京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
日本屈指の現代美術作品のコレクターとして知られる精神科医、高橋龍太郎さん。そのコレクションを紹介する展覧会は、これまでに何度も開催されてきましたが。この夏、東…
Film:75『恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール』
■恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタール 監督:ブルース・ベレスフォード出演:サラ・ウィンター、ジョナサン・プライス、ヴァンサン・ペレーズ2001年製…
日本初、いや、世界でも初となる、レオナール・フジタこと藤田嗣治の作品だけを展示する美術館、軽井沢安東美術館に、約1年ぶりに行ってきました。 1年ぶりに訪れ…
先日、トークショーのお仕事で、箱根・芦ノ湖のすぐそばにある成川美術館に行ってきました。 (↑この日は残念ながら雲に隠れて、富士山の姿は観られず。。。) 現在…
今年2024年は、東海道五十三次の中で、最後に制定された宿場・庄野宿の完成から400年目の節目の年。また、箱根駅伝第100回という節目の年でもあります。それに…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。 今回…
青森公立大学 国際芸術センター青森、通称ACACに行ってきました。 入り口の脇に置かれていたのは、日本代表として、1990年のヴェネチア・ビエンナーレに参加…
現在、青森県立美術館で開催されているのは、“鴻池朋子展 メディシン・インフラ”という展覧会。国内外で活躍するアーティスト、鴻池朋子さんの最新個展です。 本…
現在、埼玉県立近代美術館で開催されているのは、“吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる”という展覧会。埼玉県生まれの現代美術家・吉田克朗(1943~1999…
東京国立博物館、青森県立美術館、足利市立美術館・・・と、美術館の名前に『立』の漢字1文字が入る公立美術館がある一方で。東京都美術館、横浜美術館、金沢21世紀美…
箱根を代表する美術館の一つ、彫刻の森美術館が、今年2024年に、めでたく開館55周年を迎えることとなりました。それを記念して、美術館の人気スポット・足湯が、名…
1985年に開館した練馬区立美術館は、今年度を最後に、しばらくリニューアル工事のため休館します。そのリニューアル前、全館を使っての、最後の展覧会となるのが、“…
今年の夏は、弘前れんが倉庫美術館で開催中の展覧会、“蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界”に行ってきました。 こちらは、言わずと知れた人気写真家…
先日7月8日。渋谷ヒカリエの背後に、新たな大型複合施設がオープンしました。 その名も、渋谷アクシュ。渋谷ヒカリエとは、地上2階の高さで、歩行者デッキで繋が…
現在、千葉県立美術館では、開館50周年を記念した特別展として、アーティスト五十嵐靖晃さんの大規模個展“五十嵐靖晃 海風”が開催されています。 (注:展示室内は…
旧熊本藩主・細川家伝来の美術品や、歴史資料を収蔵し、一般公開している永青文庫。そんな永青文庫で現在開催されているのが、“Come on!九曜紋―見つけて楽しむ…
現在、二子玉川ライズ スタジオ & ホールでは、“鈴木康広展 ただ今、発見しています。”が開催中です。 日常の見方を変える人気アーティスト・鈴木康広さんの…
《滝》オランダの版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーの代表作の1つ。2本の塔を持つ水車小屋が描かれる。水路には、いわゆる不可能図形の一つである、「ペ…
今年2024年は、“国民的風景画家”東山魁夷の没後25年という節目の年。それを記念して、現在、山種美術館では、“【特別展】没後25年記念 東山魁夷と日本の夏”…
群馬県渋川市の原美術館ARCでは現在、「セカチュー」みたいタイトルの展覧会が開催されています。(正式には、“日本のまんなかでアートをさけんでみる”)。 実…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 読売新聞が運営する美術館・博物館の総合ポータルページ。それが、美術展ナビ。月間470万PVを突破する…
久しぶりに、水戸芸術館へ行ってきました。 現在、こちらで開催されているのは、“山下麻衣+小林直人 他者に対して、また他者と共に”という展覧会。国内外で活躍…
