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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • 快晴の堀之内遊歩道(その1)

    勤務の日でしたが、珍しい快晴の空に心が躍る。いつもは朝早く登る堀之内遊歩道を夕方にかけて登りたかった。登山口にはこんな表示も。スベルベ夫婦に次いで到着した登山者はなんと半そで、テーシャッ姿。これは、早そうだと思い、先に行くのを待ち後を追うようにスタートしました。午後の日差しが照らすブナ林の急登。午後4時を過ぎたら登山者もいないだろうと思ったが、駐車場には5台の自動車があった。この足跡はどなたでしょうかねー。野兎ではないし、カモシカでもなさそう。タヌキの足跡で間違いないでしょう。出会いの鐘の直下、見晴らしの利く場所に到着。出会いの鐘では登る登山者と下る登山者が歓談中。写真を取りながら下りの登山者を待ちました。(続く)快晴の堀之内遊歩道(その1)

  • 足立茂久商店

    日曜日の朝でした。スベルベママが思い出したかのように行ってみたいと言い出した。それは、曲げ物の見学会らしい。しかし、調べてみたらすでにその催事は終了したらしい。それでは、寺泊のその曲げ物作りの家、工房を訪問したいと言い出したのでした。その、新潟県に唯一残っている曲げ物職人、足立茂久さんの奥さんが我が家の娘と友達でもあるからです。先ずは、工房に図々しくお邪魔して足立さんから頂いたパンフレットからのご紹介。プラスチック製品など、安易な製造方法の品物が席巻している今の世に本当に貴重な事です。大はもち米を蒸かす蒸籠から始まり小は「わっば飯」に使う蒸籠まで。そして、お菓子造り、料理に欠かせない篩、裏漉しまで色々な場面で欠かせない道具でもある。分かりやすく写真で説明されているパンフレット。もち米を蒸かす写真から、わっ...足立茂久商店

  • 淡雪

    冬型の気圧配置になり、寒気団も下がって来たらしい。しかし、雪は降っても積もらない。アスファルト舗装の上ですべてが溶ける。ボタン雪とも言いますが、大きな雪片です。ロータリー除雪車の投雪で出来た、雪の山の上に降りますがこれは積もります。雪が降り続くと埋め尽くされてしまう駅前広場も雪は積もらない。確実に春を感じさせられる気候になりました。春の淡雪と呼んでも良いのでしょう。ホームの上にも雪は積もらず、きれいに舗装は出ています。ホームの向こうの雪も、例年の三分の一程度でしょうか。早く春が来そうです。黒々として見える杉の葉に、雪が降り注ぐ様は墨絵のよう。ただ、雪が終わる葉にはびっしりと着いた、杉の実が見え花粉が心配です。雪が降ったりやんだりを繰り返し、でも気温は確実に上昇しつつあり春も近い。嫌っていた冬、降雪もこうし...淡雪

  • 学校展示用写真(その3終わり)

    小学校に展示する写真の風景編です。初雪の翌朝でした。日の出前に広がった空の雲が真っ赤な朝焼けになりました。季節は秋でしようか。朝霧の上に太陽が浮かびます。いずれも朝早く、当時の飼い犬マックスを連れての散歩時の風景でしょうか。雪のない季節は朝早くから山の畑に向かいます。いつも軽トラを停めて眺める風景ですが、権現堂山の上に陽が輝きます。夕焼けが田植え前の水田に映ります。我が家のダイニングから見た風景で、こんな景色を見ながら夕食になります。我が家の裏側は北西方向に当たります。冬はこの方向から強い季節風が吹いて、我が家はまともに強い季節風にさらされます。こんな風に、いつもポケットにコンデジを入れていて、タイミングを見てはシャッター。学校に展示されたら、見に行くことにしましょう。スベルベ推薦の絵画もあるかな。この小...学校展示用写真(その3終わり)

  • ニシン丼!

    スベルベジーさんが手を冷たくしてニシンを処理しているのと並行して進む切り分け。こちらはスベルベママの仕事で、孫たち用には小骨も取り除き、丁寧に仕上げてあります。そして、冷たい手を温める間もなく、次の天婦羅もスベルベの仕事。新しくしたキッチンのガスコンロは、温度の保持装置も有り便利です。油温190度!揚げ物もスベルベの得意な仕事の分野。亡父譲りですね。ふっくらと美味しそうに揚がる。そのまま大根おろしで頂いても美味しいのですが・・・。スベルベママの作戦は「ニシン丼」なのです。揚げている隣りのコンロで出汁を作ります。生姜の千切りを入れてありますね。出汁、煮汁と軽く煮合わせて卵でとじたら、ニシン丼の具の完成。最初に白子も煮ていて、それも併せて丼に盛り付けるだけなのです。中骨も天婦羅と一緒に、揚げ鍋に入れて骨せんべ...ニシン丼!

