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惨憺たるアンコウ http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/

欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。

すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。

ヴァルデマール・シュトルンク
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住所
東久留米市
出身
東京都
ブログ村参加

2010/03/08

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  • 総括シリーズ、ティム・トルン・トイテンベルク

    名前は一度だけ出たことがありますが、拙ブログほぼ初登場と言ってもいいでしょう。ロードだけでなくトラックでも活動してきた22歳。リドル・トレックのフューチャーチームにいたんですが、来年はワールドツアーチームに昇格です。今年の結果を見るとU23のパリ〜ルーベで優勝してるかと思えば、全5ステージのオリンピア・ツールの総合でも優勝、他の小さいステージレースでステージ優勝したりポイント賞で上位に入ってて、さらにド...

  • 総括シリーズ、ゲオルク・ツィンマーマン

    この名前の選手で有名なのは1986年、イノーとレモンの確執の年のツールで3位になったウルツ・ツィンマーマンでしょうけど、メルクスの頃のフランス人選手にも同じ綴りでアンドレ・ジメルマンという選手がいました。今 Firstcycling.com で検索したら現在過去と、独仏、スイス、ベルギー、チェコ、イタリア、オーストリア、オーストラリアとものすごい数がヒットします 笑)そうは言ってもやっぱりドイツ人が多いですが。そんな中...

  • 奈倉有里「ロシア文学の教室」覚書き

    1991年、ソヴィエトが崩壊した時、現地から特派員だか記者だかがTVで、これでソ連にも革命前以来の自由が復活しましたぁ、と叫んでいるのを見て、さすがにそりゃないだろ!と思わずのけぞったものだった。この本、大学生が主人公で、大学の講義が舞台なんだけど、文章はどこか昔の少年少女世界の名作というか、児童文学みたいな感じ。だけど、同時代の文学作品を通して、当時のロシアの暴力的な専制主義がわかるし、こんな強権的な...

  • 総括シリーズ、マキシミリアン・シャハマン

    この人もねぇ。。。拙ブログには昨日のブーフマンと同様、サブカテまで作ってあるんだけど、今シーズンはバスクのステージ3位と、後は移籍話でしか出てきませんでした。コロナ前のレベルまでなかなか戻りません。思えばラッキーだったとはいえ、19、20年とパリ〜ニースで連覇したんですけどねぇ。今シーズンは勝利なし。ただ、ジロでステージ2位があったり、バスク以外にも春先のGPインドゥラインでもトップテンに入っているし、夏...

  • 総括シリーズ、エマヌエル・ブーフマン

    ボーラでプロデビューして10年。デビュー当時はドミニク・ネルツがエースだったチームも、随分様変わりし、とうとうボーラを去ることになりました。チームからジロ出場の約束をもらっていたのに反故にされ、ハンガリー一周では怒りの総合2位になったものの、その後6月のツール・ド・スイスで落車大腿骨骨折で9月までレースに出られませんでした。9月以降のレースはワンデー4つのうち3つが途中リタイア。二つ出たステージレースもク...

  • 総括シリーズ、マリウス・マイアホーファー

    ジュニア時代に世界選でエフェネプールに次いで2位になった選手です。といってもエフェネプールが頭抜けてて、ついていくだけで精一杯でしたけどね。そうは言ってもジュニアのレースではそこそこ勝ち星を上げていたんですが、エリートクラスはなかなかね。かつてのオラフ・ルートヴィヒを少し優しげにした風貌は、個人的には魅力的なんですけどねぇ 苦笑)まああのレベルにはなかなか達せませんわなぁ。DSMからトゥドール?(チュ...

  • 総括シリーズ、フェリックス・グロースシャルトナー

    ヨーロッパ人としては珍しい吸血鬼じみた八重歯のかわいい 笑)グロースシャルトナー。この人の名前が出ると必ずこの話題です 笑)ポガチャルのアシスト役と見込まれてUAEに移籍後、去年のツールではポガチャルを勝たせることはできませんでしたが、今年はジロでポガチャルの総合優勝をアシストしたわけで、目標達成となりました。ただ、ボーラ時代はグランツールでトップ10を狙っていたので、はたから見るとちょっと寂しい 笑...

