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北海道でノンビリと https://blog.goo.ne.jp/takaaki9464

北海道はでっかいど〜 東北海道の隠れ観光スポットを紹介。

タイトルを 「タブタブの何処かへ行こう」から 「北海道でノンビリと」へ変更しました。 オッサンのボケた頭では、この作業がなかなか出来なくて苦労しましたが何とかなりました(笑)

タブタブ
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住所
釧路市
出身
釧路市
ブログ村参加

2014/12/07

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  • ハイタッチ

    予約していた大腸ファイバーの日が来た。マニュアル通りに昨夜は指定時間に下剤を飲み、記入用紙へチェック。翌朝指定時間に病院へ行き、今度は腸管洗浄剤と云うのが2リットルも入ったのを渡され、チビリチビリと時間指定で間を空けて飲むように指示された。同胞が10人ほどいて、朝なのに手酌を繰り返す、まるで場末の居酒屋だ。窓の外を眺めながら少しずつ飲むのだが、頭の中に流れる歌は「♪お酒は温めの燗がいい・・・・」と八代亜紀。ルンバに「美味しいの?」と訊かれたが、「不味くはない。少し甘口かな」と下戸のくせに飲兵衛コメント。もし出そうになったらトイレへ入り、出たらトイレの中にあるオレンジのボタンを押して看護師さんを呼び、出たばかりのンコを見せて確認するシステムだ。ルンバにボタンを押すときにはパンツを下げたままで良いのか、上げて...ハイタッチ

  • 信じて

    出勤するスリスリへ「エプロンはあるの?」とルンバが訊いている。「エプロンって・・・何するの?」と気になって訊いたら、今日は職場のトイレ掃除をすると云う。一か所かと思ったら、奥にもあるとかで「まぁ頑張って」と云うしかない。「そう云えば、花火大会の時に女性の大行列が出来る1階のトイレも掃除するの?」と確認したら、あれは壊れていて、もう何年も使えなくなっているのだそう。「それじゃ、花火大会の時に内股になって必死にオチッコを我慢する女性達は困るだろう」と思ったら、少し離れた啄木館の隣にある公衆トイレに行列が出来ると云う。「あぁ・・・確かにあそこに公衆トイレがあったなぁ」と記憶を呼び戻す。「和式のトイレが男女一つずつだけどね」と市内のトイレに詳しいルンバが付け加える。どこか港の端にでも並んで野ションできる場所があれ...信じて

  • ムムムッ・・・・・・

    昨日、ルンバの意向でと云うより命令でスーパーへ寄った。彼女が店内の同じ通路を行ったり来たりしている姿は見飽きたしイライラする。それを時間の無駄だと指摘すると、また勃発するので見ないようにする。勃起ではなくて勃発だ。似ていることに今気が付いた。アハハ・・・・時間を潰す目的で店内の一角にあるパン屋へ何気なく入った。「本日全品5%割引」の文字に惹かれたわけではない。たった5%の値引きなのに仰々しいという気持ちだ。これが5%の値上げとなると、怒り心頭になるのだけれどね。人間って不思議だ。店内を歩いていて目に留まったのが「みたらし」の文字。私の大好きな「みたらし団子」のタレを芋団子の上に纏わせたものをパンに載せた新商品のようだ。「みたらし」と書かれたからには買わねばならない。京都の四条河原町にあった店の「みたらし団...ムムムッ・・・・・・

  • 興味のあるのは

    北海道の西側半分は雪。40センチも降って雪かきをしている地域もある。でも、嬉しいことに私の町は「仲間外れ」日陰にチラチラと元雪だった白い色が見えるが、路面に雪は無い。だからスニーカーで歩くことが出来る。圧雪の峠を越え雪を車体に張り付けている長距離トラックの運転手さんは、何だこの町はと驚いているに違いない。でも、雪が無い分寒い。思いっきり寒い。一日の最高気温からプラスが消えた。つまり、真冬日がやってきた。外に出ると数分で鼻水が出る。零下の空気を勢いよく吸ってしまうと、喉や肺を傷めるように思う。もう一枚重ね着をしてくれば良かったと思いながらスロージョギングをしていると、不思議なことに寒いのに汗をかく。零下なのに汗をかくのだ。鼻水が垂れているのに氷水のように冷たい汗が流れる。数メートル前をワンコが横切った。野良...興味のあるのは

  • 零下の中で

    定期的に通っているクリニック。職員の半分は顔を覚えたが、まだ仕組みがよく分かっていない。歯科や眼科に皮膚科に内科に泌尿器科など沢山のクリニックや病院へ通っているために覚えきれていないのだ。A院では機械に診察券を通すと番号札が出てくる。マイナンバーカードは別の機械に打ち込む。B院は完全予約制で、受付に診察券を渡し置かれている機械にマイナンバーカードを入れる。C院は開院前でも外の入口に置いてある紙に来院順に名前を記入し、玄関が開くまで車で待っていてもコンビニへ行っていても自由だ。D院は予約制なのだが、新患を受け付けてくれる代わりに予約患者は予約時間を過ぎても1時間は毎回待たされる。今日行ったE院は、どんな仕組みだったかな・・・・記憶に残っていないが予約制で無いのは確かだ。開院時間の20分前に到着したが、Pには...零下の中で

  • いつまでも 現在形で

    ヘアーリンスを容器に補充していたら、テレビのサスペンスを観ていたルンバが突然大声で「中山美穂が死んだ」と叫んだ。「中山美穂って・・・・誰?」と聞き返す私。サスペンスで死ぬ役と、あの中山美穂が一致しない。中山美穂と云えば、私の中では若くて主役級の美人で大好きなミポリンしか浮かばない。主役が死ぬわけがないだろうと思っていたのだが、「画面に俳優の中山美穂さんが死去」って出たよと叫ぶルンバ。彼女は私よりかなり若いし、死ぬわけがあるかいとノンビリしている私。「中山美穂って・・・・あのミポリン?」と確認したら「そうじゃないかと思うけど・・・・」と自信が無さそうなルンバ。それで一応検索をしてみたら、数分後に出た。「俳優の中山美穂さんが自宅の浴室で死亡54歳」の文字。死因が発表されないまま数時間が過ぎ、やっと出た「ヒート...いつまでも現在形で

  • 体調不良の原因は

    裏通りや草地には、まだ雪が残っているが表通りの雪は消えた。クッションの良くない冬靴を履いてウォークしようと玄関を出た所で、即中止を決断。キャップが飛びそうな強風に煽られたからだ。「まなぼっと幣舞」の階段上がりに予定変更し車を走らせたのだが、どうも体調が良くない。咳は出ないし熱も無いみたいだ。となると・・・・腹?内視鏡検査も20年前に受けただけで、あの前処置の辛さで長い間敬遠している。腸の調子かなぁ・・・・と思いながら階段上がりを始めた。いつもは6階で辛さが出るのに、5階でギブしたくなった。4階以上は階段に手摺が付いていない。倒れたらサスペンスドラマみたいになるかもと思いながら孤軍奮闘し、何とか10階の展望室へ到達。帰宅してルンバに「体調が悪いみたいでさぁ」と云いながら、一応トイレに入った。少しずつ出た「大...体調不良の原因は

  • そのうちに

    ルンバを眼科へ送っていくために玄関ドアを開けたら、何と雪。朝、目覚めたときには降っていなかったのに、雪だ。珍しく天気予報が当たってしまった。チラチラと降る雪は地面に接すると一瞬で溶けた。的中した予報では昼頃に止むらしい。しかし、雪の粒が少しずつ大きくなって、チラチラではなくワンサカになってきた。このまま降り続けると、もしかしたら少し積るかもしれない微妙さを感じさせた。実は昨日、冬靴を出そうかと思いながらグータラ癖が出てそのままになっている。冬靴が入った箱がある場所はわかっている。ただ、奥の部屋から脚立を持ってこなければならないのが面倒くさい。それにルンバがいると「埃が落ちるから先に箱を拭き取って・・・・」とか色々やかましいのもある。そのルンバを眼科へ送って行って不在の今がチャンスだ。私は帰宅すると同時に脚...そのうちに

  • 久しぶりの お外

    連日、晴れていたのに注意報が出るほどの強風が吹き荒れていた。ウォーキングに出てみても「もう帰って来たの」と云われる毎日。それがなんと今日は久しぶりの凪(なぎ)窓を開けて顔を出してみたけれど風が吹いている気配が無い。何処から湧いてきたのか団地内には歩いている爺婆が沢山。ワンコを散歩させている人も見えた。これは乗り遅れるわけにはイカンと、着替えて久しぶりのお外。紫外線避けのクリームを塗り忘れたけれど、まぁ良いかとグイグイ歩く。ポケットには熊対策として100均で買ったホイッスルとパーンと鳴るクラッカー。熊と云えば私の中性脂肪が上がり、ポッコリ腹に戻ったのは冬に備えて熊と同じように体が脂肪を蓄えているのではないかと思うようになった。この「説」を月末の受診で「もっと頑張って運動して」と云っていた主治医に言ってみよう...久しぶりのお外

  • 確かに見たよね

    冬用のモコモコ上着を見に行った。見に行っただけで買う気は無いのにサイズが合いそうなのを手に取って試着室へ入ったのが地獄の始まりだった。ファスナーが閉じない。洋服のサイズ表示が昔とは違うのか?横を向いて鏡に映る己の腹のポッコリを再確認してガックリ。10階の階段を悲鳴を押し殺して上がり、ウォーキングやジョギングを頑張っているのにだ。数日前の検査で中性脂肪が境界値から異常値へ跳ね上がっていたのは間違いではなかったということだ。ワンサイズ大きいのと取り換えてもう一度試着室へ入り、再度ガックリ再々挑戦で何とか納得できるサイズを見つけ会計へ向かった。会計の女性は決まり言葉になっているのだろうけれど「サイズは○○〇でお間違えないでしょうか」と私に再確認する。「自分でも試着室の鏡を見て、そのサイズになったことが信じられな...確かに見たよね

  • 乙女に戻った お婆ちゃん

    ルンバがスーパーへ行きたいという。つまり私は運転手で荷物持ちだ。「COOPへ行って」と云うのだが、「COOPだけで良いんだね」と云うと、それからAストアーとTショップへも行きたいと云う。そして最後にコンビニへ。これも毎回の事なので(最初に全部言えよ)と思うのだが、老化の一つかも知れないと自分を納得させてハンドルを握った。Tショップでの買い物は重いものが多い。洗剤や漂白剤に柔軟剤等が二袋ずつ。それにヨーグルトや野菜ジュースに牛乳等が数本ずつ。会計を終えてパンパンに膨らんだ買い物袋を両手に二つずつ持ち気合を入れて車まで運ぶのが私の役目だ。ルンバは腰が悪いから仕方が無いのだけれど、彼女が店のカートを戻している時にヨタヨタしながら車まで歩く。そこへ突然現れた見知らぬお婆ちゃん。私の前を塞ぎ「Sさんですよね、私Yで...乙女に戻ったお婆ちゃん

  • 最後のターン

    もう二週間以上、熊の目撃情報が無いので久しぶりによつ葉裏コースをウォーキングすることにした。団地内を歩いている時は、そんなに気にならなかったのだが国道の広い表通りに出た途端、強い風に煽られて体感温度は完全にマイナスだ。(もう一枚重ね着してくれば良かったかなぁ)と思いながら頑張っていたけれど一キロ地点でギブ。寒いと云うより凍り付くと云った方が良い。Uターンして、一応いつものようにジョギングに切り替えた。久しぶりなのでどこまで走られるか不安はあるけれど足はけっこう頑張ってくれている。国道から団地へ入り残りは300mと云うところで嫌な感覚。もしかしたら急に腸が動き出したのか?残り200mと云うところでそれが確信に変わった。これは絶対ンコの気配だ。私は走るのを諦め、キュッと部分を締めながらの早歩き。もしかしたらだ...最後のターン

