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政治、時事問題に独断でコメント。戦後民主主義の否定による日本型民主主義の確立、真の主権回復を願う。

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2010/02/09

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  • “改革”の名に潜むリスク ~ 夫婦別姓が招く社会的コストと家族の崩壊

    NHKが発表した6月度の世論調査結果で、自民党が前回調査から+5.2%と、支持率を爆上げした。進次郎のコメ対応以外に支持率を上げる要因はなく、石破としては進次郎サマサマだろう。「このままいけば、参院選はそれほど負けないかもしれない。そうなれば続投…」という石破の思惑と、「石破を引きずりおろして自民・立民の大連立を」という影の首相、森山裕の思惑が交錯し、波乱含みの終盤国会から参院選へという流れになる。 同...

  • 自民、立民、Zが目論む「増税大連立」が日本を壊す

    終盤国会を迎え、日本の政局は不可解な動きを見せている。中でも、立憲民主党が石破内閣への内閣不信任案提出を見送る方向で調整に入ったとの報道は、表面的な「建前論」とは裏腹に、ある不穏な憶測を増幅させている。石破首相が「国難」であるトランプ関税の交渉について党首会談に応じたことが、不信任案の「大義名分」を薄れさせたとするが、こんな薄っぺらい大義名分を真に受ける政治ウォッチャーはいない。 野党第一党であ...

  • 移民政策の混迷とメディアの責任 ~ LA暴動から日本が学ぶべきこと

    最近、SNSを覗くと、世界各国での不法移民の傍若無人ぶりを伝える投稿に枚挙にいとまがない。欧州では不法移民による暴動が起き、治安が著しく悪化しているという。人種の対立は文化の対立と表裏一体であり、またそれらと同様に、宗教の対立も分断を生む。厄介なのは、それらを大事に守ってきた地域に新しい住人(不法移民)が入り込み、その守ってきた人々や事柄に敬意を払わないどころか、それらを破壊しようとすることである...

  • 三郷ひき逃げ事件: 同乗者不起訴がもたらす波紋と、国民が問う「外国人犯罪への司法の甘さ」

    埼玉県三郷市で発生した小学生ひき逃げ事件では、飲酒運転の中共人運転手が起訴された一方、その車に同乗していた中共籍の25歳の会社員の男性は不起訴処分となった。この報に接し、「やはり…」と感じている日本国民は少なくないはずだ。外国人による事件が多発する中で、日本人に対する法的措置と比較して、外国人が犯した罪、犯罪には「不起訴」となるケースが特に目立つという指摘が絶えず、社会全体でこの司法の姿勢に対する...

  • “安心・安全”の看板に隠れた遅すぎた提言 ~ 自民党の外国人政策はパフォーマンスか

    産経新聞が、進次郎が農相に就任する際のコメ政策の裏側をすっぱ抜いている。進次郎に随意契約を示唆したのは、農水族の小野寺現政調会長だったという。 農水相就任の内定を受けて21日に自民党本部を訪れた小泉氏が、急ぎ面会した相手も小野寺氏だった。 「まずは何に取り組めばいいでしょうか」。小泉氏の問いに小野寺氏は「これをやってほしい」と資料を示した。財務省がまとめたもので、政府備蓄米を随意契約で売り渡す仕...

  • 慰安婦問題再燃の危機 ~ 李在明新南鮮大統領の「蒸し返し外交」に警戒を

    南鮮で大統領選が行われ、革新系政党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が新大統領に選出され、就任した。南鮮の大統領選が政治的な興味の範疇からこれほど外れたことはなく、結果を知って「あっ、そう…」的な感想しか持たなかった。そもそも尹錫悦前大統領の失脚後は、保守系に有力な後継者がいないなか、李在明が次期大統領として有力視されており、新たな反日政権が誕生するだけのことだった。興味の持ちようが...

  • 川口市「秩序なき共生」の危機:なぜ政府は国民の命と安全を軽視し続けるのか?

    先月28日、自民党の小野寺五典政調会長が川口市を視察し、コンビニエンスストアやごみ収集所での迷惑行為の実態を地域住民から直接ヒアリングした。小野寺氏はその上で、「秩序が共生の前提だ。秩序を維持できない外国人と共生するつもりはない」と強調し、政府への提言をまとめる考えを示している。地域住民が日常的に直面する過積載トラック(クルドカー)の暴走や不法投棄、大音量での迷惑行為といった現実を前に、ようやく国...

  • 自民党が踏み外す「個人の価値観」の二重基準

    国会で、選択的夫婦別姓を導入する法案の実質審議が始まった。衆議院の法務委員会では、立憲民主党と国民民主党がそれぞれ提出した選択的夫婦別姓導入法案の質疑が行われたが、維新の藤田前幹事長に言わせると、国民民主党の案は「出てきたのは、ほぼ立憲の案だった。ほぼイコールだ」ということである。まぁ、もともと同じ党で価値観を共有した仲間なのだから、そうなっても不思議ではない。国民民主党に保守色を求める向きもあ...

  • 大連で日本人2名殺害 ~ それでも危険情報レベルを0に据え置き、積極的な相互交流を促す岩屋の狂気

    日本野球界の伝説的スター、長嶋茂雄さんが昨日永眠された。北海道の田舎町で育った小学生だった私が、東京旅行の折に後楽園球場で観た巨人対大洋戦。その試合で、長嶋さんはレフトスタンドへ見事なホームランを放ってくれた。あの一打は、今でも心に残る宝物だ。命日が現役時代の背番号と同じ“3”日、享年が“89”(野球)。心よりご冥福をお祈り申し上げます。 国会での質疑の質が極めて高いと、個人的に評価している自民党の有...

  • 持ち上げられる進次郎と、語られない堂島取引所や食料安全保障

    私はテレビをほとんど観ないのだが、聞くところによると、昼の情報番組など、進次郎の電波ジャック状態だという話だ。政府が管理している備蓄米が市場に放出され始め、スーパーなどの店頭に並ぶようになった。コメ価格高騰への対策として行われている対応だが、この古米の流通を可能にした進次郎は救世主のようにもて囃され、批判的な評価をする玉木国民民主代表のような人がバッシングされる。この不健全さにかなりの気持ち悪さ...

  • 中共の日本産水産物の輸入禁止解除は、福島などが除外されている限り、前進ではなく後退だ

    米国トランプ大統領の対中姿勢ももちろんだが、中共に対する姿勢の厳しさでは党派を問わない米国議会の状況を見るにつけ、彼我の差をある種の絶望感を持ってみる日々が続く。4月末、トランプ大統領は大統領令を出した。”ENFORCING COMMONSENSE RULES OF THE ROAD FOR AMERICA’S TRUCK DRIVERS”(「アメリカのトラック運転手に 常識的な道路交通法を徹底する」)と銘打ったこの大統領令は、米国のトラック運転手に英語の理解力と...

  • 進次郎持ち上げ報道の裏に、財務省による増税への布石がある

    政治家がテレビカメラの前で何かを食するという場面は珍しいことではないが、石破内閣になって、石破茂という人の食のマナーの酷さは目を覆いたくなるほどで、すべての政治家が反面教師とすべきものだと思う。米価の高騰を受け、備蓄米の流通を促進するため、進次郎が「古古古米」と呼ばれる2021年産の米を食べてみて、「どれも美味しい」とコメントした。この様子を見て、私は石破よりも菅直人のカイワレを思い出してしまった。...

