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  • 今日は私のブログ最終日です。今まで長い間有難うございました。

    2023年3月12日 「春三月魂揺するバイオリン」 今日は岡山フィルの定期演奏会に行きました。山下一史さん指揮、黒川 侑さんのバイオリンでベートーベンバイオリン協奏曲ニ長調作品61。素晴らしいバイオリンの音色に心を揺さぶられました。今日の俳句は「春三月」が季語。バイオリン演奏に感動したことを俳句に。 ところで突然ですが、今日は本ブログを今回で終わらせていただくことを皆さんにお伝えしなければなりません。2012年以来これまで11年間続けてきたブログですが、明日の私の74歳の誕生日を機にブログからの引退を決意しました。年齢を考えるといずれやめる日が来ます。元気で連続投稿を続けている今が引き時だと判…

  • 春眠

    2023年3月11日 「春眠や季節はめぐる足早に」 今日は3.11。あの東北の震災の記念日です。あの日のことを思い出します。 今日の季語は「春眠」。句例を紹介します。 「春眠のつづきの如き一日(ひとひ)かな」 高木晴子 ほんとうにこんなふうに感じることがあります。ぼーとして過ごす春の一日。これも貴重です。 サンシュユの花

  • 春日和

    2023年3月10日 「春日和虫歯なおして安堵の日」 今朝は10時から近くの歯医者へ。先週の診察で上奥歯に虫歯が見つかり、治療することになりました。麻酔の後に歯の削り。昔は麻酔なしに治療されることが普通だったのでその痛さが記憶に残りました。最近の治療は全く痛みがありません。これは有り難いです。歯を削った後に少し詰め物をしておしまい。比較的軽い虫歯だったようです。 80−20とよく言います。80歳で20本の歯を残す目標。80歳まであと6年となった今、やはり歯の大切さを痛感します。今のところ失った歯は奥歯2本。これは30歳代前半で失いました。しかしその後は何とか維持できています。おいしくご飯を食べ…

  • 草青む

    2023年3月9日 「草青む野外スケッチ陽のまぶし」 今日はグループのスケッチ会でした。岡山市北区のピーチファーマーズビレッジ周辺を会場に20人の参加がありました。最高気温20℃。3月初旬とは思えない暖かさでした。 描いたのはピーチファーマーズビレッジのレストランの建物。以前にここの建物を描いてほしいとオーナーさんから頼まれていたのでその依頼にこたえることにしました。 建物はとてもユニークな構造です。外側に広がる構造物が面白いのですが、描くのは大変でした。何とか形をとって、周辺の林の美しさや空の美しさと調和がとれるように描きました。 今日の俳句の季語は「草青む」。まさに今日のスケッチにふさわし…

  • 辛夷(こぶし)

    2023年3月8日 「辛夷咲けり畑で静かに煙立つ」 今日は我が家の庭の辛夷(こぶし)の花が咲きました。これが咲くと春の到来を実感します。今年は例年より早めです。このところ4月並みの暖かさがつづいているせいでしょう。 明日は近所のぶどう農家の立ち上げたレストラン周辺でグループのスケッチ会です。今日の午後、その打ち合わせと下見で現地にでかけました。やはりゆっくり歩くといろいろな俳句の材料が目に入ります。やはり俳句もスケッチも現場を歩かなければだめですね。農家がそろそろ農作業を始めています。所々で畑で煙が上がっているのが見えました。 「辛夷」を季語にした句を一つ。 「一弁のはらりと解けし辛夷かな」 …

  • 暖か

    2023年3月7日 「暖かやサッカー談義理髪店」 一日一句も時には辛い時があります。なかなか句が頭に浮かばない。浮かんでもちっともよくない。昨年の6月中旬から毎日詠み始めてもう9ヶ月になろうとしています。だんだん俳句になれてくるにつれて、できの悪い句をブログやツイッターで発表できなくなります。それで一日何時間も悶々とする。これを乗り越えるとまた少し階段を上に登れるのでしょうね。 今日の句は今日の出来事を詠んだわけではなく、ちょっと前に行った理髪店での出来事を詠みました。サッカー好きの店主と奥さんとの会話がいつも楽しいです。 地元岡山のファジアーノはJ2。今年は初めからJ2優勝を宣言していますが…

  • 啓蟄(けいちつ)

