この一月ほど市長の謝罪がニュースになっていたけど、あらためて朝日の記事なんかを読むと凄まじい(有料記事になっています)。生活保護のことについては、拙ブログでも何度も書いたことがある。ここでは雨宮さんの書いた本を紹介したものをリンクしておく。雨宮処凛「14歳からわかる生活保護」しかし、それ以上に住民サービスのための行政側が市民をこんなふうに見るということに当惑する。朝日の記事には利用者・家族から寄せら...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
名前は一度だけ出たことがありますが、拙ブログほぼ初登場と言ってもいいでしょう。ロードだけでなくトラックでも活動してきた22歳。リドル・トレックのフューチャーチームにいたんですが、来年はワールドツアーチームに昇格です。今年の結果を見るとU23のパリ〜ルーベで優勝してるかと思えば、全5ステージのオリンピア・ツールの総合でも優勝、他の小さいステージレースでステージ優勝したりポイント賞で上位に入ってて、さらにド...
この名前の選手で有名なのは1986年、イノーとレモンの確執の年のツールで3位になったウルツ・ツィンマーマンでしょうけど、メルクスの頃のフランス人選手にも同じ綴りでアンドレ・ジメルマンという選手がいました。今 Firstcycling.com で検索したら現在過去と、独仏、スイス、ベルギー、チェコ、イタリア、オーストリア、オーストラリアとものすごい数がヒットします 笑)そうは言ってもやっぱりドイツ人が多いですが。そんな中...
1991年、ソヴィエトが崩壊した時、現地から特派員だか記者だかがTVで、これでソ連にも革命前以来の自由が復活しましたぁ、と叫んでいるのを見て、さすがにそりゃないだろ!と思わずのけぞったものだった。この本、大学生が主人公で、大学の講義が舞台なんだけど、文章はどこか昔の少年少女世界の名作というか、児童文学みたいな感じ。だけど、同時代の文学作品を通して、当時のロシアの暴力的な専制主義がわかるし、こんな強権的な...
この人もねぇ。。。拙ブログには昨日のブーフマンと同様、サブカテまで作ってあるんだけど、今シーズンはバスクのステージ3位と、後は移籍話でしか出てきませんでした。コロナ前のレベルまでなかなか戻りません。思えばラッキーだったとはいえ、19、20年とパリ〜ニースで連覇したんですけどねぇ。今シーズンは勝利なし。ただ、ジロでステージ2位があったり、バスク以外にも春先のGPインドゥラインでもトップテンに入っているし、夏...
ボーラでプロデビューして10年。デビュー当時はドミニク・ネルツがエースだったチームも、随分様変わりし、とうとうボーラを去ることになりました。チームからジロ出場の約束をもらっていたのに反故にされ、ハンガリー一周では怒りの総合2位になったものの、その後6月のツール・ド・スイスで落車大腿骨骨折で9月までレースに出られませんでした。9月以降のレースはワンデー4つのうち3つが途中リタイア。二つ出たステージレースもク...
ジュニア時代に世界選でエフェネプールに次いで2位になった選手です。といってもエフェネプールが頭抜けてて、ついていくだけで精一杯でしたけどね。そうは言ってもジュニアのレースではそこそこ勝ち星を上げていたんですが、エリートクラスはなかなかね。かつてのオラフ・ルートヴィヒを少し優しげにした風貌は、個人的には魅力的なんですけどねぇ 苦笑)まああのレベルにはなかなか達せませんわなぁ。DSMからトゥドール?(チュ...
ヨーロッパ人としては珍しい吸血鬼じみた八重歯のかわいい 笑)グロースシャルトナー。この人の名前が出ると必ずこの話題です 笑)ポガチャルのアシスト役と見込まれてUAEに移籍後、去年のツールではポガチャルを勝たせることはできませんでしたが、今年はジロでポガチャルの総合優勝をアシストしたわけで、目標達成となりました。ただ、ボーラ時代はグランツールでトップ10を狙っていたので、はたから見るとちょっと寂しい 笑...
去年までボーラで9年を過ごして、少しずつ力をつけ、ツールでのステージ優勝までして、こういうふうにほとんど無名の時代から気にしてきて、力をつけてくれた選手って、拙ブログとしては応援しがいがあるんですが、今シーズンはリドル・トレックに移籍。優勝はありませんでした。トップ10が6回。一番良かったのはクラシカ・サン・セバスチャンで7位に入ったことでしょうか。で、rsn のシリーズ、コンラートがつかまらなかったか、...
