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月澄む空に143
back next top Novels 「ちょっと羨ましいかなと」 「え、天野さん、ひょっとしたら直ち
2024/06/30 23:59
夏が来る42
月夜の猫－BL小説です 夏が来る42 BL小説 江藤先生と秀喜のウエディングパーティは、集まったみんなが暖かく二人を祝福し、大盛況といえるうちに、最後みんなに送り出された二人は終始笑顔だった。 「幸せそうだったな、江藤先生」 パーティのあと、にゃー助の世話をしてから井原の家に来た響はぼそりと言った。 「先生
2024/06/30 17:35
かぜをいたみ87（ラスト）
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ87（ラスト） BL小説 「小夜子の作るケーキのがメチャうまいぞ」 「またお前、小夜ねえのことバカにしよって」 「ほめてるんだろーが。マギーのケーキはもう金輪際ごめんだがな」 小夜子の名前が出ると、千雪はちょっと口を噤む。 「あと、何か月やったっけ」 「十二月まで五カ月だろ
2024/06/30 01:49
月澄む空に142
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に142 BL小説 「佐々木さん、こっちで仕事がある時は戻ってくると思いますよ」 八木沼を慰めるように言う良太のセリフを聞きつけて、「戻って来たってお前には関係ないからな」と沢村がガキ大将のように喚く。 「ようあんないじめっ子なヤツとずっと友達やっとるわ、良太」 開き直って八
2024/06/29 11:48
Isla De Pinos19（ラスト）
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos19（ラスト） BL小説 東京を拠点に、京都や奈良、伊豆と、観光や温泉巡りを満喫し、新宿や銀座で買い物を楽しんだルクレツィアがやっと帰るという日、工藤は嫌がる良太を無理やり連れて、彼女を空港へ送っていった。 助手席に陣取ったルクレツィアは何だかだと工藤に話し
2024/06/29 11:09
かぜをいたみ86
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ86 BL小説 「やつらって？」 アスカが聞いた。 「ああ、こないだ捕まえたやつら」 「捕まえた？ ユキが？」 アスカが妙に突っ込んでくる。 「やから、情報提供して、警察が捕まえよったやつらのことや」 千雪の適当な説明にちょっと怪訝そうな顔をしたが、「とにかく、工藤さんも工藤さ
2024/06/28 23:15
月澄む空に141
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に141 BL小説 「俺、たまたま一人でおった時に、黒人の軍団に取り囲まれてもて、向こうは何かぎゃあすか言っとんやけど、俺、何ゆうてるかちっともわかれへんし、小突きよるし、怖うなってもて、にいちゃあーん、助けてやあ、て、でかい声あげたんや」 「え、それで？」 良太もその展開には
2024/06/28 16:01
Isla De Pinos18
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos18 BL小説 工藤は会場からずっと紫紀と何やら話し込んでいたため、その後ろにくっついていた良太も、必然的に小夜子の相手をしていた。 「そうなの。うちにいる子達も原の家にいる子もみんな千雪ちゃんが拾ってきた子なのよ」 確かに千雪とよく似ているのだが、言葉ははん
2024/06/28 15:08
Isla De Pinos17
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos17 BL小説 シャツ一枚でのろのろとじゅうたんから身体を起こし、上着のポケットに携帯を戻してから、良太は散らばったズボンやタイなどを見回して苦笑した。 あーあ、あんなに絶対許さないって思ってたのに、簡単に悪党の手に落ちてる自分が笑えるぜ…。 「んで、その悪党
2024/06/27 16:00
月澄む空に140
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に140 BL小説 「いや、浩輔、知らん間に営業しよることあるし、案ずるよりっていうやろ？」 佐々木が慰めるでもなく言った。 「佐々木さんまで、適当なこと」 「大丈夫だって。まあ、何かあったら、河崎に行ってプライベートジェットで飛んでくればいいよ」 藤堂が笑う。 「またそういう
2024/06/27 09:26
Isla De Pinos16
