪、はんぺんの他、近年になると薩摩揚げなどが加わった。ここ最近10年間(2012年~2021年)、家庭の食卓に上った鍋料理の人気ベストテン(紀文の調査)によると、1位は圧倒的におでんが占め、2位にすき焼き、3位は寄せ鍋4位がキムチ鍋、5位しゃぶしゃぶ、6位水炊き、7位湯豆腐8位ちゃんこ鍋、9位...おでん

  • 藪柑子

    令和3年12月19日(日)藪柑子:深見草山林の湿地などに自生するヤブコウジ科の常緑小低木。地下茎を伸ばして繫殖し、茎は直立して殆ど枝別れせず高さは10~20cm。光沢のある厚みのある長楕円形の葉は互生し、茎の上部に1,2層の輪生状に付く。夏に、茎の間に白い小さな花を付ける。冬、光沢のある葉の間から真っ赤に熟した丸い実が覗く。観賞用として庭や盆栽、鉢植え等として育てられる。藪柑子は慶事や縁起物として用いられ、特に新年の飾りには、「仙寥」(千両)や万両と伴に無くてはならないものである。また、冬季の花材としても多くに重用されている。古来から、赤い実を付けた植物は縁起物としてお正月飾りに使用され、万両、千両、百両、拾両等と言われる。万両は葉の下側に実を付け、鳥に実を食べられないので多く実が在る。高さ1m位でクササンゴと...藪柑子

  • 潮路句会

    令和3年12月18日(土)潮路句会(11月例会より)11月13日(土)、出席者:7名、不在投句:1名、欠席:1名一駅を過ぎ行く度に日の短か玲子潮路抄蔦枯れて土蔵の壁の穢さらす玲子赤黄色パレットのやう柿紅葉勝振り返るほどの音立て榠樝落つ美保子千体の羅漢見つめし紅葉山魚青妣(なきはは)に明治の気骨一葉忌美智子ひとしきり風のささやく秋桜政子落日に紅葉の赤の極まりぬヤギ爺※榠樝(めいさ)とは、果実のカリンのこと榠樝は中国原産のバラ科の落葉低木、高さ≒6mほど。樹皮は毎年剥奪し、幹に青褐色の雲紋をあらわす。春の末、枝先に淡紅色の花を開く。秋に10~15cm程の楕円形の果実が黄熟する。肉は硬く、酸味と渋みがあり、生食には適さないが、砂糖漬け、はちみつ漬け等にして咳止めの効能が在る。潮路句会

  • 火渡り神事

    令和3年12月17日(金)火渡り神事毎年12月16日、熱田神宮内にある秋葉山圓通寺に於いて「火渡り神事」が行われる。境内に四間(約7m)四方の大護摩を焚き、「火防守護」、「諸難消滅」「福徳延命」などを祈願して、護摩の上を裸足で修験者や信者達が渡り歩くもので、毎年多くの参拝者等が訪れる。(昨年は、コロナ過のため中止となった)熱田神宮には、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の草薙剣を奉納してある。境内の一角には秋葉山の祠が「火の神様」として祀られる。古代の日本武尊の時代に大火が起こり、この時に鎮火を助けたのが秋葉山大権現といわれる。この事から東海地方では秋葉信仰が根強く、秋葉山大権現を祀る所が多く存在する。圓通寺は室町時代に静岡県の普済寺(曹洞宗)の末寺として再興され、秋葉三尺大権現を御神体として祀られている。この時...火渡り神事

