朝刊を読んでて、思わず「あっ」と口に出してしまった。写真を見ての通り、20世紀の本ばかりで、21世紀になってからの小説は全く読んでなかった。前にも書いたことがあるけど、一時期、20代の初め頃か、在日韓国・朝鮮人作家たちの本をずいぶんまとめて読んでた。特に好きだったのがこの李恢成と金石範(キム・ソクポム)だった。でも、あの時代、普通に読書好きだったらこの人の小説を読んだ人は多かったと思う。「伽耶子のために...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
名前は一度だけ出たことがありますが、拙ブログほぼ初登場と言ってもいいでしょう。ロードだけでなくトラックでも活動してきた22歳。リドル・トレックのフューチャーチームにいたんですが、来年はワールドツアーチームに昇格です。今年の結果を見るとU23のパリ〜ルーベで優勝してるかと思えば、全5ステージのオリンピア・ツールの総合でも優勝、他の小さいステージレースでステージ優勝したりポイント賞で上位に入ってて、さらにド...
この名前の選手で有名なのは1986年、イノーとレモンの確執の年のツールで3位になったウルツ・ツィンマーマンでしょうけど、メルクスの頃のフランス人選手にも同じ綴りでアンドレ・ジメルマンという選手がいました。今 Firstcycling.com で検索したら現在過去と、独仏、スイス、ベルギー、チェコ、イタリア、オーストリア、オーストラリアとものすごい数がヒットします 笑)そうは言ってもやっぱりドイツ人が多いですが。そんな中...
1991年、ソヴィエトが崩壊した時、現地から特派員だか記者だかがTVで、これでソ連にも革命前以来の自由が復活しましたぁ、と叫んでいるのを見て、さすがにそりゃないだろ!と思わずのけぞったものだった。この本、大学生が主人公で、大学の講義が舞台なんだけど、文章はどこか昔の少年少女世界の名作というか、児童文学みたいな感じ。だけど、同時代の文学作品を通して、当時のロシアの暴力的な専制主義がわかるし、こんな強権的な...
この人もねぇ。。。拙ブログには昨日のブーフマンと同様、サブカテまで作ってあるんだけど、今シーズンはバスクのステージ3位と、後は移籍話でしか出てきませんでした。コロナ前のレベルまでなかなか戻りません。思えばラッキーだったとはいえ、19、20年とパリ〜ニースで連覇したんですけどねぇ。今シーズンは勝利なし。ただ、ジロでステージ2位があったり、バスク以外にも春先のGPインドゥラインでもトップテンに入っているし、夏...
ボーラでプロデビューして10年。デビュー当時はドミニク・ネルツがエースだったチームも、随分様変わりし、とうとうボーラを去ることになりました。チームからジロ出場の約束をもらっていたのに反故にされ、ハンガリー一周では怒りの総合2位になったものの、その後6月のツール・ド・スイスで落車大腿骨骨折で9月までレースに出られませんでした。9月以降のレースはワンデー4つのうち3つが途中リタイア。二つ出たステージレースもク...
ジュニア時代に世界選でエフェネプールに次いで2位になった選手です。といってもエフェネプールが頭抜けてて、ついていくだけで精一杯でしたけどね。そうは言ってもジュニアのレースではそこそこ勝ち星を上げていたんですが、エリートクラスはなかなかね。かつてのオラフ・ルートヴィヒを少し優しげにした風貌は、個人的には魅力的なんですけどねぇ 苦笑)まああのレベルにはなかなか達せませんわなぁ。DSMからトゥドール?(チュ...
ヨーロッパ人としては珍しい吸血鬼じみた八重歯のかわいい 笑)グロースシャルトナー。この人の名前が出ると必ずこの話題です 笑)ポガチャルのアシスト役と見込まれてUAEに移籍後、去年のツールではポガチャルを勝たせることはできませんでしたが、今年はジロでポガチャルの総合優勝をアシストしたわけで、目標達成となりました。ただ、ボーラ時代はグランツールでトップ10を狙っていたので、はたから見るとちょっと寂しい 笑...