  • 春告げ魚到来!

    札幌に住むスベルベママの姉夫婦からプレゼントが届きました。春告げ魚とも称される、ニシンです。しかも、魚屋経由ではなくて、漁師関係から来たのだという。義姉の友人に漁師さんの娘さんがいてそちらから分けてもらったものだとか。漁を終えて朝、帰港しすぐに持ってきたものをスベルベママと相談し冷凍便で送ったもの。港に上がった翌々日には我が家に届いたという最短時間のプレゼント。うまい具合に半冷凍状態になり、処理しやすい。寒い玄関先で頭と尾を切り落とすのはスベルベの仕事。なぜ頭を尾を切り落とすかと言うとその後の処理を考えての事。頭と尾を切り落とし、解凍具合によっては腹を裂き、卵、白子は残して内蔵も取り出す。冷凍ニシンは手に冷たくて、最後は指先の感覚が無くなりました。処理中に娘家族が孫二人と来宅。「へい、いらっしゃい魚屋です...春告げ魚到来!

  • 卵が・・・!

    「今朝はなんだかトーちゃんの卵焼きが食べたい」なんて言われる。否定せずに「そうだなぁー」なんて応じて、トーちゃん流の卵焼きですよ。好きな食の随筆家、洒落て言えばフードジャーナリストの瀬尾さん流とは違う。彼女の卵焼きは、あまり掻き回さないらしい。スベルベの場合は丹念に混ぜてしまう。そして、ここ何年かはプレーンと味付けの二種類を焼く。二人で三個の卵を焼くけれど、スベルベママは必ず残してしまう。コレステロール気にしてか。そして、味噌汁です。おっと、具は初夏の根曲竹の子で昔の物。ま、味噌汁も夕食後には小鍋に水を張り、煮干しを入れて一晩掛けて出汁を取ってますが。そして、夕食はお酒のみでご飯は食べないので、朝食にはたっぷりと一杯。このご飯も、こだわって米を研ぐのも夫婦で半分くらいの回数で分担かなー。ふわふわーっ!とこ...卵が・・・!

  • 学校展示用写真(その2)

    これも何回か紹介した風景だと思います。(大平山と言う山の広域農道)L版の見本用写真の山編で選ばれたのは、やはり冬の風景が多かったですね。これは、新潟福島県境の山「鬼ヶ面」です。(トップ下、二番目がスベルベママ)3月の中旬だったかな。放射冷却現象で冷え込み、表面の凍みた雪の上を歩きます。大きな鬼ヶ面の雪庇の上を歩き、昼食の後にゆっくりと下山。車を置いた「浅草山荘」の駐車場に向かいますが、正面に見える守門岳がきれいでした。これも、何回かお見せしたかと思います。ヒマラヤ登山のスベルベママです。と、言うのは冗談でいつも行く、地元の堀之内遊歩道の急登での姿で、雲が面白くてシャッターでした。同じく、堀之内遊歩道で頂上の石碑付近から大平と呼ぶピークを見ます。安価なコンデジの撮影で、ズームアップしたら画像が粗くなっちゃい...学校展示用写真(その2)

  • 石碑まで登って下ります

    空は晴れ上がり、青空が広がる。正面奥の少し雲を頂いている山は守門岳。手前に破間川沿いの広瀬谷が広がります。登ってきた方向を振り返る。あの低い山並みの向こう側が旧山古志村で、その向こうが長岡市になります。正面の少し尖った二つの峰が唐松山。そして、右方向の毛猛山と山は続く。魚沼の山々が雪に輝いて見える絶景です。真ん中の尾根が登って来たコースになります。駐車場からほぼ休憩無しで登ってきましたが、山頂の石碑まで1時間ほどでした。まだ他の登山者の姿はあまり見えません。尾根の途中の丸くて小さなピークが出会いの鐘で、待つスベルベママの赤いヤッケが見える。出会いの鐘までの下りで、ようやく何人かの登山者に行き会いました。「今日は平日のためか少ないですね」と声を掛けると「10時ころには多くなりますよ」との答え。山に登るにして...石碑まで登って下ります

