rsn. に「独占」インタビューが載ってましたが、独占という割にはちょっと簡単 笑)ケムナの話。「ツール・ド・スイスの自己評価としては、いうまでもなくとても、とてもポジティブに感じています。自分が再び昔のレベルに戻っていることを示せたと思います。チームのサポートもあったし、最初から自由に走れたし、おかげで初日に逃げに乗れたわけで、私としてはとても嬉しく思っています。チームのサポートのおかげで自信を取り...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
昨日は6時から Jスポの放映だったのを気が付かず、ヘント〜ヴェフェルヘムをネットで観戦しながら、10時過ぎにテレビをつけたら、あれ? というわけで先ほどYouTubeで見ました。序盤のスプリント賞ごとに総合が入れ替わるという漫画みたいな展開のあと、6回通過するモンジュイックの丘の4回目、残り20キロの頂上で後ろを切り離すと、下りでスピードアップ。逃げ切りに成功しました。アユソが思った以上に脆かったですね。レース後...
もう笑うしかないですね。本当はこのレースもポガーチャルが出場予定だったようです。YouTubeでライブを見てたんですが、やっぱりE3でMVDPのポガちゃり(名詞)に一番頑張って対抗していたのがペダーセンでしたからね。ポガーチャルもMVDPもガンナもいなかったから、今度は自分が、というわけで6人ほどの逃げグループから、ケンメルベルフの登りでアタック、56キロのポガちゃり(名詞)でした。たしかに2位3位になったメルリールと...
E3サクソ・クラシック、昔はE3ハレルベケとスタートゴール地点の地名がついていたんですが、セミクラシック。ロンデの前哨戦として、同じ石畳の丘もいくつかコースに入っているし、というわけでポガーチャルも当初はこのレースに参戦予定だったんですが、ルーベのために欠場です。そうは言ってもMVDPだけでなくマッツ・ペダーセン、フィリッポ・ガンナ、ヴァウト・ファン・アールト、マッテオ・ジョーゲンソン、マテイ・モホリッチ...
ケムナが逃げグループに入ったというので、放送が始まるのを楽しみにしてたんですが、始まったらすでにそこから二人が逃げてて、ケムナは追走のその他大勢になっていました 笑)でも、一年の負傷休養後の最初のステージレースですからね。逃げグループで長時間逃げ続けられたのは自信回復になったことでしょう。一方でシュタインハウザー、去年のジロでグランツール初見参で見事にステージ勝利を上げた選手http://tatsuya1956.blo...
カタロニアでは下馬表通りのアユソ対ログリッチの様相を呈してきましたが、昨日のステージ、ああいうコースでは常に圧勝してきたログリッチがアユソを捕まえきれませんでした。35歳、キレがちょっと落ちたのでなければいいんですけど。スローで見ると、投げるタイミングがちょっと遅れたかなぁ。あの投げはものすごく伸びたけど、ゴールライン過ぎてから伸びたって感じでした。前にも書いたかもしれなけど、ドイツ語ではああいうゴ...
第一ステージはなかなか見られないようなステージでしたね。努力すれば報われるという見本のようなマシュー・ブレナンの勝利でした。まあ、大抵は努力しても報われないものなんですが、こういうこともあるということで、こういうレースを見て、人は活力を得て、また報われることのない努力をするものなのでしょう 笑)しかしこのブレナンという選手、3月8日以来出場したレースで4連勝。まだ19歳ってのも驚きでした。で、ケムナが...
すっかり忘れていたんだけど、大学生4年になった頃(うらに1977年5月1日の日付がありました)、ビアズリーのサロメを刺繍していました 笑)なぜ? いやホントに覚えてないんだけど、ずいぶん時間かけてちまちまと作ったことは覚えています。たぶん下絵をトレースして作ったんだと思います。じっくり見れば結構荒いところもあるんだけど、なんでこんなことしたんでしょうかねぇ。。。小学校の頃は図工や家庭科は得意な方でした。...
いやあ、世紀の一戦という感じだったミラノ〜サンレモ。その後の展開で忘れ去っていましたが、チプレッサの上り口でパレ=パントルらが落車して道を半分塞いでしまったのが、デル・トロが前に出られなくなった原因だったようです。栗村さんが言ってたように、ピドコックもこれで遅れて、追いついた時にはすでにポガーチャルのアタックが決まっていたから、まあ、あれに追いつくためにはチプレッサを8分45秒以下で上らなければなら...
