がっつりとした論考でした、『山岳信仰と修験道 』。 これまでもかなりの数読んできた山岳信仰や修験に関する本を的確にまとめられていて、自分の頭を整理することもできましたし、新たな発見もありまし
本の話題が中心ですが、仕事の中からもオープンに出来るものがあれば、本の話題の合間にしています。
気が付けば、ブックアドバイザーだけでなく、塾講師、その他もろもろの教育業界に足を突っ込み、仕事の幅を広げすぎて、何足の草鞋を履いているのか自分でも混乱しております(笑)。 メインは本の話題ですが、これらの仕事の中からもオープンに出来るものがあれば、本の話題の合間にしていきたいと思ってます。
地質学的な観点から神社のはじまりを説く『聖地の条件 』を読了。 本書では国内の神社の中から「出雲大社」「熊野本宮大社」「諏訪大社」を地質学的な視点からどのように信仰に結びついたのか、なぜこの
ようやく全巻読み切りました『岳 』。 山岳救助がテーマのコミック。 恐らく、私がお山に入らなければ読むことはなかった本です。 統計をとった訳ではありませんが、全体的に雪山での救助、そして遭
本屋さんの棚に並んでいてやたらと「秘境」というタイトルが気になったので連れて帰りました『新 日本の絶景&秘境150』。 私がイメージする「秘境」はほんのわずかで「絶景」がほとんどでした。 しか
少し前のこと、神社仏閣に関心のある仲間内で「重伝建」が話題になりました。 この時まで、私は「重伝建」という言葉すら知らず、慌てて調べることに。 そして、その話題の中で上がったのが本書『全国重伝建紀行
このお散歩の日より遡ること3日前。 60年に一度しか御開帳されない宝厳寺の弁財天が開創1300年記念ということで5月17日~29日まで御開帳されているという情報を得ました。 こちらの弁財天と言えば、役行者がこの島
ゆっくりと確実に読んでおります『 宇宙皇子 4』。 第3巻は持統天皇が藤原宮に入るところまででしたが、4巻目はざっくり言えば宇宙皇子が旅をする内容です。 旅と言えば聞こえがいいですが、某氏から
お散歩(5月25日・後編)/『不動寺』『葛城修験第23経塚』『鴨山口神社』。
昨日の続き。 無事に葛城山から下山し、ロープウェイ乗り場横をふと見ると、お寺がありました。 それが不動寺。 事前に何も情報を持っておりませんでしたが、葛城山の麓、しかも登山口すぐのところにあるのに、
そろそろ、今年中には役行者霊蹟札所を満行しなければと思い、この日は弘川寺へ。 こちらが役行者がお祀りされてる護摩堂。 このお寺は役行者開山ですが、一般的に知られているのは西行終焉の地というこ
いつもとは逆説的なタイトルに惹かれて連れて帰った『あたしは本をよまない 』。 読みながらひとつひとつ発見していき、驚きの連続でした。 単純なところから言えば、『哲学』の本を読んでいた木田く
普段だと食べ物関係の本には手を出さないのですが本書『ケンミン食のなぜ』の目次をパラパラめくってみると、広島について2件も案件があったので、連れて帰りました(笑)。 大抵食べ物のことで広島が取り
コミックエッセイ『ハラヘリ読書 』読了。 タイトルだけだとどのような内容なのか分からなかったのですが、いやーー、為になりました! というのも、作者は無類の本好きらしいのですが、視点が私とは異
フランス人と結婚した作者の子育てコミックエッセイの『理想の父にはなれないけれど 』を読みました。 子育てエッセイは本当に千差万別で親も独特ながら、それ以上に子どもたちが個性的すぎて、いや、世
この日は夫の応援遠征に帯同。 スタジアムのある松本市で夫をポイして、私は一路諏訪市に向かいました。 こちらは道中の伊吹山と駒ケ岳。 さすがに山岳寺院です。 うちの車、四輪駆動なのですが、ロー
木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。 (6月15日の記事) 今回は『空飛ぶ山岳救助隊 』です。 もともとの出版は1996年で古いんですけどヘリコプター導入による山岳救助
地上編第3巻目である『宇宙皇子 3』を読了。 3巻目は持統天皇が皇位を継承して新宮である藤原京に移るまでが描かれています。 2巻目で宇宙皇子の青臭さにちょっとどうなのよーーーと思っていたので
お散歩(5月12日)/『第2回金峯山寺二王門保存修理工事見学会』。
