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遊民ヤギ爺 https://blog.goo.ne.jp/yagi1854

俳句と映画のゆうゆう散歩

暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。

遊民ヤギ爺
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2015/07/05

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  • じゃが芋

    令和3年10月31日(日)じゃが芋:馬鈴薯ナス科の一年生作物、原産地は南米アンデス高地早春に植えた種薯の茎が分岐して、初夏に白色の花を咲かせ地中に多くの塊茎を付ける。その形が馬の鈴に似ている故に馬鈴薯の名が付いた。国内での生産は北海道が中心であるが、実際には日本の何処の地でもじゃが芋は出来る。戦後の食糧事情が悪い時代に、我が家では父が裏庭にじゃが芋畑を作り、飢えを凌いだ。日本へは16世紀にオランダ領ジャワ島ジャカルタから、伝来したと言われ「ジャガタラ芋」と呼ばれた。本格的には明治維新後、北海道開拓の地より始まった。日本の馬鈴薯総生産量の80%は北海道で、長崎、鹿児島、茨木、千葉等が主な生産地。じゃが芋は比較的に日本の風土に適し、何処でも作れる。男爵北あかりじゃが芋は豊富なデンプンを抽出し、片栗粉やウオッカ、日本...じゃが芋

  • 石蕗の花

    令和3年10月30日(土)石蕗の花:石蕗(ツワ)キク科の常緑多年草葉は蕗(フキ)に似て質が厚く、深緑色で光沢がある。花期は10~12月、花軸を60cm程に伸ばし菊に似た頭状花を散戻状に開く。海岸や海辺の山に自生する。葉も茎も蕗に似ているが別種。花や葉が美しいので、よく庭先に植えられる。名前の由来は、葉の形が蕗の形に似ている事からと言われるが、葉の緑が濃く艶が在り「艶蕗」が転じて「つわぶき」となったとも言われている。「厚葉蕗」(厚い葉を持った蕗」から転じたという説もある。日本では太平洋側では福島県より南、日本海側では石川県より南側の海沿いの地に分布する。海外では朝鮮半島、中国東南部、台湾等に分布する。葉を火に焙り湿布薬として使われ、他に解毒、皮膚病に効能があると言われる。食用としては葉柄(軸)の部分を炒め、甘辛く...石蕗の花

  • ベゴニア・ガーデン

    令和3年10月29日(金)なばなの里三重県桑名市長島町に「なばなの里」がある。ナガシマスパーランドに隣接する複合型レジャー施設で、なばなの里内には、13000坪を有するお花畑が在る。春のチューリップ、夏のダリア、秋のコスモス等と、一年中花が咲き乱れる中に「ベゴニアガーデン」の温室施設が在る。ベゴニアガーデン年中満開の大輪のベゴニアを始め、世界各国から集めた百数十種、1万2千株の花々を常時栽培・展示している。大温室には5千鉢の球根ベゴニアが常に咲き盛っている。亦、ガーデン内には他にもスイセン等が咲き、隣接のバラ園にも多くの花が咲き盛っている。ガーデン内にはカフェが設けられ、ベゴニアに囲まれ珈琲等が楽しめた、、、、。なばなの里には8種類のレストランが在り,地ビール園、中華料理、イタリアン、日本料理、トンカツ専門店、...ベゴニア・ガーデン

  • 照 葉

    令和3年10月28日(木)照葉:照紅葉草や木の紅葉したものが、ことのほか美しく日光に照り映えていることをいう。木々の色づいて明るく映える様。輝く紅葉の美称で、「照紅葉」ともいう。光沢のある美しい葉、紅葉して美しく照り輝くこの葉。東山植物園に「万葉の散歩道といわれる、散策路が在る。地下鉄東山線「星丘駅」で下車、10分程で「星丘門」に着く。星丘門から入るり、暫く行くと合掌家が見える。此処から、池の畔を小高い丘の斜面を登り、凡そ1km程の道程を下ると、やがて元の場所に戻る、、、、、これが「万葉の散歩道」である。雑木林の中を、ゆっくりともの思い、、、、都会の喧騒を忘れ時に立ち止る。木漏れ日が射し真っ赤に色づいた木々の葉が光り輝く。余の煩わしさをすっかり忘れさせてくれる、、、、、。(一昨年、東山植物園吟行の折りの画像です...照葉