去年までボーラで9年を過ごして、少しずつ力をつけ、ツールでのステージ優勝までして、こういうふうにほとんど無名の時代から気にしてきて、力をつけてくれた選手って、拙ブログとしては応援しがいがあるんですが、今シーズンはリドル・トレックに移籍。優勝はありませんでした。トップ10が6回。一番良かったのはクラシカ・サン・セバスチャンで7位に入ったことでしょうか。で、rsn のシリーズ、コンラートがつかまらなかったか、...
今週は忙しくて、このシリーズ滞ってました 苦笑)すでに rsn ではブーフマンやシャハマンも挙げられているんですが、そこまではまだ遠い 笑)というわけで、今年のU23の世界選優勝者です。調べるとドイツ国内選手権でもU23で優勝していますね。そしてヨーロッパ選手権ではU23準優勝。そしてドイツイヤーオブサイクリストにも選ばれました。拙ブログではU23の世界選まで名前が出たことがなかったんですがね。大柄で首も太いし、...
いや、すでに数日前のことです。すぐに書きたかったんだけど、ちょっと忙しくて。。。苦笑)90歳。拙ブログでは何度も名前が出てます。なんといってもモニュメント5つを全て勝った最初の選手ですし、世界チャンプにも2回なってます。3回目を逃した話も書いたことがありました。また、古雑誌のミロワールの表紙になってることも紹介しましたが、改めてその写真を載せておきます。1961年の5月号。1958年のミラノ〜サンレモを皮切りに...
去年の勢いだと、今年はどこかで優勝するんじゃないかと思ったんですがねぇ。去年10回以上あったトップテンが今年は3回だけ。今年も去年と同様小さなステージレースの出場が多かったんですが、去年はチェコとトルコで総合2位になったり、UAEやコッピ・エ・バルタリ、スロヴェニアで総合トップテンに入っていたのに、今シーズンはなし。さらに、去年はブエルタに出たのに、今年はグランツールは出ませんでした。体調が安定しないシ...
僕の学生時代にはクラスに何人かの「左翼」の連中がいた。特に独文科なんて、中には意識の高い奴らがいて、東ドイツに興味を持っているなんて奴もいた。むろん「左翼」と言ったって、日本共産党系(いわゆる民青)もいれば、もっと過激な連中もいたんだと思う。すでに学生運動は終わっていた。1972年の浅間山荘事件で学生運動はすでに人々からそっぽを向かれていたと思う。だけど、それでも、1974年に入学した僕は、4年間で2回試験...
今シーズンはバレンシア一周とティレノ〜アドリアティコの二つのステージレースとストラーデ・ビアンケだけの出場。ティレノでは総合8位になって調子が良さそうだと思ったら、4月はじめのトレーニング中に自動車にぶつけられて大怪我で、その後はレースに全く出られませんでした。去年がジロで総合9位、ブエルタではステージ勝利をあげたりしていただけに、新たに今シーズンはステージレーサーとして出発するはずだったんですがね...
この人もねぇ。。。デーゲの話題になるといつでも、ついつい愚痴が出ちゃいます。拙ブログではプロデビュー前から注目していた選手だったんだけどねぇ。2015年、ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを勝った時には、この先クラシックハンターとしてショーン・ケリーみたいな大選手になるかと期待したんだけど、その次の年の大怪我で全てが狂っちゃいましたねぇ。。。今シーズンはパリ〜ルーベでは11位(去年は落車して7位)と、相変わ...