  • 「こち亀記念館」チラシに言いがかりをつけた戦後パヨクを嗤うだけでなく、彼らに正面から批判を。

    またしても、絵に描いたような前近代的な「言いがかり」を見せつけられ、呆れかえってしまった。国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)のイラストが葛飾区の広報誌に掲載されたところ、「戦争を想起させる」として抗議が寄せられたという。 問題となったのは、葛飾区が整備し、3月22日にオープンした「こち亀記念館」の開館を知らせるために、区が発行した広報紙「広報 かつしか」3月15日号の表紙に掲載された...

  • 山尾公認の次は夫婦別姓法案 ~ 好転していた歯車を逆回転させているのは国民民主党自身だ

    私個人は政治家や芸能人の下半身スキャンダルにはほとんど興味がなく、いま政界で話題の山尾志桜里の不倫事案についてもほとんど追っていないし、表面的なことしか知らない。この人物を公認候補にすることによって、政党にとってかなりのダメージになることは、国民民主党の幹部なら気付いていたはずだが、予想以上のダメージが及んでいるなら、読みが甘いと言わzるを得ない。私がどう転んでも理解できないのは、山尾が戸籍上の...

  • 帰化と参政権 ~ 穴があるなら今のうちに片っ端から塞げ

    ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員(7月改選組、比例)が27日の参院外交防衛委員会で、カナダで中華系団体が主導して開館した博物館の展示物が「反日的」とされている問題で、外相の“国賊”岩屋毅に対し、カナダのアナンド新外相に抗議するよう求めた。岩屋の反応はどうだったか?早い話がゼロ回答だ。カナダの中華系「反日」博物館 岩屋外相「働きかけ任せてほしい」 佐藤正久氏は疑問視(産経) 佐藤氏は「韓国には強く出ら...

  • 無策な売国政権が助長させる中共の挑発 ~ 国民の我慢はもう限界だ

    参院選における自民党の大敗は既に既定路線になっているようだが、来る政権の枠組みというのが自民・立民(+公明)の大連立となれば、それこそ目も当てられない。だが、実際にそういう動きは複数のジャーナリストによって報告されていて、国民としてはどう抗うかを真剣に考えなければら名ぬ状況が、すぐにやってくる。 石破内閣はいずれ終わるが、終わった後の敗戦処理は、極端に厳しいものになると思われる。米バイデン政権に...

  • 日本が米国の対中制裁救済所に成り下がっている現状を憂う

    米国では3年前から、新疆ウイグル自治区からの輸入品が強制労働で生産されたものではないと企業が明白に証拠を示すことができない限り、同自治区が関与する産品輸入を原則禁止する「ウイグル強制労働防止法」が施行されており、この法律の効果もあって、強制労働で製造された太陽光パネルの輸入を禁止している。さらに米国は、中共企業の太陽電池がマレーシア、カンボジア、タイ、ベトナムなどを経由して米国に入ってきている状...

  • クルド人問題 ~ 国会議員も地方議員も、現在進行形の法秩序の崩壊を他人事として扱うな

    進次郎が備蓄米の補完年数に応じた価格変動を「減価償却」だと言って、四方八方からツッコミが入っている。減価償却が固定資産にかかわる会計処理で、商品の在庫には用いられないのは常識である。ちょっと残念過ぎる迷言だが、その程度の内閣だと理解するしかない。 数年前は小石河と称された元首相候補の3人。河野太郎は昨年の総裁選に出たものの、党内の人望の無さに加え、党員票は僅か8票しか取れず、将来の可能性を自ら潰し...

  • 拉致被害者奪還を誓う会で居眠りをする首相の「突破口を開く」を信用しろという方が無理だ

    昨日24日、北朝鮮による拉致被害者の救出を求める国民大集会が都内で開かれた。年2回開かれることが慣例となっているが、2月に有本恵子さんの父、明弘さんが亡くなってからは初めてで、。親世代の被害者家族会メンバーで存命なのは横田めぐみさんの母、早紀江さんだけとなってしまっている。 この写真は、北朝鮮への経済制裁の発動を求めて座り込む拉致被害者家族連絡会の横田滋さん、早紀江さんらを激励に訪れた安倍晋三氏。20...

  • 外国人による国保フリーライドへの抜け穴があるなら、それを即刻塞ぐのが政治の役割だ

    新農相の進次郎がテレビ番組に出演し、「価格破壊を起こしたい」というような安値実現のプランをぶち上げたそうだが、消費者が求めているのは適正な流通と適正な価格であって、価格破壊なんて求めていない。そういうデフレ的な発想はかえって経済をダメにする。まぁ、もともと言葉に一人歩きをさせて、それを人気の源泉にしてきた小泉家の政治家だから、あまり真に受けないほうが良いと思われるが…。 米不足の原因は、主に、天...

  • 小泉進次郎というグローバリストが導く富の流出を阻止せよ

    クビを切られた江藤農水相の後を継いだのが、小泉進次郎である。進次郎について言えば、昨年のあの忌まわしき自民党総裁選で能力不足をさらけ出し、“任にあらず”という評価を決定づけただけの政治家である。当時、“進次郎構文”というのが冷やかし気味に流行ったが、要するに、言っている言葉に中身がないという特徴が強調されただけで「進次郎構文になる」という、お笑いネタだったわけだ。 今回も、自分のことをコメ担当大臣だ...

  • クビを切るべきは国交大臣だ

    「コメを買ったことがない」発言で大炎上していた江藤農水相が更迭された。発言はかなりの切り取りであり、江藤大臣が言及したのはコメではなく玄米のことで、「売るほどある」理由は支援者が寄贈してくれるからという意味だ。発言内容がかなり捻じ曲げられた印象があるが、いずれにしても脇が甘いという指摘はもっともと言わざるを得ない。 で、後任の農水省は小泉進次郎とのこと。ネットではすでに「コメ袋が有料化される!?...

  • 石破首相が露呈した「財務省の言いなり以下」の経済オンチぶり

    米トランプ関税に関する米国との交渉役にアサインされた赤沢亮正経済再生担当相が、米国側とのアポが取れていない状態で訪米の日程を固め、与党内に根回ししていたことが問題視されたのは4月のこと。何故日程ありきだったかというと、「石破よ、何故直接交渉しないのだ!?」という批判をかわすために、わざわざ石破のアジア外遊日程に合わせて組んだ訪米日程だったということらしい。「さすが、側近中の側近」と皮肉られた赤沢...

  • 党勢拡大に歯止めがかかった国民民主党 ~ 理由は1人と2つ

    「政界、一寸先は闇」とはよく言ったものだ。このところ国民の期待を膨らませていた国民民主党の政党支持率が、今月に入って反転した。共同通信では前回の18.4%から5.2ポイントも減の13.2%、NNNと読売新聞の合同調査では前回比2ポイント下落の11%、変態新聞では前回比2ポイント下落の13%、産経・FNNでは1.9ポイント減の11.4%で、各社とも軒並み前回比マイナスの数値を記録した。石破内閣の支持率など、底辺で彷徨っているのは結...

