自民党が昨日17日、定期党大会を開き、令和6年運動方針と派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受けた党則改正などを採択したそうだ。政治資金規正法改正については今国会で法改正を実現するとしたうえで、こう述べた。そして、説明責任を貫徹すべく、引き続き、関係議員に促してまいります。その上で、先日、幹事長に対し、関係者に対する党としての処分について結論を得るよう指示しました。不記載の金額や程度、これまで...
特定秘密保護法のアンチ言説をSC制度に持ってきても無駄だぞ、青木!
自民党が昨日17日、定期党大会を開き、令和6年運動方針と派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受けた党則改正などを採択したそうだ。政治資金規正法改正については今国会で法改正を実現するとしたうえで、こう述べた。そして、説明責任を貫徹すべく、引き続き、関係議員に促してまいります。その上で、先日、幹事長に対し、関係者に対する党としての処分について結論を得るよう指示しました。不記載の金額や程度、これまで...
数少ない“信頼できるマスメディア”として、私は産経新聞にお金を払い続けているが、その産経にしても妙な記事が掲載されることがある。最近では、「内閣支持率が低迷する中で「上川陽子首相」を待望する理由」という桑原聡氏による定期コラムだ。結びの区が「ひとりの日本人として、私は上川首相の誕生を切望している。」というから、なんとも気持ち悪い。桑原氏は産経のOB記者だったと記憶しているが、「ひとりの日本人として」...
昨日書いた、司法の暴走。れいわ新選組の大石晃子「クソ野郎」を、「クソ」という言葉自体が「クソ忙しい」のように強調の意味で使われる場合もあるといって無罪放免にした一件だが、我々の憤懣を橋本琴絵氏が的確に表現している。自民党 杉田水脈議員の「いいね」は不法行為。れいわ何某議員の「クソ野郎」は合法行為。誰か説明出来ますか? 私は出来ます。司法はもはや機能不全を起こしているからです。— 橋本琴絵 (@H...
ゴリ押しLGBT法が放つ副作用 ~ 同性婚訴訟で司法がねじ曲げた憲法解釈
日本は法治国家だが、首を傾げざるを得ないような司法判断が出てくることが度々ある。以下はその典型的な例だ。元TBS記者、逆転敗訴 大石議員投稿で賠償認めず(共同) れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員にツイッター(現在のX)で「クソ野郎」と投稿され名誉を傷つけられたとして、元TBS記者山口敬之さんが880万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は13日、22万円の支払いなどを命じた一審判決を取り...
中共ブイを撤去できない理由を明言できない政府は「我々の政府」なのか?
岸田首相が北朝鮮を訪問するという説が、複数の識者によって示されている。あるジャーナリストは「危険なまでに前のめり」と言い、訪朝について首相に聞いても、首相自身が否定しないらしい。拉致被害者全員の帰国を願う国民の一人として、岸田氏がこの問題を解決できるのであれば、最大級の賛辞を贈ろう。もし実現すれば、歴史的偉業である。しかし残念ながら、岸田氏に問題解決を望むこと自体、高望みが過ぎるということも承知...
日本保守党の発表によれば、同党の党員が6万人を超えたという。同党は昨年の9月30日に党員募集を開始。24時間で3万人が登録する前代未聞の政党誕生だったが、その後も地道に党員を増やした結果が、6万人ということになる。いまはまだ議員のいない政治団体だが、飯山陽氏が同党から立った東京15区を含め、今後は楽しみな存在だ。 反対に、党員を大きく減らしたのが自民党だ。昨年比で33,688人も減少したという。自民党員が3万人...
NHKが3月度の世論調査結果を発表しているが、内閣支持率は25%と前回から横這い。一部の調査では80%前後と出ている不支持率は、57%(前回58%)と、こちらも横這いだ。しかし、今まで30%台を維持してきた自民党の政党支持率は、前回から1.9ポイント下げ、28.6%と3割を割り込んだ。野党は立民も維新も自民を脅かす存在になれておらず、漂流を続ける岸田政権に引導を渡せない。 一方、興味深い調査結果が、武器移転問題に対する世論...
何を血迷ったのか、もしくは余程の人材不足なのか、TBSサンモニがよりにもよって佐高信をコメンテーターに起用した。まぁ、この番組のコメンテーターは中道より左でなくては務まらない役どころであり、今までのコメンテーターもすべからくあっち側の人々なのだが、いやはや佐高信とは…。一応、左側では一定の定評があるようだが、私はこの人物がはく言葉に知性というものを感じたことがない。昨日も言いたいことを散々言っていた...
中共の原発、全体の8割が福島基準を超えるトリチウムを放出 ~ 日本政府は即刻、海産物禁輸解除を要求せよ
つい先日、LINEがまたも情報漏洩を起こしていたことが明るみに出て、総務省がLINEに対し、文書による行政指導を行なったと発表した。LINEの管理体制の緩さは今に始まったことではなく、3年前にユーザー情報の扱いの不備問題で、同じく総務省から行政指導を受けている。これはもう治らない病気と見て、国はどこかの企業に金を出し、純国産のSNSを作らせるべきだろう。同時に、我が国の行政機関が何度の不祥事にも目をつむるかたち...
共同通信はメディアではなく、「日本人差別を助長する運動体」と定義すべき
共同通信による杉田水脈バッシングが常軌を逸しており、気持ち悪さ満点だ。共同通信のコンテンツを中心に運営されるニュースサイト「47ニュース」で、杉田水脈というキーワードで検索をかけると、1ページ目に表示される検索結果20件で最も古い記事が1月23日。大雑把に言えば、約2日に1件のペースで、杉田氏に関する報道が発信されていることになる。杉田氏は現在、無役の一兵卒だから、共同通信の異常な粘着性が数字で表される...
「もしトラ」から「ガチトラ」へ ~ トランプ再登板を「より自立した国家運営確立」の奇貨とせよ
今年11月の米大統領選を戦う候補者選びの序盤戦最大のヤマ場と位置付けられるスーパーチューズデー。共和党の候補者争いは、ドナルド・トランプ前大統領がニッキー・ヘイリー元国連大使を圧倒し、ヘイリーは撤退を表明。トランプ氏が事実上の共和党指名を決めた。予想されてはいたが、その強さは本物だ。もはや「もしトラ」を超え、「ガチトラ」だ。一方、ボケ老人がまだ退かない民主党の指名争いでは、現職のバイデン大統領が米...
派閥解消が党是となった自民党が、中堅・若手の国会議員らの育成のため、新たに「背骨勉強会」というものを立ち上げた。派閥が担ってきた育成を補完するものになるそうだ。この勉強会の母体となる中央政治大学院は以前から存在した勉強会で、その存在を否定するつもりはない。だが、現学長である遠藤利明が述べた、「世界観、あるいは国家観、あるいは歴史観を踏まえ、それを背骨にする」という発想には違和感しかない。そもそも...
政治団体「日本保守党」が、その初陣を衆院東京15区補欠選挙に設定し、イスラム思想研究者の飯山陽氏を擁立することを発表した。東京15区は、IRに絡む収賄容疑で逮捕された秋元司や、公職選挙法違反疑惑により逮捕された柿沢未途が地場としてきた選挙区であり、自民党にとっては“呪われた選挙区”のようなものだろう。 私はかねてから、この日本保守党の行方は、どれだけ良質な候補者を集められるか/擁立できるかにかかっている...
政治とカネの裏に追いやられる能登半島 ~ 政府はしっかりしたコミットメントを発信せよ
令和6年度予算案は、異例の土曜日の審議を行い、2日午後に衆議院を通過した。複数の不信任決議案やフィリバスターで徹底抗戦した立民党の石橋通宏とかいう議員が、あろうことかこう述べたという。「僕はびっくりしましたよ。(土曜日にもかかわらず働いた役人、職員に)謝罪もねぎらいの言葉もなかった。土日にこれだけ多くの皆さん働かせておいて!リーダーとしてなんの言葉もなかった」 これだから立民党は嫌われる。土曜日に...
首相のチラつかせる北朝鮮訪問、識者「訪朝そのものを目的にしたら失敗する」
結果的には予算前の最大のイベントとなった政倫審が行われている裏で、異様な法案が次々と閣議決定されている。そのひとつがNTT法で、外国人役員の就任規制も緩和するそうだ。つまり、外国人が役員になれるということで、日本の基幹インフラである通信網の経営に海外勢力が参加できることになる。 思い出すのは小泉政権がほぼシングルイシューで推し進めた郵政民営化。郵便貯金が民営化されることで、莫大な預貯金に海外を含む...
他の野党からスカンを食らったフィリバスター ~ 立民こそ税金無駄遣いの象徴だ
衆院での予算成立への対抗手段として、立民の”デマの井”こと山井和則がフィリバスターを展開し、全記録保持者の枝野を抜いて衆院最長を記録した茶番については、昨日書いた通りだ。生成AIの活用やらDX推進などが一般企業にも求められるこの時代に、フィリバスターという前時代的な戦法を取るところは、野党第一党を“うだつの上がらなさ”を象徴するようなものだ。 立憲民主党を含めた野党の選挙に向けた最大のテーマは、増え続け...
