chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風太郎のPな日々 http://futaro1980.blog.fc2.com/

昔の国鉄ローカル線、地方私鉄や最近のローカル線など、旅の写真と思い出で綴るブログです。

1980年代、「鉄道のある風景」を求めて全国を旅した風太郎が写真と文章で綴る、ローカル線紀行。バリ鉄ではありませんが、自然溢れる沿線や、出会った人々など、しばし「鉄路の叙情」を感じて頂ければ、と思っています。しばらく「鉄」から遠ざかっていましたが、最近復活、ローカル線の「今」も綴っています。その他自然風景、日々雑感諸々まで。なるべく頻繁に更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。

futaro
フォロー
住所
港区
出身
荒川区
ブログ村参加

2011/12/18

arrow_drop_down
  • 梅雨入り北陸街道 雨のち晴れ その5 夏来たり

    氷見線 雨晴 2022年6月夏至まであと10日余り、雨雲の上ではもう夏が来ていた。立山連峰はヘイズに隠れているけれど、まさに夏雲が湧き立つ。タラコのボティもひときわ暑苦しいが、希少生物化した北海道を除けば、此処がヨンマルのJR線上北限生息地だろうか。暗くて重い冬には風雪に晒される駅も、ひと夏を謳歌し始めた。 越中国分© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村一昨年の個展...

  • 梅雨入り北陸街道 雨のち晴れ その4 陽炎立つ

    氷見線 越中国分 2022年6月こうまで明るい空と海を見せつけられると、おい梅雨入りじゃないのかよと突っ込む気にもなれず。あくまで「雨の富山地鉄」だったので、これも早急に見切ってOPTION3の能登半島方面へ。富山湾に面した駅のホームには陽炎が立ち昇る。北アルプス山麓用に用意していた長袖は脱ぎ捨て、半袖に交換だ。トップライトに影が真下に落ちる。 汗が滴る。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reserv...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 写真屋は漁師か

    「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 メイキング続報です。候補写真200枚以上と章立て、口上をドサッと置いたまま遊び惚けている風太郎を尻目に、周囲の仕事は早く、ブックデザイナーによる全体構成第一案がもう出来上がっています。 デザイン事務所のアトリエにてミーティング。 本というのはこういう所から生み出されているんだなあと感心するような空間です。やっぱり自分以外の眼が入ると思いもよらぬ写真のセレクトもあ...

  • 梅雨入り北陸街道 雨のち晴れ その3 立山連峰

    富山地方鉄道 本線 早月加積 2022年6月快晴の朝である。 立山連峰が見事だ。本来は喜ぶところだが、天気予報は・・・。それでもそうは無い条件なのだろうから朝の列車のほとんどをぶっ込む。もう少し建物が少なければいいんだけどね、 ラッピングは余計、とかブツブツ言いっこ無し。国道の橋に案内板があるから山に不案内の風太郎もガイド出来る。左から毛勝山、釜谷山、ひときわ高い峻峰が剣岳、立山、奥大日...

  • 梅雨入り北陸街道 雨のち晴れ その2 雨あがる

    富山地方鉄道 岩峅寺 2022年6月今までは何のかんので土日中心の撮影だったから、どんなローカル駅も一時賑わう通勤通学客とはあまり縁が無かったが、その制約から解放されれば同じ駅でも違った表情を見る事が出来る。岩峅寺の駅は立山連峰の山懐の入り口、ひっそりした印象があったが、夕刻が迫ると賑やかだ。乗降というより立山線と不二越・上滝線のジャンクションだけに器用に路線を跨いで乗り継ぐ人が多いんだな。...

  • 梅雨入り北陸街道 雨のち晴れ その1 乗り換え

    富山地方鉄道 上滝線 月岡 2022年6月例年より随分早い梅雨入りは想定外だった。 廃止も噂される大糸線北部が本命だったのだ。残雪を頂く北アルプス、雨飾山はこの季節ならではで満を持していたのに、それらは厚い雲に隠れるは必至で。天気予報も数日にわたり芳しくない。ここは変わり身が早いのが風太郎の真骨頂でもあるから、OPTION 2として想定していた富山地鉄は雨降る駅巡り、それも飽きたらもっと先...

  • 梅雨入り

    大糸線 平岩 2022年6月廃線の噂もある大糸線北部、残雪の北アルプスや雨飾山と絡めてこの季節しか撮れない写真を狙ったのに。梅雨入りが早過ぎるぞ。 厚い雲に山なんぞ見えないから、ふてくされ半分に山の湯へ。 小谷温泉雨飾山へのアプローチ途中にある小谷温泉は、そんんなアンニュイな気分も癒す素晴らしさ。まるでつげ義春の漫画に出て来そうだ。開湯は戦国時代、山田旅館の建物の建築は江戸・明治・大正・昭...