  • 潮路句会

    令和3年10月27日(水)潮路句会(9月例会分)出席者:7名、不在投句:1名、欠席者:1名兼題:虫の声、他、当季雑詠一湾の二百十日の波平:玲子綴糸の切れたるままに秋葦簀:玲子縄張りを行ったり来たり蜻蛉かな:勝鈴虫の声の転がる寝入り端:美保子高潮の怖さを知りぬ厄日かな:美智子※厄日:二百十日の副題、立春から数えて二百十日目咲き満ちて地に花零す百日紅:輝子柔らかき土の匂ひや甘藷掘る:魚青松茸に引き寄せられる鼻の先:政子秋涼し熱き珈琲啜り居り:ヤギ爺緊急事態宣言もかいじょとなり、吟行も再開される。私の足は中々、、、遠ざかる儘、、、、ぼちぼち、、、潮路句会

  • きしめんの日

    令和3年10月26日(火)きしめんの日今日10月26日は「きしめんの日」だそうである。愛知県製麺工業協同組合が、平成20年からこの日を「きしめんの日」と定めた。定義は曖昧で、「10月は食欲の秋、2は(ツ)、6は(ル)で「つる」と読む、からという、、、、、?きしめんの由来は、昔は、きしめんは碁石の様な形をしており、碁子(碁石)麺と、漢字で書いた。また、きしめんは紀州の人が作った事から「紀州麺」といい、それが転じて「きしめん」といった。他には、鳥の雉の肉を入れ藩主に献上したところ喜ばれ「雉麺」、それが「きじめん」「きしめん」となったという説。「きしめん」の基準は麺の幅が4.5mm、厚さ2mm未満の帯状に成形された麺をいう。(全国製麺工業協同組合)「きしめん」は愛知県の名物で、その中でも「名古屋きしめん」といわれるも...きしめんの日

  • 今年米

    令和30年10月25日(月)新米:今年米郵便局から「新米」が届いた。数年前ご近所の米屋さんが店じまいをされ、米の配達が叶わず、止むを得ず郵便局の「産地直送米」を取る事にした。毎月、全国米の産地から自慢の米が届く様になった。「魚沼産こしひかり」「岩手県産銀河のしずく」老夫婦二人の我が家では、朝はパンと青汁、サラダ、昼は麺、夕餉にやっと米の飯、、、毎月5キロで十分な量である。新米今年新しく収穫した米を指す言葉。一般的には籾と呼ばれる脱穀していない状態のものではなく、直ぐ煮炊きの出来る精米つまり白米の事を指している。時の流れとともに稲から米への収穫の過程も大きく変化して、人間の手作業の段階は極度に少なくなっているが、山間などの狭い田圃などでは「稲刈り」等の季語が生きている地域も在る。粒になった籾が脱穀され、精米となっ...今年米

  • ピラカンサ

    令和3年10月24日(日)常盤山査子:ピラカンサバラ科の常緑低木、ヨーロッパ・小アジア原産葉は長楕円形ないし倒披針形、花は5~6月に小型の白い花を咲かせる。晩秋に直径2~4mm程の球形の赤、黄色の実を付ける。枝には鋭い棘が在り、侵入防止用によいとされ、生け垣などに利用されている。そう言われれば、毎年ご近所の門扉の脇にピラカンサが真っ赤な実をタワワに付けて垂れ下がっている。そろそろ冬が近づいて花が終り、代わりに色んな場所で赤い木の実を見かけるようになった。鳥の囀りや羽音に、姿を探すのだが見当たらず、、、、確かに、木の実が路上に落ちては居るようだ。ハナミズキイスノキ実南天ハナミズキ、イスノキ、南天の実などなど、、、、、、今日の1句啄みし赤い木の実に姿なくヤギ爺ピラカンサ