「日朝国交正常化推進議員連盟」が採択に失敗した決議案の“おぞましさ”
2月29日、3月1日と、2日間に分けて開催された政倫審が終了した。特捜が全国から捜査員を動員しても“挙げる”ことができなかった事柄に対し、国会議員が新たな事実関係を導き出すことは不可能であるはずなのだが、パフォーマンスとして、野党にはこれが必要だったのだろう。何を説明したところで、野党もは左派メディアも「疑惑は深まった」とやるだけだし、「更なる説明責任」を要求することは必至だ。そもそも政倫審をやらなけれ...
移民問題における先例や反面教師の材料は数多あるが、象徴的なのが米国のニューヨーク州だ。アダムズ市長は不法入国者にデビットカードを与える計画であり、身分証明書も確認せず、不正行為も規制もせず、そのカードに1万ドルずつを支給するという。New York Postの記事を読んでみたが、決してゴシップレベルの報道ではないようだ。ニューヨークには2度ほど行ったことがあるが、今のニューヨークは私が知っているニューヨークで...
自民党は国民の安全よりも、学会という集票システムを優先するのか!?
朝日新聞が23日、「戦闘機の輸出 平和国家の信用揺らぐ」という社説を掲載した。 殺傷能力のある兵器の輸出は、戦前の反省を踏まえ、平和国家として歩んできた日本への信用を揺るがしかねない。国民的議論も抜きに、期限を切って拙速に結論を出すことなど許されない。 前時代的な論説を平気で掲載する新聞だ。彼らは自分たちが古くなっていることに気付かないのか、気付いていても修正できないのか。いずれにしても、現実から...
中国秘密警察のみならず、スパイの拠点とも目される拠点が公安によって家宅捜索され、中国人女性が書類送検されている事案だが、その女性のひとりが自民党・松下新平の秘書兼外交顧問を務めていた事実は衝撃的だ。大手メディアに何の遠慮があるのかは知らないが、この件が大きく取りあげられるケースはないようだ。だが、国政調査権という権限を持つ国会議員の秘書がアクセスできる情報は特別だ。大手メディアの対応は手ぬるい。...
クルド人に言わせると、「外国人をどう受け入れるか、どう日本人に学ばせるかという事を考えていくべき」らしい
クルド人問題を取り上げたAbema Primeの番組、「【クルド】国に異例の要望?強制送還を求める?乱闘騒ぎも?なぜ日本を目指す?共生はできる?当事者&川口市議と考える」をYouTubeで観たが、在日クルド人2世というべきなのか、ユージェル・マヒルジャンという人物が番組に参加していた。 埼玉県蕨駅で記録されたデモに対し、「日本人、死ね!」を連呼した動画に関し、マヒルジャンはこう語っている。「国に帰れ」「変な外国人」...
なにやら、次期首相候補として上川陽子という現外相の名前が上がりつつあるらしいが、宏池会属性のある人物はもういい加減にしてもらいたいものだ。上川氏に特別な嫌悪感があるわけではないが、その器にあらずと言わざるを得ないのだ。 例えば、遂に実害が出た南鮮における戦時出稼ぎ労働者(いわゆる徴用工)問題。リン外相から「遺憾砲」が出され、外務省は駐日南鮮大使を呼びだし、抗議した。ルーティーンをこなした感じだが...
自民党が「膿を出す」なら、中共人スパイの浸透疑惑から。政治資金問題など小さすぎる!
22日のエントリーで、公安当局が秋葉原にある中国秘密警察の拠点に捜索に入ったという事案。中共人2人が書類送検されたことは周知の事実だが、デイリー新潮によると、そのうちの1人は“あの”人物らしい。自民党参院議員“元秘書”の「中国人美女」がついに書類送検 捜査のウラにあった中国「秘密警察拠点」と重要法案の存在(デイリー新潮) 警視庁公安部は2月21日、中国籍の女2人を詐欺容疑で書類送検した。どのメディアも報じて...
クルド人「日本人死ね」と“差別主義者”共同通信 ~ 諸悪の根源はあの人のあのスピーチ
昨日、「共同通信」というキーワードが、Xでトレンド入りしていた。トレンド入りの引き金は、当然、共同通信がクルド人らの「日本人死ね」に対し、自民党の若林洋平議員がXにポストした「国にお帰りください」をヘイトスピーチだと批判したものである。当然ながら、共同を褒めるのではなく、批判することで、トレンドに入ってしまったわけだ。 そういえば、共同通信には辺見庸という記者もいたな、と思い出す。Twitter時代に数...
共同通信には迷人物(記者とは言わない)が幾人もいる。元職を含めれば数限りなく、あの青木理もその一人だ。最近で言えば、何と言っても「桜ういろう」こと櫻井平だろう。旧Twitter上で保守派に喧嘩を売りまくり、あの暇空茜氏にまで提訴される始末。共同の現役記者という身分がバレて逃亡したが、いまは元気に暮らしているだろうか(笑)。 その共同通信が目の敵にするのが、自民党の杉田水脈議員である。「杉田の言動は逐一...
公安当局、中国秘密警察の拠点を家宅捜索 ~ スパイ防止法はなくてもできることはある
政治とカネ問題が声高に叫ばれる最中、地元で有権者に日本酒を配っていた立憲民主党議員がいるそうだ。明らかに公選法違反事案だが、当の梅谷守という議員は、党幹部に言われたのか、弁護士に言われたのか、「軽率」を26回、「認識不足」を25回も繰り出したそうで、質問にもまともに答えられず、彼の会見は、まるでコントを観るようでもあった。【認識不足、軽率連発!】自身の選挙区内で有権者に日本酒を配り公職選挙法違反の可...
岸田首相が、3月20日に南朝鮮を訪問し、尹錫悦大統領と会談する調整に入ったそうだ。昨年に再開することで合意した「シャトル外交」の一環だという。同日は大谷翔平選手らが所属するLAドジャースの開幕戦がソウルで予定されており、両首脳がそろって観戦するという話もあるそうだ。尹錫悦と岸田首相が「そろって始球式」などという演出をされたらたまったものではない。 4月に総選挙を迎える南鮮側は、外交での何らかの成果を出...
第二の河野談話とも称される、岸田首相の「共生社会と人権に関するシンポジウム」へのビデオメッセージだが、首相官邸のサイトは日、英、中の3か国語対応であり、少なくとも英語では発信されている。英訳文を確認したが、「偏見等により放火や名誉毀損等の犯罪被害」という部分も「victimized by crimes such as arson and defamation due to prejudice and other factors」と、「放火(arson)」まで忠実に英訳されている。 最...
青木理の「対話の窓口を作って突破口を」が示唆する拉致被害者の“斬り捨て”
変態新聞の世論調査で、岸田内閣の支持率が14%、不支持率が82%となり、限界サヨクの連中がこの数字をせっせと喧伝している。不支持率の80%超えは、同新聞が内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来、初めてだとのことで、岸田氏は晴れて記録保持者になったようだ。 “健全”な自民党であれば、とっくに岸田おろしが始まっているはずだが、その岸田おろしの主体となるはずの派閥は一部を除いて解体され、マスゴミが連呼する「裏金...
旧民主党の菅直人内閣の閣僚らが15日夜、菅氏に対する慰労会を開催したそうで、当時官房長官だった枝野幸男や教育無償化を実現する会の前原誠司らに加え、よりにもよって、現職閣僚の自民党・松本剛明も参加したらしい。菅直人は次期衆院選の不出馬を表明しており、政界からの引退が決まっている。 発起人となった北沢俊美は、福島の原発事故で周囲の反対を押し切って現地を訪問した菅直人に関し、「戦後政治の中で大きな災害を...
一昨日のエントリーで、岸田首相による北朝鮮電撃訪問の可能性に触れた。内閣支持率が低迷し、浮上の材料がない岸田氏にとって、4月の米国国賓訪問に加え、北を電撃訪問し、「何らかの進展」を獲得することによって、政権浮揚を図るという算段があるのではないかと指摘した。 そんなタイミングで出てきたのが、北のカリアゲの妹で、朝鮮労働党副部長の金与正の談話である。金与正氏「岸田首相の訪朝あり得る」 談話で「個人的...
総理大臣就任以来、遣唐使をもじって「検討氏」と言われ、何事も判断が遅かった岸田首相。その首相が迷いなく実行しているのが、米国の指示・指導による政策だ。 その最たる例がLGBT法だ。あんな法はマイノリティに対する差別が極めて少ない日本には不要なものだった。バイデンとラーム・エマニュエルのコンビに強く促された法案成立を、岸田氏は珍しくゴリ押しで、党内議論もほとんどないまま成立させた。いま問題化している、...
今日は先ずこの記事から。首相、裏金事件で政倫審に応じる意向 安倍派5人衆らの出席焦点(朝日)自民党派閥による裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)は、野党側が求める国会の政治倫理審査会(政倫審)の実施に応じる意向を固めた。自民への批判の高まりを踏まえ、疑惑を抱える議員本人の国会での説明は避けられないと判断。安倍派幹部「5人衆」らの出席を想定し、近く自民幹部が野党側との具体的な調整に入る。 政倫審と...
