2023年2月28日 「春の日や洗濯物の白眩し」 今日は2月最後の日。明日からは3月になります。今日から暖かくなりました。近所でも庭仕事をする人が増えました。昼間の光も強くなってきました。 2月の自分の俳句に関する課題は、『新版20週俳句入門』(藤田湘子著、角川書店)の第10週の内容、すなわち 上五に季語を置き、「や」で切る。 中七・下五はひとつながりのフレーズである。 中七・下五は、上五の季語とはまったくかかわりない内容である。 下五は名詞止めではなく、動詞、形容詞などを使う。 でした。 一応、この型を繰り返し練習したつもりなので、3月からは第11章の課題に入ります。それは、 上語を「や」以…
2023年2月25日 「文旦や猫はゆったり毛づくろい」 知人から土佐名物の文旦を送ってもらいました。それで今日の季語は「文旦」。 文旦はザボンの関連季語になっています。句をみるとザボンの句が圧倒的に多いです。どうしてでしょう。ネット記事によると文旦とザボンは同じものだそうです。ザボンは九州で使われる表現、文旦はもっと広い地域で使われているそうです。 「文旦」を使った句を一つ。 「文旦の天然のいろ出し渋る」 高澤良一 文旦の色も地域で微妙に違うようです。どれがもっとも自然な色なのかは分かりません。品種改良が進んでもともとの色合いが分からなくなっているみたいです。今回いただいた文旦はきれいな黄色。…
2023年2月24日 「受験子よきっとあなたの夢かなう」 昨日から国公立大学の二次試験が始まっています。今日の季語は「受験子」。いうまでもなく春の季語です。 「受験子、受験生、入学試験」などを季語にした俳句を紹介します。 「こんなきれいな空合格の子と仰ぐ」 中村明子 「とんとんと二階を降りて合格子」 豊田八重子 「鉛筆に残る歯のあと合格す」 吉野トシ子 「携帯をはみ出す笑顔合格す」 福田節子 「合格の子さりさりとサラダ食む」 高田よし子 受験関係の句はとても多いです。それも女性の句が多い。多分受験生の母親として詠んだ句なのでしょう。合格の句はどれも喜びが溢れています。これらの句を読むと、自分の…
2023年2月25日 「母の縫う雑巾一つ春氷」 今日は寒い土曜日です。明日日曜日も寒い予報で、これを過ぎると月曜からは4月並の暖かさとなるようです。来週が楽しみです。 母親は土曜、日曜はデイサービスが休み。いつも週末は退屈でこまっているようなので、今日は私の古いパジャマを使って雑巾縫いを頼みました。母は若い頃から裁縫が得意でした。しかし今回久しぶりの作業。雑巾一枚縫うのにも時間がかかりました。仕上がりはとてもきれいでした。時間はかかりますが、まだ腕は落ちていません。 今日の季語は「春氷」。「薄氷」の関連季語です。 「春氷」を使った句を一つ。 「遠景のごとくに揺るる春氷」 小宅容義 地面に氷が張…
2023年2月24日 「如月や早一年のウクライナ」 ロシアによるウクライナ侵攻からちょうど一年となりました。戦争の長期化が懸念されています。世界はどうなっていくのか。何となく楽観視できない雰囲気になってきました。日本の安全保障もそうですが、戦争に伴うエネルギー問題や食糧問題もとても心配です。 今日の季語は「如月」。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「如月」を見てみました。 「陰暦二月の異称。寒さが残っていて更に着物を重ねて着るという着更衣(きさらぎ)の意味という。新暦に直せば、仲春で三月半ばから四月半ばをいうことになるが、実作ではややうそ寒い早春の趣を詠むことが多い。…
2023年2月23日 「雉子鳴くや令和の前方後円墳」 今日はスケッチ会で造山古墳のスケッチ。今月2回目です。造山古墳群の第5古墳(千足古墳)の見える風景を描きました。この古墳は現在生えていた草木を取り払って復元整備中です。きれいな前方後円墳の形がよく見えます。まるでピラミッドみたいです(ピラミッドの実物を見たことはありませんが)。古墳は近々一般公開の予定ということです。 スケッチ仲間からの情報では、近くで雉子(きじ)が鳴いていたようです。雉子は晩春の季語。私が朝歩く散歩道でも時々雉子が見られます。 今日のスケッチ ホワイトワトソン水彩紙 F6 鉛筆、筆ペンとホルベイン水彩絵の具 所要時間:2時…
