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医師の気持ち https://ishitan.seesaa.net/

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いしちゃん
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2014/12/21

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  • 風疹 抗体

    風疹

  • 睡眠障害

    睡眠障害の国際分類としては3つが知られています。 睡眠障害国際分類(ICSD)、国際疾病分類(ICD)、 精神障害の診断と統計の手引き(DSM)です。 どの分類が最も良いのかということは いしたんには判断できませんが、 ひとまずどの分類でもいいので 全体を一度見通しておくのが良いと思います。 今回はICSDについて注目です。 ICSDはアメリカ睡眠医学会作成が作成する 睡眠障害の国際分類で、 1990年に第1版(IC…

  • 足 靭帯

    足関節周囲には沢山の靭帯があり、 ちょっと名前が分かりづらいかと思います。 特に三角靭帯と側副靱帯は複数の靭帯の総称なので 特に患者さんだけではなく 医学生くんや研修医くんも混乱することが多いです。 内側 三角靱帯 厚くて強靭 4つの靱帯で構成 脛舟靭帯 前脛距靭帯 脛踵靭帯 後脛距靭帯 底側踵舟靭帯 外側 側副靱帯 3つの…

  • 先天性内反足

    先天性内反足とは後足部の内反、尖足、 前足部の内転の変形要素からなる 拘縮を伴った先天性疾患です。 1/1500人程度と少なくない疾患で、 整形外科の三大先天性疾患の一つだそうです。 骨の形態異常 距骨頚部は内底側へ彎曲 骨の配列異常 踵骨前方が距骨の下へ入り込む 内反、内転、尖足位をとる 舟状骨が距骨骨頭の内側へ転位 中足骨がリスフラン関節で内転内反変形 軟部組織の異常 筋・腱・…

  • 果部骨折

    果部骨折とは足関節で最も頻度が高い骨折で、 脛骨内果骨折、腓骨外果骨折、脛骨後果骨折が含まれます。 上記の組み合わせで両果骨折(内果+外果)、 三果骨折(内果+外果+後果)と表現されることもあります。 墜落、転倒などが原因で背底屈以外の方向へ 強い力が加わることで発症します。 症状としては歩行不可能になります。 身体所見としては腫脹著明、圧痛著明(骨に)、 皮下出血斑、不安定性、軋轢音など…

  • 構造分析

    構造分析(エゴグラム)は交流分析の1つです。 JM Dusayが考案しR Heyerがより客観化した分析法です。 目的は自我状態の識別によって 性格の不調和の部分に気づくこと、 つまり簡単に言えば性格診断です。 基本的な理論は人間行動理論と呼ばれ、 個人の心的体制を自我心理学的な観点で 親、大人、子どもの3つに分類します。 親(Parent) 自…

  • 交流分析

    交流分析(Transactional analysis、TA)とは Eバーンが創始した心理療法の一つです。 ユングの精神分析を構造化、図式化したもので 以下の4つの分析を行なっていきます。 構造分析(エゴグラム) 交流パターン分析 ゲーム分析 脚本分析 目的は以下の3つです。 自己への気づきを増す 自律的な生き方をする 人間は本来考える力を持ち、自…

  • 肩関節不安定症

    肩関節不安定症とは症状として 肩が外れそうになったり、肩の痛みが出たりする 肩関節の安定性の低下した状態です。 原因としては様々な疾患が含まれます。 外傷性肩関節不安定症 反復性肩関節脱臼 反復性肩関節亜脱臼 狭義の外傷性肩関節不安定症 非外傷性肩関節不安定症 動揺肩 随意性肩関節脱臼、亜脱臼 習慣性肩関節後方脱臼、亜脱臼 狭義の非外傷性肩関節不安定症 症候性肩関節不安定症…

  • おなら

    おなら(放屁)とは肛門から排出される気体です。 腸内のガスは大きく腸内で発生するガスと 体外から口と鼻を通って入ったガスに分類されます。 腸内で発生するガスは小腸上部で 消化吸収されなかった食物残渣が 小腸の下部や大腸で腸内細菌の作用で 分解されるときに産生されます。 成分としては メタンガス 炭酸ガス 水素 アンモニア:臭いの原因 硫化水素:臭いの原因 二酸化硫黄:臭いの原…

  • 萎縮性鼻炎

    萎縮性鼻炎は病態が明らかになっていない、 根治治療が確立していないいわゆる難病です。 症状としては、慢性的な鼻閉、悪臭、 反復する鼻出血、一過性の嗅覚障害などが 知られていています。 よく似た症状を呈するエンプティノーズ症候群と違い 呼吸困難、窒息感といった症状はないとされます。 Ann Allergy Asthma Immunol . 2016 Sep;117(3):217-20. 疫学としては女性に多い病気です。 耳鼻科的診察では鼻粘膜…