「安倍総理が遺した宿題」にひたむきに取り組む高市氏を支持し、支援する
拙ブログでも8日に取り上げた 岸田首相の「共生社会と人権」に関するシンポジウムの開催に寄せたビデオメッセージの評判がすこぶる悪い。評論家の石平氏などは、「『第二の河野談話』、それ以上に問題だ」と語っている。確かに根拠を示さないまま一方的に日本を差別国家としている事実は、同じく根拠なきまま慰安婦強制連行を是認してしまった点と共通するものがある。しかも、河野談話は主に特亜に向けられたメッセージだが、...
「もしトラ」から「多分トラ」へ ~ 高市早苗という安倍元総理の「遺産」活用を
昨日のエントリーで「もしトラ」について書いたが、それに関係するアンケートが、日曜日のフジ系「日曜報道 THE PRIME」で実施された。「岸田首相はトランプ氏と互角に渡り合えると思う?」というアンケートに対し、答えた人が31,637名。結果は、こうだ。 ・思う 4% ・思わない 91% ・どちらとも言えない 5% トランプ次期政権の可能性に対する「岸田悲観論」は、ネット保守には多いだろうが、まだ一般的ではないと思って...
昨日は紀元節。いわゆる建国記念日だった。政令上は「建国記念の日」と、「の」が入っている。Wikipediaにその背景に関する記載がある。結局、名称に「の」を挿入した「建国記念『の』日」として“建国されたという事象そのものを記念する日”であるとも解釈できるようにし、具体的な日付の決定に当たっては各界の有識者から組織される審議会に諮問するなどの修正を行い、社会党も妥協。1966年(昭和41年)6月25日、「建国記念の日...
実は危うい岸田首相の対北「私が自ら必要な判断を行う。トップ同士の関係を構築する」宣言
岸田首相は、拉致問題解決に向けた北朝鮮との交渉に、強い意欲を見せている。岸田外交にピークがあったとすれば、それは昨年のG7広島サミットであり、その後、外交的には目立った成果はあげることができていない。支持率も低迷し、起死回生を狙うのであれば、拉致問題が格好の材料だと考えているのだろう。日朝会談へ「具体的に働きかけ」 首相が衆院予算委で強調、拉致問題解決向け(産経) 岸田文雄首相は9日の衆院予算委員...
おはようございます。 昨日からキャンプに来ておりまして、気温0℃のなか、朝の富士山に見惚れております。政治のことを考える状態ではないので(笑)、本日のブログはお休みします。 皆さま、良い休日をお過ごしください。...
何度でも言うが、一部の識者の「岸田政権は外交・安全保障分野ではよくやっている」という論評については全く同意できない。以前のエントリーで「外交に芯がない」と書いたが、言い換えれば「主体性がない」と言っていい。北のカリアゲからは「閣下」と呼ばれたらしいが、それもカネ欲しさの揺さぶりだろう。北がそういうアプローチを試みるということは、日朝の様々な交渉の裏に米国の存在があるということだろう。そうでなけれ...
岸田首相が昨年の年頭会見で、思いつきであるとしか思えないタイミングで言い出した「異次元の少子化対策」。「異次元」というのは「異次元の金融緩和」というアベノミクスの看板政策に使われていることから、すぐに「次元の異なる」と表現を変えたみっともなさが際立ったが、岸田首相はその負担が、国民1人当たり、平均で月500円弱になるとの見通しを示した。 これはまやかしである。国民民主党の玉木代表によれば、月額の負...
前川助平らが結成した「テレビ輝け!市民ネットワーク」なる団体のお粗末さ
いつまで経っても、貧困調査のレポートを世に出さない前川助平氏であるが、なにかとご多忙のようである。そもそも「アベに盾突いた役人」というだけでパヨクが彼を左派のアイコン化する単純すぎる発想には辟易とするのだが、実際のところ、引く手数多なのだろう。新しく「テレビ輝け!市民ネットワーク」なる団体を立ち上げ、その共同代表に就任したそうだ。 彼らパヨクはこういう運動が大好きで、運動ごとに団体を作るから、こ...
昨日投開票された京都市長選では、松井孝治氏が共産党候補に勝利したのは良かったが、群馬県前橋市の市長選で自公推薦候補が大敗するというオチがついてしまった。群馬といえば、小渕恵三、中曽根康弘、福田二代という4人の首相を輩出した地であり、言わずと知れた保守王国だ。それだけに、自民党への逆風の強さが良くわかる。京都市長選とて、維新が後押しするはずだった候補がパー券疑惑でコケていなければ、「非共産」対「共...
改革も刷新もする気がない自民党の「政治刷新本部」中間とりまとめ
時事通信が発表した1月度の内閣支持率は18.6%だったそうで、下げ止まったのかどうかは不明ながら、結果として横ばいだった。どちらかというと、自民党の政党支持率のほうが深刻であるように思える。自民党の政党支持率は14.6%で、これまで最低だった2009年7月の麻生政権下の15.1%を下回ったという。麻生政権末期の頃のことは鮮明に覚えているが、とにかくメディア総スクラム状態での麻生批判が連日報道を埋め、「自民党にお灸を...
京都市長選 ~ 「非共産」対「共産」なら取るべき選択肢はひとつ
京都市長選が本日、投開票日を迎えた。この選挙、日本維新の会と教育無償化を実現する会(前原誠司の新党)が特定の候補から推薦を外し、事実上選挙戦から降りたことで、自民、立民、公明、国民民主が推薦する松井孝治氏の優勢が揺るぎないと思われてきた。ところが大接戦なのだそうだ。相手は共産党が支援する福山和人候補。構図としては「非共産」対「共産」の一騎打ちである。 京都市長のポストは、2008年から、門川大作氏が...
岸田内閣の評価として、「内政はともかく、外交・安全保障はよくやっている」などという論評を目にすることがあるのだが、どう考えても承服しかねる主張である。防衛3文書の改定などを評価する向きもあるが、安倍内閣の遺産をかたちにしたというのが適当であり、いわゆる「岸田オリジナル」ではない。 外交面で不満を挙げたらきりがない。バイデン政権に盲目的に従ったLGBT法などは、外国の意向(圧力)に屈して日本の国柄を変...
故石原慎太郎氏には国会議員当時、その豊富で知的な語彙力を駆使した名質疑を遺したが、なかでも有名なのは、2013年4月の安倍総理との党首討論で出たひと言である。憲法改正に関連し、石原氏はこう断言した。「公明党は、必ずあなたがたの足手まといになりますよ」 議場からは「失礼だ!」とのヤジも飛び、名指しされた公明党の山口那津男は「石原さんの見識が問われる」と強い不快感を示したが、石原氏の見識は問われるものでは...
コロナ罹患後、それまで日課としていたことをいくつか中止したのだけれど、そのひとつが毎朝行う大手紙の社説チェック。朝日の社説を読むのは苦行だけれど、相手方(敵方)が何を問題として定義し、何を批判しているかを知るためには欠かせないものだった。決して愉快な日課であるわけもなく、これを数日止めただけでも精神衛生上はなかなかの効果があったように思う。 で、体調が戻ってきたのでまとめてチェックしはじめたら、...
ブログ、明日から再開します(お見舞い、お気遣いへの感謝とともに)
皆さま、ご無沙汰しております。 25日(木)にコロナ罹患が発覚し、その後は療養をしつつ、回復に努めてまいりました。昨日の抗原検査(自主)で陰性を確認し、ようやくコロナを克服できたようです。お見舞いや励ましをいただいた読者に皆さまには、心から御礼を申し上げます。 罹患当日は文字通り「壮絶」でした。当日の投稿は前日に半分くらい書いていたものだったので、仕上げるだけでしたが、その後に39.5度の高熱に襲われ...
おはようございます。 昨日、新型コロナ感染が判明し、現在は高熱と格闘中です。 気力、体力、思考能力が回復するまで、暫しブログをお休みします。 皆さまもご自愛ください。...
櫻井よしこ氏の「あなたは祖国のために戦えますか」を曲解して罵倒する人たち
保守言論人としては間違いなく重鎮としてカテゴライズされる櫻井よしこ氏。その櫻井氏のポストが炎上しているという。「あなたは祖国のために戦えますか」。多くの若者がNOと答えるのが日本です。安全保障を教えてこなかったからです。元空将の織田邦男教授は麗澤大学で安全保障を教えています。100分の授業を14回、学生たちは見事に変わりました。https://t.co/L76ATs2Bai#言論テレビ #櫻井よしこ pic.twitter.com/6g9aaQ...
世界の対中投資が減る中で、ネギを背負って北京詣でする日本のカモ
ほとんど話題になっていなかったが、ちょうど2年前、中共でセブンイレブンを運営する企業に約270万円の罰金が科されたという事案があった。理由は単純だ。公式サイトに掲載した地図で、台湾を独立国のように扱ったこと、尖閣諸島に中共名である「釣魚島」の記載をしなかったこと、チベット自治区の一部の国境線の表示に誤りがあったことなどが理由とされている。もっと前には、「無印良品」の地図が、「釣魚島」の記載漏れによっ...
