えー、緊急で記事を書いております。何でもネット上では、明日7月5日に大災害が起こると話題になっているそうですね。自分はまったく信じていませんし、皆さまの不安を…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
日本で初めての女性漫画家にして、漫画家で唯一、国民栄誉賞を受賞した長谷川町子。その生誕100年を記念して開館した長谷川町子記念館では現在、彼女のイラストレータ…
現在、ワタリウム美術館で開催されているのは、“梅津庸一|エキシビション メーカー”という展覧会です。展覧会タイトルにある“エキシビション メーカー”とは、19…
「陸のなかまたち/海のなかまたち」をテーマに2期に分けて開催された2010年。「みんなの生き残り作戦」をテーマに開催された2019年。それに続き、5年ぶり3回…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
現在、山種美術館で開催されているのは、“犬派?猫派?”という特別展。誰しも人生で一度は聞かれたことがあるであろう、この究極の2択を冠した特別展に、猫派の自分が…
この5月にちょうど創刊50周年を迎えた少女まんが雑誌『花とゆめ』。それを記念して、現在、六本木ヒルズの東京シティビューでは、“創刊50周年記念 花とゆめ展”と…
現在、森美術館で開催されているのは、“シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝”という展覧会。 アート界での影響力をランキングで表す「Power 100」で、昨年…
話は今から約8年前に遡ります。あるwebメディアのために、1本の記事を寄稿しました。それは、たまに報じられる“入館者○万人目達成”のニュースに関するもの。入念…
芸術家としてのキャリアは、実に70年。特に2020年以降に、受賞や展覧会が相次ぎ、91歳を迎えた今がもっとも油が乗っていると言っても過言ではない、THE SE…
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“民藝 MINGEI—美は暮らしのなかにある”という展覧会。思想家の柳宗悦や河井寬次郎、濱田庄司らによって、約100年…
1990年以降、板橋区立美術館には、洋風画を中心とした珍しい個人コレクション、通称、「歸空庵コレクション」が寄託されています。その数は、実に248件。そん…
■宮廷画家のうるさい余白(全1巻) 漫画:久世番子 出版社:白泉社 発売日:2018/5/18(1巻) ページ数:212ページ(1巻) バロック期、スペ…
今年2024年にめでたく開館20周年を迎える平山郁夫シルクロード美術館。(その詳細は、昨日の記事で→https://ameblo.jp/artony/entr…
山梨県北杜市。八ヶ岳南麓標高1000mに位置する、平山郁夫シルクロード美術館に行ってきました。 ↑入口のある側は、こんな感じの外観で、そこまで平山郁夫感も…
今さらですが、皆さま、今年のGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?自分は、川崎市岡本太郎美術館を訪れました。そしたら、岡本太郎がデザインした宇宙人、映画『宇宙…
本日お届けするのは、以前出題したクイズの第2弾。 『芸術家!歌詞穴埋めクイズ』例えば、ジッタリン・ジンの『プレゼント』という曲。この曲の歌詞の中には、「あなた…
現在、東京ステーションギャラリーで開催されているのは、“どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより”という展覧会。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を…
パリを拠点に活動するカメルーン出身の現代アーティスト、セルジュ・ムアング。その日本では初となる個展が、現在、丸紅ギャラリーで開催されています。その名も、“和フ…
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“板倉鼎・須美子展”という展覧会。エコール・ド・パリ最盛期の1920年代後半に、パリで活動した洋画家・板倉鼎(かなえ)…
ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。果たして、それらのお店と巨匠との…
今年めでたく開館50周年を迎える千葉県立美術館。それを記念して、現在、開館以来初となる、民間企業とコラボする展覧会が開催されています。その企業とは、千葉市に本…
現在、調布市文化会館たづくりでは、「共生」をテーマにした展示プログラム、“調布×架ける×アート”が不定期に開催されています。その第2弾として現在開催されている…
