息子がドライブに誘ってくれた。坂出方面に行くことになった。途中、大海神社の鳥居が見えた。そこへ、何かに導かれるように行き車を止めた。はて煙の宮とは!⦅崇徳上皇の遺体は白峯山で荼毘に付されたのであるが、さらにその時に怪異が起こった。今度は荼毘の時に出た煙が、山のふもとのある一ヶ所に溜まって動かなくなったのである。一説によると、その煙は輪を成し、その中に天皇尊号の文字が現れたとも伝わっている。また煙が消えた場所には上皇のお気に入りの玉があったともされる。その後、この地にも崇徳上皇の霊を慰める青海神社が建立され、【煙の宮】と呼ばれた⦆と。。。帰京を許されなかったため怨霊と化したと言われる崇徳上皇ゆかりの青海神社は震撼としなぜか禍々しい気を感じる。誰も来ない。鳥の鳴き声もしない。寂しい青海神社の境内である。境内か...青海神社