  • 登山道は細い場所も

    出会いの鐘で、ほんの少しだけ息を入れ、先を急ぐ。今シーズーンは12月に大規模な交通渋滞を引き起こす大雪はあったが、おおむね小雪。尾根道は細くてやや不安定。もっともこれは大量の降雪でも同じことかな。春先になり気温が上がると、この尾根道の雪は崩れ落ち始めてしまい、危ない状態になります。最後の急登。あの眼前のピークに立ったら、後は石碑までほぼ平らなコースが待っています。中央に少し丸く見えるピークが出会いの鐘です。身体が重いというスベルベママは、ここでスベルベが往復しての帰りを待つという。しかし、さすがに斜面の斜度はきつい。生えている雑木は抜け落ちないだけでも感心者。雑木は雪で斜めに生えてはいますが。さー、ピークに到着しましたよ。ここから先、避難小屋を経由して石碑まではなだらかな道が続きます。(続く)登山道は細い場所も

  • 出会いの鐘に到着

    出会いの鐘、二つのルートの合流点にはベンチがあります。どなたか、そのベンチを雪の中から掘り出してくださっていました。出会いの鐘から先は、もう一か所急登しなければならない。最後の踏ん張り場所。細い尾根に付けられた雪道は、崩れそうにも見えます。この出会いの鐘までくると、眺望は開け360度見渡せる。これから雲は晴れてくると思われますが、まだ越後三山は山頂が見えません。沢、尾根越しに遠く見える山は権現堂山の二つのピーク。右に唐松山、毛猛山と続き、福島新潟県境の田子倉湖へと山々は続きます。ここから見ると旧堀之内町全体が盆地だとよくわかります。向こうの山並みは旧山古志村になり、そしてその向こうは長岡市中心部になります。(続く)出会いの鐘に到着

  • 学校展示用写真(その1・花)

    母校でもある宇賀地小学校の改築が終わり見違えるような様子に。玄関スペースが広くなり、そこで写真、絵画、版画などを展示させてもらいたいと言う。スベルベは展示できるものと言ったら写真くらいしかありません。見本用にL版で作った、写真帳を持参し気に入った写真を職員の皆様に選定していただいた。そして、付箋紙に選定者の氏名入りで帰って来た写真集の写真をÅ4にして持参したので紹介します。一度ご覧いただいていると思いますが、まずは、アーチチョークの花に停まって蜜を吸うアゲハチョウの姿です。南魚沼市は五日町地域の六万騎山のカタクリの花。関越自動車道堀之内インター近くの「芝桜公園」。小千谷の山本山のヒマワリ畑。「帰り道で見たユリ」と題してJAの写真コンクールに出品し、特賞を頂いた写真。他にも風景や、山の写真などがピックアップ...学校展示用写真(その1・花)

  • 連載288「キュウリ」(その2終わり)

    おっと、間違い。キュウリではなくてインゲン豆でした。これも間違いで、アバシゴーヤのトンネル。キュウリも同じように作りました。キュウリ(その2終わり)収穫したばかりは手に傷みさえ与える鋭いイボで、私のように顔の皮が薄いと、剥けちゃいそうな感じです。でも、肉質が固めでぱりぱりとした食感は定番の塩漬け、一夜漬けなどにも最適。夏の食べ物の代表的な野菜で、塩揉み、胡麻和えと夏の食欲不振も助けてくれる嬉しい食べ物ですが、サラダの材料としても彩りを添える貴重な青み野菜でしょうか。夏から初秋にかけて採り続けたキュウリも終わりになると、次に作るのがその名も「霜知らず」と言う秋採りの品種。地這と呼ぶ、支柱要らずの種類で栽培も容易です。これならば、その名の通りまさに霜が降りるころまで収穫が出来て便利。夏の味を思い出させてくれる...連載288「キュウリ」(その2終わり)

  • 連載288「キュウリ」(その1)

    キュウリ畑。たくさん作っていましたね。作る量が減ると、1本の畝にインゲンマメ、キュウリと一緒に作りました。キュウリ(その1)茄子、キュウリと言えば夏の定番野菜。家庭菜園では先ず欠かせない品目でしょう。キュウリも自分で作り始めると、その種類の多い事に驚いた。でも、今の主流は「ブルームレス」と呼ばれる種類で、果粉(花粉にあらず)とも呼ばれる表皮に着く白い粉状の物がほとんどないキュウリです。白い粉状の物が農薬と間違われることが多い事から開発されたようだが。好みでしょうが、「ブルームレス」はやや表皮が固いのも特徴。種の専門誌、カタログを見ると地方野菜、伝統種からイタリア野菜、F1種と多種多様なキュウリの種が紹介販売されている。私はまず「四葉(スーヨー)」種を選んでみた。これは昔も作られていて、懐かしいという声が聞...連載288「キュウリ」(その1)

