YouTubeにはこんなのがアップされていました。上りのゴールスプリントで、それまで全く目立つことのなかったマイケル・マシューズが突然現れて優勝を掻っ攫って行った、みたいな rsn の書き振りです 笑)「マシューズが隠れん坊をしてケベックで三勝目」このレース、予想ではポガチャルが強いと言われていたし、終盤は数人で逃げて、残り2キロの登りでアタックしてますが、切れ味が今ひとつで、不発でした。まあ、坂のレベルが都...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
YouTubeにはこんなのがアップされていました。上りのゴールスプリントで、それまで全く目立つことのなかったマイケル・マシューズが突然現れて優勝を掻っ攫って行った、みたいな rsn の書き振りです 笑)「マシューズが隠れん坊をしてケベックで三勝目」このレース、予想ではポガチャルが強いと言われていたし、終盤は数人で逃げて、残り2キロの登りでアタックしてますが、切れ味が今ひとつで、不発でした。まあ、坂のレベルが都...
今日見てきました。面白かった!! むかし、1970年ごろに芥川也寸志が司会して野際陽子が相手役だったラジオのクラシック番組があって、そこでチャイコフスキー(以下チャイコ)の4番の交響曲を放送した時、芥川が、チャイコの奥さんってのは有名な悪妻で、この曲の冒頭や第4楽章の激しさは、チャイコが奥さんに対してこの野郎という憎しみや怒りの気持ちで書いたんじゃないかという冗談を言っていた。もちろんチャイコがゲイだな...
シュテファン・キュング、TTスペシャリストだけど逃げにもよく乗るのでよく名前を聞く選手ですね。もう30歳。拙ブログでは2015年4月に初めて名前が出て、「このキュングという選手、第二のカンチェラーラとかいわれているようです」http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2079.htmlと書いてます。まあ、同じスイスのTTスペシャリストでしたからね。カンチェのほうはその後クラシックに何度も勝つ大選手になりましたが、キ...
ガンパーだけでなくダニマルも途中リタイアで、最後まで走ったニコ・デンツも51分遅れで56秒のタイムオーバー失格となりました。すでに公表されているようにサルモネラ菌の中毒だと。。。他にもヴラソフが体調不良とのことです。今ビデオを見直すと、ガンパーはスタート直後にすでに遅れていき、一方でダニマルとヴラソフは序盤前方にいますね。ただ、ダニマルは俯き気味でかなりつらそうでしたが。。。いわゆる食中毒だけど、チー...
予想通りと言うか、むしろ予想よりも盤石のレッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエでした。マスがこのところログリッチより前にゴールすることが多かったので、マスに引き離されていくログリッチの姿も思い浮かんだのですが、ゴデュとスケルモーゼに遅れてしまいました。(というところまでは今朝ほどにすでに書いていたんですが、10時間前にお決まりの質問があった後、ガンパーの返事が全く更新されてません。ツィートの問題なのか...
少し前に見た映画がとても印象的だったので、その原作を図書館で借りて読んでみてびっくり!! これを原作としている映画と全く違うやんか!! 以前書いた映画の方もぜひ参照してください。http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4930.html小説は3人の人物の視点が6回繰り返されます。そして最後に戦後の様子がエピローグとして一人の視点から描かれます。一人目はナチスの党ナンバーツー、マルティン・ボルマンを叔父に...
いやぁ、昨日は今晩のために早寝してしまって 苦笑)ビデオもまだ見てないんですわ。ガンパーが何言ってるかわからなくなりそうなので、YouTubeの10分弱のダイジェストを見てからご紹介 苦笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな 日だった?パトリック・ガンパー: ありがたいことに、調子は少しだけ良くなってきているし、僕らにとってはすべて計画通りだった。僕らも先頭集団に3人いて、最後もプリモシュのそばに十分アシス...
昨日のTVではサイクルコンピューターの話題がでていました。これって最初に使ったの1984年か5年のグレッグ・レモンだよね。浅田さんは僕より下の世代だからかなぁ? 90年ごろからの話をしていたけど、無接触のアボセットのスピードメーターとオークレイのサングラスをヨーロッパに持ち込んだのはアメリカ人のレモンです。ただ、あの頃の写真を見ればわかるけど、レモン以外誰もつけてなかった。僕もホビーレースチームで練習して...
いやぁ、先日1990年のレモンとキァプッチの5秒差うんぬんの話を書いたら、今回もまた5秒差。多分今日明日はこれ動かないでしょうけど、その後19、20と上りゴール。20ステージのプロフィールはオコーナーは自分向きだと言ったようですが。。。最後のTTがログリッチでしょうからね。それ以上にマスがこのところ調子上がってます。というわけで、普段は11時ごろになってやっとチャンネル合わせるんですが、昨日はたまたまチャンネル変...
今日は朝からつれあいと東博の神護寺展を見てきました。先日西洋の写本展を見てきたばかりなので、写本も時代的には平安から鎌倉、せいぜい室町ぐらいまでなので、比べると洋の東西、ある意味似てるかなぁ。ただ西洋の写本のように変なユーモアがあまりなかった点でしたかね。それと、弘法も筆の誤りというのに、修正の跡が見つからなかったこと 笑)さて、ログリッチのペナルティは、落車やメカトラによるのではなく、単に戦術的...
昨日のNHK映像の世紀、バタフライエフェクトのゲッベルス。すごかったですねぇ。このシリーズは前から書いているけど、毎回すごいです。結局ゲッベルスの自己承認欲求が特定の民族をひとくくりにして憎悪を向ける。あのユダヤ系カメラマンに向けた憎悪の眼差しの写真!!日本で言えば東条の戦陣訓で、「生きて虜囚の辱めをうけず」のおかげで、かず多くの日本兵(それも職業軍人ではなく、赤紙で引っ張られてきた一般人)が無駄に...
1990年のツールでプロローグの次の第1ステージで、バウアー、パンセク、マーセン、キァプッチの4人が優勝候補たちに10分以上の差をつける大逃げを決めたことがありました。マイヨ・ジョーヌはバウアー、パンセク、キァプッチの順にわたり、キァプッチが19ステージまで着るのですが、シャンゼリゼ前の個人TTだった20ステージでレモンが奪い取ると、そのままレモンのツール連勝がなったことがありました。あの時も10分のタイム差がジ...
スタート前は逃げが決まるかと思っていたんですがね。スプリンターステージになるとはね。と言いながら、さっき録画で見たんですが 苦笑)今日がかなり凶悪なステージみたいだから、総合上位勢はあまり無理するつもりはないだろうと思っていたんですが、ガンパーによるとまたちょっと印象が違ってきます。しかしゴール20キロ前に1級の山があっても60人の集団スプリントかぁ。。。やっぱり僕が興味を持った40年前とは機材も登り方...
FBで見つけた写真です。実はFBでコメントしてたんだけど、ブログでも紹介したくなりました。ぱっとみると、遅れて最後尾を壊れた自転車を押して登っているように見えますが、実はこの選手、このステージの優勝者なんですね。しかもこのステージを2位に10分以上の大差で勝ってます。1925年、ほぼ100年前のツール・ド・フランス第13ステージはニースからブリアンソンの275キロ。正確なコースはわかりませんが、おそらくアルプスの峠...