まあ、機材が違うし、トレーニング方法も全く様変わりしてしまいましたからね。ドーピング全盛の時代に作られた記録もどんどん破られていきます。これまで30年間破られなかった記録、1996年(前世紀だよ!)のガブリエル・コロンボとアレクサンダー・ゴチェンコフ(この選手の名前は記憶がないです)の9分17秒を30秒近く更新、8分45秒で登り切ったそうです。ただ、レース後のジャネッティ監督のいうところでは、ヴェレンスのあと、...
いやあ、最後の30キロぐらいからはもう目が離せなくなりましたね。マテウ・ファン・デル・プール(と敬意を評してきちんと書いておきます 笑)が強かったのは間違いありません。しかし、個人的にはサロンニ以来のアルカンシェルのバンザイが見たかったなぁ。しかし、チプレッサでのUAE、どうだったんでしょうね。ヴェレンスがペースアップした時、ポガーチャルは20メートル以上後ろでした。ナルバエスがポガーチャルを連れて上が...
去年もそうだったけど、MVDP対ポガーチャルの図式は今年も変わりませんね。去年はMVDPがフィリプセンのアシストに徹して、見事に思惑通りになりましたが、今年はどうでしょう??去年も予想したんですが、ポッジオの前のチプレッサ峠でポガーチャルがポガちゃるのを期待しているんですけどね。チプレッサで9分を切るタイムで登れば、かなり小さな集団になるはずなんですけどね。去年も実際はそれを狙ったはずだったんだけど、チプ...
うーむ、メフィストフェーレス(メフィスト)と言っても通じなくなっちゃったんでしょうか? 少し前に若い人と話してて、メフィストフェーレスという言葉を出したら、なんですかそれ?と言われました。もちろんゲーテが生涯をかけて書き継いで、死の直前に完成させた大部の戯曲「ファウスト」の中に出てくる悪魔ですね。もともとは中世ヨーロッパの伝説だったようですが。功成り名を遂げた老学者ファウストが、それでも自分は何も...
うーむ、増田選手、スタートして20キロぐらいのところで逃げに乗ったようですが、ああなるのは分かりきっていたけど、それでも残念でした。Jスポでは1876年から行われている、と言ってましたが、いやいや、1876年に行った後、2回目は17年後の1893年ですから、なんとも言い難いですねぇ 笑) もっと古い時代に行われた都市間レースもあるし(後述)、正確には現在も行われている最古のレースというべきでしょう。第一回の優勝者は...
いやぁ、今年は絶対ないと思っていたんですがねぇ。本人が煽ってますね。UAEチームの監督マウロ・ジャネッティがストラーデ・ビアンケの落車を見てパリ〜ルーベはないと言ったそうですが、日曜日に、ご本人がフランス語ポータルのインタビューでサプライズを匂わせたそうです。ポガーチャルの話。「ルートを視察しました。非常に興味深いと言わざるを得ません。私が出場する可能性は十分にあります。今年になるか来年か、それは言...
レッド・ブル・ボーラとしては最初の二つの峠でマッテオ・ジョーゲンソンのアシストを切り離せたのはよかったんですがね。その後もリポヴィツとヴラソフが波状攻撃して、実際ヴラソフが飛び出せたところまでは完璧だったんだろうけどねぇ。パリ〜ニースでは7連覇したショーン・ケリーの時代から最後の山として有名なエズ峠で、逆にジョーゲンソンのアタックを許してしまいました。あそこはマッテオ・ソブレロ(かな?)がジョーゲ...
タルコフスキー、数年に一度は見ないと気が収まらない映画です 笑) 「鏡」も「アンドレイ・ルブリョフ」も拙ブログでは何度も書いています。「鏡」について「タルコフスキーの『鏡』と『僕の村は戦場だった』他」「映画『鏡』を見た」「地球が滅びるときに見ていたい映画」「アンドレイ・ルブリョフ」について「映画『アンドレイ・ルブリョフ』を見た(完全ネタバレ)」「タルコフスキーの『アンドレイ・ルブリョフ』」今回は、...
レッドブル・ボーラはゼッケンからしてもヴラソフがエースだと思ったんだけどねぇ。ふたりが一緒にゴールしたTTTまではリポヴィツが強力なアシストだったんじゃないかと思ったんだけど、次の第4ステージでヴラソフが15分以上遅れてしまったのはどうしたんでしょうか? おかげでリポヴィツが予想以上の頑張りを見せています。昨日は過去このレースを連覇しているシャハマンも少しだけ意地を見せた感じでした。後ろでちょっとだけで...