  • 霜 降

    令和3年10月23日(土)霜降:そうこう二十四節気の一つで、寒露の後15日目太陽の黄経が210度の時、陽暦の10月23日に当たる。露結んで霜となり、寒さが増し冬近しの感じが濃くなる頃。霧が冷気に依って霜となり降り始め、徐々に寒さが厳しくなる時を指す。霜降の頃は、急に寒さが増し冬に近ずくので、ビタミン豊富な食材で身体が温まる料理がよいそうだ。晩秋の頃、産卵の時期を迎える鮭は格好の食材とか、、、ムニエル、石狩鍋等どうでしょう、、、亦、柿はビタミンCが豊富で、酔い覚ましにもよいそうだ。冷え性の方(私も)には生姜が良いとか、ジンジャーエール生姜湯等で温まろう。霜が降る程ではないがここ数日、日本列島には冬型西高東低の寒気が居座り、一気に冬の寒さ、、年寄りの身には堪える。公園に遊ぶ子供達もすっかり冬装束である、、、中には、...霜降

  • 薄紅葉

    令和3年10月22日(金)薄紅葉紅葉してまだ薄い色のことをいう。庭前、遠近の山野を歩き紅葉した真紅の木々のみでなくうっすらと色づき始めた木々への美しさを賞でるのは、日本の伝統的な美意識といえる。全体が紅葉しきれないで、まだらに色づき始めた頃が、反って趣が深い場合もあるようだ。「初紅葉」とは異質の趣がある微妙なニュアンスが日本語にはある。東山植物園へ久しぶりに出かけた。地下鉄東山線の星丘駅で降り、緩い坂道を10分程歩くと、「東山植物園星丘門」に到着。入口のトンネルを抜けると、大きな紅葉が迎えてくれる。なだらかな万葉の道を進むと、小高い山道の日当たりの良い場所に四阿(あずまや)がある。ベンチで一休み、、木々の間に薄っすら紅葉した木が眺められる。その先をさらに進むと、奥池に出る。畔に水車小屋が在り、その向こう側に合掌...薄紅葉

  • 茹で落花生

    令和3年10月21日(木)落花生:ピーナッツマメ科の一年生作物、ボリビア等アンデス地域原産。落花生は世界中で栽培され、豆類の中では大豆に次ぐ。インド、中国が主な生産国。日本では千葉県が多い。日本へは18世紀(明治初期)に中国から渡来した。開花・受精後、子房の柄が長く下へ伸び、地下に入って繭の形の莢果が結ぶ。種子は脂肪に富んで食用や脂を採取する。らっかしょう、南京豆、唐人豆、関東豆、ピーナッツ等と呼ばれる。私は「落花生」が大好物であったが、年を重ね葉の衰えも著しく、ピーナッツは硬く余り食べられなくなった。莢入りの物、皮つき、バターピーナツ、かきの種等、、食べれば「止められない、止まらない、、、」であった。偶に5,6粒を手にし、、ゆっくり、、、それを目にしたカミさん、生の落花生を買って来て台所に立つ、、、「茹で落花...茹で落花生

  • ナナカマド

    令和3年10月20日(水)七竈:ナナカマドバラ科の落葉高木で山地に自生する。高さ10m。初夏5月から7月頃にかけ小さな白い花が多数咲く。葉は互生し、羽状複葉で5~7対の細長い小葉が向き合う。葉の長さは15~25cm、幅は1~2.5cmの長楕円状波針形で先は尖り、小葉には細かい棘がある。果実は直径5~6mmの球形の実は、晩秋になると葉と伴に次第に赤く色づく。晩秋の紅葉は美しいがそれ以上に真っ赤な実は、ハッとする程美しく見事である。小豆粒位の実の一つ一つがふさふさと集まって、重そうに垂れ下がる。実が赤く熟すると、ツグミなどの鳥が啄みにやってくる。果実にはシアン化合物が多く含まれ、鳥には大丈夫の様だが有毒で、多量に食すると人には有害となる。(北海道等の一部では、ジャムとして加工されている。)ナナカマドの語源は、「七度...ナナカマド