今週は忙しくて、このシリーズ滞ってました 苦笑)すでに rsn ではブーフマンやシャハマンも挙げられているんですが、そこまではまだ遠い 笑)というわけで、今年のU23の世界選優勝者です。調べるとドイツ国内選手権でもU23で優勝していますね。そしてヨーロッパ選手権ではU23準優勝。そしてドイツイヤーオブサイクリストにも選ばれました。拙ブログではU23の世界選まで名前が出たことがなかったんですがね。大柄で首も太いし、...
いや、すでに数日前のことです。すぐに書きたかったんだけど、ちょっと忙しくて。。。苦笑)90歳。拙ブログでは何度も名前が出てます。なんといってもモニュメント5つを全て勝った最初の選手ですし、世界チャンプにも2回なってます。3回目を逃した話も書いたことがありました。また、古雑誌のミロワールの表紙になってることも紹介しましたが、改めてその写真を載せておきます。1961年の5月号。1958年のミラノ〜サンレモを皮切りに...
去年の勢いだと、今年はどこかで優勝するんじゃないかと思ったんですがねぇ。去年10回以上あったトップテンが今年は3回だけ。今年も去年と同様小さなステージレースの出場が多かったんですが、去年はチェコとトルコで総合2位になったり、UAEやコッピ・エ・バルタリ、スロヴェニアで総合トップテンに入っていたのに、今シーズンはなし。さらに、去年はブエルタに出たのに、今年はグランツールは出ませんでした。体調が安定しないシ...
僕の学生時代にはクラスに何人かの「左翼」の連中がいた。特に独文科なんて、中には意識の高い奴らがいて、東ドイツに興味を持っているなんて奴もいた。むろん「左翼」と言ったって、日本共産党系(いわゆる民青)もいれば、もっと過激な連中もいたんだと思う。すでに学生運動は終わっていた。1972年の浅間山荘事件で学生運動はすでに人々からそっぽを向かれていたと思う。だけど、それでも、1974年に入学した僕は、4年間で2回試験...
今シーズンはバレンシア一周とティレノ〜アドリアティコの二つのステージレースとストラーデ・ビアンケだけの出場。ティレノでは総合8位になって調子が良さそうだと思ったら、4月はじめのトレーニング中に自動車にぶつけられて大怪我で、その後はレースに全く出られませんでした。去年がジロで総合9位、ブエルタではステージ勝利をあげたりしていただけに、新たに今シーズンはステージレーサーとして出発するはずだったんですがね...
この人もねぇ。。。デーゲの話題になるといつでも、ついつい愚痴が出ちゃいます。拙ブログではプロデビュー前から注目していた選手だったんだけどねぇ。2015年、ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを勝った時には、この先クラシックハンターとしてショーン・ケリーみたいな大選手になるかと期待したんだけど、その次の年の大怪我で全てが狂っちゃいましたねぇ。。。今シーズンはパリ〜ルーベでは11位(去年は落車して7位)と、相変わ...
うちは東京23区内ではないので、東京新聞の夕刊がなくなってしまったけど、今朝のこのコラムは夕刊がある地区だと昨日の夕刊に挙げられていたのかもしれません。拙ブログでも繰り返してきたことだけど、「教養」が大切なんだと思う。相対主義にはまって「どっちもどっち」とか、国家とか政府とか大きな物語を個人で背負って自己を肥大化させたり、わかりやすい安易な物語に飛びつく。でも、これまた何度も書いてきたけど、「教養」...
以前にも書いたけど、この人の「ルッチュ」という名前、滑落とかスリップとか、そんな意味なんですよね 笑)自転車やって大丈夫か? それと2年前のツール完走した時、シャンゼリゼで求婚するって無茶苦茶恥ずかしい行為に及んだやつです 笑)ただ、今シーズンは拙ブログでは名前が出てきませんでしたが 笑)まあ、今シーズンのグランツール出場はなかったし、パッとしないシーズンでしたからねぇ。5年所属したEFから来シーズン...
あちこちに設置されている監視カメラだって、昭和の時代にはほとんど存在しなかった。まあ、技術の進歩のせいもあるのだろうけど。ただ、当時監視カメラと言われれば「華氏451」や「未来世紀ブラジル」、あるいは「1984年」みたいなディストピア社会のイメージだった。むろん、昭和の社会は性善説で成り立っていたと言えるかどうかはわからない。今よりはまともだったと思うのは老人が思い出を美化しているだけなのかもしれない。...