2023年2月22日 「春動く思わずマスクつけ忘れ」 今日の季語は「春動く」。「春めく」の関連季語です。これらの季語は人気で、確かにこれらの季語を使うとどんどん句が詠めそうな気がしてきます。2月も下旬になって、本当に春めいてきました。晴れた日の日差しが強くなってうれしくなります。外を歩くと気持ちがいいので、ついマスクを外したくなります。幸い新型コロナもかなり下火になってきました。3月13日からはマスクをすることを各自で判断できるようになります。気分的にはずいぶん楽になるでしょう。もちろん我々高齢者は今までどおり外出時にはマスクをつけたほうがいいとは思いますが。 明日2月23日は木曜スケッチ会で…
2023年2月21日 「春寒や税の申告やっと済み」 今日は確定申告をしました。パソコンからできる e-tax のシステムを使用。これは自宅で申告作業が全てできるのでかなり楽です。しかし実際には昨日から作業を始めて、途中でデータを保存しようとして失敗し、また今日の午後に再開して2時間ほどかかりました。昨日の失敗の原因は古いパソコン(MacBook Air) を使ったこと。OSが古いとe-taxに対応できないことに気が付きませんでした。比較的新しいOSの3年ほど前に買ったパソコン(MacBook Pro)に変えて作業をやり直したらスムーズに最後までいきました。調べてみたら昨年の申請でも同じ間違いを…
2023年2月20日 「春めきて土持ち上ぐる小さき芽」 寒さが引いたり寄せたり、まるで波のようです。今日は午後から少し寒くなりました。明日は晴れますが、今日よりずっと寒いようです。庭に植えた球根類が少しずつ芽を出し始めました。チューリップの濃い緑色の芽にさわると思いのほか固くてびっくりします。小さいのにしっかり充実した感じ。これがこれからどんどん伸びて、あっというまに成長する姿は驚きです。 「春めく」を季語にした句を一つ。 「春めきて髪を短く切ることも」 稲畑汀子 「春めく」を季語にした句がたくさんある中で、本当に春めいて見える句がこれ。なんとも言えない春の明るさ、よろこびを表現しています。女…
2023年2月19日 「目覚めれば暦どおりの雨水かな」 暦の上では今日は「雨水」。歳時記によると「雨水は二月十九日頃。雪氷とけて雨水にかわる」とあります。今朝はまさに暦通りの比較的暖かな朝でした。窓のカーテンを開けると外は雨。春はもう間近かと感じさせる雨です。 「雨水」を季語にした句を一つ。 「書道部が墨擦ってゐる雨水かな」 大串 章 この時期、春の書道展の準備でもあるのでしょうか。たまたま私も今日は青墨を硯で摺る準備をしていたので、この句が気になりました。私の場合は書道ではなく、水彩画の線描きに青墨を使うためです。市販の青墨液では何となく満足せず、自分で硯で墨を摺ることを思い立ちました。これ…
2023年2月18日 「歳時記の『春』や心の踊りける」 今日の季語は「春」。手元の俳句歳時記の『春』の項を見ると、心躍る季語と俳句が並んでいます。寝そべって歳時記を開いて眺めているだけでも春の雰囲気が押し寄せてきます。今日は一日中雨。気温は上がってきていますが、日が差さないのでやや寒く感じます。明日は岡山市は今日よりさらに4℃気温が上がって最高気温15℃の予報ですが、雨が続きます。 今日からサッカーのJ2リーグ戦が始まりました。地元岡山のファジアーノは磐田に3−2で勝ちました。去年はリーグ3位。今年も地元の期待は大きいです。