ジワジワと迫ってまいりました 笑)この先も登りゴールのステージがいくつかあるし、最後は25キロぐらいのTTだし、オコーナーとしてはどこまでもつか。。。ガルがもっとしっかりそばに付いて行くかと思ったんだけど、今回も先に行っちゃいました。もちろん監督からの指示もあるだろうから、本人の意図で行ったわけではないんでしょうけどね。それに激坂は自分のペースで走るしかないんだろうけど。。。*Cyclingmagazine : 今日...
優勝したカステリッリョ、トレーナー?と抱き合って滂沱の涙でしたね。トレーナーの方に涙がボタボタ。あれだけフラフラ走って、もう身体中の水分なんかなくなってるだろうに、涙はいくらでもでるんですね 笑)逃げてすぐにスイスチャンピオンのシュミートが追いつきそうだなと思ったらダメで、最後もプールがものすごい勢いで追い上げたけど、時すでに遅しでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガン...
例えばタルコフスキーの映画「ノスタルジア」のラスト。蝋燭の火を消さずにお湯を抜いた野外温泉の端から端まで渡りぬけたら世界は救済される、とか、同じく「サクリファイス」で、起きてしまった核戦争を無かったことにしてくれと神(?)と契約して、実際に家に火を放つとか、冷静に考えると子供のおまじないみたいなことが、真剣に、そしてものすごく美しく描かれていた。ヴェルナー・ヘルツォークというこの映画監督も、そうし...
昨日はレッド・ブル・ボーラがチーム力で30秒稼いだって感じでした。逃げてたデンツとガンパーが下がって山の前で集団を牽引し、山ではヴラソフが思いっきり引っ張ってオコーナーを切り離すお膳立て。離れたオコーナーはリポヴィツがぴったりマーク。下りに入ってダニマルが前から戻って牽引してゴールへ雪崩れ込む。ダニマルは止まって待ってたみたいですね。一方オコーナーはガルだけでしたね。そのガルもオコーナーが一人遅れた...
やっぱり勝負をかけるのは登りゴールのステージなんですかね。その意味では今日も逃げが決まり、総合に大きな変動はなさそうな感じですが。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: どうやらみんな休息日をうまく使って休めたようだったね。今日はスタートから全開で、プロトンは50にんぐらいしかいなかった。他はみんなちぎれてたよ。最後のところになる前に短い休息があって、それからふたたび...
ガンパーの同国人フェリックス・ガルが rsn でインタビューに答えています。そう言われてみれば、去年も第6ステージで接吻・キスが逃げて、最終的にはその時の蓄えがものをいったのでした。今年もオコーナーの逃げは第6ステージ。さて。*rsn: 君たちのキャプテンのベン・オコーナーが赤いジャージ争いでトップを走っているけど、今の気分は?ガル: もちろん特別さ。普通は味わえる状況ではないからね。僕らはチームとしてもの...
今日は早速、ぱぱっと 笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな(休息)日だった?パトリック・ガンパー: とてもリラックスできたけど、いつも感じるんだけど、あっという間だね。C: 自転車にはどれぐらい乗ったの? 良いカフェは見つかったかい? 友人や家族と連絡するだけの十分な時間はあったのかい?ガ: 友人や家族との本当の意味での「クオリティ・タイム」はオフシーズンだね。C: 休息日はいつだってそこまでの成...
昨日はプロフィールに惹かれて残り60キロからみてたんですが、すぐにアダム・イェーツが逃げて、あとはそのままでした 笑) インタビューでもポガチャルスタイルなんて言われてましたが、ただ、総合争いでもっとゴチャゴチャするかと思ったんだけど、まあ、この先のプロフィール見ると勝負どころはここではなかったんでしょうね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな(山の)日だった?パトリック・ガンパー: 今日は初めて暑さ...
テレビでも言ってたけど、ガルは最後オコーナーに付いてなかったですね 笑)エースナンバーもオコーナーだし、内心複雑な思いがある?? まあ、勘繰りすぎかもしれないけどね 苦笑)というわけで、途方もないさを1発でつけてしまったんじゃないかと思われたオコーナーでしたが、さすがにログリッチ、激坂の残り1キロで1分近く取り返しました。しかし、すごい激坂でしたね。前世紀には考えられないほどの坂でした。最後のところ...
裏では(失礼 笑)ドイツツールも行われているようですが、基本丘陵地帯なので、長い登りの頂上ゴールがないのが残念。ただ、街並みは綺麗だろうから、そのうちJスポでやるのを楽しみにしておきます。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 今日も暑さが凶暴だったね。ニコと一緒に最後の山の前でポジションキープに励み、それをパーフェクトにこなしたよ。C: 暑さについてまた聞くよ。なにか慣...
うーん、小説は何をやってもいいんだ。そりゃそうです。天皇が出てこようとゴジラやモスラが出てこようと、中島敦が大活躍したり、嘘の(?)手紙が出てきたり、古山高麗雄や井上靖、武田泰淳の戦場での体験や大岡昇平、小田実あるいは永井荷風が出てこようと、日本の原爆開発に携わった仁科博士の心情を捏造しようと、南方熊楠がナウシカと延々と話したり、森鴎外、夏目漱石がでてこようと、虚実ないまぜ、なんでもあり。舞台も皇...
無線の時代になって、危険な選手の一人が優勝候補たちに6分以上の大逃げって珍しいですねぇ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 今日はこれぞロードレース! だったね。逃げは上りの直前になってやっと決まって、そこからまた始まりだった。そしてどんどんエスカレートしていったね。僕らの赤いジャージは持ってかれたけど、リポが上位でゴールしたから、白いジャージだ。C: このステージの...
昨夜は久しぶりの友川カズキライブ。例によって、というか、参加しなかったことがない 笑)打ち上げにも参加して終電で帰って参りました 苦笑)当然パーヴェル・ビトネルの勝利のシーンは先ほど録画で見ました。むかし衛星放送で初めてブエルタを見たのは前世紀末でしたが、だいたい午前0時前後にゴールしていたように記憶しているんですけどねぇ。。。当時はむろんJスポーツではなく、スペイン語放送のTVEで、これが結構いい加...
ツールでは個人的には期待はずれに終わったフェリックス・ガルが頑張りましたね。あのまま逃げ切れたら良かったんだけど、まあ追いつかれて、ちぎれて、再び追いついて、最後はスプリントにも加わったからこの先再び注目しておきましょう。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 凶暴なぐらい暑かった!! 僕らとしては計画通りで、プリモシュが勝つことができた! これ以上うまくはいかないね。...
カンペナールツの残り1キロ半のアタック、このまま逃げたら昔のイェレ・ネイダムやティエリー・マリーのような勝ち方だと期待したんだけど、やっぱりダメでした。最近こういう勝ち方を見てないですね。もう6、7年前のジロでのペストルベルガーぐらいかなぁ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: 昨日と似てたけど、いくらか穏やかだったね。ラストも僕らはまた上手くやれたし、良いタイミングで...
グローブス、そういえば今シーズンはほとんど名前を聞きませんでした。ブエルタではスプリンターがまとめ勝ちってよくあるから、この先どうなるでしょう。ところで、第1ステージのTT、昨日も推測したようにガンパーは手を抜いたんだと思うけど、それに対してリポヴィツが12位に入ってました。7月初めのルーマニアのシビウ・ツールでも総合優勝しているし、ログリッチの山岳アシストとしての出場なんだろうけど、ある程度自由に走っ...