  • ポインセチア

    令和3年12月16日(木)ポインセチア:猩々木ポインセチアといえば赤を思いつくが、最近では白、黄、ピンクに紫や青い葉のものも在る。メキシコ原産のトウダイグサ科の常緑低木で、暑い国では路地咲で2~3mにもなるようである。葉は互生し、枝先は間がつまり輪生状になる。輪生した葉は秋頃から鮮紅色となり、これが花弁の様に見える。花は、その中にポツポツと黄緑色の小さな花を付ける。観賞用として鉢植えで育てることが多く、温室内で明るさを操作して育てられる。温かな沖縄などでは屋外の公園等に植栽されている。我国でクリスマスの花として急速に普及し、我々の冬の生活の中にすっかり馴染んでいるようだ。11月~12月頃になると茎の上の苞葉が紅く色づき、花屋の店先に鉢植えが並ぶ様になり、「クリスマス。フラワー」と呼ばれる。日本へは明治時代に渡来...ポインセチア

  • 賀状書く

    令和3年12月15日(水)年賀状を書く「新年の御慶めでたく申し収め候」と、書いていたのが、年賀郵便が普及した明治の末には、葉書による謹賀新年になった。「賀状」は新年の季題であるが、「賀状書く」は冬の季題となる。11月になると「お年玉付きの年賀はがき」が売り出され暮れの忙しい中で、暇を見ては賀状を書き上げていく。今年の年賀状の発行枚数は18憶3000万枚で、昨年に比し6%も減少し過去最低を更新したとの事。2003年(平成15年年)には44億5936万枚在った。年賀状離れの要因は、メール、SNS(インターネット交流サイト)の普及が大きい様である。それに、年賀状にはお金と時間がかかるとの指摘。賀状を印刷屋に依頼するとデザイン等を考える等手間が必要。自分でやればプリンター、インク等が必要(毛筆の不慣れ)最近では、年賀は...賀状書く

  • 冬木立

    令和3年12月14日(火)冬木立:冬木、寒木冬枯れの木で、常緑樹もいうが葉が落ちた木の方が「冬木」の感がある。「寒木」はさらに語感が強まる。俳諧歳時記栞草の中に「夏木立は茂りたるをいひ、冬木立は葉の脱落したるさまなどをいふべし」と在る様に、立ち並んで葉の落ちる寒々とした冬木の群れをいう。寒林のような広がりのある冬木の群れでもなく、冬木の様に一本か数本のものでもない。道沿いに立ち並んだり、一塊をなした枝の間に空が透けて見えるような木立の群れをいう。目の前の公園の樹木も一気に葉を落とし、裸木となった。裸木が日に照らされ寒々として、子等の声も途絶えて、、、、、街路樹も次々に葉を落とし、向こう側の建物の見通しが良くなった。そろそろ冬支度、年用意の時期がやって来た。急いで賀状を書かねばならない、、、、重い腰をあげる。今日...冬木立

  • 海老芋

    令和3年12月13日(月)海老芋:蝦芋サトイモ属ヤマサトイモの変種で、里芋の一種。親芋の発達した筍芋や八頭に比べ、親芋と子芋を食べるのが赤芽とこの海老芋である。土寄せ等の独特の栽培を施して、形状は湾曲し皮の表面には横縞があり、これが海老の様であることからこの名が在る。この芋の収穫期は12月から翌年の2月頃が旬となる。頭が太く根元が細く曲り海老に似て、肉質はねっとりとして白く柔らかく甘味がある。京都市東寺付近の特産の里芋の一種で、京野菜として知られる根菜だが、大阪府の富田林市、兵庫県の姫路市や徳島県、高知県等でも栽培されている。昭和の始め(昭和2年)に静岡県の磐田市、天竜川東岸でも栽培が始められ、今では日本一の収穫量を誇る産地となった。最近では高齢化が進み、その生産量が減産している。京都の丸山公園内に、今日の名物...海老芋

