文政8年(1825年)に創業し、現在は日本で唯一の紅屋である伊勢半本店。今年めでたく創業200年を迎えました。それを記念して、伊勢半本店が運営する紅ミュージア…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
続・無料で観れる 美術百選《広島テレビ本社(広島県広島市)》
2018年に新社屋がオープンしたという広島テレビ本社。その1階ロビーは、10時から18時まで、誰でも入れるようになっており、見学することができます。 広島…
現在、東京都現代美術館では、“翻訳できない わたしの言葉”という展覧会が開催されています。 タイトルに“言葉”とはありますが、言語学的なアプローチの展覧会…
現在、東京都現代美術館で開催されているのは、“ホー・ツーニェン エージェントのA”という展覧会です。シンガポールを拠点に活動する現代アーティストで、今もっとも…
現在、箱根の岡田美術館では開催されているのは、“金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―”という展覧会。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております)…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 先月、読売新聞の夕刊面にて4年続いた連載、『モーソウ美術館』が終了したアートテラー・とに~が、この4…
今年2024年は、「最後の文人画家」と称された、富岡鉄斎の没後100年目に当たる節目の年です。それを記念して、“没後100年 富岡鉄斎”が、この春、京都国立近…
この春、いや、今年2024年大本命の日本美術展、“雪舟伝説―「画聖」の誕生―”が、いよいよ開幕しました。会場は、京都国立近代美術館1館のみ。巡回の予定はありま…
日本を代表する、いや、もはや世界を代表する現代芸術家、そう言っても決して過言ではない村上隆さんの国内での最新個展、“村上隆 もののけ 京都”が、京都市京セラ美…
もし、本家の『トリビアの泉』がまだ存続していたら投稿したかった、思わず「へぇ」と言いたくなる美術トリビアの数々をご紹介した前回の記事から、すっかり3年以上の月…
広島県大竹市にある話題の人気スポット、下瀬美術館が、めでたく開館1周年を迎えました! それを記念して、この春開催されているのが、“開館一周年記念 加山又造…
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品”です。 こちらは、2020年に開催されて以来、久しぶりとな…
現在、パナソニック汐留美術館で開催されているのは、“テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本”という展覧会。ヤマザキマリさんによる人気漫画『テルマエ・ロマ…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
今年2024年は、アール・ヌーヴォーの旗手として知られる、フランスの工芸家エミール・ガレ(1846~1904)の没後120年目を迎える節目の年。それを記念して…
開幕前からSNSで大きな話題だった“大吉原展”に行ってきました。(詳しく知りたい方は、「ネット見ろ!」です。) 余談ですが。僕の記憶が確かなら、当初のポス…
久しぶりに、岡本太郎記念館に行ってきました。久しぶりに行ったら、庭に置かれた作品から、尋常じゃないくらいに植物が生い茂っていました。(もはや、ちょっとした古代…
■ガカバッカ(全4巻) 漫画:赤堀君 出版社:講談社 発売日:2018/3/23(1巻) ページ数:160ページ(1巻) 死後に評価された不遇の天才画家…
今でこそすっかり日本に浸透した、「イラストレーション」や「イラストレーター」といった言葉を、1960年代に広めた人気イラストレーター、宇野亞喜良さん。90歳を…
「大正の歌麿」と謳われた美人画の名手、竹久夢二。そんな夢二が描いた美人ではなく、動物の絵に注目したユニークな展覧会が、現在、竹久夢二美術館で開催されています。…
都内でも屈指のレトロ美術館、弥生美術館で、現在開催されているのは、“マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア”。レトロモダンな作風で人気を博すイラストレーター…
オーギュスト・ロダン《考える人》もともとは、ダンテの『神曲』に着想を得て制作された《地獄の門》のうちの一部。頂上部にあったこの人物像が人気を博したため、ソ…
現在、町田市立国際版画美術館では、“版画の青春 小野忠重と版画運動”という展覧会。1930~40年代に起こった版画運動を、リーダーであった小野忠重の旧蔵品を中…
現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催されているのは、“未来のかけら: 科学とデザインの実験室”という展覧会です。 本展のディレクターを務めるの…
フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」
現在、茅ケ崎市美術館で開催されているのは、“フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」”という展覧会。ロサンゼル…
明治末から昭和戦前にかけて活躍した日本画家、池上秀畝(1874~1944)。その生誕150年を記念して開催されているのが、練馬区立美術館の“生誕150年 池上…
アートテラーという職業柄、常に気になっているのが、一般の人たちが美術に対して、「どんな疑問を持っているのか?」、あるいは、「どんなことを知りたいのか?」という…
この春、アーティゾン美術館で開催されているのは、“ブランクーシ 本質を象る”。抽象彫刻の祖ともされるルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシの大…
10年ぶりくらいに、宇都宮美術館に行ってきました。 現在、こちらで開催されているのは、“イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い”という展覧会。スイス…
現在、國學院大學博物館で開催されているのは、“榧園好古図譜―北武蔵の名家・根岸家の古物”という展覧会。 こちらは、北武蔵、現在の埼玉県熊谷市の名家、「根岸…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』です。では、早…
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文政8年(1825年)に創業し、現在は日本で唯一の紅屋である伊勢半本店。今年めでたく創業200年を迎えました。それを記念して、伊勢半本店が運営する紅ミュージア…
この夏、渋谷区立松濤美術館で開催されているのは、“黙然たる反骨 安藤照―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―”です。本展の主役は、カンニング竹山さ…
■ガードナー美術館盗難事件-消えた5億ドルの至宝-監督:コリン・バーニクル2021年製作/210分/アメリカ 1990年、警官を装う2人の男がボストンの美…