  • グッドアイデア

    今日も雨。でも昨日のような激しさは無くて優しく静かな雨。天気予報を確認すると道南函館の付近は雪が降っているようだ。寝るとき一応電気毛布を重ねているが、未だほとんど電源を入れていない。以前にも書いたが北国なのに寝室には暖房が無い。寝室だけではなく仏間や玄関ホールにも無い。なぜ暖房を置かないかと云うと火事が怖いからだ。一応トイレと風呂場の入口にある脱衣室に電気ヒーターを置いているがそのヒーターでさえ壁から離し、人のいない時や外出時にはスイッチを切る。居間に大きな灯油ストーブと暖房用にとエアコンも設置している。一日の大部分は居間で過ごすから、これで良いのだ(バカボンのパパ風)入浴の時は居間で裸の一歩手前まで脱いでおき、脱衣室で手品師のように一瞬でスッポンポンになり浴室へ飛び込む。これを最近娘のスリスリが真似しだ...グッドアイデア

  • 分けてあげるのに

    未明、まだ闇の中にいるのに間近で飛行機のエンジン音がした。こんな早朝に空港へ降りる飛行機がいるのだろうか、それもかなり低空で・・・・と思ったところで、何か異変が起きたのかも知れないと気になってベッドから出た。床頭台の灯りを点けて時計を確認したら8時半だった。8時半なのに、この暗さは何?カーテンを開けて外を見たら飛行機のエンジン音と思ったのは豪雨が屋根を叩く音だった。雨が叩きつけるのは屋根だけではなく窓ガラスにもだ。全く遠慮と云うものがない。お陰様で汚れていた窓ガラスがかなり綺麗になったように思う。そんな中、クリニックへ行く事にした。こんな日なら受診患者も少ないに違いない。マイナンバーカードは顔認証で無事通過。次の爺ちゃんは初めてマイナンバーを使うみたいで私のやっていることを穴のあくほど見つめていたのだが、...分けてあげるのに

  • バケモノと出会った

    またパソコンが動かなくなった。多分、バッテリーも含めて電源系統に異常があるのだろうとは思うが、数日すると前回と同じように生き返るかもしれない。それでまた中古のwin.10を引っ張り出した。キーボードの位置が少し違うために扱いづらいけれど仕方がない。気温は3℃。風が強いので体感的にはマイナスかもしれない。そんな中でもワンコを連れたお婆さんは散歩させているし、何処かの爺さんは気合でウォーキングしていた。私も処方薬が残り少ないので、そろそろ受診しなければならないのだが、その準備として運動し、せめて中性脂肪だけでも落としておかなければならない。それで連日「まなぼっと幣舞」の展望室まで階段を上がる。これが冗談ではなく、本当に辛い。何とか展望室までたどり着き、椅子を独占してヒーヒー言いながら息を整え、そして今度は一階...バケモノと出会った

  • 順番を間違えないように

    入浴時に身体を洗う時、垢こすりで「ふつう」と云うのを使っているのだが、実は少し物足りない。本音はもっとゴシゴシしたいのだ。でもテレビを観ていたら多分偉い先生だと思うが、「垢こすりを使うのは良くない」と云い始めた。皮膚のためには素手にソープを付けて軽く撫でるかタオルを使うのが良いと云う。どうしても垢こすりを使いたければ「やわらかめ」を使いなさいとの提言だ。自分の中で「やわらかめは無い」と云いたかったのだけれど、強くこすると皮膚に痒みがでてくると説明していたのを聞いて、やわらかめを試してみようかと思った。ここ何日も脚の脛付近が痒くて風呂上がりに薬を塗っているからだ。買物へ出た時に「やわらかめ」の中から最も柔らかそうなのを選んで購入し早速使ってみたのだけれど、これが凄く良い。泡立ちが違う。肌触りが思っていた以上...順番を間違えないように

  • 観ない と思う

    数日前に年末恒例の紅白出場歌手が発表された。誰?と云う人ばかり。名前も顔も知らない。我が家で一番若いスリスリでさえ???の人が多いらしい。いきものがかりはどうした?野口五郎は出ないのか?昭和頭の私は思いっきり肩を落とした。沢山並んだミニスカのグループに属するネエチャンは多分可愛いのだろうけれど皆同じ顔に見えるし、見せパンなるものを穿いていると知ってから全く興味が無くなった。観ないと思う

  • もう寝ろよ

    しばらく音沙汰が無かったので、もうオヤスミになったのだろうと思っていたら、突然出た熊情報。それが何と時々ウォーキングしているよつ葉裏の交差点から僅か50m北側での目撃だ。悠々と国道を東から西へ歩いていたと云う。そして同日の一時間後に今度はよつ葉工場裏側の草地を歩いていたと云う目撃情報が出た。ヤバイことに団地に近づいている。どちらも夜の目撃だが信頼性はあると思わなければ出会ってしまうかもしれない。それでウォーキングのルートを変更し「純一へ行ってくる」と告げて家を出た。「純一」とは数年前まで石田純一の笑顔が使われたパチンコ屋のデカイ看板があった場所だ。あの笑顔はキモかった。人気があると思って使ったのだろうが、田舎者でもできれば見たくない笑顔だった。それが撤去された今でもしっかり記憶に残っているのだから、もしか...もう寝ろよ

  • ルンルン気分で

    買取屋のチラシが入った。カメラや指輪に時計などを高価で買い取ってくれるようだ。一眼レフカメラは何年か前、ジュニアにズームレンズを2本付けてプレゼントしたけれど使っているのを見たことがない。多分ジュニア自身もカメラを貰ったことさえ記憶に無いのかも知れない。私の手元には、まだ一眼レフが「モドキ」も含めて3台も残っている。その内、一番古い初心者用のカメラを試しに持って行ってみた。箱があれば少し高くなったと思うが探しても箱が見つからないので多分捨てたのだろう。標準ズームレンズを付けて、さらに特別に持参したのは少し高級のズームレンズと倍率2倍のコンバター。一番高い値が付くのは少し高級のズームレンズだろう。どれも乾燥剤を入れた箱に密封保存していたので状態は良いと思う。先客は一人いて一眼カメラやレンズ諸々を入れて150...ルンルン気分で

  • 発射

    薬が乏しくなってきたので眼科クリニックへ行くことにして、久しぶりに目覚まし時計の音で起きた。路面が少し塗れているのは、天気予報を信じれば深夜に降った雪が溶けた跡だ。いつもよりサッサッと動き回り、診察券等の入ったバッグを持って「行ってきます」診察開始の30分以上前なのに、既にPの8割は埋まっていて玄関を入ったところに置いてある用紙に名前がズラリと記入してあった。来院順に名前を記入して車で待機する方式のようだ。名前を記入し寒くて狭い玄関ホールで待っている爺婆の仲間入り。「入口は何時に開くんですか?」と訊いたら「8時30分だよ」と教えてくれた人がいて、経費節約のためか薄暗いままの待合室や受付カウンター付近で忙しそうに準備作業をしている職員の姿が見えた。「向こうからも寒そうな爺婆の姿が見えているだろうに、意地でも...発射

  • 零下の中での 愛

    今朝はかなり冷えた。絶対に気温はマイナスだカーテンを開けて下界を見たら近所の車が白くなっていた。霜が下りたのだ。いつもは下半身フリーで寝る私。一日中下着にムニュされて苦しい思いをしているに違いないジェームスに、寝る時ぐらい自由を満喫して欲しいからだそれが今朝は縮んでいる(と思う)。寒さで目覚めたのはしばらくぶりだ。寒い中電気毛布を出して広げるのも面倒だから下着を付け枕元に丸めてあったスウェットを穿き、丸くなって耐えた。起きる時間になったので、居間へ下りて行ったら、ルンバとスリスリが私の姿を見て大笑いした。どうやらいつものように下着姿で来るかを賭けていたようだ。「寒いものは寒いのだ」と胸を張りストーブの前を独占して縮んでいるジェームスを優しく温めた。零下の中での愛

  • もう憶えられない

    最近、本を読んでいると色々と知らない言葉が出てくるのだが、特に多いのが服装だ。アウターとインナーは、何となく分った。アウトとインだもの。トップスとボトムスって何だ?トップだから尖った乳首を覆う何かでボトムはチンチンのモッコリを抑える何かだろうか・・・・・・何年か前、本州のマイフレさんから「北海道ではもうパッチを穿いていますか?」なんて訊かれたことがある。パッチって初めて聞く言葉だったが「何?」と訊くのも恥ずかしいから「もう二枚穿いているよ」とテキトー男は返信したのだが「さすが北海道は違いますね」と驚かれたのだから答え方としては外れてはいなかったらしい。そうそう男の服なんてどうでも良いのだ、問題は女性の服だ。昨日読んでいた本には「彼女はパンツスーツを着ていた」と云う文章があった。スーツの下半身をモロ下着一枚...もう憶えられない

  • 分かってしまったから

    今日は風が強い。電線が狂ったように揺れ、「売り出し中」と書かれた近所の中古住宅前に立っている幟がパタパタしている。吹き飛んでいかないのが不思議な程だ。天気予報を確認したら強風注意報が出ていて台風崩れの低気圧が少し離れた所を通過中のようだ。気温は14℃だが強風で体感温度は6℃だと書かれている。つまり、立派な理由ができて堂々とウォーキングをサボることが出来ると云うことだ。クリニックから渡されている血圧手帳のメモ欄に、『強風のためにウォーキング休み』と書いて寝室へ上がった。昨日、図書館から8冊も本を借りてきたので頑張らなければならない。昨夜、少し飛ばし読みして既に一冊読み終えたので残り7冊だ。飛ばし読みしたのは著者には申し訳ないけれど、数ページでストーリーが予想出来てしまったのだから仕方が無い。ルンバは、今日も...分かってしまったから

  • 希望としては

    電源が入らなくなっていたので使う事ができず放って置いたWin.11のパソコン。久しぶりに試してみたら、何と何故か電源が入った。何がどうなっているのか分らないけれど、また動かなくなるのではと思いながらキーを押している。それでは、ここからが今日のブログ。いつ動かなくなるかビクビクしながらなので直ぐに終わる予定だ。買物帰りに運転していたら歩道を歩いている女子高生?に一瞬目が留まった。数年ぶりに見た、あの何と云ったっけ・・・・・。ずり落ちそうで不安定な白くてダブダブした長い靴下。短いスカートに、その靴下を履いた・・・・・あぁ、思い出した。ルーズソックスだ。昔よりも少しダブダブ度は少ないけれど、また流行し出したのだろうか。どっちかと云うと、そんなソックスよりもスカートをもっと短くして欲しいなぁ・・・と思いながら車は...希望としては

  • ちょっと間違っただけ

    タイヤを冬用に変えたのでウォーキングの服装も衣替え。箪笥の奥から春と秋用にと3~4組持っていると思うジャージを探した。先ず引張り出したズボンは横に金色のラインが入っていた。こんなのを持っていたっけ……記憶が怪しいのだけれど、身に着けて上半身のジャージ探し。しかし、同じ色のラインの服が見つからない。何故同じ色のを組にしてハンガーに吊るさなかったのかと自分のテキトーさを呪ったのだが、とりあえず似たようなのを着た。いつものようにウエストパッグにスマホを入れ耳には骨伝導のイヤホンを装着して「よつ葉コース」とルンバに告げて家を出た。これで、ンコをモヨオシた時には電話しただけでよつ葉の工場入口に車で駆けつけてくれるはずだ。そう緻密な緊急訓練を津波警報並に家庭内で申し合わせてあるからだ。いつものように、よつ葉工場裏の交...ちょっと間違っただけ