石破の「総裁選のルールを変えろ」は、「俺が勝つためのルール」を作ること
派閥の解消という飛び道具で勝負に出た岸田首相だが、その独断を持て囃すジャーナリストが多少いるものの、世論の反応はイマイチである。報道各社が1月度の世論調査結果を発表し出しているが、岸田内閣の支持率は概ね横這いの域を出ていない。先週末に調査を実施した読売では24%(対前月-1ポイント)、朝日は23%(同±0)だ。 それでも岸田内閣が、いまのところ安泰なのには理由が二つあるように思う。ひとつは野党の台頭がまっ...
社民党党首の福島瑞穂が中共を訪問し、共産党序列4位の王滬寧政治局常務委員と北京市内で会談した。公明党の山口那津男を迎えたのは序列5位の蔡奇だったことから考えても、破格の対応だ。しかし福島瑞穂が厚遇されたというより、公明党へのプレッシャーを強めるメッセージなのかもしれない。公明党が日本の政権与党内に居座る限り、中共は公明党を利用することができるのだ。 その瑞穂、なんと王との会談で、東電福島第1原発処...
本質的には政治資金の管理にかかわる問題だった、今回の自民党裏金疑惑。結果として3議員の見せしめ的な立件、会計責任者に責任を負わせ、安倍派、二階派、岸田派の解散によって、意味のない清算が図られようとしている。 岸田派にも政治資金収支報告書の不記載問題が浮上したが、岸田氏は「事務的なミスの積み重ねであると報告を受けている。それ以上のことは承知していない」と、他人事を装おう。岸田氏は昨年の12月7日に派閥...
派閥解散という「政治ショー」に匂う“ある人物”のポピュリズム臭
「乾坤一擲」というべきか、あるいは「一か八か」という表現が正しいのか。岸田首相が宏池会を解散すると言い出した。一切の根回しをせず、独断である。あおりを食ってか、二階派(志帥会)が早々に解散を表明し、安倍派(清和会)が続いた。首相が自身の出身派閥の解散を明言した以上、幹事長の茂木は、それに続かざるを得ない。 いわゆる裏金問題と言われる今回のパーティー券の還流に端を発した問題は、繰り返し述べてきたよ...
密室での委員長決定、公選制の否定 ~ 共産党は民主主義を語るな!
15日に公表されたNHKの世論調査で、岸田内閣の支持率が前回調査からわずかに持ち直したようだが、依然として不支持率は支持率の倍以上あり、危険水域にとどまり続けている状況に変わりはない。政党支持率で言えば、自民党は、これもわずかに上昇して30.9%だったが、野党第一党の立憲民主党は前回比2.1ポイント下げて5.3%と沈んだ。政府批判のために災害を政治利用している彼らの政治手法は、有権者にまったくと言っていいほどウ...
「派閥絶対悪」論への疑問と、「政治刷新本部」に匂うポピュリズム
今般の政治資金をめぐる事件を受けて、自民党が党内に設置した「政治刷新本部」の会合が16日に開かれ、派閥解消論と派閥必要論が拮抗したそうだ。同志の皆さんや国民の皆さんにご迷惑をおかけしている以上、清和政策研究会(安倍派)は解散すべきである。私は派閥に残り派閥を介錯(かいしゃく)する。安倍派を介錯する。 早い段階で検察へ協力する側にスタンスを取った宮澤氏。2012年初当選の、いわゆる安倍チルドレンだ。彼に...
かつて安倍政権が絶好調だったころを含め、安倍総理を支持する発言をすると「アベ信者」などとレッテル貼りをされた。安倍氏ご本人は、かなりリベラルな分野にまで政策を広げていたので、政策を批判したりもしたが、そんな部分をパヨクは見ない。彼らは安倍晋三という政治家を邪悪な独裁者に仕立て上げ、その独裁者を支持する人々を邪悪な宗教の使徒であるかのように評したが、それは彼ら自身が作った虚構であり、現実ではない。...
台湾総統選で頼清徳氏が勝利したことを受け、中共で対台湾政策を所管する国務院台湾事務弁公室の報道官が、「民進党は(台湾)島内の主流の民意を決して代表できない」と表明したという。特定の民意を弾圧し続ける一党独裁国家が言えたセリフではない。1949年の建国以来、一度たりとも民意を反映する選挙をやったことがない国家は、自国の民意を尊重できない以上、他国の民意を語るべきではないのだ。 こういう牽制球は、台湾に...
台湾が踏みとどまった。 13日に投開票が行われた、国際社会の注目が集まった台湾総統選で、民進党の頼清徳候補が勝利し、蔡英文路線の継承が民意を得た。投票率は、2020年の前回を3ポイントほど下回った71・86%だったというが、日本国民が見習うべき数字だ。 中共に飲み込まれ、自由が奪われ、専制国家の意のままになった香港の事例を間近に見た台湾の人々が、中共に対して「近づく」という選択はしまいと思っていたが、現状の...
自衛官靖国参拝事案 ~ 社説で叩く朝日らの使い古された戦後価値観
陸上幕僚監部のナンバー2ら数十人が靖国神社に参拝した件で、パヨクが騒がしい。その一人がこの人物だ。防衛省規律どころか憲法違反だ。 https://t.co/XvI91PbFUS— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) January 11, 2024 前川助平が憲法違反だと言い切るなら、彼は憲法第20条の信教の自由についても説明しなければならない。そもそも私は神道が宗教の枠組みの中に押し込められていること自体に違和感...
10日のエントリーで、家族と一緒に正月を過ごしていた自衛官が、元旦の能登半島地震に応じて緊急招集された自衛官が自腹で帰隊した噂があると書いたが、この自腹というのはどうも本当らしい。自衛隊の処遇改善を訴え続けている「自衛官守る会」代表の小笠原理恵氏がHanadaプラスに書いている。正月休みやお盆休みは家族と過ごせる特別な休暇期間である。その貴重な元日であっても非常呼集があれば、休みを切り上げて航空機や深夜...
「日本有事は台湾有事」。この合言葉のもと、台湾国民の方々が能登半島地震によせて莫大な義援金を募ってくれていることは昨日書いた通りだが、その額が10日までに2億5千万台湾元、日本円にして約11億7千万円を超えたという。この暖かい友情への感謝をどう表現してよいかわからないくらいだが、日本政府には台湾に対し、最大級の謝辞を送ってもらいたい。安倍総理の弔問のために訪日した頼清徳副総統(現総統候補)を、リン外相...
本日はアチラ側の代表のひとり、津田大介のポストから。被災地より、望まれず、完成する見込みも全く見えない工事を優先するクソ内閣。 https://t.co/jN9Mp3ukwy— 津田大介 (@tsuda) January 10, 2024 津田は、山本太郎や他のYouTuber同様、現地に行ったらしい。「俺はNGOのサポート要員として行ったので、勝手に行ったバカどもと一緒にするな」と取れる趣旨のことをポストしているようだが、こういう行為はどのみち、少...
自衛隊違憲を変えない共産党と、その状況を変えようとしない自民党
「奇跡」と世界から称賛されるJAL事故機からの脱出劇だが、その「成功」の裏で亡くなった海上自衛官5名の存在は片時も忘れてはならない。5人の遺体が8日になってようやく、警察から遺族に引き渡され、海保羽田航空基地の前を、1人の遺体を乗せた車が通り過ぎると、制服姿の多くの同僚が敬礼で最後の別れを告げた。彼らは任務中に命を落とした殉職者であり、遺族の生活はきちんと保障してほしいと願う。海保乗員の遺体を乗せた車...
JNNの世論調査結果の報道を読んでいたら、「岸田内閣を支持できるという人は、政権発足後、過去最低となった先月の調査からさらに1.8ポイント下落し、27.1%でした」とある。「支持する」でなく「支持できる」というのはなんなのだろうと訝りながら、政党支持率を見てみたら、自民党の支持率が前回から1ポイント上昇(29.1%)していた。 面白いのは、この支持率低下を喜ぶパヨクが「地震対応でこのザマだ」「岸田が総理大臣の時...
年始から能登半島地震や羽田の航空機衝突事件など、残念な話題が続くが、残念なのは政界も例外ではなかった。自民党の派閥のパーティー収入不記載事件で、東京地検特捜部が昨日、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで、元文科副大臣の池田佳隆議員と(衆院比例東海)と政策担当秘書の柿沼和宏氏を逮捕した。柿沢未途に続き、政治資金での逮捕者は3名となった。 一連の捜査の過程で、特捜は二階俊博という派閥の領袖の任意聴...
国や県の自粛要請を無視して被災地入りを強行した山本太郎を大批判する
赤いねじりはちまきにオレンジ色のシャツ姿で、全国各地の災害現場で復旧作業に当たるスーパーボランティア、尾畠春夫さん。2020年の秋の褒章で緑綬褒章を受章したが、その受章にも「当たり前のことをさせてもらっているだけ」とそっけない答えが返ってくるだけだったという。そんな尾畠さんの信条は、「対価・物品・飲食を求めないこと、自己責任、自己完結」。2018年、山口県周防大島町で3日間行方不明になった2歳男児を発見し...