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos16 BL小説 大きな腕に抱き込まれ、わずかに目を開けた途端飛び込んできた工藤の色めいた視線の熱さに貫かれるともう、脳髄まで蕩けていく。 思わず目線を落としたつもりが、工藤の胸に顔をうずめると、フレグランスに混じった工藤の汗の匂いがシャツを通して鼻腔をくすぐり
2024/06/26 21:10
かぜをいたみ85
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ85 BL小説 千雪が良太を見つけてから結構もたついたので、二十分ほど経ったろうか。 工藤はドアをガンガンノックした。 その間に秋山と井上も駆け付けた。 「良太！！」 工藤が叫んだ。 「……工藤……さん！」 良太の声が中から聞こえ、やがてドアが開くなり、みんなが中へとなだ
2024/06/26 15:20
月澄む空に139
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に139 BL小説 「先生にもお伺いを立てたらね、週一回は必ず、佐々木ちゃんと一緒にお稽古すること、お稽古の状況を月一回は必ず報告することって」 「それでお許しが出たの？」 楽し気に報告する直子に、良太はちょっと恐る恐る尋ねた。 「もちろん。あ、それでね、そのあと沢村っち、佐々木
2024/06/26 14:41
Isla De Pinos15
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos15 BL小説 小夜子にしてみれば、あの小林千雪ですら「千雪ちゃん」であり、猫を「みーちゃん」と呼ぶように、要するに可愛いものを呼ぶ時のそれだ。 間違っても義弟の京助をちゃん呼ばわりはしない。 末の義弟涼に対しても。 良太の知っている限りでは、彼女の三人の子供
2024/06/25 23:03
かぜをいたみ84
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ84 BL小説 「よう」 気になって良太を見ていた千雪に、井上が声をかけてきた。 「明日、帰るんやて？ 何時の便？」 「工藤と同じ」 井上はそう答えてから、にやにやと千雪に歩み寄る。 「なあ、お前もさ、期待だけさせて振りして、工藤の奴も可哀相じゃねーか？」 周りがフランス人
2024/06/25 19:37
月澄む空に138
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に138 BL小説 「佐々木ちゃん、沢村っちに仕事のこと話したみたい！」 直子からまた連絡があったのは、良太がミーティングを終えてテレビ局を出ようとしていた時だった。 「それでさ、オフにはニューヨークに行くからって沢村っちに背中押されて、佐々木ちゃん、先生に、一年ほどニューヨ
2024/06/25 15:21
Isla De Pinos14
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos14 BL小説 赤坂にある老舗のホテルでKBC主催の創立記念番組成功を祝してのパーティが行われたのは、この夏一番という蒸し暑い週末の夜だった。 メインスポンサー東洋商事社長の綾小路紫紀をはじめ、協力を仰いだミラノ放送局の関係者、制作関係者、もちろん出演者や青山プ
2024/06/25 09:04
かぜをいたみ83
back next top Novels ACT 5 &
2024/06/24 23:54
月澄む空に137
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に137 BL小説 沢村のMLB行きは本当のところ野球をやって来た者としてはものすごく羨ましかった。 良太も無論頑張ってほしいとは思ったが、比べるべくもないとは思いつつ、MLBで活躍する沢村と自分との間に大きな隔たりを感じなかったわけではない。 だが、今、このプロジェクトに参加
2024/06/24 19:35
Isla De Pinos13
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos13 BL小説 まあ………しばらくは工藤とは、ぜーーーーってぇ、金輪際、仕事以外口なんか聞いてやらない。 必要以上にハンドルを握り締めた良太は、ぐんとアクセルを踏んだ。 「ちょっと、工藤さん、どういうこと？」 良太が出て行くと、ようやく電話を終えた工藤に、アス
2024/06/24 15:54
月澄む空に（工藤×良太）136まで更新しました
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）136まで更新しました BL小説 Isla De Pinos では、内容的に関係もないんですが、細かいことで、エルミタージュ美術館をルーブルに変えたりしました。 あと、月澄む空にの中で、若干、年齢的に変わってくるかもしれません。 時系列的にこの後のエピソード
2024/06/24 06:36
夏が来る41