まだこの日の朝は実家の広島におりましたが、早朝新幹線に飛び込み、一路吉野へ。 すでに今年に入って何回吉野山に入峯やねんって突っ込みながら気持ちはわくわく。 第1回を逃してしまっていますが、4月に仁王門
『天は赤い河のほとり』全巻読了! 妹が持っていて、全巻送って来てくれたので一気読みできました。 ただし、タイトルは文庫版としていますが、私が実際に読んだ(妹が持っていたのは)のは、い
超ロングセラーの『じごくのそうべえ 』の後続が数冊でているのは知っていて、それはかつて読んだのですが、完全なるシリーズ化になってしまっているということに今回手にした『花見じゃ そうべえ 』の袖にライ
我が家の場合、「今は昔」となってしまいましたがそれでも気になる話題ではありましたので『0歳からのアレルギー戦記』を読んでみました。 うちの娘もほぼ0歳の時から食物アレルギーがあり除去食をして
本書『新時代に向けた修験三本山の軌跡』は役行者1300年御遠忌の(2003年)の時記録集として出版されたものです。 総本山の金峯山寺、当山派の醍醐寺、本山派の聖護院門跡の代表が登壇してシンポジウムを開い
前日より、広島に帰省しておりました。 (理由の半分はカープの応援遠征:笑) そして、翌日となる11日、母の実家に所用で行ったついでに、そこから車で30分のところ(同じ市内)に懸造りのある建造物がある
もはや最新刊なのかどうなのか分からなくなってきましたが『絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ 』を読了。 記憶が確かではないから、「絶対」とは言えないのですが、今回は疾患なしの事件でした。
現代が舞台の小説にも役行者登場『わが名はオズヌ [ 今野 敏 ]』 ざっくり言えば、役行者が高校生の賀茂晶に転生した話です。 何が驚いったって、転生する過程などが描写されているものだと思ってた
なんだかんだと思いつつも続きを読んでしまいました『きょうも厄日です』。 タイトルの「厄日」かどうかは別にして、このように続けて読んでいくと作者の過去のエピソードが私には経験できないことが
お散歩(5月9日)/『初級革命講座飛龍伝 in THEATER E9 KYOTO』
15年以上ぶりになります、「飛龍伝」。 お芝居を観ることも趣味というか大好きなもののひとつです。 その中でもつかこうへい氏が演出した舞台はもう大好物で、社会人で東京に住まうようになってからは週末ごとに足
木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。 (6月4日の記事) 今回は『川のほとりに立つ者は』です。 とても地味な作品なのに水面下で超人気本という秀逸本です。 本文でも
大津皇子が亡くなるまでを描いた『宇宙皇子 2 』。 創作なので作者の解釈に基づいてはいるものの、大津皇子が亡くなるまでの歴史的流れがようやく理解できました。 もともとこの時代について学生の時に
この日は以前から上醍醐にお参りしたいという友人の先達を初めて務めさせてもらいました。 友人はご家庭では介護や孫のお世話、そして自身も仕事を持っておりバイタリティ溢れており尊敬しています。 もともと寺社
『日本美を訪ねる関西4都市の旅』の表紙に「古建築から近代建築まで」という言葉が書かれていて、つい懸造りもあるかもと手にしてみました。 「古建築から近代建築」とありましたが、メインは古建築。
本書『プチ修行できる お寺めぐり』プチ修行をしたくて手にしたわけではありません(笑)。 ただ、プチ修行ってどんなことするんだと半分期待を、半分は興味本位でぺらぺらとめくったのです。 いやーーー、
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がっつりとした論考でした、『山岳信仰と修験道 』。 これまでもかなりの数読んできた山岳信仰や修験に関する本を的確にまとめられていて、自分の頭を整理することもできましたし、新たな発見もありまし
寺社界隈のお仲間さんの間で流れてきた『世界の断崖 おどろきの絶景建築 』。 実は世界の建築にはあまり関心を持っていなかったのですが、まぁそれでもと思い、目にしました。 やっぱりヨーロッパのは