常連のデンツかな、と思っていたら、オーストリア人のパトリック・ガンパー、レッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエの27歳の長身選手です。まあ、長身といっても公称192センチ、20世紀には190以上の選手なんてプロトン内にいても1人2人でしたからものすごく目立ったけど、今はまるで珍しくなくなりました。去年のオーストリア国内選手権の個人TTで優勝し、今年はグロースシャルトナーに次いで2位でした。でも第一ステージは74位、...
すでにここで紹介した噂通りでしたね。3年契約が公式に発表されたようです。グランツール3つすべてでステージ優勝しているけど、交通事故による大怪我の後、今シーズンはまだ全くレースに出てません。でも期待度は高いみたいです。ケムナの話。「リドル・トレックへ移籍して、僕のキャリアの次の章に進むことになりました。この数年はとても重要なものだった。そして今僕は次にくるもののことを思って興奮している。これからの数年...
この人の小説を紹介するのは、「シューマンの指」と「雪の階」に次いで3回目。ただ、成立年代順で言うと今回のが一番古いかな。ずっと10年ぐらい本箱に入れっぱなしだったんだけど、一念発起して読んでみました。特に前半は引き込まれましたが、後半はいつもの奥泉節でした 笑)この人にはこの小説の前にも「『吾輩は猫である』殺人事件」というのもあって、そこでも漱石口調が見事に模倣されていたけど、明らかに漱石の口調を真...
どちらも骨折でブエルタには間に合わないかな、と思っていたらあっさり出場決定ですね。先日のサンセバスチャンも出てなかったので、今シーズンはもう終わったなと思っていたら、メンバーに入ってます。一方でケムナが出るんじゃないかと思っていたんだけど、こちらは名前がありません。ただ、ジロ2位のダニマルとリポヴィッツがいて、山岳でのアシスト要員は完璧。今の時点ではビッグ4で出場は一人だけですが、ログリッチのブエル...
図書館で借りて読んでみました。ソヴィエト・ロシア映画のカテゴリーを作っている拙ブログとしては読まないわけにはいかないでしょう。というわけで、とても面白かったです。映画を手掛かりにした20世紀ソ連の歴史という感じもありました。1996年に書かれた本なので、21世紀に入ってからのズビャギンツェフhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4836.htmlやゲルマン・ジュニアhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-ent...
2連覇していたエフェネプールだけでなく、ビッグ4が誰も出ない、と思ったら直前でヴィンゲゴールが参加というサプライズがありましたが、ツールの後は遊んでいたのか、途中でちぎれてやめちゃいましたね。こうしてみると、やっぱりピーキングの大切さがよくわかります。拙ブログのお馴染みとしてはコンラートが地味に7位に入ってます。しかし、アラフィリップも数年前のスプリントのキレはないのかなぁ。まあ、ヒルシもスプリント...
数日前にたまたま見たNHKBSの早朝の国際ニュースのなかのカタールのアルジャジーラの放送で、避難民が収容されていた小学校がイスラエル軍によって無警告で突然爆撃され、子供や女性を含む避難民が30人死亡というニュースをやっていた。現場の混乱ぶりも映像が流れた。髭面の大男が号泣する中、小さな女の子の遺体が運ばれていくシーンや大きな血痕が映された。信じられないことがガザでは起きている。それはウクライナで起きてい...
いやぁ、面白かったです。8月末までだというので、昨日、上野の国立西洋美術館へ行ってきました。写本というと修道院で修道士たちが日々の祈りの間の仕事として書いていたような印象がありますが、13世紀ぐらいからは都市の工房がそれを作り始めるようになるんだそうで、今回の展示はそうした装飾写本のコレクションでした。しょっぱな、イングランドで作られた13世紀前半の写本はどれも10センチ四方の中にびっしりと装飾的な文字...
なんだか今シーズンはこういうのが多いですね。春先はMVDPがフランドルとルーベというクラシックの王様と女王様を二つ取っていったと思ったら、ポガチャルがジロとツール。でエフェネプールがオリンピックのTTとロードを両方持っていってしまったということで。。。まあ、ビッグ4のうち3人出ないから、MVDPとエフェネプールの一騎打ちかな、なんて思っていたけど、MVDPも太刀打ちできませんでした。rsn では「レムコ1世、パリ王」...
8月になり、具体的な移籍発表ができるようになったわけで、まず拙ブログとして第一弾はシャハマンの情報です。まだ公式発表ではないようですが、プロになった時に最初に所属したチームがクイック・ステップだったので、復帰ということになりますね。2018年にクイック・ステップでカタロニア一周、ジロ・ディ・イタリア、ドイツツールでそれぞれステージ優勝して頭角を表し、翌年ボーラに移って以後もカタロニアやバスクでいくつも...
オリンピックだけじゃなく、アメリカの影響力がそれほど強いとは思われない自転車界でも同じですね。要するにヨーロッパはイスラエルに腰が引けてるんですよ。イスラエル批判イコール反ユダヤ主義というワンパターン思考。ここでも書いたけど、ロシアとベラルーシの自転車チームはUCIから追放されたのに、ロシアと同等かそれ以上に酷い無差別殺害を日々行っているイスラエル、そこの自転車チーム、イスラエル・プレミアテックはツ...
今朝の東京新聞、田中優子の「読書という扉」というコラムの出だし部分です。これ、結構な説得力があると思う。世に溢れる陰謀論や歴史改竄を安易に信じてしまうのも、読み書き能力の凋落、拙ブログ風に言えば「教養」の欠如と繋がっていると思う。「教養」という古色蒼然とした言葉に反感を持つ人も多いと思うけど、拙ブログでは何度も書いてきたけど、先人が積み上げてきた努力や知識に対するリスペクトを教養と言うんだと思う。...
海外のネット書き込みを見るとやっぱりあちこちでポガーチャル(「ガ」にアクセント 笑)の突出した強さとヴィンゲゴールの異常な回復ぶりに疑いの目を向けるコメントが目立ちます。なんと言っても、エポ・ドーピングで打ち立てられたパンターニのプラトー・ド・ベイユの超人的なタイムを、今回4分も更新しちゃいましたからねぇ。ただパンターニの時より機材もパワーメーターによるトレーニング方法も格段に良くなっているという...
インスタグラムで公表したようです。 この投稿をInstagramで見る Primoz Roglic(@primozroglic)がシェアした投稿人生楽なことばかりじゃないよ、という前置きで、よくわからない専門用語だけど、ググると背骨のそれぞれの横にちょこっと張り出したところが折れたみたいです。腰のあたりのようですが、先週はレッド・ブルのアスリート・パフォーマンス・センターで療養治療してたそうで、ブエルタまであと半月ぐ...
スプリンター以外でステージ6勝はメルクスの8勝以来でしょうか? イノーも最高5勝止まりでしたからね。もうこのままブエルタにも出てグランツールトリプルなんて、まさかね 笑) ただ、ヴィンゲゴールが万全だったらどうだったか。。。また来年ですね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな TT の日だった?ニコ・デンツ: まあもう一度楽しめたよ。ハードなコースだったから楽しむだけじゃなかったけどね 笑)C: 君にとっ...