  • 外国籍に対する運手免許制度は、とにかく“秒”で改善すべき

    今年4月、官報の閲覧期限が発行から90日に制限される法律が施行された。プライバシーへの配慮というのがその目的だが、そのなかには「帰化に関する告示などのプライバシー等に配慮すべき告示」という項目が入っている。日本の国会には帰化した議員がたくさんいると言われていて、とくに有名なのは陳さん(陳哲郎)なのだが、今後はこういう情報にもアクセスしづらくなる。 令和5年11月の衆院内閣委員会ので、この法改正に関する...

  • 西田氏、ひめゆりの党発言が浮き彫りにする「自民党の異常さ」と「参政党のまともさ」

    参院選の改選を控えた、自民党西田昌司氏の「ひめゆりの塔発言」がいまだに尾を引いているようだ。沖縄県議会は16日、このいち国会議員の発言を槍玉にあげ、謝罪と撤回を求める抗議決議案を諮り、賛成多数で可決した。自民党ですら賛成にまわったが、とち狂っているのは維新で、なんと「議員辞職を求めるべき」という過激な追及を求めているそうだ。 可決された意見書は、沖縄県のHPに掲載されている。「西田氏の発言は、沖縄戦...

  • 榛葉幹事長の「政党は幕の内弁当」論 ~ 国民民主党は幕の内か、単なる具の寄せ集めか?

    昨日、読売新聞が開始した反日キャンペーンに相まって、国民民主党の公認が決まった山尾志桜里氏の発言がひときわ話題になっている。山尾は「女系天皇の議論を避けつつ、女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っている」と発言。サヨク自民党から離反した有権者の受け皿になり得ると目されていた国民民主党が、保守層の選択肢になり得る可能性を、自ら消した。 昨日、同党の榛葉幹事長が会見で、この件について見解を述べてい...

  • 戦後体制の擁護者、読売が放つプロパガンダ ~ 「女性・女系」容認(推進?)論

    自民と特定野党双方の体たらくを尻目に、国民の期待を政党支持率に結び付けてきた国民民主党が、ここにきて迷走を重ねている。先の衆院選で候補者擁立不足に泣き、取れる議席を取り逃したことへの反省が大きいのは良いのだが、立てる候補者の“質”が問題視されているのだ。 日本維新の会に所属していた足立康史元衆院議員、元自民党の薬師寺道代元参院議員はまだいいとしても、元立民党の須藤元気という人選のセンスには大きな疑...

  • 中共が切り取ろうとしてたサラミを自分でスライスして献上するのが今の政府

    山田吉彦東海大学海洋学部教授は、海洋安全保障のエキスパートだ。今夏の参院選に出馬が決まっているが、保守論壇でも活躍する人材でありながら、自民党ではなく、国民民主党を選択した。こういうエキスパートの擁立を逃し、かたやタレント議員の残念な国会答弁で話題になる自民党。かなりヤバい状態にあると思う。 その山田教授がYouTube番組で、このような見解を述べている。「尖閣を東京都に買われては困る、と政府が買って...

  • クルド人問題 ~ 行政府の不作為と、日本国民に強いる不利益

    主要メディアの中で産経新聞だけが正面から向き合う「移民問題」。なかでも川口市、蕨市を震源地とするクルド人問題は、被害に遭う日本人がいるにもかかわらず、クルド人問題を提起するだけで差別だと因縁をつける極左団体がいて、難しい問題をさらに複雑化させている感がある。 「レイプをされました」 トルコ国籍のハスギュル・アッバス被告の公判で、当時12歳だった女子中学生が証言した。アッバスは川口市内で女子中学生に...

  • 反高市の岸田、今度は「玉木は首相候補」と、やっぱり反高市に動く愚

    3月末、消費税減税について、「物価高対策のひとつの対応として考えられないことではない」、「きちんと検討させてください」と述べていた石破首相。だが、ここにきて消費税には触らないことを明言し、事実上、議論は終了した。降って湧いた、石破自身の政治資金裏金スキャンダルは、この変節の最終局面の直前に出たものだ。まるで、「財務省を敵に回すと、こうなるよ」という、秘密結社Zからのメッセージであるかのようだ。 ...

  • 自民党は立民の夫婦別姓法案に対し、反対の党議拘束をかけよ

    実り少なき通常国会における数少ない朗報の部類に入るのが、夫婦別姓法案の成立が難しくなったことだ。この法案については、そもそも立法事実があるのかという点から意見がぶつかる。「夫婦別姓導入に賛成か、反対か」という二択の問いである場合と、「旧姓使用の拡大を含む場合は?」という三番目の選択肢がある場合とでは、結果が大きく異なる。朗報と認定できるかは、会期を一カ月以上残している今の段階では判断が難しいが、...

  • 政界の保守派は自分たちが少数派である現実を直視し、団結して左派に対抗を。

    麻生太郎氏はいま、自民党の最高顧問という名誉職に就いているが、名誉職には似つかわしくない忙しさだ。日本政府は18日にバチカンで行われる予定の新ローマ教皇・レオ14世の就任式に、麻生氏を派遣する方向で調整に入ったそうだ。FNNによれば、前教皇の葬儀は、麻生氏が日程の都合で出席できなかったため、岩屋が出席していたというから、麻生氏がファースト・チョイスであったようだ。まぁ教皇の葬儀は、石破首相が出席すべき...

  • 国民ではなく財務省のための政治をやる国賊たち

    7月3日に公示、20日に投開票されると言われる今夏の参院選。わざわざ3連休のど真ん中に投票日を持ってくるのは公明党が要望したという噂で(当然、公明党は否定している)、投票率を下げ、組織票を効かせようとする意図だと言われる。どんな小賢しいことをしても、自民・公明が勝てる要素は皆無だが、公明党はまだしも、自民党は間違いなく「負ける気満々」である。 特に主食の米を中心に物価は高く、食糧品とエネルギーに値下...

  • 石破の“政治資金不記載疑惑”を追おうとしないマスメディアの軽薄さ

    自民党の西田昌司氏の発言が話題になっているが、西田氏の語った文脈には何の問題もないにもかかわらず、党の沖縄振興調査会の会長を務める小渕優子は「発言で沖縄の皆さんの心を傷つけてしまったという事実は変えられない。大変残念だ」と語り、西田氏を批判。「改めてひめゆりの塔に足を運び、沖縄戦について理解を深め、再認識して欲しい」(「もう一回勉強しなおせ」の意味)と語った。 産経新聞によると、西田氏の発言はこ...

  • 立候補者も無節操なら擁立する政党も無節操

    最近の自民党には褒めるところとか共感するところはほとんどなく、拙ブログでも自民党批判が多くなっている。だが、自民党自身がそういう道を選んでいるという事実を鑑みれば、当然の成り行きだと考える。そもそも昨年9月の総裁選で石破茂を選出した時点で“終わって”いるのだが、まったく軌道修正できていないどころか、軌道修正をする気さえ感じられず、来月の都議選、再来月の参院選は惨敗する気満々のようである。 自民党の...

  • 朝日新聞は、政治家が戦後の価値観の枠内に居る限り、批判の対象から外す

    3日のいわゆる憲法記念日に、大手紙はこぞって社説で憲法を採りあげた。やはり注目したのは朝日の社説だが、相変わらずの新興宗教的な文章が羅列されている。すさまじく劣悪な部分がこれだ。 今の米国は反面教師の感がある。ただ80年前までの日本とその社会を思えば、これを暴走と見て大方が顔をしかめていること自体、現憲法と共にあった戦後の歩みの成果とも言えるのではないか。「人の支配」でなく「法の支配」を自明とみ...