  • 遊歩道には一番乗りでした

    遭難でその名が知られたバックカントリースキーなどもある。誰の踏み跡もない道は気持ちも良いでしょうが、雪道だけは先に足跡が無いと苦しい。雪山登山で、雪を掻き分けながら登ることをラッセルとも言う。誰かがそのラッセル役をしてくれている。しかも、今回はストレートとジグザグと二本のルート。こうして、ルートが二本あると上り下りの登山者のすれ違いが楽です。こんなきつい仕事をして下さる人が居るのですよね。いや、山の会の仲間かも知れないが。急登の坂を三超えると、ブナ林が終わり眺望が開ける。まだ、越後三山は山頂部に雲を頂いているが、この天気だったら間もなく晴れるでしょう。出会いの鐘に到着です。なんだか体が重いという心配なスベルベママはここまで。ここから先は、ここで待っているという事なので、一人で山頂まで往復してきましょう。(...遊歩道には一番乗りでした

  • 晴れたぞ、遊歩道に行ってみるか

    好天に誘われて堀之内遊歩道へ。8時の朝ドラを見てからと言うスベルベママの言葉に従い、8時半に出発。この遊歩道は登山者は多いのに朝は遅い。登山愛好者と言うよりも、散歩愛好者って程度なのかなー。もっともコースは簡単ですが。もう、取ることも張りっぱなしのポスター。熊そのものを見たのではなくて、足跡か糞だという言う話です。体が重そうなスベルベママは先に一人で行ってと言う。普通の登山ではそうもいかないが、このコースならばそれで良しと、先行する。コースの足跡は下り方向のみで、スベルベがこの朝の一番乗り。行違う心配もなく、マイペースでグイグイと登ります。うん、まだまだ若いぞ。(続く)晴れたぞ、遊歩道に行ってみるか

  • 塩蔵食べ物

    まだ大量に残っている塩漬けのワラビ。全部食べないうちに、またワラビのシーズンが来る。と急かされ取り出しました。「ついでに、高菜もね」と催促されて、高菜の塩漬けも取り出す。うーん、我ながら便利なジーさんのスベルベの存在だなー。採って漬けてだもの。二種類の塩漬けの量が分かるように並べてみる。ワラビは、輪ゴムで止めた小束が20本以上あります。調理担当のスベルベママは、さっそく高菜を千切りにして塩抜き。細かく切って水にさらしたほうが、早く塩分が抜けそう。調理担当の知恵かな。一日おいて高菜は油いためになって食卓に。サラダ油で炒めて仕上げにゴマ油を使ったのかな。味付けは塩分の抜き具合で調整。先日、このワラビの漬け方で良い方法の話を聞かせてもらえました。山菜の本場とも言われる入広瀬地域では、採ったのち軽く熱湯を潜らせ、...塩蔵食べ物

  • 昨日はホームを二回除雪

    昨日の朝は15センチほどの新雪が積もっていました。初電の前に一作業。雪は少なくてもホームは長いから、やはり手作業よりも機械除雪。午後にもう一回。小型除雪ロータリーの運転装置、操作ハンドルです。一度に動かすわけでも無いけれど、操作ハンドルは7つもありますよ。左側の2本は自動車のハンドルと同じで方向変換。下の右は投雪方向を左右に転換したり、角度を上下に変えたりします。左側には操作上の注意事項がプリントされています。雪掻きロータリー部分に雪が詰まり、その雪を取り除く際にはエンジン停止が大原則。毎年、簡単なその原則を守らず、指先を切断する事故が発生してニュースになる。機械によっては、雪を取り除き抵抗が小さくなった瞬間に回り出すことさえあるのです。自動車に例えたら、変則ギヤの切り替え装置ですね。左のウサギマークは除...昨日はホームを二回除雪

