(写真は著作権を考え一部隠しました)憲法25条にはこうある。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。(二項)国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」山本太郎が街宣でもよく言っているように、ただ「最低限度の生活」ではない。「健康で文化的」でなければならないのだ。拙ブログでも生活保護については何度か書いた。最初は2012年...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
最高齢監督として有名なポルトガル人、故マノエル・ド・オリヴェイラが2003年に作った映画です。若い歴史の教師が10歳ぐらいの娘を連れて、インドで待つ夫のところへ、リスボンから地中海を抜けて紅海へ船旅をしていくというお話です。私はこの監督の映画を初めてみましたが、独特のリズム感があります。映画はほぼ前半と後半にきっちり分かれると言っていいでしょうか。前半はリスボンからジブラルタル海峡を抜けて、フランス、イ...
ぼくは兵庫県知事の問題に興味はあまりない。パワハラとかおねだりとかいう一方で既得権益をぶっ潰す改革を目指していたんだと擁護する人もいるようだけど、兵庫県ってうちから遠過ぎ。まあ、阪神ファンだけど、兵庫との繋がりは全くないし、学生時代から思い出しても兵庫出身の知り合いって思い浮かばない 笑)だけどこの問題に付随するデマの酷さには腹が立っている。立花某のやり方については過去に都知事選広報のことやデマ、...
前回の「若き詩人への手紙」とセット、というよりもむしろオマケのように扱われてきたこの文通ですが、時期もテーマもだいぶ違います。また、相手の女性の人生も波瀾万丈で、物語性という点ではこの「若き女性への手紙」のほうが面白いと思います。両方並べるとちょっとオシャレ 苦笑)(2024年4月17日)某全国紙に未知谷さんが広告を出してくださいました。(2024年5月2日)...
この「若き詩人への手紙」はすでに戦後すぐの時代から翻訳が何種類も出ていて、しかも錚々たる人たちが翻訳していますが、唯一、今回の翻訳に意味があるとしたら、これまで存在すら知られていなかった相手の「若き詩人」の手紙が載っているということでしょうか。世界中で多くの芸術家、表現者、クリエーターを魅了し励ましたリルケの手紙が、こんな反知性主義の蔓延するフェイクだらけの時代にあっても、日本の誠実な人たちの手に...
現時点では拙ブログでイチオシなんですが、去年は3月でシーズン終了になってしまいました。復帰に向けてトレーニング中のレンナルト・ケムナ、リドルの新しいマイヨの写真では怖そうなあんちゃんに変貌しています 笑)去年まではなんか見た目が子供っぽかったんだけどねぇ 笑)rsn にインタビューの一部が出ていたのでご紹介。ケムナの話。「とてもうまくいってます。良い方向に向かっているし、今の時点では非常に良い感覚です...
なんかあっという間に1月も後半になってます。もう歳を取ると時間の流れるスピードが速いこと、速いこと。というわけですでにツアー・ダウン・アンダーも2ステージが終わってますが、レッド・ブル・ボーラのスプリンター、ウェルスフォードが2勝。第二ステージは残り24キロぐらいで落車したんだけど、特にファン・ポッペルがツヴィーホフと一緒に集団復帰させた後、ゴールスプリントの最終カタパルトとして活躍。ここまでだったら...
昨日のフェイクに乗る人が大量発生する元凶は弱肉強食自己責任のネオリベ社会じゃないかと書いたけど、今日の東京新聞でも同じようなことを書いている人がいたので、追加しておきます。拙ブログではず〜〜〜っと言ってきたことだけど、自己責任なんて言葉は昭和の時代には辞書に載ってなかった。ほんとだよ。昭和55年発行の小学館の全十巻の「日本国語大辞典」第五巻の当該部分の写真を載せておくけど、「自己生産」の次は「自己摂...
