現在、丸木美術館で開催されているのは、“望月桂 自由を扶くひと”という展覧会。大正から昭和にかけ、多岐に渡って活動した、望月桂(1886~1975)を本格的に…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
現在、丸木美術館で開催されているのは、“望月桂 自由を扶くひと”という展覧会。大正から昭和にかけ、多岐に渡って活動した、望月桂(1886~1975)を本格的に…
~前回までのあらすじ~日本全国の国宝をハンティングする。そんな壮大なチャレンジに挑む国宝ハンター・とに~。何かを得るには何かを失うのが常。これまで1144件の…
昨年4月、恵比寿ガーデンプレイス内のヱビスビール記念館が、名前も新たに「YEBISU BREWERY TOKYO」とリニューアルしました。 リニューアルに…
先日、原美術館ARCに行ってきました。その頃、都心ではすっかり葉桜となっていましたが、群馬にある原美術館ARCの桜は、これから満開を迎えるところ。思いがけず、…
4月中旬。都内では桜がすっかり散ってしまいましたが、燕子花のシーズンが、すぐそこまでやってきています。毎年この季節に合わせて、根津美術館で開催されるのが、尾形…
『アートなTシャツコレクション~完~』【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする ・ミュ…
今年でめでたく開館30周年を迎えた「セタブン」こと、世田谷文学館。今でこそ、漫画の展覧会は珍しくないですが、世田谷文学館は他館に先駆けて、開館以来積極的に、岡…
JR三鷹駅からバスで約20分。車通りの多い幹線道路沿いに、思わず二度見する建物が建っています。 その名は、三鷹天命反転住宅。(正式名は、三鷹天命反転住宅 …
この春、東京藝術大学大学美術館で開催されているのは、“相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史”という展覧会です。 「京都五山」第二位に列せられる名刹…
阪急大阪梅田駅直結の阪急三番街。前回の大阪万博が開催された前年、1969年にオープンしたショッピングセンターです。 地下街でありながら、一部に人工の川が流…
今年2025年は、女性で初めて文化勲章を受賞した日本画家で、「西の松園、東の清方」と称される上村松園(1875~1949)の生誕150年の節目の年。それを記念…
コレクション2 Undo, Redo わたしは解く、やり直す
世界でも珍しい完全地下美術館。それが、国立国際美術館です。地上に見えているのは、ほぼ金属製のオブジェだけ。実はその下に、3層分の建物が埋まっています。 な…
現在、大阪中之島にある国立国際美術館では、“ノー・バウンダリーズ”という展覧会が開催されています。 バウンダリー?『怪獣の花唄』の??(←それはVaund…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 2020年のコロナ禍以降、長らくに渡って休止されていたアートツアー。その復活第一弾が、今月4月27日…
現在、国立科学博物館では久しぶりとなる人類学・考古学展が開催されています。その名も、“特別展「古代DNA―日本人のきた道―」”です。 近年、古代人のDNA…
世界でも数少ない版画を中心とする美術館、町田市立国際版画美術館で現在開催されているのは、“日本の版画1200年―受けとめ、交わり、生まれ出る”という展覧会。 …
モーソウ13 ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ《アポロンとダフネ》
《アポロンとダフネ》バロックの天才彫刻家ベルニーニの最高傑作。ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンと、河の神ペネイオスの娘ダフネの物語がモチーフ。ダフネは…
1846年に創業した皮革製品で有名なスペインのブランド、ロエベ。その日本初となる大型展覧会、“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”が、原宿駅…
現在、国立西洋美術館では“どこみる展”が絶賛開催中ですが。全く同じ会期で、常設展示室内の版画素描展示室では、“梶コレクション展―色彩の宝石、エマーユの美”が開…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館”。通称、“どこみる…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
10万円もするうまい棒が制作、販売されることで、何かと話題の“松山智一展 FIRST LAST”に行ってきました。 うまい棒のニュースばかりが報じられ…
この春、皇居三の丸尚蔵館では、“百花ひらく―花々をめぐる美―”が開催中。同館に収蔵された皇室伝来の貴重な美術品の中から、花を題材とした絵画や工芸品、書籍などを…
国立工芸館 外観 東京国立近代美術館工芸館改め、国立工芸館が金沢に移転して、今年で5年目。それを記念して、今年1年をかけて、さまざまな移転開館5周年記念が予…
仏門に帰依して受戒した出家・在家に与えられた法名。それが、戒名です。いわゆる物故作家の多くには、戒名があります。 例えば。尾形光琳は「長江軒寂明青々光琳」。竹…
今年2025年に、総合開館30周年を迎える東京都写真美術館。それを記念してさまざまな記念展がラインナップされています。その第1弾を飾るのが、“鷹野隆大 カスバ…