うちは東京23区内ではないので、東京新聞の夕刊がなくなってしまったけど、今朝のこのコラムは夕刊がある地区だと昨日の夕刊に挙げられていたのかもしれません。拙ブログでも繰り返してきたことだけど、「教養」が大切なんだと思う。相対主義にはまって「どっちもどっち」とか、国家とか政府とか大きな物語を個人で背負って自己を肥大化させたり、わかりやすい安易な物語に飛びつく。でも、これまた何度も書いてきたけど、「教養」...
以前にも書いたけど、この人の「ルッチュ」という名前、滑落とかスリップとか、そんな意味なんですよね 笑)自転車やって大丈夫か? それと2年前のツール完走した時、シャンゼリゼで求婚するって無茶苦茶恥ずかしい行為に及んだやつです 笑)ただ、今シーズンは拙ブログでは名前が出てきませんでしたが 笑)まあ、今シーズンのグランツール出場はなかったし、パッとしないシーズンでしたからねぇ。5年所属したEFから来シーズン...
あちこちに設置されている監視カメラだって、昭和の時代にはほとんど存在しなかった。まあ、技術の進歩のせいもあるのだろうけど。ただ、当時監視カメラと言われれば「華氏451」や「未来世紀ブラジル」、あるいは「1984年」みたいなディストピア社会のイメージだった。むろん、昭和の社会は性善説で成り立っていたと言えるかどうかはわからない。今よりはまともだったと思うのは老人が思い出を美化しているだけなのかもしれない。...
昨日はいつもの学芸大前のAPIA40ではなく新宿ロフトでのライブでした。入場者は260以上と、私が行った友川カズキライブでは一番観客の多いライブとなりました。また内容も良かったです。「一切合切世も末だ」や「トドを殺すな」、「家出青年」は大好きな歌ですが、久しぶりに聴きました。だけど、今回ここで書いておきたいのはゲストで出てきた山本久土の「夜へ急ぐ人」。この人、TVドラマの「相棒」の水谷豊をなぶる伊丹刑事にそ...
2009年、スキル・シマノでプロデビューして16年目、今年が最後のシーズンでした。11月28日に娘が生まれたそうです。今シーズンのレース参加日数は85日。6年ぶりに参加したジロでは総合14位と、過去最高のグランツールになりました。チームからはもう一年という声もあったそうですが、まあ、どっかの辞めると言っていつまでも走って記録を狙ったのとは違う潔さがありました 笑)ゲシュケの話。「今シーズンはとてもスペシャルだっ...
韓国の騒動には驚かされました。同時に、多くの人が言っているように、自民党や維新が憲法改正で主張する「緊急事態条項」、山本太郎の街宣でもときどき話題に取り上げられ、強烈に批判されますが、実際に運用されたらどうなるかのシミュレーションにもなりました。与党が自分たちの思い通りにならなくなれば、野党を北朝鮮と繋がっているとデマを振り撒いて戒厳令を発令して軍を使って権力を保持しようとしたわけ。ほぼクーデター...
レイシズムや種族的人種的ナショナリズムはファシズムに直結しがちである。これは、昨日紹介したラブキンの「イスラエルとパレスチナ」にも書かれていたことです。また1週間ほど前に紹介した安田浩一「地震と虐殺 1923-2024」でもあったように、差別は低コストで人心を掌握できる、権力者にとって使い勝手の良い手段です。だから、なかなか罰則付きのヘイト禁止法を制定できないわけなのでしょう。このあたりをしっかり意識してい...
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朝刊を読んでて、思わず「あっ」と口に出してしまった。写真を見ての通り、20世紀の本ばかりで、21世紀になってからの小説は全く読んでなかった。前にも書いたことがあるけど、一時期、20代の初め頃か、在日韓国・朝鮮人作家たちの本をずいぶんまとめて読んでた。特に好きだったのがこの李恢成と金石範(キム・ソクポム)だった。でも、あの時代、普通に読書好きだったらこの人の小説を読んだ人は多かったと思う。「伽耶子のために...