羽田空港で起こったJALと海保の航空機衝事故は、初っ端から責任論や犯人捜しの報道姿勢を見せたマスメディアが、読者・視聴者から不快感を突き付けられる格好になっている。JALは1985年に御巣鷹の尾根への墜落事故「日本航空123便墜落事故」という痛ましい事故を経験しており、その3年前には、“片桐機長の逆噴射”で有名な「日航羽田沖墜落事故」を起こしている。今回も、報道に「JALの落ち度」という角度を加えたかったであろう...
迅速な震災対応は評価、ただし支援の拠出額等には説明を求めたい
昨日Xを見ていたら、トレンド入りした中に #役立たず なるものがあった。「動きが遅い」だの、防災服を着て官邸入りする岸田首相に対して「やってるふり」、「コスプレかよ」などという罵詈雑言が並ぶ。中には、被災地に物資を届けようと出動するヤマザキパンや吉野家を持て囃しつつ、政府は何やってんだ!という、次元の違う言説まで飛び交っている。 私は岸田内閣を支持しないし、どちらかというとかなり批判的に論じているが...
元旦の能登半島地震、2日に羽田空港で起きたJAL・海保航空機衝突事故に続き、3日には北九州市小倉・鳥町食堂街で火災が発生。2024年の日本は厳しいスタートとなっている。とりわけ、能登半島地震にしても羽田の事故でも、映像で見る惨事の様は衝撃的であり、人命が失われる事実に言葉もない。 だが、こういう災害や事故に便乗する残念な人もいるのだ。さしずめ、こういう輩である。【人災】キシダメのデタラメ裏金政権は、新年...
「自衛隊を見ると旧日本軍を思い出す」という馬鹿と、能登半島地震
元日の能登半島地震に続き、昨日は羽田空港でJAL機と海上保安庁の航空機が衝突し、旅客機側の乗員乗客に命の問題はなかったものの、海保の航空機に乗っていた乗員6人のうち5人が亡くなるという、大変痛ましい事件となった。空港滑走路のコントロールは空港の管制官が司るものだが、いったい何が起きたのか。原因の究明を求めるが、それ以前に亡くなった海保の職員5人のご冥福をお祈り申し上げたい。 能登半島地震に際しては、石...
朝日のファンタジーな元日社説を読みながら、日本の状況を考える。
昨日は例年と違ってキャンプ場で元旦を迎え、ブログを更新する時間が取れるわけもなく、簡単なご挨拶で新年1本目のエントリーを終えました。キャンプの疲労感と交通渋滞のストレスを抱えつつ、ようやく到着した自宅の駐車場で鳴り響く緊急地震速報。今朝は、今年の所信表明でもしようかと思っておりましたが、そんなものはいったん吹き飛びました。地震の被害に見舞われた被災者やそのご家族の皆様に、心よりお見舞いを申し上げ...
新年あけましておめでとうおめでとうございます。今年もブログ「私的憂国の書」を宜しくお願いします。 今年は新年をキャンプ場で迎えました。ご来光とはいきませんでしたが、朝の鮮やかな富士山を眺めながらの年明けとなりました。 皆様にとって佳い一年になることをお祈りしております。 さて、撤収です😅 残り少ないお正月休みを健やかにお過ごしください。...
令和5年の終わりに寄せて ~ 皆さま、よい新年をお迎えください
令和5年も大晦日です。今年一年、ブログ「私的憂国の書」をお読みいただき、またコメント、拍手ボタン、ランキングバナーのクリックなどでご支援いただき、ブログ管理人として心から感謝申し上げます。 昨日、令和5年(2023年)の10大ニュースを取り上げつつ、岸田政治に対する論評を書きました。私の論評は岸田政治に関しては常に厳しく、批判的です。どうしてもそうなっていくのです。歴代の宏池会政権の苦々しい記憶が心の底...
今年も残すところあとわずか。マスメディアは今年の総括に入りつつあり、報道各社は今後、2023年の10大ニュース的なものを発表するようになる。読売新聞がいち早く、23日に「2023年読者が選んだ日本10大ニュース」というものを発表した。12月2日から18日の募集期間に2万6732通の投票で選ばれたものだそうだ。トップ10はこのようなものになる。1位 WBC、日本が14年ぶり優勝 19,499(77.1%)2位 大谷翔平、米大リーグで本塁...
河野洋平は為すべきことはただ一つ。 国民に伏して詫びることだ。
30年の時を経て、外交文書が公開されている。中でも話題なのが、天安門事件後の天皇訪中に関し、外務省の異様な親中外交と、彼らが恫喝を交えて指揮したメディアへの統制工作だ。谷野作太郎アジア局長、橋本恕駐中国大使、小和田恒事務次官(雅子皇后の父)が総がかりで政界やメディアに対する工作を進めている。天皇の政治利用を正当化し、共同通信社の記事を問題視したうえで、同社の社長に対して「北京支局が閉鎖されても、特...
現代ビジネスのサイトに掲載された「新聞「大崩壊」のあと、読売だけが生き残る…ネットに敗れたマスコミの末路と「ささやかな希望」」という記事が、ちょっとした話題になっている。新聞自体が斜陽産業であることは、拙ブログでも何度となく指摘したのだが、ネットの台頭と反比例する新聞部数の減少、記者の減少などで、計算上、早ければあと15年ほどで、紙の新聞はゼロになるとの手厳しい記事だ。そもそも週刊現代の記事なので...
公明党の好き放題を許しているのは、自民党側の決意・覚悟の欠如だ
このところの公明党はやりたい放題だ。11月の山口那津男の訪中があり、その直後から、実質合意していた次期戦闘機など国際共同開発する装備品の第三国輸出の是非に関し、「どういう結果になるかは全く白紙の状態で議論する」と述べ、壮大なちゃぶ台返しを敢行した。中共から山口那津男に対し、新たな「使命」が授けられたのだろう。自民党内に政治資金関連の問題(いわゆる裏金疑惑)が発生するや、山口はSNSで「同じ穴のムジナ...
昨日はブログを休んでしまい、定例のサンモニウォッチングはできなかったのが残念。まぁ精神衛生上は良いことだし、Hanadaプラスの藤原かずえ氏の記事を読むことで、どんなトンデモ発言が飛び出たのかを把握でき、有難い。と同時に、発言の内容は相変わらず気持ち悪いことが良く分かった。 さて、沖縄県普天間基地の辺野古移設の問題で、もう打つ手なしと思われていた県側が最後の抵抗を試みるようだ。沖縄県が辺野古承認せず、...
皆さま、おはようございます。 昨日より、母の三回忌法要で帰省しております。本日のブログばおやすみさせていただきます。 皆さま、良い1日を。...
ジャーナリズムというのは言葉で勝負する商売だ。言葉の使い方や表現で、受け手の印象を操作することができるから、受け手が正確な情報を得られるよう、言葉や表現には気を遣うのは彼らの義務と言っていい。 ところが、自民党のいわゆる裏金疑惑に関して言えば、この印象操作が横行している。それは、何度も書いているように、清和会が槍玉にあげられる状況を利用し、明らかにその不正らしきものを安倍晋三元総理を強固に結びつ...
2020年に菅義偉前首相が会員候補のうち6人の任命を見送ったことが発端となり、表面化した日本学術会議の問題。その問題が一応の決着を見る。政府の、同会議の在り方を検討する有識者会議が、「国から独立した法人格を有する組織とする」という方向性を示した。政府、日本学術会議を法人化方針 年内にも決定(産経) 政府は18日、組織見直しを検討している日本学術会議について「国から独立した法人格を有する組織とする」と...
ホワイト国への再指定、日韓スワップ協定再締結という優遇 ~ 南鮮から返ってきたのは徴用工訴訟敗訴
8年前の2015年、日韓はいわゆる慰安婦問題に関し、不可逆的に解決を謳った日韓合意を結んだ。この裏には、日米間の協力体制を重視する米国の要請(圧力)があったと言われる。安倍総理は合意を締結する条件として、米国を証人としてテーブルに引きずり出し、国際社会にこの合意を確認させた。南鮮がこの合意を蔑ろにした場合、国際社会に対して嘘をつくという体裁を整えたわけだ。その後の日韓合意の推移は周知のとおりである。...
沖縄県敗訴 ~ デニーが抵抗を続けるなら、国は沖縄県に鉄槌を下せ
いつ選挙があるとも分からない時期に、与党最大派閥を狙い撃ちしてガサを入れる検察。そして、清和会に所属しているだけでアウトという筋が通らないルールを作り、政務、党務ともに安倍派を一掃した岸田首相。なんだか足並みのそろい方がきれいすぎると思うのは、私だけではないはずだ。 国政はガタガタだ。岸田内閣が記録的低支持率を更新し続け、自民党への支持も急落。選挙が打てない中、政策推進よりも政権維持のための汗が...