  • 秋 鯖

    令和3年10月19日(火)秋鯖サバ科サバ属の海魚で北方系(サハリン以南に分布)の真鯖と南方系(本州中部以南に分布)の胡麻鯖の二種類が在るが、真鯖の方が味は優れると言われる。産卵期は、関東付近では初夏、その後に十分に栄養を採って、9,10月頃になると脂がのり、肥えて味がよくなるという。鯖は夏の魚だが、今の時期の秋サバは特別に味わわれる。焼き鯖しめ鯖煮つけ焼き鯖寿司今日の夕食は、早速「秋鯖」を、、、、国文学者で俳人の川崎展宏さんの著書「四季の詞」の中に、「秋鯖」の季語随想が興味深かったので紹介します。秋鯖『魚の生きのよしあしを見分けるのに、素人は眼、玄人は鰓(えら)を見るといいますが、まず眼で分かります。生きのいい鯖の眼は深々と澄んでちょっと怖いほどです。鯖といえば夏の季語ですが、夏、うまい鯖は同じ鯖でも腹部に黒い...秋鯖

  • 秋 思

    令和3年10月18日(月)秋思:秋さびし秋の頃の思いである。秋になるとそれ迄の勢いよく茂っていた草木も少しずつ凋落の色を見せ始め、木立の中を歩くと秋風が吹き人恋しげに纏わりつく。憂いを含んだ淋しい思いがする。大気は冷え、人故知らぬもの悲しさに駆られてくるようだ。秋思は春愁に対する季語であるが、現代人の心理がより微妙な陰翳を深める。その心情を託す季語といわれている。菅原道真公が配流の地、大宰府で詠んだ詩が「秋思」の解説書に記述されている。「去年の今夜清涼に侍す、秋思の詩篇独り腸(はらわた)を断つ」語訳:『去年の今夜は清涼殿の宴で、お傍にはべらせて頂きました。秋思というお題で私が詩を詠んだこと、、思い出すとはらわたが引きちぎられそうです。あの時いただいた御衣は今もここに御座居ます。毎日捧げもっては、あの時の残り香を...秋思

  • 岡崎の吟行 3

    令和3年10月17日(日)岡崎八丁味噌岬句会吟行旅行の三日目、岡崎八丁味噌の「角久」の味噌蔵を見学した。(6年前の思いでの記)岡崎城から西へ八丁(874m)に在る味噌蔵「角久」は、江戸の三代将軍家光の時代に味噌作りを始め、1643年(天保2年)に創業した。1892年(明治25年)から宮内省へ味噌の納入を開始、1901年(明治34年)に「宮内省御用達」となった。味噌蔵の説明岬句会の一行は角久に入ると、江戸時代の店舗を再現した帳場格子や道具や商店の看板等が並ぶ店舗の奥には、味噌作りの工程を再現した「仕込み蔵」で、リアルな蝋人形が仕込み作りを行っている。明治の初期の仕込み場面を目の辺りにして、我々もこの時代にタイムスリップ、、、、、その奥には本当の味噌蔵があり、巨大な木の桶がずらりと並んでいる。六尺桶(高さ2m余、直...岡崎の吟行3