人が一人自死したのを、死人に口なしとばかりに、選挙演説で嘘を放言しSNSなどで流す。選挙が終わってから、ついた嘘を少しずつ訂正し、実はほぼすべて嘘だったことがわかる。しかし、すでに無数の人々が匿名でその嘘を拡散している。嘘ついたご本人は知らん顔、あとはほったらかしである。さらにそのせいかどうかはまだわからないが、新たに人が一人自死したのに、これまた死人に口なしと嘘をSNSで流す。それが嘘であることは警察...
1959年のポーランド映画です。すでに評価は決まっていて、映画史の傑作の一つです。僕はおそらく40年近く前に文芸坐で「尼僧ヨアンナ」か「水の中のナイフ」か、どちらかとの二本立てで見たんじゃないかと思うんだけど、FBで知り合った方のおかげで、昨夜久しぶりに見ることができました。この映画、すでに古典だからネタバレしてもいいと思うけど、ポーランドのちょどど真ん中の街ウーチ(最初の方でちらっと看板が見えますが、Fo...
僕はこの人にまるで関心がない。いや、いろいろなところで話題になっているのを目にしたことはたくさんある。YouTubeの切り取り映像も見たことがある。だけど、正直に言って、去年の都知事選ではまったく関心の埒外にあったから、確かに蓮舫より得票数が多かったのには驚いたけど、、、なんかこの人と兵庫県知事とがつながっているんだよね、僕の中では。どちらか一方を支持してもう一方を批判している人を見た記憶がないんだなぁ...
数日前、東京新聞のコラムで藤枝静男の短編を漫画にしたものが、季刊文化誌「フリースタイル」で漫画のベストワンに選ばれたとあって、思わず購入。以前書いたように、藤枝静男は大好きな作家ですhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-5076.html。初期のものは完全に私小説(わたくししょうせつ)で、兄や姉の結核、妻の結核や自身の死に対する不安などを書いているんだけど、晩年のものはなんじゃこりゃ??っていうよう...
スーダル・クイックステップに移籍した、というか6年ぶりに戻ったというべきか、マキシミリアン・シャハマンのインタビューが rsn に出てました。このチームに来た以上はレムコ・エフェネプールと一緒に出るレースは完全に彼のアシストに回るわけでしょう。昔の選手の記事なんかを見ると、結構言いたいことを言って、わがままぶりを発揮する選手なんてのもいたようですが、洋の東西を問わず、スポーツ選手たちはみ〜〜んな素直ない...
朝刊を読んでて、思わず「あっ」と口に出してしまった。写真を見ての通り、20世紀の本ばかりで、21世紀になってからの小説は全く読んでなかった。前にも書いたことがあるけど、一時期、20代の初め頃か、在日韓国・朝鮮人作家たちの本をずいぶんまとめて読んでた。特に好きだったのがこの李恢成と金石範(キム・ソクポム)だった。でも、あの時代、普通に読書好きだったらこの人の小説を読んだ人は多かったと思う。「伽耶子のために...
今年最初のライブ。今回は「木々は春」や「春は殺人」など、あまりライブで聞いたことがなかった曲をいくつかと、いままで聞いたことがなかった中原中也の曲、それに新作が聞けました。74歳にして声のハリが素晴らしかったです。アンコール最後の「一切合財世も末だ」はやっぱりいつ聞いても格好いいし、「ポカリポカリ生まれた命だ、カクンカクン息絶えた命だ」とか「悪だの正義だのない、どっちを己が怖いかだ」なんて歌詞には心...
U23の世界戦出場資格とか、ラスト3キロの救済が5キロになるとか、25年シーズンからいくつかルールが変更されるようですが、ちょっと笑ったのが集団スプリントで優勝者以外の選手がハンドルから手を離してはいけないと言うやつ。今はどうなのか知りませんが、私がホビーレースに出ていた20世紀には優勝者も含め、ゴール地点でハンドルから手を離したら失格とされていました。スタート前の注意として、斜行とともにしつこく強調され...
今日の午後、こんなシンポジウムに参加してみました。沖縄、朝鮮、パレスチナを「植民地主義」というキーワードでつなげるもので、5人の人が沖縄の構造的差別、朝鮮に対する植民地責任、関東大震災時の朝鮮人虐殺と今も続く朝鮮学校へのヘイト、現在の韓国の特に若い人たちの抗議行動、パレスチナ問題について、それぞれ10分から20分ぐらい発表して、その後、10人ぐらいのグループに分かれてワークショップという形式でした。ちょ...
