この春、いや、今年2024年大本命の日本美術展、“雪舟伝説―「画聖」の誕生―”が、いよいよ開幕しました。会場は、京都国立近代美術館1館のみ。巡回の予定はありま…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
続・無料で観れる 美術百選《ONOMICHI U2(広島県尾道市)》
坂と猫の街として有名な尾道。その新たなランドマークとして、2014年にオープンしたのが、ONOMICHI U2。 「県営上屋2号倉庫」という名称だった海運…
1年ぶりに、原美術館ARCに行ってきました。 1年ぶりに訪れたら、かつて品川の原美術館にあった、多田美波さんの立体作品が入り口脇に設置されていました。 …
佐竹家伝来の《三十六歌仙切》や、古筆の名品とされる《寸松庵色紙》といった、優れた日本古美術コレクションを誇る埼玉県の遠山記念館。そんな遠山記念館でこの春開催さ…
現在、東京都写真美術館、愛称TOP MUSEUMでは、約3万7千点に及ぶコレクションを紹介する不定期企画が開催されています。その名も、“TOPコレクション セ…
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との…
かつて墨田区にあったセイコーミュージアムが、2020年に、創業の地である銀座に移転していたようです。名前もセイコーミュージアムから、セイコーミュージアム銀座に…
久しぶりに、金沢21世紀美術館(通称:21美)に行ってきました。21美を訪れる時は、いつも晴れていたのですが、今回は初めての雨。普段は多くの人で賑わうジェーム…
金沢の国立工芸館に行ってきました。 現在こちらで開催されているのは、“ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―”という展覧会。日本が世界に誇るコンテンツ「ポケ…
【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする ・ミュージアムショップや展覧会のグッズとして…
今年2023年は、「世界のムナカタ」こと、版画家・棟方志功の生誕120年の節目の年。それを記念して現在、富山県美術館で開催されているのが、“生誕120年 棟方…
現在、角川武蔵野ミュージアムでは、開館以来初となる本格的な現代アート展、“タグコレ 現代アートはわからんね”が開催されています。 タグチアートコレクション…
現在、ワタリウム美術館では、コレクション品を中心に紹介する不定期企画、“アイラブアート”の第17弾が開催されています。 今回のテーマは、「アートの遊び場」…
前回に引き続き、今回も「石の街」真鶴にて、無料で観れる美術作品の数々を紹介いたします。“真鶴町・石の彫刻祭2021”で制作され、現在は真鶴の地に恒久展示されて…
なんとなーく、東京藝術大学大学美術館では、毎年この時期に、藝大コレクション展が開催されていますが。今年2023年は趣向とタイトルを少し変えて、“「買上展」藝大…
もはや、「ヤマザキ春のパンまつり」に匹敵するくらいに、美術界には浸透している府中市美術館の「春の江戸絵画まつり」。20回目を迎える今年の展覧会は“江戸絵画お絵…
現在、寺田倉庫 G1 ビルで開催されているのは、“ウェス・アンダーソンすぎる風景展”という展覧会です。 ウェス・アンダーソンといえば、『ダージリン急行』や…
神奈川県西部にある小さな半島、真鶴半島。その先端にある真鶴岬から見える三ツ石は、パワースポットとして、人気を博しているようです。 この真鶴は、知る人ぞ知る…
現在、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで開催されているのは、“浜口陽三の世界 柔らかな光と闇~浜口陽三とフランス文学者、柏倉康夫氏との対談より~”です。 (…
デザインと人、デザインと社会をつなぐコミュニケーション拠点として、2015年に丸の内ストリートにオープンしたGOOD DESIGN Marunouchi。 …
日本を代表する建築家・丹下健三によって、昭和52年に現在の建物が竣工した草月会館。 その1階には、世界的なアーティスト、イサム・ノグチによる石庭「天国」が…
こんばんは。 ATN(=アートテラーニュース)のお時間です。 先月、惜しまれつつ最終回を迎えたTBSラジオの『たまむすび』。その後番組として、4月3日よりスタ…
この春、山種美術館では特別展として、“富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)…