現在、ポーラ ミュージアム アネックスでは、“久保寛子展「鉄骨のゴッデス」”が開催されています。こちらは、広島出身の今注目のアーティスト・久保寛子さんの最新個…
「民藝」日本を代表する思想家・柳宗悦を中心に、陶芸家の濱田庄司、河井寬次郎らによって提唱された新しい美の概念。美術工芸品ではなく、無名の職人が作る民衆の…
今年2024年大本命の展覧会“デ・キリコ展”が、先月27日に東京都美術館にて、ついに開幕しました! (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)…
約5年ぶりに、下山芸術の森発電所美術館に行ってきました。 こちらは、大正時代の水力発電所をリノベした、日本唯一、世界的に見ても大変珍しい美術館です。199…
現在、金沢の国立工芸館で開催されているのは、“卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展”という展覧会。今年2024年でめでたく90歳を迎える、放送作家じゃない方の鈴…
~前回までのあらすじ~……日本の国宝は多いってわかっていたのに、……なんでもっと集めようと思わなかったんだろう。そんなきっかけから、“国宝を集める”ために旅を…
京都国立近代美術館を皮切りに、岐阜、岡山と巡回してきた展覧会、“走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代”が、菊池寛実記念 智美術館で開幕しました。 智美術館は…
現在、目黒区美術館で開催されているのは、“青山悟 刺繍少年フォーエバー”という展覧会。目黒区出身、目黒区在住の現代美術作家、青山悟さんの美術館では初となる大規…
現在、広島市現代美術館で開催されているのは、“崇高さに関する抽象的な覚書”という展覧会です。 こちらは、ウィーン在住のアーティストの田口和奈さんが着想した…
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えー、緊急で記事を書いております。何でもネット上では、明日7月5日に大災害が起こると話題になっているそうですね。自分はまったく信じていませんし、皆さまの不安を…
京都・東山五条の路地裏にひっそりと佇む河井寬次郎記念館。 柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介らとともに、民藝運動の中心人物として活躍した陶芸家・河井寬次郎が、自ら…
京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁の門》と題されたこの絵画は、実は、フィンセント・ファン・…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術”という展覧会。今世界的に再注目されているアボリジナル・…
現在、竹久夢二美術館で開催されているのは、“夢二でたどるアール・ヌーヴォーとその周辺”という展覧会。アール・ヌーヴォーという切り口で夢二の芸術を紹介する展覧会…
2018年の“セーラー服と女学生”、翌2019年の“ニッポン制服百年史”に次ぐ、弥生美術館の学生服展シリーズの第3弾が開幕しました!シリーズ最新作となる本展の…
2022年に開館した大阪中之島美術館をはじめ、国立国際美術館、中之島香雪美術館、大阪市立東洋陶磁美術館など、数々の美術館が密集する大阪随一のアートエリア、中之…
関西No.1と謳われたコレクター・藤田傳三郎と、その息子である平太郎・徳次郎の収蔵品を公開するために、昭和29年に大阪に開館した藤田美術館。最近訪れていなかっ…
現在、ポーラ美術館では“ゴッホ・インパクト”が絶賛開催中ですが。それとは別に、美術館全体を使って、イギリスを代表するコンセプチュアル・アーティスト、ライアン・…
ラッセンよりも普通にゴッホが好き。そんな日本人が多いからでしょう。毎年のように日本各地でゴッホの展覧会が開催されてきました。実は、今年2025年はゴッホ展の当…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
ちひろ美術館・東京で開催中の展覧会、“ヒロシマ🍅トマト 司修展”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 展覧会名の「…
朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)そのものに焦点を当て、アール・デコの様式美が詰まった建物の魅力を紹介する展覧会。それが、建物公開。1年に1度開催されていま…
“たましん”こと多摩信用金庫が、長年収集してきた美術品を紹介する美術館、たましん美術館に久しぶり行ってきました。 こちらで現在開催されているのが、“春のた…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