ポリッツではありません 笑)英語でそう言ってるのかな、と思ってYouTubeなんかで聞いてみれば英語でもポリットと言ってます。Jスポだけが何故か、棒状のスナック菓子みたいな呼び方してますねぇ 笑)今年はUAEに新加入、ポガーチャルのアシストとしてツールを走りながら、春先のフランドルクラシックで活躍しました。オムループ・ヘト・ニウスブラット2位、ロンデ・ファン・フラーンデレン3位のあと、パリ〜ルーベ4位は立派な成...
考えてみればこの人24年シーズンはプロ入り2年目だったんですね。もともとバイアスロン(鉄砲担いでスキーで走るやつ)の選手なので19歳まで自転車競技の記録がありません。20年に19歳でオーストリアのコンチネンタルチームに入るんですが、3年間のコンチチームでの戦績は優勝0、トップテンも10回に満たず。それが23年と24年の2年間のワールドチームで3勝、トップテンも14、5回。覚醒したって感じでしょうか? 特にグランツールの...
2021年、18歳でジュニアから一気にワールドツアーチーム入りした選手です。翌年20歳になったばかりでブエルタに出場して完走してますが、流石に最初の3年間は未勝利でした。しかし、24年はコッピ・エ・バルタリでステージ1勝、そしてドイツナショナル選手権でドイツチャンピオンになりました。この選手、プロになってからずっと背中に問題を抱えていたそうです。ポジションを変えたりインソールを使ってみたり、色々やってみたそう...
年が変わってもこのシリーズまだ続きます 笑)一応このガルの後まだ3、4人登場の予定です。23年はスイスとツールでステージ優勝を上げ、どちらも総合で8位に入り、24年は大きな期待を持ってツールに挑んだんですが、その点ではまだまだ力不足だということを思い知らされましたね。今シーズンは勝利なし、グランツールはツールとブエルタに出場したんですが、どちらもイマイチでした。rsn. の記事ではインタビューがほとんどないの...
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(写真は著作権を考え一部隠しました)憲法25条にはこうある。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。(二項)国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」山本太郎が街宣でもよく言っているように、ただ「最低限度の生活」ではない。「健康で文化的」でなければならないのだ。拙ブログでも生活保護については何度か書いた。最初は2012年...
2012年から21年まで9連覇(20年は不開催)したトニ・マルティンがやめた後はレンナルト・ケムナが一回勝って、その後去年一昨年とニルス・ポリットが連覇していたんですが、今年は去年ポリットに次いで2位だったマキシミリアン・シャハマンが優勝でした。すでにロードではドイツチャンピオンに2回なってますが、TTは初ですね。シャハマンの話。「このタイトルはぜひ取りたいと思っていたものだ。何度かはちょっとだけ足りなかった...
来年アメリカで行われる予定のドーピング公認大会だそうです。いずれこういうバカが出てくるだろうと思っていたけどね。新自由主義の末路だ。自己責任でなんでもOKということなんだろう。金さえ入れば、今だけ良ければ、ってことだね。主催者が言う「人類発展のため」という言葉には笑った。まあ、確かに医者の厳格な管理のもとで、選手の能力を薬物によって上げていくというのは、昔の選手が自分で勝手にやっていたようなドーピン...
rsn. に「独占」インタビューが載ってましたが、独占という割にはちょっと簡単 笑)ケムナの話。「ツール・ド・スイスの自己評価としては、いうまでもなくとても、とてもポジティブに感じています。自分が再び昔のレベルに戻っていることを示せたと思います。チームのサポートもあったし、最初から自由に走れたし、おかげで初日に逃げに乗れたわけで、私としてはとても嬉しく思っています。チームのサポートのおかげで自信を取り...