この春、国立西洋美術館では、“憧憬の地 ブルターニュ”が開催されていますが。SOMPO美術館でも現在、“ブルターニュの光と風”という展覧会が開催されています。…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷”という展覧会。 (注展示室内の写真撮影は、特別に許…
「クラシックアートを見つけよう。」をコンセプトに、著作権が切れてパブリックドメインとなった絵画やイラストなどを、インターネットで集め、それを公開しているコレク…
MOTコレクション 被膜虚実/Breathing めぐる呼吸
東京都現代美術館では、特別展とはまた別に、館が所蔵するコレクション、通称MOTコレクションを、MOTコレクション展という形で、さまざまな切り口で紹介しています…
現在、泉屋博古館東京で開催されているのは、“大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101”。世界屈指の東洋陶磁コレクションと名高い「安宅コレクション」…
昨年の今頃、すみだ北斎美術館では、北斎やその門人たちが描く「花」に着目した展覧会が開催されていましたが。現在開催されているのは、“北斎バードパーク”。 (注:…
Comic:5『夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers』
■夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers 漫画:灰田高鴻 出版社:講談社 発売日:2022/11/22(1巻)、2023/2/2…
現在、六本木ヒルズ森タワー52階にある東京シティビューでは、“ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築”が開催されています。 「ヘザウィック・スタジオ展:共感す…
昨年秋、東京国立博物館にて、館が所蔵する国宝を一挙公開する展覧会が開催され、チケットが争奪戦になるほどの話題となりました。 あれから約3か月―開館70周年を迎…
現在、板橋区立美術館で開催されているのは、“椿椿山展 軽妙淡麗な色彩と筆あと”という展覧会。江戸時代後期の文人画家、椿椿山の、実に約30年ぶりとなる、関東では…
これまで、こちらのブログで過去2度に渡って、おちょこ・ぐい呑みコレクションの一部をご紹介してまいりました。 『いい“ちょこ”だらけ』数年前よりひそかにハマって…
この春、国立科学博物館では、実に4年ぶりとなる“恐竜博”が開催されています。 『今度の主役は「トゲトゲ」だ!』と、キャッチコピーにありますが。今回の恐竜博…
ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術
現在、水戸芸術館現代美術ギャラリーでは、“ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術”が開催されています。 ケアリング…ケア…
先日は、千葉県にあるDIC川村記念美術館に行ってきました。現在開催されているのは、“芸術家たちの南仏”という展覧会です (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得…
本日3月20日。誕生日を迎え、ついに40歳となりました。孔子は、「四十にして惑はず」と言ったそうですが、凡人である僕は、40歳になってもまだまだ惑っています。…
現在、東京国立博物館では、“特別展「東福寺」”が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 京都を代表する禅寺の一つ、東福寺。…
春到来。今年もVOCA展の季節がやってきました。 The Vision of Contemporary Art。略して、VOCA。VOCA展実行委員会に依…
銀座メゾンエルメス フォーラムで現在、開催されているのは、“インターフェアレンス”という展覧会。 インターフェアレンス?初めて耳にする英単語に戸惑っている…
2021年10月より月1で出演させて頂いていた、TBSラジオの『たまむすび』が今月いっぱいで最終回を迎えます。それに伴い、僕が担当していたコーナー「展覧会のエ…
昨年9月。鶴岡八幡宮へと通ずる鎌倉のメイン通り、若宮大路に新たなミュージアムがオープンしました。 その名も、英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】。(BAM…
この春、国立新美術館にて、5年ぶりとなるルーヴル美術館展が開催されています。その名も、“ルーヴル美術館展 愛を描く”。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂…
現在、東京都写真美術館で開催されているのは、“深瀬昌久 1961–1991 レトロスペクティブ”という展覧会。1960-70年代の日本写真界を牽引した写真家、…
