searchカテゴリー選択
chevron_left

カテゴリーを選択しなおす

カテゴリーのご意見・ご要望はこちら
cancel
プロフィール
PROFILE
ブログタイトル
く〜にゃん雑記帳
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/kenken1948
ブログ紹介文
音楽やスポーツの感動、愉快なお話を綴ります。旅や祭り、ピーターラビットの「く〜にゃん物語」もあるよ。
更新頻度(1年)

52回 / 365日(平均1.0回/週)

ブログ村参加:2012/02/11

本日のランキング(IN)
読者になる

新機能の「ブログリーダー」を活用して、く〜にゃんさんの読者になりませんか?

ハンドル名
く〜にゃんさん
ブログタイトル
く〜にゃん雑記帳
更新頻度
52回 / 365日(平均1.0回/週)
読者になる
く〜にゃん雑記帳

く〜にゃんさんの新着記事

1件〜30件

  • <飛鳥京跡苑池> 西~北西岸に階段状の石積み

    【北池の規模や構造、改修状況など明らかに】奈良県明日香村にある飛鳥時代の庭園遺跡「飛鳥京跡苑池」(国の史跡・名勝)の第14次発掘調査で、北池の西岸の北側部分から9段分の石積み、これに続く湾曲した北西岸からも7段分の階段状の石組みが見つかった。これで不明な点が多かった北池の規模や護岸、改修の変遷状況などがほぼ明らかになった。県立橿原考古学研究所は30日、一般向けに現地を公開した。飛鳥京跡苑池は飛鳥川右岸の河岸段丘上に立地し、天皇の宮殿が置かれた飛鳥宮の内郭跡のすぐ北西側に位置する。遺跡の範囲は南北約280m、東西約100m。2010年からの発掘調査で、同苑池は南北2つの池と渡堤、水路、掘立柱の建物と塀などで構成されることが分かっている。南池の護岸はほぼ垂直の石積みで、島などを配しており、観賞用の池とみられる。一方...<飛鳥京跡苑池>西~北西岸に階段状の石積み

  • <平城宮跡資料館> 長屋王家木簡を集中展示!

    【重文指定を記念し「地下の正倉院展」で】奈良文化財研究所の平城宮跡資料館で秋恒例の展示会「地下の正倉院展」(11月23日まで)が始まった。今回は今年3月の文化審議会で長屋王家の木簡群1669点が国の重要文化財に指定されることになったのを記念して、代表的な木簡48点を3期に分けて展示する。現在開催中の第Ⅰ期では長屋王を「親王」と記してアワビを届けた荷札などが展示されている。長屋王(676~729)は天武天皇の孫に当たり、奈良時代前半の政権の中枢を担った貴族。だが対立する藤原四兄弟の陰謀といわれる〝長屋王の変〟で自尽に追い込まれた。長屋王家木簡は1980年代後半に大型商業施設奈良そごうの出店予定地の発掘調査で大量に出土し、荷札の宛て先などから長屋王の邸宅跡だったことが判明した。見つかった木簡は3万5000点余に上る...<平城宮跡資料館>長屋王家木簡を集中展示!

  • <興福寺の鐘楼> 台形状に広がる〝袴腰〟の痕跡!

    【奈良時代の創建時の規模や構造が判明】藤原不比等が奈良時代に建立した藤原氏の氏寺、興福寺の鐘楼の規模や構造が奈良文化財研究所の発掘調査で判明した。基壇上で鐘楼を支える礎石のすぐ外側から「ロ」字形に四周を巡る素掘りの溝が見つかった。建物の初層をスカート状に覆っていた〝袴腰(はかまごし)〟の基礎を抜き取った痕跡とみられる。国内で袴腰を持つ鐘楼はこれまで平安後期建立の法隆寺東院鐘楼が最古とされてきた。興福寺の鐘楼はこれを大きく遡る可能性が高まった。鐘楼跡の発掘場所は2年前に再建された中金堂の北西側。9月28日行われた現地見学会には多くの考古学ファンが詰め掛けた。出土した基壇は南北約15m、東西約11mの長方形で、中央部から直径1~2mほどの大きな礎石9個が姿を現した。礎石の配置から建物の平面規模は南北10.1m、東西...<興福寺の鐘楼>台形状に広がる〝袴腰〟の痕跡!