2023年2月17日 「薄氷や人影のなき畑の道」 早朝に散歩してもまだ寒さが厳しく、田んぼの農道に人影はありません。水たまりは凍っています。今朝は公園の水道栓も凍って水が出ませんでした。そのかわり昼間は比較的暖かくなりました。明日と明後日は雨が降るとの天気予報です。 NHKの番組で笑福亭鶴瓶の『家族に乾杯』を見ていたら、岡山市が出ていて、その後編で歌手の森山良子さんがうちの近所を歩いているのを発見。番組中にぶどうのハウスを訪問するのですが、私の毎朝の散歩道ととても近いところです。その番組の中に出るコーラスグループのメンバーが妻の友達であることも判明。びっくりです。 今日の季語は「薄氷(うすらい…
2023年2月16日 「寒菖蒲母に増えたる物忘れ」 今、庭に寒菖蒲が咲いています。何もない寂しい庭にここだけが明るく輝いています。冬には貴重な花です。 私の母は今98歳。もうすぐ99歳です。最近物忘れがひどくなってきました。しかしまだ生活に支障が出るほどではありません。あと1年ちょっとで100歳。頑張って欲しいです。 今日の季語は「寒菖蒲」。 「寒牡丹よりも凍えて寒あやめ」 細見綾子 寒牡丹も寒菖蒲もともに冬の季語ですが、花の時期は少しずれていて、寒菖蒲のほうが寒牡丹に遅れて寒い時期に咲くのでしょう。この辺りの事情は花好きの作者でないとわからないと思います。この句を見て開花時期を再認識し、花を…
2023年2月15日 「春雪や野猫の背にも白きもの」 今日は寒くなりました。午前中は雪もちらほら。やや暖かい日が2、3日続いたあとの寒波なので体調の維持が難しくなります。なるべく体を冷やさないようにしたいものです。 今日の季語は「春雪」。まだまだ春は遠い感じなので春雪という季語もやや今の時期の雪を表現している気がしませんが、しかし暦の上ではもう春に入っています。あと1週間ぐらい我慢したら暖かくなるのではと期待しています。 「春雪」を季語にした句を一つ。 「淡雪のつもるつもりや砂の上」 久保田万太郎 「つもるつもりや」とは、つもりにつもる、どんどんつもるという意味でしょうか。それとも、つもるつも…
2023年2月14日 「バレンタインデー妻からのチョコ目がさめる」 今日はバレンタインデー。季語は「バレンタインデー」です。歳時記が何と書いているのか見てみました。 「二月十四日、十三世紀後半のキリスト教の聖人バレンチヌスの祝日。しかし、この日の成立に関しては諸説ある。恋人同士が贈り物などを取り交わす。現在の日本では、女性が男性にチョコレートを贈るのが盛ん。」 「バレンタインデー」を季語にした句を一つ。 「バレンタインデーか中年は傷だらけ」 稲垣きくの 何となく苦笑いしてしまいそうです。本来あるべき5・7・5のリズムは変調で、最後の5でやっと形に収まっていますが、読んだ時に全体のリズム感は意外…
2023年2月13日 「春寒やきょうのお昼は中華鍋」 今日からまたまた寒くなりました。寒さは2,3日続くようです。まさに三寒四温です。寒いときには温かい鍋料理ということで、今日のお昼は中華の肉団子鍋にしました。私が寒い時期によく作るメニューです。豚肉の団子と白菜の味がピッタリ合ってとてもおいしいです。 豚のひき肉か豚肉を細かく刻んだものに、生椎茸のみじん切り、ネギ、生姜のみじん切りを加え、塩・こしょう、醤油、卵、パン粉を加えてよく混ぜ、いくつかの団子にします。それを油を引いたフライパンでこんがりと焼きます。鍋に中華スープを入れ、白菜を入れ、その上に焼団子を乗せて煮ます。最後にネギと春雨を加えて…
2023年2月12日 「うららかや猫といっしょにウトウトと」 今日は暖かい日曜日でした。多分今年一番の暖かさでしょう。実際岡山市の今日の最高気温は16℃でした。昼にホウレンソウと鶏肉のマカロニグラタンを作りました。年寄りも食べやすく好評でした。このグラタンは時々作ります。牛乳、バター、野菜、チーズ、鶏肉などを使うのでバランスよく栄養が取れます。 今日の季語は「麗か」。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「麗か」を見てみました。 「春の日差しの明るく穏やかで美しいさまをいう。うららかはうらうらともいい、『万葉集』でも<うらうらに照れる春日に雲雀上がり心悲しもひとりし思へば…