うーん、僕は大学入ってすぐにタバコ吸い始めましたね。18歳。入学してすぐにクラス担任の教師が夕方からセッティングした新入生歓迎コンパ、いわゆる新歓コンパで酔っ払って、帰りに駅のトイレで嘔吐したの覚えてます。また同じ頃中学のクラス会もどこかの飲み屋を借り切ってやって、これまた盛大に酔っ払って翌日にも吐いてたなぁ。大学一年の必修の授業、教室で教師自らタバコを吸いながら、皆さんも吸うならどうぞと言って、教...
あれを追いついちゃうかぁ。。。唖然茫然言葉が出ないですわ。喩えたくないけど、アームストロングみたいでした 苦笑)ジョーゲンソンなんてかなり強い選手との3分差を数キロで追いついちゃうなんてね。去年のヴィンゲゴールが最後の方で見せた強さが、今年は逆の形で現れてますね。去年はポガーチャル(この表記が原語に近そうです。「ガ」にアクセント)は7分半離されましたからね。まだ5分差。今日もポガーチャルがアタックし...
オーストリアアルプスの寒村の農園で酷使された孤児の少年が、青年になり農園を出て過酷な日雇い仕事に従事しながらある娘と愛し合い結婚するが、雪崩で妻を亡くし、第二次大戦でコーカサスへ送られロシアの捕虜になり、やっと故郷に戻り、、、という約80年間の人生を描いた映画。最初、結構テンポが早くて、もっとアルプスの自然をゆっくり写してもいいんじゃないかと思った。農園で虐められながら働く少年が青年になり、農園を出...
昨夜はガルもデンツもゲシュケも逃げに乗ってないのを確認したところで寝落ち、実はまだ最後のところだけ見ただけで、、、苦笑)しかし新たなスポンサーお披露目のツールで、どうやら踏んだり蹴ったりになりそうですね、レッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエ。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: レースシーンに絡めなかったってのが無茶苦茶フラストレーション溜まってる。でも状況を考えれば、僕に...
ブーフマン、ケムナに続いてシャハマンもボーラ退団が確定的のようです。シャハマンはパリ・オリンピックにポリットとともにドイツ代表で出場することになってるんですが、現状では移籍先の噂はまだでてないようです。シャハマンも21年まではパリ〜ニースで2連覇したり、LBLで表彰台に乗ったりしてて、ツールのステージもいずれ取るだろうと思えたんですけどねぇ。コロナになった後からは昔日の輝きを取り戻せずにいます。うーん、...
前待ちアシストは1950年台にボベが優勝した時に有名になった戦法だと言われてます。1953年、ボベが優勝するまでのフランスチームはなにしろ自分勝手な奴らばかりで 笑)あいつのために走るぐらいならやめてやる、ってのが常態化してましたからね 笑)そんなフランスチームのお話は「俺たちははみんな神さまだった」に書かれてます。よろしければ、とさりげなく広告しておいて 笑)昨日はビッグ3がそれぞれ、その「前待ち作戦」...
うーむ、今年のツールのコースは平地と山しかない? なんか中級のアップダウンのある逃げが決まるようなステージがあんまりないですねぇ。というわけで、昨日のようなプロフィールのステージを残り150キロ近くから放送するなんて、解説の皆さんもお気の毒です 笑) というわけで、私は録画して残り5キロから見ました 笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: 風が強くなくて助かったよ。一息つける...
と Sportschau.de がすっぱぬいて(?)ます。ボーラのチームマネージャーのラルフ・デンクが認めたそうです。ただ、どのチームへ移るかは規定で8月1日まで発表できないそうですが、リドル・トレックに移るという噂が流れているそうで、こういう噂って大抵当たるから、ほぼ確実なんでしょう。ボーラには2020年に加入して9勝、23年にはジロで総合9位にもなっています。ボーラは去年の秋に契約延長を申し出たそうなんですが、保留状...
休息日、拙ブログ注目のガルは休息日のインタビューで、ステージ優勝は強い逃げ集団に乗れて、逃げ切りでしかあり得ないと言って、総合トップ10がいちばんの目標だと言っています。ガルの話。「調子は上がっているよ。特に最後の3つのステージではまだいろんな可能性があるし、いろんなことが起きるだろうね。ただ、夜中によく目が覚めるんだ、しかも汗びっしょりだったりする。体はストレスを何とかしようとするからだろうね。こ...
ゲオルク・エルザーはヒトラーを爆殺しようとして失敗した。エルザーは腕の良い職人だった。誰にも相談せず、一人でコツコツと爆弾を作り、巧妙にセットして、しかし失敗し、逃亡しようとして見つかって逮捕され、処刑された。彼の企てが成功していたらどうなっただろう? 彼は独裁者を暗殺したヒーローになっただろうか? 結果が出た後から、エルザーの行為は独裁者を止めようとした止むに止まれぬ行為だとされて、拙ブログでも...
というわけで昨日ポテチを投げた男はあっさり捕まりましたね。管理社会の中、こういう犯人はすぐに特定されてしまうんですね 笑)コロナ前にもトニ・マルティンに看板ぶっつけた女性もすぐに特定されたしね。75年のツールでピュイ・ド・ドームの登りでメルクスはゴール数百メートル前で脇腹に強烈なパンチを喰らうと言うことがありました。まあ、この後のステージで突然メルクスがブレーキになったのはこの時の肝臓のダメージのせ...
TVでは先日のタイマンスプリントでヴィンゲゴールが勝ったのを、ポガチャルのハンガーノックではないかと推測してましたが、まあ、いろんな説が出て楽しいです 笑) しかし、有無を言わせぬ強さ。逃げて10秒ぐらいの差がずっと続いた時には、またヴィンゲゴールとエフェネプールが追いつくんじゃないかと思ったんだけど、ズリズリと引き離しましたね。ゴール後のクールダウンの時、ポガチャルがちょうどエフェネプールのお尻を見...
ログリッチがリタイアし、こういう時のためのヴラソフもすでになく、ヒンドレイはトップテンが望み薄となっては、もうステージ狙うしかない、と思うんだけど、そうなるとソブレロとデンツに期待がかかってくるのでしょうか? 昔の名前ならユンゲルスなんだろうけど。。。しかし、こうなるんだったら、言ってもせんないことだけど、ブーフマン出しておけば 苦笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? ニコ・デンツ: ...
スターリン時代に作品を何度も批判され、発表を制限されたアンドレイ・プラトーノフ(1899〜1951)というソ連の作家がいる。岩波文庫で短編集が出ているけど、作品の多くが日の目を見るのは死後かなり経ってから。僕がこの作家の名前を初めて知ったのは1991年秋の、今はない三百人劇場でのソ連・ロシア映画の全貌というシリーズで観たソクーロフ監督の「孤独な声」という映画の原作者として、だった。ソクーロフ監督についてはここ...
弱り目に祟り目、泣き面に蜂、、、ヴラソフが転倒してリタイアしたと思ったらログリッチが二日続けて転けました。ゴール後の監督アルダークは医者の診断次第だと曖昧な答えをしているようですが。。。一方のスプリント、あのカヴの無茶苦茶派手な斜行は、あれでも大丈夫なの? 主催者はカヴに忖度してるんじゃないの? 笑)と思ったら、やっぱり降格でしたね。ファン・アールトにブレーキングさせたデマールも降格。まあ、昔のよ...