  • ま・ごはん

    シェフの片岡護さんが、可愛い双子のお孫さんのために出したレシピ本があった。本の題名は「ま・ごはん」でしたね。我が家の場合は孫が作るご飯、カレーライスです。ニンジンもジャガイモも大きく切り分けて、次の小さく切る手伝い。ほら、左手で猫の手作って。なんて言うけれど手が小さすぎて無理な様子です。実は先日、指先を包丁で切って病院に行ったらしい。でもね、大丈夫だよ。ケガなんてすぐに治っちゃうから。指がもげてもくっつくよ。すべての具材が大きく切ってあり、これはこれで美味しい。なお、玉ネギを切って炒めるのはスベルベママの仕事。そして味付けもね。孫用の盛り付けです。前日の残り、輪麩のフライと、魚のハンバーグも。最近大食いの彼にしては食が細くなっていたけれど、自分で作ると違います。完食!ご褒美のデザートは大きなシュークリーム...ま・ごはん

  • 春の兆しか

    雪国でなくて積雪の無い地方は梅の開花で春の到来を感じるらしい。雪国魚沼は、全層雪崩で雪が滑り落ち地肌が見えて春を感じさせられます。45度を超えるような急斜面にいつまでも雪は留まってはいない。少し積もると、落ち、落ちてはまた積もる。その繰り返しの急斜面です。そのためにこの辺りは雪が雪崩落ちた、最上部あたりから山菜は始まります。右手の全層雪崩は規模が大きくて危ない。左に尾根が見え間が急峻な沢でスベルベが落ちた場所。手前は国道除雪の黒い帯です。さて、右に大きく崩れた場所が見えます。この辺りが中越地震・激震ゾーンの南端です。高さはそれほどでもない場所なのに、大規模に土砂崩れ。地肌が最も深くえぐり取られたのでしょうか。今だに草木は少ないですね。雪が崩れ落ちたところから、草や雑草が緑を見せ、カモシカたちが姿を現す。も...春の兆しか

  • 連載287「浅葱(アサヅキ)」(その2終わり)

    浅葱(アサヅキ)(その2終わり)後年、父が知人から大粒な種類のアサズキの球根をもらってきた。それも毎年植え替えをしなかったら大きくはならないのだが、手入れを怠らなかったらラッキョウに負けないほどの大きさになる。食べ方としては、皮を剥きビンの中に味噌を入れてそこに押し込むだけの味噌漬けが美味しい。いや、ラッキョウのように酢漬けとして食べても、ラッキョウよりは歯ごたえがあり、こちらのほうが美味しいという人さえいる。酒好きの私としては、ラッキョウ風に仕立てる前の一段階前の塩漬けが好きだ。居酒屋で突き出しとして出したら、酒好きが追加注文する事間違いなしだと思うのだが、まだ営業を掛けたことは無い。(終わり)連載287「浅葱(アサヅキ)」(その2終わり)

  • 連載287「浅葱(アサヅキ)」(その1)

    浅葱(アサズキ)(その1)昔、昔の事になったが、小学生だった私は気が弱いのか、優しいのか一人で山の畑で働く母が何となくかわいそうで、たいした手伝いにもならないのに毎日のように付いていった。他の子度たちのようにパッチ(めんこ)や、くぎ打ち、ビー玉などの子供らしい遊びに親しんだ記憶はない。さて、そのころの畑はと言えば耕運機さえ無い時代。前年の畝を平鍬で半分を削り、次の畝の半分も削って合わせて新しい畝にしていたように思う。もちろん、土の塊は平鍬の頭でたたいて細かくしていたのだろうが。時たま頼まれるのが、その古い畝の畝間を三本鍬で土を起こすこと。コツもいらない単純な仕事である。そんな鍬の使い方だから、畑によってはアサズキやウシノンビルが絶えず毎年繁茂していた。ちなみに、耕運機やトラクターで耕すと消滅してしまうよう...連載287「浅葱(アサヅキ)」(その1)

  • やはり角栄さんは凄かった

    冬で時間があり、次々と本を取り寄せています。魅力を感じ、読みたいと思った本はすぐに買う。角さんと同じに素早い決断力(笑)。コロナ禍や政治禍?でなんだか本当に先の見えない時代。毀誉褒貶色々山ほどあった、政治家の田中角栄は本当に面白い人物だった。人を一発で引き寄せる、気持ちをわしづかみにする話の仕方に長けていた。若くして、大蔵大臣になり先ず言ったことは自分の学歴、高等小学校卒を言った。その後、君たちは東大を出て頭は良いだろうが、社会の荒波は私の方が多く潜っている。君たちの話はいつでも聞く。大臣室のドアはいつでも開けておくからいつでも来い。この言葉はスベルベの父も良く使った。角さんも言ったが本当にそうだとつくづく思う。世の中、社会は色々な人の仕事で成り立っている。それぞれの仕事に価値がある。でしょうか。信じられ...やはり角栄さんは凄かった