  • 変形性手指関節症

    変形性手指関節症(手指OA)で 長い間苦しまれていた患者さんが いらっしゃいました。 いしたんは別の疾患を担当していたので 経過を伺っていました。 そんなある日その患者さんが装具をつけてこられました。

  • 教授就任

    教授就任が決まりました。 同期の先生がとある大学の教授になったと連絡がきました。 基礎のラボで一緒になった仲間で 30代で教授になった友人はゴロゴロといますが、 臨床の講座の教授に40代前半でなった友人は初めてでした。 おー!何だかめちゃくちゃ凄いじゃないか!! おめでとう!! お祝いのメッセージを伝えたところ 意外な言葉が返ってきました。 昔からある講座を引き継ぐというのも 色々な人間関…

  • NCATS

    NCATS(NIH National Center for Advancing Translational Sciences)は アメリカ国立衛生研究所(NIH)の一部門で、 研究成果を患者にいち早く届けるための 実用化を加速することを目的とした機関です。 NCATSはトランスレーショナルサイエンスを促進するために ビッグデータ解析の方法やツールを提供したり 臨床試験の戦略の開発や希少疾患に対する治療法の開発など 橋渡し研究の様々な側面の支援をしています。 …

  • N of 1 核酸医薬

    N of 1とは患者がただ一人だけと言う意味です。 そんな治療薬の開発に取り組んでいる先生のお話を伺いました。 何も適当にやっているわけではなく、 個々の患者さんを遺伝学的に評価して 個々の患者さんの変異に応じて アンチセンスオリゴを設計して 治療するというストラテジーです。 すぐに作れる核酸医薬ならではの開発戦略ですね。 Boston Children's Hospitalから 2019年にNEJMの報告はインパクトがありました…

  • お盆明け 病院

    お盆明けの病院は混雑するものですが、 今日の外来は流石にお盆明け直後すぎて 患者数はとても少なかったです。 そんな日に予約外で受診される方は COVID-19、急性喉頭蓋炎など やっぱり超重症な方がほとんどでした。 混雑するのも大変ですが、 超重症な症例が多いのも大変ではあります。。。 問題は外来をしている医療機関にない 専門科がまだお盆休みということで それでもどうにかしないといけないというのは…

  • プール 救護室

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  • Banff分類

    Banff分類は腎移植の際に必ず知っておくべき 移植腎病理診断のための国際基準です。 1993年の初版は移植腎に記載した通りですが、 その後も改訂が進んでいます。 最新版を理解するためには改訂の流れを知っておくといいでしょう。 1997年 ABMR の概念を提唱 2001年 Banff 分類に“antibody mediated rejection”としてはじめて追加 …

  • 疲労骨折

    疲労骨折とは健常な骨の同一部位に対して 通常は骨折しない程度の負荷が 繰り返し加わって生じる骨折のことです。 1回の強大な外力によって発生する 骨折である外傷性骨折や、 骨粗鬆症などによって強度が低下した骨に 骨折しない程度の負荷や日常生活程度の負荷が加わって生じる 骨折である脆弱性骨折(insufficiency fracture)と 対比されて使われる医学用語です。 以下のような部位に起こるとされています。 …

  • アスレティックリハビリテーション

    アスレティックリハビリテーションとは スポーツ障害にからの回復を目的とした リハビリテーションのことです。 スポーツ医学の重要な一分野です。 目標は5つの段階に分けて達成していきます。 可動域(柔軟性)の回復 筋力・持久力の回復 協調性・コーディネーションの回復 瞬発力・スピードの回復 競技感の回復 具体的な手順としては、、、 リハビリテーション計画の作成 PT…

  • 医師 親族

    医師の親族は医師ということが多いと思いますが、 いしたんはその例外です。 そういった場合、お盆などで親族が集まった時に やったら健康相談を受けることになります。笑 ということで事前にそれが予測されていたので、 色々な病気のガイドラインなどの 患者様説明資料、パンフレットなどを持参しました。 主治医があまり会話ができない時など なかなか細かいことが分からないということがあって、 それに細々と…

  • 医学部 資料

    医学部の頃の資料とシラバスが 実家の掃除をしていたら出てきました。 精神科、整形外科、皮膚科、婦人科など 色々な科のスライドやハンドアウトに 色々なメモや落書きなどがありました。 殆ど覚えていないものの 懐かしいと思えるメモもあって 次々と蘇ってくる失敗談や 楽しい思い出やアホな思い出達。。。 それから研修医時代に患者さんを通して 「初めて学んだー」とか 「こんな病気は聞いたことがない!」…