  • 尖閣占領のレベルを一段上げた中共 ~ 証明された「媚中対話」の無駄

    共産党の滋賀県議が県議会で、陸上自衛隊の訓練を「人殺しの訓練」と公的に批判し、当然の成り行きとして大炎上し、謝罪に追い込まれた。中山和行という県議は本会議で「不適切な発言だったことを反省し、家族会、自衛隊員、関係者の皆様に深くおわびする」と謝罪したが、いかにも共産党らしい。 産経が先月30日の社説で、「共産は綱領で「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」を掲げている。一方、平成12年党大会から、自衛隊...

  • 芸能人の思慮浅い発信に過剰な反応は不要

    We the people Okinawaで検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。 懐かしさすら覚えるこの投稿。これはタレントのローラさんが旧Twitterに投稿したものだが、これによって彼女はかなりの批判を浴びた。芸能人が政治的発言をしてはいけないということはあり得ない。彼らも有権者であり、意思を表明する権利は保障されている。 しかし彼らには、我々一般庶民とは根本的に異な...

  • 現実に立ち向かえる人以外、国会には必要ない

    自民党の参議院議員である山田宏氏(全国比例)は京大法学部のご出身だが、Xにこんな投稿をしていて、ちょっと驚いた。憲法概論では、日本国憲法は昭和20年8月15日に「革命」が起きて、主権者が天皇から国民に移って成立したと教わった。そして今でも大学の法学部ではその「嘘」を教えている。 さすが京大だ。さすがというのはもちろん皮肉で、京大は難関であるのと同時に、“左傾斜”が激しいことでも有名だ。学内の極左活動家の...

  • 国民は改憲を望んでいる。ならば政治が国民に応えよ。

    1946年(昭和21年)11月3日に公布され、1947年(昭和22年)の今日、5月3日に施行された現行憲法。施行から78年間、1文字も変更されていない。私は過日のブログで、自動車の脱炭素化に向けた補助金を材料に、「一度決めたら逆戻りできないのが日本の最大の弱点のひとつ」と書いたが、憲法はまさにその決定版だ。同じ敗戦国でも、ドイツは今まで、67回も改憲しているという。 何故いままで一度も改憲ができなかったのか。その理由...

  • 開き直ったNHK ~ 抗議が殺到したクルド人問題の番組を“偏向したまま”再放送

    フジテレビにまつわる騒動は、当然ながら親会社にも波及し、フジ・メディア・ホールディングスの役員人事が荒れているようだ。私は一連のフジテレビ問題にはあまり興味が持てず、ほとんど追いかけていない。芸能人の下半身事情にまつわる問題よりも、平井宏治氏が指摘し、NHK党の浜田聡議員が質問主意書で政府に問うた株主構成における外国人の比率が放送法に抵触していた可能性がある問題(質問主意書 1 2 3 / 動画)なら、もっ...

  • 消費減税を求める我々は“良識がなく、まともじゃない”存在らしい

    高市早苗氏が台湾を訪問し、歓待を受けたという。頼清徳総統をはじめ、前総統の蔡英文氏、林佳龍外交部長(外相)など、国家元首級の歓待ぶりだったそうだ。ガス抜きだとか保守しぐさという辛辣なことを言う人も少なくないようだが、自公両党のトップが中共詣でするなか、台湾で自身の日本のプレゼンスを見せたことの意義は、間違いなく深いと思う。 同行したのは3人で、黄川田仁志、尾崎正直両衆院議員と佐藤啓参院議員。黄川...

  • 中共企業への補助金流出を放置する不作為を許すな!

    悲報というべきだろう。政府が春の叙勲の受章者を発表し、あの菅直人元総理大臣が桐花大綬章に選ばれた。「政権交代は民主主義の一つの活性化というか、ある意味での健全化に、非常に重要なチャンスだ」と訳の分からないことを言っているが、あの2009年の政権交代で悪夢の3年3カ月を過ごした国民の一人として言わせてもらえば、あの政権交代は政治の活性化でもなく、健全化でもなく、ただ単なる悪夢だった。とりわけ菅直人が遺...

  • 課題が何も解決しなくても、「パンダ貸与」だけは成果として持ち帰りたいらしい

    岸田文雄は安倍政権下で長く外務大臣を務め、その通算在任期間は1686日を数える。この数字は、戦後では最長だ。だが、4年半以上もの長きに渡って外相を務めたことが、外交能力の高さを意味しないことは、その後の岸田内閣の外交が証明している。米バイデン政権の意のままに動き、中共には常にいい顔をしたがる。どっちつかずの外交は何ら主体性のないもので、「安倍さんがよく使い続けたな」という印象を持った人も多いだろう。...

  • 「謝罪や償い、十分してきた 58%」という朝日世論調査が証明する石破談話不要論

    大手メディアが実施する世論調査にもいろいろあるが、出てきた結果を正面で受け止めず、参考程度に受け取るというのが正しい姿勢だろう。そして、各社を比較するのではなく、調査を実施するメディアごとに推移をみると、傾向はよりつかみやすい。 違う会社を比較すると、状況はより不可解になる。例えば4月の調査結果における内閣支持率を見てみると、時事通信では前月比4.8ポイント減の23.1%という悲惨な数字で、同社の調査で...

  • 野田立民と自民党財政規律派が組む「増税大連立内閣」という最悪のシナリオ

    私は自民党を支持しないし、特に今の自民党は救いようがない次元まで左傾斜し、統治能力もないと思うから、現実的に政権を担える保守政党が登場すれば、喜んでそちらに投票しようと思う。もちろん、自民党がダメだからといって、立憲民主党、共産党などに政権を委ねることは、文字通り、「国民による国家の放棄」であると思っているから、そういう選択は絶対にしない。 あの3年3カ月という期間に国民が払った勉強代は、あまりに...

  • 限界を超える日本外交 ~ 自公が目指す中共への属国化

    オールドメディアがトランプ関税に対する批判を煽っているが、彼らは中共には甘い。そしてその甘さを利用してか、政府与党は中共とベッタリの様相を呈していて、政治やメディアを、緊張感がない弛緩した空気が覆っているようにも思える。【独自】中国、米関税で日本に親書 石破首相宛て協調呼びかけ(共同) トランプ米政権の関税措置を巡り、中国政府が石破茂首相に協調した対応を呼びかける親書を送っていたことが22日、分か...

  • 玉木雄一郎と国民民主は、国民の期待をガッカリ感に変えるのか!?

    今通常国会で注目された選択的夫婦別姓法案は、いまのところ、議論はされるが、その議論が加速される雰囲気はあまりない。衆院選で大負けした自民党にかわり、立件民主党は法務委員会の委員長ポストを取り、代表の野田はその目的wp「選択的夫婦別姓の制度化を可能にする法案の成立」とし、意欲を示していた。 そもそも多数が制度化に賛成というのはまやかしであり、旧姓使用の拡大という選択肢を提示した世論調査では、その旧...

  • 自民党は腹を決めよ。あなた方が取るのは日本か、それとも公明党か。

    自民党の劣化に嘆き節が絶えない昨今だが、彼ら自身の劣化が最も深刻なことなのだが、連立政権のパートナーである公明との存在も大きい。権力に寄生することで生きながらえている公明党だが、自民党も選挙での公明党への依存度が高すぎ、関係を解消することができない。自公の関係が切れるとすれば、お互いに利用価値がなくなった時以外にないだろう。具体的には、公明党/創価学会の組織力が落ち、自民党にとってこの組織票が期...