ポガチャルが逃げて、今シーズン初めて失敗しましたね。最後のスプリントでは、やっぱりその前の逃げで足使ってたんでしょうかね。一方でヴィンゲゴールがあんなにボロボロ泣くのもちょっとびっくりしました。ログリッチはゴールについた時はエフェネプールからだいぶ遅れていたけど、3キロルールが適用されたんですね。リザルトはエフェネプールと同タイムゴールです。あんな山岳ゴールでもこのルール適用されるんですねぇ。ボー...
昨日は途中で寝てしまって、実はまだ見てないんですよねぇ。。。結果だけは知っているけど、そんな退屈なステージだったんだぁ 笑) この後、最後の5キロだけ見るかなぁ 笑)というわけで昨日ちょっと触れたルーマニア、リポヴィツが総合優勝しましたね。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった? (あくびマーク)ニコ・デンツ: (あくびマーク)休養日二日目。。。C: 風が強くなった時は嬉しかったかい? 横風分断...
拙ブログではスタート前に注目選手として上げたオーストリア人ガルの休息日のインタビューです。去年はクイーンステージで優勝して、総合8位になったんですが、現時点では6分以上遅れての17位。ただ、山岳ステージが待ち遠しくてしょうがないって感じです。「第一段階の評価はポジティヴだ。まだ山岳ステージは一つだけだし、山頂ゴールもない。一つだけ悔いがあるのはTTだね。TTが良くなるようにずいぶん時間をかけたんだけどね。...
ああ、ヴラソフくるぶしの骨折で棄権ですね。ログリッチとしては痛いなぁ。ボーラのチームとしても総合トップテンの可能性が十分あったからなぁ。しかし、くるぶし骨折状態で集団まで戻って、ポガチャル集団でゴールしたのね。すごすぎ!一方ルーマニアのシビウ・ツールでは最終日を残してリポヴィツが総合トップになってます。地味なステージレースだし、有名有力選手もあまり参加してないけど、どうなるでしょう。というわけで、...
昨夜のNHKで放映されました。先週のワイマール共和国からヒトラー誕生の回もすごかったけど、今回もものすごかったです。敗戦からの1年間の、ほとんど全て見たことのない映像でした。敗戦5日目の8月20日にはテキヤの親分(要はヤクザの親分なんでしょうか)のもとで新宿に、アメリカ軍の横流し品や日本軍などの隠匿物資を、国の決めた適正価格の数十倍で売る闇市ができたなんてのもびっくりでした。さらには日本政府がアメリカ占領...
今回はリクエストにお答えします。写真は1950年の古雑誌「ビュッテ・クルブ、ミロワール・ドゥ・スポール」の表紙です。金曜日に99歳で亡くなったようです。この選手、拙ブログでは1952年のツールを古雑誌で紹介したときに触れました。成績だけで見るとグランツールやクラシックに勝つことはできなかったんだけど、当時のフランスのチームではボベと並んで人気者だった選手です。ツールでは1951年に2位になってますが、この時はコ...
残り60キロぐらいから見てたんですが、なかなかスリリングでした。ポガチャルの繰り返しのアタックはやっぱり惚れ惚れします。でもあれってマスク必要じゃない? 苦笑)優勝争いも、春先に骨折したヤスペル・スタウフェン、もう少しでしたねぇ。スタウフェンってスプリンターのはずだから、もう少し前に諦めて集団に戻って、力を温存してスプリントに備えるという手はなかったんでしょうかね?*Cyclingmagazine : 今日はどんな...
まあ、これまでの人生で僕が投票した人が当選した確率は、間違いなく50%以下です キッパリ)しかし嘘つきのレイシストと新自由主義のファシストに負けるかなぁ。謎だわ。FBで知り合った人たちは当然だけど、他にも普段付き合いのある知人友人たちの中であの二人に入れそうな人は思い浮かばないんだけどねぇ。特に今回ネトウヨ界隈でも小池を積極的に推すような話ってなかったような気がするんだけど。。。結局石原の時も、前回も...
うーん、スプリント賞マイヨの色が暗くて、まるで見極めがつきませんねぇ 苦笑)昔の薄い緑の方が良かったなぁ。一方で、ツアー・オブ・オーストリアでは死亡事故があったようです。ノルウェーのアンドレ・ドレーゲが下りで落車して亡くなったということで、同業者ですからね。デンツも今日の日記は控えめです。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 自転車の調子としては、今日は良い日とはいえなかった...
後半ビッグフォーが出てきたあたりから、ものすごい盛り上がりましたね。TVの前で、思わず、何度も「うぉ!」とか「すんげー」と声出してました 笑)個人的にはフェリックス・ガルがどのぐらいまで頑張れるかと思っていたんですが、ほぼ3分遅れで総合順位もずいぶん落としてしまいました。あのクラスのTT能力は普通のクライマーにはちょっと無理でしょうね。さて、デンツは4分半以上遅れてゴールでした。まあアシストですからTTは...
カヴェンディッシュの後にフルーネヴェーヘンかぁ、士気下がるわぁ 笑)もう一つ、昨日の続きで、メルクスのカッコ良すぎるエピソードをかつて書いたことを思い出しました。カヴはまだまだメルクスの靴紐を結ぶ役目にも達してません キッパリ)「1972年のツール、緑のマイヨはきみのだ」へ*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: ストレスいっぱいで仕事もたくさん。でも結局何のためだったんだろう 苦笑...
やれやれ、拙ブログとしてはちっとも嬉しくないですね 笑)今日はカヴェンディッシュファンの方はご遠慮ください 爆)メルクスを抜いたって言ったってねぇ。メルクスは7回しかツールに出てないし、スプリントだけでなく山岳でもTTステージでも勝ってるし、総合優勝は5回だからね。勝利数を抜いたって言ったって、メルクスの名前を出すことが烏滸がましいわ! って気がする。むかしチポッリーニがジロ・ディ・イタリアでアルフレ...
やはりヴィンゲゴールは去年のレベルまでは達してないんでしょうかね。ただ、まだ5分の1ですからね。ただ、あんなの見ちゃうとねぇ、ポガチャルにヴィンゲゴールがどこまでついていけるか、そしてエフェネプールとログリッチが、さらにそれにどこまで追いすがれるか、という感じがします。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 昨日は本当に嵐の前の静けさだった。今日は山以外でもハードな1日だったよ。...
私の2年前の予想がついに当たりました 笑)アフリカ系の選手としてはツールのステージ初優勝ですね。ゴール前1キロからのアンテルマルシェの3人のトレインに乗り遅れて、一人10番手ぐらいにいたんですが、ゴール前にうまく右端のスペースに潜り込めたという印象でした。ただなぁ。エリトリアって国、前にもちょっとだけ触れたけど、改めて調べるとどうやらかなりヤバイ国みたいでね 苦笑) 「アフリカの北朝鮮」と呼ばれている...
うーむ、早くもポガチャルとヴィンゲゴールの一騎打ちの様相を呈してきました。いや、結果的にはゴール直前で追いついたとは言えエフェネプールは乗り遅れた感じだし、ログリッチは反応できませんでした。ログリッチはついていきたかったけど足がなかったと認めてますね。たまたま調子が悪かっただけならいいんだけど。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ニコ・デンツ: 次の灼熱バトルだった。でも今日はコースのせい...