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“須田国太郎の芸術 三つのまなざし”という展覧会。京都出身の洋画家・須田国太郎の大規模な回顧展です。 ちなみに。本…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“空間と作品”という展覧会。6階から4階までの3フロアすべてを使って、コレクションから選りすぐられた144点の作…
エントリーNo.0014 わらおぎこがん(荻原碌山 戸張孤雁)
もしも、芸術家たちが漫才をしたら・・・こんな感じのネタを披露するのかもしれません。それでは、皆様、どうぞ芸術漫才をお楽しみください! 孤雁「戸張孤雁[1]…
今年の夏も、日本各地の美術館で、オバケや妖怪をテーマにした展覧会が開催されています。川崎市岡本太郎美術館もその一つ。この夏、常設展示室で開催されているのは、“…
この夏、川崎市岡本太郎美術館では、“芸術は、自由の実験室─夏のアートキャンプ”が開催されています。 岡本太郎現代芸術賞出身の4人の作家による、実験室のよう…
現在、東京ステーションギャラリーで開催されているのは、“空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン”という展覧会。20世紀後半のベルギーを代表するアーティス…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが『美術の思っちゃった』です。では、早速…
今年2024年は、大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の生誕140年の節目の年。それを記念して、現在、東京都庭園美術館で大規模な回顧展が絶賛開催中ですが。東京を…
挿絵、雑誌、漫画、付録…etc出版美術をテーマにした展覧会を開催し続けてきた弥生美術館が、今年2024年、めでたく開館40周年を迎えました(←おめでとうござい…
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京友禅の最高峰、千總(ちそう)。1555年に創業し、今年で470年を迎える老舗中の老舗です。 そんな千總の京都本社屋2階にあるのが、千總ギャラリー。千總が…
『クイズ!知ってる画家の知らない絵』突然ですが、こちらの絵画の作者は一体誰でしょうか? 《パリ城壁の門》と題されたこの絵画は、実は、フィンセント・ファン・…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術”という展覧会。今世界的に再注目されているアボリジナル・…
現在、竹久夢二美術館で開催されているのは、“夢二でたどるアール・ヌーヴォーとその周辺”という展覧会。アール・ヌーヴォーという切り口で夢二の芸術を紹介する展覧会…
2018年の“セーラー服と女学生”、翌2019年の“ニッポン制服百年史”に次ぐ、弥生美術館の学生服展シリーズの第3弾が開幕しました!シリーズ最新作となる本展の…
2022年に開館した大阪中之島美術館をはじめ、国立国際美術館、中之島香雪美術館、大阪市立東洋陶磁美術館など、数々の美術館が密集する大阪随一のアートエリア、中之…
関西No.1と謳われたコレクター・藤田傳三郎と、その息子である平太郎・徳次郎の収蔵品を公開するために、昭和29年に大阪に開館した藤田美術館。最近訪れていなかっ…
現在、ポーラ美術館では“ゴッホ・インパクト”が絶賛開催中ですが。それとは別に、美術館全体を使って、イギリスを代表するコンセプチュアル・アーティスト、ライアン・…
ラッセンよりも普通にゴッホが好き。そんな日本人が多いからでしょう。毎年のように日本各地でゴッホの展覧会が開催されてきました。実は、今年2025年はゴッホ展の当…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
ちひろ美術館・東京で開催中の展覧会、“ヒロシマ🍅トマト 司修展”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 展覧会名の「…
朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)そのものに焦点を当て、アール・デコの様式美が詰まった建物の魅力を紹介する展覧会。それが、建物公開。1年に1度開催されていま…
“たましん”こと多摩信用金庫が、長年収集してきた美術品を紹介する美術館、たましん美術館に久しぶり行ってきました。 こちらで現在開催されているのが、“春のた…
もし、芸術家を芸人に例えたら?もし、芸術家を23区に例えたら?もっともしっくりくる例えは何なのか。ただそれだけを真剣に考えてみた新企画「芸術家を例えてみようの…
現在、上野の森美術館で開催されているのは、“五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―”という展覧会。 (注展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いておりま…