  • <シンテッポウユリ(新鉄砲百合)> 高砂と鉄砲ユリの交配種

    【風媒花、野生化し道端や庭先などに〝出没〟】シンテッポウユリは台湾に自生するタカサゴユリと九州南部~沖縄地方原産のテッポウユリを掛け合わせて生まれた園芸品種。1951年に日本で最初の交配種が作出された。花期は7~8月頃で、ラッパ状の純白の花を横向き、または斜め上向きに付ける。花が少なくなる真夏に咲くことから切り花としての人気が高い。かつては高速道路の法面などの緑化材としても活用された。風媒花で、自家受粉で大量の種子を作って広範囲に飛ばす。このため今では全国各地で野生化し、分布域を急速に拡大している。学名は「Lilium×formolongo(リリウム×フォルモロンゴ)」。種小名の前の×印は「雑種」であることを表す。種小名はタカサゴユリの学名「formosanum(フォルモサヌム)」とテッポウユリの学名「long...<シンテッポウユリ(新鉄砲百合)>高砂と鉄砲ユリの交配種

  • <奈良市美術館> 奈良公園開園140年「ならのシカと昆虫たち」

    【白黒写真、シカのQ&A、糞虫の標本、啓発ポスター…】今年は1880年(明治13年)の奈良公園開園からちょうど120年目。奈良市美術館(二条大路南1「ミ・ナーラ」5階)でその記念展「奈良を観る~ならのシカと昆虫たち」が開かれている。会場は①写真からみる奈良公園の移ろい②シカのQ&A③奈良公園の糞虫(ふんちゅう)④シカの保護啓発ポスター――など6つのコーナーで構成、大人から子どもまで楽しめる多彩な内容になっている。8月10日まで。写真コーナーには開園まもない明治20年代から大正、昭和前期までの奈良公園一帯の風景や建物などを収めた写真70点余が並ぶ。その中に驚きのあまり「えっ!」と声を上げそうな一点があった。「興福寺五重塔より」(昭和20年代後半)。そこには塔の上層階から外の屋根瓦の上に出て、斜めに下る隅棟瓦のそば...<奈良市美術館>奈良公園開園140年「ならのシカと昆虫たち」

  • <ダンゴムシ> 全員集合! すし詰め状態

    【庭に埋め込んだプラスチック製小鉢に】体に触れるとまん丸く変身するダンゴムシ。子どものとき虫籠などで飼っていたという人も多いにちがいない。今も昔もちびっ子たちにとっては格好の遊び相手だ。その人気ぶりはバンダイが2年前発売したカプセル玩具「だんごむし」の大ヒットにも表れている。手のひらサイズで、自販機から直径7cmほどの丸まった状態で飛び出し、広げると長さが14cmになる。主に15歳以上を販売対象としていたが、発売と同時に全国で品切れ店舗が続出した。手元の携帯用昆虫図鑑をめくると、末尾に「あしの多いなかま(昆虫によく似た虫)」としてムカデなどとともに取り上げられていた。だが、もう1冊の図鑑には全く載っていなかった。それもそのはず、ダンゴムシは名前にムシと付くけど虫ではなく、エビやカニの仲間の甲殻類の節足動物(オカ...<ダンゴムシ>全員集合!すし詰め状態

  • <サネカズラ(実葛)> 晩秋には黄緑の実が真っ赤に

    【万葉集にも登場、「ビナンカズラ」の別名も】モクレン科サネカズラ属の常緑の蔓性低木。古くから親しまれてきた日本を代表する蔓木の一つで、関東以西の本州と四国、九州、沖縄の山野に自生する。庭木や生け垣のほか、盆栽や生け花の花材としても用いられてきた。雌雄異株のものが多いが、雌花と雄花が咲く雌雄同株のものもある。学名は「Kadsurajaponica(カズラ・ジャポニカ)」。属名に日本語の葛(かずら)がそのまま使われており、種小名も「日本の」を意味する。花期は7~8月。葉腋から花柄を垂らし径1.5cmほどの淡黄色の花を付ける。雌花は花の中心部が黄緑色、雄花は赤茶色。雌花は花後、小球の集合果が次第に膨んで、初秋~晩秋に黄緑色から真っ赤に熟す。和名サネカズラの「サネ」は実のことで、その実の美しさから名付けられた。樹皮はネ...<サネカズラ(実葛)>晩秋には黄緑の実が真っ赤に