  • イルミネーション2

    令和3年12月12日(日)イルミネーション2電球、発光ダイオード(LED)、光ケーブル等の光源を集めて電飾看板や、風景、人物等を描き広告媒体に用いたり、イベント等の呼び物にするもの。単に電飾と呼ばれる。名古屋の市電、昭和47年頃日本ではクリスマス・ツリー等の他、各地の観光名所等の呼び物とし、最近では大型な設備を競うようになった。昔は、豆電球やネオン管等を使用し描かれた(造形物)等を飾る物で、電球が切れたり消費電力が大きく、その発熱が樹木や機材等を損傷する事が多かった。近年、LED(発光ダイオード)の普及により耐久性、耐熱性がよく、消費電力量も少なく低コストとなった。当初の青色、白色から色彩が豊富となり、加工性にも富、様々な大型なイルミネーションが造られる様になった。なばなの里名港シートレイン、名駅前、ノリタケの...イルミネーション2

  • ウインターイルミネーション

    令和3年12月11日(土)ウインター・イルミネーション12月に入り、街はウインターイルミネーションの花盛り全国、至る所で競う様に華やかに繰り広げられている。最初にこのウインターイルミネーションを目にしたのは10数年前、三重県長島に在る「なばなの里」へ出かけた時、、、、(中で食事をすると入場料が戻る)この光りの世界に圧倒された。今では、師走になると何処でもイルミネーションを目にする。最近では、ご近所の玄関先をLEDで飾りつけ、誇らしげ、、昨夜、かみさんと港の夜景を見に散歩に出かけた。毎年、港に在る大手の海運会社のビル屋上のサンタクロースが今年は姿を消した。(昨年のビル屋上のサンタクロース)その代わりにビルの西北角壁面にウインターイルミネーションを映し出した。名古屋港の海に跳び撥ねるイルカ、其処に掛かる虹の架け橋が...ウインターイルミネーション

  • 寒牡丹

    令和3年12月10日(金)寒牡丹:冬牡丹厳冬に花を咲かせて観賞する牡丹。藁苞に入っている。※藁苞(わらづと)は、藁で編んで作った苞のこと花は直径10cmほどで、二期咲き性の牡丹の一変種。ぼたんの変種で冬咲きにするために、夏咲きの花芽を摘除する。花期は12月から1月の末頃までが見頃となる。花はやや小ぶりで、厳冬に咲くので藁苞をかけ、根元にも藁を敷いて労わってやる。寒気にもめげず咲く牡丹の花は健気で美しい。名古屋の徳川園には、牡丹園がある。園の北側(大曾根口)から入園すると直ぐ右手に牡丹園があり、目の前の池(龍仙湖)を見下ろすように高台となる。ここには、凡そ20品種、1000株が育てられている。寒牡丹は藁苞の中で、まるで城の姫君のようにぬくぬくと育てられている。これから1月末頃までの間、見頃を迎えている、、、、。今...寒牡丹

  • 寒木瓜

    令和3年12月9日(木)寒木瓜:緋木瓜バラ科の落葉低木で中国原産。高さ1~2m。枝には棘があり、葉は長楕円形。普通は3~4月頃に、紅、淡紅、白色等の五弁の花を付けるが、寒木瓜の場合は11,12月頃に咲く花をいう。寒中に咲く花は濃い紅色の花が多く、冬枯れの庭園等に色鮮やかな色を添え、珍重される。特別に寒木瓜と言う種類がある訳ではないが、色の少ない冬の最中に鮮やかな色の花を咲かせるのでこの名がある。殊に紅白の混じった「更紗木瓜」はとても美しい。ボケの由来は、瓜に似た果実なる事から木瓜(ボケ)という。木瓜は古く平安時代から親しまれた花木で、江戸時代に品種改良が進み、赤や白の花を咲かせるようになった。「木瓜紋」は花と実の断面をモチーフとした紋様で、日本に伝わる五大紋の一つとされる。その中でも、木瓜の五弁の花の紋を模った...寒木瓜