  • 可愛く照れた

    ルンバと私は、朝と夕食前に毎日血圧と体温を測定し、それをクリニックから渡された血圧手帳に記入し、さらに折れ線グラフに仕上げなければならない。これが意外に面倒だが、面倒だと思いながらも毎日やっていると癖になってしまい、忘れると落ち着かないので模範的な患者として真面目に熱心に測定しズルすることなく記入している。血圧は動いた後や食後では正しく測定されないので静かに落ち着いた状態で測定する。モチロン測定途中に話しかけたりテレビを見て興奮するのは良くない。ジッと大仏様のように心を落ち着かせて測定し手帳に記入する。昨日も期限切れのコンビニカードを定規代わりにして折れ線グラフを描いていたら、近くに座っていたルンバが変な動きをしているのに気が付いた。何をしているのかと見ていたら測定し終わった電子体温計をビュンビュンと振っ...可愛く照れた

  • ゴールはそこだ

    定期検査の結果は、マァマァ悪い。高年齢なので臓器も年をとり正常値にまで回復することは無いだろうが、でも悪化はできるだけ避けたい。冬に向かうと熊さんのように身体が自然に脂肪を纏うのか、中性脂肪がまた上がってきた。それなのに28日の「とりの日パック」に引き寄せられてケンタを買ってしまったのだが、食ってしまったものは仕方がない。今日は晴れているが気温は10℃程だろうか。風が少し強いようで近所のリホームした中古住宅に立っている「売り出し中」の幟が忙しくパタパタしていた。いつもより1枚多く重ね着して手袋もはいてウォークに出た。一応、家を出る前にトイレへ籠もったのだが気配は全く無かったので、多分大丈夫だろう。それに寒ければ途中で中止すれば良いのだと自分に言い聞かせて町内の道を歩き国道へ出た。さらに強くなった冷風の中を...ゴールはそこだ

  • もう無理かも

    昼前にジュニアが冬タイヤへの交換をしてくれることになっている。プロが使うトルクレンチや空気圧を測定・補充できるエアーコンプレッサーまで持参だ。その前に、物置の棚から冬用のスタッドレスタイヤを運び出さねばならない。昔は13inの車に乗っていたのに年々エンジンが改良されたからか、今では16inのホイール付タイヤだ。つまりタイヤが大きくなった分重くなったと云うことでもある。スリスリの軽自動車は13inなので片手でヒョイだけれど。それぞれのタイヤを車の横に並べ、さらにナットも用意した。自分で出来ることはやっておこうと、車のワイパーを冬用に交換し、ウインドゥ-ウォッシャー液も濃度を上げて凍結しないようにと補充した。予定時間よりも少し遅れて登場したジュニア様は手慣れた調子で道具を用意しホイホイと空気圧を調整しながらタ...もう無理かも

  • 爺婆の力

    今日はルンバの内科受診-検査予約日。多分2時間はかかるだろうと思い、運動公園へ車で行ってウォークを始めた。昨日は「出」が良かったのでモヨオス心配は無いと確信してのウォークだが、歩きだして300mも進んだ所で嫌な予感。このまま先へ行くとひどい目に合うと云う神様の啓示のように思ったので迷わず引き返し車へ戻った所でやっぱりモヨオシた。車へ戻って良かったと思いながら以前マイフレさんに教えて貰ったトイレのある図書館の分館や市役所の支所が入っている建物へ行ったのだが、30台は停まれるPがほぼ満車で、見たことも無い沢山の爺さん婆さんが動いていた。中には車椅子の人や杖を突いてヨタヨタしている人もいて、避難訓練でもあるのかと思って入口へ行ったら大行列。係の人に何かを見せて少しずつ進んでいるのだが、ンコ優先なので通してもらっ...爺婆の力

  • 思っているよりシンドイからね

    買物ついでに、まなぼっと幣舞へ寄り道。ウオーキング代わりに階段上がりをしようと思ったからだ。腰の悪いルンバはエレベーターを使うと云うので孤軍奮闘となったのだが、汗をかくからと横に立っていたアノ人は奪衣婆のように私から上着を剥ぎキャップも取り上げた。建物の1,2階の天井は高いので10階の展望室まで上がるのはかなりシンドイ。エレベーターを待っている奪衣婆を残して階段をゆっくり上がった。6階から先が辛くなるのは分かっているので最初から頑張り過ぎないのがコツだ。何とか休まずに展望室まで上がり、一つだけあるシートに倒れ込み肩で息をしていたら目の前を大股で歩く奪衣婆が通り過ぎた。エレベーターで上がったので少しは運動しようと、展望室内を歩き回っているようだ。その鬼気迫る奪衣婆を呆れたように眺めていた観光客?らしい男性は...思っているよりシンドイからね

  • 化けの皮が剝がれぬうちに

    そうだ、市内在住のマイフレさんである池坊の師範、T子さんから合同華道展の入場券が送られてきていたのを思い出した。開催期間は明日までのようでギリギリセーフだけれど、T子さんの花が展示されているのは昨日までのようだった。でもせっかくのお誘いなのでルンバと門外漢の私とで会場の「まなぼっと幣舞」へ行った。「やはり立花(りっか)が多いようだ」なんて分かったような事を云うが、じつは立花しか言葉を知らない(^_-)-☆それを聞いてルンバが「場所をとらないから?」と云うのへ「それもあるかも知れないけれど、花器の数も限られているしね。それに周りの空間も含めて全部が活け花であるとも云える」なんて偉そうにポツリと呟くと、周りにいた奥様数人が聞き耳を立てていたのか(誰?どこかの先生?)なんてコソコソ(笑)「路肩に咲く群落に埋もれ...化けの皮が剝がれぬうちに

  • オレは悪くないから

    眼科から点眼薬の残りが少なくなったらもう一度受診して下さいと言われているので、今朝早めに家を出てクリニックへ行ったのだが、開院一時間前なのに既にほぼ満車。待合室の中にも沢山の人の頭が見えた。そして驚くことに診察が既に始まっていた。家を出る前に診察開始時間や手術日ではないことを確認していたのに何だろう、この慌ただしさは。やっと確保した椅子に座り順番待ちしていたら屁がしたくなった。でもトイレへ立った途端に席が無くなるのでギュッと締めて無表情で耐えた。思ったよりも早く診察室へ呼ばれ現状報告したのだが、先生の話のスピードが速い。黒柳徹子の倍以上だ。だから何を言われているのかタダでさえ衰えている耳には聞き取れない。「ハイ、ハイ」と適当に返事。どうせ同じ薬を処方されてチョンなのは分っている。会計に呼ばれる前にトイレへ...オレは悪くないから

  • 青木まりこ現象

    2022年に買った3年卓上日誌と云うのを使っている。つまり前回購入してから3年後の今年12月末日で使用期限が来ると云う品だ。欠かさず書くのはその日の最低気温と最高気温。そして何キロウォーキングしたかとか…身体の何処かに異常を感じたとか…気が付いたこと、そして血圧。有名人や知人の訃報も記入するのだが、哀しみの色として青いラインマーカーを重ねる。3年前に購入する時にも同じことを思ったのだが、買ったのは良いけれど3年後に自分はもう生きていないかも知れないと云う心配だ。今年も書店へ行って「3年卓上日誌」を手に取り、しばし悩んだ。全部使い終わるまで、生きているのだろうか。この中に自分の命日があるのではないかと云う気持ちが心を揺さぶる。何とか勇気と気合を込めて会計の列に並び支払いを済ませた時に突然モヨオシた。購入と同...青木まりこ現象

  • どちら様ですか

    今日は少し風が強いけれど晴れている。二日続けて見事な一本モノが出たのだから、さすがに腸はスッカラカン状態に違いないと思い、今日のウォークは春採湖一周の4.7キロを頑張ることにした。遊歩道を塞ぐようにゴッソリ生えていた巨大な蕗は萎れて姿を消していた。今年は雪虫が大繁殖しているとニュースで知ったが、確かに小さな虫が所々でモワーッと集団をつくり飛んでいる。マスクをして吸い込まないように、そして気にしないようにと思いながら歩いていると、敵も心得たモノで左右に分かれて私に道を譲った。遊歩道だからウォーキングしている人やワンコを散歩させている人に時々出会う。その中を珍しいことに、向こうから車が現れた。この湖を一周する遊歩道の大部分は車が入られない構造になっているけれど100m程先に二軒の民家があり、この道も車はそこで...どちら様ですか

  • 今は昭和ではないのに

    空気がヒンヤリしている。でも着替えて家を出た。ルンバが歯科予約日なので、そのアッシー君を仰せつかっているからだ。彼女が診察を受けている間を利用して数キロ先にある運動公園をウォークすることにした。だから上着の下は運動着だ。骨伝導イヤホンを装着し昭和の曲を聴きながら一周3.5キロの遊歩道を歩き始め、5分程でジョギングに切り替えた。昨日、見事な一本モノが出たので今日は大丈夫だろうと自分に言い聞かせてホイホイと足を動かしていたら、なんと気配を感じた。どう考えてもアレだ。アレが出たがっているのだ。数日前にウォーク中に同じ気配を感じてルンバに救援の連絡をした時に「家まで我慢しようなんて思わずにコンビニのトイレでも借りなさい」と怒られたばかりだ。周りにコンビニどころか家が一軒もないのにだ。だから今日は一キロ程先にある公...今は昭和ではないのに

  • そんなにするの

    そろそろ冬支度をしなければならない。暖房用にと数年前に設置したエアコンは、モタモタした温もりしか与えてくれないので寒冷地ではイマイチだ。昔、京都のエアコンどころか扇風機も無いボロい寮にいた時、夏休みに入ったと同時に私一人が取り残され一斉に人が消えた。夏の暑さを知っている全員が故郷へ帰ったのだ。それを知らない北国育ちの私は、体温超えの暑さを初めて体験し(こりゃぁ死ぬなぁ)と皆より一日遅れで焦って北海道へ逃げ帰った。以来、他の寮生と同じ行動をとるように心掛けた。大阪万博なるものにも金魚の糞のように付いて行ったし、休日に「奈良へ行かへんか」と誘われた時も喜んで「行くでぇ」と、何とか関西弁らしきものをマスターしていた私はOKしたのだが、実は奈良までの距離感も交通手段も知らなかったので、ここでも金魚の糞で一時間もか...そんなにするの

  • 私の中では差別じゃない

    テレビのCMを観ていたルンバが突然「この二人は夫婦なんだよ」と私に教えた。どちらも顔に記憶はあるが名前までは知らない。けれど、どうでも良いので「そうなの」とテキトーに返事をした。二人とも俳優なのだそう。奥さんの方を女優とは云わないらしい。そう云えば最近女優と云う言葉を聞かなくなった。どちらも俳優と云うらしい。これも差別用語に含まれるからと云うことなのだろうか。「女優です」と紹介されている声を聞くと思わず二度見するけれど「俳優です」と紹介されている人を二度見することは無い。申し訳ないけれど、私の場合はそうなのだから仕方がない。差別だと云いたければ勝手に騒げば良い。女優と云う言葉には魅力がある。優しい微笑みを浮かべ、ンコなんかしたことのない美しさを勝手にイメージしてしまう。それが同じ人でも「俳優です」と云われ...私の中では差別じゃない