現在、オランダのアムステルダム国立美術館にて、史上最大のフェルメール展が開催され、話題となっています。 出展されているフェルメール作品は、なんと驚異の28…
21_21 DESIGN SIGHTでは現在、“The Original”という展覧会が開催されています。 「The Original」=「世の中に深く影…
この春、シャネル・ネクサス・ホールでは、“WHERE OCEANS MEET”という展覧会が開催中。弱冠37歳にしてすでに、ヴェネツィア・ビエンナーレを筆頭に…
現在、練馬区立美術館で開催されているのは、“本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション”という展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可…
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との…
4月10日より、約1年半の長期休館期間に突入する三菱一号館美術館。その休館前ラストとなる展覧会として現在、“芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル”が開催されてい…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“アートを楽しむ ―見る、感じる、学ぶ”という展覧会です。 アーティゾン美術館は、開館以来、ラーニングプログ…
現在、埼玉県立近代美術館では、“戸谷成雄 彫刻”という展覧会が開催されています。 こちらは、現代彫刻家の生けるレジェンド、戸谷成雄さん(1947~)の大規…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラーのとに~氏が、アートに関わる方を毎回ゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト…
現在、世田谷動物園・・・もとい、世田谷美術館で開催されているのは、“わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち”という展覧会。世田谷美術館が所蔵する約160…
1981年に、山梨県北杜市に誕生した清春芸術村。 国内外のアーティストたちの交流の場として、吉井画廊の創立者である吉井長三によって作られた芸術村です。かつ…
現在、根津美術館で開催されているのは、“仏具の世界 信仰と美のかたち”という展覧会。ありそうで意外と無かった、仏具を主役にした展覧会です。 (注:館内の写真撮…
続・無料で観れる 美術百選《小平グリーンロード(東京都小平市)》
小平市にある 21kmの環状遊歩道。それが、小平グリーンロードです。 そのうちの小平駅から花小金井駅間の約2.6kmの緑道に、小平市にゆかりある彫刻家・齋…
年齢関係なし。所属関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもありのガチンコバトル的な公募コンクール。それが、”FACE展”です。 SOMPO美術館…
現在、太田記念美術館で開催されているのは、“広重おじさん図譜”。2018年に中山道広重美術館で開催され好評を博した、“ゆる旅おじさん図譜”を太田記念美術館ve…
2019年にオープンした無印良品 銀座。その6階にあるATELIER MUJI GINZAでは現在、“『small MUJI』展 -日用品のたのしみ方-”…
杉並区民ではないのですが、杉並区役所に行ってきました。 さすが、杉並区だけあって、外観は杉色(?)で覆われていました。さて、そんな杉並区役所には、杉並区に…
昨年の9月より、約5か月にわたって、工事により長期休館をしていた川崎市岡本太郎美術館。2月1日より、無事に活動を再開し始めたようです。というわけで、久しぶりに…
4月10日より、オーチャードホールを除いて、2027年度中まで長期休館(予定)となるBunkamura。その中にあるBunkamuraザ・ミュージアムも、もち…
現在、千葉県立美術館で絶賛開催中の展覧会、“山下麻衣+小林直人−もし太陽に名前がなかったら−”に行ってきました。 千葉県出身、千葉県在住のアート・ユニット…
エントリーNo.0013 バーストランド(岡本太郎 イサム・ノグチ)
もしも、芸術家たちが漫才をしたら・・・こんな感じのネタを披露するのかもしれません。それでは、皆様、どうぞ芸術漫才をお楽しみください! 岡本太郎[1]「どう…
2019年に世田谷美術館で開催されたのを皮切りに、兵庫、広島、静岡、高知、愛知、福岡、長野、岡山と、木下大サーカスばりに、日本全国を巡回していた“ヒグチユウコ…
