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  • 電話の功罪

    依頼者とのコミュニケーションのほとんどが電話以外. 特にこちらからリクエストしているわけではないが、そういう時代なのか、メールやショートメールが連絡ツール. そんな環境に慣れてしまうと、電話メインの依頼者が日常に加わったとき、それはそれは大変である. 一番の罪は、流れが中断されること. 打ち合わせ、運転、起案、これが電話という割り込みで中断されるのだが、中断された流れがもとに戻るとは限らない. 電話という一本で、なとんなく見えてきた何かが飛んでしまうのである. メールメインの人から電話がかかってくるのは、「いい話」であることが多いのは経験則. ただ世の中、電話メインの人がいて、その内容はという…

  • また一つ匠が消える

    初めて靴の中古を買った. 今年に買うと決めていた安藤製靴の青チロがそれ. 欲しくても手に入らないとなれば中古を探すしかない. 偶然にも程度の良い青チロが見つかった. 来週の東京出張のときに立ち寄ろうと思ってサイトをチェックしたら「廃業」という文字が目に飛び込んできた. 去年行ったときは店主は元気だったし、安藤製靴は知る人ぞ知る人気ブランドだから需要がないわけではない. どうやら店主の体調が原因らしい. 安藤製靴のようなブランドは匠あってのブランド. その匠を引き継ぐ後継者がいないとなればブランドを維持できない. 日本は100年企業が世界一多い匠の国として知られているけどブランドを維持することが…

  • バルミューダ扇風機にしてみた

    エアコン嫌いで去年は事務所にエアコンなし. さすがに今年は。。ということでバルミューダ扇風機を買ってみた. 性能がいいのは知っていたが、扇風機にしてはかなり高い. しかしオフィスにエアコンは買わないと決めたので、エアコンの代替として買うことにした. DCモータ駆動なので静かなのは競合他社も同じ. バリュミューダの特徴はファンの構造. 外側と内側で性質の異なる風を発生させる.原理自体に新しいことはなくても、オンリーワンの扇風機にまで昇華させたところが興味深い. 他社のDC扇風機と比較したわけではないので、バリュミューダの風が本当に心地よいのかどうかはわからない. もしかしたら他社のDC扇風機の方…

  • 特許明細書が読みにくいのはそれがプログラム言語だから

    特許明細書が読みにくいというのは今に始まったわけではない. それでも昔に比べればずいぶんと読みやすい「日本語」になっていることは事実. 先日、はじめて特許出願をするという人から、 ''文章から理解するのも難しいレベルで途中何度も挫折しました" という、お叱り?のお叱りのメールが届いた. 日本語なのに理解するのが難しい文章というのは、特許明細書に限ったことではないのだけど、なぜ読みにくいのか、という問に対して、いままでは適当にお茶を濁してきた. Xを見ていたら、素晴らしく的を得たツイートがあった. 弁護士の書く書面は、日本語だから誰でも書けそうに思う人がいるかもしれないけど、弁護士の書く書面は、…

  • 横並びに座った3人の士業が全員MT車乗りの確率は何%

    とある士業の集い クルマの話になって、「クルマ好きですか?」 「好きですよ」 ここまでならよくある会話. その後は無味乾燥な話題で普通なら発展はない. ところが、今回は違った. 「MT車乗ってるんですよ」という相手の会話で俄然盛り上がる. エッ、うちもMT車ですよ 隣の人もMT車ですよ 横並びに座った3人の士業が全てがMT車乗りという確率的にはとても低い組み合わせ. 士業が3人以上集まること自体が少ない. コロナ禍の時代に一つの机に3人が横並びに座ることが自体あり得ない. 横並びに座った3人の士業が全員MT車乗りなんてことは普通ならあり得ない. 日本のMT車の販売比率は1%程度. そんな環境で…

  • 弁理士は弁護士にフリーライドしていると言われた

    弁護士と弁理士 名前が似ているし、知名度に圧倒的な差があることもあり、紛らわしい、名前を真似している、という声を聞くことがある. 紛らわしいというなら、司法書士と行政書士もそうだし、会計士と税理士も紛らわしいといえば紛らわしい. 弁理士と弁護士、紛らわしいというのは確かにそのとおりで士業以外が言うなら笑って受け入れるが、士業から言われると、笑っている場合ではない. 真似していると言うことは、弁護士にフリーライドしていることになり、これは断じて受け入れることはできない. 弁理士の歴史は旧く、もしかしたら、弁理士を名乗ったのは弁護士よりも早いかもしれないと思い調べてみた. 弁護士: 1893年に「…

  • 時差の不利益

    今日、期限の手続きがあるのに、まだ指示がこない. 極東にある日本は午後5時でも、現地は当日の朝という国が多く、現地からすれば当日の朝に指示すれば大丈夫と、呑気に構えているのかもしれない. 現地のオフィスタイムを考えない代理人は少なくないし、チャットでリアルタイムで連絡できるツールがあるから真夜中にチャットツールで電話してくる猛者もいる. 経験的にインドは要注意. 基本、電話は出ないことにしているが、この前の代理人は、なんとボイスツールを使ってコンタクトしてきた. あとで聞いてみると、ホントに聞き取りにくい英語. 法律実務のコレポンなんだからプロトコールは守って欲しい. 最終代理人としては、指示…

  • 広告の役割が変わってきた

    広告の出稿営業が数件. 以前は盛んだった広告出しませんか?というお声がけがここ数年なかったのに、なぜ再び? マイナーな業界紙ならまだしも著名な媒体からのお誘い. むかしだったら心躍ったかもしれないが、なぜ自分のところに声がかかるのだろう、ということを考えれば自ずと事情がわかってくる. どんな著名媒体であっても金さえ出せば広告を出せるいまの時代、広告というより、それって協賛?? お祭りのパンフレットに並ぶ地元企業が名を連ねるそれと同じ. 広告と似たようなツールにPRというものがある. 広告よりもそちらの方が今の時代は主流. 広告を出せば周知できるという時代ではなく、周知されている企業が広告を出し…

  • MT車を選ぶ人の人生観

    MT車に乗り換えて1ヶ月が経過. 前回のクルマは変速ショックやらカックンブレーキがひどく、それが嫌でMT車に変えたわけだけど、こんどは全ての挙動が人の操作にかかっている. カングーという貨物車ベースのこのクルマ、むかし乗っていた国産のMT車とは違って、ちょっとクセがあって、当初は、かなりギクシャクさせていた. 今ではクセを掴んで変速ショックを抑えることができるけど、それでも全ての工程で変速ショックを出さないところまでは到達していない、というより、それは無理だろう. 道路の傾きや、アイドリングストップ、暖気、踏切越え、周囲のクルマの動きを読みながら、アクセルをどれくらい開け、クラッチをどの程度の…

  • 昭和の通信ツールFAXを断捨離するときかもしれない

    事務所のFAX番号に使っているSMARTalkのサービスが終了する. FAXの利用はほとんどないので、実質的になくても困らないとはいえ、FAXがない特許事務所というのも違和感があったので、数年前から050番号でかろうじて維持している. FAX-over-IP機能を搭載したアダプタがあって、それを使って050番号でもFAXが使うことができる. FAX複合機が故障したタイミングで物理FAXを断捨離し、一昨年からFAXサーバでFAX環境を構築. SMARTalkの代替を考えてみたけど、よくよく考えてみたら、ここ数年、FAXは全く使っていない. 商工会議所から来るFAXしかないから、これがなくても全く…

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