    2023年3月6日 「啓蟄や命かがやく季節来ぬ」 今日は啓蟄。俳句を始めると、季節の変化に敏感になってきます。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「啓蟄(蛇穴を出づ)」を見てみました。 「立春の次の二十四節気の節で、虫などが隠れている状態(蟄)がひらける(啓)こと。つまり隠れていた虫が出始める時期(三月六日頃)。具体的に、蟻・地虫・蛇・蜥蜴(とかげ)穴を出づ、ともいう。」 今日は今朝散歩道で出会った子猫2匹をスケッチしました。冬の寒い時期を乗り越えてこれから彼らの命輝く季節がやってきます。 「啓蟄」を季語にした句を一つ。 「犬耳を立て土を嗅ぐ啓蟄に」 高浜虚子 これは啓…

  • クロッカス

    2023年3月5日 「クロッカス今日はエアコン全部『切』」 庭にクロッカスの球根を植えていたら花が咲きました。まだ光の強さや気温をうかがいながら恐る恐るの開花に見えます。今日の日曜日から今週はずっと4月並みの気温のあたたかい日が続くようです。今日の昼間は家中のエアコンを全部切って節電しました。 『花おりおり』(湯浅・矢野、朝日新聞社)によると、クロッカス(アヤメ科)の特徴は細い剣状の葉に銀色の条(すじ)。冬の終わりを告げる花とされています。庭のクロッカスに顔を近づけてスケッチしました。 「クロッカス」を季語にした句を一つ。 「クロッカス外気窺ひつつひらく」 西村和子 作者はクロッカスをよく見て…

  • 犬ふぐり

    2023年3月4日 「犬ふぐり陽の熱量をもっともっと」 今朝の散歩道は冷えて霜が降りていました。いつもより足を伸ばして田んぼの中の農道を歩きました。三月に入ってあたたかい日が増えてきましたが、今日のように朝晩はまだまだ気温が低めです。農道脇の雑草もオオイヌノフグリやホトケノザなど、いずれも霜で真っ白になっていました。しかしこの寒さでもしっかり花を咲かせるのがさすがに雑草です。耐寒性が相当強そうです。耐寒性が強い植物の細胞には独特の特徴があることが分かっています。低温でも細胞の膜などに細胞機能が低下しない仕組みがあります。 さて、今日の季語は「犬ふぐり」。早春の季語です。『新版今はじめる人のため…

  • 花いちご

    2023年3月3日 「花いちごやさしい風の金曜日」 今日は桃の節句、ひな祭り。今日の季語は「花いちご」。いちごの花です。去年買って1年楽しんだいちごの苗二つ。屋内で冬を越して、今年また花を咲かせました。いちごの苗を買って分かったのは、いちごの収穫を狙ってはだめということ。そこそこのいちごは出来ますが、市販のいちごとは比べられません。苗を育てて花を楽しんで、実を楽しんで、植物全体を楽しむものだということが分かります。丈夫で育てやすいので、水やりだけ気をつければ大丈夫です。 このいちごの鉢をスケッチしました。短時間で鉛筆スケッチし、さっと水彩で色付けしました。使ったのはホワイトワトソン水彩紙SMサ…

  • 三月

    2023年3月2日 「三月の背なの日差しの暖かさ」 今日の季語は「三月」。三月になっただけで急に春めいた気分になります。実際には今日は寒い一日でした。明日からはまた暖かくなりそうです。 昨日は歯医者で虫歯が見つかり、来週に治療することになりました。ややショックですが、歯を抜くわけではないので良しとしましょう。私の場合、親知らずが抜かれないまま4本全て残っていて、その周辺の歯磨きが悪くて虫歯になりやすいようです。もう高齢者なのでそのうち歯が次々と抜けてしまうことは覚悟しなければなりません。これが老化ということなのでしょう。一日一日大事に生きようと思います。 さて、「三月」を季語にした句の紹介です…

  • 寒卵(かんたまご)

    2023年3月1日 「思い出せぬ人の名ありて寒卵」 俳句ポスト365の兼題「寒卵」で初級入選しました。俳句を始めるまで「寒卵」という言葉を知りませんでした。冬の季語です。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「寒卵」を見てみました。 「卵は四季を通じてあるのに寒卵のみが季語として定着しているのは、寒中の卵がほかの季節のものより格別に滋養があるといわれているからである。」 「寒卵」を季語にした句を一つ。 「寒卵二つ置きたり相寄らず」 細見綾子 何とも言えない精神世界を表現しているようなそんな句に思えます。机の上に卵が二つ並んで置かれている。ゴロンと転んでぶつかりそうな気もす…

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わたしの水彩スケッチと読書の旅
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