  • 存在自体が外患誘致の外務大臣

    トランプ大統領が打ち出した相互関税というのは、最終的な目的が対中デカップリングであり、ソ連を崩壊させて米ソ冷戦を終わらせたように、中共を経済で孤立させ、彼らの覇権主義をくじく狙いだという点においては大いに賛同するところだ。そのアプローチに無茶苦茶なところがあるのが困ったものだが。 その対中経済包囲のひとつとして、米通商当局が21日、東南アジアから輸入する大半の太陽電池について、最高3500%以上に及ぶ...

  • “日の丸損壊に刑事罰”法案が「右傾化」だという外相こそ、国難そのものだ

    “国賊”岩屋毅が、中共の王毅を相手に、この米不足の状況下で「日本の米をもっと買ってくれ」と言ったことに猛烈な批判がある。当然だろう。だが、日本米の輸出拡大は政府の方針として決定されたもので、政府は米のの輸出量を2030年に、去年の7倍以上に相当する35万3000トンとする新たな目標を設定している。 生産量を上げ、現下の米の高騰や流通量の現象などに対応する目的と説明しているが、それなら、米不足が深刻化している...

  • 米国の対中デカップリングの意図に対し、石破は真逆の答えを用意する。

    米国政府が、新型コロナウイルスが中共・武漢ウイルス研究所が起源だとする説を強調したウェブページを公開した。 冒頭には、この主張の論拠が5つ記載されている。意訳するとこうなる。1. The virus possesses a biological characteristic that is not found in nature.このウイルスは、自然界には存在しない生物学的特性を持っている。2. Data shows that all COVID-19 cases stem from a single introduction into humans. T...

  • “国賊”岩屋毅が日本に埋め込んだ時限爆弾

    “国賊”岩屋毅が昨年のクリスマスに訪中し、中共の王毅と持ったハイレベル対話(第2回日中ハイレベル人的・文化交流対話)で合意した内容は、日を追うにつれて確実に、日本を蝕んでいる。その一例が、一昨日にも提起した、「メディア間の協力を強化し、二国間関係において積極的な役割を果たしながら、世論とメディア環境の改善に努める。SNSでの交流と協力を展開することを支援し、(中国に関して)肯定的な発言者を奨励する」と...

  • 首相になってはいけなかった石破、主流派になってはいけなかった“鳥取県代表”

    やれ「国難だ」、やれ「オール・ジャパンで対応だ」と、掛け声だけは立派な石破政権。だが、トランプ関税の対応を任され米国に飛んだのは、日本代表ではなく「鳥取県代表」と揶揄されるおトモダチ、赤沢亮正経済再生担当相だった。その赤沢氏は、サプライズで自ら交渉の場に登場したトランプ大統領に圧倒されたのか、はたまたその状況に全く対応できなかったのか、記者団の取材に対して「(自身は)格下も格下なので話をしてくれ...

  • 中共の宣伝工作のメカニズムに組み込まれるSNSと日本メディア

    ジャーナリストの山口敬之氏がYouTubeチャンネル「文化人放送局」の水曜日に持っている番組の単独チャンネル「山口敬之インテリジェンス・アイ」が、YouTubeによってBANされたという。山口氏は口は悪いが(笑)、それは歯に衣着せぬという表現が適切な程度で、逆にタブーをタブーとしないジャーナリスト精神を是とする私は、ほぼ毎週、この番組を視聴していた。最近でいえば、トランプ関税は形を変えた米国主導の「シンTPP」であ...

  • 極左化する自民党、カンコロンゴ氏にすべてを負わせ、あったことでも無かったことに。

    渡部カンコロンゴ清花氏が、自民党参院選の公認騒動で保っていた沈黙を破り、自身のnoteで「(自民党公認候補の)最終選考に臨みましたが、公認には至りませんでした」と綴った。これまでの歩みと政治への挑戦にかけた想いについて このnoteのエントリーの内容は、このようなものだ。学生時代は、家庭環境の影響や、自身の視野の狭さから、偏った左派的な思想を持っていた。上京後さまざまな人々と出会う中で、自分の考えを持つ...

  • 価値観で真逆の対立が起きるなら、ひとつの政党に居ること自体に無理がある

    Xで「移民政策」というワードがトレンド入りしていたので、中身を見てみた。何やら、日本のGTNという会社が「移民政策のCMを作り、テレビが垂れ流している」ということらしい。キャッチコピーは「外国人の力を、あなたの力に。」というもので、外国人の来日サポートから携帯電話の契約、賃貸物件探しから家賃保証まで、至れり尽くせりのサービスを提供するらしい。 こういうCMが平気で流れるのは、それがビジネスとして成立する...

  • 給付のツケが後で回ってくることくらい、国民は見透かしている

    NHKが4月度の世論調査結果を公表したが、石破内閣の支持率は前回から1ポイント下げて35%だった。同じタイミングで公表された日テレ・読売の調査では31%と出ていて、いまだにこの政権を支持できる3割強の人たちの理由を聞いてみたいものだ。私が最近の世論調査結果で注目しているのは、実は国民民主党の伸張ぶりではなく、日本維新の会の凋落ぶりだ。NHKの調査で、維新の政党支持率は2.4%で、前回の3.0%から更に下げた。NNNで...

  • 加速する保守層の「自民離れ」 ~ アベガーの公認事案がダメを押す

    全国紙の中で最も保守的な立場で論説を組むのが産経新聞である。実際に金を払って記事を読むということになると、読売ですら購買意欲がわかない。何も知らなかった学生時代以降、カネを払って朝日新聞を買ったのは、あの慰安婦報道における全面敗北宣言をした2014年12月が最後だ。新聞業界は厳しいが、産経には踏ん張って欲しいところだ。 産経新聞が所属するフジサンケイグループが、年に1度、「自由と民主主義を守り、国益を...

  • 自民党が自ら引き寄せる負のスパイラル ~ あのアベガーを公認か!?

    自民党が予想だにしなかった飛び道具を出してきた。政治は一寸先は闇だというが、これは想像を超えた。難民支援NPO代表を自民東京都連が擁立で調整 渡部カンコロンゴ清花氏、今夏の参院選に(産経) 自民党東京都連は夏の参院選東京選挙区(改選数6)に、難民申請者を支援するNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏(34)を擁立する方向で調整に入った。近く党本部に上申する。公認が決まれば武見敬三氏に加えて2人目の自民...

  • 石破茂のおぞましいまでの二枚舌

    自民党という政党は、主流派を誰が握るかによって、右にも左にも振れる政党である。安倍総理の時代は保守の時代だ。旧民主党政権で極端に左傾化した政治を真ん中にスイングさせる潮流の中で、数多くの議員が保守を語り、保守的な立場を表明した。ところが岸田内閣、はたまた石破内閣が発足するに至り、今度はまた、左にスイングする。「恥を知りなさい」で保守派の喝采を浴び、今度は「夫婦別姓賛成!」と叫んで保守派を落胆させ...

