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  • 無謀な即独を選ぶ勇気

    弁理士に限らず即独をする人が一定数いる. 弁理士以外の事情はわからないので、弁理士の即独についてちょっと一言. 即独をしていない自分の意見は即独は不可能. 弁理士試験は実務家登用試験とはいうものの実務とはほぼ関係が試験である. もっとも、ここで言う「実務」とは、期限管理やPCT・マドプロを使いこなすということではなく、特許明細書を書くということである. 日本語で文章を書くのだから簡単だろうと思っている人もいるが、そんな簡単に明細書が書けるようにはならない. どんな人でも、もしその人が特許事務所に入れば、コテンパンに添削される. 特許実務は、発明者とのコミュニケーション、発明の特定、文章化に始ま…

  • 銀座なのにクレカが使えない店がある

    久しぶりの東京出張. 時間つぶしに銀座を歩いてみた. 聞こえてくるのは中国語ばかりなのは相変わらずだったけど 観光バスで乗り付ける団体客ではなく個人旅行者が目についた. 買い物袋を両手に下げて歩く人は過去の風物詩. 欧米人も多く、さながら銀座というより尖沙咀のようだった. これでインド系が増えれば香港そのものだ. さて、そんななかでたまたま入った一件のカレー店. 食あたりがない(だろう)という安心と、スパイスが体に良さそうで、少食でも食べれてしまう、ので、最近は迷ったらカレーを食べることにしている. 銀座のど真ん中で営業しているカレー店の、店長はネパール?スリランカ?系のあっちの人. 実は、こ…

  • 自分なりのアクセルブレーキの踏み間違い対策

    思うところがあってMT車に代えてみた. 実に30年ぶりのMT車. ディーラから無事に出庫できるかと心配したが、体はしっかり覚えていた. いまのMT車は当時に比べればかなり楽になっている気がする. 当時のエンジン、低速トルクがないので半クラを長めにしていた記憶がある. その点、いまのエンジンは低速トルクも十分なので、アイドリング回転程度でもクラッチをつなぐことができる. アクセルとペダルの踏み間違い事故が連日のように報道されているのを見ながら、自分もいつそのような間違えを起こしてもおかしくないので決して人ごとではない. クルマが好きではない人にとって、いまさらMTに乗り換えるなど非現実的な選択で…

  • 実務ができるのは当たり前、どうやって差別化するのか

    久しぶりに琴線に触れた書籍にめぐり逢った. 普通ならスルーしてしまうようなタイトルなのに、なぜか虫の知らせがありました. マーケティング特有の市場の定義が目に入ったとき、またこの話かと思いながら読み進めていくと、「価値の4象限」という聞き慣れない言葉が目に入った. 実利・保証・評判・共感という切り口で「価値」を提供するというフレームワークが、弁理士のマーケティングを考えるときに役に立つ. 弁理士に限らず専門家という人たちは、実利価値は提供できて当たり前、同じ実利価値なら国家資格者が提供していれば保証価値も提供できる. 士業は、誰もが実利価値と保証価値を提供できているわけだから、これだけで差別化…

  • 本人訴訟のススメ

    訴訟するなら弁護士を選任するというのが暗黙の了解. 訴訟手続きが細かすぎて代理人を立てずに訴訟に望むなどということは考えれない. というのがこれまでの認識だった. ところが実際に本人訴訟の口頭弁論を経験してみると、これまでの考えを改めなければならないことを痛感する. 巷の意見、おおかた職業代理人の意見ではあるわけだが、本人訴訟にメリットは全くない、というのが大多数. 本人訴訟だからと言って裁判所は容赦しないだそうだ. 果たしてこれは本当だろうか. もしこれが本当なら職業代理人が付いた相手方に勝てるわけがない. プロとアマがハンディを設けずにやるゴルフと同じなのだから. ところが裁判所は本人訴訟…

  • ディーラで入った自動車保険が使いづらい

    自動車保険なんてネット経由で簡単に申し込める時代なのにわざわざディーラ保険に入ってしまったが運の尽き. どうしてディーラ保険にしたのかというと、担当営業マンに保険に入ってくれと懇願されて、まあ値段もそんなに変わらなかったので軽い気持ちで入ったみたというだけ. 営業マンのノルマの助けになるなら、まあいいかと思ったが、その後、その営業マンは退社してしまった. このディーラ保険というのは、更新するだけで何もしなければ問題はないのだけど、ちょっとなにかをしようとすると途端に面倒臭くなる. 保険会社に直接連絡して手続きをすることはできるにはできるが、代理店を経由するのが原則なので、まず代理店を通さなけれ…

  • 特許は公開されるから嫌だという正しい誤解

    異業種の集まりで特許が話題になることは(ほぼ)ないに等しい. 話題になるということは興味があり、それなりの知識があって成り立つものだから. そんな特許を話題にしてくれるありがたい士業の人がたまにいる. そのほとんどは「特許って公開されるから嫌がる人が多いんですよね〜?」 弁理士同士の集いでは絶対に話題にならない会話である. 説明すると長くなるし、説明しないと彼らのクライアントに誤った情報を提供することになるから無視するわけにはいかない. 特許→公開という、正しい知識、誤った理解をどうやってほぐしていくべきだろうか. 特許明細書に本当のことを書く人はいない、と言ったら、特許に嘘を書くのかという誤…

  • アライアンスが進む自動車業界の先は暗い

    むかし日本のエアーで帰国したいと思い日本航空を予約したことがある. 鶴のマークの機体を想像していたのだが、ブリッジに接続されていたのはコードシェアの中国東方航空だった. これと似たことが自動車業界でも始まっている. 輸入車を買ったと思ったら中身は日本製. 信頼性が高い日本製部品を使っているのだからそれはそれで良いのだけど、 最近はパーツ使用に収まらずシャシーも共通化している. カルロス・ゴーンで注目された日産とルノーのアライアンスは、これに三菱が加わって、同セグメント車のシャシーは共通化され、主要パーツも共通、ボディーだけが若干違うだけ. プジョー、シトロエン、フィアットのステランティスは、こ…

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