えー、緊急で記事を書いております。何でもネット上では、明日7月5日に大災害が起こると話題になっているそうですね。自分はまったく信じていませんし、皆さまの不安を…
京都・東山五条の路地裏にひっそりと佇む河井寬次郎記念館。 柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介らとともに、民藝運動の中心人物として活躍した陶芸家・河井寬次郎が、自ら…
京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁の門》と題されたこの絵画は、実は、フィンセント・ファン・…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術”という展覧会。今世界的に再注目されているアボリジナル・…
現在、竹久夢二美術館で開催されているのは、“夢二でたどるアール・ヌーヴォーとその周辺”という展覧会。アール・ヌーヴォーという切り口で夢二の芸術を紹介する展覧会…
2018年の“セーラー服と女学生”、翌2019年の“ニッポン制服百年史”に次ぐ、弥生美術館の学生服展シリーズの第3弾が開幕しました!シリーズ最新作となる本展の…
2022年に開館した大阪中之島美術館をはじめ、国立国際美術館、中之島香雪美術館、大阪市立東洋陶磁美術館など、数々の美術館が密集する大阪随一のアートエリア、中之…
関西No.1と謳われたコレクター・藤田傳三郎と、その息子である平太郎・徳次郎の収蔵品を公開するために、昭和29年に大阪に開館した藤田美術館。最近訪れていなかっ…
現在、ポーラ美術館では“ゴッホ・インパクト”が絶賛開催中ですが。それとは別に、美術館全体を使って、イギリスを代表するコンセプチュアル・アーティスト、ライアン・…
ラッセンよりも普通にゴッホが好き。そんな日本人が多いからでしょう。毎年のように日本各地でゴッホの展覧会が開催されてきました。実は、今年2025年はゴッホ展の当…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
ちひろ美術館・東京で開催中の展覧会、“ヒロシマ🍅トマト 司修展”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 展覧会名の「…
朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)そのものに焦点を当て、アール・デコの様式美が詰まった建物の魅力を紹介する展覧会。それが、建物公開。1年に1度開催されていま…
“たましん”こと多摩信用金庫が、長年収集してきた美術品を紹介する美術館、たましん美術館に久しぶり行ってきました。 こちらで現在開催されているのが、“春のた…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
現在、上野の森美術館で開催されているのは、“五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―”という展覧会。 (注展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いておりま…
2024年7月3日より、20年ぶりに新札が発行されました。その1000円札の新紙幣の図柄に採用されたのが、ご存じ、葛飾北斎の《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》です…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 まずは成川美術館に関するニュースから。芦ノ湖の大パノラマも楽しめる、箱根屈指の人気を誇る成川美術館で…
水天宮前駅のほど近くにある隠れ家系ミュージアム。それが、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。1998年に開館し、今年2024年で、めでたく開館25周年を迎えまし…
2018年に、栃木県那須塩原市にオープンしたN's YARDに行ってきました。 N's YARDの『N』は、現代美術家・奈良美智さんの『N』。「作品をより…
六本木ミュージアムで開催中の展覧会、“ミス ディオール展覧会 ある女性の物語”に行ってきました。 ディオールの展覧会といえば、昨年、東京都現代美術館で、…
栃木県那須塩原市にある創業1551年の老舗旅館、板室温泉大黒屋。 パッと見は、ただの(?)老舗旅館ですが、実は知る人ぞ知る、日本屈指のアートな旅館です。ア…
現在、大阪中之島美術館では、開館以来初めてとなる仏教美術展、“開創1150年記念 醍醐寺 国宝展”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可…
現在、大阪中之島美術館では、“没後30年 木下佳通代”が開催されています。 戦後、関西を拠点に活動したアーティストで、1994年に55歳の若さで亡くなった…
JR海浜幕張駅のほど近くに位置する幕張テクノガーデン。ツインタワーおよび低層棟により構成された複合施設です。 そのモニュメントとして、海浜幕張駅から正面に…
写真集『里山物語』で第20回木村伊兵衛賞を受賞した、日本を代表する自然写真家・今森光彦さんの大規模個展が、現在、東京都写真美術館で開催されています。その名も、…
現在、東京都写真美術館(通称TOP)で開催されているのは、“TOPコレクション 時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から”。「時間旅行」をキーワードとした…
今もっとも注目を集めているアートコレクターの一人、事業家で投資家の植島幹九郎さん。2016年にNYでゲルハルト・リヒターの個展を見たのを機に、アート作品を蒐集…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。 前…
昨年の今頃、資生堂ギャラリーでは、資生堂のクリエイティブワークを紹介する展覧会として、1970年代の資生堂雑誌広告にスポットを当てたものが開催されました。 『…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“内藤コレクション 写本—いとも優雅なる中世の小宇宙”という展覧会。 2015年度に筑波大学・茨城県立医療大学名…
2020年より5年間5回にわたって、三鷹市美術ギャラリーでは、収蔵作品展が開催されてきました。その最大の特徴は、収蔵作品を、時代や国籍、ジャンルに分けて紹介す…
■フリーダ 愛と痛みを生きた肖像 監督:カーラ・グティエレス出演:フェルナンダ・エチェバリア・デル・リベロ2024年製作/87分/アメリカ 象徴的なアーテ…
来年放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。その題字を手掛ける書家・石川九楊さんの大規模展、“石川九楊大全”が現在、上野の森美術館で開催され…
約2年にわたる長期改修工事を終えて、今年4月にリニューアルオープンした大阪市立東洋陶磁美術館。 『大阪市立東洋陶磁美術館リニューアルオープン』安宅産業株式会社…
安宅産業株式会社の会長・安宅英一が、個人の趣味ではなく、事業の一環として収集した東洋陶磁コレクション。それが、安宅コレクション。その質は極めて高く、世界屈指の…