  • 脱原発を考える

    これは、雑誌「通販生活」の表紙。「猫は液体である」なんてある。イグノーベル賞を貰ったという事ですが、猫の記事は必ず載っていて笑いを誘う。この雑誌は創刊号以来のファンで、ずいぶん長い付き合いになりました。ただの、通販雑誌と思ったら大間違い。真剣に考えさせられる記事もまた多いのです。今回は原発についての解説で、恥ずかしながら初めて知ることも多かった。著者名はご覧の通り、「澤井正子」さんで、長年原発問題と向き合ってこられた方です。原発は二酸化炭素の排出も少なくて、クリーンなエネルギーと言う説もある。しかし、どうしても使用済み核燃料と言う避けては通れない大きな問題もはらんでいます。これも初めて知りました。魚沼と近い柏崎刈羽原発が使用済み核燃料の貯蔵量が多い。現在運転休止中で、運転再開は今年中にあるのではないかとも...脱原発を考える

  • 世襲!

    新聞や週刊誌の書評欄を見て欲しくなる本がある。そこで、例のサイトをクリックすると、翌日には配送される便利さ。今回は「世襲」です。政治、企業、歌舞伎の世界のそれぞれ世襲についてまとめてある。スベルベが清海のある世襲は、そりゃ政治ですよ。最近は目に余りますもん。世襲が目立つ三業界って言うけれど、歌舞伎の世襲はそれほどの害は無い。企業も歌舞伎も世襲が上手くいかなかったら、企業だったら倒産、歌舞伎は人気を失うだけ。大企業の倒産だったら、社会的にも大きな被害を及ぼすことにもなりかねないが。結構ボリュームのある本で、やはり政治に力を入れていますね。政治家の世襲も、子供の世襲から孫の世襲へと変わってきている。政治家の世襲が批判されるのは、国会議員は最高の公職であることとする。「能力のない者が、親の地盤を継いで議員となり...世襲!

  • 向山から小出市街を見る

    所用、水汲みなどを済ませて帰宅の途中です。青空がのぞく、雪景色に誘われて、魚沼市小出市街を望む地点で車を止めて写真を。前の川はここで魚野川に合流する、越後駒ケ岳を源流とする佐梨川で今は水が少ない。積雪そのものは、この状態だと2メートルは切っているのでしょう。春の兆しでしょうか。魚野川の向こうに白く輝く一つのピーク。大力山と呼ばれる山で、地元の人たちに愛され、簡単に登ることができる。越後三山が眼前に広がる絶景地点ですが、山は雲に覆われていました。なお、手前には電気施設が見えますが、すぐ下には上越線が走っています。橋は青島大橋で、夏はアユ釣りで賑わうあたりですね。今は人影もありません。そろそろ「カジカ」漁が始まっても良いころなのですが。こんな風に、風景を見ながらのんびりとした一日。冬でも休日は嬉しいものです。向山から小出市街を見る

  • 駅構内の巡回検査

    朝一で、前夜に降った雪を除雪したのち、陽が当たり始めた。べつに職務でも無いけれど、除雪する範囲を調べましょう。上りホーム端は雪が張り出して危険。こちらは下りホーム端。少し広くしてありここで機械をターンさせます。でも、気になることがあります。跨線橋を渡り、そちらに行って見てみましょう。黄色と黒の太いポールはホームの平らな部分の終わりを示す。その先の、白と赤のポールはホームの始まりを示していますが、傾いてきています。これでは、電車の運転士は危険を感じるだろうなと思ったが簡単には直せない。一週間に一度以上の頻度で、前頭巡回と言う電車に乗っての線路点検もしているのですがね。勤務終了、帰宅寸前の14時過ぎの長岡行き電車が止まったままで発車しない。不審に思いホームに出ると、「ただいま設備の点検中ですしばらくお待ちくだ...駅構内の巡回検査

  • 雪の中の地蔵清水

    久しぶりの日曜日休み。のんびりと朝のテレビ番組を見ていたら声がかかる。病院で知り合った若い友人に、焼き芋を届けて帰りに地蔵清水を組んできたいという。結構腰の軽い亭主スベルべはほいほいとばかりに準備して出かけました。八海山の麓近くに住む、スベルベママの友人は不在でしたが父上にお渡しして地蔵清水へ。落雪防止用でしょうか。ブルーシートが張られていて、先客がその下に一名。軽トラでお越しの年配者は、信じられないような量を汲んでおられました。用途は何でしょう。吐水口は二つある。最初は先客に遠慮していたけれど、そっと近づく。小さな張り紙があり、多数の場合は一人一か所にしてくださいとありました。大五郎の4リットルボトルを見て、先客は「ずいぶん飲むね」なんて言う。そう言うあなたはどうなのよ。これは重くてなんて示したボトルは...雪の中の地蔵清水