  • <コノテガシワ(児の手柏)> 手のひらを立てたような葉形から

    【原産地は中国北部?葉先に金平糖に似た球果】ヒノキ科コノテガシワ属の一属一種の常緑樹で、原産地は中国北部と推測されている。日本では庭や公園に植えられることが多いが、中国では墓地や寺院でよく見かけるそうだ。大きいものは高さが20mにもなる。1つの株に雌花と雄花が咲く雌雄異花で、3~4月頃、淡紫緑色の雌花と黄褐色の雄花を付ける。ただいずれの花も地味で目立たず、代わりに目を引くのが花後の球果。直径1~2cmほどの灰色がかった緑色で、角が尖った独特の形をしている。学名は「Platycladusorientalis(パラティクラドゥス・オリエンタリス)」。和名は平面状の葉がまっすぐ垂直に立ち上がる様子を、上に向け大きく広げた子どもの手のひらに見立てた。ヒノキの葉は水平に広がり、葉の裏が白っぽいのに対し、コノテガシワの葉は...<コノテガシワ(児の手柏)>手のひらを立てたような葉形から

  • <女優O.ハヴィランド> 東京生まれ、104歳で逝去

    【「風と共に去りぬ」「ロビンフッドの冒険」などで好演】米国での白人警官による黒人男性への暴行死をきっかけに人種差別への抗議行動が広がりを見せる中、不朽の名作とされてきた映画「風と共に去りぬ」(1939年)もやり玉に挙げられ一時配信停止に追い込まれた。この映画の舞台は南北戦争時代の南部。主人公は黒人奴隷を多く使う綿花プランテーションの経営者の娘で、人種差別的な言動が含まれるというわけだ。そこでつい最近改めてDVDで視聴したばかりだった。この映画の中で勝気な娘スカーレット・オハラ役を演じたヴィヴィアン・リーと好対照の物静かで思慮深い義妹メラニー・ハミルトン役を演じたのがオリヴィア・デ・ハヴィランド。その彼女が7月26日パリで逝去したというニュースが飛び込んできた。1916年東京生まれで享年104。1歳年下の妹ジョー...<女優O.ハヴィランド>東京生まれ、104歳で逝去

  • <月下美人> 今年は7輪が同時に開花!

    【翌朝には花を摘んでサラダや和え物に】夜中に大きな純白の花を開いて甘い香りを放つゲッカビジン(月下美人)。中南米原産の神秘的な一夜花が今年も妖艶な姿を見せてくれた。栽培を始めたのは5~6年前。葉っぱ2枚だけの挿し木(確か150円か200円で)を手に入れ、その後行灯仕立ての鉢植えにして育ててきた。開花したのは昨年が初めて。9月中旬と10月中旬の2回開花し、合わせて8輪が開いた(「月下美人」は昨年9月17日のブログで紹介)。ところが今年の開花は7月16日夜~17日未明と随分早く、しかも一気に7輪も開いてくれた。月下美人はサボテン科クジャクサボテン属の多肉植物。日本には大正時代の末期に渡来したという。高温多湿の環境を好む半面、寒さには弱い。そのため冬の間は室内に取り込んでおり、今年は3月中旬になって外に出した。土の表...<月下美人>今年は7輪が同時に開花!

  • <カメムシ> 孵化した幼虫が卵殻を囲み整然と円陣!

    【クサギカメムシ?発見2日後には脱皮】一昨日14日早朝のこと、ブドウ棚を見上げていると、葉の裏側に一円玉ぐらいの不思議な模様が目に留まった。近づいて見ると、真っ白い粒々の玉の周りを米粒より小さいテントウムシのような虫が円陣を組んでいた。玉も虫も12個ずつ。どうもカメムシの幼虫で、卵から孵化してまもないようだ。翌日も同じ体勢のまま。ところが発見3日目の16日早朝、1匹がちょうど脱皮の最中だった。最初は全身ピンク色だったが、数時間後には黒く変色し葉の上を活発に動き回っていた。昆虫図鑑やネットで調べたところ、この幼虫は背中の紋様などから「クサギカメムシ」の可能性が大きいようだ。ただクサギカメムシは1回に28個産卵することが多いという。それに比べるとこの集団は卵の数が半分以下と少ないのが少々気がかりだが……。カメムシの...<カメムシ>孵化した幼虫が卵殻を囲み整然と円陣!