  • 総括シリーズ、パトリック・コンラート

    去年までボーラで9年を過ごして、少しずつ力をつけ、ツールでのステージ優勝までして、こういうふうにほとんど無名の時代から気にしてきて、力をつけてくれた選手って、拙ブログとしては応援しがいがあるんですが、今シーズンはリドル・トレックに移籍。優勝はありませんでした。トップ10が6回。一番良かったのはクラシカ・サン・セバスチャンで7位に入ったことでしょうか。で、rsn のシリーズ、コンラートがつかまらなかったか、...

  • 総括シリーズ、ニクラス・ベーレンス

    今週は忙しくて、このシリーズ滞ってました 苦笑)すでに rsn ではブーフマンやシャハマンも挙げられているんですが、そこまではまだ遠い 笑)というわけで、今年のU23の世界選優勝者です。調べるとドイツ国内選手権でもU23で優勝していますね。そしてヨーロッパ選手権ではU23準優勝。そしてドイツイヤーオブサイクリストにも選ばれました。拙ブログではU23の世界選まで名前が出たことがなかったんですがね。大柄で首も太いし、...

  • リック・ファン・ローイ逝去

    いや、すでに数日前のことです。すぐに書きたかったんだけど、ちょっと忙しくて。。。苦笑)90歳。拙ブログでは何度も名前が出てます。なんといってもモニュメント5つを全て勝った最初の選手ですし、世界チャンプにも2回なってます。3回目を逃した話も書いたことがありました。また、古雑誌のミロワールの表紙になってることも紹介しましたが、改めてその写真を載せておきます。1961年の5月号。1958年のミラノ〜サンレモを皮切りに...

  • 総括シリーズ、ベン・ツヴィーホフ

    去年の勢いだと、今年はどこかで優勝するんじゃないかと思ったんですがねぇ。去年10回以上あったトップテンが今年は3回だけ。今年も去年と同様小さなステージレースの出場が多かったんですが、去年はチェコとトルコで総合2位になったり、UAEやコッピ・エ・バルタリ、スロヴェニアで総合トップテンに入っていたのに、今シーズンはなし。さらに、去年はブエルタに出たのに、今年はグランツールは出ませんでした。体調が安定しないシ...

  • 藤枝静男「或る年の冬 或る年の夏」

    僕の学生時代にはクラスに何人かの「左翼」の連中がいた。特に独文科なんて、中には意識の高い奴らがいて、東ドイツに興味を持っているなんて奴もいた。むろん「左翼」と言ったって、日本共産党系(いわゆる民青)もいれば、もっと過激な連中もいたんだと思う。すでに学生運動は終わっていた。1972年の浅間山荘事件で学生運動はすでに人々からそっぽを向かれていたと思う。だけど、それでも、1974年に入学した僕は、4年間で2回試験...

  • 総括シリーズ、レンナルト・ケムナ

    今シーズンはバレンシア一周とティレノ〜アドリアティコの二つのステージレースとストラーデ・ビアンケだけの出場。ティレノでは総合8位になって調子が良さそうだと思ったら、4月はじめのトレーニング中に自動車にぶつけられて大怪我で、その後はレースに全く出られませんでした。去年がジロで総合9位、ブエルタではステージ勝利をあげたりしていただけに、新たに今シーズンはステージレーサーとして出発するはずだったんですがね...

  • 総括シリーズ、ジョン・デーゲンコルプ

    この人もねぇ。。。デーゲの話題になるといつでも、ついつい愚痴が出ちゃいます。拙ブログではプロデビュー前から注目していた選手だったんだけどねぇ。2015年、ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを勝った時には、この先クラシックハンターとしてショーン・ケリーみたいな大選手になるかと期待したんだけど、その次の年の大怪我で全てが狂っちゃいましたねぇ。。。今シーズンはパリ〜ルーベでは11位(去年は落車して7位)と、相変わ...