  • 鍋 焼

    令和3年12月8日(水)鍋焼:鍋焼饂飩本来は鶏肉、魚肉、獣肉などを野菜とともに土鍋で煮込み鍋から直接食べる料理のことである。今では一般的に「鍋焼きうどん」の事をさす。うどんを椎茸、葱、かまぼこ、卵、時に天婦羅を加え一緒に土鍋で煮込んで、熱々のところをいただく。寒い冬の季節、出歩いている時には早く温まりたいと鍋焼饂飩をつい思い浮かべる、、、。山本屋の味噌煮込み(名古屋の定番、麺は少し硬め)我家での昼食は何時も麺類と決めている。夏場なら素麺、冷麦、笊蕎麦それに冷し中華等々、、、、他には焼きそば、パスタ、そうそう大好きなラーメン等、冬場になると、暖かい饂飩や蕎麦、煮込饂飩、カレー饂飩何といっても寒い冬には鍋焼きうどんであろう、、、、普段の昼食は私が用意するのだが、この日はカミさんが早く帰り、「寒いから鍋焼にしよう、」...鍋焼

  • 大 雪

    令和3年12月7日(水)大雪:たいせつ二十四節気の一つ、陰暦十一月の節で陽暦では12月7日頃。太陽の黄経が255度に達する時である。大陸の高気圧が強まり、完全な冬型となり寒気が増してくる。今朝の気温は10度を指している。暖かな朝を迎えた。昨夜からの雨は降り続き、公園は泥濘んで水溜まりも見える。時折雨が止む気配もあるが、ほんの暫しで逆に雨脚が激しくなった。通学の子等も無言で黄帽子の列が黙々と行く、、10時頃になっても気温は上がらず、予報では今日の最高気温は12℃とか、、、、どうにも我慢ならずエアコンの助けを。今日も1日中雨天の様で、お天道様は拝めそうもないか、、、「大雪」の日、北海道から九州まで全国的に雨天の様である。雪の降らない暖かな「大雪」の日となった。殆どのスキー場では積雪が叶わず、、お手上げの状態とか、、...大雪

  • 蕪 かぶら

    令和3年12月6日(月)蕪:かぶら、すずなご近所から蕪をいただいた。独居の母親の所へ、娘さんが毎週必ず訪れる。娘さんの嫁ぎ先が近隣の農家さんで、毎度色々な物を届けに見えるが、「今年は野菜が豊作で沢山獲れるから御裾分け」と、大根や蕪、カボチャ等を届けに見える。時に、面白い形をした野菜があり、市場には出せないからと仰っていたが、取れたて新鮮な味は瑞々しく美味しい。蕪は、アブラナ科の一年生或いは二年生の根菜類で、原産地は南欧のアフガニスタン等とされる。日本へは中国の中部から西日本に渡来した物と、シベリアから直接、或いは朝鮮半島経由で東日本へ来た物がある。西日本には天王寺蕪、日野蕪(滋賀県)、京都の聖護院蕪等、東日本には小蕪、長蕪や山形の温海蕪などがある。日本では古来、蕪のことを「すずな」(春の七草の一つ)と呼ばれた。...蕪かぶら

  • 名城公園(北園)

    令和3年12月5日(日)名城公園(北園)地下鉄名城線の名城公園駅2番出口から徒歩で1分、大通りの信号を渡ると直ぐの所にある。北園は江戸時代の御深井庭(オフケニワ)の跡地に在る。名古屋城創建の時、城の北側の湿地の中の池を中心とした大庭園で、その当時は名古屋城北側の防備の役割を担っていた。徳川家光が上洛の際にこの庭園を訪れ、江戸城吹上御苑の手本としたとされている。明治以降、この地は埋め立てられて練兵場として使われた。戦後の1947年(昭和22年)、名城公園都市計画が決定。その後随時、公園内の整備が行われ、芝生広場、造園、花壇等が造られていった。1988年(昭和63年)にはフラワープラザが完成した。北園には野球場、テニスコート、スポーツ会館等が造られた。オランダ風車の在る花壇、現在、老朽化した「愛知県体育館」(名古屋...名城公園(北園)