著者の書作は同じタイトルのものが多いので、読者としての私はちょっと脳みそがバグりますが、本書『古代史謎めぐりの旅−神話から建国へ』はまだ未読のものでした。 日本古代史の話に触れながらの軽めの
名前だけはよく承知してましたが、作品は初めましてのゴフスタイン。 なぜこれまで未読だったのか、謎すぎです。 ということで、ゴフスタインの初読は『ねむたいひとたち 』。 ゴフスタインの作品の多
お山に入るたびに県境に出会ってしまうので、「県境」も今では超関心事の1つです。 で、今回手にしたのが『県境マニアと行く くるっとふしぎ県境ツアー 』。 ここに取り上げられている県境の半分とは全く
実はとっさの言葉が出ない私。 たまたま『これでカンペキ!マンガでおぼえるコミュニケーション 』を手にしたので、読んでみました。 対象が小学生もしくは中学生でしたーーー。 うん、ぶっちゃけこれく
王塔から地図も無事回収しながら下山し、御船の滝でアイゼンを外し、再び林道を下ります。 そして、岩戸の滝にたどり着くまでの途中、右手奥にるのが、井光神社奥宮です。 ↑このような看板があります。
3月20日に参拝予定だった井光地区へ、2日後のこの日、再トライ。 で、前日の21日に急遽購入したのが、アイゼン。 と言うのは、20日に参拝した鍾乳洞のオーナーさんが私が参拝したい井光地区の、とある場所へは恐
司馬遼太郎さんが「街道」について書かれているということは知っていたのですが、どれもこれも未読。 たまたま今回「十津川街道」について書いてある『街道をゆく(12)新装版 十津川街道 』の存在を知り、手にし
『大人のための離島探訪』というタイトルに惹かれました。 「大人のため」ではなくて「離島」という方にです(笑)。 ページをめくると私好みの構成でわくわくしながら、ページをめくらせることができま
今回も猫本、『せかいでいちばんおおきなネコ 』。 この作品を手にしたのは、「猫本」というのもあるのですが、絵がひろかわさえこさんだったからというのは大きかったです。 ひろかわさんの描いた作
猫本は癒されます。 と言うことで久しぶりに猫本『ばけねこ ぞろぞろ』を手にしました。 自分の家で飼っている猫をいじめる男の子とその猫が主人公。 いつものように家の猫をいじめていたその夜、飼い猫
白洲正子の寺社仏閣に関する随筆が読みたくて、リサーチしたら『近江山河抄 』がヒットしたので読みました。 読み始めたら、本書に出てくる場所を知っているだけにその光景が思い浮かぶのですが、彼女が
この日、実は川上村の中でも吉野の首長ゆかりの井光地区を巡る予定にしていたんです。 そうしたら、前日関西は雪がそこそこ降り、かつこの地区にあるライブカメラを見た所、がっつり積もってる!!!! そこで村役
木下明美氏blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。 (5月16日の記事) 今回は『西行』を取り上げました。 まさか、私が西行に関心を持ってしまうなんて、推し活の力、恐るべし! な
『石割技法をめぐる飛鳥時代の石材技術]』を読了。 自然崇拝の場所を巡っているととんでもない巨石、つまり磐座に出会うことしかない(笑)のですが、これらの中でも天然のものなのか、人工的に加工された
『異界を駆ける』を読了。 刊行は1995年でかつルポタージュなので、取材されている人が今では鬼籍に入られている年齢だろうという方が多いのではありますが、山岳信仰の行を知るということでは、私としては貴
後編は九行所の周辺をお伝えしいます。 山側の龍田街道、つまり龍田山ですが、ここには三室山古墳があります。 同じ規格の長方形の方墳を南国に並べ、それぞれ2つの横穴式石室を持つ、双児・双室墳で、飛鳥時代
前の週に龍王社参拝時に目に入ってしまったのが、これ。 推し活している身としては、見過ごすしてはいけない案件となってしまいました。 と言うことで、再びこの日も龍田街道周辺を巡ることにいたしました
作者が「きむらゆういちとゆかいななかまたち」とあったので、どういうこと?と思い手にしました、『にこにこぽかぽか』。 結論から言えば、この作品は、東日本大震災をはじめとした、過酷な状況にある子
三社巡りを終えると北上してと言いたいとこですが、カーナビさんは一回南下して、北上せよという指示。 結論としては北上するのですが(笑)。 与謝野町にある雲岩寺公園へ。 国定公園であるらしいのですが、それ
