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豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート・美人画あれこれ https://blog.goo.ne.jp/pahsuke2

名作文芸、和洋名画を編集した自作豆本、及びその資料として集めた東西の美人画の紹介をしております。

豆本は、すでに330作品を越えており、樋口一葉・伊藤左千夫の記念館に置かれている豆本、非公認ながらその作品としては日本最初、最小の豆本、ボストン・ニューヨークの市立図書館に寄贈した豆本もあります。「広重 豆本」の検索で、「別サイト豆本」も見られます。

pahsuke
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2011/06/24

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  • 曽根崎心中

    恋愛も結婚も当事者の男女には自由のなかった江戸時代には、相愛の二人が結ばれるには駆け落ちか心中しかなかったが、駆け落ちと言っても関所の制約があったろうし、見知らぬ土地での無宿者という不安定な生活も容易ではなかろう。最後の手段が心中ということになる訳で、秘かに家を抜け出し死に場所を求めて歩く道行きが、大きく関心を呼ぶことになったのは、近松門左衛門のこの曽根崎心中からだという。身分の差、家柄の違い、親の不理解などいろいろあろうが、とにかく相愛の二人が周囲の祝福を受けて結ばれることは簡単ではなかったようだ。話は逸れるが、昨年から話題の「内親王と一民間青年」の結婚問題は、時代が違ったらこうも違うかと真逆の出来事だった。江戸期の二人なら夜間人知れず家を抜け出して彷徨い結局は川を渡った彼岸の世界しか行く場所は無いとこ...曽根崎心中

  • 道行

    「道行」は元来単なる旅の意だったろうと思うが、歌舞伎やそれをうけた浮世絵の世界では意味が広がり更に今度はその中の一部の限定的な用法、つまり心中物と言われる死出の旅という悲痛な意味合いを持つようになったのだろうと思う。鳥居清忠「葛の葉の道行」歌川国満「忠臣蔵八段目戸無瀬、小浪道行旅路嫁入忠臣蔵八段目歌川広重と葛飾北斎作品男女の逃避行の内容の作品例左歌川国芳芥川の在原業平と二条后右二点お半長右衛門歌川広重・歌川重春北野恒富道行特定なカップルの名は無いがカラスに依る死の暗示◎葛飾北斎(可侯名義)道行八景不揃三点欠お染久松・お梅粂之介・せきの小万伊達与作花咲綱五郎・あづま与平にほんブログ村道行

  • 中国女性の琵琶 2

    以下三点は琵琶ではなく月琴。にほんブログ村中国女性の琵琶2

  • 中国女性の琵琶 1

    既出、未出、絵画、写真、新旧といろいろ混ざっております。にほんブログ村中国女性の琵琶1

  • 喜多川歌麿 「艶中八仙」

    花魁八人を中国の「八仙」に見立てた作品で、八仙とはどういう仙人か知らなければその面白さが分らない。ところが中国の「八仙」と共通しているのは二人だけであとの六人は別の仙人に見立てられている。中央の通玄は「瓢箪から駒」の語源になっている瓢箪に白馬を飼っていて出し入れして乗り回していたという仙人である。※お詫び手違いで予定が狂い、満足な説明に成りませんこと、おゆるしください。にほんブログ村喜多川歌麿「艶中八仙」

  • Coffee time

    ◎向井潤吉山家雪意忍野新雪◎ThomasKinkadeにほんブログ村Coffeetime

  • The Lady

    「ElegantLady」としての検索の網に引っ掛かった淑女の方々、勿論もっとたくさんいるし雑魚も混じっている。ところでLadyの前にElegantなる修飾語は必要だろうか。UnelegantなるLadyなど存在するのだろうか。画家名省略にほんブログ村TheLady

  • ニューヨークの帽子カタログ

    HatsbyHO'NeillofNewYork1899-1900Catalogueで見つけた美人たち。毎度申し上げてるように帽子なんかどうでもいいから顔だけよーっく見てやってください。にほんブログ村ニューヨークの帽子カタログ

  • 歌川重宜「東海道五十三次」という豆本

    歌川重宜といっても耳慣れない人も多いと思うが、歌川広重に師事し広重の養女と結婚して二代目を継いだ人である。それが名跡狙いの結婚だったかは判らないが後に離婚して、「喜斎立祥」と名乗って活動することになる。この「五十三次」は重宜名義での版であるが、やはり初代の名作には及ばず、彫りなどもなんとなく野暮ったい感じがする。こうしたマイナーな作品を纏まって目にすることは滅多にないし、ましてー本になることはまずないだろうから、へそ曲がりにとっては恰好な豆本素材で、世界で最初に本したのは私という自己満足に浸れ、「人不知而不慍、不亦君子乎」という訳である。起点・日本橋と終点・三条大橋蛇足ながらこの二つは五十三の数には含まれない。なぜなら五十三はこの二点の間にある宿場駅・中継地のことだから。なお立祥名義の「東海道五拾三駅」と...歌川重宜「東海道五十三次」という豆本

  • 読書は時を問わず

    読書週間は終わったけれど・・・・葛飾北斎・歌川貞秀・磯田湖龍斎渓斎英泉二点・菊川英山作者未詳二点高畠華宵・竹久夢二・山本昇雲作者不明・上村松園参考書に従って猛勉強中!!読書は時を問わず

  • 喜多川歌麿 「北国五色墨」 他

    ◎北国五色墨北国戸言っても現在の東北地方ではなく、当時「北国」とは「吉原遊郭」のことで、その女達の格の違いを描いたもの。吉原の娼妓全てが「おいらん」ではなく格の高い遊女のこと。芸妓は文字通り三味線などで座を賑わす者で娼妓とは異なるエンターティナーである。切り店以下は一般大衆向けの格の低い女郎で、まだ娘という若い子はうぶな感じを残しているが、以下は荒んだ姿になっている。タイトルの地が五色。おいらん・芸妓・切りの娘川岸・てっぼう◎新形五色染一枚欠けているが、上と違って普通の親子の姿を描いたもの。不明瞭だが駒絵の染物で五色が示されている。にほんブログ村喜多川歌麿「北国五色墨」他

  • だいず本? あずき本?

    こんなことばの本がある訳ではなく、自分勝手に使う大豆本、小豆本を敢えてこのように読み替えただけである。私の作る画集豆本は通常、ご覧のようなトランプカード大のB8版(64×91mm)上段のもので豆本としては大きい方だと思うので「大豆本」、つまりだいず本なのである。中段はその半分のB9版で、これぐらいか少し大きいA8版(52×74mm)が普通に言う豆本サイズであろうか。視力や手先の衰えで繊細な作業がやりづらくなって最近試しに作ったのが下段のA9版で、文字の豆本ならこれより小さい作品はたくさんあるはずだが、広重・北斎の東海道や富嶽となると他にあるとは思えない「あずき本」だと思っているのだが。なお上段のB8の倍の作品も作ってあり特大豆本として過去に記載しているが、これは文庫本に近いのでもはや豆本の仲間に入れられず...だいず本?あずき本?

  • Coffee & book time

    向井潤吉朝霧の宿京都嵯峨鳥居元晩秋の往還ThomasKinkadeにほんブログ村Coffee&booktime

  • 読書人

    Matisse二点にほんブログ村読書人

  • 読書ガール

    ガールじゃなさそうなのもいるけど。にほんブログ村読書ガール

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