昨日はいつもの学芸大前のAPIA40ではなく新宿ロフトでのライブでした。入場者は260以上と、私が行った友川カズキライブでは一番観客の多いライブとなりました。また内容も良かったです。「一切合切世も末だ」や「トドを殺すな」、「家出青年」は大好きな歌ですが、久しぶりに聴きました。だけど、今回ここで書いておきたいのはゲストで出てきた山本久土の「夜へ急ぐ人」。この人、TVドラマの「相棒」の水谷豊をなぶる伊丹刑事にそ...
2009年、スキル・シマノでプロデビューして16年目、今年が最後のシーズンでした。11月28日に娘が生まれたそうです。今シーズンのレース参加日数は85日。6年ぶりに参加したジロでは総合14位と、過去最高のグランツールになりました。チームからはもう一年という声もあったそうですが、まあ、どっかの辞めると言っていつまでも走って記録を狙ったのとは違う潔さがありました 笑)ゲシュケの話。「今シーズンはとてもスペシャルだっ...
韓国の騒動には驚かされました。同時に、多くの人が言っているように、自民党や維新が憲法改正で主張する「緊急事態条項」、山本太郎の街宣でもときどき話題に取り上げられ、強烈に批判されますが、実際に運用されたらどうなるかのシミュレーションにもなりました。与党が自分たちの思い通りにならなくなれば、野党を北朝鮮と繋がっているとデマを振り撒いて戒厳令を発令して軍を使って権力を保持しようとしたわけ。ほぼクーデター...
レイシズムや種族的人種的ナショナリズムはファシズムに直結しがちである。これは、昨日紹介したラブキンの「イスラエルとパレスチナ」にも書かれていたことです。また1週間ほど前に紹介した安田浩一「地震と虐殺 1923-2024」でもあったように、差別は低コストで人心を掌握できる、権力者にとって使い勝手の良い手段です。だから、なかなか罰則付きのヘイト禁止法を制定できないわけなのでしょう。このあたりをしっかり意識してい...
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この一月ほど市長の謝罪がニュースになっていたけど、あらためて朝日の記事なんかを読むと凄まじい(有料記事になっています)。生活保護のことについては、拙ブログでも何度も書いたことがある。ここでは雨宮さんの書いた本を紹介したものをリンクしておく。雨宮処凛「14歳からわかる生活保護」しかし、それ以上に住民サービスのための行政側が市民をこんなふうに見るということに当惑する。朝日の記事には利用者・家族から寄せら...
雨の中、最後はアイウェアを外したので、汚れでかなりやつれた顔に見えたんですがあっさりでした。ミュル・ド・ユイの墓地の入り口を過ぎて勾配がキツくなるところで、後ろを確認した後にスピードアップ。エフェネブールが思ったよりもあっさりでしたね。前回アムスで疲れてるのかな、と思ったんですがまるで杞憂に終わった感じです。まあ、ポガちゃれなかったんだけど、このコースではね。順当に行けばLBLも。。。といいつつ、私...
いやあ、昨日降りてきた図はかなりのところまで当たっていたんですがねぇ。ポガチャルとエフェネプールが逃げてファン・アールトが追走、これは当たっていたんだけど、そこにスケルモーゼが割り込むとは!!可能性として、ゴールスプリント勝負になったら、たとえばマイケル・マシューズがそこにいたらビッグ2も負けることがあるだろうとは思ったんですが、スケルモーゼってそんなにスプリントあったっけ??50キロ弱でのアラフィ...
オランダで唯一のクラシックレースと言われていますが、始まったのは1966年からです。5大クラシックのモニュメント(この言い方も最近のものですね。昔は言わなかったと思うけど)に準ずるレースと見られている割には、歴史は浅いですね。ただ、堤防を急角度の短い距離で登ったり降ったり、コーナーだらけの狭い裏道見たいなコースで、前にいなければどんどん排除されてしまうという、ちょっと特徴的なレースではあります。Jスポで...
イタリアのアブルッツォではゲオルク・ツィンマーマンが総合優勝してますね。昨夜はYouTubeで、例によってほとんど実況なしのライブを見てたんですが、二人が逃げて後ろの集団が追い付かず、逃げた二人と集団の差は12秒ぐらい。ツィンマーマンの総合でのリードは11秒だったから、逃げ切った二人が誰なのかゴールしてからも分からずちょっとハラハラしました 笑)さて、一方、こちらの方がずっと注目されていたレムコ・エフェネプ...