現在、東洋文庫ミュージアムで開催されているのは、“フローラとファウナ 動植物誌の東西交流”という展覧会。フローラとファウナ、つまり植物図譜と動物図譜、東洋文庫…
三井記念美術館の春の恒例企画、“三井家のおひなさま”。三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を一堂に展示する展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影…
古今東西の名画を1点取り上げ、それを徹底的に“モーソウ (=妄想)”する。読売新聞の連載史上もっともくだらないコラム。それが、『モーソウ美術館』。読売新聞夕刊…
『マツモト建築芸術祭2023』昨年に続き、今年も真冬の松本市で、“マツモト建築芸術祭”が開催されています。 毎年、似たような感じの芸術祭が、日本各地で、…
昨年に続き、今年も真冬の松本市で、“マツモト建築芸術祭”が開催されています。 毎年、似たような感じの芸術祭が、日本各地で、数多く開催されていますが。この芸…
今年2023年は、木米(もくべい)の没後190年の節目の年。それを記念して、現在、サントリー美術館では、木米の大規模回顧展、“没後190年 木米”が開催されて…
■ゴヤの名画と優しい泥棒 監督:ロジャー・ミッシェル出演:ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド2020年製作/95分/イギリス …
2013年に、箱根小涌谷に開館した“美の殿堂”岡田美術館。今年10月にめでたく開館10周年を迎えます。それを記念して、これまでに開催された展覧会の中で、特に人…
1999年に、サン=テグジュペリ生誕100年を祝した世界的記念事業の一環として、箱根の地にオープンした世界初となる『星の王子さま』をテーマにしたミュージアム。…
現在、ポーラ美術館で開催されているのは、“部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで”という展覧会です。 展覧会のテーマは、「部屋」。19…
~前回までのあらすじ~日本全国を巡り、これまでに、1130件の国宝を目にしてきた国宝ハンター・とに~。国宝の文化財が増えてるのに、迷惑って思ってる奴いる?国宝…
昨年11月20日、市原市に新たなミュージアムがオープンしました。その名も、市原歴史博物館。 市原で出土した資料や、市内で伝えられてきた資料などを展示するミ…
昨年秋にご逝去されたカリスマ古道具商・坂田和實さんが、1994年に千葉県の奥地(?)長南町にひっそりと開館した美術館。それが、museum as it isで…
市原湖畔美術館の恒例企画、“市原湖畔美術館子ども絵画展”。市原市内の幼稚園、保育園、小学校から絵を公募し、その中から審査員によって厳選された作品を展示するもの…
東京藝術大学の学部生、大学院生による卒業・修了作品を鑑賞できる展覧会。それが、藝大卒展。第71回となる今年の藝大卒展は、1月28日から2月2日の6日間、開催さ…
ヴォルフガング・ティルマンス「Moments of Life」展
現在、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されているのは、“ヴォルフガング・ティルマンス「Moments of Life」展”という展覧会です。 2000年…
三鷹市美術ギャラリーで開催中の展覧会、“合田佐和子展 帰る途もつもりもない”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) こ…
現在、東京都美術館で開催されているのは、“エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才”という展覧会。あのクリムトに、「才能がありすぎる」と言わしめ、20世紀初…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラーのとに~氏によるオンラインサロンが、再来月の3月よりスタートすることが、判明いたしました…
武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の展覧会、“相馬博 悠久と星霜の彼方”に行ってきました。 抽象的な回がで知られる武蔵野市在住の現代美術家、相馬博さんの新作と…
昨年10月に100歳を迎えた現在もなお、創作意欲が衰えていないという染色界のレジェンド、柚木沙弥郎さん。その生誕100年を記念して、現在、柚木沙弥郎さんと深い…
TANAAMI!! AKATSUKA!! That‘s all Right!!