ジロで最後のグランツールと称していたゲシュケがツールにも出場するというので、またまたゲシュケの最後のツール・ツィート日記かと思ってたら、新たにレッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエとやたら長いチーム名になったデンツでした。ニコ・デンツは拙ブログでもジロのツィート日記なら3回出てるし、ジロでステージ優勝もしてるし、ブエルタにも出てるんだけど、ツールは初出場です。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だっ...
先日都議会での独裁国家並みのびっくり映像を紹介したけど、今朝の都知事選の選挙公報も、どこか映画「未来世紀ブラジル」並みのディストピアぶりでした。あえて写真は小さめにしてありますが、興味があれば写真をクリックすれば大きくなると思います。でも、わざわざ見る必要ないな 苦笑)どの面を開いても、NHKに受信料を支払う人は馬鹿だと思いますの文言とともに候補者以上に大きな文字で立花孝志の文字が踊ってる。かと思...
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...
ゲシュケは総合14位。最後のグランツールがキャリア最高順位でした。本当に今年でやめちゃうのかなぁ。。。*Cyclingmagazine : お別れの日はどんな日だった?ジーモン・ゲシュケ: グランツールの最終日はいつだってちょっとエモーショナルだ。でも、ローマは僕の最後の白のステージとしてはとても素敵な舞台だった。昨晩は2月初め以来のビール、とても美味しかった。C: 今日の最終周回は君にとって最後の周回だと、ずっとエ...
むかし、日韓ワールドカップで負けたのに最優秀選手になったドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンが、日本のテレビ番組で子供と一緒に出演した時の感想を、日本の子どもたちはおとなしく礼儀正しく言われたことを忠実に守ると、まあ、褒め言葉なのか呆れているのか、いずれにしてもびっくりしていました。確かにドイツの生徒たちは、教室でも自由 笑)です。教師の言うことに反抗するし態度も自由。過去に「白いリボン」みた...
スプリンターがグランツールでまとめ勝ちする例は、ブエルタのフレディ・マルテンスの13勝(総合も優勝)を筆頭に、ツールではメルクス(総合も)やマルテンスの8勝とか、ジロでもペタッキが9勝した時がありました。他にもグランツールで、スプリンターがステージ勝利を大量生産しながら、総合では3桁の順位というのも枚挙のいとまなし。でも今回のように総合優勝した選手がステージ6勝ってのは1994年のブエルタのトニ・ロミンガー...
「ブログリーダー」を活用して、ヴァルデマール・シュトルンクさんをフォローしませんか?
YouTubeにはこんなのがアップされていました。上りのゴールスプリントで、それまで全く目立つことのなかったマイケル・マシューズが突然現れて優勝を掻っ攫って行った、みたいな rsn の書き振りです 笑)「マシューズが隠れん坊をしてケベックで三勝目」このレース、予想ではポガチャルが強いと言われていたし、終盤は数人で逃げて、残り2キロの登りでアタックしてますが、切れ味が今ひとつで、不発でした。まあ、坂のレベルが都...
今日見てきました。面白かった!! むかし、1970年ごろに芥川也寸志が司会して野際陽子が相手役だったラジオのクラシック番組があって、そこでチャイコフスキー(以下チャイコ)の4番の交響曲を放送した時、芥川が、チャイコの奥さんってのは有名な悪妻で、この曲の冒頭や第4楽章の激しさは、チャイコが奥さんに対してこの野郎という憎しみや怒りの気持ちで書いたんじゃないかという冗談を言っていた。もちろんチャイコがゲイだな...
シュテファン・キュング、TTスペシャリストだけど逃げにもよく乗るのでよく名前を聞く選手ですね。もう30歳。拙ブログでは2015年4月に初めて名前が出て、「このキュングという選手、第二のカンチェラーラとかいわれているようです」http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2079.htmlと書いてます。まあ、同じスイスのTTスペシャリストでしたからね。カンチェのほうはその後クラシックに何度も勝つ大選手になりましたが、キ...
ガンパーだけでなくダニマルも途中リタイアで、最後まで走ったニコ・デンツも51分遅れで56秒のタイムオーバー失格となりました。すでに公表されているようにサルモネラ菌の中毒だと。。。他にもヴラソフが体調不良とのことです。今ビデオを見直すと、ガンパーはスタート直後にすでに遅れていき、一方でダニマルとヴラソフは序盤前方にいますね。ただ、ダニマルは俯き気味でかなりつらそうでしたが。。。いわゆる食中毒だけど、チー...
予想通りと言うか、むしろ予想よりも盤石のレッド・ブル・ボーラ・ハンスグローエでした。マスがこのところログリッチより前にゴールすることが多かったので、マスに引き離されていくログリッチの姿も思い浮かんだのですが、ゴデュとスケルモーゼに遅れてしまいました。(というところまでは今朝ほどにすでに書いていたんですが、10時間前にお決まりの質問があった後、ガンパーの返事が全く更新されてません。ツィートの問題なのか...
少し前に見た映画がとても印象的だったので、その原作を図書館で借りて読んでみてびっくり!! これを原作としている映画と全く違うやんか!! 以前書いた映画の方もぜひ参照してください。http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4930.html小説は3人の人物の視点が6回繰り返されます。そして最後に戦後の様子がエピローグとして一人の視点から描かれます。一人目はナチスの党ナンバーツー、マルティン・ボルマンを叔父に...
いやぁ、昨日は今晩のために早寝してしまって 苦笑)ビデオもまだ見てないんですわ。ガンパーが何言ってるかわからなくなりそうなので、YouTubeの10分弱のダイジェストを見てからご紹介 苦笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな 日だった?パトリック・ガンパー: ありがたいことに、調子は少しだけ良くなってきているし、僕らにとってはすべて計画通りだった。僕らも先頭集団に3人いて、最後もプリモシュのそばに十分アシス...
昨日のTVではサイクルコンピューターの話題がでていました。これって最初に使ったの1984年か5年のグレッグ・レモンだよね。浅田さんは僕より下の世代だからかなぁ? 90年ごろからの話をしていたけど、無接触のアボセットのスピードメーターとオークレイのサングラスをヨーロッパに持ち込んだのはアメリカ人のレモンです。ただ、あの頃の写真を見ればわかるけど、レモン以外誰もつけてなかった。僕もホビーレースチームで練習して...
いやぁ、先日1990年のレモンとキァプッチの5秒差うんぬんの話を書いたら、今回もまた5秒差。多分今日明日はこれ動かないでしょうけど、その後19、20と上りゴール。20ステージのプロフィールはオコーナーは自分向きだと言ったようですが。。。最後のTTがログリッチでしょうからね。それ以上にマスがこのところ調子上がってます。というわけで、普段は11時ごろになってやっとチャンネル合わせるんですが、昨日はたまたまチャンネル変...
今日は朝からつれあいと東博の神護寺展を見てきました。先日西洋の写本展を見てきたばかりなので、写本も時代的には平安から鎌倉、せいぜい室町ぐらいまでなので、比べると洋の東西、ある意味似てるかなぁ。ただ西洋の写本のように変なユーモアがあまりなかった点でしたかね。それと、弘法も筆の誤りというのに、修正の跡が見つからなかったこと 笑)さて、ログリッチのペナルティは、落車やメカトラによるのではなく、単に戦術的...