  • 草紅葉

    令和3年10月16日(土)草紅葉:色づく草秋も深まると足下の千草の葉も紅く染まって美しい。草原や川原、湖畔や山辺と随所で目を惹くようになる。小さな秋を見つけるにふさわしい、、、、露や霜を受けるとキラキラ輝き、珠玉でその身を飾るようだ。身近にも田の畔や土手の上など、靴で踏みにじるのが惜しくなってくる。然し、その美しさもほんの一時で、やがて霜の季節に至れば草も枯れてみすぼらしい姿をさらす、、、、、娘家族の住む一宮市の木曽川堤では、毎年11月の初旬に全国高校駅伝大会の愛知県予選会が行われる。以前は、名古屋市内で行われていたが、交通規制が大変のようで、数年前からこの地に変更となった。娘の家の付近が女子高生の折り返し地点となり、各高校の関係者が集まる。土手の草紅葉が紅く染まる中、ランナー達は懸命に直走り私達も応援に集まる...草紅葉

  • 岡崎の吟行 2

    令和3年10月15日(金)岡崎・大樹寺先日(10月11日、月)の岡崎城に次いで、「岬句会」の吟行の続編です。徳川家康の菩提寺である「大樹寺」吟行での記述です。岡崎・大樹寺岡崎城から北へ2km、徒歩なら20分程の所に、家康の菩提寺「大樹寺」がある。此処には徳川氏(松平氏)歴代当主の位牌が安置されている。1467年(応仁元年)、安城松平家当主の松平親忠が、合戦の死者を弔う為に千人塚を築いたが地震動で崩れ、疫病が蔓延した。1475年(文明7年)、松平親忠は戦死者供養の墓を建て、大樹寺を建立した。後に松平家の菩提寺とした。1535年(天文4年)、岡崎松平家当主の松平清康により、岡崎に大樹寺を再興され、一層方形・二層円形の多宝塔が建立された。(現在国の重要文化財に指定)鐘楼1602年(慶長7年)勅願寺となる。(勅願は国に...岡崎の吟行2

  • 鉄道の日

    令和3年10月14日(木)鉄道の日明治5年(1872年)10月14日、新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを受けて、1922年(大正11年)、鉄道記念日として鉄道省より制定された。1949年(昭和24年)に、日本国有鉄道(国鉄)は鉄道記念日とした。1994年(平成6年)に、鉄道の誕生と発展を記念し10月14日を「鉄道の日」とした。「鉄道が広く国民に愛され、その役割について理解と関心がより深まる事を願い鉄道事業者、関係団体、国等で、「鉄道の日実行委員会」を組織し、決定された。この日は鉄道関連のイベント行事が各地で行われ、関連付の「記念乗車券」「プリぺード・カード」等を発行する事業者(鉄道、観光業者)も現れた。1994年(平成6年)の第一回鉄道の日には、当時に102歳だった双子のご長寿姉妹、成田きんさん、蟹...鉄道の日

  • 令和3年10月13日(水)柿:甘柿、渋柿、富有柿カキノキ科の落葉高木。柿は日本に約900種類あり、「KAKI」として外国に適用する日本の代表的な果物。その栽培の歴史は古く、全国各地に特有の種類がある。国別では中国が圧倒的に多く栽培され183万7千トン、次いで韓国の25万トン、日本は23万トン、ブラジルが15万トン、イタリアが5万トンが主な産出国。日本国内では沖縄、北海道を除く殆どの地域で栽培される。和歌山県(4.7万トン)、奈良県(3万3千トン)、福岡県(1万8千トン)、岐阜県(1万5千トン)、愛知県(1万3千トン)と続く。種類、甘柿:富有、次郎、御所、太秋、伊豆など渋柿:平核無、刀根早生、甲州百日など柿の渋は、果実内にタンニンが含まれ、水溶性である。渋柿はそのまま生食出来ない。果肉が軟らかくなる熟柿になるのを...柿

