chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
フォロー
住所
羽村市
出身
福岡県
ブログ村参加

2010/06/11

arrow_drop_down
  • ギーノスさんと牧野千穂さん

    大分合同新聞にザ・キャビンカンパニーさんへのインタビュー記事が掲載されました。文溪堂から出ている『むかしむかし』の絵をめぐるお話です。303BOOKSで出して頂ける『内田麟太郞詩集』の絵が届いたそうです。描いてくださったのは杉野ギーノスさん。落書きのような現代美術のような楽しい絵とのことでした。装丁家の寄藤文平さんが「詩と絵の美しい関係」にしてくださいます。教育画劇ですすんでいる絵本『ともだちのなまえ』のラフスケッチが明日にも届くようです。絵は牧野千穂さんです。第八少年詩集『たんぽぽぽぽぽ』の推敲と削除をしていました。(もう、これでいいかな)とページを計算したら三分の一オーバー。捨てましょう。振り返らず。ギーノスさんと牧野千穂さん

  • 私はサディストかしら

    たごもりのりこさんの絵本原画が完成したようです。鈴木出版から出る月刊絵本『あれあれ』。ナンセンス絵本です。画像は、たごもりさんのツイッターより拝借しました。むろん部分でしょう。のびのびとした画風と鮮やかな色彩。そしてユーモア。ご期待ください。本日は絵本テキストの改稿と、第8少年詩集『たんぽぽぽぽぽ』の推敲をしていました。おれはサディストか!と思えるほど、ずばずば作品を削除していきました。(よくもこんな駄作を書いていたなあ)。時間の効用は駄作が見えることでしょうか。天才にはたぶんないことです。燕雀なんぞ蟇の忍苦をしらん。KBCラジオ・テレビSNS「ふるさとWishまるごと一週間」で、大牟田特集をやっています。今日は「ともだちや絵本美術館」を紹介してくれました。画像は大牟田の友人のブログより。私はサディストかしら

  • はるは ぴょん

    鈴木出版社より月刊絵本5月号『ぴょん』が届きました。絵は高畠純さん。おしゃれで色が綺麗で、春がぴょんぴょん跳ねています。今朝の静岡新聞に掲載されました。画像は「草の実・草の葉」通信の草谷桂子さんより頂きました。昨日は神田・神保町にある神保町ブックカフェでインタービューを受けていました。聞き手は中川理恵子さんと宮崎詞美さん。お二人とも大学の先生です。日本絵本学会の仕事ですからネ。絵本楽会がいいなあ。今朝、いちばんで整形外科へ。左膝に注射をして頂きました。帰宅し食事and昼寝。それからこんなことやあんなことをしていました。二連目冒頭の「が」には傍点が付いています。ブログの形式では表記できませんでしたが。おとめごころコップがガにいった──おきれいですね。(わたしはいちどだって)がはだまって家を出ていったはるはぴょん

  • 詩 三つ

    詩集を編んでいたら、詩がこわくなり発表できなくなりました。でも、今日ある本を読んでいたら励まされることがあり、書いていた三篇を推敲し、このように。さびしくてひとはさびしがりやだからほしになってもまだあいたいひとをさがしているピカピカチカチカ──ここですよ。──ここにいますよかあさんもぼくにまたたいている夏夏が岬へかけていく海にあがる水しぶきおきへおきへ夏は泳いでいくそれだけすみれがさいているただそれだけなのにみんながいいかおになっているゆうくんとおなじだね詩三つ

  • 作品を捨てる快楽よ

    産経新聞3月13日記事は高校時代の恩師O先生より頂きました。O先生は美術の担任。私は美術部の部員でした。いまでもお付き合いを頂いております。60余年昔、里山にある学校でした。午前中は第八少年詩集『たんぽぽぽぽぽ』の推敲を。初めはわが作品のあまりの拙さに、呆然、愕然、情けなくなりましたが。いまでは、ざくざくと作品を捨てていくのが楽しくなりました。詩集の姿がよくなっていくのが分かるからです。庭の手入れをする人の気持ちに似ているのかもしれません。午後は電車に乗り羽村市立図書館へ。調べ物をしてきました。帰宅してお茶。それから昼寝兼夕方寝を。作品を捨てる快楽よ