ロンデで落車して大怪我したジョン・デーゲンコルプ。拙ブログではプロ入り前から追いかけていた選手でした。あの当時デーゲンコルプの名前を知っていた日本人は私と浅田さんだけだと思っています 笑)そんな彼もすでに36歳。サブカテには300近い数字が挙がっていますが、これも何度も書いたように、ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベに勝った翌年の2016年に交通事故に遭ってから、かつての爆発力が失せて、エースの立場から司令塔...
タルコフスキーの「僕の村は戦場だった」のラストに黒焦げのゲッベルス夫妻と6人の子供の死体がならぶ記録映像が出てきて、これはソ連万歳、勝利万歳の映画ではなく、戦争の犠牲者は常に子供たちだ、と言っているんだなぁ、と思ったものでした。そう言えば去年の夏のNHKのバタフライエフェクトでもゲッベルスのドキュメンタリーをやっていて、ここでも紹介しました。というわけでこの映画、最初に上のポスター見た時に verFÜHRER ...
オランダ語のサイト WielerFlits.nl にMVDPのインタビューが載っていました。他でも読めるのかもしれないけど、オランダ語のインタビューなのでちょっとご紹介しましょう。むろん、Google翻訳のお世話になっていますが、オランダ語を日本語にすると、かなりアレなので、いろいろやってみました 笑) ポガーチャルとのパリ〜ルーべを戦った感想を。彼が参加したことでこのレースの性格は変わりましたか?MVDP「このレースはいつで...
3連覇対ツール覇者の戦いの前座で、170キロ弱、26の石畳セクター(エリートは30)を走ったU23は、今後とんでもない選手になるのではないかというデンマークのアルベルト・ヴィーテン・フィリプセンが優勝でした。まだ18歳だけど、ストラーデ・ビアンケに完走しています。昨日は、3連覇対ツール覇者の勝負を150キロぐらいからJスポで流し、左目でときどきネットのU23の無言ライブ 笑)を見てましたが、選手名のテロップも出ないし...
いやぁ、早々に3連覇とツール覇者の戦いhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/になりましたが、これまた比較的早めにポガーチャルの落車で決まっちゃいましたね。まあ、落車がなければ、と言う気もしますが、でもポガーチャルがアタックしてMVDPを千切るというイメージが湧きませんでした。ただ、そうは言ってもMVDP以外は千切ったわけですからねぇ。下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとし...
パリ〜ルーベのファムを横目で見てましたが、女子は体重が軽いせいか、男子より振動が画面でわかりやすいような気がします。一方ポガーチャルは金曜日に最後の区間90キロほどをチームのメンバーと共に走ってタイヤの適正空気圧を探ったとのこと。ポガーチャルとしてはジュニア時代の2回と、2022年のツール第5ステージでルートの一部を走っただけということですが、今夜はどうなりますかねぇ。女子の場合20キロ強のところでアタック...
バスクの第5ステージはベン・ヒーリーがポガちゃりましたし、今日はパリ〜ルーベのファムだし、去年シケインが設置されたアランベールの森の入り口は今回はシケインなしだそうですが、今日の話題は、風邪ひいてたぁ、練習不足だぁ、調子良くないぃ、チームメイトのアシストに回るぅ、と、とんだ食わせ物のリポヴィツ君の話題 笑)この選手はすでに何度か書いているように元がバイアスロン、日本だと北海道自衛隊の人しかやってな...
というわけで、今、YouTubeのライブ放送を思わず見てしまいました。解説なしの自転車の走る音とマイクが風を切る音、そして空撮ではヘリコプターのパタパタいう音だけの自転車レースも悪くないです。といいつつ、ときどき音声がなくなったりしてましたが。しかし、山頂ゴールがなく丘陵地帯が続くコースならシャハマンにもチャンスが、なんて淡い夢を見ていましたが、最後の一級山岳はちょっとレベルが違いましたね。登り始めの15...