  • 石破の底なしの外交センスの無さこそ、我が国にとっての「国難」だ

    トランプ関税に浮足立つ官邸は、このかなり無茶苦茶な要求を奇貨として、「国難」であるとの認識を示すことで、政局を回避しようとしているように思える。野党の党首(参政党と日本保守党を除く)を国会内で会談し、その国難を演出したこともひとつだ。そして、これは立憲民主党にとっても好都合になる可能性がある。 立民・野田は、この会談を受け、「関税の問題は国難というにふさわしい大変な事態になりかねない。与党も野党...

  • 自民党は国民を“国賊”岩屋と心中させるつもりか!?

    2012年に自民党が政権に復帰して以来、外務大臣を務めた人物は6人いる。とはいえ、安倍内閣の時代は首相自らが外交を司り、外務大臣はその方向で実務を取りまとめるだけだったから、自身の意思が働いていたかといえば疑問符が付く。外相を務めたのは岸田文雄、河野太郎、茂木敏光、リン芳正、上川陽子、岩屋毅だが、なかでも岩屋は最悪の呼び声が高い。 ひとつは、官邸のグリップが甘いということがあるように思える。安倍総理...

  • やっぱりやるやる詐欺だった、自民党のガソリンの暫定税率廃止

    いわゆる“トランプショック”で、年初には4万円台をつけた日経平均株価は、週が明けて3万1136円58銭。先週末より2644円下落し、過去3番目の下げ幅を記録した。米をはじめとする物価が上昇し、景気に冷や水が被せられ続けている状況でこの株安と来て、市場はちょっとしたパニック状態にある。 このタイミングになって、石破茂はトランプ氏と電話会談をしたというのだが、その時間は僅か20分で、通訳が擁する時間を勘案すれば一人...

  • 経団連十倉の朝日新聞的手法

    日本の国会は、トランプ関税に煽られまくっているようで、首相の石破が与野党6党の党首を集めて、国会内で会談したというし、立民野田など、保護主義的な政策に警鐘を鳴らすための国会決議の採択をやろうと前のめりになっているそうだ。中共の人権弾圧に抗議する連中は、カネのことならまとまれるのか。いずれにせよ、国会決議はトランプ氏に政策転換を促す効果は期待できず、必要なのは一にも二にも、具体的な行動だ。 意図的...

  • イランの不法滞在者を一掃した実績とノウハウを、いまクルド人に対して発揮せよ

    かつて都内がイラン人で溢れていた時期がある。私は仕事で頻繁に成田空港に行っていたため、京成上野駅からスカイライナーを利用する機会が多かったが、京成上野駅周辺はイラン人がたむろしていて、よくテレフォンカードを売りつけようと接近してきた。当時、イランには観光目的など短期滞在のビザ免除措置が行われていて、彼らは主に労働者として入ってきていた。 その後、京成上野駅まわりのイラン人がほぼ“消えた”。理由は、...

  • トランプ関税に「最も適当な時期、最も適切な方法で働きかけ」は、2か月間無策だったことの証明だ

    トランプ関税の影響は甚大だ。2日に表明した関税措置のうち、すべての国や地域に一律で10%の関税を課す措置が日本時間の5日午後に発動し、市場は混乱した。ニューヨーク株式相場では売り注文が殺到し、ダウ平均が前日終値比2231ドル安をつけるという大乱調。私の浅い経済知識でも、関税引き上げはその値上げ幅の多くを自国民や自国企業が負担する悪手であり、米国にとっても得策ではないので、株安は当然の成り行きだ。単純な経...

  • 帰化の厳格化は必要だが、帰化取り消し制度は同じくらい重要だ

    Xで「#帰化取り消し」というトレンドワードがバズっていたので、何のことかと思って見たら、この人物を指すものだった。この旗は一番やばいやつ犯罪旗 pic.twitter.com/alTznqA8ok— 徐浩予(公式)(熱海市長候補予定者·大同党党首)著書『土砂涅槃』 (@jo_kouyo) April 2, 2025 徐浩予は、自身の公式サイトによると、1993年4月12日の中共生まれ。2015年に来日し、熱海市在住。2021年7月に、熱海土石流の被災者となった...

  • 自民党のトップが日中友好議連のトップを務める売国的行為

    日本の政治とメディアの関係というのは、摩訶不思議である。批判したい対象がいて、その対象に関する事象が出てきたら、それを針小棒大に、根拠の有無にかかわらず、一斉に批判するようになる。安倍総理のモリカケ・サクラがその例だ。森友に関しては、財務省の文書が安倍総理の関与を否定しているのに、その事実を報じず、ずっと因縁をつけ続ける。加計に関しては、ビーチ前川の「行政が歪められた」」発言に対し、加戸元愛媛県...

  • 保守派一掃のために元の仲間を売る政党

    少し前に、石平氏が参院選立候補を決意表明した際、かなりのボリュームの批判がSNS上を駆け回った。ひとつは「いくらなんでも維新は…」という疑問をベースにしたもので、大阪咲洲のメガソーラー事業で、外形的に、中共の上海電力に便宜を図ったと見える事案があって、以前から「中共に近い」と目された維新からの出馬が疑問視されたのは、自然の成り行きだった。 もうひとつは、石平氏が帰化一世であるという点だ。自身が帰化一...

  • 野党と左派メディアが書いたシナリオ通りに、自ら進んで“負けに行く”自民党

    年度末も押し迫った3月31日、令和7年度の予算が成立した。かつては「予算を人質にとる」という戦法が常套手段化していたのだが、今の野党は、よく言えば“戦略的”に予算を素通りさせた。共通の利益があったのだ。政権維持を最優先させる石破と、弱い自民を温存し、来る選挙で一つでも多い議席を奪おうという野党。ここまで政治が劣化したのだ。予算成立後の自民党控室… 論壇誌「月刊日本」では、「自称・石破茂の後見人」なる人...

  • 汝平和を欲さば、戦への備えをせよ

    米国のピート・ヘグセス国防長官がインド・太平洋地域を歴訪中で、3月29日の硫黄島での日米合同追悼式の後、東京を訪れている。この人物、44歳と極めて若い。トランプ政権では、副大統領のJDヴァンスが40歳で、国家情報長官のトゥルシー・ギャバードは43歳。日本では若手と言われる年代で、かつての派閥政治では「まずは雑巾がけ」の年代だろうが、この現実も年功序列の概念が極めて薄い国柄だろうか。日本の若手ももっと出しゃ...

  • 政権維持のためならと、バリバリの緊縮財政派は消費減税を持ち出す愚

    あっち側の連中が、来る参院選の自民党公認候補となった杉田水脈氏の立候補予定を潰そうと、「<共同声明>杉田水脈氏は国会議員にふさわしくありません」という署名運動をやっている。が、署名の集まりが芳しくなく、全く盛り上がっていないようだ。この署名が広がらないのは不思議です。でもこれが現実でしょう。 https://t.co/9KPtJ6KUxo— 有田芳生 (@aritayoshifu) March 29, 2025 この署名運動の主体である「政治家...

  • 壮言大語が過ぎた元首相が現政権に指図するな

    自民党の高市早苗氏がABC朝日放送の「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演し、関東圏では放送されないものの、TVerで視聴することができた。地元関西ということもあり、関西弁でかなりリラックスした状況で、いろいろなことを語っていた。なかでも今の自民党に問われた際の答えが辛口だった。「これは自戒を込めておわびをしなければいけないんですが、何をやりたい政党か、よく分からなくなっている。特に、財務省に洗...