  • 今日は ここまで

    夜第八少年詩集の候補作を推敲していました。7作をメモリーから消し、やはり7作ほどに手を入れました。この7作の内の3作もメモリーから消えそうです。もちろん「この詩、好きだなあ」と詩集に収載したいものもあります。そのときは嬉しくておもわず笑っています。詩画集と詩の絵本が出る少年詩の書き手になりたい。そう思っていました。今日、新しく詩の絵本のラフスケッチが届きました。まだ進行形の話なので、書けるのはここまでですが。詩集を考える楽しみに、絵をどなたにお願いしようかという悩みがあります。この悩みが楽しみでしょうか。それと詩集のタイトルを考える楽しみです。『たぬきのたまご』『なまこのぽんぽん』はお気に入りです。で、第一候補は『たんぽぽぽぽぽ』。ちょっと、いいでしょ。今日はここまで

  • 削る日

    くろねこマーリンとなかまたちこがしわかおり展TiRnanogGalleRy4月9日~24日月曜日休廊東京都世田谷区赤堤2-43-18tel03-3322-1100第8少年詩集用の作品を読み返していました。昨日はあまりのできの悪さに呆然としましたが、今日はそのせいか弱点がよく見え、無駄な言葉、無駄な行をざくざく削っていました。先週末に送らせて頂いた絵本テキスト『うそつきあいうえお』。絵本館より出版していただけることになりました。ほっ。今日こそはミロ展にと思っていましたが、膝の状態が相変わらずであきらめました。でも、かならず行きます。削る日

  • 酔眼朦朧

    今朝の静岡新聞です。共同通信配信の私のエッセイ?です。画像は草の実さんより。大牟田高校が第44回全国高校柔道選手権大会で、念願の団体初優勝を果たしました。今は亡きわが友前原勝彦(勝つちゃん)さんが指導をしていました。武道館へ二度ほど応援に行ったことがあります。しかし優勝目前で残念ながら惜敗しました。無念なり。前原勝彦。しかし、あのときに大高に前原勝彦なかりせば、今回の優勝はなかったでしょう。人の志は死後にも果たされることを知りました。朝一番で隣町の整形外科へ。これまでの薬がどうにも効かなくて、ムジナの提案でお医者さんを変えてみました。見立てが違いました。「靱帯損傷です」。注射をぷすり。直りますように。本日も詩集用の作品を読み返し。八割がボツに。自分に分かっていて、ひとに分からないだけならまだ救いがあります。自分...酔眼朦朧

  • 白銀は招くよ

    今朝の中日新聞です。画像は村上しいこさんより頂きました。ちょっと脚が不自由なので、一番近い千円散髪屋へ行きました。嵐が過ぎていったかと思いました。ものの7~8分で「一丁上がり」。すさまじいものです。余白の李禹煥、過剰の草間彌生。どちらも私には面白い画家です。でも、いまは詩における余白を考えています。学校で西洋美術に出会ったとき黄金比(黄金分割)を習いました。日本の古い木造建築は白銀比を採用しています。和歌、俳句の七五も白銀比(√2)だそうです。現代詩の最先端を行く(といわれている)吉増剛造さんの詩の面白いところがこの七五だと、自分で笑っておられました。オモシロイ。白銀は招くよ

  • 霧の街

    おかげさまで、ザ・キャビンカンパニーさんのサイン会は大盛況だったそうです。土曜日第8少年詩集(第7少年詩集・303BOOKSで進行中)を出そうかなあと、たまっている作品を三分の一ほど読み返しましたが、使えるのは4割。あとの6割は駄作でした。6割は思い切ってメモリーから消去しました。よくぞこんなものをFBにUPしていたものだと赤面しましたが、凡人なれば仕方がありません。失敗作の理由は、アイディアは面白いが情(こころ)がないもの、こころはあれども表現がつたなく詩になっていないもの。この二つでした。日曜日左足の痛みもなかなか引かないので、体のメンテナンスに。ふくらはぎなどをしっかりもんで頂きました。昨日の朝、窓を開けたら一面に霧が。突然、「追尾せよ!町は霧の底に沈んでいる」という言葉が浮かんできました。ただ、それだけ...霧の街