back next top Novels 「俺、オヤジとはそりが合わないし、そのことで文句言うんなら家を
2024/06/24 06:24
かぜをいたみ82
back next top Novels 「せや、千雪、最新情報や」 三田村が千雪を振り返った。 「な
2024/06/23 19:47
Isla De Pinos12
back next top Novels 「積乱雲どころか、タイフーンが居座ってるぜ？ ルクレツィアって
2024/06/23 19:01
月澄む空に136
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に136 BL小説 「何か久しぶり、直ちゃん」 声をかけながら良太は藤堂の横に座った。 「だねえ」 笑みを浮かべる直子だが、何となく憂いを帯びている気がした。 その原因はおそらく佐々木のことだろうと察しはつく。 「それがさ、できれば佐々木ちゃんに一年くらいはニューヨークでチー
2024/06/23 14:51
Isla De Pinos11
back next top Novels 何のことはない、十年来の悪友であるひとみにあらぬ疑いをかけて
2024/06/22 23:52
かぜをいたみ81
back next top Novels 「クラウドをハッキングしたやつがいるらしいって、サイバー犯罪対
2024/06/22 23:42
夏が来る40
back next top Novels 「寛斗さん経由で果歩さんが送ってくださったのよ。生徒さんたちの
2024/06/22 16:58
月澄む空に135
back next top Novels 「だけど、俺だけでなくモリーまでニューヨークに行っちゃったら、
2024/06/22 14:14
Isla De Pinos10
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos10 BL小説 霊感だの予言だの、そんなものは極力信用していないし、現実として目の前に現れない限りは認めることはしない主義だ。 だがいやな予感というのは、工藤の主義主張にかかわらず、そんなはずあるかと思いたい時に限って決まって的中したりするものなのだ。 日本に
2024/06/22 01:33
かぜをいたみ80
back next top Novels 「二人で飲み？ 誘ってくれへんし」 千雪は軽く声をかけた。
2024/06/21 23:15
月澄む空に134
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に134 BL小説 来月中には東洋商事本社でプロジェクトについての最終会議が行われるが、それまでに制作会社との打ち合わせを踏まえ、プラグインや佐々木、Nプロダクションとのオンラインミーティングでプロジェクトのフレームワークに沿った準備をする必要がある。 プロジェクトの打ち合わせ
2024/06/21 18:00
Isla De Pinos9
back next top Novels 良太が体育会系でしたなんて口にするのも恥ずかしいくらい、工藤
2024/06/21 02:03
かぜをいたみ79
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ79 BL小説 「あ、大丈夫です。新宿西署に後輩がいて、情報をもらっただけなんで、広瀬くんとか工藤さんの名前は一切出してません。それに、関係者から広瀬くんの名前も工藤さんの名前も出てきてませんよ」 それを聞いた工藤は、確かに、金輪際良太に関わるなと男たちを脅しはしたがと眉を顰
2024/06/20 23:24
月澄む空に133
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に133 BL小説 「まだ公にはしないから、こっちにくるんだろ。とりあえず俺らに会っておきたいだけじゃないか」 工藤は軽く言う。 「あと、沢村はお前が窓口だから、沢村へのオファーもあるんだろ」 「はあ」 工藤は明後日から『大いなる旅人』のドラマ撮影で北海道に向かうので、明日の午
2024/06/20 18:44
Isla De Pinos8
back next top Novels 小笠原の煙草のきつい煙が喚く良太の鼻をつく。 「まあなあ、あ
2024/06/20 08:45
かぜをいたみ78
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ78 BL小説 「そういや、また来週のゲーノーニュースに久々大センセーも登場するしな」 工藤の発言に、また眉を顰めて千雪は口をつぐむ。 「何よ、それ？」 アスカがすぐ反応する。 いつの間に手に入れたのか、工藤が投げてよこしたゲラには、財界のパーティのあとという説明付きで、今
2024/06/19 20:36
夏が来る39
back next top Novels 「ロンティボーの優勝の時、私も会場にいたのよ」 いきなり話題