ジョアン・アルメイダが最終日の登りTTで逆転でした。第1ステージで3分以上の大差をつけられたのを、第3〜5ステージで優勝1回2位2回で一気に40秒差に追い上げ、第7、8ステージ連続優勝でひっくり返しました。ケムナが総合6位。ただ、ジュニア時代のTTワールドチャンピオンでしたから、最終日のTTで2分半近く遅れたのがちょっと気になります。ただ、復調してきたことは確かでしょうね。それよりフェリックス・ガルがTTで2位になった...
全部で7編からなる短編小説集です。死者とその死者を想う残された人々の話が多いです。解説には、「他の読み方をすることが困難なほどはっきりし」た「...
レンナルト・ケムナが復調の途上ですね。スイスでの成績はここまで5位グループ、先頭大集団、2位争い大集団、7位グループ、昨日のクイーンステージでも8位。ここまで1分44秒遅れの総合5位ですね。なんてったって1年間空白状態でしたからね。第5ステージスタート前の時点でのケムナの話が載っていました。ケムナの話。「昨日【第4ステージ】は生き残れただけでなく上位にとどまれたというのが僕にとっては大きい。いやほんとにハー...
びっくり!! さっきまで名前がカタカナで表記されていたのでわからなかったけど、僕はこの人の本を読んでいる。しかもかなり心に残った本だった! そして拙ブログでも最初の頃にこの本の名前を出したことがあった!伊勢崎賢治がれいわから出た時もびっくりしたけど、それ以上にびっくりした。記者会見を見ると、四半世紀前とはいえ政治家だった人だけあって話が上手いし、実務経験も豊富だし、ものすごい人生を経験してきた人だ...
かなり話題になっている本。読んでいて、なんどか山本太郎のことを思い出した 笑)著者は「幸せ」というものを、死からの距離がどれだけ保たれているか、だと定義する。そしてその距離が短くなったのは、人類の700年の歴史においても、この1、2万年、つまり農耕が始まって格差が始まった時代以降だという。拙ブログでも以前ウィルキンソンの「格差は心を壊す」という本を紹介したことがあり、そこでも散々言われていたことだけど...
音楽の聴き方が昔と変わってしまったし、コンサートにも全く行かなくなってしまった。楽譜は読めなかったけど、レコードやCDを聴きながら楽譜を追いかけることはよくした。おかげでポケットスコアなどの楽譜はまだかなりたくさんある。捨てられない性格だからね 笑)今はネットで無料でいくらでも手に入るんだろうけど。。。アルフレート・ブレンデルのベートーヴェンのピアノソナタ全集。40年以上前に買ったんじゃないかなぁ。当...
昨日の午後から熱が出て、今日は1日ヒエピタしてました 笑)熱以上に鼻水がひどくて。。。苦笑)おかげでドゥフィネの最終ステージは先ほどビデオで見たところです。珍しく私の戦前の期待がその通りになりました 笑)まあ、結果を見ていけば第3ステージで逃げて50秒以上のマージンを取れたのが大きかったと言えるけど、それでも第6、第7ステージではどちらもポガーチャルとヴィンゲゴールに次いで3位でしたからね。堂々たる結果...
3強+MVDPに注目が集まるあまり、テレビでも等閑視され続けてきたフローリアン・リポヴィツですが、現在の登りはエフェネプールより強いですね。2日続けて、ベスト5は4位だけが違いますが、1位ポガーチャル、2位ヴィンゲゴール、3位リポヴィッツ、そして5位にエフェネプールとなっています。レムコは落車の影響があるのかどうか。。。rsn ではリポヴィツがツールに向けた準備は完璧だとした上で、それでもログリッチの山のアシスト...
TTで大きく差をつけられたと思ったら、2級山岳であっさりでした。まさか今日の超級ではヴィンゲゴールが大逆襲とかあるんでしょうか 笑)一方でTT圧勝だったエフェネプール、まさかの後退でしたが、前日の単独落車、映像で見ると結構激しいものです。La chute de Remco Evenepoel dans le final de la 5e étape du Critérium du #Dauphiné. "Je ne ressens pas de douleur, j’ai juste une égratignure au niveau du genou d...