マキシミリアン・シャハマン、完全にジョアン・アルメイダのミスに救われましたね。一方で、残り1キロ強の環状交差点ではちょっと揉めました。しかし、相変わらずの狭い激坂登りに観客の密度がすごいです。バスクは休日かぁ?残り5キロ弱の登りでアルメイダがアタックしてアレクス・アランブルが追いつき、残り2キロぐらいの環状交差点でアルメイダがコースミスしてブレーキ、追走集団に追いつかれ、残り1キロでは、今度は逃げるア...
マクシミリアン・シャハマンが初日の個人TTで優勝でした。メジャーレースでの優勝は2021年以来ですね(この年はパリ〜ニースの総合とドイツナショナル選手権で勝っています)。まあ、去年も復活の兆しをみせたのがこのレースでしたが。16.5キロ、18分37秒の優勝タイムですが、シャハマンとジョアン・アルメイダの差は0秒、3位のフロリアン・リポヴィツとは1秒の差でした。シャハマンの話。「出走が早かったので、3時間近くもホット...
うーむ、パリ〜ルーベはMVDPの3連覇なるか、とポガチャル初制覇なるか、の二つが圧倒的な話題ですね。マティウの父、アドリ・ファン・デル・プールは、雨が降ればポガチャルの体重は絶対に不利になるだろうが、そうでなければ関係ないだろうと言ってます。パリ〜ルーベの3連勝は1970年代末のフランチェスコ・モゼールと、神話の時代のツールも勝っているオクターヴ・ラピーズだけですからね。モゼールはグランツールはズルっこして...
男子も女子も世界チャンピオンが優勝となりました。まあ、独走とスプリントの違いはありましたが。最近はJスポーツの放映もラスト20キロぐらいになって見始めるんですが、ロンデは毎年ラスト100キロぐらいから見ちゃいます。まあ、自転車レースの放映なんかなかった時代だったら最初から最後まで見たでしょうけど 笑)実際宇都宮の世界選は現地で見てたけど、翌日からBS放送をスタートからゴールまで何度も見たものでした。ポガー...
今度の日曜日はロンデ・ファン・フラーンデレンというわけで、ワクワクする映像をFacebook で見つけてしまいました。投稿者はリック・ファン・リンデン。この選手強豪スプリンターだったんだけど、三宅寛の「ツール・ド・フランスを追いかけて」という昔の本では、よく手が出てライバルのマイヨを引っ張って落車させたなんて話が載ってましたが。。。笑)調べてみると、このリック・ファン・リンデン、1976年のロンデでは5分遅れの...
この兵庫県知事の問題については、前にも書いた様にそんなに記事を追っているわけでもないし、興味もそんなにある訳じゃないんだけど、死者が3人出ているというだけでも、なにかただならぬ事態なのだろうとは思う。その程度の関心ではあっても、この社説にもあるように、百条委員会という法律で認められているものを中立性がないと言って第三者委員会を設けさせて、その第三者委員会ですらダメ出ししたのを居座る根性には呆れてい...
どうやらヴィスマとしても、ファン・アールト個人も、なんとかファン・アールトで勝ちたいと考えたようですね。ジョーゲンソンの話。「我々は彼をみくびっていた。【彼のスプリント勝利は】別にびっくりするようなものではない。僕はネルソンをよく知っている。彼の爆発力もわかっていた。【彼に対して】もっと攻撃的に走るべきだったんだ。ベノートの話。「残り5キロでアタックしてレースを終わらせるべきだったんだ。間違えたの...
うーん、拙ブログではフロリアン・リポヴィツの名前が出たのは3回。ほぼ山岳のアシストだと思っていたんですがね。23歳の若手です。カラパス相手に、最後の300メートルの追い上げは、結果を知っていながらも、なかなかすごかったです。成績を調べると、20歳以前の成績が見つからないので調べてみたら、8歳からバイアスロンを始めたとあります。鉄砲かついでスキーで走るやつですね。もともとバイアスロンでジュニアのドイツチャン...
戦争している国家が「反戦」を主張した教員を解雇や逮捕で脅すのは理解できる。むろんそうなるのが理解できると言うだけで、僕がそれをよしとするわけではない。だけどこの記事でなにより衝撃を受けたのは次の部分。復職した際(。。。)生徒らに囲まれた。「後ろから叩かれ『家族を殺すぞ』などと罵声を浴びせられた」。危険を避けるため、授業はリモートにせざるをえなかった。終戦直後のイタリアの映画に「ドイツ零年」という陰...
