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風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

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2011/12/18

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  • よいお年を

    只見線 会津坂下 これが本年最後の更新になります。今年を振り返って最大のトピックスは、やはり初の写真集の発刊でした。初めてのことでおろおろと戸惑うことも多ければ、次第に出来上がってゆくそれは積年の夢がかたちにという、心躍る時間でもありました。出来れば出来たで旬は短い書籍にあって、一人でも多くの目に触れるよう、精一杯のプロモーションに忙殺されるうちに年の瀬を迎えました。安くはない本をご購入いた...

  • フェイルセーフ

    津軽鉄道 芦野公園 2020年先般ニュースになった、大井川鐡道のEL列車における連結器が走行中に外れるという事件は、昨今滅多に起こらない、裏返せば大井川鐡道のそれがいかに博物館的な列車であるかを示すもの。国交省まで調査に乗り出すのは、発生確率はともかく、それが重大事故とされる鉄道の伝統を受け継ぐものだろう。機関車が無動力の客車を牽引する列車で連結器が外れたらどうなるか。良くて置いてけぼり、上り...

  • 音もなく

    只見線 上条 2020年守門のアメダスの積雪深は早や90cm。 風は静穏と。音もなく降り続く雪。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • Merry Christmas

    ウイーン シュテファン大聖堂I wish you Merry Christmas.第一次大戦中の独英最前線で実際にあったという「一夜限りのクリスマス休戦」は、国家間の公式合意などではなく、鉄条網を隔てて向かい合った、両軍一兵卒の自発的行動だったという事実に人間の可能性を見る。今この時も血が流れ続ける世界に。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 寒波

    花輪線 北森 2023年暖冬の噂も高かったこの冬、列島が震え上がるような寒波もやって来たようだ。夏は夏らしく、冬は冬らしく。 写真屋としては普段通りの姿でやって来る季節が一番有難い。岩手山麓の朝は典型的な放射冷却、氷点下11℃の冷え込みになった。窓ガラスがバリンと音を立てそうな通勤通学列車が行く。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 海街diary

    鎌倉 2023年12月在職中の友人がボランティアガイドをしている、映画「海街diary」の撮影地散策ツアーで鎌倉へ。 お天気最高、紅葉はまだ残っています。結局映画のシーンとしては最終盤に出て来る「衣張山」だけなんだけど、鎌倉の街と湘南の海、彼方に富士山は絶景。 杉本寺 衣張山頂綾瀬はるか「お父さんのバカヤロー」。 広瀬すず「お母さんのバカヤロー」。 江ノ島電鉄 鎌倉高校前国際観光地 「スラム...

  • 閉塞と信号現示

    津軽鉄道 金木 2013年津軽鉄道と言えば本邦最後の腕木式信号機使用路線である。構内の外れまで電柱が並んでいるのは、シグナルに明りを灯す為と分かる。言うまでもないが、これは五所川原側に立つ場内信号機を裏側から撮ったものだ。同鉄道は津軽五所川原-金木間がタブレット閉塞、金木-津軽中里間はスタフ閉塞を採用している。そして金木駅の上下及び五所川原駅に現存する信号機は全て場内信号機である。長らく単線の...

  • 窓辺から

    五能線 陸奥黒崎 1983年本を出してから、講演やらインタビューやら自分の写真について語る機会が多くなった。写真撮影という作業は多分に内面的かつ独りよがりなもので、意図を問われて力説してもそれが何処まで相手に届いているか不安はある。実は大した意図も無く、ただ目の前を流れる景色に素直だっただけの写真の方が余程多いというのも事実。「皆さんが旅の徒然に確かに見たけれど写真には残さなかった、そんな記憶...

  • 長い夜が始まる

    只見線 魚沼田中 2020年少し融けた駅前の雪が靴音を鳴らす。踏切も静かになれば、駅の長い夜が始まる。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 冬日

    いすみ鉄道 西畑 2017年師走も末となれば、房総もすっかり冬景色である。弱い冬日が照らす枯野に、排気煙が吹き上がる。9月の豪雨被害から長期運休が続くこの区間に、再び轍は響くのか。 総元© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

  • 2023年大反省会 議題は「中田翔をどうしてくれようか」。

    高千穂線 1988年 写真集 「旅のたまゆら 1981-1988」 「夏の光」よりある方からのご指摘で、この写真の先頭にいる野球少年は「後の中田翔ではないか」。思わずまじまじ見れば確かに似ている気はする。 しかし、この写真は1988年の撮影。 中田翔はまだ生まれていないから残念。 串カツのタレは当然「味噌」である。神田のドラゴンズファンの店「ごはち亭」で、「2023年反省会」に参加。2年連続最下位じゃあ...

  • clean up

    静岡県 松崎町 重文岩科学校 鏝絵 2014年いつの間にやらの師走を迎えて今年を振り返れば。写真集制作の追い込みから始まって、出れば出たで人目についてナンボのものだから、繋がる話なら全て断らずに受けて来たこともあって、ちょっと疲れたなというところ。 それが当たり前の業界人ならともかく、全てが初めての体験だからね。画像トーンカーブの微妙な上げ下げとか、文中の言葉が今更にぐるぐる回って、まん...

  • 魚沼の里

    只見線 越後広瀬 2019年他人に見に来いという割に、風太郎はあまり「鉄道の写真展」を見に行かないのは汗顔の至りなのだが。先月の池袋、風太郎出展の「夜明けの入広瀬のヨンマル」の写真を凝視していた小竹さんから、案内ハガキをバンと手渡されるは、「見るように。」ということですね。 銀座で開催中、ズバリ「魚沼を駆け抜けたヨンマル」。新宿ニコンの吉永陽一さん、銀座キャノンの「鉄道ファンフォトコン」、そ...

  • ダイヤグラム

    蒲原鉄道 大蒲原 1983年 写真集 「旅のたまゆら 1981-1988」 「蒲原の里」より「へぇ東京から。それはご苦労様なことで。」人生をダイヤグラムに例えるなら、人との出会いは上下列車の交換や離合のようなもの、と思う。星の数ほどのそれにあって旅先での出会いは、生涯二度と交わることのないダイヤグラムの奇跡なのだろう。結局3週間に渡った「旅の書店」でのミニ写真展は本日終了。こっちは知らないけど相手は...

  • 里を暖める

    小湊鉄道 上総大久保 2015年冬が遅い房総とあっても、夜明け前の寒気はじわりと身に沁みる。待ちに待った朝陽の暖かさ。 そしてJUST ON TIMEの始発列車よ。吉祥寺「街々書林」の写真展は12/3(日)が最終日となります。 なお12/2(土)は16:00に閉店です。ご注意下さい。街々書林HP© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村...

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