  • ニタニタしたくて

    昨夜、寝る準備をしていて、いつものように栞が挟んである本を枕の横にセットした。娘を病気で亡くしたことが原因で、ついに離婚するに至った男性の気落ちした心が、笑顔溢れる家族との写真以外、ほとんど何もない部屋から滲み出ている冷たい空気を感じさせるストーリー。そこへ突然迷い込んできたランドセル世代の少女。交番へ連れて行こうとするのを嫌がりテレビの薄さやスマホにイチイチ驚く時代錯誤ぶり。もしかしたら娘の代わりに過去から来たのでは無いかと思いながら食事を与え………ラストでは眼科医から「足りない」と云われている涙が私の目から流れて…なんてことを思ったところで、この本の返却日が一日過ぎていたことに気付いた。だから、それから先は、ドンドコドンドコ飛ばし読み。涙なんか一滴も出ず、どんなストーリーだったのかも判然としないまま今...ニタニタしたくて

  • 寒くなんか ない

    今日は祝日だ。何かの振替休日らしい。現役で働いていた時には、とにかく待ち遠しくて嬉しかった祝日も、毎日がお休みだと有難さや喜びは一切無くなり、ただカレンダーが赤マルで囲まれただけの日になった。ここ数日は日中でも17℃ぐらい。いつも「寒いね」と云う私に「暑いよ、私は洗濯して掃除機かけて朝から動き回っているからね」とイヤミをタップリ含ませて言い返すアノ人も、さすが「暑いよ」とは云わなくなった。後は、どちらが耐えきれなくなってストーブのスイッチを押すかだ。我慢大会はまだ続いている。私は室内着を何気なく一枚増やした。暑い日には下半身スッポンポンで寝ていたのだが、半月程前にタオルケットを使うようになり一昨日から毛布を重ね、昨夜はついに掛け布団を出した。今日、窓を開けてみたら、けっこう冷たい空気を感じた。ウォーキング...寒くなんかない

  • ゲージツだから

    数日前にお盆の飾り付けをしたお寺の納骨堂にある仏壇に供えた花の水が気になり、枯れる前に水を替えようかと思い立って、街中の図書館にいた私は寺へ向かったのだが、途中見つけたのが岸壁に停泊中の豪華客船。お寺の骨堂の花瓶は水がほぼスッカラカンで、やっぱり来て良かったと思いながら少し多めに補充し、御先祖様へ改めて手を合わせた帰りは、客船を撮影しに寄り道。ウォーキングを兼ねて港内を歩き回り、幣舞橋へも上がって憧れのピンと尖った四季の像を見て、乳の見事さに改めてため息。港を見ると港外にもう一隻、大型客船が停泊しているのが見えたので、係の人に確認したら明日入港予定で時間待ちしているのだそう。二隻も入れない港だからねぇ、仕方がないのだろうけれど何とかならないものかと歯痒く思っが、私の興味は船よりも乳。橋を歩きながら別の四季...ゲージツだから

  • ポニーテールとジジィ

    阿寒町まで延びていた道東自動車道が工事中だった釧路までほぼ完成したようだ。後は、お偉いさんが集まって「私の力で頑張って通しました」と云うような顔をして並び開通式をやるのだろうが、その前に「親子現場見学会」を催すので参加者募集中の連絡が入った。私のような爺婆だって見学したい人はいるだろうに除け者だ。親子限定だもの。どちらかと云うと税金を払って寄与したのは現在の爺婆なのにだ。確かに今は爺婆でも数年前までは垂れていた部分もきちんと上を向くことはあったし(時々だけれど)、眼だってキラキラしていた。そうそう話は変わるけれど、最近ポニーテールが何なのかを知った。数年前にAKBが歌った「ポニーテールとシュシュ」と云うのがあって理解せずに聴いていたのだけれど、そのポニーテールのことだと思う。直訳すればお馬さんのポニーと尻...ポニーテールとジジィ

  • 伝わらなくても

    薬効果で眼の調子が回復したので、頑張ってウォーキングへ出た。一日の最高気温が連日20℃に届かなくなったので長袖にしようか迷った、窓から半袖姿でワンコを散歩させている爺ちゃんを見たので、いつもの白い半袖に手を通した。秋口に入り熊の目撃情報が増えているので、よつ葉裏ルートをやめ国道を渡って高専から奥へ入ってみた。国道を渡ることで町内会も違うし、見慣れない建物が続く。団地の中を新鮮な気持ちで歩いていると、突然民家の前にあるPに置かれたキッチンカーを発見。何故こんな所に?商売にはならないだろうにと思いながら見ていたら車の陰から女性が現れて幟を立て、車の横にテーブルと椅子を並べた。その女性が、何と云うかとっても可愛い。美しいではなくて可愛いのだ。年齢は40歳位だろうか。とにかく可愛いので思わず引き寄せられて「もう開...伝わらなくても

  • 潤い

    一昨日の早朝。また左眼の痛みで目覚めた。瞼の裏に煎餅の小さな塊でも入っているようなゴリゴリした痛み。これは、先月20日にYさんを空港へ迎えに行かなければならないと思っていた日の朝に発症した痛みと同じだ。この痛みを何とかしなければと前回治療を受けた眼科クリニックへルンバの運転で行ったのだが土曜の午前中は診察しているはずなのに何と臨時休診の張り紙がペタリ。スリスリに電話し他に土曜日でも診察してくれる眼科クリニックを探してもらい遠いけれどそのクリニックを目指した。何とか無事に到着し待合室に沢山の患者が座っているクリニックで新患者として受診登録するのだが、色々と現状況や既往症などを書かなければならないのが大変だ。涙ボロボロで殆ど見えないのでルンバに代筆してもらい何とか受付終了。視力などの検査を受けた後は、ただジッ...潤い

  • お馬さんに乗って

    ※東北海道観光の最終章Yさん御夫婦は、無事に京都府の自宅へ戻り、御夫婦の東北海道観光日記は終わりとなったはずなのに、何かを忘れているような気がしてならない。それで御二人からのLINEを端から見て行ったら、Yさんの奥様から、もっとダブルベッドのこととかを書いて欲しいと書かれているのを見つけた。「ダブルベッドのことを書いて」と云われても二人の部屋へは入っていないしダブルベッドがどんな状態だったのか、柔らかさとか、枕の高さはどうだったのか……何も見ていないのだから書きようが無い。気の弱い私は強制退会されるのではと怯え、毎回ドキドキしながらブログを書いているのだ。ンコの事やチ●チ●の事を書いては消しを繰り返して多少脚色はしているのだけれど事実からそんなに外れてはいないと自分に言い聞かせて毎回投稿している。それがベ...お馬さんに乗って

  • 東北海道観光 最終日に食べた 釧路三大麺の筆頭は

    ※先日の続きサヨナラの日の出来事Yさんが宿泊しているホテルへ迎えに行くのも今日が最後だ。いつもより一時間遅くしたのは、彼が是非食べたいと言っていた、釧路三大麺の雄ともなっている竹老園へ行くためだ。その開店時間が11時なので、それに合わせた。お二人の乗る飛行機は午後の便なので午後2時頃まで市内観光が出来るだろうとの目論見もある。先ずは幣舞橋近くの丘の上にある「まなぼっと幣舞」へ案内した。私が時々10階までの階段をヒーヒー言いながら上がる建物だ。1階では有名な画家の展示即売会が行われ、記憶にある絵が数点あったが、余分な金は無いし竹老園優先なのでホイホイと眺めて、先ずは10階にある無料展望台へエレベーターで上がった。昨日、御夫婦で幣舞橋の対岸から「あの建物は何だろうね」と言っていたらしいのだが、まさか翌日に、そ...東北海道観光最終日に食べた釧路三大麺の筆頭は

  • 釧路三大麺の一つ スパカツ

    ※先日の続き釧路三大麵先日の休息日にYさん御夫婦は私の教えた幣舞橋近くの泉屋へ行ったと云う。町の名物、三大麺の一つであるスパカツを食べるためだ。高温のジュージューと音がする熱した鉄板の上に山盛りのミートソースが載り、さらにトンカツが殿様の如く最上階に居座っている。パチパチと跳ねる油の熱さを気にもせずにウェイトレスさんが木枠に入ったスパカツを手持ちでテーブルに運ぶ姿は異様だ。そして食べ慣れた客はテーブル上にある備品のペーパーを油が跳ねても服に届かないようにサッと広げてブロックする。私が子供の頃、各町内には一店舗は蕎麦屋があって、外食と云えば必ず蕎麦だったし,自転車に乗ったお兄さんが出前を運んでくれた。そんな田舎町に初めて出来た洋食屋が、多分このスパカツの泉屋だ。中学生の時だったと思うが、突然同級生に誘われ「...釧路三大麺の一つスパカツ

  • 北海道三名橋の一つ 幣舞橋

    ※先日の続き休息日(幣舞橋)京都府の南端に近い所から飛行機でやってくるYさんに予め乞われていたことがある一日、休息日が欲しいと云うことだ。三泊四日しかない旅行日程なのに貴重な一日が抜けることになる。脚・腰を手術したと云うから体力に自信が無いのかも知れない調べてみたら伊丹ではなく関空からの便を利用するようだ。だから乗り換えだけでも大変なのだろう。それで一番天候の良さそうな日を湿原と摩周観光に当て翌日を希望の休息日にした。その休息日をダブルベッドの上で、夫婦共同の疲れることをしないで欲しいと思ったのだが、まぁ余計なお世話だし、きっとてそんなに頑張れないだろう。その日をルンバの歯科受診に当て私も身体を休めることにした。お二人はその休息日に、どうやらホテル近くにある北海道三名橋の一つ、幣舞橋(ぬさまいばし)付近を...北海道三名橋の一つ幣舞橋

  • 東北海道観光 日本最大のカルデラ湖 屈斜路湖へ

    ※前回の続き屈斜路湖へ摩周湖を見て硫黄山へ向かう前に昼食をとらなければならない。実は弟子屈の町で好きだった和食レストランの店が閉店したので、あまり美味しい店を知らない。知っているのは何かの賞をとったと云う有名ラーメン店だけなのだけれど、ルンバのお口には合わないと云うのだから前夜に助け舟をスリスリに求めて教えてもらったレストランへ行くことにした。初めて案内するレストランなので私も興味津々。しかし人気があり過ぎて、もう具材は無く作れるのはオムライスだけと云うので4人で仲良く子供のようにオムライスを口に入れた。次に向かったのは硫黄山。戦時中、火薬の原料である硫黄を掘り出した跡でもあり、現在も噴煙を上げているし硫黄の匂いが強いので、あまり近寄りたくない場所でもある。Yさんは当然のようにPから見るだけ。奥様だけが一...東北海道観光日本最大のカルデラ湖屈斜路湖へ

  • 東北海道観光 日本最大のカルデラ

    ※前回の続き(硫黄山)摩周湖には3つの展望台がある。有名なのは第一展望台で前回紹介したのも第一からの景色だ。他に第三展望台とマニアックな人が行く裏摩周展望台と云うのがあるが、遠すぎるので「どうしても行きたいのウッフン」と粘る人しか裏摩周へ案内したことは無い。Yさんは足腰が弱っているし、彼のウッフンなんて気持ちが悪いだけなので、そのまま第三展望台へ向かった。路肩の余地へ車を停め、下車したのは良いけれど、第一展望台よりも高くて急な石段を見ただけでギブ宣言をしたYさんを置いて奥様とルンバは元気よく石段を上がって行った。じつはこの場所、石段を上がって湖を別角度から見るのも良いが、この路肩から逆側を見下ろすのもなかなかの景色なのだ。カルデラという言葉で真っ先にイメージするのは阿蘇ではないかと思うのだが、実は日本最大...東北海道観光日本最大のカルデラ