  • Project 「 写真集 旅のたまゆら 1981-1988 」 始動

    無職ならぬフリーランス活動の一環として、長年の懸案でもあった写真集出版に踏み切ります。いやちっとも儲けにならないどころか損ばかりというフリーランスになりそうですが。ネタは40年を遡る1980年代、まだまだ多くが残っていたローカル線の旅の記録です。風太郎19歳から26歳、若き日の迷い事にして、今の眼で見ると技術的にも怪しかったりするのですが、疑う事無き「原点」でもあります。6年前のニコンサロン、同名...

  • 新緑滴る 米坂線 その11 季節は巡る

    米坂線 手ノ子 2022年5月二十四節気七十二候。 五日刻みの移ろいを自然に感じ取るDNAは、もう大分摩耗してしまっているのかもしれないが。新緑の木々とは多彩な個性を持つと気付くのも、季節と季節の僅かな狭間に立てた者の特権だろう。立ち止まること無く季節は巡る。今、線路も列車も深緑一色の真夏の怒涛に飲み込まれていることだろう。( 新緑滴る 米坂線 おわり )© 2011 風太郎のPな日々 All right...

  • 新緑滴る 米坂線 その10 夏も近づく

    米坂線 伊佐領 2022年5月超望遠で覗くと二本のレールは陽炎に揺れていた。初夏を思わせる陽気。 次の季節も早や準備を整えている。 伊佐領© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村鉄道のゲージは「国家」の映し絵であり、寄せては返す波間に漂うものでもあるようだ。 ウクライナ鉄道の始まりは日本より早い1861年だが、オーストリアの影響が強かったこともあり、欧州標準軌の1435mmで敷かれ...

  • 新緑滴る 米坂線 その9 峡谷の朝

    米坂線 伊佐領 2022年5月朝の光か雪解け水か。透明度はどちらも負けず。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村鉄道のゲージは「国家」の映し絵であり、寄せては返す波間に漂うものでもあるようだ。 ウクライナ鉄道の始まりは日本より早い1861年だが、オーストリアの影響が強かったこともあり、欧州標準軌の1435mmで敷かれた。しかし間もなくロシアの支配下に置かれ、彼の国の1524mmに改軌させ...

  • 新緑滴る 米坂線 その8 秀峰の春

    飯豊連峰 山形県 小国町 2022年5月残雪の飯豊連峰が奇麗なので、どれ線路際を離れてもっと間近で見てみようかと。小国町内に展望台があると聞き、車を降りて新緑と残雪のブナ林をしばしの森林浴。着いたらそこは素晴らしい眺望だった。 標高はさほどではないのに厚い残雪は今冬の豪雪故でもあろう。多くの山男が憧れる白い峰々。 朝日岳連峰反対側も視界が開けけている。小国の市街の先に朝日岳連峰。もう...

  • 新緑滴る 米坂線 その7 宇津峠③

    米坂線 手ノ子 2022年5月正味3日位米坂線に費やしたが、連日の好天に恵まれた。最も紫外線が強い時期、どうやら真っ黒に日焼けしていたようだ。久々に在職中の知人に会ったらゴルフ三昧ですかと。 同じ山でもこっちの方がいいわい。斜光線でまた景色が変わる。 峠道の静かな黄昏時。© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村鉄道のゲージは「国家」の映し絵であり、寄せては返す波間に漂うもの...

  • 新緑滴る 米坂線 その6 宇津峠②

    米坂線 手ノ子 2022年5月ソメイヨシノにしては開花が遅いのではないかと思うが、雪深い峠道はこれでいつもの春なのだろうか。花のトンネルを抜けてディーゼルエンジンの唸りはひときわ高く。 手ノ子© 2011 風太郎のPな日々 All rights reservedにほんブログ村鉄道のゲージは「国家」の映し絵であり、寄せては返す波間に漂うものでもあるようだ。 ウクライナ鉄道の始まりは日本より早い1861年だが、オーストリア...

  • 新緑滴る 米坂線 その5 宇津峠①

    米坂線 手ノ子 2022年5月手ノ子を発車した列車は、早速の勾配緩和曲線を身をくねらせながら登ってゆく。手ノ子、羽前沼沢。 9600を追った世代には懐かしい駅名だろう。両駅間に横たわる宇津峠は撮影名所としてそれは賑わったはずだ。花輪線の龍ヶ森など典型だが、いにしえの写真とは全く風景が変わってしまっている峠道は多い。雑木が生い茂り、線路が全く見えないのだ。 あのスッキリと抜けたハチロク三重連は何...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、futaroさんをフォローしませんか?

ハンドル名
futaroさん
ブログタイトル
風太郎のPな日々
フォロー
風太郎のPな日々

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用