  • <オニユリ(鬼百合)> 真夏に鮮やかな朱色の花

    【高さ2mにも、鱗茎は食用のユリ根に】ユリ科ユリ属の植物はアジアを中心に約100種が北半球の温帯地方に広く分布する。大別するとヤマユリ、テッポウユリ、カノコユリ、スカシユリの4系統に分類されるが、このオニユリはカノコユリ系に属する。その仲間は下向きに花を付けるものが多く、花弁は大きく反り返る。花弁内側には一面に斑点模様。花色が赤、朱、桃、白、黄など多彩なのも特徴の一つだ。オニユリは中国が元々の原産地とみられ、古い時代に朝鮮半島を経て日本に伝わったといわれる。デンプンを多く含む球根の鱗茎は古くから食用のユリ根としてヤマユリなどとともに栽培されてきた。草丈は1~2m。真夏の7~8月に数個から20個前後の鮮やかな朱色の花を咲かせる。日本本土で見られるオニユリはなぜか3倍体ばかり。そのため種子はできないが、その代わり葉...<オニユリ(鬼百合)>真夏に鮮やかな朱色の花

  • <ヒルガオ(昼顔)> 日盛りに優しげな淡紅色の花

    【万葉集に登場する〝かほばな〟はこの花?】野原や河川敷、道端などでよく見かけるヒルガオ科のつる性多年草。7~8月頃、漏斗状の淡い紅色の花を一輪ずつ上向きに付ける。日中に開き続け夕方にしぼむ一日花で、早朝に開き昼頃閉じるアサガオ(朝顔)に対して名付けられた。花径は5~6cm。同じヒルガオ属の仲間に全体的にやや小型のコヒルガオ、砂浜に生える海浜植物のハマヒルガオなどがある。学名は「Calystegiajaponica(カリステジア・ジャポニカ)」。属名はギリシャ語のcalyx(萼)とstege(蓋)から。萼が5裂し、その基部を2個の苞が包み込むヒルガオ属の花の様子を表す。若葉や花はてんぷらやサラダなどとして食用にされてきた。全草を乾燥したものは生薬名で「旋花(せんか)」と呼ばれ、利尿や強壮薬などに用いられる。万葉集...<ヒルガオ(昼顔)>日盛りに優しげな淡紅色の花

  • <ガザニア> 南アフリカ原産、「勲章菊」の和名も

    【名前は15世紀のギリシャの人文学者ガザから】キク科ガザニア属(クンショウギク属)の半耐寒性多年草・1年草。南アフリカやナミビアに20種ほどの原種があり、そのうち「rigens(リゲンス)」や「linearis(リネアリス)」などをもとに、19世紀以降ヨーロッパで多くの園芸品種が生み出された。日本には明治末期~大正初期に観賞用として渡来した。金属的な光沢のある花の色や模様、形から和名では「ジャノメクンショウギク(蛇の目勲章菊)」や単に「クンショウギク」と呼ばれる。英名には「Tresureflower(トレジャーフラワー=宝の花)」という別名も。元々は多年草だが、高温多湿にやや弱いことから日本では秋まき1年草として扱われることが多い。花期は長く5月から10月頃まで。花は日当たりを好み、朝開いて夕方閉じる。日が差さ...<ガザニア>南アフリカ原産、「勲章菊」の和名も

  • <キカラスウリ(黄烏瓜)> 黄色に熟す果実の色から

    【デンプン質の塊根は〝汗知らず〟天花粉の原料に!】日本固有のウリ科カラスウリ属の多年生蔓植物。北海道南部から沖縄まで全国各地の山野や川べりなどに生えている。朝鮮半島から中国、ベトナムにかけ広く分布するトウカラスウリ(チョウセンカラスウリとも)の変種といわれる。雌雄異株。6~9月頃、直径5~10cmの真っ白い花を付ける。花弁の先端は細かく裂けて無数の糸状になって不規則に伸びる。花や草姿がカラスウリに似て、秋に果実が黄色く熟すことからその名が付いた。学名「Trichosantheskirilowiivar.japonica(トリコサンセス・キリローウィ変種ジャポニカ)」。属名はギリシャ語の「thrix(毛)」と「anthos(花)」の合成語で、レース状となる花弁先端の様子を表す。種小名はロシアの植物学者の名前に因む...<キカラスウリ(黄烏瓜)>黄色に熟す果実の色から