  • “緑なき島”問題をNHK謝罪で終わらせるな! 同局には“誤報の広報”という責務が遺されている。

    27日のインターネット番組「あさ8」に加藤康子氏が出演していた。加藤康子氏といえば、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録に関し、元島民の方を除けば最高の貢献者であることはよく知られている。その加藤氏が番組で語った裏話は、非常にショッキングだ。 2015年に世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」に関しては、登録当時、国連の会場が南朝鮮の活動家団体に取り囲まれる状況で、日本の活動家も出てきて「日...

  • 閣議決定していない“見解”でも、外交の火種になる。河野談話を見よ!

    石破茂が発表に意欲を示していた戦後80年首相談話を見送る方針を固めたそうだ。安倍元総理が苦労して、保守派の批判を覚悟で戦後70年談話を出し、戦後の「謝罪外交」に区切りをつけた。新たな首相談話で「謝罪外交への逆戻り」を危惧する声が多く、党内保守派を中心に反発が強かった。党内の反発が強いということだが、保守の岩盤支持層においては反発どころでは済まない。談話見送りは賢明というより、当然だ。 引導を渡したの...

  • 日本学術会議の焼け太りに手を貸す石破内閣の愚

    昨日のエントリーでのバロン閣下やとらこ様のコメントには色々と感がさせられることがあったのだけれど、米は日本人にとって主食という存在を超えるものであるという気づきは重要だった。決して神聖視するわけではないが、特に弥生以降、日本人が稲作/米とともに歴史を紡いできたのは事実であって、その中心に皇室が存在してきたのは事実である。 その米が、先物取引の投機目的で売り買いされているという事実は、実に嘆かわし...

  • 日本人が米価の高騰で苦しむ中、岩屋は中共に精米輸入拡大を申し入れ(呆)

    Xで遭遇した、いたたまれないニュース。京都の創業90年の老舗米穀店が仕入れ先から必要量の米を入荷することができず、備蓄米を調達する見通しも立てられない状況に陥り、閉店したという。「米屋ですが、米ありません」 老舗店、90年の歴史に幕 入荷できずhttps://t.co/Ow9sp4zhmD米の仕入れや販売に関わる従業員6人のうち、5人を3月20日付で解雇。社長は「うちだけでなく、全国で同じことが起きているのではないか。解雇した...

  • 和多都美神社の苦悩 ~ オーバーツーリズムのツケをすべて民間に負わせるなら、インバウンドなど要らない

    石破内閣は18日、官邸で第26回観光立国推進閣僚会議を開催し、昨今の観光の“好調な流れ”を確固たるものとしつつ、その効果を日本全国に波及させていくことが重要だと力説した。そして、「地方誘客のより一層の促進」、「持続可能な観光の推進」を踏まえて「第五次観光立国推進基本計画の策定」を指示している。オーバーツーリズムに関してはチラっと述べた程度で、特段の配慮はない模様だ。 当日使用された国交省作成の資料も確...

  • 尻尾を振ったら指令が来る、現内閣の対中外交(もどき)

    “国賊”岩屋が企画し、中共の王毅と南鮮の外相を招いて開いた“やる必要がない”日中韓外相会談。日中外相のバイの会談を含め、愛想笑いをふり撒いた王毅だが、二階俊博とも会談したそうだ。中共外務省のウェブサイトに写真が掲載されているが、二階の側近で既に引退したはずの林幹夫も登場している。 日中友好議連の議員とも面会し、会長の森山裕はまだしも河野洋平まで出張ってきて、おぞましい記念写真に収まっている。日中友好...

  • 「安倍政権下でも商品券!」と騒ぐが、外形的には単に“石破の重犯”だ

    自民党の大岡敏孝という衆議院儀委が、「安倍政権下でも商品券をもらっていた」と発言し、話題となっている。左派メディアは早速「長年の慣例だったことを裏付ける証言」(共同)などと印象操作をしているが、これには罠がある。共同通信と読売の記事ふたつをあげて、どこに“ひっかけ”があるかを考えてみる。安倍政権下で「金券を受領」 自民・大岡氏、12年の当選後(共同) 自民党の大岡敏孝衆院議員=比例近畿=は21日、第2...

  • 党として公認した候補者なら、最後まで守り切れ

    一昨日の3月20日は地下鉄サリン事件が起きた日。1995年は1月17日の阪神・淡路大震災とこの地下鉄サリン事件、時の首相であった村山富市が終戦の日に村山談話を発表と、呪われたような1年だった。 当日はたまたま勤務地の名古屋から東京出張中で、一向に来ない都バスをあきらめ、宿泊先の晴海エリアから東銀座まで歩くことを決めたが、救急車とパトカーのサイレンが鳴り響き、頭上にはヘリが飛び、能天気な私でもただならぬ事態...

  • 岩屋の対中忖度外交と、岸田政権が遺した負の遺産

    残念ながら全く盛り上がっていない大阪万博であるが、日本の外務相が台湾に対し、台湾館が民間会社による出展であることを明確に示すよう申し入れたそうである。何やら、台湾が博覧会国際事務局に加盟していないといい、民間会社で出店することは既定路線だったようだが、我が国の外務相が、出展が民間会社によるものであることを“より明確に”示せと迫ったのだそうだ。 公式な出展概要で台湾政府が全面に出ていなければ、それ以...

  • 公文書は国民の財産 ~ 残していない理由と責任は徹底的に追及せよ

    落合信彦著の「二〇三九年の真実 ケネディを殺った男たち」を呼んだのはもう何十年も前のことだ。出版されたのは1979年ということで、あの歴史に残る暗殺事件の全資料が公開されると言われた2039年から60年も前、事件の真相に迫ろうとする意欲作だった。かなり興味深く読んだが、同時に「2039年に生きていられるかな」など現実を考えたりと、妙に複雑な読後だったことを覚えている。 そのJFK暗殺の記録ファイルは、公文書ではあ...

  • うだつが上がらない理由を理解できていない野党第一党

    支持率の急落が複数のメディアによる世論調査によって証明されてきつつある石破内閣。変態新聞の調査では前回比7ポイント減の26%、読売は同8ポイント減の31%、朝日にいたっては前回から14ポイントも下落し、26%だったという。不支持率は軒並み60%前後を記録しており、普通なら退陣がカウントダウンに入るような状況だ。 参院選を控えた候補者が「選挙を戦えない」と言い、選挙のために党の看板を変えろというなら、それは本質的...

  • 野党や左派メディアが続投を望む首相を降ろせないなら、自民党は自滅するのみ

    報道各社が世論調査結果を公表しているが、石破内閣の支持率はここへきて急降下。もともと岸田を引き継いだ時点でご祝儀相場にもあずかれなかったこの内閣だが、支持率においては中の下で安定していた感があった。だがここへきての更なる低下。理由は、衆院通過済みだった予算を衆院に戻して修正する前代未聞の醜態に加え、浮上した石破自身のスキャンダルである“商品券問題”がメインだろう。 ただでさえ、議会で安定多数を持た...

  • TBSという偏向房総局には「放送免許の剥奪」が適当だ

    サンモニは久しく観ていないが、番組の偏向ぶりは相変わらずのようだ。例えば、左派政党とマスメディアがここぞとばかりに飛びつき、批判の度合いを強める石破茂の10万円商品券問題について、サンモニMCの膳場貴子はこんな見解を披露したそうである。膳場貴子氏:今回の件で混迷の度合が深まっていくんでしょうか。お金にクリーンな石破さんだけあって驚きが大きく受け止められたんじゃないかなと。自民党が10万円の商品券に対し...