2024/06/19 19:40
月澄む空に132
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に132 BL小説 「研修って何年もですか？」 天野までが勢い込んで聞いてくる。 「待って、研修なんで三か月ですよ。社長もそれ以上好き勝手させる余裕はうちにはないとかって、ハハハ」 良太の言葉に、「なーんだ、よかった」と竹野、「脅かさないでくださいよ」と天野がほっとしたように息
2024/06/19 14:46
Isla De Pinos7
back next top Novels だが大概、そんな良太の心も知らず、工藤はビジネスライクな調子
2024/06/19 14:42
Isla De Pinos6
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos6 BL小説 ここのところ例の工藤のホットラインは鳴らないし、波多野とも顔を合わせる機会は今のところないが、いつまた何が起こるかわかったものではない。 波多野はおそらく工藤にとって敵ではないだろうが、得体の知れない男だ。 ……………ちぇっ。 「おい、良太？ 寝
2024/06/18 22:07
かぜをいたみ77
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ77 BL小説 「俺も聞きてーもんだな？ え？ 千雪」 皮肉っぽい京助の言葉が追い打ちをかける。 『白昼堂々、アスカ新恋人と激写』などというキャッチコピーつきだ。 「ただ送っていっただけや」 千雪はムッとした顔のまま言った。 「ほう？ それで？ この二人に何があったかにマスコ
2024/06/18 18:21
月澄む空に131
back next top Novels 久々の鍋パは賑やかなものとなった。 「そうなの、あの映画で私
2024/06/18 14:27
Isla De Pinos5
back next top Novels 工藤は、肩代わりした借金以外に、まだ父親が負っている借財のた
2024/06/18 00:48
夏が来る38
back next top Novels 「ええ。何かにつけて響ちゃんの写真とか、今日はどうしたこうした
2024/06/17 20:39
かぜをいたみ76
back next top Novels どこが、いうてはっきりわかれへんけど。 千雪はグラスを弄び
2024/06/17 16:43
月澄む空に130
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に130 BL小説 良太を離してやろう成長させてやろうなどと思いつつも、自分の手の中に置いておきたい欲がそれをさせてやらなかったのだ。 だがここにきて紫紀からプロジェクトに良太をという話を聞いた時、いよいよきたのだと、工藤は思った。 ネットプライムが契機となり良太は一気に飛躍す
2024/06/17 14:43
月澄む空に（工藤×良太）129まで更新しました
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）129まで更新しました BL小説 月澄む空に（工藤×良太）129、かぜをいたみ75、夏が来る37まで更新しました。Blue Moon20（ラスト）、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 開始いたしました、Isla De Pinos は、ほぼ、夏のは
2024/06/17 11:14
Isla De Pinos4
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos4 BL小説 「おう、怪しいもんじゃないぞ。よろしくなあ、ナータン」 グラスを二個持ってきて良太が向かいに座ると、小笠原は缶ビールと一緒にジャックダニエルズを袋から出してトンとテーブルの上に置いた。 「氷あったかなぁ」 冷凍庫をのぞくと、かろうじてアイスボック
2024/06/17 02:26
かぜをいたみ75
back next top Novels 工藤は嘉人のドキュメンタリー番組のロケに同行し、オスロから帰
2024/06/17 02:16
月澄む空に129
back next top Novels 「何を言ってるんだ。斎藤さんにせよ、坂口さんにせよ、なんだかだ
2024/06/16 21:25
夏が来る37
back next top Novels 「響ちゃん！」 美晴は響の姿がエントランスに現れると、ラウン
2024/06/16 12:23
Isla De Pinos3
back next top Novels 擦り寄ってくるナータンをひょいと抱き上げて、ご飯を皿に盛る。
2024/06/16 06:14
かぜをいたみ74
back next top Novels 三作目となる千雪の小説老弁護士シリーズの映画化は単なるシリー