昨日のNHK映像の世紀、バタフライエフェクトのゲッベルス。すごかったですねぇ。このシリーズは前から書いているけど、毎回すごいです。結局ゲッベルスの自己承認欲求が特定の民族をひとくくりにして憎悪を向ける。あのユダヤ系カメラマンに向けた憎悪の眼差しの写真!!日本で言えば東条の戦陣訓で、「生きて虜囚の辱めをうけず」のおかげで、かず多くの日本兵(それも職業軍人ではなく、赤紙で引っ張られてきた一般人)が無駄に...
1990年のツールでプロローグの次の第1ステージで、バウアー、パンセク、マーセン、キァプッチの4人が優勝候補たちに10分以上の差をつける大逃げを決めたことがありました。マイヨ・ジョーヌはバウアー、パンセク、キァプッチの順にわたり、キァプッチが19ステージまで着るのですが、シャンゼリゼ前の個人TTだった20ステージでレモンが奪い取ると、そのままレモンのツール連勝がなったことがありました。あの時も10分のタイム差がジ...
スタート前は逃げが決まるかと思っていたんですがね。スプリンターステージになるとはね。と言いながら、さっき録画で見たんですが 苦笑)今日がかなり凶悪なステージみたいだから、総合上位勢はあまり無理するつもりはないだろうと思っていたんですが、ガンパーによるとまたちょっと印象が違ってきます。しかしゴール20キロ前に1級の山があっても60人の集団スプリントかぁ。。。やっぱり僕が興味を持った40年前とは機材も登り方...
FBで見つけた写真です。実はFBでコメントしてたんだけど、ブログでも紹介したくなりました。ぱっとみると、遅れて最後尾を壊れた自転車を押して登っているように見えますが、実はこの選手、このステージの優勝者なんですね。しかもこのステージを2位に10分以上の大差で勝ってます。1925年、ほぼ100年前のツール・ド・フランス第13ステージはニースからブリアンソンの275キロ。正確なコースはわかりませんが、おそらくアルプスの峠...
ジワジワと迫ってまいりました 笑)この先も登りゴールのステージがいくつかあるし、最後は25キロぐらいのTTだし、オコーナーとしてはどこまでもつか。。。ガルがもっとしっかりそばに付いて行くかと思ったんだけど、今回も先に行っちゃいました。もちろん監督からの指示もあるだろうから、本人の意図で行ったわけではないんでしょうけどね。それに激坂は自分のペースで走るしかないんだろうけど。。。*Cyclingmagazine : 今日...
優勝したカステリッリョ、トレーナー?と抱き合って滂沱の涙でしたね。トレーナーの方に涙がボタボタ。あれだけフラフラ走って、もう身体中の水分なんかなくなってるだろうに、涙はいくらでもでるんですね 笑)逃げてすぐにスイスチャンピオンのシュミートが追いつきそうだなと思ったらダメで、最後もプールがものすごい勢いで追い上げたけど、時すでに遅しでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガン...
例えばタルコフスキーの映画「ノスタルジア」のラスト。蝋燭の火を消さずにお湯を抜いた野外温泉の端から端まで渡りぬけたら世界は救済される、とか、同じく「サクリファイス」で、起きてしまった核戦争を無かったことにしてくれと神(?)と契約して、実際に家に火を放つとか、冷静に考えると子供のおまじないみたいなことが、真剣に、そしてものすごく美しく描かれていた。ヴェルナー・ヘルツォークというこの映画監督も、そうし...
昨日はレッド・ブル・ボーラがチーム力で30秒稼いだって感じでした。逃げてたデンツとガンパーが下がって山の前で集団を牽引し、山ではヴラソフが思いっきり引っ張ってオコーナーを切り離すお膳立て。離れたオコーナーはリポヴィツがぴったりマーク。下りに入ってダニマルが前から戻って牽引してゴールへ雪崩れ込む。ダニマルは止まって待ってたみたいですね。一方オコーナーはガルだけでしたね。そのガルもオコーナーが一人遅れた...
やっぱり勝負をかけるのは登りゴールのステージなんですかね。その意味では今日も逃げが決まり、総合に大きな変動はなさそうな感じですが。。。*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?パトリック・ガンパー: どうやらみんな休息日をうまく使って休めたようだったね。今日はスタートから全開で、プロトンは50にんぐらいしかいなかった。他はみんなちぎれてたよ。最後のところになる前に短い休息があって、それからふたたび...
ガンパーの同国人フェリックス・ガルが rsn でインタビューに答えています。そう言われてみれば、去年も第6ステージで接吻・キスが逃げて、最終的にはその時の蓄えがものをいったのでした。今年もオコーナーの逃げは第6ステージ。さて。*rsn: 君たちのキャプテンのベン・オコーナーが赤いジャージ争いでトップを走っているけど、今の気分は?ガル: もちろん特別さ。普通は味わえる状況ではないからね。僕らはチームとしてもの...
昨日行ってみました。ツタンカーメンはもちろんすべてレプリカなんですが、壁一面への映像や音響で楽しめました。小学校の頃に子供向けの本でカーターの発掘の顛末の本を読んだ記憶が蘇りました。今回の展示では全く出てませんでしたが、その本ではたしか最後にはツタンカーメンの呪いの話が出てて、発掘に関与した人たちが次々死んだというような怖い話がでてきたので、結構記憶に残っていたのでしょう 笑)で、お昼ご飯を食べた...
やっぱりアングリルです。霧が出てなんとも凄惨な雰囲気でした。しかし、この峠が初めて登場した1998年はチェーンホイールもフリーも今とは違って、多分38X28ぐらいまでだったと思うので、選手の足の回り方が全然違ってましたが、いまはクルクル回っていきますね。さて、今日のステージで逃げが決まって、後ろがのんびりいけばクスはタイムを守れそうだけど、なにしろ8秒差ですからね。でも今日のステージをクスがトップで終えれば...
ナータン・ファン・ホーイドンクが自動車事故で重症だそうです。私の世代だと父親のエドヴィック・ファン・ホーイドンクのほうが圧倒的にインパクトが強いですが。北海道のこともあったし、ニュースを見た時には自動車に突っ込んだんじゃないかと思ったけど、自動車を運転してての事故のようです。しかし、ブエルタ、アングリルでどうするんでしょうね? クスが優勝しないとユンボとしては禍根を残すんじゃないのかなぁ。。。笑)...
今回は写真のオンパレードという新機軸です 笑)ただ、動画はここに貼れないようなのでご容赦。それと、最後が尻切れトンボです。いろいろ探したんだけど、最後の質問に対するツヴィーホフの返事は見つかりませんので、悪しからず。Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?ベン・ツヴィーホフ: C: コーヒータイムの写真はないのかい?【老人がコーヒーポットから直接コーヒーを飲む白黒動画】ツ: C: 素敵な休息日...
おしかったなぁ。。。ケムナ2勝目になるかと思ったんだけど。下りで後ろが2、30メートル離れた時、思わず「コケんなよ」と一人で口に出して呟いてましたが、その直後に誰かに押されて再出発するケムナの姿が空撮で写って、あ〜〜っ! でした。ただ、前が牽制すれば追いつくだろうとは思ったんで、実際そうなったんだけど、スプリントでは勝てないだろうとも思ってました 笑)まあ、いつかのインタビューでも夢はスプリンターだ、...