2023年2月11日 「これがあのいつもの木々や霞立つ」 朝から暖かさの予感。春霞です。散歩道で辺り一面が霞んで幻想的な風景。いつもと同じ風景がずいぶん変わって見えました。今日の霞はすぐに消えてしまい、早起きした者にだけ与えられる恩恵でした。 昼間は予想通り暖かくなりました。午前中はのんびり以前に描いた絵の直し。このところ筆ペンで線描きをする自分本来の絵の描き方をやめていましたが(線が強すぎるので)、もし筆ペンの線が強すぎて嫌なら、その線に負けないぐらい強く彩色すればいいとふと気がつきました。それと、これまで現場で3時間のスケッチで仕上げることを当たり前としてきましたが、別にそれにこだわらなく…
2023年2月10日 今日は一日中冷たい雨。昨日スケッチした造山古墳集落の絵に、今日は午後から手を加えました。昨日の段階では全体にボーとした感じの絵だったので、すこし近景に力強いタッチをと思い、民家の色を強くし、さらに昨日写した写真に写っていた自動車を描き入れました。これで少し動きも出たのではないかと思います。最近景の田んぼの様子もザザッと描き入れました。 今日の俳句は 「草の芽や古墳の丘は今日は雨」 季語は「草の芽」です。春になるとあちこちから草の芽が出始めます。ワクワクする季節がもうそこまで来ています。
2023年2月9日 「春きざす古墳の里を描く朝」 今日はスケッチ会。19名の参加でした。新しい会員が一人増えました。岡山市北区の造山(つくりやま)古墳に初めて来た人が結構いました。私も今回7年ぶりのスケッチ。朝のうちは春らしい陽気。気持ちよくスケッチを始めましたが、昼前からかなり寒くなりました。結局この時期らしい天気と気温となりました。 この寒い2月に20名近い参加者数はすごいです。やはり先週の作品展(木曜スケッチ会第6回作品展)の効果でしょう。次の作品展まであと半年しかないので、かなり気合を入れないといけません。月2回のスケッチで2月、3月、4月、5月、6月ぐらいまで。合計10回。このうちか…
2023年2月8日 「たんぽぽや古墳の上を渡る風」 明日のスケッチ会の下見で岡山市北区の造山(つくりやま)古墳に行きました。今日は晴れで暖かく、最高気温13℃でした。 造山古墳は全国第4位の規模の前方後円墳です。古墳の上まで登れます。上からは周囲の広い田園風景が望めます。まだ民家が少ないこの広大な風景はかなり貴重。頂上にはタンポポ、オオイヌノフグリ、ホトケノザなど春を告げる草花が少しずつ咲き始めていました。 「たんぽぽ」を季語にする句を一つ。 「たんぽぽや日はいつまでも大空に」 中村汀女 有名な句です。春ののどかな風景が目に浮かびます。「日はいつまでも大空に」という中七・下五と季語たんぽぽとの…
2023年2月7日 木曜スケッチ会(岡山)のお知らせです。 日時:2023年2月9日(木)9:30〜12:30 場所:岡山市北区 造山古墳 古墳下の駐車場に集合してください。当日は曇り時々晴れの予報。最高気温9℃です。暖かくしてお出かけください。 今日の季語は「春遠し」。句は 「春遠し卵売り場に卵なく」 今日行ったスーパーでは卵売り場に卵が全くありませんでした。たまたま今日だけなのか、それとも最近の卵不足の影響なのか。もし卵の供給がこれからも滞るなら大変です。日本は食料供給がとても厳しい状態。その多くを輸入に頼ってます。これから先の食料事情が心配になります。 造山古墳の上からのスケッチ。201…
2023年2月6日 「春立つや机の上が片付かぬ」 立春を過ぎて、暦の上でも俳句の世界でも春なのですが、まだまだ寒さが厳しいです。昨年暮れに部屋の大掃除をしてずいぶんきれいにしたはずなのに、また机の上や周りが雑然としてきました。実は自分の部屋の床の掃除機は毎日しています。猫が一緒にいるからです。家の掃除機も1週間に3回。訪問看護などがあるからです。そういうわけで比較的掃除はしているのですが、肝心の自分の机の上が乱雑。机の上をきれいに片付ければ仕事が進むというのは本当か。もし本当なら、もう少しきれいにしたいものです。 今日の季語は「春立つ」。 「春立つ」を使った句を一つ。 「春立つと影が勝手に動き…