🇫🇷 #ParisNice Jonas Vingegaard has sustained a contusion of the hand after a crash in Paris-Nice. Our medical staff will decide tomorrow if he is fit enough to continue the race. pic.twitter.com/dnq22Xptck— Team Visma Lease a Bike (@vismaleaseabike) March 13, 2025 ヨナス・ヴィンゲゴールがリタイアするのではないかという話が出ています。昨日のステージの序盤の落車で、手が痛くてブレーキ操作どこ...
今日は午前中に東京は目黒区美術館へ。目黒という駅は、東京に住んで60年以上だと思うけど、ひょっとしたら物心ついてから初めて降りたかも。石原靖夫のテンペラ画による中世から最初期のルネサンスの絵画の復元模写の展覧会でした。メインはシモーネ・マルティニーの有名な受胎告知の復元模写。おもにチェンニーノ・チェンニーニという画家が残したテンペラ画の作成方法を説明した「絵画術の書」をもとに(というか当初は独学だっ...
いやぁ、Jスポではティレノ〜アドリアティコとパリ〜ニースを微妙な差で放送してくれてます。昨日はティレノが距離も長いし豪雨のせいかペースが遅く、ゴールが追いついちゃうんじゃないかと思ったりしましたが、それを取り戻すようにパリ〜ニースの方も終盤にみぞれのためにニュートラルになって辻褄合わせ 笑)ティレノでは長い山岳を登って平地になったと思ったら残り3キロでガンナがアタックしてびっくりしましたが、最後はグ...
初めて見たのは前世紀末だった。1952年に出版された野間宏の原作を同年に山本薩夫が監督してできた映画。見た直後に野間の原作も読んだ。内務班という旧日本陸軍の兵営生活のシステムがあって、小学校のような建物で10人ぐらいの班に分かれて、かなりたくさんの兵隊が共同生活している。新たに招集された新兵から2年目3年目ぐらいまでの兵隊がそれぞれの班に配分されていて、新兵を「まともな」兵隊にするためと称して、かなり陰湿...
完走した未舗装路を砂埃をたてて走っていく集団は美しいですね。昨夜は友川カズキライブで、打ち上げにも参加して終電近くで帰ってきたので、リアルタイムは見逃してしまいました。友川カズキは久しぶりに最前列で見ましたが、途中弦が2本いっぺんに切れ、それでも切れた弦を手で払いながら歌う姿の格好良さ!切れた弦が2本垂れているのがわかりますかね?で、格好いいと言えば(ムリムリつなげます 笑)やっぱりポガーチャル。あ...
作家としての曾野綾子について、僕は本を読んだことがないから何も言えない。でも今朝の東京新聞の「洗筆」には強い違和感を感じた。拙ブログで曾野綾子についての批判を紹介したのはもう10年以上前だった。山崎行太郎の曾野綾子批判に拍手まだまだ続く山崎行太郎の曾野綾子批判(拍手)佐高信・山崎行太郎「曾野綾子大批判」つまり、沖縄集団自決裁判というのがあった。ウィキでは大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判という表題で出て...
いやはや、久しぶりに風邪をひいて、日曜から寝込んでいました。今もちょっと調子は良くない状態で、日曜のクールネ・ブリュッセル・クールネの結果は昨日知った次第です 笑) 昨夜はGPサマンもあったようです。このレース、ベルギーのレースなのにサマンというフランス人の名前がついているのは過去に何度か書いたことあります。しかしゴール2キロ前に結構激しい狭い石畳路がコースになっててコーナーも多いし面白いレースです...
いやぁ、すでに南の方ではレースが始まってますが、やっぱりベルギーのセミクラシック、かつてのヘト・フォルク、現在のニウスブラットが行われて、本当に自転車レースのシーズンが始まったと言う感じです。特にこの7、8年は最後の最後に、ロンデ・ファン・フラーンデレンの山場の一つ、カペルミュールとボスベルフがコースに取り入れられています。ただし距離はロンデより50キロぐらい短いけど。先ほどYouTubeのライブで残り30キ...
1989年に池袋のロッポニカ池袋という映画館で見たオランダ映画です。登場人物も5人だけで、セリフはほとんどないし、ラストもなんだかよくわからない。男はオランダ語を話し、女はフランス語を話していて、お互いに言葉による意思疎通は不可能で、なおかつ動かない系の映画で、普通なら忘れてしまっておかしくないのに、なぜかずっと覚えていました。で、ふと思い立ってYouTubeを探したら、やっぱりありました 苦笑) 英語の字幕...
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rsn. に「独占」インタビューが載ってましたが、独占という割にはちょっと簡単 笑)ケムナの話。「ツール・ド・スイスの自己評価としては、いうまでもなくとても、とてもポジティブに感じています。自分が再び昔のレベルに戻っていることを示せたと思います。チームのサポートもあったし、最初から自由に走れたし、おかげで初日に逃げに乗れたわけで、私としてはとても嬉しく思っています。チームのサポートのおかげで自信を取り...