2023年、六本木ヒルズ森タワー52階にある東京シティビューでは、手塚治虫の『ブラック・ジャック』をテーマにした展覧会が開催されました。あれから2年―現在、同…
現在、富山県美術館で開催されているのは、“没後20年 東野芳明と戦後美術”という展覧会です。 富山県美術館の前身となる県立近代美術館の運営委員などを務め、…
素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号141&142
東京大学総合研究博物館と日本郵便が協働運営するミュージアム。それが、インターメディアテク。そのミュージアムショップ「IMTブティック」では、東京大学のオフィシ…
東京駅すぐそばのJPタワー内にある学術文化総合ミュージアム、インターメディアテク(略してIMT)に、久しぶりに行ってきました。開館からしばらくは、知る人ぞ知る…
豊洲のラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyoにて、ついに“ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金”が開幕しました。 エジプト…
現在、21_21 DESIGN SIGHTでは、“ラーメンどんぶり展”が開催されています。ラーメンどんぶりをテーマにした展覧会ということで、ミュージアムの入り…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが『美術の思っちゃった』です。では、早速…
“ヒルマ・アフ・クリント展”をたっぷりと堪能した後は、東京国立近代美術館の常設展、“所蔵作品展 MOMATコレクション”へ。常設展とはいうものの、13000点…
今年2025年注目の展覧会の一つ、“ヒルマ・アフ・クリント展”が東京国立近代美術館で開幕しました。 “ヒルマ・アフ・クリント展” 東京国立近代美術館 2025…
VOCA展実行委員会に依頼された学芸員や研究者らが、平面美術の領域で国際的にも通用すると思う40才以下の作家を推薦し、その作家たちによる平面作品で、その優劣を…
私事で大変恐縮ではございますが、本日3月20日は、私アートテラー・とに~の誕生日。そこで今回は、美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴…
板橋区立美術館で開催中の展覧会、“エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 某…
現在アーティゾン美術館では“硲伊之助展”と併せて、“ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ”が同時開催されています。 スイス生まれのゾフィー・トイバー…
現在アーティゾン美術館で開催されているのは、“硲伊之助展”。洋画家・硲伊之助(1895~1977)の東京では初となる回顧展です。 「硲伊之助」と書いて、「…
パスポートセンターがあることでもお馴染み東京交通会館。 銀座のギャラリーを訪れるついでに、本屋に立ち寄ったり、アンテナショップを眺めたり、東京交通会館には…
現在、東京都庭園美術館では、4年ぶりとなるポスターの展覧会、“戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見”が開催されています。 デュッセルドルフ…
全国4会場を巡回中の“北欧の神秘”や、「北欧デザイン界の鬼才」ことポール・ケアホルムの日本初個展など、近年、北欧にスポットを当てた展覧会が数多く開催されていま…
白金台にある隠れ家系美術館。それが、松岡美術館。 今年の11月に、めでたく開館50周年を迎えます!(←おめでとうございます)それを記念して、2025年は3…
《セザンヌ礼賛》セザンヌの静物画を取り囲み、礼賛している人の多くは、ドニ自身、セリュジエ、ヴュイヤール、ボナールらナビ派の画家たち。ちなみに、ナビ派のメン…
現在、川崎市岡本太郎美術館では、TARO賞の発表と併せて、“私の現代芸術─コンペイ党宣言”という展覧会が開催されています。 「コンペイ糖のようにトンがって…
岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。それが、岡本太郎現代芸術賞。通称TARO賞です。プロアマ問わず誰でも応募可能で、国籍・年齢の制…
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“緑の惑星 セタビの森の植物たち”という展覧会です。 こちらは、2023年に開催されたコレクション展、“わたしたち…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。さて、…
年齢関係なし。所属関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもありのガチンコバトル的な公募コンクール。それが、”FACE展”です。 主催はSOMPO美術…
本日3月6日は、「ミロ(36)の日」なのだそうです。そんな「ミロの日」にご紹介するのは、東京都美術館で絶賛開催中の“ミロ展”。20世紀スペインを代表する画家ジ…
現在、表参道のGYRE GALLERYで開催されているのは、“来たる世界2025-2075 テクノロジーと崇高”という展覧会。テクノロジーの驚異的な進化によっ…