2023年2月5日 「初午や作品展を今日閉じる」 今日は初午(はつうま)。先週火曜日に始まった水彩グループ作品展が今日最終日となりました。会場に来ていただいた300名あまりの皆さんには感謝です。今回が第6回。第7回は早くも今年8月に予定されています。それまでしっかりスケッチして作品を作っておかねばなりません。 今日の季語は「初午」。春の季語です。昨日の立春以来、俳句の世界では春です。この辺りの切替の素早さがとても面白い。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「初午」を見てみました。 「二月最初の午の日の行事で、全国各地の稲荷神社では祭礼を行う。稲荷は本来農業の神だが、現在…
2023年2月4日 「立春やふくらむつぼみ風にゆれ」 今日は立春。暦の上では今日から春。従って俳句歳時記も今日から春の部。季語は「立春」です。『新版今はじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフイア文庫)で「立春」を見てみました。 「一年の最初の二十四節気の節に当たり、春の気の立つ日というが、この頃は実際は一年で一番寒い。これ以上寒くはならない、寒さが極まって春の気が兆すという中国古代の思想に基づいている。」 「立春」を季語にした句を一つ。 「立春や菓子のうす紙はかなくて」 村沢夏風 立春にお菓子を頂いているようです。その菓子は多分和菓子。薄い紙が上に乗せられています。和菓子の繊細な形をくずさない…
2023年2月3日 「節分やいつも会う猫今日どこに」 今日は節分。したがって今日の俳句の季語は「節分」です。今朝の散歩道。いつも会う子猫二匹のうち、黒猫が出てきませんでした。寒い時期なので心配になります。元気でいてくれればいいのですが。兄弟でいつも仲良く一緒に行動しているので、どちらか一匹でいると気になります。 今日が節分で明日は立春。暦の上では春になります。日もだいぶ長くなりました。1月は寒くて休んでいたスケッチも2月には再開する予定です。 「節分」を季語にした句を一つ。 「節分の雲の重たき日なりけり」 稲畑汀子 2月はじめはまだまだ寒さが厳しい時期です。雲も雪雲かもしれません。そんな季節感…
2023年2月2日 「春近しホットミルクをすする午後」 少し気温が上がったと思ったらまた低温。しばらくはこんな天気が続きそうです。幸い瀬戸内地方は比較的温暖で雪はほとんど降りません。子供の頃は冬の雪が多い日本海側に住んでいたので、雪の大変さはよく分かります。 一昨日からスケッチグループの作品展が始まり、その前日の搬入と合わせて連続3日間展示会場にいました。さすがに疲れて、今日から3日間は自宅でゆったりすることにしました。最終日の日曜日には朝から夕方までまた会場に詰めることになります。撤収作業もあるので最終日は大事です。 今日の季語は「春近し」。冬の季語です。「春近し」を使った句を一つ。 「パン…
2023年2月1日 「光増し命うごめく二月かな」 今日から2月。すこし暖かくなりました。これから三寒四温で寒い日と暖かい日を繰り返しながら次第に春に近づきます。今日は木曜スケッチ会作品展の2日目。約50名の来場者がありました。初日の昨日も約50名だったのでこのペースでいくと6日間で300人となる計算です。ほとんど宣伝をしなかった割には、そしていまだコロナ禍の影響が大きい割には入場者は多いと思います。毎年こんな感じで作品展を続けられればとても嬉しいです。 今日の季語は「二月」 「二月」を季語にした句を一つ。 「切り株に鶯とまる二月かな」 原 石鼎 きれいな句です。鶯が鳴き始めるのが2月ぐらいでし…
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