  • 医師 お盆休み

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  • ペットボトル症候群

    ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトーシス)とは 2型糖尿病患者 or 2型糖尿病の素因を有する人が 糖を含む清涼飲料水を大量に飲むことで発症します。 最近とても暑いので脱水症の予防目的に スポーツ飲料なと糖を含む清涼飲料水を 飲む機会も飲む量も増えています。 健診を受けていないなどで 自身の糖尿病に気づいていない患者さんも 少なくはないので注意です。 重篤な経過を辿ることがあるので 医師としては…

  • 患者 研究

    患者さんのサンプル(患者検体)やカルテ情報を用いて 疾患の本質を追求する研究は医学研究の基本です。 とはいえ研究を遂行するためには 患者さんのものを好き勝手に扱っていい訳ではありません。 必ず患者さんに主旨を説明の上、同意書を取って、 善意のうえでご協力いただく必要があります。 研究に同意しなかったからといって 不当な扱いを受けることはないということを お伝えすることはとても重要な点かと思い…

  • 久能祐子

    久能祐子さんのお名前をご存知の方は どのくらいいるのでしょうか? 世界で3000億円を売り上げた日本人発明家として とても有名な上野隆司さんと一緒に 緑内障のレスキュラ点眼液と 慢性便秘症のアミティーザを開発した方です。 https://amzn.to/3SHRFCh 京都大学を卒業されてからの経歴を見ると 一年から数年でどんどんと転職していくのは 時代背景を考えるととてもすごいと思います。 自己肯定感がとても強かっ…

  • ATTRアミロイドーシス

    ATTRアミロイドーシスは 全身性アミロイドーシスの一つです。 前駆蛋白はトランスサイレチン(Transthyretin、TTR)で、 アミロイド蛋白はA+前駆蛋白という名前なので ATTRということになります。 症状としては手根管症候群、 末梢神経(自律神経)障害などもありますが、 最も重要なのは心筋障害(心アミロイドーシス、 Transthyretin cardiac amyloidosis、ATTR-CM)です。 以前はとても少ないと考えられていま…

  • 移植腎

    移植腎は腎生検をして病理的診断を下し 適切な治療を選択することで、 短期・長期の腎移植の成績向上につながるとされています。 移植腎病理診断国際基準にはBanff分類があります。 1993年に初版が策定され Kidney Int . 1993 Aug;44(2):411-22. その後も改訂が続いています。 Banff分類は移植腎の病変を分類します。 初版では、、、 正常 拒絶反応 超急性拒絶反応 境界病変(軽微な急性拒絶反応) …

  • オリンピック 2024

    オリンピック(2024)が始まったばかりと思っていましたが、 もう日程の半分が終わったんですよね。 パリ大会の「何で??」は沢山ありましたが、 日本勢のメダルのニュースはとても嬉しいです。 今回は特にパリオリンピックの 感想を言いたいわけではなくて。。。 最近、定期フォロー外来では同じような訴えが多いです。 即ち、、、 「最近だるい」「倦怠感」 その原因としては夏の暑さとオリンピックによる寝…

  • DXA

    DXA(dual-energy x-ray absorptiometry)は 骨塩定量(いわゆる骨密度の測定)に使う技術です。 ちなみに整形外科の先生から教えてもらいましたが DEXAは間違いだそうです。 原理は2つの異なるエネルギーピーク (二重エネルギー)を 有するX線を照射します。 二重エネルギーを用いることで 軟部組織量の影響が補正されます。 透過前後の減衰率から骨塩量(bone mineral content: BMC)が算出されます。 ただ実は医…

  • 再生医療等安全性確保法 改正

    再生医療等安全性確保法の改正の経緯について 担当していた医系技官の先生の セミナーを伺いました。 再生医療等安全性確保法 とはで書いた通り これからの時代の医療の柱となる 再生医療等製品を規制するための法律です。 しっかり時代にキャッチアップしないといけません。 薬機法との棲み分け、 つい先日改正された背景、 これから…

  • 高齢者 孫

    高齢者の患者さんにとって孫の存在は とーっても重要だなーと今日は改めて実感しました。 この病気なのだから治療しましょう。 治療しないと大変なことになる可能性がありますよ。 などなどこれまで何人ものドクターが提案しては、 「別にこれ以上長生きしなくてもいい」 「こんな年寄りにそんなにしなくてもええ」 「ここまで十分生きた。命が尽きるときは神のみぞ知る!だろ」 などなどノラリクラリと治療に同…

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