今日は5月3日の中編。 車を北上させます。 福知山市というよりは大江町と言った方が分かりやすいかもしれません。 (市町村合併で本来持つその地域の名前の由来の価値が揺らいでしまっていると私は思っています
GW後半は京都北部のお散歩からスタートしました。 この日の記録は3回に分けて記事にしていきます。 まずは福知山市にある棚田不動尊。 こちらは、ここにあるとある建築物が懸造りではないかという話題が仲間内
脳梗塞より高次機能障害となる、現在この障害に関する著書を出している鈴木大介氏がおススメの『日々コウジ中』と続編の『続・日々コウジ中』。 ←私は紙で読んでます。 鈴木氏が高次機能障害を発
本書『役小角読本』を検索でヒットした時には、まだまだ役行者関連本は出てくるだろうなと改めて感じました。 本書はこれまで読んできた役行者の学術本とは視点が少し異なっていました。 著者の主張によ
とあるブロガーさんが紹介していた『まほろばの王たち』。 ←こちらは電子書籍ですが、私が読んだのは紙。 そのブロガーさんの記事によると、一言「小角さまが出てきて」とあった訳ですよ。 しかも、あら
脳梗塞が発症し、その後高次機能障害を持つことになってしまった著者と高次機能分野の研究者の対談となっている『壊れた脳と生きる』を読了。 以前にも書いたと思うのですが、私は著者が脳梗塞を患う前か
実習も終わり、ようやく安心して遠出ができるようになりました。 目指すは再び吉野山蔵王堂。 1カ月前にも参詣したばかりですが、今回は実習の無事の終了報告とお礼を兼ねて。 と言う理由付けはありますが、結局
SNSのタイムラインで流れてきたのが本書『建築の誕生』。 建築関係の本のように思えますが、表紙を見ても分かるように、宗教関係の本です。 内容までタイムラインでは分からなかったのですが、私が関心
実習も残すところ2日となったこの日、やはり息抜きが必要と午前中こちらの特別展に行ってきました。 バーミヤンの大仏はタリバンによって今は破壊されてしまっていますが、それ以前に京大などの調査チー
私がかかりつけとなっている接骨院でお借りしたのが『歩くだけで不調が消える 歩行禅のすすめ 』。 ここの接骨院は待合室に置かれてある本を次回の施術までの間お借りすることができるんです。 院長の趣
ようやくガイドブックではない『百寺巡礼 第一巻 奈良』を読みました(笑)。 著者である五木寛之氏がお寺を訪ねて、そこでご自身が感じたものを綴るというお寺をテーマとしたエッセイです。 室生寺、
お散歩記事が滞っていますが、お散歩しております(笑)。 実習も真っただ中でしたが、気分転換が必要と勝手に思って(笑)、近場で、かつ以前から気になっていたお山に登拝してきました。 それは「嵐山」! 現在
木下明美氏Blog内「kimuraの読書ノート」を更新して頂きました。 (5月16日の記事) 今回は『ルビーの一歩 』を紹介します。 本文にも書きましたが、本を読めば読むほど何も分かってなかったとい
やはり『図書館さんぽ 』のような本は自分の中の情報及び知識をアップデートさせるために必要です。 と言いながらも、本書の刊行年は2018年ですから、最新という訳ではないのでしょうが、私にとってはそ
奈良県に関する見識者が県内の各所をそれぞれの視点から紹介する『奈良・大和路 まほろば巡礼』。 このような本の場合私の好きな吉野あたりは取り上げられることが少ないのですが、本書はがっつりと。
タイトル『怖い仏像』は購買意欲をそそるためのタイトルで、実際はかなり真面目な内容です。 カラーでその仏像の画像ががんがん掲載されていますが、それについての説明もしっかりされています。 ま
現在介護施設を運営している看護師の著者がどのような過程でここに至ったかを記録した『起業家ナース』。 高校卒業後はデザイン系の学校に進学したかったのにそれを打ち砕かれ、プー太郎になる著者。 そ
『神になった日本人 』はタイトル通り、神として祀られるようになった人たちを取り上げています。 いちばん分かりやすいのが、菅原道真。 本書によると、神に祀られた人には菅原道真のように「祟り神」
『五木寛之の百寺巡礼 ガイド版(第六巻) 関西 』を手にしました。 役行者霊蹟札所の中でまだお参り出来ていない弘川寺がこにに掲載されていたのがいちばんの理由なのですが、それとは別に昨年お参りした