  • 東北海道観光 神の山 摩周湖へ

    ※先日の多和平の続き(摩周湖)私が北海道へ来るのなら必ず行きなさいさいと、強く勧めている場所が3つある。ブログにも数回書いたのだが忘れている人の方が多いだろう。それは函館山と知床に、そして摩周湖だ。最近は身贔屓でそれに釧路湿原が加わったのだが、多和平を出た車はYさん御夫妻にどうしても見てもらいたい摩周湖への坂を一気に上がった。霧に覆われることの多い場所なので、予めライブカメラの映像で調べていたのだが霧は無いようだ。摩周岳が下からでもハッキリと見えている。ルンバは私が事前に教えた通りに500円玉を握っていた。ここのPには私が陰で奪衣婆、脱衣爺と呼んでいる駐車料金を徴収する人がいるのだ。霧に覆われて何も見えない時でも、どこからかヌーッと現れて500円を受け取る手を出す。死んだ人が三途の川を渡るときに料金代わり...東北海道観光神の山摩周湖へ

  • 東北海道観光 多和平 編

    ※前回の続き多和平へ寄り道釧路市から湿原の東側に沿って北上し、阿寒摩周国立公園の基地の一つとなっている弟子屈町(てしかが)へ行くには小さな峠を3つ通らなければならない。その峠を一つ越える度に湖がある。そのどれもが海跡湖だ。一昨日書いた細岡展望台へ行くときに横を通ったのが達古武湖(たっこぶ)、そして次の峠を越えると塘路湖(とうろ)があり、さら峠を越えるとシラルトロ湖がある。何れもアイヌ語に適当な漢字を当てはめたと思うのだが、何故シラルトロ湖だけが漢字ではないのか不思議に思っていたが、多分適当な漢字が見当たらなかったのだろう。モチロン、それぞれに意味はあるのだが……忘れた。別荘が並ぶシラルトロ湖の横を通ってしばらく走ってから右折し本線から離れたのは、私が大好きな多和平(たわだいら)へ案内したいためだ。少し高い...東北海道観光多和平編

  • 先ず 釧路湿原へ

    ※前回の続き釧路湿原へ約束の9時にホテルへ迎えに行ったのだが、少し早く着いたにも拘らずYさん御夫妻は既に入口近くで待っていた。奥様の方は昨日と何かが違う。妙にクネクネして色気大放出だ。これはきっとダブルベッドで久しぶりに脚を絡めて、あんなことやこんなことがあったに違いないと確信した。と云うことは足腰の悪いYさんは大丈夫なのだろうかと少し心配。昨日よりも笑顔が多くルンルンしている二人を乗せて、今日は摩周湖へ行く予定。天気予報によると明日は曇りのようで、家を出る前にPCで摩周湖のライブカメラを覗いてみたら湖に霧も無いようなので今日の方が良いみたいだ。その前に先ず釧路湿原を観光。湿原の西側にも展望台はあるのだが、普通の人でも15分は歩かなければならないので断念したのだ。先ず湿原を挟んで東側にある細岡展望台にお立...先ず釧路湿原へ

  • 勝手にしやがれ

    ※昨日オンネトーの続き(海鮮丼)とにかく海鮮丼を食べてもらいたい私はラストオーダーの時間に間に合わせる為にアクセルを踏み続けた。その頑張りがあって余裕で間に合いそうなので日暮れが迫っているけれど最短ルートから外れて左折した。多分、Yさん達の見たことが無い直線道路を走るためだ。「直線道路だよ」と云って車を飛ばしたのだが、日暮れ間近の路上に3頭のエゾシカを見つけて減速。「鹿だ」と云って脇を抜けようとしたら、一度車を裂けて右へ逃げた小鹿が突然戻ってきて車の左前にゴン。バックミラーで見たら、ヒョコヒョコしながら藪の中へ入っていくのが見えた。鹿って本当にバカなのだ。車が見えていても当たり屋みたいに突っ込んでくる。だから漢字で馬鹿と書いた時、頭の良い馬は先に、頭の悪い鹿は後に書くのだと思っている。車には凹みも無く無事...勝手にしやがれ

  • 三大秘湖の一つ オンネトーへ

    前回の続き阿寒湖からオンネトーへ阿寒湖温泉を出て車はさらに北へと急いだ。私が見せたかったのは阿寒湖ではなくてオンネトーだから。オンネトーは北海道三大秘湖の一つで透明度も高く見る方向によって色が変わる為に七色の湖とも呼ばれている。オンネトーは雌阿寒岳を挟んで西側にあるので阿寒湖とは別物で「年老いた大きな沼」と云う意味らしい。雌阿寒岳の噴火によつてできた堰止湖だ。途中から道は狭くなるのでバスツアーなどでは滅多に観光コースとしては選ばれないし観光客も少ない。だからこその秘湖だ。路肩の展望台脇のPに到着して数歩で湖が見られるのだから脚の悪いYさんでも大丈夫と思ったのだけれど雌阿寒岳の山頂は雲に隠れてチョット惜しい風景。カメラに残っていた画像を見せて、本当はこんな風に見えるんだよと敵討ち。後は日暮れ前に釧路へ戻ろう...三大秘湖の一つオンネトーへ

  • ※ 昨日の続き(阿寒湖 2)

    ※前回の続き(阿寒湖2)マリモは見られたけれど、実際の湖を見ていないと云われたくない私は何とか脚が悪い人でも数歩で湖を見られる場所は無いかと思ってしまった。温泉街の中心を通る道路から湖の近くまで車で入られる道は無いものかと思いながらゆっくり車を進めて一つずつ脇道を覗いた。よさそうな道を見つけたので進入してみた。本当は一般車が入ってはいけないのかも知れない細い脇道へ車を進め、歩いている観光客の迷惑そうな視線を浴びながら湖の間近まで行きYさん達を降ろした。ルンバに案内を頼んだのだけれど、何回教えても雄阿寒岳と雌阿寒岳の区別ができない人だから説明なんて出来ないだろうなと思いながら狭い空き地を見つけて何とか車をユーターンさせ、バックで下車させた場所まで戻り(何だ,この車は)と云う視線に耐えて待機。意外と早く戻って...※昨日の続き(阿寒湖2)

  • 阿寒湖畔 その1

    ※前回の続き(阿寒湖)無事エコミュージアムセンターへ着き、入口まで歩くことになるのだが人工関節が入っているYさんの歩き方がおぼつかないのを空港で知った私は坂道や階段は無理だと悟り場所を選んで停車し皆を降ろした。近くの空き地に車を置き皆を追って私も入館したのだが広すぎる展示室にはデカイ熊の剥製や沢山の水槽が並んでいるのでそれに眼を奪われる。その中にはもちろんYさんが望んだマリモもあるのだけれど、私が見て欲しいのは実は誰もが見逃す床だ。展示室の床一面が阿寒湖を中心とした航空写真をつなぎ合わせて出来ているのだ。マリモを見終わり満足そうなYさんに下を見るようにと教えた。不審な顔をしていたYさんに「ここが現在位置で、今走ってきた道がここで・・・・・」と説明したら「これは凄いものだ」と一瞬で理解してくれた。高所から見...阿寒湖畔その1

  • ※ 前回の続き 先ず阿寒湖へ

    ※前回の続き(釧路空港から)右目しか見えない私が運転席に座った。空港まで運転してくれたルンバがあまり知らない道は自信が無いと言い出したからだ。それでルンバは助手席で私の左目係。3泊4日の日程なので、少しでも観光地を周るために私がハンドルを握り、先ずYさんが行きたいと云っていた阿寒湖へ直行。本物のマリモを見たいと云うので観光船に乗らなくても本物が見られる唯一の場所へ行くためにアクセルを踏んだ。運転しながら「実は今朝から左目が痛く、ほとんど見えなくて眼科へ行き点眼薬を使っている」と打ち明けたらYさん御夫妻はギョッ(笑)「もし衝突して怪我したり死んだ場合でも50万円出ますから大丈夫」と安心させたのだが、それで安心したのかどうか。とにかく日暮れ前に阿寒へ言って釧路まで戻らなくてはと片目のアッシー爺さんは強めにアク...※前回の続き先ず阿寒湖へ

  • 私は 透明

    フォロワーの皆さま、お久しぶりです。と云っても二日程しか休んでいないのですが、三日休むと「どうかしましたか、入院したのですか」とご心配頂き、爺にしては沢山の有難いメールやコメントが入るので、少し余裕ができた今、久しぶりにPCの前に座りました。京都から半世紀ぶりに同級生御夫妻が空港に降り立つ日の朝、強い眼の痛みで5時頃に目覚めた。ゴロゴロしているモノがあるような気がするし何よりも痛いのが辛い。異物があるのならシャワーで流してしまおうと考え、早朝から目玉にシャワーをかけたのだが痛みは変わらず異物感も消えない。試しに目薬を垂らしてみたら痛みが増したので、空港へ15時に迎えに行かなければならない私は焦った。とにかく眼科へ行かなければと思った時に起きてきたルンバに説明し、ルンバ同伴でクリニックへ。「痛いんだ」と言っ...私は透明

  • 希望としては

    今日は少し忙しかった。ルンバを病院へ連れて行き、診察が終わるまでの間に自宅へ戻って洗車し車内を整理してガラスも磨いた。明日、ほぼ半世紀ぶりに京都から同級生が奥様同伴でやってくるからだ。顔は多分だが見分けられるだろう・・・・・と思う。きちんと洗車するのは千葉のマイフレさんを案内して以来だ。もう今年でアッシー君は卒業と宣言し千葉のマイフレさんを案内したのが最後になるかなと思っていたら突然同級生のYさんから「行くよ」と連絡が入ったのだ。千葉の彼女を迎えた時も、少しでも外がよく見えるようにと毎日洗車しガラスを磨いたのが懐かしい。病院へルンバを迎えに行き、その帰りにガソリンを満タンにした。ガソリンを満タンにしないと落ち着かないのは北海道あるあるだ。何しろ四国を4つ合わせたよりも広い北海道。何処にでもガソリンスタンド...希望としては

  • 悲鳴

    昨日の夕暮れに居間のカーテンを閉めたのはルンバだ。その時は誰も気が付かなかったし、居間の端にあるテーブルで夕食をとりテレビも見ていた。私がシャワーを浴びソファーに座って髪を拭いていた時、突然悲鳴か響き渡った。スリスリが私の後ろを指さして何かを叫んでいる。それにルンバが加わって悲鳴の二重唱。何事かは分からないけれど異変を感じた私は立ち上がって彼女たちの方へ急ぎ、指さす方を見たら何か知らないけれど大きな黒いものがカーテンに貼り付いていた。4~5センチはあるように見える真っ黒い何かはピクリとも動かない。ホコリ?生き物じゃ無いような気がするけれどと言ってみたものの誰も近寄らない。スリスリはスマホを取り出して拡大撮影を試みた。その映像を見たら毛が沢山生えた脚のようなのが3本確認できた。つまり生き物だ。私の大嫌いな蜘...悲鳴

  • ウッフン系に脱皮

    昨夕、ジュニア嫁から「今日は鶴居の花火大会ですよ」とLINEが入った。考えてみたら今年は一度も花火を見ていない。鶴居村までは少し距離があるけれど車を走らせることにした。丹頂鶴の生息地であることから名前が付けられた村は日本一美しい村を目指し景観維持に力を入れている効果が出て管内で唯一人口が増加していると聞いた。ジュニアや子供たちが小さかった頃は仮装盆踊りが面白くて毎年見に行ったのだが新コロナのためか今年も仮装は無いみたいだ。それ程広い会場では無いけれど沢山の人が集まっていてジュニア嫁と大阪から帰省しているTクンと無事に合流。ジュニアは仕事で来ていないが札幌で働いているTクンの姉で愛嬌のあるA子ちゃんは姿が無いことから札幌へ戻ったのかも知れない。盆踊りが終わって打ち上げ花火が始まった。打ち上げ場が近いのでズン...ウッフン系に脱皮