  • 柳家小三治さん死去

    令和3年10月12日(火)柳家小三治さん死去落語家で人間国宝の柳家小三治さんが10月7日に心不全のため、都内の自宅で亡くなられた。(81歳)中日新聞ラジオの素人寄席で注目されて、1959年(昭和34年)に五代目柳家小さん師匠に入門。1969年(昭和44年)、17人抜きで真打昇進を果たし10代目「柳家小三治」を襲名した。2010年(平成22年)、落語協会会長に就任。独特の仕草や間の取り方が旨く、飄々とした語り口と可笑しみに口座を高く評価された。本題に入る前の「まくら」は、周辺の雑事と豊富な話題にも人気が在り、「まくらの小三治」の異名を持つ。1981年(昭和56年)、芸術選奨文部大臣新人賞受賞2005年(平成17年)、紫綬褒章受賞。2014年(平成26年)、旭日小受章授賞。この年には、柳家小さん、桂米朝に次いで3人...柳家小三治さん死去

  • 岡崎城

    令和3年10月11日(月)岡崎城岡崎城が最近TVの話題によく出て来る。NHK大河ドラマ、渋沢栄一の「青天を撞く」の冒頭で、「私、徳川家康です。」と、北大路欣也が登場する、、、。岡崎城は名古屋から急行で30分の地、菅生川と矢作川の間の丘陵地に作られた城で、徳川家康の生誕の地として有名である。1547年(天文3年)に竹千代(家康)がこの地に生まれる。当時は城とは名のみ、櫓や門は茅葺きで石垣もなく堀の周りは土塁で固められていた。1617年(元和3年)、改修工事により天守が建てられ石垣も築かれた。1873年(明治6年)には廃城が命ぜられ城は取り壊されて本丸と石垣の一部が残された。取り壊し前の城、1959年(昭和34年)、天守閣の復旧工事がなされた。6年程前、「岬句会」の旅行で全国の仲間がこの地に集まり、岡崎城、家康の菩...岡崎城

  • 秋 袷

    令和3年10月9日(土)秋袷肌に秋の気配を色濃く感じる頃に着用する袷長着のこと。秋涼の季節らしい織物や染物を選んで袷に仕立てる。昔は、士庶人(武士や庶民、一般人)は重陽以降には、絮衣(わたいれ)を用い、これを通例とした。秋袷はしっとりと身に添うものとして、粋筋はこの秋袷を素で着て通したようである。袷とは表裏を合わせて作った衣服で、裏地付きの着物。(然し、未だ未だ残暑厳しく、、、お察し申しあげる)パソコンのデータ(画像や文書)を保存する、USBメモリーが足りなくなった。久しぶりに大須商店街の「アメ横」へ出かける。地下鉄鶴舞線の「大須観音」下車、直ぐに大須観音の境内に出る。緊急事態宣言が解除になり混み合うかと思ったが人は疎らである。境内を抜け万松寺商店街に入り、此方は結構賑わっている。若い人達が飲食店の前等に屯して...秋袷

  • 藤 袴

    令和3年10月9日(土)藤袴:香草山林、河畔などに自生するキク科の多年草、高さ1~2m中国原産、中国からの帰化植物で漢名は「香草」「香水草」等と呼ばれる。葉は三つに裂け、茎と葉は多少紅色を帯びている。一種の芳香があり、乾かすと特に強く香るのはクマリンが在るからという。8~10月初め頃、淡紅紫色の小花が梢に群がり咲く。藤色の花の花弁の形が筒状で袴を履いたように見える事からこの名がある。昨日、句仲間からメールが届いた。久しぶりに白鳥庭園へ吟行に出掛け、秋の草花や鳥たちの姿を目にし、友と歓談しとても楽しかったと綴られていた。庭園の池には、鴨の番いが群れ、鯉に餌をやる親子に逢い、遠目に、木の上の方の枝に、翡翠(かわせみ)の青い姿を、、こんな所で翡翠に合えるとは、、、と感激の様子が伺えた。藤袴、金木犀、杜鵑草、、、それに...藤袴