  • 家の裏の雪も山のようになった

    雪が降り止みました。遠くから我が家の屋根の雪を確認。左が我が家で、右の隣家よりも雪は少なく、頂点に少し塊が残っています。なぜ、屋根の上を確認するかと言うと、あの高さから落ちる雪は危険極まりない。雪が載っている屋根の頂点の高さは12メートル余り。そこからの雪に直撃されたら大変です。雪の質にもよりますが、今回の雪はなかなかロータリーでも飛ばず上に届かないことも。大雪が心配された、2月2日も無事に乗り越えたが、やはり家の裏は片付けたいのです。隣はスノーダンプで雪を運搬し、小さな川に落としていました。その向こうの家は、窓に届きそうになるほど。川からポンプで揚水して溶かしてはいますが。食堂の窓から顔を出したスベルベママにカメラを投げ上げて写してもらいました。遠くに飛ばず、近くに山になった雪を、スコップで突き崩して、...家の裏の雪も山のようになった

  • 連載286「F1とハイブリッドと」(その2終わり)

    玉石混交と言うか、F1、在来種、固定種が入り混じっている。野口種苗研究所で聞いた講演は素晴らしく、記憶に強く残っています。F1とハイブリッドと(その2終わり)何年か前に、あるグループの研修に同行し埼玉県飯能市の野口種苗研究所を訪れたことがあった。主宰する野口さんは講演、講義の冒頭に「私は変わった種子屋で、皆さんには自分で種を取ることをお勧めしています」と言う。野口氏が言うには、「F1」は流通や短期に収穫を終えて、次の栽培に備えられるという利便性の追求から考えられたとの考え。確かに、作ってみると「F1」の野菜は、姿が良くてサイズも揃うものが多い。箱詰めなどが楽で流通に便利なのだ。私は、その経済性だけではなくて、味や耐病性、収穫量の向上を目的としたものもあると思うのだが。2018年には戦後続いてきた「種子法」...連載286「F1とハイブリッドと」(その2終わり)

  • 駅舎屋根の雪を処理する

    これは前回の大雪の際の写真です。駅舎は平屋で、しかも自然落下方式の屋根だから、すぐ、落下した雪と屋根がつながる。こちらは今回の様子。手前から慎重に雪を引っ張り出しています。この雪をたくさん溜めてしまうと、駅の玄関になだれ込み入れなくなってしまう。なぜ、慎重に引っ張り出したかと言うと、まだ屋根に雪が残っていたから。気温が上がると、これが一気に滑り落ち、埋められてしまいかねないからです。この日はスベルベが雪を引っ張り、下に落とす担当でした。下で待つ相棒が、小型除雪ロータリーで次々と飛ばします。こんな仕事もしています。ほぼ終わりましたが、まだ屋根の雪は落下せずに残っていました。そうですね、屋根の庇までの高さは3メートル以上はあるでしょうね。こんなものですよ。駅舎屋根の雪を処理する

  • 連載286「F1とハイブリッドと」(その1)

    種は命でもある。毎年大量に買い続けたが最近は減らしている。一つの考え方から、F1は極力減らしたいとは思っているが・・・。「F1」と「ハイブリッド」と(その1)「F1」と「ハイブリッド」と言えば、自動車・自動車レースの話のようですが、これは、野菜の種のお話です。野菜の種は「固定種」とか、「伝統種」とかと呼ばれる、古くから作り続けられて改良を施されていない野菜の種もある。自分で種を採る「自家採種」が可能で、地方によっていろいろな伝統種が作り続けられている。世間に広く知られているものとしては、京野菜などが有名。魚沼、この辺りでの伝統種は何があるのでしょうか。あまり、自分で種を取っているという話は聞きませんが、ブランド化しているナスとか、大崎菜などはもちろん自家採種なのでしょう。長岡野菜と言われていますが、あちら...連載286「F1とハイブリッドと」(その1)