日本のミュージアム界の永遠のライバル。それは、東京国立博物館(東博)と京都国立博物館(京博)。そこで本日は、東博か京博かの2択クイズを10問出題したいと思いま…
根津美術館で現在開催されているのは、“武家の正統 片桐石州の茶”という展覧会。武家茶道の“正統”とされる石州流の祖・片桐石州をフォーカスした史上初の展覧会です…
オーブリー・ビアズリー《クライマックス》 1893年、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館Photo: Victoria and Albert Museum…
写真にオブジェ、絵画とマルチな才能を発揮し、自らを“万能の人”ダ・ヴィンチに例えたマン・レイ(1890~1976)。今年2025年は、その生誕135年の節目の…
■秘仏の扉 作者:永井紗耶子 出版社:文藝春秋 発売日:2025/1/8 ページ数:296ページ 200年の間、固く閉ざされていた扉。それはフェノロサと…
デザインやゲーム、AI研究などの領域で、特に注目を集めるアーティスト12組の作品約50点を紹介する展覧会、“マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート”が森…
「動物と人のあいだの回路をひらく展覧会」と称する、“PART OF THE ANIMAL 動物と人間のあいだ”が現在、三軒茶屋の生活工房ギャラリーで開催されて…
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ”という展覧会です。 あれ?生誕120年のエミール・ガレ展って、最近…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 来月3月8日に、京都新聞文化ホールにて、“アートテラー・とに~がひも解く! 泉屋博古館の至宝たち”が…
ウェイド・ガイトン「THIRTEEN PAINTINGS」展
現在、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されているのは、1972年アメリカ生まれのアーティスト、ウェイド・ガイトンの個展です。その名も、“ウェイド・ガイトン「…
今年2025年は、大正から昭和を駆け抜けた日本画家、速水御舟の没後90年を迎える節目の年となっています。それを記念して現在、岡田美術館で開催されているのが、“…
昨年8月。DIC川村記念美術館が休館する、という衝撃的なニュースが報じられました。5万件を超える署名や多くの嘆願書も集まったようですが、最終的には「ダウンサイ…
今から7年前。芸術家の名前や美術関連の言葉を冠した物件、「アート物件」の数々を紹介する記事をお届けしました。 『アート物件あります』ルネサンス上板橋、ルネサン…
北は北海道、青森から、南は三重や奈良まで。約30年をかけて日本各地を巡りながら、12万体の仏像を作ることを目指した江戸時代の修行僧・円空。そんな円空の東京のミ…
約3年に及ぶ大規模な改修工事を終えて、ついに横浜美術館がリニューアルオープンを果たしました。 外観こそ大きな変化はありませんが、グランドギャラリーに新たにエ…
たばこ自体は、どんどん値上がりしているのに。1978年の開館以来、一般入館料100円を貫いてきたたばこと塩の博物館。しかし、昨今の物流コストや光熱費の値上げを…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
埼玉県立近代美術館で開催中の展覧会、“メキシコへのまなざし”に行ってきました。 (注:展示室内は一部撮影可。写真撮影は、特別に許可を得ております。) まず、…
静嘉堂文庫美術館で開催中の展覧会、“豊原国周生誕190年 歌舞伎を描く 秘蔵の浮世絵初公開!”に行ってきました。 こちらは、静嘉堂のコレクションの中から、…
昨年末に、開館5周年を迎えた新生スヌーピーミュージアム。約1年ぶりに訪れたら、路上にトリックアートが誕生していました。 おそらく、スヌーピーの足あとに…
《ラスコーの壁画》フランスの西南部にあるラスコー洞窟の内部に描かれた一連の壁画群。およそ2万年前にクロマニョン人によって描かれたとされる。1940年に飼い…
2013年よりユニットで活動する岩竹理恵+片岡純也(ともに1982年生)。その最新展となる神奈川県立近代美術館 鎌倉別館での展覧会、“岩竹理恵+片岡純也×コレ…
先日は、数年ぶりに神奈川県立近代美術館 葉山館に。久しぶりに訪れたら、入り口がスゴいことになっていました! 「??!!!」 こちらから入れる感じではなさげ…
ボッティチェッリ、アルチンボルド、バスキア・・・・・美術館や美術関連の書籍などで目にすれば、これらのワードが芸術家の名前であると認識できるでしょう。しかし、も…
毎年どこかしらで開催されている印象のある展覧会3本柱。それは、「ゴッホ・恐竜・古代エジプト」です(←とに~調べ)。しかし、コロナの影響も大いにあったのでしょう…
2018年に新豊洲駅前にオープンしたチームラボの常設施設。チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com(通称、チームラボプラネッツ)。当初は、2020…
現在、パナソニック汐留美術館で開催されているのは、“ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に…