今年最初のライブ。今回は「木々は春」や「春は殺人」など、あまりライブで聞いたことがなかった曲をいくつかと、いままで聞いたことがなかった中原中也の曲、それに新作が聞けました。74歳にして声のハリが素晴らしかったです。アンコール最後の「一切合財世も末だ」はやっぱりいつ聞いても格好いいし、「ポカリポカリ生まれた命だ、カクンカクン息絶えた命だ」とか「悪だの正義だのない、どっちを己が怖いかだ」なんて歌詞には心...
U23の世界戦出場資格とか、ラスト3キロの救済が5キロになるとか、25年シーズンからいくつかルールが変更されるようですが、ちょっと笑ったのが集団スプリントで優勝者以外の選手がハンドルから手を離してはいけないと言うやつ。今はどうなのか知りませんが、私がホビーレースに出ていた20世紀には優勝者も含め、ゴール地点でハンドルから手を離したら失格とされていました。スタート前の注意として、斜行とともにしつこく強調され...
今日の午後、こんなシンポジウムに参加してみました。沖縄、朝鮮、パレスチナを「植民地主義」というキーワードでつなげるもので、5人の人が沖縄の構造的差別、朝鮮に対する植民地責任、関東大震災時の朝鮮人虐殺と今も続く朝鮮学校へのヘイト、現在の韓国の特に若い人たちの抗議行動、パレスチナ問題について、それぞれ10分から20分ぐらい発表して、その後、10人ぐらいのグループに分かれてワークショップという形式でした。ちょ...
ポリッツではありません 笑)英語でそう言ってるのかな、と思ってYouTubeなんかで聞いてみれば英語でもポリットと言ってます。Jスポだけが何故か、棒状のスナック菓子みたいな呼び方してますねぇ 笑)今年はUAEに新加入、ポガーチャルのアシストとしてツールを走りながら、春先のフランドルクラシックで活躍しました。オムループ・ヘト・ニウスブラット2位、ロンデ・ファン・フラーンデレン3位のあと、パリ〜ルーベ4位は立派な成...
考えてみればこの人24年シーズンはプロ入り2年目だったんですね。もともとバイアスロン(鉄砲担いでスキーで走るやつ)の選手なので19歳まで自転車競技の記録がありません。20年に19歳でオーストリアのコンチネンタルチームに入るんですが、3年間のコンチチームでの戦績は優勝0、トップテンも10回に満たず。それが23年と24年の2年間のワールドチームで3勝、トップテンも14、5回。覚醒したって感じでしょうか? 特にグランツールの...
2021年、18歳でジュニアから一気にワールドツアーチーム入りした選手です。翌年20歳になったばかりでブエルタに出場して完走してますが、流石に最初の3年間は未勝利でした。しかし、24年はコッピ・エ・バルタリでステージ1勝、そしてドイツナショナル選手権でドイツチャンピオンになりました。この選手、プロになってからずっと背中に問題を抱えていたそうです。ポジションを変えたりインソールを使ってみたり、色々やってみたそう...
年が変わってもこのシリーズまだ続きます 笑)一応このガルの後まだ3、4人登場の予定です。23年はスイスとツールでステージ優勝を上げ、どちらも総合で8位に入り、24年は大きな期待を持ってツールに挑んだんですが、その点ではまだまだ力不足だということを思い知らされましたね。今シーズンは勝利なし、グランツールはツールとブエルタに出場したんですが、どちらもイマイチでした。rsn. の記事ではインタビューがほとんどないの...
名前は一度だけ出たことがありますが、拙ブログほぼ初登場と言ってもいいでしょう。ロードだけでなくトラックでも活動してきた22歳。リドル・トレックのフューチャーチームにいたんですが、来年はワールドツアーチームに昇格です。今年の結果を見るとU23のパリ〜ルーベで優勝してるかと思えば、全5ステージのオリンピア・ツールの総合でも優勝、他の小さいステージレースでステージ優勝したりポイント賞で上位に入ってて、さらにド...