  • <奈良市写真美術館> 石川直樹写真展始まる

    【標高世界1、2位への〝道程〟を活写】写真家・登山家・作家などとして精力的に活動する石川直樹氏の写真展が入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良市高畑町)で始まった。2回目のエベレスト登頂(2011年)とK2(標高世界2位)への2度の遠征(2015年と19年)のときに撮影した写真約50点が展示されている。会期は当初4月11日~7月5日の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり6月1日~8月23日に変更された。石川氏は1977年東京生まれで、23歳の2001年に七大陸最高峰登頂を成し遂げた。これは当時の野口健氏の世界最年少記録を破る快挙。人類学や民俗学などに深い関心を抱き辺境から都会まで幅広く旅を続けながら作品を発表してきた。2008年には『最後の冒険家』で開高健ノンフィクション賞、11年には『CORONA』...<奈良市写真美術館>石川直樹写真展始まる

  • <ミクリ(実栗、三稜草)> 集合果をイガグリに見立て

    【準絶滅危惧種、枕草子や源氏物語にも登場】池や沼、水路などの浅い場所に生えるガマ科ミクリ属の抽水植物。日本だけでなくアジアなどに広く分布する。草丈は0.5~1.5m。5~8月頃、水中からまっすぐ立ち上がった茎から枝を伸ばし、上部に10個前後の雄花、下部に数個の雌花を付ける。雌性頭花は熟すと突起のある緑色の球状の集合果となる。直径は2cmほど。和名はその見た目をイガに包まれた栗に見立てた。学名は「Sparganiumerectum(スパルガニウム・エレクトゥム)」。属名は帯・バンドを意味するギリシャ語に由来し、種小名は「直立した」を意味する。根元から叢生する線形の葉の裏には角ばった稜(りょう)が発達しており、その断面は下部にいくほど三稜形(三角形)に近い形となる。ミクリの漢字に実栗のほか「三稜草」を当てているのも...<ミクリ(実栗、三稜草)>集合果をイガグリに見立て

  • <ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)> 旧属名から「リッピア」とも

    【南米原産、グランドカバー植物として人気だけど……】アルゼンチンやペルーなど南米に広く分布するクマツヅラ科イワダレソウ属の多年草。日本には昭和初期に渡来した。常緑性だが、日本では葉を落として越冬する。旧属名(学名)から「リッピア」と呼ばれることも多い。草丈は5~15cmで、茎が横に這って節々から根を下ろし地表を覆うように広がる。繁殖力が旺盛なうえ寒さや踏圧にも強いことから、地被植物(グランドカバープラント)や雑草対策用の植物として人気を集めている。花期は5~10月頃。白またはピンク色の唇形状の小花がたくさん集まった直径1~1.5cmほどの集合花を上向きに付ける。小花の下唇中央には蜜標の黄色い斑紋。和名は日本の在来種で主に海岸に生えるイワダレソウに似て、花や草丈が小さいことから頭に「ヒメ」と冠した。学名は「Phy...<ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)>旧属名から「リッピア」とも

  • <春日大社国宝殿> 春季特別展「Enjoy 鎧」再開

    【国宝の甲冑、籠手、太刀、梓弓……】臨時休館中だった「春日大社国宝殿」が営業を再開し、春季特別展「Enjoy鎧日本一の鎧を楽しむ」で再び日本を代表する華麗な甲冑や武器武具などを堪能できるようになった。会期は当初3月14日~7月12日の予定だったが、この間新型コロナウイルス感染予防のため約2カ月休館したため、9月23日まで延長されることになった(7月13日は展示替えのため休館)。春日大社は国内有数の〝宝庫〟で、国宝354点を中心に多数の文化財を所蔵する。その中には甲冑屈指の名品といわれる「赤糸威(あかいとおどし)大鎧」2領(竹虎雀飾と梅鶯飾)など国宝の甲冑5点、平安以降の時代を代表する国宝の太刀8件25点も含まれる。多くが武運長久を願う武士が奉納したもので、武士たちの春日大社への篤い崇敬の念を物語る。展示中の甲冑...<春日大社国宝殿>春季特別展「Enjoy鎧」再開

