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2012/02/11

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  • 〈たかとり城まつり〉 旧城下町の土佐街道で時代行列

    【火縄銃実演、太神楽、南京玉すだれなども】日本三大山城の一つ高取城の旧城下町、奈良県高取町で23日「たかとり城まつり」が開かれた。今年で36回目。呼び物の時代行列をはじめ火縄銃や殺陣(たて)の実演、太神楽、よさこい踊りなどもあり、石畳の土佐街道やイベント会場の高取児童公園は多くの見物客でにぎわった。時代行列は午後1時に出発、1時間ほどかけて児童公園まで練り歩いた。先導は和太鼓グループ「鼓城」。これに高取国際高校の生徒による「旗行列」が続いた。その後ろには勇ましい「高取甲冑隊」と「子ども甲冑隊」。続いて高取町自治会と女子高校生が扮した「姫と家老」。橿原青年会議所の「大名駕籠」には可愛らしい女の子がちょこんと乗っていた。「奴行列」で息の合った掛け声と所作を披露したのは土佐時代行列保存会のメンバー。その後には高...〈たかとり城まつり〉旧城下町の土佐街道で時代行列

  • 〈平城宮いざない館〉 秋期特別展「町なかのお役所ー大学寮と鋳銭司」

    【大学寮の建物配置と寮内のイメージを復元】奈良時代の主要な役所は中枢部の平城宮内に配置された。ただ、その外側の町なかに置かれたものもあった。今回の特別展ではそのうち役人の養成機関だった「大学寮」と和同開珎などの貨幣を鋳造した「鋳銭司(じゅせんし)」を取り上げている。11月24日まで。大学寮があったのはこれまでの発掘調査や平安京での位置から、平城京左京三条一坊辺り。「コ」の字型の掘立柱建物群の跡が見つかり、「大」「飯」「厨」などと書かれた墨書土器を含む須恵器なども大量に出土した。大学寮で行われた教育は役人が身に付けるべき儒教や法律、計算能力など。「釈奠(せきてん)」という孔子を祀る重要な祭儀も営まれた。会場に入ってすぐ右側に、机を配置した教室の復元イメージが展示されていた。机上には筆⋅硯とともに「論語」など...〈平城宮いざない館〉秋期特別展「町なかのお役所ー大学寮と鋳銭司」

  • 〈薬師寺〉 中心伽藍を囲む回廊の西北隅を発掘

    【鐘楼の規模も確定!現地見学会開催】薬師寺(奈良市西ノ京)で9日、9月から発掘調査中の回廊西北隅と鐘楼の現地見学会が開かれた。回廊は金堂や東西両塔など主要堂塔を囲む。今回の調査で回廊全体の規模と構造が明らかになり、鐘楼も東辺と南辺を検出し、基壇に階段を備えていたことも分かった。回廊の発掘調査は1968年以来これまでに10回行われてきた。その結果、梁行1間の「単廊」として造営が始まったものの、途中から中央に壁を持つ梁行2間の「複廊」に計画が変更されたことが明らかに。調査を踏まえ回廊のほとんどがこれまでに復元されてきた。(発掘調査場所は講堂西側の左隅)ただ講堂の西側に位置する回廊の西北隅の発掘は未調査として残っていた。今回の調査面積は468㎡。現場には回廊の柱が立っていた礎石部分を結んだ赤いテープ3本と青いテ...〈薬師寺〉中心伽藍を囲む回廊の西北隅を発掘

  • 〈ビッグ幡in東大寺〉 特別コンサート「栃尾克樹×辻ゆり子」

    【サックスとピアノでクラシックから映画音楽まで】東大寺総合文化センターの金鐘ホールで9日「ビッグ幡in東大寺特別コンサート」が開かれた。出演はバリトンサクソフォーン奏者として活躍する栃尾克樹さんと奈良県出身のピアニスト辻ゆり子さん。これまでも共演を重ねてきたとあって、アンコールを含め11曲で息の合った演奏を披露した。このコンサートは9月から県内全域で展開中の「奈良県みんなでたのしむ大芸術祭(みん芸)」の一環。東大寺大仏殿前には全国の障がいのある人から「花鳥風月」をテーマに公募した絵画作品を基に製作した“ビッグ幡”が翻っていた(幡は寺院の重要な法要などの際に掲揚される旗のこと)。コンサートはクライスラーの「シンコペーション」から始まった。次いでシューマン「アダージョとアレグロ」、メンデルスゾーン=リスト「歌...〈ビッグ幡in東大寺〉特別コンサート「栃尾克樹×辻ゆり子」