続・無料で観れる美術百選《さいたま新都心合同庁舎(埼玉県さいたま市)》
2000年に「街びらき」し、今年で25年目を迎えるさいたま新都心。その中核をなすさいたま新都心合同庁舎周辺には、パブリックアートが点在しています。 それら…
現在、東京ステーションギャラリーで開催されているのは、“生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った”という展覧会。初公開を含む約150点の作品を通じて…
時は、1983年。アメリカのスミソニアン国立自然史博物館で、“Japanese Ceramics Today(現代日本陶芸展)”という展覧会が開催されました。…
「溶けたりんごの彫刻」などの作品で知られるアーティストの雨宮庸介さん。その東京の美術館では初となる個展が、現在ワタリウム美術館で開催されています。その名も、“…
xAI社が開発したチャット型生成AI。それが、Grok(グロック)。 X(旧ツイッター)を開くたびに、その存在が気にはなっていたので。物は試しにと、《モナ・リ…
LIFE SCAPER in SAITAMA ARTS THEATER
彩の国さいたま芸術劇場に行ってきました。 現在こちらでは、さいたま国際芸術祭2023で、ディレクターを務めた現代アートチーム目[mé]の最新展、“LIFE…
年齢関係なし。所属関係なし。技法も一切関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもあり!SOMPO美術財団が創設したガチンコバトル的な公募コンクール。そ…
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」
真言宗大覚寺派の本山、大覚寺。(正式名は、旧嵯峨御所大覚寺門跡)その開創1150年を記念して現在、東京国立博物館の平成館では“特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花…
昨年お届けしたこちらのクイズが、意外と好評でしたので。 『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁…
川久保ジョイ Left is Right-45億年の庭と茹でガエル-
先日は久しぶりに原爆の図丸木美術館へ。 こちらは、画家の丸木位里・丸木俊夫妻が共同制作した、原爆による惨状を描いた全15部からなる《原爆の図》を常設する美…
初台にあるメディアアート専門の文化施設、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]。こちらで現在開催中の展覧会“evala 現われる場 消滅する像”…
インドネシアを拠点に活動している現代アーティスト、今津景(いまづけい)さん。その国内では初となる大規模個展が現在、東京オペラシティ アートギャラリーで開催され…
■ヒルマ 監督・脚本:ラッセ・ハルストレム出演:トーラ・ハルストレム、レナ・オリン2022年製作/120分/スウェーデン 現在では西洋世界初の抽象芸術家の…
日本が世界に誇るコンテンツ「ポケモン」と、日本が世界に誇るアート「工芸」を掛け合わせた前代未聞の展覧会。それが、“ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―”。一昨…
大日本印刷株式会社が運営するグラフィックデザイン専門のギャラリー。それが、ギンザ・グラフィック・ギャラリーです。通称、ggg(スリー・ジー)。こちらで現在開催…
現在、皇居三の丸尚蔵館では、皇室ゆかりの名品から選りすぐった、吉祥をモチーフにした作品の数々を紹介する展覧会が開催されています。その名も、“瑞祥のかたち”です…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが『美術の思っちゃった』です。では、早速…
記念すべき20回目となるM-1グランプリが行われた今年2024年。東京都現代美術館で定期的に行われているグループ展、“MOTアニュアル”も今年、同じく20回目…
2023年3月に惜しまれつつ、この世を去った「世界のサカモト」こと坂本龍一さん。そんな彼の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本では初となる最大規…
1973年の創業以来、50年にわたって、埋もれていた芸術家を発掘、紹介し続けてきた知る人ぞ知る京都の画廊。それが、星野画廊です。例えば、2017年に東京ステー…
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現在、丸木美術館で開催されているのは、“望月桂 自由を扶くひと”という展覧会。大正から昭和にかけ、多岐に渡って活動した、望月桂(1886~1975)を本格的に…
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昨年4月、恵比寿ガーデンプレイス内のヱビスビール記念館が、名前も新たに「YEBISU BREWERY TOKYO」とリニューアルしました。 リニューアルに…
先日、原美術館ARCに行ってきました。その頃、都心ではすっかり葉桜となっていましたが、群馬にある原美術館ARCの桜は、これから満開を迎えるところ。思いがけず、…