昨日、東京地検特捜部が、政治資金規正法違反の疑いで清和政策研究会(安倍派)と志帥会(二階派)の家宅捜索を行った。検察が全国から検察官を集め、総がかりで取り組むこの捜査の着地点はいまだ不明だが、派閥事務所の会計担当クラスを挙げる程度では収まりがつかないと見られ、立件対象にどのクラスの政治家が含まれるかに注目が集まる。自民党のスキャンダルをよだれを垂らして待ち構える左派メディアに、果たしてどのような...
女性自身という媒体が「国民から支持されている女性政治家は誰か」という500人アンケートをやったら、結果は1位がレンポウ(80票)、2位が福島瑞穂(36票)、3位が高市早苗氏(35票)だったというから、ちょっとしたお笑いネタである。どれだけ設問や回答結果を捻じ曲げたら「2位 ミズホ」という結果になるのか。この手の雑誌が出してくる論評だとか集計結果などというものを信用したことは一度もないが、アンケート結果すら脚色...
なんだか月曜日の朝はサンモニのトンデモ発言を批判する定期投稿のようになっているが、メディアの偏向報道を晒しつつ批判するのが拙ブログのひとつのテーマになっているので、ご容赦を。昨日のサンモニは我らがエース、青木理(笑)の登場回だったので、彼の発言を取り上げようと思ったのだが、もっとひどいと認識したコメントが別の人物から発信されたので、そちらを紹介する。 番組の締めである「風をよむ」。昨日のテーマは...
裏金問題を「安倍晋三極悪論」に転換させるメディアのおぞましさ
死人に口なしというマスメディアにとっての好都合を、彼らは120%利用している。既にこの世にいない人に対する、想像や妄想を含む批判は、当の本人に確認するという前提を省略することができるし、どんな批判をされても、本人は反論できない。 こういう状況を最大限に利用しているのが、朝日新聞に代表される左派メディアの「安倍派裏金問題」だが、ワイドショーのようなスポーツ新聞レベルの情報番組も、コメンテーターが好き勝...
政治資金規正法改正なら、先ず外国人のパーティー券購入の規制を
臨時国会が閉会し、政治資金規正法等の問題で、検察がどの程度のランクの人物を「あげる」かという部分に注目が移った感がある。清和会が集中的に捜査の対象になっているのは、清和会の関係者が最も早く、かつ簡単にゲロったからだと言われるが、安倍憎しのメディアにとってはこれが好都合になる。既にネット等で指摘されていることだが、朝日新聞の一面記事の構成を見れば下記らかだ。「安倍派裏金5億円か」が一面肩だが、一面...
岸田首相・リン官房長官にある「対北スタンスと拉致問題」という不安
パーティー券のキックバック問題、世間で言われる裏金問題からの挽回を期し、岸田首相が内閣の改造を行い、第2次岸田第3次改造内閣が発足した。新鮮味に欠けるのは、岸田首相が経験者を登用し、安定感を狙ったためだおる。だが、時を同じくして発表された時事通信の世論調査では、内閣支持率が前回調査から4.2ポイントの大幅減である17.1%と、状況の厳しさは更に増している。自民党の政党支持率も前月比0.8ポイント減の18.3%で、...
立民の最後っ屁「内閣不信任案」 ~ 支持率5%の野党が政権交代を語る笑止
昨日、第212回国会が55日間の会期を終え、閉会した。印象としては政治資金関連問題、いわゆる「キックバックと裏金」がすべての話題をかっさらっていった印象がある。岸田首相は昨日夜、会見を開き、派閥パーティーを巡る問題について「党の体質を一新すべく先頭に立って戦う。国民の信頼回復に向け、火の玉になって取り組んでいく」と強調し、14日に閣僚人事などを行う考えを示した。 特に内閣改造は難しいと、昨日のブログで...
昨日の衆議院本会議で、松野官房長官に対する、不信任決議案が立民党によって提出されたが、与党の反対多数で否決された。岸田首相は「否決を受けて松野氏に職務にあたっていただきたいと考えている」と述べたそうだが、この不信任案にも、岸田首相の発言にもほとんど意味がない。岸田首相は14日に内閣改造と党役員人事の刷新を行うと言われており、官房長官の交代は既定路線と報じられている。立民としては、官房長官交代前まで...
政治資金問題で大揺れの自民党だが、岸田首相は臨時国会閉会後、内閣改造と党役員人事の刷新を行うとのことだ。一部では清和会から登用した閣僚や執行部の首をすべて差し替えると噂され、自民党最大派閥を敵に回すこともいとわないようだ。 これはかなり危うい行為だろう。いま矢面に立っている清和会を閣僚や党執行部から追い出したとしても、いわゆる裏金と称されるキックバックの不記載問題は、清和会に限った話ではない。財...
菅直人元首相の私設秘書を務める長男の菅源太郎が、24日投開票の東京都武蔵野市議補欠選挙への立候補を表明したそうだ。菅直人自身は、衆院東京18区の後継で、前武蔵野市長の松下玲子が立候補を表明していることから、「いわゆる世襲にはあたらない」と言っているそうだが、ルールを自分の都合のいいように解釈するパヨクの標本のようなものだ。菅源太郎は、中学3年生の時の生徒総会で不信任案を出され、これが可決されて生徒会...
個人的に尊敬する先人のひとりに、安藤百福がいる。台湾出身の日本人であり、日清食品の創業者だ。安藤の理念「食足世平(食が足りてこそ世の中は平和になる)」は後に日清食品の企業理念となるが、日清はこの企業理念通りに、世界の飢餓を減らす努力を今も続けている。世界累計販売500億食を達成したカップヌードルの開発秘話は、NHKのプロジェクトXでも取り上げられ、いたく感動したものだ。 その日清が炎上している。アンミ...
東京都新宿区の路上で、タクシー運転手がでハト1羽をひいて殺し、鳥獣保護法違反の疑いでタクシー運転手が逮捕された。この男性は「道路は人間のもので避けるのはハトの方だ」と供述しているそうだ。東京都新宿区の路上で、運転するタクシーでハト1羽をひいて殺したとして、警視庁新宿署は5日までに、鳥獣保護法違反の疑いで、東京都中野区、タクシー運転手小沢敦史容疑者(50)を逮捕しました。署によると「道路は人間のもので...
裏金と言われる政治資金の運用問題で防戦一方の自民党。東京地検は地方から要員をかき集めて、一大疑獄事件に発展させようとしているらしい。清和会がメインターゲットとなっている理由は、青山繫晴参議院議員によれば、安倍政権が黒川東京高検検事長の定年延長問題で、検察人事に手を突っ込んだことを恨み、今回、報復に出ているらしい。もし事実なのであれば、我が国における政治主導は、数えきれない敵を作るもののようだ。 ...
角川書店が来年1月に予定した書籍「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行中止を発表した。角川はオフィシャルサイトでこの発刊中止をアナウンスしたが、「刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました」と多数の批判が寄せられたことを理由とし、「タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり...
「悪夢の民主党政権」の記憶が、「一度やらせてみよう」という誘い文句を拒絶する
支持率が底なしに落ち込む状況の岸田内閣だが、降ってわいたようなパー券疑惑がその定価に拍車をかけ、いまは、党政調会長だった2019年に「旧統一教会の元会長と会っていた!」と、朝日新聞が騒いでいる。我が国に『会って一緒に写真を撮ったら罰せられる罪』でも存在するのか。朝日の追及も無理筋だが、岸田氏が「旧統一教会との関係を断ち切る」などと自分で言ってしまったため、小型ながらブーメランが返ってきたということに...
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自民党が昨日17日、定期党大会を開き、令和6年運動方針と派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受けた党則改正などを採択したそうだ。政治資金規正法改正については今国会で法改正を実現するとしたうえで、こう述べた。そして、説明責任を貫徹すべく、引き続き、関係議員に促してまいります。その上で、先日、幹事長に対し、関係者に対する党としての処分について結論を得るよう指示しました。不記載の金額や程度、これまで...
数少ない“信頼できるマスメディア”として、私は産経新聞にお金を払い続けているが、その産経にしても妙な記事が掲載されることがある。最近では、「内閣支持率が低迷する中で「上川陽子首相」を待望する理由」という桑原聡氏による定期コラムだ。結びの区が「ひとりの日本人として、私は上川首相の誕生を切望している。」というから、なんとも気持ち悪い。桑原氏は産経のOB記者だったと記憶しているが、「ひとりの日本人として」...
昨日書いた、司法の暴走。れいわ新選組の大石晃子「クソ野郎」を、「クソ」という言葉自体が「クソ忙しい」のように強調の意味で使われる場合もあるといって無罪放免にした一件だが、我々の憤懣を橋本琴絵氏が的確に表現している。自民党 杉田水脈議員の「いいね」は不法行為。れいわ何某議員の「クソ野郎」は合法行為。誰か説明出来ますか? 私は出来ます。司法はもはや機能不全を起こしているからです。— 橋本琴絵 (@H...