  • 遊んでばかり

    今日はこんな遊びをしていました。それから新しい絵本テキストを書き始めました。こちらは五七五です。なんでもないといえばなんでもない、おどろいたといえばおどろいた、電子書籍の話が来ました。遊んでばかり

  • 春はメダカ

    すだれの下で一冬過ごしたメダカは元気でした。ご近所散歩から戻り、同人詩誌の礼状や、某社の年詩使用に「諾」の返事を。それから絵本テキスト「うそつきあいうえお」を仕上げ某社へ。これからは主観的幻想世界から、客観的世界へ身を委ねます。昨夜、吉増剛造の『詩とは何か』を読んでいたら、吉本隆明が「書くことがないから詩を書く」といい、吉増剛造もまた「題材も、目的もなく、詩を書く」という趣旨のことを語っていました。ここが散文と詩の違いなのでしょう。こんなものを書いてました。こえ「…………………………………」だまりこんでいるきみのかなしみをきいているとおいほしからのこえをきくようにぼくもだまって春はメダカ

  • プーチンの暴挙を許しません! 日本児童文学者協会理事会声明

    日本児童文学者協会より、ウクライナ侵略についての声明が届きましたので転載します。プーチンの暴挙を許しません!スティングというイギリス人歌手がいます。彼は今、ウクライナとの国境にあるポーランドの倉庫に医薬品や人道支援物質を送る活動「HelpUkraine」を支援しています。そのひとつとして、1980年代の東西冷戦をテーマにした彼の楽曲である「Russians」の演奏を公開しています。「Russians」は反戦ソングです。スティングは今回、演奏前のメッセージで、こう語っています。「この曲が作られてから何年もの間、この曲を歌うことはほとんどなかった。この曲が再び意味を持つとは思わなかったから。しかし、一人の男が、平和で脅威のない隣人を侵略するという血なまぐさい、ひどく誤った決定をしたことを考えると、この曲は再び、僕た...プーチンの暴挙を許しません!日本児童文学者協会理事会声明

  • ♪未完の花が咲いている~

    くノ一、戦中日記、明治もの。好きな方でした。絵本テキスト「あそぶあいうえお」改め「うそつきあいうえお」を推敲していました。ああでもない、こうでもない……。つまり未完でございます。♪未完の花が咲いている~

  • 特集 追悼・那須正幹

    編集・発行日本児童文学者協会発売小峰書店定価1100円特集は「追悼・那須正幹」です。私は長編は書けない人ですから、那須さんのことはほとんどなにも語れませんが、那須さん──と考えるといつも創作における不易流行という言葉が浮かんできました。思い出しか書けなくなっていく作家の中で、那須さんはいつも現在を書かれているようでした。そしてその先に(詩情とはなんだろう?)と考えている私がいました。たぶんこれからもこの思考は私の中で続いていくのでしょう。午前中は近所の散歩と礼状書き。それから少年詩「なりたくて」を推敲していました。午後は昼寝から起き整形外科へ。膝の痛みは週末で完治するでしょう。医院から戻り「あそぶあいうえお」の推敲を。納得できないところがいくつか。なりたくてたんぽぽのわたげはわらいながらとんでいくまたたんぽぽに...特集追悼・那須正幹

  • その名は銀二

    昨日、小峰書店より詩の絵本『こんにちはあした』のラフスケッチが送られてきました。これはその一場面の部分です。絵は南塚直子さん。これ、さりげないPRかなァ。本日、台湾版『大どろぼうジャム・パン』で問い合わせがありました。野良猫ギンジロウの名前を「目利きの銀次」に変えてもよろしいかと。私は「藍屋」が行きつけなので「藍屋」にしてほしいと答えました。というわけで間を取り銀二になりました。どのあたりが間かは立川北口の地図をお調べください。日曜日の今日も、ごろごろ。こんなものを書きました。おばけばかなにもかもはかばかしくいかなくてばかばかしくなりやめたやめてひるねをしたばかにさむいかぜにめをさますとおばけたちがいたばかおばけたちとばかさわぎしたおばけよろこんだよろこんでばかはかにつれてったばかはかでねむったいつまでもねむっ...その名は銀二