  • <奈良公園・飛火野園地> 鹿たちが早くも水浴び

    【その池は〝摘草〟の古跡「雪消沢」だった!】梅雨入り間近の奈良地方でもこの1週間ほどは最高気温が30度を超える真夏日が続いた。まだ6月前半なのに、熱中症に気をつけてといった声さえ聞こえてくる。そんな中、奈良公園では9日の昼下がり、鹿たちが暑さしのぎのため池の中で水浴びする光景も見られた。その場所は奈良公園内で最大の芝生広場が広がる飛火野園地の一角。春日大社の表参道の南西端に当たる。十頭あまりの鹿が池の中に入って涼をとり、中には池に浮かぶ小島の草を食む鹿もいた。小島には小さな石碑。「雪消澤古蹟」という碑文が刻まれていた。古跡?はてな。飛火野園地は正月の「春日の大とんど」の場所として知られ、クスノキの巨樹の根元には「明治天皇玉座跡」という石碑も立つ。通りがかりによく立ち寄ってきた広場だが、この池は気にも留めず通り過...<奈良公園・飛火野園地>鹿たちが早くも水浴び

  • <大和文華館> 開館60周年記念「コレクションの歩み展Ⅱ」

    【開館後に収集した代表作品57点を一堂に!】今年開館60周年を迎えた大和文華館(奈良市学園南)で記念展「コレクションの歩み展Ⅱ」(7月5日まで)が始まった。1960年の開館以降に集めた作品の中から絵画、陶磁器、漆工、金工・ガラス製品など各分野の代表作57点を選び一堂に展示する。当初はまず「歩み展Ⅰ」で開館前に収集した作品の展示を予定していた。ところが新型コロナウイルスのため3カ月近く臨時休館へ。そのため順序を逆にして「歩み展Ⅰ」は「歩み展Ⅱ」終了後の7月10日~8月16日に開くことになった。今回の展示作品の中には六曲一双の屏風3点が含まれる。そのうち室町時代の画僧、雪村周継の墨画「花鳥図屏風」は重要文化財で、右隻に早春の朝の光景、左隻に夏の夜景が描かれる。雪村筆「自画像」も重要文化財。獣皮を掛けた籐椅子に仏具の...<大和文華館>開館60周年記念「コレクションの歩み展Ⅱ」

  • <イロハモミジ> 花後に〝翼果〟がくるくると風に舞い

    【「タカオカエデ」「イロハカエデ」の別名も】本州、四国、九州の山野に広く分布するカエデ科の落葉高木。大きなものは高さが20mを超える。カエデの仲間は国内に30種近く自生するが、単にモミジという場合、秋真っ赤に紅葉するこのイロハモミジを指すことが多い。庭木や公園樹などとしてもよく植えられる。風媒花。4~5月頃、本年枝の先に暗赤色の小花を付け、花後に赤い翼を横に広げた翼果がくるくると舞いながら落ちていく。紅葉の名所として有名な京都・高雄に多いことから、その地名に因み「タカオカエデ」とも呼ばれる。他に「イロハカエデ」や「コハ(小葉)モミジ」とも。葉はカエデ類の中で最も小さい径4~7cmほどの掌状で5~7深裂する。学名は「Acerpalmatum(アセル・パルマツム)」。属名の語源は「鋭く尖った」を意味するラテン語から...<イロハモミジ>花後に〝翼果〟がくるくると風に舞い

  • <奈良公園> 南端に「瑜伽山園地」が開園

    【「旧山口氏南都別邸庭園」を復元整備】奈良県が奈良市高畑町裁判所跡地に整備を進めてきた「瑜伽山(ゆうがやま)園地(旧山口氏南都別邸庭園)」がこのほど開園した。奈良公園といえば、シカがあちこちで遊ぶ春日野園地や飛火野園地など広大な芝生公園を連想するが、この新しい園地は巨石を使った滝や池、古い石灯籠や十三重の石塔などを随所に配置した回遊式の和風庭園。東側半分は無数の孟宗竹が林立する竹林になっており、周囲も屋根付きの築地塀で囲まれ、これまでの開放的な園地とは趣を異にする。場所は浮見堂で有名な鷺池のすぐ南側一帯。ここには大阪で銀行を経営していた実業家で〝山口財閥〟の当主、4代目山口吉郎兵衛(1883~1951)の別荘があった。戦後は国有地になり1995年までは奈良家庭裁判所分室・官舎として使われていたが、2005年に奈...<奈良公園>南端に「瑜伽山園地」が開園