現在、PARCO MUSEUM TOKYOで開催されているのは、“TANAAMI!! AKATSUKA!! That‘s all Right!!”という展覧会…
美術に関するニュースや美術品を見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』。 『美術の思っちゃった…
現在、東京ステーションギャラリーでは、“佐伯祐三 自画像としての風景”が開催されています。 大正から昭和初期にかけて活動し、パリにて30歳という若さでこの…
現在、菊池寛実記念 智美術館では、不定期に開催される菊池コレクション展の最新作として、“現代のやきもの 思考するかたち”が開催されています。 こちらは、や…
「絵とことば」をテーマに、大人も子供も楽しめる美術館。それが、PLAY! MUSEUMです。その最新作となる展覧会が、“トンコハウス・堤大介の「ONI展」”。…
続・無料で観れる 美術百選《立川高島屋S.C.(東京都立川市)》
1994年、JR立川駅北口側に、世界的なパブリックアートエリアが誕生しました。その名は、ファーレ立川。 ディレクターを務めたのは、北川フラムさん。越後妻有の大…
東京大学総合研究博物館と、日本郵便株式会社との産学協働による学術文化総合ミュージアム。それが、インターメディアテク (略してIMT)。東京大学が所蔵する動物の…
昨年3月にリニューアルオープンした泉屋博古館東京では、現在、その記念展シリーズのファイナルを飾る展覧会が開催されています。その名も、“不変/普遍の造形”。泉屋…
Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎
東京オペラシティアートギャラリーで開催中の展覧会、“Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎”に行ってきました。 こ…
東京ミッドタウンの東に位置し、檜が多いことから「檜屋敷」という異名のある、萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡に整備された区立の公園。それが、檜町公園です。 …
昨年10月に、丸の内に移転リニューアルオープンを果たした静嘉堂@丸の内。そのこけら落としとして開催された開館記念展、“響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―”は…
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡”という展覧会。没後200年を迎えた江戸時代後期の洋風画家、亜欧堂田善に焦点を…
現在、“写実の殿堂”ことホキ美術館では、“Let’s Travel 絵の中を旅しよう!展”が開催されています。 展覧会のテーマは、「旅」。ホキ美術館のコレ…
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この春、いや、今年2024年大本命の日本美術展、“雪舟伝説―「画聖」の誕生―”が、いよいよ開幕しました。会場は、京都国立近代美術館1館のみ。巡回の予定はありま…
日本を代表する、いや、もはや世界を代表する現代芸術家、そう言っても決して過言ではない村上隆さんの国内での最新個展、“村上隆 もののけ 京都”が、京都市京セラ美…
もし、本家の『トリビアの泉』がまだ存続していたら投稿したかった、思わず「へぇ」と言いたくなる美術トリビアの数々をご紹介した前回の記事から、すっかり3年以上の月…
広島県大竹市にある話題の人気スポット、下瀬美術館が、めでたく開館1周年を迎えました! それを記念して、この春開催されているのが、“開館一周年記念 加山又造…
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品”です。 こちらは、2020年に開催されて以来、久しぶりとな…
現在、パナソニック汐留美術館で開催されているのは、“テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本”という展覧会。ヤマザキマリさんによる人気漫画『テルマエ・ロマ…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
今年2024年は、アール・ヌーヴォーの旗手として知られる、フランスの工芸家エミール・ガレ(1846~1904)の没後120年目を迎える節目の年。それを記念して…
開幕前からSNSで大きな話題だった“大吉原展”に行ってきました。(詳しく知りたい方は、「ネット見ろ!」です。) 余談ですが。僕の記憶が確かなら、当初のポス…
久しぶりに、岡本太郎記念館に行ってきました。久しぶりに行ったら、庭に置かれた作品から、尋常じゃないくらいに植物が生い茂っていました。(もはや、ちょっとした古代…
■ガカバッカ(全4巻) 漫画:赤堀君 出版社:講談社 発売日:2018/3/23(1巻) ページ数:160ページ(1巻) 死後に評価された不遇の天才画家…
今でこそすっかり日本に浸透した、「イラストレーション」や「イラストレーター」といった言葉を、1960年代に広めた人気イラストレーター、宇野亞喜良さん。90歳を…