骨折して10日目。ロキソニンの親玉みたいな鎮痛剤はやめてトラマールという奴だけになりました。気胸も順調によくなっているということで、針さして空気を肺に入れるというのが怖かったんだけど、それもどうやらなくてすみそうです。不思議なことに、当初想像していたほど痛みがないんですよね。初日はものすごく痛くて、肋骨骨折したことがある知り合いから、痛みは2週間ぐらい続くよ、と言われていたんですが。いや、たとえば椅...
安静にしてください。散歩のような負担のない運動はしてください。と言われたので、この4日ほど毎日3〜4キロ、1時間弱歩いています。きちんとした格好で 笑)自転車に乗る習慣はあっても、散歩の習慣はなかったけど、まあ、動けるのは楽しいですわ。ただ、やっぱり気胸(両肺だそうです)の影響で、ちょっと早歩きすると息が上がる。困ったものです。気胸の治療って、昔、遠藤周作の小説で読んだんだけど、脇腹から針刺して肺に空...
いやぁ、骨折は痛み止めが効いてる限り、大した問題はないんですが、肺に穴があいちゃったんで、気胸というやつになっちゃって、ちょっと早歩きしただけで息が上がってしまいます。それだけに、ラストは見てるだけで息苦しくてたまらん!! 見てるだけなのに、こっちが金魚みたいにパクパクしちゃいましたわ 笑)今年は去年のポガちゃんみたいなのがいないので、その意味で誰が勝つかと思ったら、途中クラウ・アナースンがソロで...
イタリア人作家ディノ・ブッツァーティの小説的ドキュメンタリーを、いつものように未知谷さんに本にしていただきました。1949年のジロ・ディ・イタリアはファウスト・コッピが無茶苦茶強くて、ライバルのジノ・バルタリがムチャ強くて、ほかの選手たちだって強かったのでした。そして戦火の跡がまだ生々しいイタリア各地の人々の熱狂ぶりもすごいです。著者のブッツァーティは代表作「タタール人の砂漠」や短編集がいくつか文庫本...
このレースは19年にとんでもないやつをMVDPが見せたのでhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3452.html、昨日もYouTubeのライブでいつマティウがアタックするかだけ気にしてたんですがね。それと拙ブログではシャハマンも気にしておきたいところでした。結果は過去3回で2位と3位になっていたピドコックが今度こそ1位。残り30キロぐらいで4人が逃げ出して、結局その4人でスプリントでした。あと50メートル先がゴールだっ...
小学校2年の時に自転車に乗れるようになって、それから60年、とうとう派手に転んで、やってしまいました、人生初骨折。それも肋骨6箇所。さらに左肺が折れた肋骨で穴空いて気胸も。ヴィンゲゴールやファン・アールトと同じだあ、鎖骨と肩甲骨は折れてないけど。まあ、これ聞くととんでもない大怪我みたいだけど、入院もさせてくれず、肩をバンドでおさえて、右手を三角巾で釣ってロキソニンの親玉みたいなのを飲んで静かにしてな...
まあ、あの3人でヨーイドンやればポリットに勝ち目はないですわなぁ。残り2キロぐらいからアタックを繰り返してみたら、もしかしてスプリンター同士がお見合いする可能性もあったと思うんだけどねぇ。まあ、言うのは簡単ですが 笑)しかし、UAEに移ってのシーズン、フランドルクラシックではオムループ・ヘト・ニウスブラットで2位、ロンデで3位、そしてルーベで4位ですから、これまでにないほどの好調さです。特にパリ〜ルーべで...
ゴール直後の、やや興奮気味のデーゲンコルプのインタビューです。今回は直前の試走で落車して膝をしたたか打ち付けたそうで、出走も危ぶまれたんですが、最終的に11位。何しろ2015年の優勝者で、このレースの広報大使になり、コロナ禍ではジュニアのレースのためのクラウドファウンディングをしたりして、石畳セクターの一つに名前つけられてますからね。「なぜかはわからないけど、このレースは僕のために作られたような気がする...
このメンバーでやったら、何度でもMVDPの優勝になりそうですねぇ。可能性があるとしたら、ポガチャルが出てきたらどうかな、というところですかね。あと、マツ・ペダーセンがMVDPについていけるようなことがあれば、ヘント〜ヴェフェルヘムではスプリントで勝っているから可能性はあるだろうけど、あの石畳の走りっぷりを見てると、ついていけないだろうなぁ。むしろファン・アールトの方が可能性が高いかもしれないけど、スプリン...