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この春、東京藝術大学大学美術館で開催されているのは、“相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史”という展覧会です。 「京都五山」第二位に列せられる名刹…
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世界でも珍しい完全地下美術館。それが、国立国際美術館です。地上に見えているのは、ほぼ金属製のオブジェだけ。実はその下に、3層分の建物が埋まっています。 な…
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《アポロンとダフネ》バロックの天才彫刻家ベルニーニの最高傑作。ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンと、河の神ペネイオスの娘ダフネの物語がモチーフ。ダフネは…
1846年に創業した皮革製品で有名なスペインのブランド、ロエベ。その日本初となる大型展覧会、“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”が、原宿駅…
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現在、箱根の岡田美術館では開催されているのは、“金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―”という展覧会。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております)…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 先月、読売新聞の夕刊面にて4年続いた連載、『モーソウ美術館』が終了したアートテラー・とに~が、この4…
今年2024年は、「最後の文人画家」と称された、富岡鉄斎の没後100年目に当たる節目の年です。それを記念して、“没後100年 富岡鉄斎”が、この春、京都国立近…
この春、いや、今年2024年大本命の日本美術展、“雪舟伝説―「画聖」の誕生―”が、いよいよ開幕しました。会場は、京都国立近代美術館1館のみ。巡回の予定はありま…
日本を代表する、いや、もはや世界を代表する現代芸術家、そう言っても決して過言ではない村上隆さんの国内での最新個展、“村上隆 もののけ 京都”が、京都市京セラ美…
もし、本家の『トリビアの泉』がまだ存続していたら投稿したかった、思わず「へぇ」と言いたくなる美術トリビアの数々をご紹介した前回の記事から、すっかり3年以上の月…
広島県大竹市にある話題の人気スポット、下瀬美術館が、めでたく開館1周年を迎えました! それを記念して、この春開催されているのが、“開館一周年記念 加山又造…
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品”です。 こちらは、2020年に開催されて以来、久しぶりとな…
現在、パナソニック汐留美術館で開催されているのは、“テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本”という展覧会。ヤマザキマリさんによる人気漫画『テルマエ・ロマ…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
今年2024年は、アール・ヌーヴォーの旗手として知られる、フランスの工芸家エミール・ガレ(1846~1904)の没後120年目を迎える節目の年。それを記念して…
開幕前からSNSで大きな話題だった“大吉原展”に行ってきました。(詳しく知りたい方は、「ネット見ろ!」です。) 余談ですが。僕の記憶が確かなら、当初のポス…
久しぶりに、岡本太郎記念館に行ってきました。久しぶりに行ったら、庭に置かれた作品から、尋常じゃないくらいに植物が生い茂っていました。(もはや、ちょっとした古代…
■ガカバッカ(全4巻) 漫画:赤堀君 出版社:講談社 発売日:2018/3/23(1巻) ページ数:160ページ(1巻) 死後に評価された不遇の天才画家…
今でこそすっかり日本に浸透した、「イラストレーション」や「イラストレーター」といった言葉を、1960年代に広めた人気イラストレーター、宇野亞喜良さん。90歳を…
「大正の歌麿」と謳われた美人画の名手、竹久夢二。そんな夢二が描いた美人ではなく、動物の絵に注目したユニークな展覧会が、現在、竹久夢二美術館で開催されています。…
都内でも屈指のレトロ美術館、弥生美術館で、現在開催されているのは、“マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア”。レトロモダンな作風で人気を博すイラストレーター…
オーギュスト・ロダン《考える人》もともとは、ダンテの『神曲』に着想を得て制作された《地獄の門》のうちの一部。頂上部にあったこの人物像が人気を博したため、ソ…
現在、町田市立国際版画美術館では、“版画の青春 小野忠重と版画運動”という展覧会。1930~40年代に起こった版画運動を、リーダーであった小野忠重の旧蔵品を中…
現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催されているのは、“未来のかけら: 科学とデザインの実験室”という展覧会です。 本展のディレクターを務めるの…