  • <ブドウ・デラウェア> 語源は米オハイオ州の都市名

    【開花前後の植物ホルモン剤処理で種なしに】ブドウは古くから品種改良が繰り返され、その品種数は今や世界で1万種を超えるという。大別すると欧州種、米国種、欧米雑種に分類される。欧州種のブドウは一般に皮が薄く粒が大きい。ただ乾燥を好み病気に弱いため、日本では栽培しにくいといわれる。一方、米国種は湿潤に強く病気になりにくいが、ブドウの皮が厚く粒も小さめ。欧米雑種には両者の長所を引き継いだものが多く、国内で広く栽培されているブドウにも欧米雑種の品種が目立つ。国内で作出された巨峰、ピオーネ、シャインマスカットなどはいずれも欧米雑種。アメリカ生まれのこのデラウェアも欧米雑種の一つと位置づけられている。デラウェアは米国中西部のオハイオ州で〝偶発実生〟として偶然発見され、165年前の1855年に同州デラウェア市で新品種「デラウェ...<ブドウ・デラウェア>語源は米オハイオ州の都市名

  • <ソヨゴ(冬青)> 雌雄異株、秋には雌株に赤い実

    【語源は葉っぱが風に「そよぐ」様から】モチノキ科の常緑広葉樹で、モチノキやクロガネモチなどと同じモチノキ属の仲間。国内では主に東海以西の山地に自生し、中国中南部や台湾にも分布する。大きなものは高さが10m以上にもなる。庭木として人気が高い。樹木の印象が涼やかで、生長が緩く剪定をあまり要しないこと、害虫がつきにくいことなどが人気の理由。幹が複数本の株立ち、または幹1本の単株仕立てとする。5~6月頃、若い本年枝の葉腋から長い花柄を伸ばし、直径4ミリほどの白い小花を付ける。雌雄異株で、花の数は雌株より雄株のほうが多い。花弁は通常4~5枚。写真の株立ちのソヨゴには十字の4弁と星形の5弁の花が混在していた。秋になると径7~8ミリの実が赤く熟す。ただし、その実を楽しめるのは雌株だけ。雄株には実がならない。学名「Ilexpe...<ソヨゴ(冬青)>雌雄異株、秋には雌株に赤い実

  • <奈良県立美術館「熱い絵画」展> 3館の〝大橋コレクション〟一堂に

    【33人の作品90点…桂ゆき・前田常作・草間彌生・白髪一雄】臨時休館中だった奈良県立美術館が19日に開館、特別展「熱い絵画―大橋コレクションに見る戦後日本美術の力」(7月5日まで)が開幕した。この特別展は当初4月18日から始まる予定だったが、コロナの影響でほぼ1カ月遅れとなった。奈良県立美術館と国立国際美術館、京都工芸繊維大学美術工芸資料館の3館が分散所蔵する大橋コレクションの中から、戦後間もない1950~60年代の選りすぐりの作品90点が並ぶ。大橋コレクションの収集者は1928年大阪に大橋焼付漆工業所(現大橋化学工業)を創業した大橋嘉一氏(1896~1978)。1950年代後半から70年代初めにかけ絵画や版画、彫刻など現代美術作品を精力的に収集した。総数は約2000点に及ぶ。それらの作品群は没後、奈良・大阪・...<奈良県立美術館「熱い絵画」展>3館の〝大橋コレクション〟一堂に