  • 東京新聞で紹介されました

    https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/53223/今朝の東京新聞で紹介していただきました。アドレスをクリックすると全文が読めます。SUKUSUKU.TOKYO-NP.CO.JP〈えほん〉「はなになりました」文・内田麟太郎絵・南塚直子「アリさんアリさんだれがすき」。リスさんの問いかけに、アリさんは「このひと」とリスさんを指さす。リスさんは花になり、ぱっと笑顔を咲かせる。次はアリさんがリスさんに問いかける番。2人のやりとりを見ていた.....絵本テキスト「あそぶあいうえお」。「ん」までたどり着きました。これからは何度も読み返しながら仕上げていきます。絵柄にユーモアがあるか。ことばにリズムがあるか、と。それから、どこかの出版社に読んで頂きましょう。東京新聞で紹介されました

  • 清水ひさし詩集 「空のピアノ」

    四季の森社1650円清水ひさしさんは、ユーモアのある詩と美しい詩を書かれます。そして帯びにあるように、ときどき野武士のような詩を。その朴訥な美しさが好きです。少年詩を読む私としては、清水さんのユーモアのある詩を好みます。そして美しい詩を。清水さんのやさしさが伝わってくるからでしょう。清水さんが世間に知られている詩人かどうかは知りません。そもそも少年詩を書く詩人があまり知られてはいないのですから。でも、後世がこの時代の少年詩のアンソロジーを編むとしたら、かならずお名前が挙げられることでしょう。ユーモアと美しさがひとつにとけ合っている作品を、ふたつ。きつつき──千年過ぎました──千年過ぎましたひとねむりするため木に宿った神へきつつきが約束の時間を知らせている初恋やさしい人を思うとき冬はあたたかい思う人のできた冬はう...清水ひさし詩集「空のピアノ」

  • たぬきの「た」

    文溪堂より『むかしむかし②』の見本刷りが届きました。絵はザ・キャビンカンパニーさん。美しい装丁はタカハシデザイン室。来週末あたりに発売でしょうか。お昼に秋田のラジオ局から電話取材。詩画集『はなになりました』(絵・南塚直子・童心社)などを朗読して頂けます。絵本テキスト「あそぶあいうえお」のタ行を書いてました。絵柄がつまらない。リズムに無理があると、何度も書いたり消したり。なんとかまとまりました。中国版の絵本『なくのかな』が届きました。絵は大島妙子さん。日本版の版元は童心社。訳は江田海さん。復旦大学在学中の日本人学生のようです。たぬきの「た」

  • ジャム・パンは少年期

    今日の静岡新聞です。静岡在住Kさんより頂きました。午前中は、絵本「あそぶあいうえお」を書いていました。書き上げたらどこかへ送らせて頂こうと思っています。こんな感じです。あるひあひるがいきなりいばりうしをうしろからけとばしたえんまびっくりこしぬかしたおばけおかしくておかしをたべた午後から羽村の某所でお昼を頂きながら、絵童話『大どろぼうジャム・パン』をめぐる鼎談を。絵本作家の藤本ともひこさん、文研出版編集小林篤さん、わたしです。帰宅してミニ羊羹を頂き、昼寝兼夕方寝を。ジャム・パンは少年期