  • 寒 露

    令和3年10月8日(金)寒露二十四節気の一つ、太陽の黄経が195度の時にあたる。晩秋から初冬への間の露の頃。諸々のものに寒冷の気が濃くなるとともに、透明度を増し「秋澄む」感じが深まって来るようである。露が冷気によって凍りそうになる頃、雁などの冬鳥が渡って来て菊が咲き始め、蟋蟀等が鳴き始める頃とあるが、、、、時既に菊は咲き、虫時雨のまっしぐら、晩秋真っただ中。今日10月8日は「寒露の日」名古屋の今日の最高気温は29度、この1週間の気温は30度を前後して居り「夏日」が続いている。朝から気温も上がり、「寒露」の冷気はとても考えられない。この数年、世界各地で気候変動、異常気象による災害が頻繁にニュースとなっている。米国や、オーストラリア、ヨーロッパ等世界各地で森林火災が続出して貴重な動植物が消失し、今尚山火事が発生し続...寒露

  • ミステリー記念日

    令和3年10月7日(木)ミステリー記念日今日10月7日は、ミステリー記念日だそうです。ミステリー作家のエドガー・アラン・ポーが亡くなった日を祈念とした。(これは日本のオリジナルの記念日のよう)エドガー・アラン・ポーは、1809年1月19日に米国のマサチューセッツ州ボストンに生まれる。旅役者の両親の基に生まれたが父親は蒸発、母親は死亡した。名付け親の商人アラン家に引取られる。17歳でヴァージニア大学に入り、学力は優秀であったが、賭博大酒飲みであった。卒業後一時期、陸軍に入隊するが、素行不良で退役処分となる。その後、文筆活動を始め、筆名をエドガー・アラン・ポーとする。「アッシャー家の崩壊」「黒猫」「モルグ街の」殺人」を発表し、人気作家となるが飲酒による悪癖が止まない、、、、。1833年、僅か13歳の従妹ヴァージニア...ミステリー記念日

  • 溝蕎麦

    令和3年10月6日(水)溝蕎麦:牛の額タデ科の一年草、山野・路傍の水辺に多い。茎の高さ30~80cm、葉は矛(ほこ)形で互生する。初秋、茎上に分岐して10数個の直径4~7mmの小花が群れ広がる。根元が白く先の方が薄紅色、淡紅色、淡緑色の花は可憐だが余り目立たぬ花である。蕎麦の花に似る。茎や枝に棘が生えていてざらざらしている。別名、「牛の額」と言われるが葉の形が牛の額に似ていると言われ、この名が在る。歳時記を開き「溝蕎麦」別名「牛の額」と奇妙な名が在り、ヒョットして「絶滅季語」では、、、、早速、俳人夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」を繙いて見た。在った!秋の季語に「牛の額」、、、、「牛の額」、溝蕎麦の異名初秋、植物『溝蕎麦とは、その名の通り溝や湿地・水辺等に生えているタデ科の植物。蕎麦の花に似ているところか...溝蕎麦

  • 芒ススキ

    令和3年10月5日(火)薄:芒、すすき、尾花イネ科の大型多年草、日当たりの良い山野の至る所に群生している。秋、稈頭に中軸から多数の枝を広げ、黄褐色、紫褐色の花穂を出す。花の集まりである長い穂は獣の尾に似ているので「尾花」と呼ばれ、秋の七草の一つである。花穂の長さは15~40cm。花穂は色あせて次第に白色となり、秋風になびく芒の景色は日本画的な独特の淋しさの風情がある。芒によく似たイネ科の植物に「荻」(おぎ)が在る。丈は1~3mと大きく、川原や水辺等に多い。根茎で1本づづ生える。萩の穂は剛毛で芒より長く大きい。その茎は丈夫で「茅」(かや)と呼ばれ、「茅葺き屋根」等の材料として利用されている。シンガーソングライター合田道人さんの著書「童謡の風景」の秋の歌の中に「船頭小唄」が紹介されている。船頭小唄は作曲家の御大と言...芒ススキ