この名前の選手で有名なのは1986年、イノーとレモンの確執の年のツールで3位になったウルツ・ツィンマーマンでしょうけど、メルクスの頃のフランス人選手にも同じ綴りでアンドレ・ジメルマンという選手がいました。今 Firstcycling.com で検索したら現在過去と、独仏、スイス、ベルギー、チェコ、イタリア、オーストリア、オーストラリアとものすごい数がヒットします 笑)そうは言ってもやっぱりドイツ人が多いですが。そんな中...
1991年、ソヴィエトが崩壊した時、現地から特派員だか記者だかがTVで、これでソ連にも革命前以来の自由が復活しましたぁ、と叫んでいるのを見て、さすがにそりゃないだろ!と思わずのけぞったものだった。この本、大学生が主人公で、大学の講義が舞台なんだけど、文章はどこか昔の少年少女世界の名作というか、児童文学みたいな感じ。だけど、同時代の文学作品を通して、当時のロシアの暴力的な専制主義がわかるし、こんな強権的な...
この人もねぇ。。。拙ブログには昨日のブーフマンと同様、サブカテまで作ってあるんだけど、今シーズンはバスクのステージ3位と、後は移籍話でしか出てきませんでした。コロナ前のレベルまでなかなか戻りません。思えばラッキーだったとはいえ、19、20年とパリ〜ニースで連覇したんですけどねぇ。今シーズンは勝利なし。ただ、ジロでステージ2位があったり、バスク以外にも春先のGPインドゥラインでもトップテンに入っているし、夏...
ボーラでプロデビューして10年。デビュー当時はドミニク・ネルツがエースだったチームも、随分様変わりし、とうとうボーラを去ることになりました。チームからジロ出場の約束をもらっていたのに反故にされ、ハンガリー一周では怒りの総合2位になったものの、その後6月のツール・ド・スイスで落車大腿骨骨折で9月までレースに出られませんでした。9月以降のレースはワンデー4つのうち3つが途中リタイア。二つ出たステージレースもク...
ジュニア時代に世界選でエフェネプールに次いで2位になった選手です。といってもエフェネプールが頭抜けてて、ついていくだけで精一杯でしたけどね。そうは言ってもジュニアのレースではそこそこ勝ち星を上げていたんですが、エリートクラスはなかなかね。かつてのオラフ・ルートヴィヒを少し優しげにした風貌は、個人的には魅力的なんですけどねぇ 苦笑)まああのレベルにはなかなか達せませんわなぁ。DSMからトゥドール?(チュ...
ヨーロッパ人としては珍しい吸血鬼じみた八重歯のかわいい 笑)グロースシャルトナー。この人の名前が出ると必ずこの話題です 笑)ポガチャルのアシスト役と見込まれてUAEに移籍後、去年のツールではポガチャルを勝たせることはできませんでしたが、今年はジロでポガチャルの総合優勝をアシストしたわけで、目標達成となりました。ただ、ボーラ時代はグランツールでトップ10を狙っていたので、はたから見るとちょっと寂しい 笑...
去年までボーラで9年を過ごして、少しずつ力をつけ、ツールでのステージ優勝までして、こういうふうにほとんど無名の時代から気にしてきて、力をつけてくれた選手って、拙ブログとしては応援しがいがあるんですが、今シーズンはリドル・トレックに移籍。優勝はありませんでした。トップ10が6回。一番良かったのはクラシカ・サン・セバスチャンで7位に入ったことでしょうか。で、rsn のシリーズ、コンラートがつかまらなかったか、...
今週は忙しくて、このシリーズ滞ってました 苦笑)すでに rsn ではブーフマンやシャハマンも挙げられているんですが、そこまではまだ遠い 笑)というわけで、今年のU23の世界選優勝者です。調べるとドイツ国内選手権でもU23で優勝していますね。そしてヨーロッパ選手権ではU23準優勝。そしてドイツイヤーオブサイクリストにも選ばれました。拙ブログではU23の世界選まで名前が出たことがなかったんですがね。大柄で首も太いし、...