日本は法治国家だが、首を傾げざるを得ないような司法判断が出てくることが度々ある。以下はその典型的な例だ。元TBS記者、逆転敗訴 大石議員投稿で賠償認めず(共同) れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員にツイッター(現在のX)で「クソ野郎」と投稿され名誉を傷つけられたとして、元TBS記者山口敬之さんが880万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は13日、22万円の支払いなどを命じた一審判決を取り...
岸田首相が北朝鮮を訪問するという説が、複数の識者によって示されている。あるジャーナリストは「危険なまでに前のめり」と言い、訪朝について首相に聞いても、首相自身が否定しないらしい。拉致被害者全員の帰国を願う国民の一人として、岸田氏がこの問題を解決できるのであれば、最大級の賛辞を贈ろう。もし実現すれば、歴史的偉業である。しかし残念ながら、岸田氏に問題解決を望むこと自体、高望みが過ぎるということも承知...
日本保守党の発表によれば、同党の党員が6万人を超えたという。同党は昨年の9月30日に党員募集を開始。24時間で3万人が登録する前代未聞の政党誕生だったが、その後も地道に党員を増やした結果が、6万人ということになる。いまはまだ議員のいない政治団体だが、飯山陽氏が同党から立った東京15区を含め、今後は楽しみな存在だ。 反対に、党員を大きく減らしたのが自民党だ。昨年比で33,688人も減少したという。自民党員が3万人...
NHKが3月度の世論調査結果を発表しているが、内閣支持率は25%と前回から横這い。一部の調査では80%前後と出ている不支持率は、57%(前回58%)と、こちらも横這いだ。しかし、今まで30%台を維持してきた自民党の政党支持率は、前回から1.9ポイント下げ、28.6%と3割を割り込んだ。野党は立民も維新も自民を脅かす存在になれておらず、漂流を続ける岸田政権に引導を渡せない。 一方、興味深い調査結果が、武器移転問題に対する世論...
何を血迷ったのか、もしくは余程の人材不足なのか、TBSサンモニがよりにもよって佐高信をコメンテーターに起用した。まぁ、この番組のコメンテーターは中道より左でなくては務まらない役どころであり、今までのコメンテーターもすべからくあっち側の人々なのだが、いやはや佐高信とは…。一応、左側では一定の定評があるようだが、私はこの人物がはく言葉に知性というものを感じたことがない。昨日も言いたいことを散々言っていた...
つい先日、LINEがまたも情報漏洩を起こしていたことが明るみに出て、総務省がLINEに対し、文書による行政指導を行なったと発表した。LINEの管理体制の緩さは今に始まったことではなく、3年前にユーザー情報の扱いの不備問題で、同じく総務省から行政指導を受けている。これはもう治らない病気と見て、国はどこかの企業に金を出し、純国産のSNSを作らせるべきだろう。同時に、我が国の行政機関が何度の不祥事にも目をつむるかたち...
共同通信による杉田水脈バッシングが常軌を逸しており、気持ち悪さ満点だ。共同通信のコンテンツを中心に運営されるニュースサイト「47ニュース」で、杉田水脈というキーワードで検索をかけると、1ページ目に表示される検索結果20件で最も古い記事が1月23日。大雑把に言えば、約2日に1件のペースで、杉田氏に関する報道が発信されていることになる。杉田氏は現在、無役の一兵卒だから、共同通信の異常な粘着性が数字で表される...
今年11月の米大統領選を戦う候補者選びの序盤戦最大のヤマ場と位置付けられるスーパーチューズデー。共和党の候補者争いは、ドナルド・トランプ前大統領がニッキー・ヘイリー元国連大使を圧倒し、ヘイリーは撤退を表明。トランプ氏が事実上の共和党指名を決めた。予想されてはいたが、その強さは本物だ。もはや「もしトラ」を超え、「ガチトラ」だ。一方、ボケ老人がまだ退かない民主党の指名争いでは、現職のバイデン大統領が米...
派閥解消が党是となった自民党が、中堅・若手の国会議員らの育成のため、新たに「背骨勉強会」というものを立ち上げた。派閥が担ってきた育成を補完するものになるそうだ。この勉強会の母体となる中央政治大学院は以前から存在した勉強会で、その存在を否定するつもりはない。だが、現学長である遠藤利明が述べた、「世界観、あるいは国家観、あるいは歴史観を踏まえ、それを背骨にする」という発想には違和感しかない。そもそも...
政治団体「日本保守党」が、その初陣を衆院東京15区補欠選挙に設定し、イスラム思想研究者の飯山陽氏を擁立することを発表した。東京15区は、IRに絡む収賄容疑で逮捕された秋元司や、公職選挙法違反疑惑により逮捕された柿沢未途が地場としてきた選挙区であり、自民党にとっては“呪われた選挙区”のようなものだろう。 私はかねてから、この日本保守党の行方は、どれだけ良質な候補者を集められるか/擁立できるかにかかっている...
令和6年度予算案は、異例の土曜日の審議を行い、2日午後に衆議院を通過した。複数の不信任決議案やフィリバスターで徹底抗戦した立民党の石橋通宏とかいう議員が、あろうことかこう述べたという。「僕はびっくりしましたよ。(土曜日にもかかわらず働いた役人、職員に)謝罪もねぎらいの言葉もなかった。土日にこれだけ多くの皆さん働かせておいて!リーダーとしてなんの言葉もなかった」 これだから立民党は嫌われる。土曜日に...
結果的には予算前の最大のイベントとなった政倫審が行われている裏で、異様な法案が次々と閣議決定されている。そのひとつがNTT法で、外国人役員の就任規制も緩和するそうだ。つまり、外国人が役員になれるということで、日本の基幹インフラである通信網の経営に海外勢力が参加できることになる。 思い出すのは小泉政権がほぼシングルイシューで推し進めた郵政民営化。郵便貯金が民営化されることで、莫大な預貯金に海外を含む...
衆院での予算成立への対抗手段として、立民の”デマの井”こと山井和則がフィリバスターを展開し、全記録保持者の枝野を抜いて衆院最長を記録した茶番については、昨日書いた通りだ。生成AIの活用やらDX推進などが一般企業にも求められるこの時代に、フィリバスターという前時代的な戦法を取るところは、野党第一党を“うだつの上がらなさ”を象徴するようなものだ。 立憲民主党を含めた野党の選挙に向けた最大のテーマは、増え続け...
2月29日、3月1日と、2日間に分けて開催された政倫審が終了した。特捜が全国から捜査員を動員しても“挙げる”ことができなかった事柄に対し、国会議員が新たな事実関係を導き出すことは不可能であるはずなのだが、パフォーマンスとして、野党にはこれが必要だったのだろう。何を説明したところで、野党もは左派メディアも「疑惑は深まった」とやるだけだし、「更なる説明責任」を要求することは必至だ。そもそも政倫審をやらなけれ...
移民問題における先例や反面教師の材料は数多あるが、象徴的なのが米国のニューヨーク州だ。アダムズ市長は不法入国者にデビットカードを与える計画であり、身分証明書も確認せず、不正行為も規制もせず、そのカードに1万ドルずつを支給するという。New York Postの記事を読んでみたが、決してゴシップレベルの報道ではないようだ。ニューヨークには2度ほど行ったことがあるが、今のニューヨークは私が知っているニューヨークで...
朝日新聞が23日、「戦闘機の輸出 平和国家の信用揺らぐ」という社説を掲載した。 殺傷能力のある兵器の輸出は、戦前の反省を踏まえ、平和国家として歩んできた日本への信用を揺るがしかねない。国民的議論も抜きに、期限を切って拙速に結論を出すことなど許されない。 前時代的な論説を平気で掲載する新聞だ。彼らは自分たちが古くなっていることに気付かないのか、気付いていても修正できないのか。いずれにしても、現実から...
中国秘密警察のみならず、スパイの拠点とも目される拠点が公安によって家宅捜索され、中国人女性が書類送検されている事案だが、その女性のひとりが自民党・松下新平の秘書兼外交顧問を務めていた事実は衝撃的だ。大手メディアに何の遠慮があるのかは知らないが、この件が大きく取りあげられるケースはないようだ。だが、国政調査権という権限を持つ国会議員の秘書がアクセスできる情報は特別だ。大手メディアの対応は手ぬるい。...
安倍総理が亡くなって以来、自民党が瓦解の道を一気に進んでいるように思える。2月に岸田首相が岩屋毅、稲田朋美らに推進を支持したLGBT法案の準備に関しては、保守派の不満が噴出したが、現時点では同法案を強引に進めるような所作は出てきていない。なぜかと言えば、政権・党執行部が「統一地方選が終わるまで表立ってやるな」と指示しているからだという。 統一地方選の投票日は、4月9日と23日だ。G7広島サミットは5月19日に...
昼間は仕事をしているので、国会質疑を確認するのはもっぱら帰宅してからで、当然ながら議事をフル視聴することはできず、ダイジェストを見る限りになる。そのダイジェストを見ていると、立憲民主党の議員の低俗ぶりしか印象に残らず、1日中議場に座って付き合わなければならない大臣諸氏には、本当にご苦労様なことだ。 小西文書で高市大臣を徹底追及する立民だが、小西に代わって出てきたのが杉尾秀哉、そして昨日は塩村あや...