  • 切干大根

    令和3年12月4日(土)切干大根やさつま芋の保存方法の一つで、季語としては大根をさす。沢庵ようの丸干しに対して、切って一週間ほど寒風に晒し干す。愛知県刈谷市の生産者千切り、切り、花丸切り等がある。切干大根は三杯酢や木の芽味噌に和えたり、油揚げ等と煮たりして食べる。味噌汁の具やはりはり漬け等にも使用される。亦、薩摩芋を切って干したものを芋切り干し、干芋等という。干し芋を焼いて食べる名古屋を中心とする尾張地方では花丸(花切り)大根という。大根を輪切りに薄く切り、干して乾燥させると桜の花びらの様に見えることから花切り大根とよばれている。愛知県清須市特産の「宮重大根」は切干、漬物に適するとされているが、宮重大根は青首大根の一種である。京野菜の「聖護院大根」は此処から発祥したといわれている。生産地では、青首大根の青い部分...切干大根

  • 木枯らし

    令和3年12月3日(金)凩:木枯らし晩秋から初冬にかけて吹く北西よりの強い風。木を枯らすほど吹きすさぶ事から、こう呼ばれる。厳冬の北風ほど酷烈ではないが、激しい音を立てて吹きまくり本格的な冬の到来を告げる。木枯らしの観測(1号)は、近畿地方と東京のみで行われる。今年の木枯らし1号は、近畿地方では10月31日に観測。東京では12月1日に予測していたが、都心部での初めて吹く風速8以上に達せず、1951年に統計が始まって以来初めて木枯らし1号は吹かなかったとのことである。12月1日には、等圧線が込み(計12本)日本全国で強風が吹き荒れた。名古屋地方では前日(11月30日)の夜半から風雨が激しくなり、1日まで雨が降り強風が続いていた。公園の樹木の大半は落葉し、ご近所の庭、駐車場にまで降り注いだ。公園にはびっしりと落葉が...木枯らし

  • 鬼平、死す!

    令和3年12月2日(木)中村吉右衛門さんの死歌舞伎界を代表する、人間国宝の中村吉右衛門さんが亡くなった。11月28日、心不全のため都内の病院で亡くなられた。77歳。大星由良助菅原伝授手習鑑、松王丸、俊寛、勧進帳、弁慶「仮名手本忠臣蔵」の大星由良助、「菅原伝授手習鑑」の松王丸、「俊寛」の俊寛、「勧進帳」の弁慶等、数多くの当り役を務めて来られた。八代目・松本幸四郎(初代、白鸚)の次男として1944年(昭和19年)5月22日生まれ、母方の祖父である初代中村吉右衛門の養子となり、1948年に中村萬之助の名で4初舞台を踏む。1966年、2代目中村吉右衛門を襲名した。2002年、日本芸術院会員となる。2011年、人間国宝となった。2017年。に文化功労者となり、文化勲章を授与される。父は初代白鸚、兄は二代目白鴎、甥は松本幸...鬼平、死す!

  • 冬の薔薇

    令和3年12月1日(水)冬薔薇:ふゆそうび冬に咲く薔薇を「ふゆそうび」という。切り花等に人気の高い西洋薔薇は、中国原産の四季咲きの庚申薔薇も交配されて居り、四季咲きが多い。冬の薔薇は夏の最盛期に比べ、ひっそりと捨てがたい風情が在るといわれている。最近、冬日向で薔薇を育てるご家庭をよく目にするが、切り花を楽しんで居らっしゃるようで、切狭を手に庭弄りこの家の主はご婦人の様で、冬の日差しの下で何とも楽し気である、、、、、。昭和区に在る鶴舞公園には「バラ園」がある。ここには120種、1400株の薔薇が在ると言われる。薔薇の最盛期は5月下旬~6月下旬の初夏であるが、冬時期の花の少ない公園に、数は少ないが薔薇が出迎える。個性的なものが多く、夫々の名前が振るっている。「カトリーヌ・ドヌーブ」「モナリザ」「スーパー・スター」「...冬の薔薇

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