  • 今日の東京新聞から

    うちは東京23区内ではないので、東京新聞の夕刊がなくなってしまったけど、今朝のこのコラムは夕刊がある地区だと昨日の夕刊に挙げられていたのかもしれません。拙ブログでも繰り返してきたことだけど、「教養」が大切なんだと思う。相対主義にはまって「どっちもどっち」とか、国家とか政府とか大きな物語を個人で背負って自己を肥大化させたり、わかりやすい安易な物語に飛びつく。でも、これまた何度も書いてきたけど、「教養」...

  • 総括シリーズ、ヨーナス・ルッチュ

    以前にも書いたけど、この人の「ルッチュ」という名前、滑落とかスリップとか、そんな意味なんですよね 笑)自転車やって大丈夫か? それと2年前のツール完走した時、シャンゼリゼで求婚するって無茶苦茶恥ずかしい行為に及んだやつです 笑)ただ、今シーズンは拙ブログでは名前が出てきませんでしたが 笑)まあ、今シーズンのグランツール出場はなかったし、パッとしないシーズンでしたからねぇ。5年所属したEFから来シーズン...

  • 今日の東京新聞から

    あちこちに設置されている監視カメラだって、昭和の時代にはほとんど存在しなかった。まあ、技術の進歩のせいもあるのだろうけど。ただ、当時監視カメラと言われれば「華氏451」や「未来世紀ブラジル」、あるいは「1984年」みたいなディストピア社会のイメージだった。むろん、昭和の社会は性善説で成り立っていたと言えるかどうかはわからない。今よりはまともだったと思うのは老人が思い出を美化しているだけなのかもしれない。...

  • 友川カズキ vs 山本久土

    昨日はいつもの学芸大前のAPIA40ではなく新宿ロフトでのライブでした。入場者は260以上と、私が行った友川カズキライブでは一番観客の多いライブとなりました。また内容も良かったです。「一切合切世も末だ」や「トドを殺すな」、「家出青年」は大好きな歌ですが、久しぶりに聴きました。だけど、今回ここで書いておきたいのはゲストで出てきた山本久土の「夜へ急ぐ人」。この人、TVドラマの「相棒」の水谷豊をなぶる伊丹刑事にそ...

  • 総括シリーズ、ジーモン・ゲシュケ

    2009年、スキル・シマノでプロデビューして16年目、今年が最後のシーズンでした。11月28日に娘が生まれたそうです。今シーズンのレース参加日数は85日。6年ぶりに参加したジロでは総合14位と、過去最高のグランツールになりました。チームからはもう一年という声もあったそうですが、まあ、どっかの辞めると言っていつまでも走って記録を狙ったのとは違う潔さがありました 笑)ゲシュケの話。「今シーズンはとてもスペシャルだっ...

  • 韓国の騒動、もって他山の石と。。。

    韓国の騒動には驚かされました。同時に、多くの人が言っているように、自民党や維新が憲法改正で主張する「緊急事態条項」、山本太郎の街宣でもときどき話題に取り上げられ、強烈に批判されますが、実際に運用されたらどうなるかのシミュレーションにもなりました。与党が自分たちの思い通りにならなくなれば、野党を北朝鮮と繋がっているとデマを振り撒いて戒厳令を発令して軍を使って権力を保持しようとしたわけ。ほぼクーデター...

  • 今朝の東京新聞から、どっちもどっち??

    レイシズムや種族的人種的ナショナリズムはファシズムに直結しがちである。これは、昨日紹介したラブキンの「イスラエルとパレスチナ」にも書かれていたことです。また1週間ほど前に紹介した安田浩一「地震と虐殺 1923-2024」でもあったように、差別は低コストで人心を掌握できる、権力者にとって使い勝手の良い手段です。だから、なかなか罰則付きのヘイト禁止法を制定できないわけなのでしょう。このあたりをしっかり意識してい...

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