いやぁ、前回リポヴィツの名前出したら次の第3ステージで、即、逃げてたようですが、忙しくって、実は今朝初めて、やっと一昨日のステージの放送を見たところでした。しかし、MVDPはともかくリポヴィツを逃すってどういうこと? 13人の逃げが決まったところが放送されてなかったので事情はよくわかりませんが、そこまでみくびられてた? 苦笑)明日からの山岳ステージでの活躍を期待していたんだけど、逃げの中でもMVDPがどうし...
昨日は早朝から高校時代の友人たちとテナガエビ釣りにいったんですが、私の釣果はダボハゼ2尾 笑)テナガエビのタイミングが今ひとつわからず、来てたとは思うんだけどねぇ。。。 まあ、ぼんやりのほほ〜〜んと水面を眺めて1日を過ごすのも、たまには良いもんでした。というわけで、クリテリウム・ドュ・ドゥフィネ(私にはドゥフィネ・リベレという名前の方が馴染みがあるんですが 笑)は、しょっぱなからタデイ・ポガーチャル...
拙ブログでは「今日の東京新聞から」という表題でずいぶん書いてきたけど、記事の写真をそのまま出すのはまずいのではないかという助言をいただいた。記事をとば口に、いわば引用のつもりでいたんだけど、そのまま記事を出すのは引用の範疇を超えているかもしれない。というわけで、全部まるまる載せるのは控えることにします。今回はとりあえずこんなふうにしてみました。今日の東京新聞の「時代を読む」という田中優子の記事で、...
「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ」(原民喜)題名は理不尽に殺された者たちに向けて、別れを告げることを拒否するという意味である。主人公のキョンハはハン・ガン自身と思われ、光州虐殺事件の本(拙ブログでも紹介した「少年が来る」を思わせる)を書いた後、悪夢に苦しみながら自殺すら考える。友人のインソンが指を切断する大怪我で入院し、彼女から済州島の自宅で飼っているインコが心配な...
終わってみるとあっという間の感じです。年寄りは時間の流れる速さが尋常じゃないですわ 笑)しかし、戦前の cyclingmagazine.de の有力選手予想は見事に外れました 笑)まあ、ああいう予想記事をあげつらうのってイヂワルだとは思うけど、ついつい。。。 笑)あそこで名前が上がっていたのはログリッチ(リタイア)アユソ(リタイア)ティベリ(17位)カラパス(3位)ゴデュ(66位)ベルナル(7位)チッコーネ(リタイア)ラン...
少し前に英語圏の自転車ロードレース解説と言えばこの人、というフィル・リゲットのドキュメンタリーをJスポで1時間番組2回に渡り放送していました。録画しておいたんだけど今やっと見ました。オーストラリアの放送局の番組だったようですが、英語圏でのロードレース普及のための影響力はすごいものがあったようです。個人的には私はこの人は、たぶん1985年のパリ〜ルーベのアメリカのCBSスポーツの番組のビデオで解説をしていまし...
いやぁ、予想外の展開でした。カラパスがアタックを繰り返して、デル・トロが反応して、という絵柄が見えていたんですが、サイモン・イェーツがあんなに大差をつけるとは思いませんでした。ず〜〜っとテレビ画面に映らず、解説では前待ちでいるはずと言われていたヴァウト・ファン・アールトも、フィネストレの下りで唐突に現れて、セストリエールの入り口まで機関車のように一人で先頭を引っ張り続けてくれたのが大きかったですね...
先日都議会での独裁国家並みのびっくり映像を紹介したけど、今朝の都知事選の選挙公報も、どこか映画「未来世紀ブラジル」並みのディストピアぶりでした。あえて写真は小さめにしてありますが、興味があれば写真をクリックすれば大きくなると思います。でも、わざわざ見る必要ないな 苦笑)どの面を開いても、NHKに受信料を支払う人は馬鹿だと思いますの文言とともに候補者以上に大きな文字で立花孝志の文字が踊ってる。かと思...
某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...