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  • ビジネスでフリーメールを使うと相手にも迷惑がかかります

    インドの代理人からのメールに返信したら、送信エラーが帰ってきました. さっきまで普通にメールしていたのに、突然、ブロックです. 前回も同じようにメールの送信エラーが起こって、それは相手側のメールサーバ事業者にブラックリスト登録を解除してもらって、すぐに解決できました. 今回、インド代理人から送られてきたのはhotメールです. 弁護士がフリーメールを使っているということ自体で信用ガタ落ちなわけですけど、今回のようなトラブルがあっても、相手がフリーメールを使っていると、ほぼ対応不可能です. hotメールのサーバも、サードパーティのブラックリストを経由してメールの受信を管理しているのでしょ. わたし…

  • DeepLが暴走しています

    DeepLを数年使ってきているのですけど、ここ最近のDeepLは精度が落ちています. 段落単位で翻訳が抜けるし、原文にはない日本語を勝手に付け加えてきます. 特許文章というパターンを見つけると、勝手に請求項に係る発明は云々などという余分な接頭文が加わります. 以前は、原文のどこを翻訳しているのかの対比がしやすいように強調表示してくれていた機能があったのに、いつのまにかそれがありません. 一方、最近のGoogle翻訳は、DeepLよりかなりましです. DeepLの翻訳抜けや勝手に文章を追加するという暴走がありません. いかにも機械翻訳だったのに最近は随分と自然になりました. そして第三の翻訳ツー…

  • PCTよりパリ優先の方が緊張します

    パリ優先で一番気を使うのが翻訳です. PCTも翻訳文を提出しますが、こちらの翻訳はあくまで付録的な位置づけ. 翻訳が間違っても誤訳訂正ができるのに対して、パリ優先は翻訳が命. 原文がどんなに酷い明細書でも、それを翻訳しなければなりません. 今日、一つ新しい発見をしました. PCTではよく図面の説明がなかったり、杜撰な書き方だったりすることがあって、そのまま、翻訳文を提出しても特に問題はありません. 今回、原文に従って、パリ優先でそれをやってみたら、図面の説明がない!という補正指令がかかりました. 図面の説明って必須だっけ? 補正指令かける?? まあ言いたいこともありますけど、補正指令がかかった…

  • 外国人の名前をカタカナで表記するのは難しいのです

    外国からの依頼の場合、願書に出願人の原語表記をしています. 日本語の表記だけでは、相手は当然に理解できないので、原語を併記しているわけですけど、特許庁は原語表記をしたからと言って特許証に反映するわけでもなく、あくまで任意の情報として扱っているに過ぎません. 実務的には役に立っているわけですけど、残念ながら発明者は、この原語表記を記載することができません. その弊害が今回ありました. 願書をAIツールで翻訳したであろう、その翻訳された名前が、オリジナルと違う、ミススペルであるという指摘が現地からありました. いままで長いことやっていますが、発明者の名前の翻訳がおかしいと言われたのは今回が初めてで…

  • 日本の弁理士が良い印象を持たれているのは先輩方のお陰です

    突然、他人代理の拒絶理由が送られてきて、拒絶理由の内容や勝率、そして代理人費用を聞いてくる代理人が、特に、インドに多くいます. 出願代理人が対応するのが普通なのに、なぜわざわざ出願代理人以外の代理人にそんなことを聞いてくるのか? 最初こそ善意に対応していましたけど、聞くだけ聞いてその後、音沙汰なしだし、しかも特定の代理人が頻繁にやっているので、最近は適当にあしらっています. 結局、出願代理人の代理費用よりも安いところを見つけて、そこに中途委任するという邪なことをやっているわけです. 事情がわかっていないときでしたか、こちらから補正案を出してあげて、いつまで経っても最終指示が来ないので、応答履歴…

  • 虫の知らせってあるんですね

    インドから依頼があった特許出願. 翻訳も終わりオンライン端末にセットした段階で、なぜかいつもと違う行動に出ました. 普段ならそのまま出願してしまうのですけど、発明のタイトルを指示されていたものと違うものを使ったので、その確認のメールを出しておきました. 優先権がないので早く出願した方がいいのですけど、一日だけ保留することにしたわけです. 今朝、起きたら何と明細書の差し替えです. 何が起こったのかとファイルを見てみると、最初に送られてきたものとは全く違うファイルでした. いつも通りに出願してしていたらと思うとちょっとゾッとしました. もちろん相手のミスなわけですけど、その対応が厄介になるわけで、…

  • 代理人証を認めない国の事情がなんとなくわかる気がします

    代理認証を認めない国があることを知ると、代理認証ができてしまう日本の方がおかしいのでは?と思います. 委任状1枚で簡単に代理認証ができてしまうわけですけど、その委任状が本物かどうかというはわかりません. もしかしたら偽造かもしれないわけで、そのような無権代理の可能性がある代理認証を認めない方が普通の考え方なのかもしれません. 偽造が当たり前のように行わるような国だった代理認証を認めないのは当たり前ですよね. 今回は、海外特許権の譲渡手続だったわけですけど、いや~結構、厳格でした.

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