ジョアン・アルメイダが最終日の登りTTで逆転でした。第1ステージで3分以上の大差をつけられたのを、第3〜5ステージで優勝1回2位2回で一気に40秒差に追い上げ、第7、8ステージ連続優勝でひっくり返しました。ケムナが総合6位。ただ、ジュニア時代のTTワールドチャンピオンでしたから、最終日のTTで2分半近く遅れたのがちょっと気になります。ただ、復調してきたことは確かでしょうね。それよりフェリックス・ガルがTTで2位になった...
全部で7編からなる短編小説集です。死者とその死者を想う残された人々の話が多いです。解説には、「他の読み方をすることが困難なほどはっきりし」た「...
レンナルト・ケムナが復調の途上ですね。スイスでの成績はここまで5位グループ、先頭大集団、2位争い大集団、7位グループ、昨日のクイーンステージでも8位。ここまで1分44秒遅れの総合5位ですね。なんてったって1年間空白状態でしたからね。第5ステージスタート前の時点でのケムナの話が載っていました。ケムナの話。「昨日【第4ステージ】は生き残れただけでなく上位にとどまれたというのが僕にとっては大きい。いやほんとにハー...
びっくり!! さっきまで名前がカタカナで表記されていたのでわからなかったけど、僕はこの人の本を読んでいる。しかもかなり心に残った本だった! そして拙ブログでも最初の頃にこの本の名前を出したことがあった!伊勢崎賢治がれいわから出た時もびっくりしたけど、それ以上にびっくりした。記者会見を見ると、四半世紀前とはいえ政治家だった人だけあって話が上手いし、実務経験も豊富だし、ものすごい人生を経験してきた人だ...
かなり話題になっている本。読んでいて、なんどか山本太郎のことを思い出した 笑)著者は「幸せ」というものを、死からの距離がどれだけ保たれているか、だと定義する。そしてその距離が短くなったのは、人類の700年の歴史においても、この1、2万年、つまり農耕が始まって格差が始まった時代以降だという。拙ブログでも以前ウィルキンソンの「格差は心を壊す」という本を紹介したことがあり、そこでも散々言われていたことだけど...
音楽の聴き方が昔と変わってしまったし、コンサートにも全く行かなくなってしまった。楽譜は読めなかったけど、レコードやCDを聴きながら楽譜を追いかけることはよくした。おかげでポケットスコアなどの楽譜はまだかなりたくさんある。捨てられない性格だからね 笑)今はネットで無料でいくらでも手に入るんだろうけど。。。アルフレート・ブレンデルのベートーヴェンのピアノソナタ全集。40年以上前に買ったんじゃないかなぁ。当...
昨日の午後から熱が出て、今日は1日ヒエピタしてました 笑)熱以上に鼻水がひどくて。。。苦笑)おかげでドゥフィネの最終ステージは先ほどビデオで見たところです。珍しく私の戦前の期待がその通りになりました 笑)まあ、結果を見ていけば第3ステージで逃げて50秒以上のマージンを取れたのが大きかったと言えるけど、それでも第6、第7ステージではどちらもポガーチャルとヴィンゲゴールに次いで3位でしたからね。堂々たる結果...
3強+MVDPに注目が集まるあまり、テレビでも等閑視され続けてきたフローリアン・リポヴィツですが、現在の登りはエフェネプールより強いですね。2日続けて、ベスト5は4位だけが違いますが、1位ポガーチャル、2位ヴィンゲゴール、3位リポヴィッツ、そして5位にエフェネプールとなっています。レムコは落車の影響があるのかどうか。。。rsn ではリポヴィツがツールに向けた準備は完璧だとした上で、それでもログリッチの山のアシスト...
TTで大きく差をつけられたと思ったら、2級山岳であっさりでした。まさか今日の超級ではヴィンゲゴールが大逆襲とかあるんでしょうか 笑)一方でTT圧勝だったエフェネプール、まさかの後退でしたが、前日の単独落車、映像で見ると結構激しいものです。La chute de Remco Evenepoel dans le final de la 5e étape du Critérium du #Dauphiné. "Je ne ressens pas de douleur, j’ai juste une égratignure au niveau du genou d...