現在、生活工房ギャラリーで開催されているのは、“ヘアカラー展 なぜ染める、なぜ染まる。”という展覧会。ヘアカラー文化をテーマにした展覧会です。 白髪家系に…
現在、菊池寛実記念 智美術館では、色絵磁器の人間国宝に認定された藤本能道の個展、“鳥々 藤本能道の色絵磁器”が開催されています。 智美術館での藤本能道展は…
~前回までのあらすじ~日本全国に点在する国宝をすべて目にする。ただ、それだけの企画として2011年にスタートした“国宝ハンター”。前回の記事で、ついに200回…
現在、泉屋博古館東京で開催されているのは、住友コレクションの中核をなす青銅器に焦点を当てた展覧会。その名も、“死と再生の物語―中国古代の神話とデザイン”です。…
調布市文化会館たづくりで不定期に開催されている、「共生」をテーマにした展示プログラム“調布×架ける×アート”。その第3弾として現在開催中なのが、“沼田侑香 現…
六本木ミュージアムで開催中の展覧会、“ミス ディオール展覧会 ある女性の物語”に行ってきました。 ディオールの展覧会といえば、昨年、東京都現代美術館で、…
栃木県那須塩原市にある創業1551年の老舗旅館、板室温泉大黒屋。 パッと見は、ただの(?)老舗旅館ですが、実は知る人ぞ知る、日本屈指のアートな旅館です。ア…
現在、大阪中之島美術館では、開館以来初めてとなる仏教美術展、“開創1150年記念 醍醐寺 国宝展”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可…
現在、大阪中之島美術館では、“没後30年 木下佳通代”が開催されています。 戦後、関西を拠点に活動したアーティストで、1994年に55歳の若さで亡くなった…
JR海浜幕張駅のほど近くに位置する幕張テクノガーデン。ツインタワーおよび低層棟により構成された複合施設です。 そのモニュメントとして、海浜幕張駅から正面に…
写真集『里山物語』で第20回木村伊兵衛賞を受賞した、日本を代表する自然写真家・今森光彦さんの大規模個展が、現在、東京都写真美術館で開催されています。その名も、…
現在、東京都写真美術館(通称TOP)で開催されているのは、“TOPコレクション 時間旅行 千二百箇月の過去とかんずる方角から”。「時間旅行」をキーワードとした…
今もっとも注目を集めているアートコレクターの一人、事業家で投資家の植島幹九郎さん。2016年にNYでゲルハルト・リヒターの個展を見たのを機に、アート作品を蒐集…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。 前…
昨年の今頃、資生堂ギャラリーでは、資生堂のクリエイティブワークを紹介する展覧会として、1970年代の資生堂雑誌広告にスポットを当てたものが開催されました。 『…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“内藤コレクション 写本—いとも優雅なる中世の小宇宙”という展覧会。 2015年度に筑波大学・茨城県立医療大学名…
2020年より5年間5回にわたって、三鷹市美術ギャラリーでは、収蔵作品展が開催されてきました。その最大の特徴は、収蔵作品を、時代や国籍、ジャンルに分けて紹介す…
■フリーダ 愛と痛みを生きた肖像 監督:カーラ・グティエレス出演:フェルナンダ・エチェバリア・デル・リベロ2024年製作/87分/アメリカ 象徴的なアーテ…
来年放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。その題字を手掛ける書家・石川九楊さんの大規模展、“石川九楊大全”が現在、上野の森美術館で開催され…
約2年にわたる長期改修工事を終えて、今年4月にリニューアルオープンした大阪市立東洋陶磁美術館。 『大阪市立東洋陶磁美術館リニューアルオープン』安宅産業株式会社…
安宅産業株式会社の会長・安宅英一が、個人の趣味ではなく、事業の一環として収集した東洋陶磁コレクション。それが、安宅コレクション。その質は極めて高く、世界屈指の…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが、『美術の思っちゃった』です。では、早…
今年2024年は、カルティエが原宿に、日本初となるブティックをオープンしてから50年目の節目の年。それを記念して、現在、東京国立博物館の表慶館では、“カルティ…
現在、アドミュージアム東京で開催されているのは、“コレって広告?!展 -拡張する21世紀の広告クリエイティブ-”。21世紀初頭に展開されたさまざまな広告を紹介…
現在、ポーラ美術館にて、ロニ・ホーン展以来、3年ぶり2度目となる現代アーティスト展が開催されています。その名も、“フィリップ・パレーノ:この場所、あの空”。 …