  • 高い跨線橋の除雪作業

    駅前広場、駐車場がにぎやかになったと思ったら作業員が集合。全員では30名を超えるかと思われる大部隊。全員が上がったら潰れちゃうぞ。昨シーズンまでは、上り側から一方向に上がるしかなかった。ところが、昨年の雪降り前に下り側も登るための固定式梯子が取り付けられました。安全対策に、転落防止用腰綱が付けられています。その綱、ロープは跨線橋の屋根に取り付けられた、固定金具に繋げるようになっている。でも、今回使われている安全帯、ロープでは不完全。ハーネス式でないと、落ちた場合に腹部を締め付けられて内蔵損傷でしょう。作業責任者に「落とした雪を小型ロータリーで飛ばそうか」と申し出た。すると、「大丈夫です。人間は大勢いますから」と断られてしまいました。なお、人数が滅茶苦茶多いのは、午後の作業、越後堀之内駅の跨線橋が大きいため...高い跨線橋の除雪作業

  • 美術館の写真展へ

    休日で出かけることにしました。出かけた先は浦佐の美術館。池田記念美術館と言い、ベースボールマガジン創刊者の名前を冠した美術館です。コンクリート柱をご覧ください。雪国以外では見られないでしょう。雪国の建物の下は危ない。屋根からせり出した雪が落下し、ケガをしたり、車をつぶしたり。こんな名前の写真展です。地元魚沼以外、関東地域の方の出品もありました。地元の名前の知られた写真家が主でしたが。写真展を見て、写真心をくすぐられて帰り際にシャッターを切る。美術館裏の池にはカモが羽を休めていましたが、じっと動かず石のようです。桜の木の枝でしょうか。満開の桜のようでもあります。この日の見学者は、スベルベ夫婦の外は一組のみ。のんびりとした田舎の美術館です。帰りは、生パスタが美味しいという店で昼食。顔見知りの女性が働いているこ...美術館の写真展へ

  • 思わず手に取るレシピ本

    週刊誌を買いにコンビニに出かけ、目に入った本を衝動買い。この雑誌は定期購読では無いけれど、結構買ってはいるのですが。豆腐料理の特集です。表紙の写真からして惹きつけられてしまう。豆腐って優れた食品はいつからあるのでしょう。江戸時代に書かれたレシピがあるほど。その本は「豆腐百珍」と言う題名でなんと、天明二年(1782年)に書かれたというから驚き。肉食が忌み嫌われた時代の栄養源としては、優れていてそれだけ重宝されたという事か。皮肉でもないでしょうが、こんな記事もあります。ただ、難しいです。出汁を引き一番出汁ではなくて、二番出汁を使うとあります。毎号ですが、著名な料理家が執筆、紹介するメニュー。それぞれが美味しそうですね。今度雪が落ち着いたら作ってみましょうか。豆腐の発展形と言うか、厚揚げの料理特集もあります。皆...思わず手に取るレシピ本

  • 雪が降り止めば

    降り続いた雪が止みました。離れた場所から屋根の雪の状態を見ます。左側が我が家の屋根です。頂点に残る雪はドーマー型の飾り窓に残る雪で気温が上がらないと落ちない。この屋根の状態だったら、落下する雪の下になる心配も無し。家の裏の雪もこんな山のような状態になりましたから雪を片付けることにしましょう。小型ロータリー除雪機では雪が上まで届かないほどになった。何とか右奥から除雪機で雪を飛ばしながら、作業を始めるしか手段はない。雪が上まで上がらないのは、今までに投雪した雪が山になったから。崩して落としたり、スノーダンプで田圃の方に押し出したりして山を崩します。そして、除雪機の能力に合わせて少しずつ飛ばすことにしました。小降りになった三日間、作業を続けたけれどもまだ全部終わっていません。今日から明日にかけて50センチほどの...雪が降り止めば

  • 嬉しい礼状を頂きました

    所用で小学校へ行き、打ち合わせの後、玄関で呼び止められてプレゼントを手渡されました。一、二年生のイモつくり指導に対するお礼の手紙集でした。毎年のことですが嬉しかったですねー。裏表紙にはサツマイモの植え方を教えるスベルベ先生の姿も。どうですか、大人顔負けの文章。二年生としては字もきれいだし、うん、立派な大人になるぞ。さりげないイラストも嬉しい。おー、手紙を見て思い出したよ。そうだね、スイカを畑で食べたものね。こんな礼状を貰ったら、嬉しくてねー。初恋のラブレター以来の嬉しさでしたよ。今年用のジャガイモの種芋は、悪戯気を出したスベルベがJAに直接配達してもらった。話題を子供たちと共有するためには、最初から教えなくてはならないという考えも有ってです。今年も、ジャガイモ作りとサツマイモ作りをみんなでしようね。オジサ...嬉しい礼状を頂きました

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