日本の岸田政権とかいう「米国言いなり」政権が、来日した南鮮尹錫悦大統領とにこやかに会談し、関係修復を盛んにアピールしているようだ。安倍・菅政権の国是であった戦略的放置も今は昔。日韓両首脳が揃って臨んだ共同記者会見では、「シャトル外交再開」、「日韓安全保障対話など早期再開」、「輸出管理、担当省庁間の対話を推進」、「人的交流の活発化」、「日韓交流のための基金創設を歓迎」などが発表された。 慰安婦合意...
いわゆる小西文書について、国会ではまたも立民党らによる高市大臣の吊るしあげが行われていたようだが、この問題をクリアにするには、総務省の役人を国会に呼べば大半は済む話だろう。だが、立民党らはそんな証人を招致してしまえば、「これを延々とやり続ける」というシナリオに修正が必要になるため、及び腰だろう。昨日はTBSビデオ問題の中核である杉尾秀哉の執拗な嫌がらせ質問に、高市氏が「私の答弁が信用できないなら、...
いわゆる小西文書で、朝日、変態(別名毎日)がシャカリキになって高市大臣を批判していることは昨日も書いた通りだ。その一角である変態新聞は、「高市氏の「捏造」発言 耳を疑う責任転嫁の強弁」と、高市氏を名指しで批判する社説を掲載したが、行政文書がいつのまにか公文書に格上げされている。 公文書は政策決定の公正さを検証するために不可欠な国民の共有財産だ。自らの発言でその信頼性を損なわせた高市氏である。閣僚...
いわゆる小西文書を巡って、昨日も国会論戦が繰り広げられたようだ。論戦といっても、立民党などの議論は推論をベースにした「怪しからん」が限界なので、論戦と呼ぶのは不適切であるかもしれない。いずれにせよ、立民党の最大の興味が、国民生活とか安全保障の類ではなく、スキャンダルらしきものであることは明白で、彼らは政党をやめ、三流週刊誌でも発刊する団体を設立したほうが良いかもしれない。 全国紙の社説を確認して...
いま巷で話題なのがWBC。そして永田町界隈と政治ウォッチャーの間で話題なのが、いわゆる「小西文書」である。その「小西文書」だが、総務省が10日付で、精査結果を発表した。その内容は半分以上が作成者不明、発言者に対する内容の確認が行われたものは皆無というお粗末なもので、不自然・不一致なものも多数発見されたそうだ。 要するに、小西やアベガー連中にとって、公式な行政文書であることのみが頼みの綱であって、深掘...
昨日3月11日は東日本大震災から12年目の日。その震災で家族を亡くした佐々木朗希投手が8三振を奪う快投を見せ、侍ジャパンはWBCの1次ラウンドで幸先の良いスタートを切っている。 上位2チームが準々決勝ラウンドに進む日本が入るプールBで、苦戦を強いられ得ているのが南朝鮮である。初戦のオーストラリア戦を7対8で競り負け、満を持して挑んだ日本戦では4対13の大敗を喫した。サッカーにしろ野球にしろ、日韓戦というのはある...
産経新聞に「自民「夫婦別姓」議論に熱 背景に安倍氏不在、多様性尊重」という記事が載っていた。「選択的夫婦別氏を早期に実現する議員連盟」が発足したのは2021年3月で、ちょうど2年前のことになり、設立総会には岸田現首相も参加していた。記事は「慎重派の代表格として目を光らせてきた安倍元首相が死去したことに加え、家族や性のあり方などの多様性を尊重する潮流が背景にある」と指摘しているが、昨今の「多様性至上主義...
予想通りというか、不当院で受けた懲罰に基づき、8日に「出頭」して陳謝する義務を負ったガーシーは、その出頭を拒否した。これを受け、国会は14日の懲罰委員会で処分を検討し、翌15日の本会議で正式に決めることになるようだ。国会議員の懲罰には戒告、陳謝、登院停止、除名があるが、そもそも国会に来ないガーシーに対する登院停止措置は意味がなく、与えられる懲罰は除名だろう。N党党首の立花は引責辞任するが、党名を「政治...
安倍総理は回顧録の中で、森友学園への国有地売却の問題について、「財務省は当初から土地取引が深刻な問題だと分かっていたはずだ。でも、私の元には、土地取引の交渉記録などは届けられなかった」と語り、財務省が野党と結託し、安倍政権倒閣を陰で操っていたことを匂わせている。このくだりは国会でも話題になり、野党から「安倍氏に交渉記録などの資料を故意に届けなかったのか」、「安倍氏降ろしについて意図があったのか」...
案の定というべきか、ガーシーは参院の懲罰動議で指定された3月8日の議場での陳謝をスルーし、4分半ほどの謝罪動画をN党を通して公開した。しかも、動画内では「それでは、お預かりした陳謝文を読み上げさせていただきます」と、陳謝を託された他人が読むためのセンテンスをそのまま本人が読むという、まさに茶番を絵にかいたような内容だ。参議院は更なる懲罰を科すべきだ。この人物には除名が相応である。 こういう議員にし...
毎日新聞によれば、安倍元総理の死去に伴う衆院山口4区の補選で、立民党があの有田芳生氏を擁立する方向で最終調整に入ったという。立民関係者によれば、旧統一教会と政治との関わりなどの問題を訴えるため、有田が適任と判断したという。山口4区の有権者の方におかれては、このバカにしたような候補者擁立をまともに取り合う必要もないかと思うものの、選挙運動に来られた後に撒ける“塩”でも常備しておくことをお勧めしたい。 ...
総務省の内部文書問題について、小西洋之が鼻息荒く、こんなツイートを発信していた。作成目的も作成者も作成経緯も明白で、その内容も圧倒的な真実性と合理性しか存在しない行政の文書を「ねつ造」とか「正確性が疑わしい」などと総理や閣僚が批判するのであれば、それは日本国における「行政」の存在を否定することに他ならない。要するに、民主主義の否定であり、文明の否定です。 https://t.co/hExaiLWbut— 小西ひろゆ...
「外交の岸田」というフレーズが出てきたのがいつのことだったかはもう覚えていないが、そのフレーズが上滑りしているのは、意欲を見せるキーウへの訪問がいまだに実現できていないことや、リン外相のG20欠席から見ても明らかだ。安倍政権時代に4年7か月に渡って外相を務めた経験があるのだから、もっとマシかと思っていたが、全く満足できるようなものではない。むしろ、安倍総理がいなくなってしまったことで、外相時代の様々...
立民の小西といえば、保守派からイジられるだけの議員になって久しいが、彼の無謬性ほど質の悪いものはない。昨日、小西は、平成26~27年にかけて、当時の安倍内閣が一部の民放番組を問題視し、放送法に基づく政治的公平の「解釈変更」を試みたとする総務省作成の内部文書を材料に、高市経済安保担当相を攻め立てた。 文書には、安倍総理が「政治的公平の観点から現在の番組にはおかしいものがあり、現状は正すべきだ」と発言し...
「国会の要請」に応じてG20外相会議出席を見送り、閣僚の席で1日を過ごしたリン外相。だが、1日の予算委員会で7時間以上を座って過ごしたリン外相に向けられた質問は僅か1問で、答弁した時間はわずか53秒だったという。2日の国会では、リン外相のG20出席見送りについて質問された岸田首相は、「国会を含む国内での公務の日程・内容等を総合的に勘案し、政府として山田副大臣とすることが適切と判断した」と、予め用意された文書...
世の中、やたら「コオロギ」「こおろぎ」と喧しいので、ちょっと調べてみたら、昆虫食というのが流行っているらしい。いや、「誰かが流行らせようとしている」といった方が正しいかもしれない。正直なところ、いままで「コオロギ」や昆虫食について興味がなかったのだけれど、なんだか少し気味が悪くなってきたので、ネットを広く浅く掘ってみた。 よく、こういうお騒がせ案件の真ん中にいるのが、河野太郎である。 徳島発のベ...
昨日はガーシーと共産党・志位についてブログで書いたけれども、共産党の主張の論理的矛盾は問題外として、ガーシーの不登校ならぬ不当院などは、国政の劣化を象徴するような事例である。もちろん、ガーシーを国政に送り込んだのは、彼やN党に票を投じた有権者であり、ここで言う国政の劣化は、有権者の劣化も意味する。 ただ、劣化の象徴はなにもガーシーだけではない。審議拒否や日程闘争に明け暮れる野党第一党も、政治の劣...
昨年の参院選後、一度も登院していないガーシーこと東谷義和に対し、「陳謝」の懲罰が可決されたのは22日のこと。懲罰では、27日までに参院本会議出席の可否を明示するよう文書で通告していたが、ギリギリになって懲罰を受け止め、登院して謝罪することを表明したそうだ。 しかし、この表明を真に受けてはいけないと思っている。仮に参院に登院して謝罪文を読み上げても、不逮捕特権がある国会会期中に再びドバイに逃げ帰る可能...