いやぁ、前回リポヴィツの名前出したら次の第3ステージで、即、逃げてたようですが、忙しくって、実は今朝初めて、やっと一昨日のステージの放送を見たところでした。しかし、MVDPはともかくリポヴィツを逃すってどういうこと? 13人の逃げが決まったところが放送されてなかったので事情はよくわかりませんが、そこまでみくびられてた? 苦笑)明日からの山岳ステージでの活躍を期待していたんだけど、逃げの中でもMVDPがどうし...
昨日は早朝から高校時代の友人たちとテナガエビ釣りにいったんですが、私の釣果はダボハゼ2尾 笑)テナガエビのタイミングが今ひとつわからず、来てたとは思うんだけどねぇ。。。 まあ、ぼんやりのほほ〜〜んと水面を眺めて1日を過ごすのも、たまには良いもんでした。というわけで、クリテリウム・ドュ・ドゥフィネ(私にはドゥフィネ・リベレという名前の方が馴染みがあるんですが 笑)は、しょっぱなからタデイ・ポガーチャル...
拙ブログでは「今日の東京新聞から」という表題でずいぶん書いてきたけど、記事の写真をそのまま出すのはまずいのではないかという助言をいただいた。記事をとば口に、いわば引用のつもりでいたんだけど、そのまま記事を出すのは引用の範疇を超えているかもしれない。というわけで、全部まるまる載せるのは控えることにします。今回はとりあえずこんなふうにしてみました。今日の東京新聞の「時代を読む」という田中優子の記事で、...
「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ」(原民喜)題名は理不尽に殺された者たちに向けて、別れを告げることを拒否するという意味である。主人公のキョンハはハン・ガン自身と思われ、光州虐殺事件の本(拙ブログでも紹介した「少年が来る」を思わせる)を書いた後、悪夢に苦しみながら自殺すら考える。友人のインソンが指を切断する大怪我で入院し、彼女から済州島の自宅で飼っているインコが心配な...
終わってみるとあっという間の感じです。年寄りは時間の流れる速さが尋常じゃないですわ 笑)しかし、戦前の cyclingmagazine.de の有力選手予想は見事に外れました 笑)まあ、ああいう予想記事をあげつらうのってイヂワルだとは思うけど、ついつい。。。 笑)あそこで名前が上がっていたのはログリッチ(リタイア)アユソ(リタイア)ティベリ(17位)カラパス(3位)ゴデュ(66位)ベルナル(7位)チッコーネ(リタイア)ラン...
少し前に英語圏の自転車ロードレース解説と言えばこの人、というフィル・リゲットのドキュメンタリーをJスポで1時間番組2回に渡り放送していました。録画しておいたんだけど今やっと見ました。オーストラリアの放送局の番組だったようですが、英語圏でのロードレース普及のための影響力はすごいものがあったようです。個人的には私はこの人は、たぶん1985年のパリ〜ルーベのアメリカのCBSスポーツの番組のビデオで解説をしていまし...
いやぁ、予想外の展開でした。カラパスがアタックを繰り返して、デル・トロが反応して、という絵柄が見えていたんですが、サイモン・イェーツがあんなに大差をつけるとは思いませんでした。ず〜〜っとテレビ画面に映らず、解説では前待ちでいるはずと言われていたヴァウト・ファン・アールトも、フィネストレの下りで唐突に現れて、セストリエールの入り口まで機関車のように一人で先頭を引っ張り続けてくれたのが大きかったですね...
ちょっと今日は忙しいので、簡単に。****Cyclingmagazine: 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: 今日はもうあっという間に現実の地に引き戻されてしまった 汗笑)重力は間違いなく存在するし、昨日の影響もとてもはっきり感じることができたよ 笑)C: ああいうステージ勝利は登りでどのぐらいのワット数影響するの?デ: 最初の登りは20分のテストをこなしている気分だった。でも上に着いたらまだ集団は完全にみん...
昔なら想像もつかないような行為にペナルティーが課されるようになって、しかもイエローカード導入で、このジロでも2枚のイエローカードを受けると失格ということで、選手たちは結構ビビるんじゃないでしょうかね。このイエローカード、何をしてはいけないかが、どうもよくわかりません。ググっても、日本では後ろでガッツポーズしてゴールするとかボトルを所定の場所以外で捨てたりするとイエローと、ちょっと笑えるところが話題...
早寝しようと思っていたんですが、昨日に引き続きでっかい30人以上の大集団の逃げにボーラからはデンツだけが乗っていたので見ていたら、そのうち10人程度が前へ。デンツが後ろから一人で追いかけて追いついたあたりで目が離せなくなりました 笑) 追いついた後も積極的に前に出てたし、逃げようとした瞬間もあったので、これはひょっとして、と思っていたら、残り18キロをきったあたりで、あれよあれよというまに差が広がって逃...
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...