昭和30年代は、プロ野球も大相撲もプロレスも隆盛を極めた。活躍すればすぐに、漫画になり、歌になり、映画になった。雑誌やラジオで活躍を知る国民は、スクリーンで動く姿に狂喜した。管理人の記憶だと、最初の映画はプレレスの「力道山」。世界一強いと言われた。ほぼ日本人全員が、「リキは世界一強い」と思っていた。映画は”怒涛の男力道山物語”天才少女歌手だった美空ひばりが出演。次は相撲の大関・若ノ花。”土俵の鬼若ノ花物語”人気大関・若ノ花が全勝中に、長男が事故死。この悲劇で大相撲と若ノ花の人気は天に昇る状態となった。当時、日活を代表するスターだった北原三枝が映画で若ノ花夫人で副主演。裕ちゃんもちょい役で出ているみたいだ。その次は日本シリーズ4勝の稲尾和久投手。「神様・仏様・稲尾様」、その興奮が冷めないうちに即時映画化され...”ミスタージャイアンツ勝利の旗”