2024/06/15 23:30
月澄む空に128
back next top Novels 「まだ、紫紀さんから宮下さんに打診したって段階の話だが、今年の
2024/06/15 18:37
Isla De Pinos2
back next top Novels 「やっぱ、大会社の社長とかって食えない人が多いよな」 鴻池に
2024/06/15 04:08
かぜをいたみ73
back next top Novels 「今後一切良太に関わるなとは念を押したが」 工藤はフンっとせ
2024/06/15 00:23
月澄む空に127
back next top Novels でも、と猫たちにご飯をやりながら良太は思う。 確かにモリー
2024/06/14 20:17
夏が来る36
back next top Novels 「当り前だろ？ 何でお前んちに俺がいるんだって話になるじゃない
2024/06/14 18:51
Isla De Pinos1
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos1 BL小説 飛行機から降り立った途端、もわっとする熱風に包まれ、スーツを着込んでいる広瀬良太は思わずうっと息を飲んだ。 仕事とはいえさわやかな知床の夏を満喫してきたばかりで、またこの亜熱帯のビルの群れの中に入って行かねばならないかと思うと、げんなりである
2024/06/14 13:45
Isla De Pinos（工藤×良太21）
月夜の猫－BL小説です Isla De Pinos（工藤×良太21） BL小説 突然、佳乃という可憐な女性がオフィスに現れたかと思うと、工藤を見つけて「高広さん」と呼んで抱きついた。これまでもよく似た光景が目の前で繰り広げられてきた気がしたが、大概、相手は怒鳴られてすごすごオフィスを出て行くだけだったのが、この佳乃に対
2024/06/14 13:42
かぜをいたみ72
back next top Novels 「悪いけど、警察の捜査でやつらがあぶり出されたかどうかも怪しい
2024/06/13 21:57
月澄む空に126
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に126 BL小説 「フーン、ウエストヴィレッジでコンシェルジュ付きならまあ、いいだろう」 工藤は言った。 「いっそ、横浜に残ってるビルを売って、ニューヨークにアパートを買うってのも手だな」 さらにそんなことを言い出した工藤に、「それはまたいつかの話にしてください」と良太は釘
2024/06/13 18:15
夏が来る35
back next top Novels 「だが、いざって時頼めるんなら、とりあえずピアノを移動させても
2024/06/13 15:31
かぜをいたみ71
back next top Novels 「中尾はさ、大学の後輩で、警察学校でも優秀な成績で将来を有望視
2024/06/12 23:58
月澄む空に125
back next top Novels 「バレンタインにやつが毎年くれる酒に直筆ででかでかと書いてるじ
2024/06/12 23:00
夏が来る34
back next top Novels 「そりゃまあ、紀ちゃんとかにさ」 どうせ紀子に余計なことまで
2024/06/12 12:08
Blue Moon20（ラスト）
back top Novels 千雪の小説の中で、その命を奪ってでも、大切な友人を冤罪に落とそうとも、愛
2024/06/12 08:37
月澄む空に124
back next top Novels 翌日、名古屋への出張から工藤が戻ってきたのは夕方だった。
2024/06/12 02:48
かぜをいたみ70
back next top Novels 「Oh, I have no idea. I just cam
2024/06/11 20:25
夏が来る33
back next top Novels 「そういや、何？ 井原くんがボーカルで『声をあげろ』やったの？
2024/06/11 19:09
Blue Moon19
back next top Novels 夜の雨が冷たかった。 それでも頭を冷やしたくて、雨の中を歩
2024/06/11 08:17
月澄む空に（工藤×良太）123まで更新しました
月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）123まで更新しました BL小説 月澄む空に（工藤×良太）123、かぜをいたみ69、夏が来る32、Blue Moon18、 まで更新しました
2024/06/11 01:43
月澄む空に123
back next top Novels 「お母さんが、ニューヨークなんてとんでもない、私を一人ほっとく
2024/06/11 01:30
かぜをいたみ69
back next top Novels 「木村ちひろくんだったね、こちらに住所と名前を」 「横須賀のダ
2024/06/10 19:07
夏が来る32