いや、すでに数日前のことです。すぐに書きたかったんだけど、ちょっと忙しくて。。。苦笑)90歳。拙ブログでは何度も名前が出てます。なんといってもモニュメント5つを全て勝った最初の選手ですし、世界チャンプにも2回なってます。3回目を逃した話も書いたことがありました。また、古雑誌のミロワールの表紙になってることも紹介しましたが、改めてその写真を載せておきます。1961年の5月号。1958年のミラノ〜サンレモを皮切りに...
去年の勢いだと、今年はどこかで優勝するんじゃないかと思ったんですがねぇ。去年10回以上あったトップテンが今年は3回だけ。今年も去年と同様小さなステージレースの出場が多かったんですが、去年はチェコとトルコで総合2位になったり、UAEやコッピ・エ・バルタリ、スロヴェニアで総合トップテンに入っていたのに、今シーズンはなし。さらに、去年はブエルタに出たのに、今年はグランツールは出ませんでした。体調が安定しないシ...
僕の学生時代にはクラスに何人かの「左翼」の連中がいた。特に独文科なんて、中には意識の高い奴らがいて、東ドイツに興味を持っているなんて奴もいた。むろん「左翼」と言ったって、日本共産党系(いわゆる民青)もいれば、もっと過激な連中もいたんだと思う。すでに学生運動は終わっていた。1972年の浅間山荘事件で学生運動はすでに人々からそっぽを向かれていたと思う。だけど、それでも、1974年に入学した僕は、4年間で2回試験...
最初と最後が同じシーンで始まり、終わる。最後のシーンでちょっと泣いた。老人とその孫娘が、亡くなった老人の妻を故郷に埋葬するために、棺桶を持って国境を目指すロードムービー。孫娘の両親はどうしたのかとか、老人の妻がどうして亡くなったのかとか、そもそも老人がなぜトルコ語が話せないで、孫娘に通訳させているのかとか、映画の中では全く説明がない。孫娘がスケッチブックに描く絵で、ああ、なるほど、二人はおそらくシ...
去年は総合上位を狙ってジロを走ったケムナですが、本来今年はツールで総合上位狙いだったようです。ログリッチが加入したことで、ジロ狙いに変更になったわけです。去年のジロはヴラソフが第一エースで、立場としては第二エースだったんでしょうけど、去年は10ステージでヴラソフが落車リタイアしちゃったので繰り上げになったわけですが。。。ケムナの話。「方向変更して、すぐにフォーカスをジロに絞った。でもツール出場が完全...
エミール・ヘルツォーク、一昨年のジュニアの世界チャンプですね。21年22年とジュニアのレースではかなりの勝利数を上げていたんですが、去年アメリカのコンチチームに加入してU23のクラスになったらパタッと勝てなくなりました。ジュニア時代はボーラの下部チームで良い成績を上げていたので、ボーラに戻ってくるのは自然とは言えます。というか、去年のアメリカのチームへの移籍はレンタル移籍だったようです。去年のシーズンは...
この映画は1980年代かなぁ、映画館で観た。満員に近かったと思う。重厚な音楽に乗せて、日本の四季の中を父と子が遍路姿で放浪する有名なシーンで左右も前後もすすり泣いてて、もちろん僕も 笑) とどめのように加藤嘉が、「おらあ、こんな人しらねぇ」というシーンで決壊した。映画館であんなにボロボロになったのは他に思い出せない 苦笑)その後も、なにかのTV番組でまだ存命中だった丹波哲郎が、捜査会議で思わず声を詰まら...