  • 政局を呼ぶ商品券問題 ~ その石破の政治センスに唖然とする

    潮目が変わった感がある。 15日(土)、全国紙はすべて、石破茂の商品券問題を社説で批判的に取り上げた。タイトルはこれらだ。(読売)首相商品券配布 軽率とのそしりを免れない(朝日)商品券の配布 あきれた首相の弁明(産経)首相の商品券配布 これはアウトではないか(変態)首相が10万円商品券 政治不信を深める不見識 ついでに日経も「耳を疑う首相の商品券配布と強弁ぶり」という社説を書いている。焦点はこの商品...

  • 全国に広がるムーブメント「財務省解体デモ」 ~ 政治家は耳を傾け、行動で応えよ

    昨日、NHK党の立花孝志党首が選挙運動中に暴漢にナタのようなもので切り付けられ、負傷する事件があった。私は立花氏をよく理解しているわけではないし、支持するわけでもないのだが、こういった暴力で言論や表現の自由を封殺する、地獄に落ちるべき所業を、最大限の厳しい言葉で非難する。犯人は「殺意は間違いなくあった」と言っているそうで、この大馬鹿者は極刑に処するべきだ。 立花氏が襲われたのは、霞が関の財務省の近...

  • 立法事実を失う選択的夫婦別姓制度

    石破茂首相は選択的夫婦別姓制度の法制化の議論について、こう語っていた。「あまり時間は残っていない」 意味が全く分からない。時間が残っていないというなら、タイムリミットがあるはずだが、そのタイムリミットは明確に示されず、謎のまま。いったい何に向かって議論が進行しているのか、国会における時間軸というのは、我々一般国民のそれとは次元が違うものなのか。 拙速さが不幸を招くことを、自民党はあのLGBT法で実体...

  • トランプ氏の登場前からタブーと戦ってきた日本の政治家、杉田水脈

    党勢が回復せぬ自民党だが、9日の党大会前後の動きのなかでの数少ない朗報のひとつが、杉田水脈氏の比例区公認だろう。昨年の衆院選では党から公認が出ず、自ら出馬を辞退し、来る参院選の照準を合わせる判断をしていたが、その判断がなんとか承認された格好になる。 で、左派からの批判は杉田氏本人も織り込み済みであることは、彼女のYouTube動画等で明らかだ。待ってました!と言わんばかりに脊髄反射を起こす左派でも、立民...

  • 難民の根拠を失った彼らを送り返せ

    少し前に、事前申請が必要な旗の掲出を警備員に注意され、埼玉スタジアムで騒動を起こしたクルド人だが、浦和レッズに謝罪し、ことが終わったかに見えた。だが、クルド人側は騒動を発端とし、「クルド人へのヘイトスピーチが拡散している」と発信。ここでの反日側の援軍は、ご存じ共同通信だ。旗問題を差別事案に展開させようと、軌道修正を図っているかのようだ。 川口市や蕨市を中心とした埼玉県南部のクルド人問題に関しては...

  • 自民党が保守政党を標榜し、「原点に立ち返る」なら、やるべきことは自ずと導き出されるはず

    きょうは3月11日。2011年のきょう起きた東日本大震災は、記憶から消えることはない。東北の被災者から比べれば、私たち関東在住の者はまだ恵まれていた方だ。家の中は惨状だったが、避難所に行く必要もなかった。津波も来ない。死者の9割が溺死だという一面を取っても、東北の人たちの苦難は、ただただ想像を絶する。お亡くなりになった人たちに、今一度、哀悼の誠を捧げたい。 地震と津波は自然災害ではあるが、人的な災害もこ...

  • 「自民党こそが国民の怒り、悲しみ、喜び、苦しみを一番知っている」に覚える強烈な違和感

    3月9日、自民党党大会が開かれ、組織運動本部長である小渕優子が、令和7年の運動方針を発表した。その方針を見て、失笑してしまった。この部分である。 靖国神社参拝を受け継ぎ、国の礎となられたご英霊の御霊に心からの感謝と哀悼の誠を捧げ、不戦の誓いと恒久平和への決意を新たにしたい。各道府県における護国神社への参拝も大切にしていく。 これが党是であり党の方針なのであれば、看板倒れであり、誇大広告であると言わ...

  • 酷評された「高額療養費制度」の自己負担上限額引き上げを、参院選で消し、その後復活させる姑息さ

    “あの”レンポウが、夏の参院選で、立憲民主党の比例代表にノミネートされるという。レンポウが参戦した東京都知事選は、昨年7月である。1年も経たずに国政復帰とは、あらかじめ保険が掛けられていたように思える。国民民主の榛葉幹事長は、「帰ってくるのはウルトラマンと蓮舫さんだけだ。3分しか戦えないけど立候補するのは自由」とあてこすり、立民幹事長の小川淳也が、「他者を小馬鹿にするようなご発言はご自身の品位にもか...

  • 外免切替“ザル”制度を主導した政党・政治家を明らかにせよ

    日本保守党の執行部を巡る論争が巻き起こっていることは承知しているが、私はあまり深入りして調べてもいない。拙ブログのコメントにもいくつか書き込みがあったが、正直なところ、あまり興味がわかないのだ。少なくとも、政治家結果責任であるということを前提とすれば、日本保守党の国会議員は良い仕事をしている。 その一人が、同党の竹内裕子氏(衆院比例東海ブロック)だ。竹内氏や、維新の三木けえ氏(元たちあがれ日本)...

  • 情報を隠蔽する内閣と責任を取らない大臣、シラを切る元官僚

    質問主意書の意義については、1日のエントリーで書いた通りだ。主意書に対する答弁書は、通常、閣議決定を経て提出されるからで、しかも文字になり、記録として残る。1日に取り上げたのは、日本保守党の島田洋一議員による「自衛官を参考人としての国会答弁を認めるべき」とした質問主意書であり、答弁書は婉曲ながらも、「国会からの要請があれば自衛官の国会答弁に応じる」という趣旨が書かれている。「シビリアンコントロー...

  • 日本の反面教師としてのウクライナ ~ 自国の安全保障を他国に委ねることの愚かさ

    トランプ・ゼレンスキー首脳会談の決裂は衝撃的だった。どちらも言い分があるだろうし、どちらが100%正しく、もう一方が100%間違っているという話ではない。ただ、私はトランプ大統領のアプローチを100%支持するわけではないものの、ゼレンスキー大統領の言動は明らかに米国に対する敬意を欠いていた。 血が流れ続け、終わりが見えぬ戦争をいつまで続けるのかという現実問題の目の前に、譲歩や妥協は必要なのだろう。米国が引け...

  • 埼スタ・クルド人事案 ~ 差別は特定の勢力にとっては「作り出すもの」である

    私は浦和レッズのサポーターなのだけれども、今期のレッズの開幕はどん底状態。先週末のホーム開幕戦では柏レイソル相手になすすべなく惨敗した。試合後は熱きポーターが陣取る「北ゴール裏」から大ブーイングが起こった。 私はほぼすべてのホームゲームを観戦するが、北ゴール裏の「圧」はテレビやインターネットの中継では到底理解できない。何かと物議をかもすゴール裏ではあるが、ゲームではなくあの応援を楽しみにスタジア...

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