1971年のツール・ド・フランス、オルシエール=メルレットへ向かう第11ステージ、ツール2連覇中のメルクスは、60キロ独走で逃げた最強のライバル、ルイス・オカーニャにほぼ9分の大差をつけられ、総合では10分近い遅れとなった。誰もがメルクスの3連覇は無くなったと思った。しかし、翌日のマルセイユへ向かう第12ステージ、メルクスはアシストたちに序盤からハイスピードで集団コントロールするように指示。最後はアシスト二人を...
あっさり終わってしまいました、今年のブエルタ 笑) あとはユンボのうちの誰が優勝するか、ですが、チームとしてはクスに勝たせたいんでしょうね。ヴィンゲゴールだとツールとブエルタ、ログリッチだとジロとブエルタ。どっちになっても禍根を残しそうだから、ここはクスで行くのがチームとしても平和なんじゃないでしょうか 笑)*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?ベン・ツヴィーホフ: 2時間は本当に良かった。...
いや、昨日だったら同じスプリントステージでもツアー・オブ・ブリテンのファン・アールトの方が面白かったですね。最後1キロ強までアシストの後ろについて、直角コーナーで前に出たら、あとはは最後まで踏み倒して逃げ切ってしまいました。前から何度も書いてるかもしれないけど、こうやって残り1キロぐらいを早駆けして逃げ切り、後ろでスプリンターたちが地団駄踏むって、スプリントステージでは一番格好いい勝ち方だと思います...
ヘスス・エラーダ。以前書いたデルガドの講演会があったときに、期待のスペイン人若手選手は、の私の質問に、ミケル・ランダとともに名前が上げていました。あれからもう7年。エラーダも30を超えて、デルガドが当時期待したほどの活躍ぶりではないですが、昨日は最後まで動かずに、最後の最後に爆発、見事な勝利でした。*Cyclingmagazine : 今日はどんなTTの日だった?ベン・ツヴィーホフ: たくさん働いたよ。最初はニコ【デ...
アイデブルックス、やっぱりTTがトップテンに入れるぐらいだといいんだけどねぇ。一方でなぜかニコ・デンツが結構いいタイムを出しましたね。立場からすると流しそうなステージだと思ったんだけど、セップン・クス 笑)に次いで14位ゴールでした。*Cyclingmagazine : 今日はどんなTTの日だった?ベン・ツヴィーホフ: クールなTTだった。沿道の雰囲気は最高で、ともかく今回のブエルタ最良の日の一つだったね。バリャドリドに...
*Cyclingmagazine : 今日はどんな(休息)日だった?ベン・ツヴィーホフ: リラックスできたね。昨日は飛行機に乗って楽ができた。おかげで今日は本当に体力回復だけだった。C: レースとは違う質問だけど、ここまでホテルや移動、ステージの場所や雰囲気はどう思う? このブエルタは気に入ったかい?ツ: 言ったようにここまでは僕らはかなりラッキーだった。70点かな。あとまだ2週間あるからね。どうなるかね。C: 今後...
とっても嬉しいよ。この数ヶ月は本当によく頑張ったんだ。ジロの後はずっと快調だったわけじゃない。調子が落ちたことも何度もあった。だからまた勝てて、表彰台に登れて、本当に嬉しいよ。序盤は、横風で後ろの集団になってしまったけど、僕としてはできるだけエネルギーを使わずにこの状況をやり過ごしたかったんだ。どうせ最初の山でまたみんな一緒になるだろうと思っていた。で、逃げに乗った後はエネルギーはたっぷりあった。...
やりましたね、ケムナ! いやあ、久しぶりに最後はドキドキしました。追ってくるソブレロがどんな選手か知らなかったので、思わずスマホで調べちゃいました 笑) タイム差が16秒とか出てたけど、空撮でみるとそんなになさそうだったし、ドキドキしました。しかし大混乱のステージでした。どんな泥道や? と思ってたらまるで大したことなかったですね。私なんか大昔の自転車レースに興味があるので、シクロクロスみたいなドロド...
結局エフェネプールって自分のペースで走るタイプなんですね。ただ、その自分のペースが、他の選手がアタックできないスピードってことでしょうか。第6ステージのように、誰かがドンと先にアタックしちゃうと、それに合わせるってタイプじゃないのかな。あとは自分のテンポで行くしかない。だから昨日は早めに先頭に出てずっと先頭交代なんてしない。他の選手たちはアタックするにはちょっときついってペースで、そのままゴールま...
先日紹介した「ごまかさないクラシック音楽」に教えられたんだけど、旧ソ連には「無葛藤理論」なるものがあったんだそうだ。調べてみると、当初は文学理論・芸術理論としてはじまったそうだけど、後々には社会全体の見方となっていった。つまり「葛藤があるということは、まだ矛盾があるということになってしまう。ソ連はすでに葛藤を克服して、ユートピアを実現しているのだから、『無葛藤』だと。」西側には「貧乏人がいて苦しん...
うーむ、あんた、ビン・ラディン? っていうすごいヒゲでした、ジョフレ・スプ。35歳にしてワールドツアーレース初優勝ですね。しかしゲシュケもあそこまですごくないですね。1920年ごろまでだと、選手たちはみんなカイゼル髭みたいな立派な口髭を蓄えてますが、顎髭はいなかったと思います。補給食がベタベタして、たれたりすると、なかなか気持ち悪いことにならないんでしょうかね?*Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった...
関東大震災時の虐殺犯罪事件については、説ブログでも何度も話題にした。加藤直樹「九月、東京の路上で」覚書き映画「金子文子と朴烈(パク・ヨル)」加藤直樹「トリック」覚書きしかし、なかったと言っている人は、それで何がしたいのだろう? 南京事件でもそうだ。なかったことにすればフツーの人である自分にとって、どんなメリットがあるんだろう? まさか日本人としての誇りが取り戻せるとかいうお題目を本気で考えてるはず...
セップン・キスじゃなくてゼップ・クスの優勝でした 笑) 表彰台では喉を鳴らしてゴクゴクとカバ?をがぶ飲みしてましたが、あれって500cc ぐらい飲んだよね。ゲップ・クスになっちゃうぞ。ブーフマンとケムナがあの逃げの大集団に入ってたけど、最後のプロフィールマップを見る限り、ちょっと勾配がキツすぎるなぁ、と思っていたら、案の定でした。ブーフマンもツールで総合4位になった頃なら、激坂は得意としていたからチャン...
グローヴス、発射寸前に周囲をキョロキョロ確認してましたね。スプリンターってあまりああいうことをしないような気がするんだけど、一昨日もそうでした。癖なのかな?というわけで、ツヴィーホフのツィート日記ですが、最初に出てくるオズボーンとバラーシュテットはどちらもアルペツィン・デケーニンクのドイツ人アシスト。昨日のステージはほとんど先頭固定で集団を引っ張ってました。ところで、このオズボーンって、ドイツ人ら...
実は忙しくて、まだ全体の三分の二ぐらいしか読んでないんだけど、これはもう絶対おすすめ。どの章もほぼ独立し完結しているから、あちこち、どこからでも、興味ありそうな章から読み始めることができます。そして、どれも面白い。僕はぱらぱらやって、目についたブーニョの名前から、大阪のイタリア人がやってるヴィンテージ自転車ギャラリーのインタビューから読み始めてみたんですが、これが、むちゃくちゃ私のツボでした。他に...