マヨルカでトレーニングキャンプを行っているボーラは、プレスデーでツールに向けた布陣について、早くも語ってます。ログリッチの優勝のために、山岳ではヴラソフ、ヒンドレイ、ダニエル・マルチネス、ケムナが候補で、中級ステージではボブ・ユンゲルス、マッテオ・ソブレロが候補。平地や悪路用アシストとしてはファン・ポッペルやニコ・デンツ、マルコ・ハラーやヨナス・コッホが候補というわけで、これで11人。以上がツールの...
交通渋滞を理由に被災地に行かず新年会に行った首相なんておかしいだろう。現地を見ないで何を支持できるのだろう?一方で山本太郎を批判する維新の嫉妬に狂った議員もいる。山本太郎の行動力に怯え、それを叩くことで、自分の行動力のなさを糊塗することができるわけだし、山本太郎が嫌いな連中がいいねボタンを押しまくるから、一挙両得。しかし、それで誰が喜ぶかと言えば、被災者ではない、災害を遠くから見ながら、パソコンや...
名前すら知らない選手だったのに、今年一気にいわゆるブレイクした一人ですね。2015年にオーストリア初のジュニアの世界チャンピオンになったんですが、その後サンウェブやDSMで走るも目立つことのない選手だったと思うんだけどねぇ。今年突然スイスとツールでステージ優勝しました。ドイツ語圏で24シーズン最も注目の選手でしょうか。特にツールは17ステージのクイーンステージでしたからね。さらに20ステージでもポガチャルのス...
今シーズンボーラからUAEに移籍したオーストリア人の八重歯がかわいい 笑)フェリックス君です。いやあ、しかしこの八重歯はなかなかすごいインパクトです。これこの人が話題になるたびに言ってますね 苦笑)今シーズンは個人的な勝利はランクの低いヨーロッパクライマーカップしかなかったけど、シーズン前半、パリ〜ニース、クリテリウム・ドゥ・ドウフィネ、ツールとアシストに徹して、特にツールでポガチャルのための山岳で...
最初に、今回の北陸地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。*今シーズンは総合狙いとステージ狙いをうまく分けて、切り替えて走ることが、そこそこうまくいきましたね。シーズンの前半、ティレノ・アドリアティコで総合4位、ツアー・オブ・ジ・アルプスでは6位に入り、前者では最初のTTでガンナに次いで2位、第5ステージでは山頂ゴールでログリッチの集団に付いていき5位。アルプスの方では同じく山頂ゴールの第3ステー...
憲法守らんやつが憲法改正って、寝言は寝てから言え! これは山本太郎の名文句だ。噂によると、統一教会、裏金パー券、マイナ保険証で青息吐息の自民党は、めくらましのために、今度の通常国会で憲法改正の発議をするのではないかという話も出ている。正直国民投票で憲法改正に票を入れる人はそれほど多いとは思わない。声だけはでかいだろうけど。問題は「権力者に騙され」る大人がたくさんいるってことだ。騙されないぞ、と自覚...
このシリーズは radsportnews.de の記事からそれぞれの発言を借りてきて、First Cycling で成績について調べたりしながら紹介しているんですが年を越してしまいました。前から書いているように、 radsportnews ではレース結果でポイントを与えて、12月に入ると100位から初めて、大晦日に1位を発表という形を取っていたんだけど、どうも去年ぐらいから年を越して順位上位の選手の紹介をするようになってて、おかげで昨日までは「今...
実際はおととい、29日のことなんですが、風邪ひいちゃって咳が止まらなかったんだけど、父の月命日でもあったので、母と妹と墓参りに行ってきました。これ FB ではその日のうちにアップしたんだけど、ここにも一応アップしておきます。うちのお墓は渋谷区の浄土宗のお寺にあります。河内山宗俊の墓があるのが有名なんだそうですが、御多分に洩れず空襲にあっていて、ご先祖様のお墓もおそらく戦後に墓石だけ置き直されたんだろうと...