  • モゴモゴ フガフガ

    一昨日「お父さんも行くんでしょ」とルンバから強い口調で声がかかった。こう云う時は「何処へ?」なんて聞いてはいけない。デカイ雷が落ちるからだ。いかにも当然と云う顔をして「行くよ」と応えながら壁に掛けてあるカレンダーのメモをチラ見すると、そこには「お寺」の文字。どうも仏事とか行事には関心の無い私。知っているのはクリスマスと正月ぐらい。それでもお寺へ行く順路は記憶している。先ずイオンへ行き、花や供物を買うのだが私はただワンコのように付いて歩くだけ。何をどのぐらい買えば良いのかも分からないから無言を貫く。寺に着いて骨堂の掃除をし供物を並べて誰かが手を合わせにきても良いように体裁を整え、ロウソクに火を灯し線香を立ててチーンで終了。ルンバの好きな蕎麦屋へも寄ったので雷様のご機嫌は良い。そして今日。台風が来る前に骨堂の...モゴモゴフガフガ

  • 見るところ

    オリンピックも最終日だと云う。いつもとは違ってトリを勤めるのは男子マラソンではなく女子マラソンのようだ。今回のコースは坂道が急のようで優勝候補がどんどん脱落しているらしい。素早く壁を上がる何とかクライミングとか鉄棒競技ではクルクルと回り捻りまで加えて4本脚ではなく二本の足でピタッと着地するのだから最早人類は完全に猿を超えた。アーティスティックスイミングとか云う競技を初めて見たが、演技のことよりも長時間水中で動いていて大丈夫なのかと心配になるのだが一緒にテレビを見ていたルンバが「どうやって水中で息しているんだろうね」と云うのには驚きと云うよりも呆れた。「魚じゃあるまいし水中で息ができるかい」とツッコミたくなったがアホくさくてやめた。昨日行われた新体操では大きな輪やボールを動きながら放り上げて、演技しながらチ...見るところ

  • 何とか撮れたけれど

    女満別で向日葵が満開だとテレビを云っていた。(だからどうした)と思ってはいたのだけれど、昨日ルンバが腰の治療を受けた時に膝に水が溜まっている事がわかり急遽膝関節の水抜き注射をされて「痛かったよぉ」と半ベソ状態で気落ちしていたのを思い出し、気分転換にドライブへ誘ってみたら、珍しく「行きたいと云うので久し振りに一眼カメラを持って夫婦だけの長距離トライブ。思った以上に遠い女満別。3時間程ハンドルを握り、眼がショボショボした頃にやっと女満別空港へ到着。テレビでは「空港の近く」と云うだけで詳しい情報を提示していなかったので、とりあえず空港を目指したのだが周りに全く向日葵は無し。「オチッコ、オチッコ」と子供のように騒ぐルンバを降ろし、ついでに「空港の人に訊いてみたら?」と云ったら丁寧に調べて教えてくれたと笑顔を振りま...何とか撮れたけれど

  • 壊れたので

    Win.11のパソコンが壊れたみたい諦めて使っていなかったWin10をひさしぶりに使っているのだけれど、どうにも使いづらいしばらくお休みすることになりそうです壊れたので

  • 一番人気の避暑地

    またひと月が終わってカレンダーの紙を一枚剥いだ。そして現れたのが大きな8の字。えっ、8月なの?9月じゃないのと思った私。だって20℃を超える日が消え半袖を全てタンスの奥にしまい、長袖に替えたのだから今日からは9月だろうと思いながらPCに表示される年月日を確認したら2024/08/01の文字。ゲッ、今日から9月ではなく8月だったとは・・・・・・それじゃ、秋では無くてまだ夏じゃんと思った途端暑さを感じた。どうやら神様もひと月間違えていたのに気が付いて慌てて気温を上げたようだ。と云うことでまた半袖を引っ張り出した。テレビではこの街の先月7月の平均気温が19.6℃だったと報じている。同じ北海道でも夏の気温が最も低い街。毎年真夏の一ヶ月を釧路で過ごすと云うご夫妻は家電や家具付きの部屋を借りて家賃は一日3500円程、...一番人気の避暑地

  • 私は ポイント

    テレビでCOOPでも家族葬が出来ることを知った。(へぇーそうなんだ)と思った私とルンバは同じCMを見ながら違う事を考えていたのが分かった。「この町でもCOOPの家族葬が出来るの?」と訊くので「チラッと画面に映った地図では、この町にもあるように見えたけれどね」と返事したのだけれど、彼女の口からは思ってもいない言葉が出た。私に向かって「ねぇ、ポイントは付くの?」と云ったのだ。その瞬間、私の口からは入れたばかりの飴が飛び出た。私はポイント

  • 本当に良い日なの?

    いやぁぁぁぁ・・・・・寒いこの夏、もう20℃を超える日は無いように思う。何処かの町では猛暑で気温が40℃まで上がったとかニュースで云っていたけれど、私の街からはもう夏の気配は消えた。おまけに今日は豪雨。こんな日はクリニックもスカスカではないかと思い、丁度薬も無くなりかけているので行ってみたら、けっこうな人。(皆、健康なんじゃないのか)と心の中で悪態。検査結果は少し悪化。薬が増える程では無かったが項垂れてクリニックを出た。そうだ、こんな天気だから、いつもは混んでいるBook0ffのPもスカスカなのではと思い少し遠いけれど頑張って車を走らせたのに、着いてみたら満車。豪雨なのにほぼ満車。(他に行くところは無いのか)とここでも心の中で悪態。おまけに欲しかった本は無いし・・・・・クソッ。アレッ?今朝のテレビで私の蟹...本当に良い日なの?

  • 事実と真実

    「凪良ゆう」と云う作家の本を初めて読んだ。2020年の本屋大賞受賞作「流浪の月」の文庫本。首を傷めて以来、下を向くのが辛いため横になって本を読むので、専ら手にするのは軽くて小さな文庫本だ。読み始めると、何か嫌な感じ。幼児誘拐がテーマ?選んだ本を間違ったかと思いながらも気になって先へ進むと色々なことが分かってくる。「事実と真実は違う」と無責任に拡散させるネット社会を批判し、今私たちがいるエセ情報に溢れた世の中を再確認させる。解説者は書いている。「凪良ゆうの小説を読むことは自分の中にある優しさを疑う契機となる」と私は再び、最初のページを開いた。事実と真実

  • 感覚

    ※昨日の続き風なこと母と初めて銭湯に連れて行かれた時に驚いたことがある。女の人のアソコにはチンチンも無いのに毛がボーボー生えていたからだ。あの毛は何のためなのだろうと思ったし、ボーボーの奥に何かが隠れていそうで怖かった。二回目の銭湯は同級生の女の子に会うのが嫌だったので父と行った。ブラブラと揺れながら洗い場を行き来するデカチンを見て、自分も大人になったらあんなに立派になるのかと思っていたのだけれど、この年になってもそれ程ブラブラしていないのは何故だろう。それよりも初めての男湯で驚いたのは湯船のお湯の熱さだった。足を少し入れただけで火傷しそうな熱湯に驚いて一瞬で足を抜いた。父は何とか我慢していたようだけれど、私には無理だった。その熱湯の中に平気な顔をして肩まで入っている爺さん達はきっと我慢比べをしているのだ...感覚

  • 初めての ヒト

    幼かった時から家には風呂があった。今にして思えば最初に入ったのは五右衛門と云うものだったと思う。入ったと書いたが、浴槽が深いだろうから多分父親に抱かれていたのだと思う。五右衛門風呂の次に記憶しているのは木製で楕円形の風呂だった。燃料が何だったのかは知らないが、大体の形はしっかり記憶しているし身体を洗ってもらった後、自分一人で入った。その浴槽の縁が少しずつ腐り、小学生になった頃タイル制の浴槽・浴室に交換するため数日間風呂が使えなくて近くにあった銭湯と云うものに初めて連れていかれた。私が入ったのは絶対女風呂だ。近くに住んでいた名前までは記憶していないが同級生の女の子と遭遇したからだ。女の子は遠慮と云うのが無い。私が母に身体を洗ってもらっている時、浴槽の中からしっかり全てを見ていた。だから彼女が家族以外で私のチ...初めてのヒト

  • 今頃かい

    市からのLINEで今日になって昨夜の9時頃、まりも1号公園東側で熊の目撃情報が出たことを知った。相変わらずのお役所仕事。速報ではないからと云いたいのかも知れないけれど。ところで、まりも1号公園って・・・・・何処?まりもで知られる阿寒湖とつながっている国道240号を通称まりも国道と呼ぶので、その沿線にある何処かの公園なのだろうと思っていたら、同じLINEの情報をみたスリスリが騒ぎ始めた。「お父さんまりも1号公園だよ。熊だよ」と叫ぶ。「あぁ、その情報なら見たよ」とノンビリ構えている私にスリスリが驚きの声。「お父さん、まりも1号公園が何処にあるか知っているの❓」と大騒ぎ。スリスリも知らないのでグーグルマップで調べたらしい。私も同じように調べてみたら、なんと団地内にある公園だった。それも自宅から僅か180m。今頃...今頃かい

  • 感動に震えて

    北海道写真協会の写真道展の巡回展が私の街に廻ってきた。今はあまり持ち歩かないが、一応一眼カメラを持つ写真愛好家としてはチラッと覗いてみたくなり、会場の「まなぼっと幣舞」へ車を走らせた。また霧が街を覆っている。湿度が上がったので25℃程度でも蒸し暑く感じる。Pは他の催し物もあるのか既に満車で空き待ち状態。運良く数分で出て行く車を見つけて停めることが出来た。何と巡回展は無料。受付の方に挨拶して入場した途端、打ちのめされた。最初に展示されている「両手で支える」とお題が点けられた見事な構図の一枚を見て脚が動かなくなった。外国にある橋だろうか。場所の説明が無いので分らないが、被写体の橋のアーチを上手く切り撮っている。撮影者は函館の女性だ。ここ数年で増えてきた女性写真家の視点は素晴らしいものが多いが、これは秀逸だ。文...感動に震えて

  • ヤバイよ ヤバイよ

    昨日午後、釧路湿原道路を車でゆっくり走った。助手席にはカメラを用意しキョロキョロと周囲を見回しながらの走りだ。一日前にこの道路で親子熊が2頭目撃されたのだ。それも2回。それを写したくて不審車のようにスピードを落とし、草むらの中や木々の奥に目をこらした。と云うのはついでで、本当の目的は湿原展望台の遊歩道が通れるかの確認だ。来月、同級生の御夫妻が観光に来るので、熊情報で通行止めになっているかも知れないからだ。遊歩道は通行止めでは無かったけれど、「熊が目撃されました」の看板が置かれていた。恐る恐る遊歩道へ入って行く観光客がいたが、やっぱり案内ルートから外した方が良いかも知れない。ルンバが遊歩道入口にあるトイレの前で木の葉を食べているメス鹿を見つけた。鹿なら触れてもセクハラと騒ぐことは無いだろう。メスには触れてみ...ヤバイよヤバイよ

  • 私に明日はこない

    いつもシャワーを浴び身体を洗ってから拭いて体重を測るのだが、髪の水分を拭き取ったとしても完全では無いのではと思い、今夜はシャワー前にスッポンポンになって体重計に乗ってみた。ナルホド、これが真の私の体重かと思いながらシャワー後に身体を拭き、念のためにもう一度体重計に乗ってみた。身体を拭いた後に何g水分が残っているか知りたくなったからだが、不思議なことに150グラム逆に体重が減っていた。身体が少し濡れているのに、水分が完全に拭き取れていないのに体重が150グラム減るなんてオカシイ。それをルンバに教えて何かが変だと繰り返す私。もしかしたら・・・・・だけれど、体から150グラム分の魂が抜けたのかも知れないと冗談で云ったら、突然スリスリが「魂にも重さがあると何かで聞いたことがある」と云いだした。と云う事はマジで魂が...私に明日はこない