  • そんなわけで

    今日は、ひさしぶりに森のタヌキが遊びに来てくれたので、つまり……書くことは何もありません。そんなわけで

  • 言い切らずして何かある

    昼寝から起きたら、今朝、放映されたばかりのテレビ西日本「美の鼓動」が、もうネットで流れていました。こちらからどうぞ→tnc.co.jp/kodou/今日は15分ほど歩いてきました。それから、上手くいかなくて悶々としていた少年詩「な」をいじっていました。ななふしのふしぶしのいたみ七十七さいなまこのなぐさめなどなど。う~ん。「な」も足りないしと「なっちゃん」を置いた途端。題は「ないしょ」に窯変しました。やはり詩は削除なのかなあ。ないしょなはやさしいひびきがするなのはななみだなかよし奈良(……なっちゃん)言い切らずして何かある

  • PRでござる

    販促用POPです。来週に見本刷りが届きます。今朝は10分ほど散歩してきました。芭蕉に関する古本が届いたら、固有名詞が鉛筆で囲まれていました。その多いこと。学者ならばすでに知っていることですから、国文科の学生が卒論の天ぷらしたのでしょう。まったく創造的刺激のない箇所ばかり。消しゴムでせっせと消しました。某編集者へ少年詩を送ったあとは、世界子ども愛樹祭事務局へ色紙二枚とコメントを。それからこんなものを書いていました。よびかたQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQQカラスは──おっぽあたまカニは──ちょろえいごのせんせいは──キュウネコのマリンは──ふんカオリちゃんは──はるのしっぽおかあさんは──カエルのあかちゃんPRでござる

  • 偉大なる足跡

    星雲MZ87です。朝一番で少年詩「おしらせ」を仕上げFBにUP。つづいて少年詩「めざめ」を仕上げ某編集者へ。お昼寝のあと山口マオについてのエッセイを仕上げ、某社へ。「胸がきゅんとなりました」と速攻で返事が届きました。それから寝転がり詩の種を転がしていましたが、ひとつも発芽しませんでした。往復6分のポストまで杖なしで。痛みは襲ってきませんでした。「人類にとってはささいな出来事だが、リンタロウとっては偉大な一歩であった」NASAおしらせとなりのとなりのとなりのとなりのとなりのとなりのとなりのそのとなりのにわのうめがいちりんさきました偉大なる足跡

  • 「チョコレート」 山本純子詩集

    「チョコレート」山本純子詩集四季の森社1400円+税山本純子さんは好きな詩人です。ユーモアと悲しみのにじむ不思議なイメージをいつも届けてくださいます。好きなというよりも尊敬している詩人といったほうが、私に正直でしょう。この詩集はそれらと違うとまではいいませんが、椅子に静かに座っている少女が浮かんできます。静かな心だけがが出会える世界でしょうか。だく点となりのテントから大きないびきがきこえてくるいびきってなんで息まわりにいっぱいだく点がとんでいるんだろう夜ふけにテントからはいだしてころがっていた木のえだでとなりの人のいびきからだく点をつぎつぎにはらいおとしていくそんなゆめをキャンプでみました2月28日に「3月6日締め切り」の詩の連絡がありました。テーマも決まっています。昨日から書いたり消したりをくり返しています。...「チョコレート」山本純子詩集

  • 絵本 『とうさん かあさん』 ながのひでこ

    石風社1400円+税45年前に出た長野ヒデ子さんのデビュー作の改装版です。とても新人の作とは思えない絵本の完成形を示しています。絵もまことにおおらかで筆に遅滞がありません。文も、これぞ絵本の文章という簡潔にしてユーモアを宿し痩せたところがありません。ロングセラーになっているのも当然でしょう。お父さんとお母さんに、子どもがふたりの子供時代をたずねる形ですすんでいきます。画面の上段にお父さんの子供時代。下段にお母さんの子供時代。さいごに子どもがいいます。その頃に生まれたかったなあ。そうしたらお父さんとお母さんの友だちになれたのに。幸せな子どもがいます。華々しいデビューから年ごとに失速していく作家(絵本作家)の多い中で、ますます活躍されているのは、この幸福感と、おおらかな世界を持っておられるからでしょう。ひこ・田中さ...絵本『とうさんかあさん』ながのひでこ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、内田麟太郎さんをフォローしませんか?

ハンドル名
内田麟太郎さん
ブログタイトル
絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』
フォロー
絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用