拙ブログでは22年のジロと今年のブエルタのツィートレース日記でお馴染みになったツヴィーホフ。26歳までは主にマウンテンの選手でした。21年、27歳でボーラに入ってロード選手として走り始めたわけで、人によっては引退廃業の年齢からロードに転向したっていう変わり種。今年はツアー・オブ・ターキーでの2位を筆頭に、トップテン入りが10回を越え、徐々に目立ち始めましたね。ただ勝利がないのが残念なところです。ただ、本人も...
この選手もボーラでプロ入りして、ボーラ一筋だったんですがね。来年はリドル・トレックに移籍です。ボーラ時代はアシストでありながら、エースより良い成績を残すことがある、という地味なのに、なんとなく上位にいるという感じの選手でしたが、一昨年ツールのステージで優勝したので、このあとは結構自由に走れるんじゃないかと思ったんですが、やっぱりアシストのままでしたね。今シーズンも勝利はなかったもののエシュボルン〜...
拙ブログではジロのレース日記で今年も含めて過去3回登場してましたが、今年はボーラに移籍してきてジロでステージ2勝は大きかったですね。デンツのジロツィート日記(12)デンツのジロツィート日記(14)デンツの話。「満足以上だよ。間違いなく過去最高のシーズンだった。去年ツール・ド・スイスでステージ勝利を挙げられたことで自信になり、今年はチームを変えたことで、せっかく信頼してくれたんだから、それに報いたいとモチ...
今シーズンも勝利はありませんでした。一番良かったのが7位の順位。ただ、この7位になったのがパリ〜ルーべでしたhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4615.html。ただ、今年は久しぶりに他の春のワンデーでも結構上位でゴールしています。ヘント〜ヴェフェルヘムでも12位、ロンデ・ファン・フラーンデレンでも19位、世界戦では16位。デーゲンコルプの話。「パリ〜ルーベは落車までは調子も良かったし、あそこをクリアし...
このところ我が家のクリスマスローストチキンは24日になってなかったんですが、今年は珍しく24日。前日から、醤油や酒、オイスターソース、砂糖、にんにく、生姜などを混ぜ合わせたつけ汁につけておいて、さあ、5時から準備開始。本当はレバーを入れたかったんですが、もう寒いし買い出しに行くの嫌だったので、冷蔵庫に残ってた野菜を準備して小さくみじん切り。玉ねぎ、セロリ、ナス、ピーマン、にんじん。うーん、キノコがあれ...
この人もシャハマンなんかと同様、コロナ前の調子に戻れないでもがいているうちの一人ですかねぇ。シャハマンよりは少しマシかもしれないけど。19年のツールで総合4位になった時は、これは近いうちに優勝は無理にしても表彰台には登れるんじゃないかと期待したんですがねぇ。というわけで、去年あたりから、ボーラでの役割は完全にアシストの立場になってます。ただ、ドイツナショナル選手権では75キロ独走で二度目のドイツチャン...
昨日のユンボならぬヴィスマのチームプレゼン前は、UCI のサイト usi.org には、前日の更新でアイデブルックスはボーラの選手として登録されていたので、これで決まるんだろうと思っていました。ただ、12月のトレーニングキャンプはマヨルカ島のボーラのほうではなく、スペイン本土のヴィスマのほうに参加したそうだし、契約の問題でボーラに残るとしても、どっちもやりづらいだろうなぁ、と思っていたら、今朝のニュースをみたら...
1970年代前半、僕が高校生ぐらいの頃かなぁ、街中で知らない不良とかからパーティー券なるものを売りつけられる事件が多発した。僕自身はそうした声かけにあったことはなかったけど、噂は結構聞いた。まあ、絶対に詐欺だったんだろうけど、相手は当時の不良だからね。リーゼントの頭に両側に剃り込み入れて、ボンタンというブカブカズボンを履いて、ぺちゃんこに潰した鞄をもってて、白い運動靴のかかとを踏んで、まあそんなのがい...