「大正の歌麿」と謳われた美人画の名手、竹久夢二。そんな夢二が描いた美人ではなく、動物の絵に注目したユニークな展覧会が、現在、竹久夢二美術館で開催されています。…
都内でも屈指のレトロ美術館、弥生美術館で、現在開催されているのは、“マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア”。レトロモダンな作風で人気を博すイラストレーター…
オーギュスト・ロダン《考える人》もともとは、ダンテの『神曲』に着想を得て制作された《地獄の門》のうちの一部。頂上部にあったこの人物像が人気を博したため、ソ…
現在、町田市立国際版画美術館では、“版画の青春 小野忠重と版画運動”という展覧会。1930~40年代に起こった版画運動を、リーダーであった小野忠重の旧蔵品を中…
現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催されているのは、“未来のかけら: 科学とデザインの実験室”という展覧会です。 本展のディレクターを務めるの…
現在、茅ケ崎市美術館で開催されているのは、“フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」”という展覧会。ロサンゼル…
明治末から昭和戦前にかけて活躍した日本画家、池上秀畝(1874~1944)。その生誕150年を記念して開催されているのが、練馬区立美術館の“生誕150年 池上…
アートテラーという職業柄、常に気になっているのが、一般の人たちが美術に対して、「どんな疑問を持っているのか?」、あるいは、「どんなことを知りたいのか?」という…
坂と猫の街として有名な尾道。その新たなランドマークとして、2014年にオープンしたのが、ONOMICHI U2。 「県営上屋2号倉庫」という名称だった海運…
1年ぶりに、原美術館ARCに行ってきました。 1年ぶりに訪れたら、かつて品川の原美術館にあった、多田美波さんの立体作品が入り口脇に設置されていました。 …
佐竹家伝来の《三十六歌仙切》や、古筆の名品とされる《寸松庵色紙》といった、優れた日本古美術コレクションを誇る埼玉県の遠山記念館。そんな遠山記念館でこの春開催さ…
現在、東京都写真美術館、愛称TOP MUSEUMでは、約3万7千点に及ぶコレクションを紹介する不定期企画が開催されています。その名も、“TOPコレクション セ…
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との…
かつて墨田区にあったセイコーミュージアムが、2020年に、創業の地である銀座に移転していたようです。名前もセイコーミュージアムから、セイコーミュージアム銀座に…
久しぶりに、金沢21世紀美術館(通称:21美)に行ってきました。21美を訪れる時は、いつも晴れていたのですが、今回は初めての雨。普段は多くの人で賑わうジェーム…
金沢の国立工芸館に行ってきました。 現在こちらで開催されているのは、“ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―”という展覧会。日本が世界に誇るコンテンツ「ポケ…
【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする ・ミュージアムショップや展覧会のグッズとして…
今年2023年は、「世界のムナカタ」こと、版画家・棟方志功の生誕120年の節目の年。それを記念して現在、富山県美術館で開催されているのが、“生誕120年 棟方…
現在、角川武蔵野ミュージアムでは、開館以来初となる本格的な現代アート展、“タグコレ 現代アートはわからんね”が開催されています。 タグチアートコレクション…
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前回に引き続き、今回も「石の街」真鶴にて、無料で観れる美術作品の数々を紹介いたします。“真鶴町・石の彫刻祭2021”で制作され、現在は真鶴の地に恒久展示されて…
なんとなーく、東京藝術大学大学美術館では、毎年この時期に、藝大コレクション展が開催されていますが。今年2023年は趣向とタイトルを少し変えて、“「買上展」藝大…
もはや、「ヤマザキ春のパンまつり」に匹敵するくらいに、美術界には浸透している府中市美術館の「春の江戸絵画まつり」。20回目を迎える今年の展覧会は“江戸絵画お絵…
現在、寺田倉庫 G1 ビルで開催されているのは、“ウェス・アンダーソンすぎる風景展”という展覧会です。 ウェス・アンダーソンといえば、『ダージリン急行』や…
神奈川県西部にある小さな半島、真鶴半島。その先端にある真鶴岬から見える三ツ石は、パワースポットとして、人気を博しているようです。 この真鶴は、知る人ぞ知る…
現在、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで開催されているのは、“浜口陽三の世界 柔らかな光と闇~浜口陽三とフランス文学者、柏倉康夫氏との対談より~”です。 (…
デザインと人、デザインと社会をつなぐコミュニケーション拠点として、2015年に丸の内ストリートにオープンしたGOOD DESIGN Marunouchi。 …
日本を代表する建築家・丹下健三によって、昭和52年に現在の建物が竣工した草月会館。 その1階には、世界的なアーティスト、イサム・ノグチによる石庭「天国」が…