  • 来るんじゃねぇ

    市からの緊急LINE情報「音羽」で2頭の熊が目撃されたと書いてある。市内に音羽と云う町名は無いので、郡部かも知れないと色々考えていて思い出したのが音羽橋。鶴居村市街地の手前にある橋で、冬にはキツネなどに襲われないように凍える川で丹頂鶴が片足で立ったまま夜を過ごす場所だ。日の出と共に川面から水蒸気が上がり、片足で立ったまま無事に朝を迎えた幻想的な丹頂の姿を撮影したカメラマンがいて、以来凍える冬の早朝には沢山のカメラマンが押し寄せ、丹頂撮影場所の聖地となっている。あの音羽橋なら私の家からは25キロ以上離れているので心配することは無さそうだと思いながら念のために「音羽」で検索してみたら、市内ではないけれどグーグルマップには家から約4キロ地点に「音羽」と云う地名の所があることを示した。4キロなら徒歩圏内だ。よつ葉...来るんじゃねぇ

  • 絶対 違う

    寝る前に、カーテンの隙間から自宅の周りを見下ろすのが癖になっている。運がよければ微かな灯りの中をチョコチョコと通るキタキツネを見られる。Oさん宅はいつも寝るのが早い。既に灯りを落とし寝入っているようだ。その近くにあるUさん宅は毎夜いつまでも灯りが点いている。時々灯る細長いガラス窓はトイレだ。いつまでも点いていると「大?」と思ったり消し忘れかと心配したりする。深夜に通る人など稀な家の前の道を昨夜は何処へ行くのだろう、白く長い足首まで隠れているワンピースを着た髪の長い女性がゆっくり歩いているのが見えた。不思議なのは私の家も含めて周囲の家は猫が通っても反応するセンサーライトを付けているのに、彼女にはどのライトも全く反応しなかったことだ。もしかしたら、私の見ていたのは・・・・・・アレ?まさかねぇ・・・・・・脚はあ...絶対違う

  • 指差確認

    いつものように、家から出るときに点検項目を口に出しながら指差確認。免許証、スマホ、時計、小銭入れ・・・・・・あっ忘れた。そしてまた続ける。チャック、帽子、メガネ、財布、カード、薬・・・・・・こうやって書き並べてみると点検項目が多いことに気が付く。今日は図書館へ本を返却するのが第一目標なので借りた本が全部揃っているかも確認事項に加わった。(よしっ、全て揃っている)と自信満々で靴を履いているとき、車の鍵を忘れたことに気が付いた。もう忘れ物は無いだろうかと再確認していて、皮膚科の先生から外出の時は紫外線カットの薬を塗るように言われていたのを思い出した。薬を掌にベタッと出して両手に広げ、顔に塗りはじめた途端、周りが見えなくなった。メガネの上から塗ってしまったのだ。クソッと自分に悪態をついてメガネを外し、(直接目の...指差確認

  • 未だ 信じられなくて

    朝、ノンビリと起きて顔を洗い、パンを食べながら新聞を見ていてエエッと二度見、三度見。そして、バンを噛んだまま口の動きが停まった。「お悔やみ」のページに昔の同僚(先輩)の名前が載っていたからだ。私よりも2歳年上だったのかと初めて知った。大体の住所は知っていたが、家を訪ねたことは一度も無い。新コロナが蔓延する前に、COOPで偶然逢ったことがある。お互い、夫婦での買物途中で「その後、どう?大丈夫ですか?」と訊いたのは彼が数年前に癌を患っていたのを知っていたからだ。400キロ離れた札幌の大学病院で入院治療中の彼を見舞い「食べ物がなかなか食べられなくて・・・・・・」と辛そうにしていたのだが、その後元気になって再発も無く現場復帰し数年後に無事定年退職した。その方の名前が新聞の「お悔やみ欄」に載っていたのだ。亡くなった...未だ信じられなくて

  • 冷たいオンナ

    数日前に外出して帰宅時、最悪のタイミングで赤信号になった。普段は通らない脇道に入ると知らないうちに、小さな葬儀場が建っていた。新コロナが流行してから、葬儀の形態が変わったように思う。それまでは、時間に合わせて葬儀場へ入り、座って坊さんの唱える経に合わせて意味不明の言葉を、分った風な顔をして自分も唱え、喪主はどのような関係か分らない人に頭をさげ、名前も知らない親戚と一緒に通夜を過ごして翌日火葬場へ行ったものだが、今は大変わり。時間制限で少し離れた所から祭壇に手を合わせ喪主に挨拶して帰宅すると云う短時間、省エネ型家族葬が増えたように思う。葬儀場も家族葬に合わせて小型化し、あちこちに増えた。赤信号で脇道へ入って見つけた葬儀場も家族葬向きに作ったようで、私の家からもそんなに遠くないので、数年後には私はここに横たわ...冷たいオンナ

  • 違うじゃねぇか

    昨夜「明日は整形外科受診だからね」と仰せつかり今朝は食後の朝寝も出来ずにアッシー君。帰りはいつものようにスーパーで買物。本来なら、これで帰宅し昼寝と云うことになるのだが、もう一つ寄り道。世間の熱も冷め話題にも載らなくなったので行列も無いだろうと思ったからだ。興味はそれ程無いが、拝んでみたい渋沢栄一様や津田梅子様に北里柴三郎様。銀行のATMに行って三人の御顔を一人ずつ見るために16000円と押して引き出しの操作。軽快な音と共に現れた16000円を見て愕然。全部が旧札だった。窓口へ行ったら、私が何かを云う前に「そこの番号札をお取りください」と笑顔だが冷たい声。あっ、そうだ。両替え用紙にも記入するんだったと記憶が蘇り、番号札を手に面倒くさいけれど用紙への記入。やっと番号が呼ばれたのでATMから出てきたばかりの旧...違うじゃねぇか

  • じり の中で

    空が白い。雪雲とは何かが違う重い白だ。それが一面を覆っているので、白い中にいるのに暗い。暗さの中に白で覆われた不気味な無人の建物だけが建っているように見える。天気予報では午後から雨の表示だったが、未だその気配は無いが代わりに白い闇が少しずつ濃くなっているように感じる。7~8月の千島海流が生み出す低い海水温が空気を触れあって発生する、じっとりと重い海霧のことを、この地特有の言葉で「じり」と云う。霧のもう一段階濃い霧といったところだろうか。全ての音や夏の日差しさえも吸い取り、人の気配さえも消す。窓から息を潜め、何かに見つからないように白い闇に覆われていく街を眺める。「じり」はアスファルトの路面を僅かに黒く染め始めた。雨でもないくせに、少しずつ少しずつじりの中で

  • これで完璧

    今日は色々と欲しいものがあって出かけることにした。気温は22℃だが、夏らしく下着を脱ぎ半袖のTシャツ1枚を着て家を出たのだが、車にバッグを入れた所でズボンのファスナーが開いているのに気が付いた。そして皮膚科の先生からは紫外線を浴びないようにクリームを塗りなさいと云われていたのを思い出しUターン。クリームを顔に塗ると云う習慣が無いので忘れてしまうことが多い。やり直しで再び玄関を出たのだがスマホを忘れたような気がして再度Uターン。小銭入れもポケットに入っていなかった。点検しなおして今度こそ大丈夫と思い玄関の鏡を見たらメガネをしていない自分が映っていた。メガネを掛けてキャップも被って絶対これで大丈夫と思ったところで数日前にスリスリに云われた言葉を思い出した。「お父さんが薄着をすると乳首が飛び出てエロく見えて気に...これで完璧

  • 何か ゴメン m(__)m

    いやぁぁぁぁぁ・・・・・暑いと云いたいけれど、云えない。だって24℃だもの少し霧もかかっているし、さっきからクシャミの連続。鼻水が出てきたので、両方の穴にテイッシュで栓をした。両方の穴って書いたけれど耳の穴では無いからね。それから念の為に付け加えるけれど下半身にある穴でもないよ。もう一度書くけれど鼻の穴だから・・・・・キッパリ。だから口呼吸。もう秋風が吹くまで着ないと思っていた長袖を出した。仕舞った掛布団は、出すのが面倒なのでそのままだけれど服を着たままで昼寝をした。目覚めてテレビを観たら日本各地で猛暑だそうで・・・・・・何かゴメン。全く暑くない。何かゴメンm(__)m

  • 今はとにかく 無事に家へ

    自宅を起点としてのウォーキングコースである「よつ葉ルート」の延長線上で熊が目撃されてからその道を避けていたのだが、目撃情報は一度だけでその後は出ていない。今日も買物ついでにキョロキョロしながら車でその道を通ったのだが、熊の気配は無かった。と云うことで昼食後、久しぶりに「よつ葉裏ルート」をウォークしてみることにした。「ンコ」は少し出たけれど、ルンバに「よつ葉裏」と伝えただけで嫌な顔をされた。春採湖なら私が車で行くので呼ばれる心配は無いが、「よつ葉裏」なら「警報」が発令されたら車で迎えに行かなければならないからだ。気温は28℃。ジジイは気温の感知システムがイカレテいるようで元気よく手を振って歩く。熊にも遭遇せず橋を渡って2キロ地点でユーターン。帰りは同じ道をジョギングする。やっぱりと云うかヤツの気配を1キロも...今はとにかく無事に家へ

  • 初めての 筋肉痛

    今日のウォーキングをお休み。昨日頑張ったので筋肉痛だから。10階の階段を上がったから?確かに太ももの筋肉が張っているけれど、そんなのは普通に起きることなので気にならない。筋肉痛になっているのは別の場所だ。多分、誰も経験したことの無い場所の筋肉痛。何処か・・・・・・気になるでしょう。昨日ギュッとしながら頑張って歩いたので、なんとそこの部分が生まれて初めての筋肉疲労に襲われ、そして筋肉痛になっているのだ。これでも分らないの?コーモンだよコーモン。もし今日もウォーキングしてモヨオシタら、ギュッと出来ないと思う。だから今日はオヤスミ。決してサボっているわけではないからね。初めての筋肉痛

  • 頑張って 立ち上がるんだ

    気温は22℃。札幌の方は30℃超えだと云うが、同じ北海道でも違い過ぎる気候だ。熊が怖いので、今日も自宅から15キロ程離れた春採湖をウォークすることにしたのだが、問題は「大」をモヨオサナイカと云う事だ。私だけなのかも知れないが歩くと腸が動いてしまうので、湖の西側に3ケ所しかない公衆トイレに辿り着くまで大変な目に会ったことが何度もある。何故、湖の東側にもトイレを作ってくれないのだろう。で、腸が動くのを予想して湖の南端近くにあるPを出発地点にして先ず東側を歩き腸が動き出した頃、スーパーのある北側や公衆トイレのある西側に到達すると云う名案を考え出し、今はそれを実行している。一応出発前に自宅のトイレへ入り様子を見たが「ンコ」の気配も無かった。それで目指すは春採湖と云う事になるのだが、港に外国の客船が入っているのを見...頑張って立ち上がるんだ