back next top Novels みっちゃんはちょっと驚いて顔を上げたが、立ち直りも早く「どう
2024/06/10 18:05
Blue Moon18
back next top Novels 「身体使う仕事だもんな、プロデューサーってのは」 あくまでも
2024/06/10 09:20
月澄む空に122
back next top Novels 「来年、東洋商事のニューヨーク支社を刷新することになっとって、
2024/06/09 20:47
かぜをいたみ68
back next top Novels 「おい、あんた！」 ピザ屋は後ろを振り返ると、「こいつら、常
2024/06/09 15:07
Blue Moon17
back next top Novels 「相当俺を見くびってくれたからな、良太ちゃんには満足いってもら
2024/06/09 07:03
夏が来る31
back next top Novels 「あの朝、たまたま母親に届け物頼まれて叔母さんちに寄ったら何か
2024/06/09 00:15
月澄む空に121
back next top Novels 「あの人、いつもいきなり、ドイツへ行けだのパリへ行けだの、お陰
2024/06/08 21:06
かぜをいたみ67
back next top Novels だが今度は三人ともが欲に目が眩んでますという顔でわらわらと中
2024/06/08 15:41
Blue Moon16
back next top Novels 梅雨本番に突入したある日、ニューヨークに戻っていた霧弥から唐
2024/06/08 07:58
月澄む空に120
back next top Novels 「京助の部屋いうか、もともと京助のお母さんが持ってはったんを京
2024/06/07 23:12
夏が来る30
back next top Novels 「お前、いつ俺が騙したよ？」 「またどうせ、ツアーにちょこっと
2024/06/07 22:03
かぜをいたみ66
月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ66 BL小説 「ちょうど今夜にぴったりのいいワインが手に入ったんだよ」 最初に出てきた髭がボトルを手にグラスを四つテーブルに置いた。 「お、シャトー・ラフィット・ロートシルトじゃないか。確か昔パリで飲んだなあ」 眼鏡が言った。 「君もおいで」 オールバックが千雪の肩を抱く
2024/06/07 12:18
Blue Moon15
月夜の猫－BL小説です Blue Moon15 BL小説 それから何日かは工藤も良太も仕事に追われ、すれ違うばかりだった。 たまたまオフィスで顔を合わせると、それでも工藤は良太の機嫌を伺うかのように、「今夜なら、早めに帰ってこれそうだから、メシ、行くか？」などと聞いてくるのだが、良太の方は「今夜は下柳チームと
2024/06/07 11:47
月澄む空に119
back next top Novels 森村もいるし、どっちかというと俺より腕力とかガードも森村の方
2024/06/06 23:28
夏が来る29
back next top Novels 「気に入らないなら出て行くって、響さん、啖呵切ったらしいけど」
2024/06/06 17:40
Blue Moon14
back next top Novels 工藤が帰ってきた。 六月に入ったばかりというのに、ここのと
2024/06/06 08:15
かぜをいたみ65
back next top Novels 千雪は札入れをパンツの後ろポケットに入れ、携帯をストラップで
2024/06/06 01:56
月澄む空に118
back next top Novels 「まあ、良太ちゃん、あんまりお酒強くないんだから、無理して飲ん
2024/06/05 20:12
夏が来る28
back next top Novels 夏の初めはまだ夜になると気温が下がり、少し肌寒い。 間もな
2024/06/05 19:38
Blue Moon13
back next top Novels ACT 2 千雪と二人でこん
2024/06/05 08:58
かぜをいたみ64
back next top Novels ACT 5 &n
2024/06/05 04:14
月澄む空に117
back next top Novels 「フン、だったら佐々木さんもいっそのこと事務所を向こうに移せば
2024/06/04 22:31
夏が来る27
back next top Novels 「美晴さん、演奏者としてプロにはなれないけど、ピアノや音楽の楽
2024/06/04 07:32
Blue Moon12
back next top Novels 「まあ、な、こっちがいいもんつくりゃいいんだよ」 小笠原が言
2024/06/04 00:42
2024年6月 (1件〜100件)
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