  • 〈大和文華館〉 特別展「呉春ー画を究め、芸に遊ぶ」

    【襖絵など40点余、四条派の祖の画業を辿る】大和文華館(奈良市学園南)で特別展「呉春ー画を究め、芸に遊ぶ」が開かれている。江戸中期に活躍した絵師呉春(1752-1811)は四条派の祖として近代の京都画壇にも大きな影響を与えた。その画業を代表作『柳鷺群禽図屏風』や『白梅図屏風』など大作を交えながら振り返る。11月24日まで。呉春は京都で生まれ、20代に与謝蕪村に絵画と俳諧を学んだ。30歳のとき呉服里(くれはのさと、大阪⋅池田)に移り住んだのを機に呉春に改称。その後、再び京都に戻って円山応挙らと親交を結んだ。『柳鷺群禽図屏風』(京都国立博物館蔵)は六曲一双の重要文化財で、前期と後期で右隻と左隻を入れ替えて展示。右隻には枯れ木に止まって群れ騒ぐ5羽のカラス(烏⋅鴉)が描かれている。カラスは師蕪村を象徴するモチー...〈大和文華館〉特別展「呉春ー画を究め、芸に遊ぶ」

  • 〈関宿街道まつり〉 東から西へ「宿場大行列」

    【37回目、山車が“舞台回し”を披露】三重県亀山市の旧東海道関宿街道一帯で11月3日「東海道関宿街道まつり」が開かれた。今年で37回目。「宿場大行列」をはじめ盛り沢山のイベントが用意され、好天に恵まれたこともあって多くの観光客でにぎわった。行列は午前10時すぎ「三味線道中」を先頭に関宿の東側の入り口「東の追分」を出発、一休さんに因んで小学生が小坊主姿に扮した「子ども時代行列」、公演が近い亀山ミュージカルの「まほろばの夢~新ヤマトタケル」、「関ふれあい音頭」の手踊りと続いた。その後に続くのは地元で歌い継がれてきた「正調鈴鹿馬子唄」、そして「時代行列」。馬子唄の馬は遠目からは実物と思わせる出来映え。「本物?」と聞く小さな子どもに「そう。近づくとかまれるよ」と親が答え、笑いが広がる一幕もあった。行列のトリを務め...〈関宿街道まつり〉東から西へ「宿場大行列」

  • 〈聖武天皇即位1300年〉 “ 大嘗祭木簡” 奈良の2館で展示

    【奈良国立博物館「大嘗贄」や「神亀元年」などの木簡】今年は奈良時代に聖武天皇が即位してちょうど1300年。その節目の今年2月、偶然にも即位後の重要な儀式大嘗祭に関連した木簡が大量に出土した。奈良国立博物館は開催中の正倉院展に合わせ、なら仏像館(旧本館)で特別陳列「聖武天皇の大嘗祭木簡」を開催、「大嘗贄」や「大嘗分」「神亀元年」などと書かれた代表的な木簡8点を展示している。木簡群が見つかったのは平城宮朱雀門の東南にあった一片約3mの土坑。約2600点(うち削り屑2250点)がまとまって出てきた。展示中の木簡は大嘗祭のため各地から送られてきた物品の荷札や管理用の付け札。下の木簡に書かれているのは「佐波郡大嘗贄押年魚千百十隻」。贄(にえ)は神や天皇に捧げる食物で、荷が塩漬けの鮎1100匹であることを表す。佐波郡...〈聖武天皇即位1300年〉“大嘗祭木簡”奈良の2館で展示

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