  • 熊が出たと云っているのにさぁ

    熊情報の出た場所が、私がいつもウォーキングするルートの少しだけ先なので、「よつ葉ルート」はしばらく使わないことにして、今日は少し遠いけれど春採湖一周をすることにした。でも気になるのは熊が目撃された道路。だから少し大周りだけれどカメラ持参で熊が潜んでいるかもしれないその道を車でゆっくり走った。パトカーが見えたが巡回しているのだろうか。「熊が目撃されました」の看板を見つけ、写真に撮りたくてUターン(笑)その横をノンビリとワンコを連れて散歩している爺さんの姿。熊に怯える私が変なのかと思ってしまうほどの長閑(のどか)さだ。私は自分の方が正常だと云い聞かせて春採湖へ向かった。熊が出たと云っているのにさぁ

  • 遅えよ

    今日は奥様の受診予約日。彼女だって免許証を持っているのに当然と云うのはオカシイが、私がアッシー君だ。病院で降ろして、後はスマホで連絡が来るまで一度家へ帰るか、それとも何処かをウロチョロするかで迷うのだが、今日はきちんとウォーキングの準備をしてある。車内で着替えて病院を起点にしてグイグイ歩く。いつもなら、もうそろそろ迎えの連絡が入る頃なのにスマホは鳴らない。一度病院へ戻って待合室の椅子に座っているルンバに「いつもより遅いよね」と云ったら、どうやら急患が出たらしくて診察が進んでいないと云う。それでまたウォーキングの続き。予約時間より3時間も遅れて診察を終え薬も処方されてやっと解放。確認したら6.8キロもウォークしたようで、久しぶりの1万歩超えだった。モチロン買物にも付き合わされてやっと家へと思ったら赤信号に次...遅えよ

  • やったぁ・・・・・あの車だ

    昨日、今週末に定期の内科受診をしようかと思いカレンダーを見たら私の希望日には既にルンバの字で彼女の受診予約時間が書かれていた。私のクリニックは予約制ではないので、偶然早起き出来た今日受診することにした。未だ受付時間前なのにクリニックの前にはラーメン屋みたいに10人程の行列。つまり私は出遅れたと云うことになる。アッと云う間に待合室の椅子は受付を終えた人で埋まったが、先生も既に動いているようで、私の採尿や採血はホイホイと進み一時間程で詳しく検査結果の説明を受けて放免。その結果、ジョギング効果で中性脂肪は正常値となったが他の値はほぼ前回と変化無しでチョットガッカリ。薬局で薬を受け取り自宅へ向かったのだが、片側二車線の道を走っていて斜め前の車を見て小躍り。あわててアクセルを戻してジックリとその車を観察した。二ケ月...やったぁ・・・・・あの車だ

  • 今度は何を

    アレとコレと・・・・・が買いたいのでATMと◉スーパーと▲スーパーとコンビニへ連れて行って欲しい。いや「連れていけ」と云うご命令だ。コンビニは多分、何かを通販で買って支払いのために行くに違いない。何を買ったのかはいちいち気にしないことにした。時々、家の中から色々と見知らぬものが発見される。室内用自転車があった。自転車に乗りたいのなら物置からホンモノを出して外を走れば良いのに、何故景色の変わらない室内でペダルを踏むのかがわからない。当然のように数日で目にしなくなり、あったことさえ記憶から薄れていた頃、偶然見つかったことがある。萎んでバレーボールよりも小さくなったフニャフニャのボールも見つかった。本当はすごく大きくて、その上に尻を載せてビョンビョンする健康器具だと思うが、使っているのを一度も見たことがない。取...今度は何を

  • スットコドッコイ

    (久しぶりに豚丼を食べに行こうかなぁ・・・・・・)このつぶやきに、いち早く反応したのは何と肉嫌いのルンバ。トイレへ行ってションを済ませ、さっさと着替えて準備完了し私が動くのを待っている。私は「食べに行く」ではなく「食べに行こうかなぁ・・・・・・」とつぶやいただけなのに。120キロ離れた帯広にあるこの店の豚丼が絶対に一番旨いと教えてくれたのは帯広に住んでいた人だ。私はそれまで豚丼と云うものを食べた記憶は無くて、「絶対食べない」と拒否しメロンパンを頬張る肉嫌いのルンバを駐車場の車に置き去りにして初めて子供達と豚丼を食べたのだが、誰もが「美味しいね」の感嘆符。私は恐ろしくて云えないが子供達は容赦ない。あんな美味しいものを食べないなんてアホだ、バカだ。スットコドッコイだ、狂っていると帰りの車内でルンバを罵倒した。...スットコドッコイ

  • ボクは悪くないでしゅ

    熊情報があって立入禁止になっていた厚岸町の少し東にある「あやめケ原」で3日後の土曜日に、あやめまつりが開かれると情報が入った。ヒオウギアヤメが満開になり、熊の恐れも少なくなったのだろう。まつりが行われる土曜日に行くと駐車場が満車で入れないのは目に見えているので、ルンバと共にサッと腰を上げた。少し風が強いのでアヤメは揺れて撮りにくいが、ほぼ満開のアヤメの中を通る遊歩道を歩いた。アヤメが咲く頃には霧多布湿原のワタスゲ等の花々も満開になっていることが多いので、車をさらに進めたが、何と湿原にはいつもの花の気配はなく、立派な一眼レフを持ちレンタカーで訪れた方も呆然としていた。「せっかく来たのに」と思いながら湿原の中を国道へ向かって車で走っていると、突然現れたキツネ。あわてて路肩に停め、カメラを構えたが人慣れしている...ボクは悪くないでしゅ

  • 声が聞ければ

    父の日母の日は絶対忘れないのに父の日は無かったことにされる日。だから、最初から期待してはいないが、子供達からもしかしたら「オメデトウ」の一言でも入るかとチョットだけ思い、普段はバッグの中に置きっぱなしのスマホを一日中肌身離さず。ジョギングの時もウエストバッグに入れて美原運動公園へ行った。実は美原運動公園のジョギングコースが苦手だ。起伏は春採湖よりも大きくないし距離だって1.5キロも短いのに、一周をジョギングで完走出来たことは一度しかない。そこを「お父さん元気❓」の声を待ちながら走るのだがスマホは無言のままだった。帰宅してシャワーを浴び、洗濯機に汗で濡れた服を入れて洗濯開始。「何が欲しい?」と訊かれたら「白がクリーム色など明るいカラーのスポーツウェアが欲しい」と云う予定だったが、一切何も訊かれないまま父の日...声が聞ければ

  • 大外れの日

    「今日は22℃もある。暖かい」下着を脱ぎスポーツシャツを直に着てウォーキングへ出ることにした。家を出る前に必ず確認するのは「ンコ」の気配がないかどうか、これが重要だ。気配が無くても一応トイレへ入って数分間ねばってみる。何しろ、昨日一年ぶりでテーメン店へ行き、腹いっぱい食べたので「ンコの素」は沢山体の中に蓄積されているはずなのに・・・・・出ない。天気予報も確認し雨風の確立を調べて春採湖へ行った。湖の西側に4か所の公衆トイレが散らばっているが、東側に一つも無い。その東側から攻めることにして、気配がした時には西側に辿り着くようにと考え、今日も4.7キロの湖畔一周を目標にジョギング開始。何故か気配の無いまま東岸を通過したのがかえって不安を煽る。ポツポツと雨が降ってきた。予報が外れたと云う事だ。ポツポツの中、気体の...大外れの日

  • 縮んだモノ

    今、隣の敷地で工事が行われている。朝から夕方まで、きちんと時間を守ってガタガタゴトゴトと工事の音が鳴り響き昼にはピタリと停止し、きちんと昼休憩をとっているように感じる。昔のようなテキトーさは無くて、工事の進行予定表があるようで、それに従ってキビキビ動いているし、工事前に近隣への挨拶も忘れず、私たちが家から出るときは車が出られるように誘導してくれる丁寧さだ。朝寝と昼寝ができないのは、まぁ仕方が無い。グータラなのは自分の方で、きちんとしているのは工事関係者の方なのだから。明日は燃えるゴミの集荷日。ゴミを集めて指定の袋に詰め明朝50メートルも離れていない集積場まで持っていく準備をしたのだが、翌朝工事の方から色々丁寧に挨拶されるのが気詰まりだから、夜の内に集積場へ持っていくことにした。淡い電柱の灯りが頼りだが、家...縮んだモノ

  • ウッフンされたら

    何と恐ろしいことに、自宅から4キロ余しか離れていない湿原道路で熊の目撃情報が出た。先月、空港へ迎えに行ったK子さんを、そのまま観光案内に連れて行った直線道路がある場所だ。車を路肩に停めた途端、車から降り、嬉々として直線の道を撮り始めたK子さんを私が車内から隠し撮りした(笑)地図情報では、まさにK子さんが降りた場所がドンピシャで熊情報のあった場所らしい。その前日には、自宅から10キロ余しか離れていない空港近くで目撃されたらしいので少しずつ熊公は住宅街に接近していると思う。目撃情報のことをメールでK子さんに伝えたら「ひえ~~~」と驚いていた。問題は、いつも利用している住宅地との境界にあるよつ葉裏のウオーキングルートが使えないと云う事だ。時々、キツネが徘徊している団地内の道を、熊公が歩いているかも知れない。ゴミ...ウッフンされたら

  • その日は来る

    4~5日前にジョギングで春採湖をやっと一周できたことを書いた。実は、走って一周出来たのはそれで2度目だ。定年退職後、春採湖に一周4.7キロの遊歩道があることを知り、ウォーキングを初めた。通りかかった春採湖を見た時に沢山の人がウォークしているのを見たからだ。だから自分にとって春採湖は自宅からは遠いのに、わざわざ車で通って来る程価値のあるウォーキングのメッカだから今でも時々歩く。少し気温が低かったり雨が降ったりでここ数日ウォーク出来なかったが今日は良い天気。気温は18℃。朝食後のグータラ寝をやめ、半袖のスポーツウェアを着て春採湖へ行った。骨伝導イヤホンを装着し、最初の一歩から走り出した。数日前にジョグで一周出来たことが大きな自信になっている。交叉する顔を知らないウォークの人と軽く挨拶を交しながら走る。ヨタヨタ...その日は来る

  • 口癖

    私が、居間の片隅の食卓テーブルで今のようにパソコンに向かい、駄文かも知れないが、これでも考え考えブログを書いている時など、傍でテレビを観ているルンバから大声が掛けられる。「お父さん観て」と毎回言葉までが決まっている。私は作業を中止してテレビの画面を観るのだが、映っているのは決まって危機一髪的な場面を偶然捉えた番組の瞬間映像だ。車が店に飛び込んできたが数センチの差で無事だったとか、腐食していた店舗の軒が落ちてきたがギリギリセーフだったとか云うやつだ。まぁ、それはそれで「オッ」と驚くものもあるのだが、私にとっては考えている途中のブログにどの言葉を使おうかと考える方が重要だ。だから「オレは観たくないから、お父さん観て」を云わないようにと云ったのだが、それでも癖になっているので「お父さん観て」を繰り返すルンバ。そ...口癖

  • 見開いた 眼

    ※少し長いですゴメンナサイそうだ、運転免許証の更新をしなくては。身体が少しでも若いうちに更新した方が良いに違いない。それで昨夜は久しぶりにヒゲソリ。ついでに鏡の前で少しでも若く見えるようにと無駄な努力。今、持っている免許証の写真がひどすぎるので、何とかならないものかと思ったのだが、爺は爺。ただ目を見開くと垂れた瞼が上がり少しはマシになることだけは分かった。。それで目薬をさして就寝。翌朝はいつもより早起きしてもう一度目薬。顔を洗い珍しく顔にクリームを塗って、目を大きく見開く練習。提出書類を確認して玄関を出たものの、そうだ眉を描けば違うかもと思い、戻ってルンバに「眉を描いてみる」と宣言したのだが、その眉を描くペンが見つからない。マジックでキリッとなるように描こうかとも思ったが、ルンバに強い口調で「やめなさい。...見開いた眼

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