現在、上野の森美術館で開催されているのは、“五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―”という展覧会。 (注展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いておりま…
現在、生活工房ギャラリーで開催されているのは、“ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。”という展覧会。ヘアカラー文化をテーマにした展覧会です。 白髪家系に…
現在、菊池寛実記念 智美術館では、色絵磁器の人間国宝に認定された藤本能道の個展、“鳥々 藤本能道の色絵磁器”が開催されています。 智美術館での藤本能道展は…
~前回までのあらすじ~日本全国に点在する国宝をすべて目にする。ただ、それだけの企画として2011年にスタートした“国宝ハンター”。前回の記事で、ついに200回…
水天宮前駅のほど近くにある隠れ家系ミュージアム。それが、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。1998年に開館し、今年2024年で、めでたく開館25周年を迎えまし…
2018年に、栃木県那須塩原市にオープンしたN's YARDに行ってきました。 N's YARDの『N』は、現代美術家・奈良美智さんの『N』。「作品をより…
六本木ミュージアムで開催中の展覧会、“ミス ディオール展覧会 ある女性の物語”に行ってきました。 ディオールの展覧会といえば、昨年、東京都現代美術館で、…
栃木県那須塩原市にある創業1551年の老舗旅館、板室温泉大黒屋。 パッと見は、ただの(?)老舗旅館ですが、実は知る人ぞ知る、日本屈指のアートな旅館です。ア…
現在、大阪中之島美術館では、開館以来初めてとなる仏教美術展、“開創1150年記念 醍醐寺 国宝展”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可…
現在、大阪中之島美術館では、“没後30年 木下佳通代”が開催されています。 戦後、関西を拠点に活動したアーティストで、1994年に55歳の若さで亡くなった…
JR海浜幕張駅のほど近くに位置する幕張テクノガーデン。ツインタワーおよび低層棟により構成された複合施設です。 そのモニュメントとして、海浜幕張駅から正面に…
写真集『里山物語』で第20回木村伊兵衛賞を受賞した、日本を代表する自然写真家・今森光彦さんの大規模個展が、現在、東京都写真美術館で開催されています。その名も、…
現在、東京都写真美術館(通称TOP)で開催されているのは、“TOPコレクション 時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から”。「時間旅行」をキーワードとした…
今もっとも注目を集めているアートコレクターの一人、事業家で投資家の植島幹九郎さん。2016年にNYでゲルハルト・リヒターの個展を見たのを機に、アート作品を蒐集…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。 前…
昨年の今頃、資生堂ギャラリーでは、資生堂のクリエイティブワークを紹介する展覧会として、1970年代の資生堂雑誌広告にスポットを当てたものが開催されました。 『…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“内藤コレクション 写本—いとも優雅なる中世の小宇宙”という展覧会。 2015年度に筑波大学・茨城県立医療大学名…
2020年より5年間5回にわたって、三鷹市美術ギャラリーでは、収蔵作品展が開催されてきました。その最大の特徴は、収蔵作品を、時代や国籍、ジャンルに分けて紹介す…
■フリーダ 愛と痛みを生きた肖像 監督:カーラ・グティエレス出演:フェルナンダ・エチェバリア・デル・リベロ2024年製作/87分/アメリカ 象徴的なアーテ…
来年放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。その題字を手掛ける書家・石川九楊さんの大規模展、“石川九楊大全”が現在、上野の森美術館で開催され…
約2年にわたる長期改修工事を終えて、今年4月にリニューアルオープンした大阪市立東洋陶磁美術館。 『大阪市立東洋陶磁美術館リニューアルオープン』安宅産業株式会社…
安宅産業株式会社の会長・安宅英一が、個人の趣味ではなく、事業の一環として収集した東洋陶磁コレクション。それが、安宅コレクション。その質は極めて高く、世界屈指の…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』です。では、早…
今年2024年は、カルティエが原宿に、日本初となるブティックをオープンしてから50年目の節目の年。それを記念して、現在、東京国立博物館の表慶館では、“カルティ…