ケムナの怪我の具体的な状況が発表されました。肋骨(複数)骨折と肺挫傷だそうです。最近見た単語だわ、と思ったらヴィンゲゴールと全く同じですかね。ヴィンゲゴールの場合はこれにさらに鎖骨骨折もあったわけですが。ということでケムナのほうは順調に回復しているようですが、ジロは間に合わないかなぁ。よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじな...
ファムのパリ〜ルーべ、追走を気にしながらの駆け引きがなかなかワクワクしましたが、結果的にはベロドロームに6人で戻ってきて、最後のスプリントですべて決まってしまいました。今夜の男子はどうなりますか? 去年7位のデーゲンコルプは試走で落車して膝を強打、出走するかどうか微妙という、拙ブログとしては残念なニュースも出てますが。。。さて、南のスペインでは、シャハマンに期待したんですけど、チームとしてもシャハマ...
19歳と最年少でパリ〜ルーべに出ることになっているようです。すでに2年前にはジュニアのパリ〜ルーベで5位になってますが、まあ、エリートレースでの目標は逃げに乗ることのようです。ヘルツォークの話。「逃げに乗れたら最高だけどね。そうすれば石畳セクターに入る時のポジション争いのストレスから解放される。まあ、機材トラブルや落車しないで走れればいい。そうなれば何ができるか、楽しみだ。僕はルーべに合っていると思っ...
一気にワクワク感が萎んでしまった感のあるバスク一周ですが、拙ブログは違います 笑)実に久しぶりですが、シャハマンが帰ってきた、という感じです。ゴール前数百メートルで、一人逃げるカルロス・ロドリゲスを追いかけてスピードアップ。結局後ろに疲れてロマン・グレゴワールとオルルイス・アウラールに差されてしまったけど、強さは見せました。ボーナスタイムで総合2位、1位のスケルモーセに二秒差。今日で最終日。最後は登...
昨夜、ユーチューブのライブストリームで見たときはわからなかったんですが、今朝になったら、それぞれの選手の怪我の状況がわかってきました。ヴィンゲゴールは鎖骨と肋骨の骨折、エフェネプールは鎖骨と肩甲骨の骨折、初日のTTでログリッチについで2位に入ったジェイ・バインは頸椎と胸椎の骨折、ステフ・クラスは折れた肋骨が肺に刺さって気胸を起こしていると、まあ、大事故ですね。特にヴィンゲゴールは首のコルセットをされ...
バスク一周で、ログリッチ、ヴィンゲゴール、エフェネプールがそろって落車リタイアです。高速の下りの右カーブで、左側(コーナーの外側)を走っていた選手たちが数人転んで、ログリッチはコンクリートの側溝に落ち、ヴィンゲゴールは側溝に落ちはしなかったんですが、担架で運ばれる怪我を負ったようです。エフェネプールは前から3番目あたりを走っていて、スローで見ると、後ろの選手が滑った時に、コースアウト、側溝を飛び越...
といっても、まだ全然はっきりしません。チームの発表によれば現在集中治療室にいるそうですが、容態は安定していて、目を覚ましていて話はできるし、コミュニケーションも取れているようです。ただ、怪我の状態については発表されてません。事故の原因も、対向車の運転手が左折して、ケムナの送路に入ってきて衝突したようです。怪我したのはケムナだけで、他のチームメイトや他の関係者に怪我人はないようです。集中治療室っての...
ボーラにとっては良くない日でした。ログリッチは派手に転倒したと思ったら、ケムナは高地トレーニング中に交通事故に巻き込まれて、病院へ運ばれたとのこと。生命に関わるものではないが、重傷という言葉も出てます。ラルフ・デンクによると、話はできるし、動くこともできるが、かなりの衝撃があったとのこと。さらに事故はケムナに責任はないとはっきり言ってますね。車にぶつかったらしいんですが、曲がる時に起きたらしいです...
いやぁ、これダメでしょう 笑)Ecco la chicane introdotta all’ingresso della foresta di #Arenberg, appena ufficializzata per la #ParisRoubaix @RaiSport pic.twitter.com/9cJ4p2Omxa— Stefano Rizzato (@stefanorizzato) April 3, 2024 日曜のパリ〜ルーべの中盤の名所アランベールの森。そこへの侵入が舗装路から石畳へ一直線に行くのではなく、シケインを置いて、中央分離帯越しに180度Uターンしてから右折して石...