  • <ノイバラ(野茨、野薔薇)> 野山に自生するバラの原種

    【国内産バラ苗の多くが接ぎ木用台木として使用】バラ科の落葉低木で、全国各地の山野や河岸などに自生し、朝鮮半島や台湾などにも分布する。高さは2m前後。5~6月頃、枝先の円錐花序に径2cmほどの白い5弁花を付ける。学名は「Rosamultiflora(ロサ・ムルティフローラ)」で、種小名も「多数花の」を意味する。よく似た仲間に花がやや小型のヤブイバラ、花が大きく淡紅色のツクシイバラ、日本海側に自生するミヤコイバラ、葉に光沢があるテリハノイバラなど。ノイバラは秋になると小さな赤い実を結ぶ。漢方では「営実(えいじつ)」と呼び利尿剤などになるそうだ。国内で生産されるバラ苗の多くに、このノイバラが接ぎ木用の台木(だいぎ)として使われる。これはノイバラの根を借りることで、日本の気候風土に合った強い苗木を育てることができ早い成...<ノイバラ(野茨、野薔薇)>野山に自生するバラの原種

  • <イヨカン(伊予柑)> 生まれは山口、育ちは愛媛・松山

    【65年前発見の突然変異による〝枝変わり〟が転機に】イヨカンの主産地はその名が示すように〝柑橘王国〟といわれる愛媛県。生産量は全国の約9割と圧倒的なシェアを誇る。高さ3~4mの常緑低木で、5月頃、枝先に甘い香りの真っ白な5弁花を付ける。花径は約4cmと、キシュウミカン(コミカン)のほぼ2倍の大きさ。イヨカンはミカン類とオレンジ類の性質を併せ持つことから、両者の交雑種ではないかとみられている。イヨカン発祥の地は山口県。今から約130年前の1886年、現在の萩市内の農園で〝偶発実生〟として発見された。その苗木を松山市の三好保徳さんが入手したのを機に、市内の柑橘農家の間で栽培が広がった。以来「伊予蜜柑」と呼ばれていたが、その名前では愛媛県産ウンシュウ(温州)ミカンと誤解を招くとして、昭和初期から「伊予柑」と呼ぶように...<イヨカン(伊予柑)>生まれは山口、育ちは愛媛・松山

  • <シロヤブケマン(白藪華鬘)> 先端が紅紫色の小花を横向きに

    【ケシ科の野草、ムラサキケマンの白花種】ケシ科キケマン属の越年草で、全国各地の草地や畦道、野山などのやや湿った場所でごく普通に目にすることができる。台湾や中国などにも分布する。草丈は20~50cm。この植物は花全体が紫色のムラサキケマン(別名ヤブケマン)の白花種で、4~6月頃、花茎上部の総状花序に長さ1~2cmの先端の花弁が紅紫色の筒状の小花を密に付ける。筒の奥の袋状の距(きょ)には蜜腺がある。ムラサキケマンの学名は「Corydalisincisa(コリダリス・インキサ)」。属名の語源はギリシャ語の「雲雀(ヒバリ)」から。種小名は「鋭く裂けた」を意味し、葉に深く切れ込みが入っている様子を表す。シロヤブケマンにはこの種小名の後ろに「f.pallescens(パレスセンス)」がくっ付く。「f.」はラテン語の「for...<シロヤブケマン(白藪華鬘)>先端が紅紫色の小花を横向きに

  • <キシュウミカン(紀州蜜柑)> 温州ミカンの種子親?

    【「コミカン」とも、紀伊国屋文左衛門が船で江戸へ】ミカン科ミカン属の常緑低木。5月頃、径2cmほどの真っ白な5弁花をびっしり付け、秋に手のひらにすっぽり収まりそうな小ぶりの果実が実る。柑橘類の中では最も小さく「コミカン(小蜜柑)」とも呼ばれる。果皮が薄く酸味が弱くて甘いが、房ごとに種があるのが特徴。今でこそミカンといえばウンシュウ(温州)ミカンを指すが、明治の中頃まではこれが柑橘類の代表格だった。「種なし」のウンシュウミカンは子孫が途絶えるに通じることもあってその当時忌み嫌われていたそうだ。キシュウミカンが中国南部から日本に渡来したのは700年ほど前のこと。現在の熊本・八代地方に伝わり、その後、安土桃山時代に和歌山・有田地方に移植されて盛んに栽培されるようになった。元禄時代に紀伊国屋文左衛門が嵐の中を船で江戸ま...<キシュウミカン(紀州蜜柑)>温州ミカンの種子親?

カテゴリー一覧
商用