  • 虫の声

    令和3年10月4日(月)虫の声:虫時雨虫は秋に鳴く虫の総称であるが、秋の草叢にすだく虫のみをいう。但し、鳴くのはいずれも雄のみである。虫の音色にはそれぞれに風情があり、鳴いている場所、時、数等により趣が違う。その声を聞くと、秋の淋しさが身に迫って感じられる。「虫時雨」は虫の鳴き競う音を、時雨に例えた語。「残る虫」は「すかれ虫」ともいい、盛りの時期の過ぎて衰えた声で鳴く虫のことをいう。鳴く虫は大別すると、コオロギ科:蟋蟀、鈴虫、松虫、邯鄲、鉦叩きなど閻魔コオロギ、リーリーリーと鳴く鈴虫、リーンリーン松虫、チンチロリン邯鄲(かんたん)、ルールールー鉦叩き、チ、チ、チ、キリギリス科:きりぎりす、馬追い、轡(くつわ)虫きりぎりす、スイッチョン、ギー馬追虫、ギュルルル、、くつわ虫、ガチャガチャ秋の夜長、寝床に入りつい本を...虫の声

  • 栗の実

    令和3年10月3日(日)栗:栗きんとんブナ科の落葉低木、またはその実日本では北海道の中部以南の産地に生え、果樹として栽培される。栗の毬は初秋の頃は薄い緑色をしているが、晩秋には暗褐色となり裂けて光沢のある実を覗かせる。自然に落ちた実は「出落栗」と呼ばれる。実は毬の中に1~3個の実が出来る。我国の栗の実は、古代から食用として重視されている。兵庫県、京都府一円では「丹波栗」として大粒の栗を産し、山口県を中心とする中国地方では「岩国栗」を産出する。四国の「阿波栗」、岐阜県の「大栗」、その他長野県の小布施、東京都奥多摩地区、茨木県等が有名な産地である。栗の調理方法は、焼き栗、茹で栗、栗飯、甘露煮、栗きんとん、茶巾絞り、栗羊羹等と秋のスイーツの王様であろうか、、、。栗きんとん緊急事態宣言が解除された昨日、娘家族がやって来...栗の実

  • どんぐり

    令和3年10月2日(土)団栗:どんぐり、橡の実橡(くぬぎ)、樫(かし)、楢(なら)等、落葉高木の実の総称堅実は直径2cm程で、下半部は椀型の殻斗に包まれ翌年の秋に成熟する。同属の樫の実等も広い意味で団栗という。これ等の団栗の実を「つぐら」(藁を編んで作った器)に見立て人形を作ったりする。団栗の実は童謡にも在るように転がりやすく、チョッと触れただけで在らぬ方向へ転がって行く様は、生き生きとしている。子供達が競い合って拾い、偶の休みに父と子が団栗を探す光景は仄々として見ている者の心を癒してくれる、、、、。こならまてばしいうばめがし木の実独楽を作ったり、団栗は子供達の恰好の遊び道具だ。童謡の「どんぐりころころ」は、そんな子供達の遊びの風景を謡った、懐かしい唄の一つである。作詞者の青木存義は、宮城県松島町の大地主の息子...どんぐり

  • 蓑 虫

    令和3年10月1日(金)蓑虫:鬼の子チョウ目、ミノガ科の蛾の幼虫ミノガの幼虫が作る巣は、藁で作った蓑(雨具)の形が似ているために、日本では蓑虫と呼ばれている。7,8月頃に幼虫はバラ科やカキノキ科の果実やサツキ等の葉を食べ、捕食後の枯葉や枯枝等に粘性の糸を絡めて袋状の巣を作り、枝からぶら下がる。昔、毛糸屑や細かく切った色紙の中に蓑を取り去った幼虫を入れると、色鮮やかな蓑を作りあげ、子供達の遊びとされたようである。蓑虫は身の回りの繊維であれば何でも〈葉や枝でなくても)蓑を作る習性を利用した遊びである。蓑虫を別名で「鬼の子」と言われるのは、蓑虫は親に似ていないことから、鬼の心を持った子供であろうという民話からの節がある。亦、清少納言の「枕草子」の一節に、「蓑虫、いとあはれなり、鬼の生みたりければ、親に似てこれも恐ろし...蓑虫

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